JP6743023B2 - 携帯端末を利用した決済システム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末を利用した決済システムおよび決済方法に係り、特に、スマートフォン等の携帯端末を利用してユーザのセキュリティチェックを行うと共に商品代金の決済を行う決済システムおよび決済方法に関するものである。
通常の商取引において、ユーザは現金またはクレジットカードまたはデビットカード等を用いて商品の購入代金、サービスや飲食の代金を支払うことがしばしば行われる。クレジットカードまたはデビットカード等のカードを用いて代金を支払う場合には、店舗側に備えられた業者端末の磁気カードリーダ部でユーザのカードを読み取り、商品の品名、金額、取引日時等を入力して印字された紙片を出力する。業者端末は一般的にはパソコンが用いられるが携帯端末が用いられることもある。カード決済のときにしばしば暗証番号の入力を求められることがある。この場合、店舗において暗証番号と共にクレジット情報等のカード情報が保存されてしまうために、暗証番号またはカード情報が悪用される恐れがある。一旦、暗証番号が盗まれると、キー入力のみで容易に不正使用することを許容してしまうという問題がある。特に、カードの不正使用や偽造という点については十分なセキュリティが備わっていない。
一方、符号化された情報を2次元的に配置したQRコードをカメラで撮像し、撮像した画像を文字等に復号するようにしたQRコードシステムが知られている(特許文献1を参照)。QRコードは一般にカードに使用されているバーコード等に比較して情報量を飛躍的に多くできる特徴がある。また、人の指の指紋または静脈の血管を画像登録し個人認証をするシステムやセキュリティ・トークンを用いる方法もある。
他のカード決済方法として、店舗に備えられたカード読取装置から使用カードのカード情報を読み取り、このカード情報を店員の所持するスマートフォンで受信しこれを決済サーバへ送信して決済依頼をする。決済サーバは決済結果を店員のスマートフォンへ送信する。スマートフォンはこれを受信し撮影可能に表示する。顧客は己の携帯端末で表示された決済結果を撮影して取得する(特許文献2を参照)。
更に他のカード決済方法として、ユーザのスマートフォンに、クレジット会社名、クレジット番号、有効期間等を含むクレジット情報を搭載してクレジットカードの所持を不要にし、商取引の際に、クレジット情報を店舗側の受信端末へ送信する。受信端末は受信したクレジット情報をクレジット会社サーバへ送信してクレジット決済を依頼する。クレジット会社はクレジット情報に基づき個人認証の結果が正当であればクレジット決済が行われる(特許文献3を参照)。
カード決済においてはセキュリティの保持が非常に重要であり、特にパスワードや暗証番号やカード情報が盗用されないように個人認証と共にカード決済をするシステムが提案されている(特許文献4を参照)。
また、カードリーダが読み取ったカードデータを所定の法則でワンタイム使用コードへ変換して業者端末へ送信すると共にそのカードデータを金融機関へ送信し、金融機関では受信したカードデータを同じ法則でワンタイム使用コードへ変換し、業者から支払い要求があったときに業者から受信されたワンタイム利用コードと金融機関で変換したワンタイム使用コードを比較し適合すれば業者へ取引許可をするシステムがある(特許文献5を参照)。
特許文献1 : 特開2009−187198号 公報
特許文献2 : 特開2013−206256号 公報
特許文献3 : 特開2005−128899号 公報
特許文献4 : 国際公開WO−A1−2013/168815号 公報
特許文献5 : US2009/0222383A1
上記したようなスマートフォンを用いた決済方法では、決済された金額情報が即時にユーザに渡らず、ユーザが目視で金額を確認するだけとなる場合があり、また、店舗側にはユーザが決済金額を確認したという証拠が残らないので、明瞭な取引とならない。しかも、クレジット情報や暗証番号が他人により不正に利用されたり盗用される恐れに対して十分な対策がなされていない。
これを解消するために、ユーザの携帯端末に記録されたカード情報を店舗の業者端末へ送信した後、業者端末からユーザ携帯端末に金額情報を送信し金額の確認を求め、ユーザは金額を確認し承認したことを店舗側に返信する方法も考えられるが、3回の通信プロセスがあるので決済処理が煩雑となる。
本発明の第1の目的は、ユーザの携帯端末と店舗業者の端末との間で一往復の通信をするのみで、ユーザには取引金額を自己の携帯端末に記録でき、一方、業者においてはユーザの取引の意思表明と取引金額の承諾を取得することができるようにした携帯端末を利用した決済システムおよび決済方法を提供することにある。
本発明の第2の目的は、暗証番号やカード情報を他人により不正に利用されないようにした高いセキュリティを有する携帯端末を利用した決済システムおよび決済方法を提供することにある。
本発明の上記第1の目的を達成するために、業者端末において、少なくとも業者自身を特定する業者IDと請求金額を含む二次元コードを作成してディスプレイに表示し、その二次元コードをユーザの携帯端末で読み取り、それを解読してユーザ携帯端末のディスプレイに請求金額等を表示し、ユーザはその金額を確認し承認したことを運用会社サーバを介して業者端末に返信する。
