JP6744129B2 - 局部洗浄装置 - Google Patents
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Description
図1は、第1の実施形態における局部洗浄装置4を備えた便器装置Aを示す斜視図である。また、図2は、第1の実施形態における便器装置Aの便座部3とカバーケース6を取り除いた状態を示す斜視図である。図1及び図2に示すように、便器装置Aは、便器本体1、洗浄機構部2、便座部3及び局部洗浄装置4を備える。
カバーケース6は、便器本体1の後部上面に設置されるベース(ベースプレート)6aと、ベース6aに組み付けられて収容空間を形成するカバー(外殻体)6bとを備えて構成されている。
図3に示すように、局部洗浄装置4は、ノズルユニット11、シャッタユニット17、駆動制御装置19、温水供給ユニット、温風乾燥ユニット(温風乾燥装置)12及び脱臭ユニット(脱臭装置)13を備える。
ノズルユニット11は、局部洗浄ノズル(ツインノズル)7,8及びノズルカバー15を備える。
局部洗浄ノズル(ツインノズル)7,8は、肛門洗浄用ノズルとビデ用ノズルの一対の局部洗浄ノズルである。本実施形態では、局部洗浄ノズル7が肛門洗浄用ノズルであり、局部洗浄ノズル8がビデ用ノズルである。
図4は、第1の実施形態における便器装置(局部洗浄装置4)Aの局部洗浄ノズル7,8を示す斜視図である。図5は、第1の実施形態における局部洗浄ノズル7,8の概略構成の一例を示す図である。
先端部50は、洗浄水を吐出する吐出孔16が形成されている。これにより各局部洗浄ノズル7,8は、後端側から供給されて内部を流通した洗浄水が吐出孔16から所定の方向に吐出する。また、先端部50の上面における第1ノズル60側には凸部として突起部51が形成されている。なお、本実施形態において、各局部洗浄ノズル7,8の先端部50の一部に突起部51がある場合について説明したが、これに限定されない。例えば、局部洗浄ノズル7,8の先端部50全体が突起部として形成されてもよい。
具体的には、第2ノズル70は、軸線O2方向(前後方向T2)に、第1ノズル60が内側において進退自在に構成されている。したがって、図5に示すように、第1ノズル60の上面と第2ノズル70の上面との間には、凸部として段差80が形成されることになる。なお、第2ノズル70は、所定の位置に固定されておらず、第1ノズル60が軸線O2方向に進出するに伴い、第2ノズル70も進出可能である。
第1ベース23は、本体部23a及びアーム保持部23bを備える。
第2ベース24の本体部24aは、幅方向中央を間にした左右に、前面から背面に貫通し、一対の局部洗浄ノズル7,8をそれぞれ挿通させて進退させるための一対のノズル挿通部28を設けて形成されている。
また、第2ベース24の本体部24aは、その上端の幅方向両側に背面から前面側に凹み、背面に雌ネジの螺刻が施された雌ネジ孔が穿設されている。
アーム挿通部24cは、本体部24aの幅方向両側部にそれぞれ設けられている。アーム挿通部24cは、前面側と背面側にそれぞれ開口するように前面側から背面側に向かう前後方向T2に延設されている。
この回動部37の上方回動面37a及び下方回動面37bは、アーム挿通部24cの上方回動係止面31及び下方回動係止面32と同じ曲率半径の円弧面として形成されている。
支持突部38aは、前端から突出長を一定にして後端側に延び、アーム部36の進退時にアーム部36の軸線O4方向(延設方向)の向きを一定に保持する。
傾斜部38bは、支持突部38aから後端に向かうに従い突出長が小さくなる。
シャッタ受け22は、第1当接回動部40及び第2当接回動部41を備える。
第2当接回動部41は、シャッタ受け22の背面に設けられている。第2当接回動部41は、ビデ用ノズルの他方の局部洗浄ノズル(他方のシャッタ操作部)8が前方に進出した際にこの他方の局部洗浄ノズル8の先端部が当接する位置に設けられている。
