JP6743200B2 - 吸引式捕虫器 - Google Patents
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Description
前記本体ケースの上面は開口され、その開口を受けるように下部が窄められて横長の吸引筒が形成された吸引ホッパーが連設され、前記吸引筒を内に収めるように捕虫袋が設置され、前記吸引ホッパーは、その内部上方に配設された断面半円形の樋状反射板によって、正面側に虫の吸引口を残して閉塞され、前記誘引灯は、前記樋状反射板の内側に、その照射部が前記本体ケースの上面より上に出ないようにして配置され、前記本体ケースの背面板に正面側に湾曲する曲面反射板が延設され、前記誘引灯から発せられた紫外光が、前記樋状反射板及び前記曲面反射板に反射されて正面側に向かうようにしたことを特徴とする吸引式捕虫器である。
先ず、図8に示されるような試作機1を製作した。この試作機1は、上記特許文献5の捕虫器に対応する形態で誘引灯が正面側に露出する構造のもので、ケース31の正面上部に誘引灯32を露出させて設置し、その下に奥に向かって下り傾斜する仕切り板33を配置し、仕切り板33の奥に吸引口34を形成し、吸引口34の下に捕虫フィルター35と吸引ファン36を配備し、また、背面板上方に曲面反射板37を延設して成るものであり、曲面反射板37に紫外光反射シートを貼付した。
表1,2から明らかなように、試作機1は、暗条件下と明条件下のいずれの場合も、粘着式捕虫器よりかなり劣る結果であった。このように悪い結果であったのは、曲面反射板37に紫外光反射シートを貼付したためと推測し、紫外光反射シートを剥がして、暗条件下で同様の試験を行った。その結果は、表3に示されるように、ノミバエ以外は粘着式捕虫器より劣っていた。なお、昆虫が捕獲されやすい暗条件下において粘着式捕虫器より劣る結果であったため、明条件下における試験は行わなかった。
次いで、図9に示されるような試作機2を製作し、試作機1の場合と同様の試験を行った。試作機2は、ケース31の正面上部に設けた傾斜反射板38間に誘引灯32を露出させて設置し、誘引灯32の背面側に樋状反射板39を配し、樋状反射板39の上部及び下部の傾斜反射板38との間に吸引口34を形成し、吸引口34の下に捕虫フィルター35と吸引ファン36を配備して成るものである。試作機2については、紫外光反射シートを用いなかった。
上記試験1〜4の結果を踏まえ、それらの改良である本発明に係る吸引式捕虫器が開発され、製作された。そして、本捕虫器を用い、試験機1,2と同様の試験を行った。表5は、暗条件下における試験結果を示し、また、表6は、明条件下における試験結果を示すものであり、暗条件下、明条件下のいずれの場合にも、粘着式捕虫器よりすぐれた結果が得られることが確認された。
2 誘引灯
3 吸引ホッパー
4 吸引筒
5 仕切り板
6 樋状反射板
7 吸引口
8 曲面反射板
10 捕虫袋
11 袋体
12 蓋板
13,14 垂下面
15 支持枠
16 挟持部材
17 突部
19 軸支部
21 通気空間
22 吸引ファン
23 ファンケース
24 取付用背板
25 引っ掛け穴
26 吊下用リング
Claims (8)
- 誘引灯により引き寄せられた虫を本体ケース内蔵の吸引ファンにより吸引捕獲するタイプの吸引式捕虫器であって、
前記本体ケースの上面は開口され、その開口を受けるように下部が窄められて横長の吸引筒が形成された吸引ホッパーが連設され、前記吸引筒を内に収めるように捕虫袋が設置され、前記吸引ホッパーは、その内部上方に配設された断面半円形の樋状反射板によって、正面側に虫の吸引口を残して閉塞され、前記誘引灯は、前記樋状反射板の内側に、その照射部が前記本体ケースの上面より上に出ないようにして配置され、前記本体ケースの背面板に正面側に湾曲する曲面反射板が延設され、前記誘引灯から発せられた紫外光が、前記樋状反射板及び前記曲面反射板に反射されて正面側に向かうようにしたことを特徴とする吸引式捕虫器。 - 前記捕虫袋は、前記吸引ホッパーを支持する仕切り板の裏面において軸支される支持枠に着脱可能に支持される、請求項1に記載の吸引式捕虫器。
- 前記捕虫袋は、通気性を有する袋体と前記支持枠に対応する形状の蓋板とから成り、前記捕虫袋は前記袋体を前記支持枠内に収め、前記蓋板の周縁部を前記支持枠上に載置することにより前記支持枠に支持され、前記支持枠が水平状態に回動されることにより前記吸引筒を内に収めた状態で前記仕切り板の下にセットされる、請求項2に記載の吸引式捕虫器。
- 前記捕虫袋の蓋板はその中央部に、前記セット時において前記吸引ホッパーの吸引筒によって内方に押し込まれる一対の垂下面を有していて、前記垂下面は、押し込まれることにより前記吸引筒の側面に密着する、請求項3に記載の吸引式捕虫器。
- 前記支持枠の先端部に前記仕切り板の裏面に対する係脱手段が設けられる、請求項2乃至5のいずれかに記載の吸引式捕虫器。
- 前記支持枠に対する前記捕虫袋の着脱作業は、前記本体ケースの正面板に配備された蓋を外して行う、請求項2乃至5のいずれかに記載の吸引式捕虫器。
- 前記曲面反射板の反射面に紫外光反射シート又は反射フィルムが貼着される、請求項1乃至6のいずれかに記載の吸引式捕虫器。
- 前記ファンはシロッコファンである、請求項1乃至7のいずれかに記載の吸引式捕虫器。
Priority Applications (1)
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JP2019003520A JP6743200B2 (ja) | 2019-01-11 | 2019-01-11 | 吸引式捕虫器 |
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JP2019003520A JP6743200B2 (ja) | 2019-01-11 | 2019-01-11 | 吸引式捕虫器 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010104242A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 捕虫器 |
JP2018027028A (ja) * | 2016-08-16 | 2018-02-22 | アルゴ株式会社 | 誘虫装置 |
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2019
- 2019-01-11 JP JP2019003520A patent/JP6743200B2/ja active Active
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JP2020110084A (ja) | 2020-07-27 |
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