本発明の上記第2の目的を達成するために、予め、ユーザと業者の所要事項はそれぞれ運用会社サーバに登録されており、ユーザ携帯端末と業者端末にはそれぞれアプリがダウンロードされている。取引時には、ダウンロードされたアプリのプログラムに基づいてユーザ携帯端末、業者端末および運用会社サーバとの間で通信が行われ、運用会社サーバがセキュリティチェックで適合と判断されたときのみ運用会社がクレジット会社等の金融機関との間で決済手続が実行し、決済が完了した後に決済完了をユーザ端末と業者端末に通知する。ここでのセキュリティチェックは、ユーザに対する個人認証、ユーザ携帯端末に対するセキュリティチェック、およびユーザのカード情報に対する与信チェックの全部または一部を含む。
本発明に係る携帯端末を利用した決済システムおよび決済方法によれば、取引の際の購入の意思確認および金額の確認を最小限の操作で適正に行うことができ、ユーザのセキュリティチェックが適合と判断されれば、カード情報を業者端末に渡すことなく、決裁処理を運用会社と金融機関との間で実行することができ、厳格なセキュリティの保持の下で商取引を実行することができる。
本発明に係るクレジット決済システムの一実施例を示す全体構成図 ユーザが会員登録する手順の一例を示すフロー図 業者が業者登録する手順の一例を示すフロー図 ユーザが会員登録後に運用会社サーバに対し操作をする場合の一例を示すフロー図 業者が業者登録後に運用会社サーバに対し操作をする場合の一例を示すフロー図。 ユーザと業者との間でクレジット決済取引を行う手順の一実施例を示すフロー図 図6の(1)の続きであって、ユーザ携帯端末と運用会社サーバとの間の処理手順の一実施例を示すフロー図 図6の(2)の続きであって、業者端末と運用会社サーバとの間の処理手順の一実施例を示すフロー図 図8の(3)の続きであって、運用会社サーバと業者端末の処理手順の一実施例を示すフロー図
以下図面に基づいて本発明の一実施例について説明する。
図1において、1はユーザが所有するユーザ携帯端末であって、通常は、入力装置2、ディスプレイ3、プロセッサ4、メモリ5等を備えたスマートフォンである。入力装置はカメラ6も含んでいる。8は店舗等の業者が備える業者端末であって、入力装置9、ディスプレイ10、プロセッサ11、メモリ12等を備えている。業者端末はスマートフォンが好ましいが卓上型の端末であってもよい。14は運用会社サーバであって、データベース15、一時記憶装置16、プロセッサ17等を備えている。19はクレジット会社サーバであってデータベース20を備えている。これらユーザ端末装置1と業者端末8と運用会社サーバ14とクレジット会社サーバ19はインターネット回線等の通信媒体22により接続されている。なお、図1では金融機関としてクレジット会社サーバ19を例示したが、これに限らず銀行等の金融機関であってもよい。以下の説明ではクレジット会社とその会社が発行するクレジットカードを例にとって説明するが、本発明では、金融機関が発行するデビットカードやデビット機能を備えたキャッシュカード等を用いて決済することができる。
ユーザが本発明に係るシステムを利用するためには会員登録をしなければならない。図2はユーザがユーザ携帯端末を用いて会員登録するためのプロセッサ4の動作手順を示すフロー図である。なお、この会員登録は運用会社サーバ14のプロセッサ17とも連携して処理が実行される。
図2において、ユーザは携帯端末1を用いて会員登録25を実行する。ステップ26において、本システムを運用する運用会社の運用会社サーバにアクセスして運用会社のホームページから会員サイトを開く。ステップ27にて会員サイト中の「新規登録」の項目をクリックすると、新規登録用の入力フォームが表示される。このフォームへの入力項目は、住所、氏名、電話番号、ユーザID、パスワード、メールアドレス、1つの代表的なクレジット名称、クレジット情報、クレジット名称ID等である。ユーザIDとパスワードは新規会員が所定の制約の下に任意に決定することができるものであり、ユーザを個人認証し特定するために用いられる。クレジット名称は新規会員がクレジットカードを特定するのに適する簡潔な名称である。新規に登録する場合は1つだけの代表的なクレジットカードを選定しその名称を決める。クレジット情報は、選定されたクレジットカードのクレジット会社名、クレジットカード番号、有効期限、所有者の氏名等のクレジット決済に必要な情報である。クレジット名称IDは、クレジット名称を読み出して表示するために入力が要求されるものであり、機密性の高いクレジット情報の表示に高いセキュリティを持たせたものである。新規に会員登録する者は、ステップ28で、上記の項目が新規登録データとして入力される。
次いで、ステップ29において、入力された新規登録データを自己のメールアドレス宛に送信する。その結果、ユーザ携帯端末1は送信した新規登録データを受信することができる。受信した新規登録データの登録内容をチェックして新規登録データが正しく送受信されることを確認する。次にステップ30において、運用会社サーバ14に対して会員IDとセキュリティIDの作成を依頼する。セキュリティIDはユーザ携帯端末を特定し認証するための基準となるIDである。
