JP6739884B1 - 蓄電装置を備えた電動射出成形機 - Google Patents

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【課題】デマンド電力を確実に抑制することができる電動射出成形機を提供する。【解決手段】電動射出成形機(1)においてコンバータ(13)の直流電圧線(15)側に蓄電装置(20)を設け、直流電力の一部が蓄電されるようにする。本発明において、電動射出成形機(1)には、スマートメータ等のデマンド監視装置(8)からデマンド電力の抑制を指示する所定の接点信号が入力されるようにする。接点信号がONになると、電力抑制運転モードに移行し、接点信号がOFFになると通常の運転モードに戻る。電力抑制運転モードは、遮断器(14)を遮断して工場からの三相交流電力の供給を停止し、蓄電装置(20)に蓄電されている電力をインバータ(17)と、電動射出成形機(1)に設けられているヒータ(24)とに供給する運転モードとする。【選択図】図1

Description

本発明は、蓄電装置を備えた電動射出成形機に関するものであり、工場から供給される電力により運転するようになっていると共にこの電力の一部が蓄電装置に蓄電され、蓄電装置に蓄電された電力によっても運転することができるようになっている蓄電装置を備えた電動射出成形機に関するものである。
周知のように電動射出成形機には、工場から供給される三相交流電力を直流電力に変換するコンバータと、この直流電力を所望の三相交流電力に変換するインバータとが設けられ、インバータによって生成された三相交流電力によって各種装置を駆動するモータが駆動されるようになっている。このような電動射出成形機において、例えば特許文献1において提案されているように、蓄電装置を設ける技術も周知である。このような電動射出成形機において、蓄電装置はコンバータの出力側つまり直流電圧線に接続するようにする。そしてコンバータが変換する直流電力の一部を蓄電させるようにし、インバータが大電力を必要とするときに蓄電装置から電力を供給させる。そうすると、電動射出成形機全体として消費電力が平滑化されることになる。また、このように蓄電装置を備えた電動射出成形機の中には、特許文献1に記載されている電動射出成形機のように、停電が発生して工場からの三相交流電力が得られなくなっても蓄電装置に蓄電されている電力で所定時間成形サイクルを運転できるようになっているものもある。
特開2018−8397号公報 特開2010−240915号公報
電動射出成形機が設置されている工場では、受電電力を30分毎に積算した、いわゆるデマンド電力の最大値に応じて、電気料金に関係する契約電力が決定される。従って、工場の運営においては、デマンド電力の最大値が所定の範囲を超過しないように留意されている。特許文献2には、デマンド電力が所定の範囲を超過しないように管理する射出成形機の電力管理システムが提案されている。このシステムにおいては、それぞれの射出成形機に電力測定器を設け、各電力測定器において射出成形機において使用されている電力を所定のサンプリング周期で積算する。これらの射出成形機はネットワークを介して所定の管理装置に接続されており、それぞれの射出成形機において積算された使用電力が管理装置に送られる。管理装置では、これらを集計して、あらかじめ設定された最大許容電力量と比較する。最大許容電力量を超えそうだと判断したときは、管理装置は1台以上の所定の射出成形機に通知して、電力削減措置を実施させる。通知された射出成形機では、電力削減措置として成形サイクルを停止したり、ヒータ設定温度を低下させる等の対応を実施する。このようにして、射出成形機の電力管理システムを運転すると、結果的に工場のデマンド電力を所定の範囲内に維持することができる。
特許文献1に記載の射出成形機は消費電力を平滑化することができるので優れている。また特許文献2に記載の射出成形機の電力管理システムは複数台の射出成形機の使用電力の合計が最大許容電力量にならないようにするので、工場のデマンド電力を抑制する効果が高く優れている。しかしながら、デマンド電力の抑制に関して解決すべき課題も見受けられる。例えば特許文献1に記載の射出成形機については、消費電力を平滑化することはできるが、消費電力の変動を緩和することが目的であって、所定の消費電力を超えないよう消費電力をコントロールしているわけではない。工場全体の受電電力と連動して駆動するわけではないので、デマンド電力が大きくなって所定の値を超えそうになっても、消費電力をゼロにすることはできない。つまり工場のデマンド電力の抑制はできない。一方特許文献2に記載の射出成形機の電力管理システムの場合には、電力削減措置をとらせる点に問題が見受けられる。すなわち、複数台の射出成形機の使用電力量が最大許容電力量を越えたら、対象となる射出成形機に対して電力削減措置として、成形サイクルの停止等をさせることになる。そうすると生産効率が低下してしまう。デマンド電力を抑制する効果は高いが、生産効率が低下するのは問題がある。
