JP6743448B2 - 包装体 - Google Patents
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二軸延伸ポリエチレンテレフタレートに、ポリエステル樹脂を0.1g/m2硬化させ、電子ビーム式真空蒸着法により、酸素を導入しながらアルミを蒸発させ、厚み10nmのAlOx蒸着膜を形成した。その上にポリビニルアルコールを水/イソプロピルアルコールを混合させた塗布液を塗り、120℃で乾燥硬化させ、硬化膜として150nm形成した。さらにそのバリアフィルムの硬化膜形成面に接着剤を介して60μmのLDPEフィルムと貼り合せた。
そのフィルムの酸素透過度は0.9cc/m2・day・atm、ヘリウム透過度は100cc/m2・day・atmだった。
二軸延伸ポリエチレンテレフタレートに、ポリエステル樹脂を0.1g/m2硬化させ、電子ビーム式真空蒸着法により、酸素を導入しながらアルミを蒸発させ、厚み10nmのAlOx蒸着膜を形成した。その上にテトラエトキシシランの加水分解物とポリビニルアルコールを混合させた塗布液を塗り、120℃で乾燥硬化させ、厚み0.3μmの有機無機ハイブリッド膜を形成した。そのフィルムの酸素透過度は0.8cc/m2・day・atm、ヘリウム透過度は300cc/m2・day・atmだった。
二軸延伸ポリエチレンテレフタレートに、ポリエステル樹脂を0.1g/m2硬化させ、電子ビーム式真空蒸着法により、酸素を導入しながらアルミを蒸発させ、厚み10nmのAlOx蒸着膜を形成した。その上にテトラエトキシシランの加水分解物とポリビニルアルコールを混合させた塗布液を塗り、120℃で乾燥硬化させ、厚み0.3μmの有機無機ハイブリッド膜を形成した。さらにそのバリアフィルムの硬化膜形成面に接着剤を介して接着剤にて60μmのLDPEフィルムと貼り合せた。そのフィルムの酸素透過度は0.5cc/m2・day・atm、ヘリウム透過度は200cc/m2・day・atmだった。
二軸延伸ポリエチレンテレフタレートに、ポリエステル樹脂を0.1g/m2の固形分膜厚となるように硬化させ、電子ビーム式真空蒸着法により、SiO蒸発源を用い、厚み30nmのSiOx蒸着膜を形成した。その上にテトラエトキシシランの加水分解物とポリビニルアルコールを混合させた塗布液を塗り、120℃で乾燥硬化させ、有機無機ハイブリッド膜を形成した。さらにそのバリアフィルムの硬化膜形成面に接着剤を介して60μmのLDPEフィルムと貼り合せた。そのフィルムの酸素透過度は0.5cc/m2・day・atm、ヘリウム透過度は1500cc/m2・day・atmだった。
二軸延伸ポリエチレンテレフタレートに、ポリエステル樹脂を0.1g/m2の固形分膜厚となるように硬化させ、電子ビーム式真空蒸着法により、酸素を導入しながらアルミを蒸発させ、厚み10nmのAlOx蒸着膜を形成した。その上にテトラエトキシシランの加水分解物とポリビニルアルコールを混合させた塗布液を塗り、120℃で乾燥硬化させ、厚み0.3μmの有機無機ハイブリッド膜を形成した。さらにそのハイブリッド膜上に厚み10nmのAlOx蒸着膜を形成させた。バリアフィルムの硬化膜形成面に接着剤を介して60μmのLDPEフィルムと貼り合せた。そのフィルムの酸素透過度は0.2cc/m2・day・atm、ヘリウム透過度は50cc/m2・day・atm、アルゴン透過度は0.2cc/m2・day・atmだった。
二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムに、ポリエステル樹脂を0.1g/m2硬化させ、電子ビーム式真空蒸着法により、酸素を導入しながらアルミを蒸発させ、厚み10nmのAlOx蒸着膜を形成した。
さらにそのバリアフィルムの硬化膜形成面に接着剤を介して60μmのLDPEフィルムと貼り合せた。そのフィルムの酸素透過度は3.5cc/m2・day・atm、ヘリウム透過度は500cc/m2・day・atmだった。
二軸延伸ポリエチレンテレフタレートに、ポリビニルアルコールを水/イソプロピルアルコールを混合させた塗布液を塗り、120℃で乾燥硬化させ、硬化膜として150nm形成した。さらにそのバリアフィルムの硬化膜形成面に接着剤を介して接着剤にて60μmのLDPEフィルムと貼り合せた。そのフィルムの酸素透過度は22cc/m2・day・atm、ヘリウム透過度は5000cc/m2・day・atmだった。
二軸延伸ポリエチレンテレフタレートに、ポリエステル樹脂を0.1g/m2硬化させ、電子ビーム式真空蒸着法により、酸素を導入しながらアルミを蒸発させ、厚み10nmのAlOx蒸着膜を形成した。その上にテトラエトキシシランの加水分解物とポリビニルアルコールを混合させた塗布液を塗り、120℃で乾燥硬化させ、厚み1.5μmの有機無機ハイブリッド膜を形成した。さらにそのバリアフィルムの硬化膜形成面に接着剤を介して60μmのLDPEフィルムと貼り合せた。そのフィルムの酸素透過度は1.0cc/m2・day・atm、ヘリウム透過度は3000cc/m2・day・atm、アルゴン透過度は3000cc/m2・day・atmだった。
酸素透過度測定装置(Modern Control社製 OXTRAN 2/20)を用いて、温度30℃、相対湿度70%の条件で測定した。測定方法は、JIS K−7126、B法(等圧法)に準拠し、測定値した。
ヘリウム透過度、アルゴン透過度については温度40℃、相対湿度0%におけるJIS K 7126 A法に準じ差圧法にてヤナコ製GTR−30XTで測定した。
2 金属酸化物層(ガスバリア層)
3 ポリビニルアルコールを含有する層
4 接着層
5 ヒートシール性フィルム
10,20 バリアフィルム
100,200 ガスバリア積層体
Claims (5)
- ヘリウム又はアルゴンガスを内容物とともに充填した上で密閉した包装体であって、前記包装体を構成する包装材料は、プラスチック基材上に、ポリエステル樹脂を硬化した層と、少なくとも1〜100nmの金属酸化物層と、20〜1000nmのポリビニルアルコールを含む層を備えたバリアフィルムと、少なくともヒートシール性のあるフィルムと、が積層され、40℃0%におけるヘリウム透過度が2000cc/m2・day・atm以下かつ30℃70%における酸素透過度が3.0cc/m2・day・atm以下であるガスバリア積層体であることを特徴とする包装体。
- 前記ポリビニルアルコールを含む層のさらに上に、少なくとも1〜100nmの第2の金属酸化物層を備えることを特徴とする請求項1に記載の包装体。
- アルゴン透過度が3.0cc/m2・day・atm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装体。
- 前記バリアフィルムの40℃0%におけるヘリウム透過度が2000cc/m2・day・atm以下かつ30℃70%における酸素透過度が3.0cc/m2・day・atm以下である請求項1ないし3のいずれかに記載の包装体。
- ヒートシール性のあるフィルムが100℃以上の温度でヒートシール性を発現するフィルムである請求項1ないし4のいずれかに記載の包装体。
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