会員IDとセキュリティIDの作成依頼を受けた運用会社サーバ14は、ステップ32で会員IDと認証ID1を設定しこれらを会員毎にデータベース15に登録する。次いで、ステップ33において変換ロジックを用いて認証ID1をセキュリティIDに変換しこれを登録する。変換ロジックは特許文献4に記載されているように、IDビットデータをIDマップアドレスを用いて認証IDに変換した方法と同様な方法で認証IDをセキュリティIDに変換することができる。しかし、他の変換ロジックを用いて認証IDをセキュリティIDに変換してもよい。変換ロジックは会員毎に異なり会員毎にデータベースに登録される。ステップ34で会員IDとセキュリティIDをユーザ携帯端末へ送信する。
ユーザ携帯端末は、ステップ36で会員IDとセキュリティIDを受信しこれらをメモリ5に登録する。そしてステップ37にて各携帯端末に付与されている本携帯端末特有の個体識別番号であるユーザ端末ID1を取得する。ステップ38において、ユーザ携帯端末は運用会社サーバに対して会員ID、セキュリティID、ユーザ端末ID1および新規登録データを登録するように依頼をする。
運用会社サーバは、ステップ40において、会員ID、認証ID1、セキュリティID、ユーザ端末ID1、新規登録データをリンクしてデータベース15に登録して処理を終了する。なお、ユーザ端末ID1はこれを変換ロジックを用いて変換した結果をユーザ端末ID1cとして登録してもよい。
以上はユーザの会員登録について説明したものであるが、次に店舗等の業者の業者登録をするときのプロセッサ11の動作手順について図3に基づき説明する。
図3において、業者は業者端末8を用いて業者登録45を実行する。先ずステップ46で、業者は本システムを運用する運用会社の運用会社サーバにアクセスして運用会社のホームページから業者サイトを開く。ステップ47で業者サイト中の「新規登録」の項目をクリックすると、新規登録用の入力フォームが表示される。このフォームへの入力項目は、名称、支店名、住所、代表者名、電話番号、メールアドレス、業者振込口座情報、ユーザID、パスワード等である。ユーザIDとパスワードは新規登録業者が所定の制約の下に任意に決定することができ、業者を認証し特定するために用いられる。新規に業者登録する者は、ステップ48で、上記入力項目にそれぞれ新規登録データとして入力する。新規登録データを入力した後、ステップ49で新規登録データを運用会社サーバ14へ送信する。
運用会社サーバ14は、ステップ51で新規登録データを受信しこれをデータベース15に登録する。
一方、業者端末8は、ステップ53において運用業者サーバへ業者の承認を依頼すると、運用会社サーバはステップ55で業者IDを作成し、ステップ56でその業者IDを添付して承認メールを業者端末へ送信する。
業者端末8は、ステップ58で承認メールを受信し、ステップ59で承認メールに添付された業者IDを業者端末のメモリに登録し、処理を終了する。
ユーザが会員登録をした後のユーザの運用会社サーバに対する会員の操作62について図4に基づき説明する。
図4において、ユーザがユーザ携帯端末を操作してステップ63において運用会社サーバの会員サイトを開き、ステップ64でユーザIDとパスワードの入力欄にそれらを入力すると、ステップ65で「会員アプリダウンロード」、「会員情報変更」、「クレジット情報追加・変更」、「決済履歴」、「アプリ停止」等の項目が表示される。
ステップ65において、「会員アプリダウンロード」をクリックすると、ステップ67で会員IDとユーザ端末ID1を読み出し、これらを添付して運用会社サーバ14に会員アプリダウンロードを依頼する。なお、会員アプリはユーザが業者との商取引でクレジット決済を行うときに必要な会員情報とプログラムが含まれている。
運用会社サーバ14は、ステップ69で受信した会員IDに対応する会員情報に基づいて作成された会員アプリを選択し、ステップ70において、受信したユーザ端末ID1がステップ40で登録されたユーザ端末ID1と比較して一致するかどうかのセキュリティチェックを行う。セキュリティチェックがOKであればステップ71で会員アプリを当該ユーザ携帯端末1へ送信する。もしセキュリティチェックが不合格のNOと判定されればユーザ携帯端末へ会員アプリのダウンロード不可の通知をする。ユーザ端末ID1はユーザ携帯端末固有の個体識別番号であるから、登録の時に用いられた携帯端末と同一端末に対してのみ、会員アプリのダウンロードが許容されることになる。
ユーザ携帯端末1はステップ73で会員アプリを受信した時はこれをメモリ5に登録し、ステップ74で会員アプリのアイコンを作成してディスプレイ3に表示して処理を終了する。なお、ステップ76でダウンロード不可の通知を受けた時は、図2で操作されたユーザ携帯端末とは異なる端末で操作したかどうかを確認し再度会員アプリのダウンロードを試みる。これにより、会員アプリは、正当なユーザ以外の者による操作でダウンロードされることを防止している。または、会員登録に用いたユーザ携帯端末以外の端末にダウンロードされることをも防止している。これにより、会員登録した当初のユーザとその携帯端末は不正使用や盗用から保護されることになる。