本発明は、上記したような問題点を解決した電動射出成形機を提供することを目的としており、具体的には工場のデマンド電力を確実に抑制することができ、抑制に際しては生産効率を低下させることがない電動射出成形機を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、蓄電装置を備えた電動射出成形機を対象とする。電動射出成形機は、工場からの三相交流電力がコンバータによって直流電力に変換され、直流電力がインバータによって交流電力に変換されて各種モータが駆動されるようになっているが、蓄電装置はコンバータの直流電圧線側に設けられ、直流電力の一部が蓄電されるようになっている。本発明において、電動射出成形機は、工場の受電設備に設けられているデマンド監視装置からデマンド電力の抑制を指示する所定の接点信号が入力されると電力抑制運転モードに移行し、接点信号が解除されると通常の運転モードに戻るように構成する。電力抑制運転モードは、遮断器を遮断して工場からの三相交流電力の供給を停止し、蓄電装置に蓄電されている電力をインバータと、電動射出成形機に設けられているヒータとに供給する運転モードとする。
すなわち本発明は、工場からの三相交流電力がコンバータによって直流電力に変換され、該直流電力がインバータによって交流電力に変換されて各種モータが駆動され、そして前記コンバータの直流電線側に蓄電装置が設けられ、該蓄電装置が蓄電されるときは前記直流電力のみから蓄電されるようになっている電動射出成形機であって、前記電動射出成形機は、工場の受電設備に設けられているデマンド監視装置から、工場全体の消費電力についての所定の単位時間毎の電力量であるデマンド電力に関して、その抑制を指示する所定の接点信号が入力されると電力抑制運転モードに移行し、前記接点信号が解除されると前記電力抑制運転モードが解除されて通常の運転モードに移行するようになっており、前記電力抑制運転モードは、前記電動射出成形機の電力入力側に設けられている遮断器を遮断して工場からの三相交流電力の供給を停止し、前記蓄電装置に蓄電されている電力を前記インバータと、前記電動射出成形機に設けられているヒータとに供給して前記蓄電装置の電力のみによって運転するモードであることを特徴とする、蓄電装置を備えた電動射出成形機として構成される。
以上のように本発明は、工場からの三相交流電力がコンバータによって直流電力に変換され、該直流電力がインバータによって交流電力に変換されて各種モータが駆動され、そしてコンバータの直流電線側に蓄電装置が設けられ、該蓄電装置が蓄電されるときは直流電力のみから蓄電されるようになっている電動射出成形機を対象としている。そして、本発明の電動射出成形機は、工場の受電設備に設けられているデマンド監視装置から、工場全体の消費電力についての所定の単位時間毎の電力量であるデマンド電力に関して、その抑制を指示する所定の接点信号が入力されると電力抑制運転モードに移行し、接点信号が解除されると電力抑制運転モードが解除されて通常の運転モードに移行するようになっている。そして電力抑制運転モードは、電動射出成形機の電力入力側に設けられている遮断器を遮断して工場からの三相交流電力の供給を停止し、蓄電装置に蓄電されている電力をインバータと、電動射出成形機に設けられているヒータとに供給して蓄電装置の電力のみによって運転するモードからなる。つまり電力抑制運転モードでは、電動射出成形機に対して工場からの三相交流電力の供給は完全に停止するので、デマンド電力を確実に抑制できることになる。また電力抑制運転モードにおいては、インバータに対してもヒータに対しても蓄電装置によって電力供給は継続されるので、成形サイクルを中断する必要がない。またデマンド電力の抑制を指示する接点信号が解除されると電力抑制モードが解除される。つまり通常の運転モードに移行するので、電動射出成形機はモードが移行しても成形サイクルを継続し続けることができる。これによって生産を継続することができ、生産コストが低下することはない。なお、運転モードの切り換えにおいて遮断器を遮断するようにしているが、遮断器はコンバータの上流側にあるので、これを遮断してもコンバータの下流側の直流電力に影響はでない。つまり電力抑制運転モードに切り換えても、各種モータの駆動には影響がでることはなく、電動射出成形機は問題なく動作し続けることが保証される。本発明によると工場のデマンド電力について所望の範囲を越えそうな場合に、工場から電動射出成形機への電力供給を一時的に完全に停止できるので、確実にデマンド電力を抑制することができる。これによって電力料金を抑制できる。
