JP6742469B1 - 燃料供給装置 - Google Patents
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Description
燃料タンクの開口部を塞ぐための蓋部と、
前記蓋部の燃料タンク内側に配置される燃料ポンプと、
前記蓋部の燃料タンク外側に配置され、前記燃料ポンプを駆動制御する複数の電子部品が実装された板状の回路基板と、
前記蓋部に埋設され、一端が前記蓋部から燃料タンク外側に向かって突出し、前記回路基板に接続された電気接続部材と、を備え、
前記回路基板は、前記開口部の燃料タンク外側の面に対向する前記蓋部の燃料タンク内側の面に対して、燃料タンク内側から燃料タンク外側に向って傾斜して配置され、
前記電気接続部材の一端は、傾斜している前記回路基板の燃料タンク内側の端部である内側傾斜端部よりも前記回路基板の燃料タンク外側の端部である外側傾斜端部に近い前記回路基板の部分である接続基板部分に接続され、
前記接続基板部分と前記蓋部との間隔は、前記接続基板部分よりも前記内側傾斜端部に近い前記回路基板の部分と前記蓋部との間隔よりも広いものである。
実施の形態1に係る燃料供給装置50について、図面を参照して説明する。燃料供給装置50は、車両に搭載された燃料タンクに取り付けられ、燃料タンク内の燃料をエンジンに供給する。燃料供給装置50は、燃料タンクの開口部19を塞ぐための蓋部1と、蓋部1の燃料タンク内側X1に配置される燃料ポンプ60と、蓋部の燃料タンク外側X2に配置され、燃料ポンプ60を駆動制御する複数の電子部品が実装された板状の回路基板8と、を備えている。
回路基板8と蓋部1との間には熱膨張率の差があり、温度上昇又は低下により、回路基板8と蓋部1との相対位置に変動が生じる。この相対位置の変動により、蓋部1から突出し、回路基板8に接続された第1の電気接続部材11の一端11aに傾きが生じる。この傾きにより、第1の電気接続部材11の一端11aと回路基板8との接続部の耐久性が低下する可能性があった。この傾きは、第1の電気接続部材11の一端11aが長くなるほど小さくなり、接続部の耐久性の低下を抑制できる。一方、第1の電気接続部材11の一端11aを長くするために、回路基板8と蓋部1との間隔を広げると、蓋部1から燃料タンク外側X2への回路基板8の突出高さが高くなり、装置の燃料タンクへの搭載性が悪化する問題がある。よって、蓋部1から燃料タンク外側X2への回路基板8の突出高さの増加を抑制しつつ、第1の電気接続部材11の一端11aを長くできることが望まれる。
そこで、回路基板8は、燃料タンクの開口部19の燃料タンク外側X2の面に対向する蓋部1(本例では、フランジ部22)の燃料タンク内側X1の面22aに対して、燃料タンク内側X1から燃料タンク外側X2に向って傾斜して配置されている。なお、蓋部1(フランジ部22)の面22aが、周方向の各部で傾いている場合は、回路基板8は、開口部19(又はフランジ部22)の中心線C(内外方向X)に直交する平面に対して傾いていればよい。
また、複数の電子部品14の中で回路基板8からの突出高さが最も高い電子部品(本例では、平滑コンデンサ14a)は、外側傾斜端部8aよりも内側傾斜端部8bに近くなるように配置され、回路基板8から燃料タンク外側X2に突出している。
燃料供給装置50は、回路基板8の燃料タンク外側X2を覆い、蓋部1に固定される基板ケース2を備えている。基板ケース2は、回路基板8の周囲を覆う周壁を備えており、周壁の燃料タンク内側X1の端部が、蓋部1の支持部20dに密着固定される。基板ケース2は、外側傾斜端部8aよりも内側傾斜端部8bに近い回路基板の部分に対向する部分2bが、回路基板8に沿って燃料タンク内側X1から燃料タンク外側X2に向って傾斜している。このケース傾斜部分2bに基板ケース2内の圧力変化を緩和するベントフィルタ3が設けられ、ベントフィルタ3は、基板ケース2から燃料タンク外側X2に突出している。
少なくとも第1の接続基板部分8cを除く回路基板8の部分に対向する蓋部1の部分20bは、回路基板8に沿って燃料タンク内側X1から燃料タンク外側X2に向って傾斜している。第1の接続基板部分8cに対向する蓋部1の部分20aは、傾斜しておらず、燃料タンク外側X2に突出していない。本実施の形態では、筒状部21よりも内周側の板状部20の部分に、傾斜部20b及び非傾斜部20aが設けられている。
蓋部1には、第2の電気接続部材13が埋設されており、第2の電気接続部材13の一端13aが蓋部1から燃料タンク外側X2に向かって突出し、回路基板8に接続されている。第2の電気接続部材13の一端13aの先端が、回路基板8を貫通する貫通孔に挿入されて、はんだ等により回路基板8に接続されている。