ステップ65において、「会員情報変更」が選択されたときは、運用会社サーバ14において、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、ユーザID、またはパスワード等を変更登録することができる。ステップ65で、「クレジット情報追加・変更」が選択されたときは、ステップ80で、最大5個までのクレジット名称とそれに伴うクレジット情報を追加登録することができ、また、登録された一部のクレジット名称とそのクレジット情報を変更または削除することができる。最大5個までとしたのは無制限にクレジット情報を追加出来ないようにしたもので、最大5個は便宜的に定めたものである。ステップ65で「決済履歴」が選択されたときは、ステップ84で、過去のクレジット決済をした履歴をデータベース15から読み出して閲覧することができる。ステップ65で「アプリ停止」が選択されたときは、ステップ84で、ダウンロードされた会員アプリの使用を停止処理することができる。
業者登録をした後に業者が業者端末8で行うことができる運用会社サーバ14に対する操作86について図5に基づき説明する。
図5において、業者が業者端末を操作してステップ87において運用会社サーバの業者サイトを開き、ステップ88でユーザIDとパスワードの入力欄にそれらを入力すると、「業者アプリダウンロード」および「業者情報の変更」等の項目が表示される。業者アプリは、本システムを利用して業者が商取引行うために必要な機能、例えば、請求金額等を含む請求情報をQRコード化する機能、タイマ機能および通信機能を実行するプログラム、および、商取引に必要な情報を含んでいる。
ステップ89において「業者アプリダウンロード」をクリックすると業者IDの入力欄が表示される。ステップ90でその入力欄に業者IDを入力して運用会社サーバ14に業者アプリのダウンロードを依頼する。
業者アプリのダウンロード依頼を受信した運用会社サーバは、ステップ92で受信した業者IDがデータベース15に登録されている業者IDと一致しているかどうかをチェックする。その結果、OKであれば、ステップ93で業者アプリを当該業者端末へ送信する。
業者端末8は、ステップ95で業者アプリを受信しこれをメモリ12に登録し、ステップ96で業者アプリのアイコンを作成してディスプレイに表示する。一方、運用会社サーバにおけるステップ92でチェックの結果がNOであれば、業者端末におけるステップ98でダウンロード不可の表示がされる。このようにステップ92のチェックにより、業者アプリが不正にダウンロードされることを防止している。
次に、ユーザが店舗において商品を購入する際にクレジット決済100を行う手順について図6から図9に基づき説明する。
図6において、ユーザと店舗との間で商取引に合意が成立した場合、業者端末8では、ステップ101においてディスプレイに表示された業者アプリのアイコンをクリックすると、ステップ102で、ユーザIDとパスワードの入力画面が現れるので、これに業者のユーザIDとパスワードを入力し、ログインする。ログイン後の画面に「決済金額入力」と「QRコード作成」の項目が表示されるので、業者はステップ103で「決済金額入力」欄に請求金額を入力し、ステップ104で「QRコード作成」欄をクリックする。その結果、業者IDと請求金額と受注明細番号を含む請求情報がQRコード化されステップ105でQRコードが表示される。
一方、ユーザ携帯端末1では、商取引の合意が成立したときに、ステップ107において、ディスプレイに表示された会員アプリアイコンをクリックすると、ユーザIDとパスワードとログインを含む項目が表示される。ステップ108でユーザIDとパスワードを入力し、ログインする。ここで、WO−A1−2013/168815号公報に記載されているように個人認証が行われるが、ここでは説明を省略する。次いで、ステップ109でクレジット名称IDを入力すると、運用会社サーバ14のデータベース15に登録されている一個または複数個のクレジット名称が表示されると共に、一括払いか分割払いか、分割払いの場合は何回払いかを選択する「支払方法」項目と、「QRコード読込」項目等が表示される。
引き続き、ステップ110において、最大5個のクレジット名称がディスプレイ上に表示される。ステップ111でユーザが支払いに利用しようとするクレジット名称を指定し、ステップ112で支払回数を入力する。なお、デビットカードの場合は即時決済となるので、ステップ112は不要となりスキップされる。
ステップ113でクレジット名称と支払回数を確認し決定する。次いでステップ114で、ユーザ携帯端末に内蔵されたQRコードリーダを起動すると共にカメラ6を起動し、ステップ115において、ステップ105で業者端末8に表示されたQRコードをカメラ6で撮影して読み込む。ステップ117で読み込まれたQRコードを解析し、ステップ118で解析結果がOKか否か判定する。ここでNOであれば、再びステップ115に戻りQRコードの読み込みをやり直す。ステップ118でOKであれば、ユーザ携帯端末1のプロセッサ4の動作は図7のフローへと進む。ユーザ携帯端末のステップ107から114と業者端末のステップ101から104は一般にそれぞれ同時並行に進められる。なお、QRコードを用いて説明したがこれに限らず2次元コードであればバーコードであってもよい。また、QRコードではなくユーザが目視できる請求情報を表示し、ユーザが請求情報をユーザ携帯端末に入力することもできる。
図7において、QRコードの解析結果がOKであれば、ステップ120において、業者端末から取得された請求金額とチップ金額入力欄と合計支払金額とその合計支払金額の承認ボタンが表示される。チップ金額入力欄は当初はゼロが表示され合計支払金額欄には請求金額が表示される。ユーザがチップを支払う場合にはチップ金額入力欄に支払うチップ金額を入力すると、合計支払金額欄は請求金額とチップ金額が加算された金額が表示される。