図12に示すように、シャッタ10は、シャッタ受け22の前方に重ねて配設されるとともにシャッタアーム21に着脱可能に且つ回動可能に接続して配設される。したがって、局部洗浄ノズル7の先端部が第1当接回動部40に当接し前方に進出すると、シャッタ10がノズル開口部に対して上方に回動する。
また、局部洗浄ノズル8の先端部が第2当接回動部41に当接し前方に進出すると、シャッタ10がノズル開口部9に対して下方に回動する。
脱臭カートリッジ13cは、ファン13bよりも上流側の脱臭ダクト13a内に配置されている。脱臭カートリッジ13cは、例えば、活性炭等の吸着型の脱臭剤を備え、通過する空気に含まれる臭気を脱臭剤によって取り除く。なお、脱臭剤は、脱臭が可能であれば特に限定する必要はない。例えば触媒であってもよく、光触媒のように紫外線等の光線を照射することによって物質を分解する分解型の脱臭剤であってもよい。
除菌ユニット13dは、例えば、除菌イオンを発生させ、浮遊菌の繁殖を抑制し、且つ除菌するものである。除菌ユニット13dとしては、空気を電離させてプラスイオンとマイナスイオンを生じさせ、そのプラスイオンとマイナスイオンにより浮遊菌を取り囲んで不活化するものが好適である。
図14は、本実施形態における局部洗浄ノズル7の進退動作を説明する図である。
例えばユーザが時刻t1に肛門洗浄ボタンをリモコン操作すると、駆動制御装置19は、リモコン操作されたことを検知すると、モータ及びピニオンを一方向に回転させて肛門洗浄用ノズルである一方の局部洗浄ノズル7と、ビデ洗浄用ノズルである他方の局部洗浄ノズル8とを前方のB地点まで進出させる。すなわち、駆動制御装置19は、局部洗浄ノズル7とビデ洗浄用ノズルとのぞれぞれの第1ノズル60を進出させることで、局部洗浄ノズル7とビデ洗浄用ノズルのぞれぞれの先端部50をB地点まで進出させる。
なお、本実施形態では、段差80で傾斜面40aを押圧する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、局部洗浄ノズル7,8の第1ノズル60に凸部としての突起を設けて、この突起で第1当接回動部40の傾斜面40aを押圧してもよい。この場合において、局部洗浄ノズル7,8が突出した状態ではシャッタ10の内側に第1ノズル60の突起が位置している。なお、局部洗浄ノズル7の第1ノズル60に突起を設ける場合においては、局部洗浄ノズル7,8に第2ノズル70が形成されていなくてもよいし、形成されていてもよい。
駆動制御装置19は、局部洗浄ノズル7がB地点まで後退させると、その局部洗浄ノズル7と局部洗浄ノズル8とをノズル開口部9を通じてカバーケース6に収納する(時刻t7)。
図18は、第1の実施形態における局部洗浄ノズル8の進退動作を説明する図である。
例えばユーザが時刻t11に肛門洗浄ボタンをリモコン操作すると、駆動制御装置19は、リモコン操作されたことを検知する。駆動制御装置19は、そのリモコン操作されたことを検知すると、モータ及びピニオンを一方向に回転させて局部洗浄ノズル7と、局部洗浄ノズル8とを前方のB地点まで進出させる(時刻T12)。
駆動制御装置19は、局部洗浄ノズル8がC地点まで後退させると、その局部洗浄ノズル8の進退動作を停止するとともに、局部洗浄ノズル7をC+β地点から進退させる(時刻t17)。
駆動制御装置19は、局部洗浄ノズル7がC地点まで後退させると、その局部洗浄ノズル7と局部洗浄ノズル8とをノズル開口部9を通じてカバーケース6に収納する(時刻t18)。
図19は、第2の実施形態における便器装置Bを示す斜視図である。図19に示す便器装置Bは、第1の実施形態における便器装置Aと比較して、局部洗浄装置4の位置がより下部分に配置されている。この場合の便器装置Bにおいても、第1の実施形態における局部洗浄装置4を適用可能である。
