JP6742175B2 - 天板昇降式什器 - Google Patents
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Description
什器の天板を昇降させる技術として、たとえば、ガススプリングを用いる方法やギアを用いる方法(特許文献1,2)などが知られている。
特許文献1,2に開示された技術は、構造が簡易であるのでコストを安く抑えることができる。しかしながら、特許文献1,2に開示された技術では、力の弱い使用者にとっては操作しにくい場合があったり、天板の高さによっては天板を昇降させるために無理な姿勢を強いたりすることがある。
天板を昇降させる際の操作性を向上させるために、電動式の駆動ユニットを用いて天板を昇降させる技術が知られている(特許文献3,4,5)。特許文献3,4,5に開示された技術では、天板近傍に配されるスイッチなどの操作部を用いて使用者が天板の昇降操作をすることができる。
また、各センサに対する入力が容易である。また、入力が容易な位置に第一センサ又は第二センサが配置されていると、誤入力の可能性も有り得るが、受付手段が設けられているので、誤入力があっても天板の誤動作が起こりにくい。
また、受付手段を使用者が足で操作しながら、第一センサ又は第二センサを使用者が手で操作することができる。
この場合、天板を下降させるために天板を使用者が押し下げる動作において使用者が天板の上面に接触することで制御部が支持体を制御して天板を下降させ、天板を上昇させるために天板を使用者が押し上げる動作において使用者が天板の下面に接触することで制御部が支持体を制御して天板を上昇させることができる。その結果、天板を移動させるために使用者が天板にかける力が少なくて済み、且つ、自然な姿勢で天板を昇降させることができる。
この場合、歪センサを配置可能な位置は、使用者が天板を昇降させようとする際に天板に生じる歪みを検出可能な位置であれば、特に限定されない。このため、使用者の手が触れない位置に歪みセンサを配置しても使用者による天板の昇降のジェスチャを認識することができる。
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態の天板昇降式什器の斜視図である。図2は、天板昇降式什器を天板の上面側から見た図である。図3は、天板昇降式什器を天板の下面側から見た図である。
梁部6は、天板2の前後方向に延びている。梁部6は、天板2の左右端に1つずつ配されている。
図1及び図4に示すように、制御部15は、センサ11による検知結果に基づいて支持体5の伸縮動作を制御する。制御部15は、例えば支持体5の内部に配されている。
さらに、本実施形態における判定部18は、第二センサ13を構成する右側センサ13a及び左側センサ13bに対して使用者の接触があるとの情報が第二取得部16bによって取得されている場合に、第二センサ13に対する入力があったと判定する。この場合、判定部18は、第三取得部17からの信号を受信してから所定時間以内であれば、天板2を上昇させる信号を指令生成部19へ出力する。
また、本実施形態における判定部18は、第三取得部17からの信号の受信後所定時間経過した後に第三センサに対する入力がない場合には、指令生成部19への信号の出力を禁止(天板の移動禁止)する。
制御部15は、第三センサ14に対する入力状態に対応して、第一センサ12又は第二センサ13に対する入力に従って支持体5を伸縮させるモード(天板昇降モード)と、第一センサ12又は第二センサ13に対する入力の有無によらず常に支持体5の伸縮動作を禁止するモード(天板移動禁止モード)とを有している(図5(b)参照)。たとえば、制御部15は、第三センサ14に対する入力があった時点から所定時間は支持体5を伸縮させるモードで動作し、この所定時間が経過しても第一センサ12又は第二センサ13に対する入力が無い場合には支持体5の伸縮動作を禁止するモードへ移行する。
また、第二センサ13の表面が天板2の下面4と略同一面に位置しているので、天板2の前端近傍の下面4に使用者の足や荷物等が引っかかりにくい。
本実施形態の変形例について説明する。
本変形例では、第三センサ14に対する入力(第三センサ14を足で踏むこと)が継続している間は支持体5を伸縮させるモードで制御部15を動作させ、第三センサ14に対する入力が解除されたら支持体5の伸縮を禁止するモードで制御部15を動作させる。
このような構成であっても上記実施形態と同様の効果を奏する。
また、本変形例では、天板2を昇降させる意思が使用者にあることが第三センサ14に対する入力があることで判断可能であるので、第一センサ12における右側センサ12aと左側センサ12bとの両方に使用者が手を触れたり、第二センサ13における右側センサ13aと左側センサ13bとの両方に使用者が手を触れたりする必要はない。
このため、本変形例では、天板2の昇降操作を片手で行うことができる。
本発明の第2実施形態について説明する。図8は、本実施形態の天板昇降式什器を天板の上面側から見た図である。図9は、天板昇降式什器を天板の下面側から見た図である。図10は、天板昇降式什器のブロック図である。図11は、天板昇降式什器における天板の昇降制御を示す表である。図12は、天板昇降式什器の天板の昇降操作において天板を下降させる場合を説明するための図である。図13は、天板昇降式什器の天板の昇降操作において天板を上昇させる場合を説明するための図である。
本実施形態のセンサ21は、天板2の上面3に配された第一センサ22と、天板2の下面4に配された第二センサ23とを有している。
第一手前側センサ22aと第一奥側センサ22bとは、天板2の幅方向に沿って、互いに離間して平行に延びている。