ステップ121では、ユーザは合計支払金額を確認しその支払を了承したとき承認ボタンをクリックする。この承認ボタンのクリック操作をトリガとしてステップ122以降の決済処理手続が開始する。
ステップ122でユーザ携帯端末に固有の個体識別番号であるユーザ端末ID2を取り込む。そして、ステップ123で、ユーザ端末ID2、業者ID、請求金額、チップ金額、合計支払金額、受注明細番号、クレジット名称、支払回数およびセキュリティIDを決済データとして運用会社サーバへ送信する。なお、ユーザ端末ID2およびセキュリティIDはユーザ携帯端末を特定すると共にそれを認証するためのものである。セキュリティIDはステップ36でメモリ5に登録されている。決済データを送信する際に、現にメモリ5に登録されているセキュリティIDが決済データに付加される。
運用会社サーバ14は、ステップ125において、ユーザ携帯端末1から受信した決済データを一時記憶装置16に登録する。次いで、ステップ126で一時記憶装置に登録されたクレジット名称を読み出して対応するクレジット情報を取得し、これをクレジット会社サーバ19へ送信してユーザのクレジットカードの与信チェックを依頼する。クレジット会社サーバ19はステップ191で与信チェックを行い、そのチェック結果を与信結果として運用会社サーバ14へ返信する。運用会社サーバはステップ127で与信結果を受信し、これを一時記憶装置16に登録すると共にユーザ携帯端末へ送信する。ユーザ携帯端末はステップ124で与信結果を受信し決済データとして登録して終了する。
図8は、図6における業者端末のステップ105でQRコードを表示したステップ127の後に続くプロセッサ11の動作を示すフロー図である。
図8において、ステップ128で60秒タイマがスタートする。そして、ステップ129で経過時間が60秒に達したか否かをチェックする。ステップ129で経過時間が未だ60秒に達していなければ、ここでOKと判断されステップ130に進む。ステップ130では、図6のステップ104でQRコードに含まれた業者IDと合計支払金額と受注明細番号を添付して、これらの情報を含んだ決済データの取得を運用会社サーバ14に要求する。なお、添付データは取引を特定できる最小限のデータであればよい。
運用会社サーバ14では、ステップ132において、一時記憶装置16にステップ125で保存されたデータの中から業者ID、請求金額、チップ、合計支払金額、受注明細番号を含む決済データを検索する。ステップ133で、検索結果を業者端末に送信する。ステップ132の検索において当該決済データを見出すことができなかった時は決済データを含まない検索結果を業者端末へ送信する。
業者端末のステップ135で検索結果を受信し、ステップ136において受信した検索結果の中にユーザ端末ID2等を含む決済データが含まれているか否か判断する。ここでNOと判断されればステップ129へ戻る。このようにして、60秒の間、一時記憶装置のデータの検索を繰り返し行い、経過時間が60秒に達すると、ステップ138でタイムオーバとなりこの動作を停止する。
ステップ132での検索の結果、決済データが見つかった時は、ステップ133で決済データを業者端末8へ送信する。ステップ136において、ユーザ端末ID2等の決済データが含まれていると判断されたときは、ステップ137へ進む。ここで、業者端末8は運用会社サーバ14に対してセキュリティチェックを要求する。
運用会社サーバ14は、ステップ139でセキュリティチェック要求を受けたとき、ステップ40で登録されたユーザ端末ID1を読み出すと共にステップ133で検索された決済データの中からユーザ端末ID2を読み出し、図9のステップ141へ進み、ここでID1とID2が比較される。なお、ステップ40においてユーザ端末ID1がユーザ端末ID1cにロジック変換されて登録されているときは、同ロジックを使ってユーザ端末ID2をユーザ端末ID2cに変換し、ステップ141でID1cとID2cが比較される。
図9のステップ141において、登録されていたユーザ端末ID1と決済データ中のユーザ端末ID2を比較し一致しているか否か判断する。ここで、不一致であればステップ142で、クレジット決済ができない旨の通知を(4)を通して業者端末に送信する(図8)。そして、業者端末ではステップ143でディスプレイ10にクレジット決済ができない旨の表示がされ処理を終了する。この場合は再度操作をやり直すことになる。これにより、ユーザ自身が新規登録当初に使用したユーザ携帯端末以外の端末からは決済ができないようにしており、他人による不正使用を防いでいる。このセキュリティチェックはユーザ携帯端末の認証を行うものである。
ステップ141でID1とID2が一致と判断されたときは、ステップ144で決済データ中のセキュリティIDを読み出し、このセキュリティIDを変換ロジックを用いて認証ID2に変換する。この変換ロジックは図2のステップ33における変換ロジックと同一のものを用いる。ステップ33では認証ID1をセキュリティIDに変換したが、ここでは逆にセキュリティIDを認証ID2に変換する。このように変換ロジックを逆方向に変換するために利用できるように設計することは当業者であれば容易になし得ることである。