したがって、ユーザの局部に温風を吹き出すためには、第1の実施形態と比較してシャッタ10を開口させる角度を小さくしなければならない。すなわち、局部洗浄ノズル8を少しだけ突出させ小さい角度でシャッタ10を回動させて開口させる必要がある。しかしながら、第2の実施形態におけるシャッタ10は高さ方向の中央部で支持されているため、局部洗浄ノズル8を少しだけ突出させると、シャッタ10が局部洗浄ノズル8に対して垂直に開口してしまい、ユーザの局部に温風が当たらない場合がある(図20)。そのため、駆動制御装置19は、シャッタ10が局部洗浄ノズル8に対して垂直に開口した状態(図21(b))から局部洗浄ノズル8を所定の第1位置まで進出させる(図21(c))。そして、駆動制御装置19は、局部洗浄ノズル8を所定の第1位置まで進出させた後に所定の第2位置まで後退させる(図21(d))。これにより、シャッタ10が局部洗浄ノズル8に対して垂直に開口することなく小さい角度でシャッタ10を開口させることができる。したがって、便器装置Bは、ユーザの局部に確実に温風を吹き出すことができる。なお、駆動制御装置19は、図21(a)から図21(b),図21(c)の動作を一連の動作として局部洗浄ノズル8を進出させてもよい。
1a ボウル部
1b リム部
1c 封水部
2 洗浄機構部
3 便座部
3a 便座
3b 便蓋
4 局部洗浄装置
6 カバーケース
6a ベース(ベースプレート)
6b カバー(外殻体)
7 一方の局部洗浄ノズル(肛門洗浄用ノズル/一方のシャッタ操作部)
8 他方の局部洗浄ノズル(ビデ用ノズル/他方のシャッタ操作部)
9 ノズル開口部
10 シャッタ
11 ノズルユニット
12 温風乾燥ユニット(温風乾燥装置)
12a 温風発生装置
12b 温風ダクト
12c ファン
12d ヒータ
13 脱臭ユニット(脱臭装置)
13a 脱臭ダクト
13b ファン(送風機)
13c 脱臭カートリッジ(脱臭手段)
13d 除菌ユニット
15 ノズルカバー
16 吐出孔
17 シャッタユニット(シャッタ開閉機構)
19 駆動制御装置
20 シャッタベース
21 シャッタアーム
22 シャッタ受け
23 第1ベース
23a 本体部
23b アーム保持部
24 第2ベース
24a 本体部
24b ベース係合部(係合部)
24c アーム挿通部
26 係合凸部(係合部)
40 第1当接回動部
40a 傾斜面
41 第2当接回動部
41a 逆傾斜面
42 吹出口(温風吹出口)
43 吸込口
44 吹出口
50 先端部
51 突起部
60 第1ノズル
70 第2ノズル
80 段差
A,B 水洗大便器
Claims (3)
- 凸部を有し、ノズル開口部を通じて進退可能に設けられた局部洗浄ノズルと、
前記局部洗浄ノズルを進退させる駆動制御装置と、
前記ノズル開口部に対して回動可能に取り付けられており、局部洗浄ノズルが前進すると当該局部洗浄ノズルに押されて前記ノズル開口部を開状態とし、前記局部洗浄ノズルを後退させると前記ノズル開口部を閉状態とするシャッタと、
を備え、
前記駆動制御装置は、所定の位置まで進出した前記局部洗浄ノズルを後退させる前に、前記局部洗浄ノズルを前進させて前記凸部で前記シャッタを押圧することで前記シャッタの角度を所定の角度に調整する調整機能を備え、
前記凸部は、前記局部洗浄ノズルの先端に設けられた突起部である、
局部洗浄装置。 - 前記局部洗浄ノズルが2つ設けられており、
前記駆動制御装置は、一方の局部洗浄ノズルを前記所定の位置から後退させる場合に、他方の局部洗浄ノズルを進出させて、前記他方の局部洗浄ノズルの前記凸部で前記シャッタを押圧することで前記シャッタの角度を所定の角度に調整する調整機能を備えている請求項1に記載の局部洗浄装置。 - 前記局部洗浄ノズルは、先端側に吐出孔が形成された先端部が設けられた筒状の第1ノズルと、本体側に設けられ、第1ノズルが内側において進退可能に構成された筒状の第2ノズルとを備え、
前記凸部は、前記第1ノズルの上面と前記第2ノズルの上面との間の段差である請求項1又は請求項2に記載の局部洗浄装置。
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