第一手前側センサ22aは、使用者が天板2の前端部2aを挟むように天板2を把持した時に、使用者の手の第一指(親指)が接触可能な位置(図13参照)に配されている。第一奥側センサ22bは、使用者が天板2の前端部2aを挟むように天板2を把持した時に、使用者の手の第二指から第五指までのうちの少なくともいずれかが接触可能な位置(図12参照)に配されている。
第二手前側センサ23aと第二奥側センサ23bとは、天板2の幅方向に沿って、互いに離間して平行に延びている。第二手前側センサ23aは、使用者が天板2の前端部2aを挟むように天板2を把持した時に、使用者の手の第一指(親指)が接触可能な位置(図12参照)に配されている。第二奥側センサ23bは、使用者が天板2の前端部2aを挟むように天板2を把持した時に、使用者の手の第二指から第五指までのうちの少なくともいずれかが接触可能な位置(図13参照)に配されている。
また、判定部28は、第一手前側センサ22a、第二手前側センサ23a、及び第二奥側センサ23bに対して接触が検知され、第一奥側センサ22bに対する接触が検知されない場合には、天板2を上昇させる信号を指令生成部29へ出力する(図11参照)。
また、本実施形態における判定部28は、第一手前側センサ22a、第一奥側センサ22b、第二手前側センサ23a、及び第二奥側センサ23bの全てに対して入力があったと判定した場合にも無効入力と判定する。このため、使用者が天板2を下降させている時に天板2の下面4が膝等に接触した際に天板2を停止させることができる。
本実施形態の制御部25は、第一手前側センサ22a、第一奥側センサ22b、第二手前側センサ23a、及び第二奥側センサ23bのそれぞれに対する接触の有無に基づいて、使用者が天板2を上下どちらに移動させようとしているかを判定する。本実施形態においても、第1実施形態と同様に、制御部25は、第三センサ14に対する入力の有無を参照し、支持体5を伸縮させるモードと支持体5の伸縮を禁止するモードとのいずれか一方のモードで動作する(図11参照)。
また、本実施形態では、天板2を昇降させる操作を使用者が行う場合、天板2の前端部2aを挟むように使用者が天板2を掴むことで、第一センサ22と第二センサ23との両方に使用者の手が接触する。ここで、使用者の第一指(親指)は、奥側センサ(第一奥側センサ22b又は第二奥側センサ23b)に届かず、使用者の第二指から第五指までのいずれかは奥側センサ(第一奥側センサ22b又は第二奥側センサ23b)に届くので、使用者の手の向きを第一センサ22及び第二センサ23を用いて制御部25が判定することができる。
本発明の第3実施形態について説明する。図14は、本実施形態の天板昇降式什器を天板の側面側から見た図である。
また、本実施形態の什器30における歪センサ31の位置は、使用者が天板2を昇降させようとする際に天板2に生じる歪みを検出可能な位置であれば、天板2の前端部2aには限られない。このため、天板2のうち使用者の手が触れない位置に歪センサ31が配置されていても、使用者による天板2の昇降のジェスチャを天板2の歪みに基づいて認識することができる。
本発明の第4実施形態について説明する。
図15は、本実施形態の天板昇降式什器のブロック図である。図16(a)及び図16(b)は、天板昇降式什器における天板の昇降制御を示す表である。
例えば、上記の第1実施形態に開示された第一センサは天板の上面に配され、上記の第1実施形態に開示された第二センサは天板の下面に配されているが、各センサの位置はこれに限定されない。一例として、第一センサ及び第二センサは押しボタンスイッチとして天板の下面に並べて取り付けられていてもよい。また、第一センサ及び第二センサは、天板の前端部における側面に取り付けられていてもよい。
2 天板
3 天板の上面
4 天板の下面
5 支持体
6 梁部
7 軸部
8 脚部
10 昇降駆動部
11,21 センサ
12,22 第一センサ
13,23 第二センサ
14 第三センサ
15,25,35 制御部
16a,26a 第一取得部
16b、26b 第二取得部
17,27 第三取得部
18,28 判定部
19,29 指令生成部
Claims (3)
- 上面と下面とを有する天板と、
前記天板が上下に移動可能となるように前記天板を支持する支持体と、
前記天板を下降させるための入力を受け付ける第一センサと、
前記天板を上昇させるための入力を受け付ける第二センサと、
前記支持体に配され、前記天板の昇降の許可または禁止の入力を受け付ける受付手段と、
前記受付手段に対して前記天板の昇降の許可の入力がされている場合に、前記第一センサ及び前記第二センサによる検知結果に基づいて前記天板の支持位置を制御する制御部と、
を備え、
前記第一センサと前記第二センサとの少なくとも一方は前記天板の上面に配されている、
天板昇降式什器。 - 前記第一センサは、前記天板の上面に配され使用者の接触を検知する接触センサであり、
前記第二センサは、前記天板の下面に配され使用者の接触を検知する接触センサである
請求項1に記載の天板昇降式什器。 - 前記第一センサ及び前記第二センサは、前記天板に対する使用者の接触による前記天板の歪を検知する歪センサからなり、
前記制御部は、前記受付手段に対して前記天板の昇降の許可の入力がされている場合に、使用者が前記天板の上面を下面側へ押圧することによって前記天板に生じる歪を前記歪センサが検知している間は前記支持体を収縮させ、使用者が前記天板の下面を上面側へ押圧することによって前記天板に生じる歪を前記歪センサが検知している間は前記支持体を伸長させる
請求項1に記載の天板昇降式什器。
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- 2016-07-12 JP JP2016137668A patent/JP6742175B2/ja active Active
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