ステップ144では更にステップ40で登録した認証ID1をデータベース15から読み出す。そして、ステップ145で、読み出された認証ID1と変換された認証ID2が一致しているか否か判断する。ここで一致していないと判断されればステップ142へ進み、上記と同様に決済ができない旨の通知を業者端末へ送信する。このように不一致となる場合は、ユーザ携帯端末1から運用会社サーバ14に送信され一時記憶装置16に記憶されたセキュリティIDが、何らかの理由で新規登録当初のステップ36において登録されたセキュリティIDと異なるものであったことになる。このことは、ユーザ携帯端末を利用する時間の経過の中でセキュリティIDが何らかの理由で変化したことを意味する。セキュリティIDが変化するのは何らかのトラブルがあったためであり、このチェック機能を備えることによりトラブルの発生時に取引が回避されるようにしている。これによりクレジット決済のセキュリティを向上させている。
一方、ステップ145で一致と判断されれば、ユーザ携帯端末が新規登録当初に指定されたセキュリティIDが今も正当かつ正常に機能していると判断されたことになる。次いで、ステップ146でセキュリティチェックの結果はOKである旨の通知を業者端末へ送信する。この場合、セキュリティチェックOKの通知に一時記憶装置から読みだした与信結果とクレジット名称を添付してもよい。
一方、業者端末は、ステップ150でセキュリティチェックOKの通知を受信したとき、ステップ151において、ステップ124で登録した与信結果を読み出す。なお、ステップ124を省略してステップ135で受信した与信結果を使うようにしてもよい。そして、ステップ152で与信結果は承認であるか否か判定する。ステップ152でNOと判定されれば、ステップ155で運用会社サーバに与信結果がNOであること通知する。与信結果NOの通知を受けると、運用会社サーバではステップ142において決済不可の通知を業者端末へ送信する。業者端末ではステップ143でディスプレイ10に決済不可の表示をして動作を終了する。このようにユーザの引き落し口座の与信チェックを行い取引の安全を確保することができる。与信が得られない場合は別のクレジットカードを用いて決済手続をするか現金支払いになる。
一方、ステップ152でOKと判定されたときは、ステップ157でクレジット名称を含む決済データを添付して運用会社サーバ14に支払いを要求する。この支払要求は自動的に行われるが、業者が与信チェックを含むセキュリティチェックOKの確認と取引内容の確認後に確認ボタンをクリックして支払要求をしてもよい。
運用会社サーバでは、支払要求を受けたとき、ステップ160で受信したクレジット名称からデータベース15に登録されたクレジット情報を読み出す。そして、ステップ161においてクレジット情報と決済データに基づいてクレジット会社サーバ19との間でクレジット決済手続きを実行する。即ち、クレジット会社は運用会社サーバからの決済要求に従ってクレジット決済を実行し決済完了データを返信する。そして、クレジット会社からクレジット決済完了データを受けると、ステップ163へ進み、ここで決済完了データを業者端末8とユーザ携帯端末1へ送信すると共にクレジット完了データを決済履歴としてデータベース15に登録してフローを終了する。ここでクレジット決済完了データは、業者ID、決済金額、チップ金額、合計支払金額、受注明細番号、クレジット名称、支払回数およびセキュリティIDを含んでいる。なお、ユーザは図4のステップ65と82において当該ユーザに係る決済履歴データをデータベース15から閲覧することができる。業者もまたデータベースに登録された当該業者に係る決済履歴データを閲覧することができる。このことは国際公開公報WO−A1−2013/168815号に記載されている。
業者端末ではステップ163から受信した決済完了データをステップ165で受信しディスプレイ10に決済完了の表示をする。一方、ユーザ携帯端末はステップ163から送信された決済完了データをステップ167で受信しディスプレイ3に決済完了の表示をする。
以上に説明したシステムを利用して商取引を行うためには、ユーザ携帯端末1および業者端末8はそれぞれこのシステムに従った動作を実行する会員アプリまたは業者アプリを運用会社サーバ14から予めダウンロードしなければならない。ユーザおよび業者は、運用会社サーバに登録したユーザIDとパスワードを用いなければ、自己のユーザ携帯端末または業者端末に会員アプリまたは業者アプリをダウンロードすることができないので、他人が会員アプリまたは業者アプリをダウンロードすることはできない。これにより、不正な商取引が発生することを未然に防いでいる。
以上に説明したシステムを利用した商取引においては、ユーザがクレジット情報を新規登録およびその後に追加登録する際に、機密性の高いクレジット情報を代表するものとしてクレジット名称をクレジット情報とリンクして登録する。それ以降に行われる商取引では、クレジット情報を業者に提示することなくクレジット名称を用いて決済取引ができるようにしている。このため、機密保持が必要なクレジット情報は業者端末に知らせることがないのでその拡散を防止できる。結果として、クレジット情報が他人により不正に使用される恐れを大幅に減らすことができる。
