JP6741960B2 - 乗物用シート - Google Patents
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Description
次に、発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、乗物用シートの一例としての車両用シートSは、自動車の運転席に使用されるシートであり、シートクッションS1と、シートバックS2と、ヘッドレストS3とを主に備えている。シートバックS2は、運転者の背中が当たる中央部S21と、シートバックS2の中央部S21の左右両側に配置されて中央部S21よりも前側に張り出した側部S22とを有している。また、車両用シートSは、制御装置100と、車両用シートSに着座した運転者の体格に関連する情報を検出する検出手段、一例として、座高検出センサ81、重量検出センサ82、前後位置検出センサ83および横幅検出センサ84とを備えている。
なお、本明細書において、前後、左右および上下は、車両用シートSに着座した運転者を基準とする。
上部フレーム10は、金属製のパイプ材を略U字形状に屈曲して形成され、横パイプ部11に、ヘッドレストS3を取り付けるためのサポートブラケット12が固定されている。また、左右の縦パイプ部13は、その下部がサイドフレーム本体部21の上部に結合され、サイドフレーム本体部21とともにサイドフレーム20を構成している。
サイドフレーム本体部21は、金属板をプレス加工するなどして形成されている。サイドフレーム本体部21は、その下部に上部よりも前側に張り出し、シートバックS2の側部S22を形成する張出部22を有している。
受圧部材40は、樹脂などからなる弾性変形可能な板状の部材であり、左右のサイドフレーム20の間で運転者の後方に配置されている。詳しくは、受圧部材40は、シートバックパッドP2などを介して運転者の背中を支持する受圧部41と、受圧部41の上部における左右両端から左右方向外側および前方に延出した支持部42とを有している。受圧部41は、シートバックS2の中央部S21の後ろに位置し、支持部42は、側部S22の後ろに位置している。支持部42は、運転者の上体上部を側方から支持する。
アクチュエータ51は、第1リンク部材53および第2リンク部材54を回動させるための駆動源であり、正転および逆転が可能なステッピングモータ51Aと、ギヤボックス51Bと、出力軸51Cとを備え、出力軸51Cが上下方向に沿うように配置されている。アクチュエータ51は、保持ブラケット52によりサイドフレーム20に固定されている。そして、ステッピングモータ51Aからの駆動力がギヤボックス51Bで減速されて出力軸51Cに伝達されることで、出力軸51Cが回動するようになっている。
第2リンク部材54は、一端部が第1リンク部材53の他端部にピン54Aを介して回動可能に連結されている。第2リンク部材54の他端部には、上部連結ワイヤW1の先端が回動可能に係合する連結孔54Bが形成されている。
トーションバネ55は、第1リンク部材53に対し第2リンク部材54を上から見て時計回りに付勢する部材であり、一端が第1リンク部材53に係合し、他端が第2リンク部材54に係合している。
R=(1+AV2)/(L/φ)
GC=V2/R
なお、本実施形態において、操舵角φは、ステアリングホイールの操舵の角度とするが、定数を変更すれば、例えば、車輪の操舵の角度で計算してもよい。また、本実施形態において、横加速度GCは、右を正、左を負とする。
次に、第2実施形態について説明する。なお、これから説明する各実施形態においては、第1実施形態と異なる点について詳細に説明し、第1実施形態と同様の構成や処理などについては同一符号を付して適宜説明を省略する。
体格情報取得手段120は、本実施形態においては、重量検出センサ82からの出力に基づき、運転者の体格の情報として運転者の重量WTを取得するように構成されている。
図12に示すように、ステップS100において、姿勢制御手段140は、体格情報取得手段120が取得した運転者の重量WTが第1重量WTth1以上であるか否かを判定する(S121)。そして、運転者の重量WTが第1重量WTth1以上である場合(S121,Yes)、姿勢制御手段140は、右のアクチュエータ51を作動量小で正転させて、受圧部材40を初期位置から第1前進位置に向けて移動させる(S122)。
次に、第3実施形態について説明する。
図13に示すように、前後位置検出センサ83は、車体に対するシートクッションS1(車両用シートS)の前後の位置を検出するセンサであり、シートクッションS1に配置されている。前後位置検出センサ83は、制御装置100に接続されており、検出結果を制御装置100に出力する。
体格情報取得手段120は、本実施形態においては、前後位置検出センサ83からの出力に基づき、シートクッションS1の前後の位置(以下、前後位置という。)SPを取得するように構成されている。
図15に示すように、ステップS100において、姿勢制御手段140は、体格情報取得手段120が取得した前後位置SPが第1位置SPth1以上であるか否かを判定する(S131)。そして、前後位置SPが第1位置SPth1以上である場合(S131,Yes)、姿勢制御手段140は、右のアクチュエータ51を作動量小で正転させて、受圧部材40を初期位置から第1前進位置に向けて移動させる(S132)。
次に、第4実施形態について説明する。
図16に示すように、横幅検出センサ84は、車両用シートSに着座した運転者の横幅を検出するセンサであり、シートバックS2に配置されている。一例として、横幅検出センサ84は、左右および上下に配列された複数の圧力センサや静電容量センサなどから構成されている。横幅検出センサ84は、制御装置100に接続されており、検出結果を制御装置100に出力する。