次に、実施の形態2に係る燃料供給装置50について説明する。上記の実施の形態1と同様の構成部分は説明を省略する。本実施の形態では、第2の電気接続部材13の一端13aが突出している蓋部1の部分20eの形状が、実施の形態1と異なる。図5は、図3のA−A断面位置で切断した、回路基板8及び基板ケース2が取り付けられた蓋部1の断面図であり、燃料タンクの開口部19に取り付けられた状態を示している。図6は、蓋部1を燃料タンク内側X1から見た斜視図であり、図7は、図3のA−A断面位置で切断した蓋部1及び1次燃料フィルタ18等の断面図である。
上記の各実施の形態では、蓋部1から突出している第1の電気接続部材11の一端11aが、直線状である場合を例に説明した。しかし、蓋部1から突出している第1の電気接続部材11の一端11aに、実施の形態2と同様に屈曲部が設けられてもよい。
Claims (10)
- 燃料タンクの開口部を塞ぐための蓋部と、
前記蓋部の燃料タンク内側に配置される燃料ポンプと、
前記蓋部の燃料タンク外側に配置され、前記燃料ポンプを駆動制御する複数の電子部品が実装された板状の回路基板と、
前記蓋部に埋設され、一端が前記蓋部から燃料タンク外側に向かって突出し、前記回路基板に接続された電気接続部材と、を備え、
前記回路基板は、前記開口部の燃料タンク外側の面に対向する前記蓋部の燃料タンク内側の面に対して、燃料タンク内側から燃料タンク外側に向って傾斜して配置され、
前記電気接続部材の一端は、傾斜している前記回路基板の燃料タンク内側の端部である内側傾斜端部よりも前記回路基板の燃料タンク外側の端部である外側傾斜端部に近い前記回路基板の部分である接続基板部分に接続され、
前記接続基板部分と前記蓋部との間隔は、前記接続基板部分よりも前記内側傾斜端部に近い前記回路基板の部分と前記蓋部との間隔よりも広い燃料供給装置。 - 前記複数の電子部品の中で前記回路基板からの突出高さが最も高い電子部品は、前記外側傾斜端部よりも前記内側傾斜端部に近くなるように配置され、前記回路基板から燃料タンク外側に突出している請求項1に記載の燃料供給装置。
- 少なくとも前記接続基板部分を除く前記回路基板の部分に対向する前記蓋部の部分は、前記回路基板に沿って燃料タンク内側から燃料タンク外側に向って傾斜している請求項1又は2に記載の燃料供給装置。
- 前記蓋部は、傾斜により燃料タンク外側に窪んだ分だけ、傾斜した前記蓋部の部分から燃料タンク内側に突出した内側突出部を有し、
前記内側突出部の先端が、前記燃料ポンプが有する燃料フィルタを支持する請求項3に記載の燃料供給装置。 - 前記蓋部に埋設され、一端が前記蓋部から燃料タンク外側に向かって突出し、前記回路基板に接続された第2の電気接続部材を更に備え、
前記第2の電気接続部材の一端は、前記外側傾斜端部よりも前記内側傾斜端部に近い前記回路基板の部分である第2の接続基板部分に接続され、
前記外側傾斜端部よりも前記内側傾斜端部に近い前記回路基板の部分が、前記蓋部に固定されている請求項1から4のいずれか一項に記載の燃料供給装置。 - 前記第2の電気接続部材の一端が突出している前記蓋部の部分は、周囲の前記蓋部の部分よりも燃料タンク内側に窪んでいる請求項5に記載の燃料供給装置。
- 前記回路基板の燃料タンク外側を覆い、前記蓋部に固定される基板ケースを更に備え、
前記基板ケースは、前記外側傾斜端部よりも前記内側傾斜端部に近い前記回路基板の部分に対向する部分が、前記回路基板に沿って燃料タンク内側から燃料タンク外側に向って傾斜しており、傾斜している部分に前記基板ケース内の圧力変化を緩和するベントフィルタが設けられ、前記ベントフィルタは、前記基板ケースから燃料タンク外側に突出している請求項1から6のいずれか一項に記載の燃料供給装置。 - 前記電気接続部材の他端は、前記蓋部から燃料タンク外側に向かって突出し、
前記蓋部は、前記電気接続部材を埋設した部分から、前記電気接続部材の他端の周囲を取り囲むように、燃料タンク外側に突出した筒状のコネクタ部を有し、
前記電気接続部材の一端は、前記コネクタ部に隣接する前記蓋部の部分から燃料タンク外側に突出し、
前記回路基板は、前記コネクタ部に近づくに従って、燃料タンク内側から燃料タンク外側に向かって傾斜している請求項1から7のいずれか一項に記載の燃料供給装置。 - 前記蓋部から突出している前記電気接続部材の一端の部分には、屈曲部が設けられている請求項1から8のいずれか一項に記載の燃料供給装置。
- 前記蓋部から突出している前記第2の電気接続部材の一端の部分には、屈曲部が設けられている請求項6に記載の燃料供給装置。
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