また、上記実施例においては、ユーザが新規登録する際に、会員IDとセキュリティIDの作成を運用会社サーバに依頼し、その結果、会員IDとセキュリティIDが運用会社サーバおよびユーザ携帯端末に登録されているので、それ以降は、会員IDまたはセキュリティIDはユーザの個人認証としてまたはユーザ携帯端末を特定するための情報として利用することができる。
更に、ユーザが新規登録する際に、ユーザ携帯端末自体に固有に与えられている個体識別番号を読み込み、これをユーザ端末ID1として運用会社サーバのデータベースに登録し、それ以降に行われる商取引毎に、個体識別番号をユーザ端末ID2として自動的に読み出し、ID1とID2を比較することによってユーザ携帯端末を認証チェックしているので、所定のユーザ携帯端末を利用した取引に対してのみクレジット決済を許容している。従って、他人が会員ID、パスワードまたはセキュリティIDを盗用したとしても、ユーザ端末ID1を有する携帯端末以外の携帯端末ではクレジット決済をすることができないようにしている。
更に、以上に説明したシステムを利用した商取引においては、商品購入の合意ができた後、業者が業者端末に請求金額等を入力すると、業者端末は、請求金額、業者ID等の取引に必要な商品データを含んだQRコード等の二次元的コードを作成してディスプレイに表示する。ユーザ携帯端末は、表示されたQRコードを内蔵のカメラで撮影し、これを解析してディスプレイに請求金額等を表示する。ユーザは請求金額等を確認し承認ボタンをクリックすると、商品データにユーザのクレジット名称等を付加した決済データが運用会社サーバの一時記憶装置に登録される。そして、運用会社は一時記憶装置に登録されたクレジット名称からクレジット情報を読み出し、これをクレジット会社へ送信し与信承認チェックを求める。運用会社は、クレジット会社の与信承認チェックの結果としての与信結果を取得し、この与信結果を用いてユーザの引き落し口座の与信を確認後に決済取引するので、決済取引の安全を確保できる。
上記実施例では、ユーザの操作はQRコードを読み取り承認ボタンをクリックするだけであり、また業者の操作は商品情報を提示するだけであるから、ユーザ携帯端末と業者端末と運用会社サーバとの間の通信手順は必要最小限に単純化することができ、特に、ユーザと業者間での通信は一回のみに単純化してクレジット決済が完結する。
以上の説明では、クレジット決済について例を取って説明したが、これに限らずデビットカードあるいはデビットカード機能を備えたキャッシュカードを用いることができる。また、運用会社サーバがクレジット会社との間で決済取引を実行する場合を説明したが、クレジット会社に限らず銀行を含む一般的な金融機関であってもよい。
なお、実施例ではクレジット決済を例にして説明しているため、クレジット情報の語を用いたが、デビットカード情報も含む概念としてカード情報の語を用いてもよい。但し、クレジットカード等のカードを発行することなくカード情報に相当する情報をユーザ携帯端末にダウンロードすることにより本発明のシステムを実行することができるので、カードが発行されない場合であっても、当該情報をカード情報と称することにする。同様に、複数のカードの内の1つを指定する場合においても、カードの発行がなくてもカード指定の語を用いる。また、上記説明ではクレジット名称の語を用いているが、デビットカードやキャッシュカード等の決済情報およびカードを発行しない決済情報を代表するニックネームとしてカード名称の語を用いる。
上記の実施例では、店頭で商品を購入する場合を想定して説明したが、レストランやサービス業における支払にも適用できるし、インターネットを介したネット取引にも適用することができる。
また、上記実施例ではユーザ携帯端末を用いて支払決済をする場合について説明したが、例えば、自宅でネット取引を行う場合は設置型のパソコンを用いることもできる。この場合、ユーザは業者端末から送信されたQRコードを自宅のパソコンのディスプレイ上に表示し、その表示されたQRコードをユーザ携帯端末で読み取ることにより取引を行うことがでる。このようにQRコードは、業者端末のディスプレイ、ユーザのパソコンのディスプレイまたは第三者のパソコンのディスプレイに表示されてもよく、いずれかのパソコンに表示されたQRコードをユーザ携帯端末で撮像することにより本発明に係るシステムでの商取引を遂行することができる。
なお、本発明の精神を逸脱することなく種々の変更をすることができる。
1 ユーザ携帯端末
2 入力装置
3 ディスプレイ
4 プロセッサ
5 メモリ
6 カメラ
8 業者端末
9 入力装置
10 ディスプレイ
11 プロセッサ
12 メモリ
14 運用会社サーバ
15 データベース
16 一時記憶装置
17 プロセッサ
19 クレジット会社サーバ
20 データベース

Claims (12)

  1. 請求金額を含む請求情報を二次元コードに変換してディスプレイに表示する業者端末(8)と、
    該二次元コードを撮像し解析して請求情報をディスプレイに表示し、該請求情報を承認したとき、ユーザ特定IDを含む決済のために必要な決済データを運用会社サーバへ送信するユーザ携帯端末(1)と、
    前記業者端末に係る業者情報および前記ユーザ携帯端末に係る会員情報を登録したデータベース(15)と、前記ユーザ携帯端末から受信した前記決済データを記憶する一時記憶装置(16)を有する運用会社サーバ(14)と、
    を備え、