図18に示すように、ステップS100において、姿勢制御手段140は、体格情報取得手段120が取得した運転者の横幅BWが第1横幅BWth1以上であるか否かを判定する(S141)。そして、運転者の横幅BWが第1横幅BWth1以上である場合(S141,Yes)、姿勢制御手段140は、右のアクチュエータ51を作動量小で正転させて、受圧部材40を初期位置から第1前進位置に向けて移動させる(S142)。
51 アクチュエータ
81 座高検出センサ
82 重量検出センサ
83 前後位置検出センサ
84 横幅検出センサ
100 制御装置
110 横加速度取得手段
120 体格情報取得手段
140 姿勢制御手段
150 サポート量設定手段
160 制御状態設定手段
170 通知手段
190 記憶手段
S 車両用シート
S1 シートクッション
S2 シートバック
Claims (8)
- シートクッションと、シートバックと、前記シートバックの少なくとも一部を動かすことで前記シートバックの向きを左右に変えることが可能なアクチュエータと、前記アクチュエータを制御する制御装置とを備える乗物用シートであって、
前記制御装置は、
乗物の旋回中に前記アクチュエータを制御して前記シートバックの少なくとも一部を動かすことで前記シートバックの向きを変えるシート姿勢制御を実行可能に構成されており、
前記シート姿勢制御を実行するときに、運転者の体格に関連する情報を検出する検出手段から取得した運転者の体格の情報に応じて前記アクチュエータの作動量を変更し、
運転者の体格が、所定の基準以上の場合、前記所定の基準未満の場合よりも前記アクチュエータの作動量を小さくすることを特徴とする乗物用シート。 - シートクッションと、シートバックと、前記シートバックの少なくとも一部を動かすことで前記シートバックの向きを左右に変えることが可能なアクチュエータと、前記アクチュエータを制御する制御装置とを備える乗物用シートであって、
前記制御装置は、
乗物の旋回中に前記アクチュエータを制御して前記シートバックの少なくとも一部を動かすことで前記シートバックの向きを変えるシート姿勢制御を実行可能に構成されており、
前記シート姿勢制御を実行するときに、運転者の体格に関連する情報を検出する検出手段から取得した運転者の体格の情報に応じて前記アクチュエータの作動量を変更し、
前記検出手段は、運転者の座高を検出する座高検出センサを含み、
前記制御装置は、前記座高検出センサから取得した運転者の座高が、第1座高以上の場合、前記第1座高未満の場合よりも前記アクチュエータの作動量を小さくすることを特徴とする乗物用シート。 - 前記制御装置は、運転者の座高が、前記第1座高より小さい第2座高未満の場合、前記第2座高以上の場合よりも前記アクチュエータの作動量を大きくすることを特徴とする請求項2に記載の乗物用シート。
- シートクッションと、シートバックと、前記シートバックの少なくとも一部を動かすことで前記シートバックの向きを左右に変えることが可能なアクチュエータと、前記アクチュエータを制御する制御装置とを備える乗物用シートであって、
前記制御装置は、
乗物の旋回中に前記アクチュエータを制御して前記シートバックの少なくとも一部を動かすことで前記シートバックの向きを変えるシート姿勢制御を実行可能に構成されており、
前記シート姿勢制御を実行するときに、運転者の体格に関連する情報を検出する検出手段から取得した運転者の体格の情報に応じて前記アクチュエータの作動量を変更し、
前記検出手段は、運転者の重量を検出する重量検出センサを含み、
前記制御装置は、前記重量検出センサから取得した運転者の重量が、第1重量以上の場合、前記第1重量未満の場合よりも前記アクチュエータの作動量を小さくすることを特徴とする乗物用シート。 - 前記制御装置は、運転者の重量が、前記第1重量より小さい第2重量未満の場合、前記第2重量以上の場合よりも前記アクチュエータの作動量を大きくすることを特徴とする請求項4に記載の乗物用シート。
- シートクッションと、シートバックと、前記シートバックの少なくとも一部を動かすことで前記シートバックの向きを左右に変えることが可能なアクチュエータと、前記アクチュエータを制御する制御装置とを備える乗物用シートであって、
前記制御装置は、
乗物の旋回中に前記アクチュエータを制御して前記シートバックの少なくとも一部を動かすことで前記シートバックの向きを変えるシート姿勢制御を実行可能に構成されており、
前記シート姿勢制御を実行するときに、運転者の体格に関連する情報を検出する検出手段から取得した運転者の体格の情報に応じて前記アクチュエータの作動量を変更し、
前記検出手段は、運転者の横幅を検出する横幅検出センサを含み、
前記制御装置は、前記横幅検出センサから取得した運転者の横幅が、第1横幅以上の場合、前記第1横幅未満の場合よりも前記アクチュエータの作動量を小さくすることを特徴とする乗物用シート。 - 前記制御装置は、運転者の横幅が、前記第1横幅より小さい第2横幅未満の場合、前記第2横幅以上の場合よりも前記アクチュエータの作動量を大きくすることを特徴とする請求項6に記載の乗物用シート。
- 前記制御装置は、運転者の操作によって前記シート姿勢制御の実行が要求されていることを条件として前記シート姿勢制御を実行することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の乗物用シート。
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