    前記運用会社サーバは、前記一時記憶装置に記憶された前記決済データ中の前記ユーザ特定IDと前記データベースに登録された会員情報に基づき前記ユーザ携帯端末のセキュリティチェックを行い、そのセキュリティチェックの結果が適合であれば、前記決済データに基づき金融機関との間で決済手続を実行し、決済が完了したときに決済完了通知を前記業者端末へ送信する、
    運用会社サーバは、業者登録をするときに、業者IDを作成しデータベースに業者情報として登録し、該業者IDを業者端末へ送信し、
    業者端末は、受信した業者IDをメモリに登録し、該業者IDを含む前記二次元コードを表示した後、前記運用会社サーバに前記請求金額と前記業者IDを添付して前記一時記憶装置に登録された前記決済データの検索を要求し、その検索の結果前記決済データの存在が確認できたときは前記セキュリティチェックを依頼し、
    前記運用会社サーバは、セキュリティチェック依頼を受けたとき、前記セキュリティチェックを行う、
    携帯端末を利用した決済システム。
  2. 請求項1において、
    前記ユーザ特定IDはユーザ携帯端末の個体識別番号に係るユーザ端末ID2であって、
    前記セキュリティチェックは、前記ユーザ端末ID2と、前記会員情報に含まれたユーザ端末ID1であって予め当該ユーザ携帯端末から取得し運用会社サーバのデータベースに登録された該ユーザ端末ID1と、を比較することにより行われる、前記決済システム。
  3. 請求項1において、
    前記ユーザ特定IDは新規会員登録の際に運用会社サーバから付与されユーザ携帯端末のメモリに保存したセキュリティIDであって、
    前記セキュリティチェックは、前記一時記憶装置に記憶されたセキュリティIDと前記運用会社が付与した際に前記データベースに登録されたセキュリティIDとを比較することにより行われる、前記決済システム。
  4. 請求項1において、
    前記運用会社サーバは、ユーザの新規会員登録の際に、認証ID1を設定し、この認証ID1を所定の変換ロジックを用いてセキュリティIDに変換し、該認証ID1と該セキュリティIDを新規登録データとリンクして前記会員情報として前記データベースに登録すると共に、このセキュリティIDを前記ユーザ携帯端末に送信し、
    前記ユーザ携帯端末は、受信した前記セキュリティIDをメモリに登録し、
    前記ユーザ特定IDは前記メモリに登録されているセキュリティIDであって、
    前記運用会社サーバは前記セキュリティIDを前記変換ロジックを用いて認証ID2に変換し、該認証ID2と前記データベースから読み出された前記認証ID1とを比較することによりセキュリティチェックを行う、前記決済システム。
  5. 請求項1において、
    前記運用会社サーバは、予めデータベースにユーザの1つまたは複数個のカード情報と各カード情報を指称するカード名称をリンクして前記会員情報として登録し、
    前記決済データは1つまたは複数個のカード名称の1つを指定するカード指定情報を含み、
    前記運用会社サーバは、前記決済データ中の前記カード指定情報に基づき前記データベースからカード情報を取得し、該カード情報に基づき金融機関との間で決済手続を実行する、前記決済システム。
  6. 請求項5において、
    前記ユーザ携帯端末は、予めカード名称IDを登録しておき、このカード名称IDを入力したとき、前記カード名称を指定する画面がディスプレイ上に表示されるようにした、前記決済システム。
  7. 請求項において、
    前記運用会社サーバは、前記検索の依頼を受けたとき前記請求金額と前記業者IDを含む決済データの存在を検索し、そして、前記セキュリティチェックの依頼を受けたときは前記決済データ中の前記ユーザ特定IDに基づきセキュリティチェックを行う、前記決済システム。
  8. 請求項1において、
    前記二次元コードはQRコードである(104、105、115)、前記決済システム。
  9. 請求項1において、
    前記ユーザ携帯端末において、前記請求情報を承認する操作がされたとき、この操作をトリガとして前記運用会社は前記業者端末と前記金融機関との間で決済手続を開始する、前記決済システム。
  10. 請求項1において、
    前記運用会社サーバは、前記ユーザ携帯端末から前記決済データを受信したとき、該決済データを前記一時記憶装置に登録すると共に前記金融機関に該決済データに係る与信チェックを依頼し、該金融機関から返信された与信結果を前記一時記憶装置に登録し、該与信結果が適合である場合は前記決済手続を実行する、前記決済システム。
  11. 請求項1において、
    前記業者端末は前記運用会社サーバの一時記憶装置から前記与信結果を取得し、該与信結果が適合であるときに前記運用会社に前記請求金額の支払要求をし、
    前記運用会社は該支払要求を受けたときに前記決済手続を実行する、前記決済システム。
  12. 請求項1において、
    前記業者端末は前記一時記憶装置から前記与信結果と共に前記決済データを取得したとき前記運用会社サーバにセキュリティチェックを依頼し、そのセキュリティチェック結果が適合の返信を受けたときに前記支払要求をする、前記決済システム。
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