工場に設置されている本発明の第1の実施の形態に係る電動射出成形機の電力システムを示すブロック図である。 工場に設置されている本発明の第2の実施の形態に係る電動射出成形機の電力システムを示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。本発明の第1の実施の形態に係る電動射出成形機1が設置されている工場も、図1に示されているように、従来の工場と同様に構成されており、電力会社から送電される高圧電力を受電する受電設備3を備えている。高圧電力は受電設備3によって、例えば200V等の三相交流電力に降圧され、工場内の配電線4に供給されている。工場にはプレス機、NC工作機械等の各種の産業機械が設けられ配電線4から電力供給されている。これらの産業機械は図1において工場内負荷5a、5b、…として示されている。本発明の第1の実施の形態に係る電動射出成形機1も工場内負荷の1つであり、配電線4に接続され三相交流電力が供給されるようになっている。受電設備3には、電力会社から供給される電力を検出し、この電力を積算して所定の単位時間毎、例えば30分毎の電力量であるデマンド電力を計算するデマンド監視装置8が設けられている。デマンド監視装置8はいわゆるスマートメータであってもよい。後で説明するように、デマンド監視装置8には所定の接点指令を出す機能が設けられている。
本実施の形態に係る電動射出成形機1は、前記したように工場内の配電線4から電力供給されているが、電動射出成形機1内の内部配電線10が、所定の端子盤11を介して配電線4に接続されて電力供給を受けている。内部配電線10はその一部が分岐してコンバータ13に接続されている。より詳しくは、コンバータ13は、遮断器14を介して内部配電線10に接続されている。従って遮断器14を操作することによってコンバータ13への電力の供給を遮断できるようになっている。コンバータ13は周知のように三相交流電力を所定の直流電圧に変換するようになっており、出力側には直流電圧線15が接続されている。この直流電圧線15に直接インバータ17、17、…が接続されるようにしてもよいが、本実施の形態においては、直流電圧線15には昇圧チョッパ回路からなるDC/DC変換器18が設けられている。これによって昇圧された直流電圧がインバター17、17、…に供給されるようになっている。次に説明するように、直流電圧線15には蓄電に適した比較的低圧の直流電圧が供給されているからであり、インバータ17、17、…の駆動に適した直流電圧に昇圧することが好ましいからである。インバータ17、17、…では所望の三相交流電圧が生成されてモータM、M、…に供給される。すなわちモータM、M、…が駆動され、各種装置が作動するようになっている。
本実施の形態に係る電動射出成形機1においては、直流電圧線15に蓄電装置20が設けられている。蓄電装置20は蓄電池、電気二重層キャパシタ等からなり、直流電圧線15から直流電力の供給を受けて蓄電したり、蓄電された電力を直流電圧線15に供給できるようになっている。従って、遮断器14を遮断して内部配電線10からの電力供給を停止しているとき、蓄電装置20からの電力によってモータM、M、…を駆動できるようになっている。本実施の形態においては、電動射出成形機1を制御するコントローラ21は、この蓄電装置20からの直流電圧を降圧チョッパ回路からなるDC/DC変換器23を介して降圧させた直流電圧を制御用電力として利用している。従って遮断器14を遮断しても、コントローラ21は動作できる。
本実施の形態に係る電動射出成形機1にも、加熱シリンダにヒータ24が設けられているが、このヒータ24には、工場からの三相交流電力を供給することもできるし、蓄電装置20に蓄電されている電力を供給することもできるようになっている。これを説明する。まず内部配電線10は、その分岐がサイリスタから構成されているバイパススイッチ26に接続され、バイパススイッチ26からヒータ24に接続されている。バイパススイッチ26によって内部配電線10からの電力供給をするように切り換えられているときには、工場からの三相交流電力が直接ヒータ24に供給されることになる。一方蓄電装置20には、昇圧チョッパ回路からなるDC/DC変換器27を介してインバータ28が設けられている。蓄電装置20からの直流電圧が昇圧された後に、インバータ28によって三相交流電力が生成されるようになっている。インバータ28の出力は電力波形を滑らかにする出力用LCフィルタ29を介してバイパススイッチ26に接続されている。つまり工場内の三相交流電力と同じ電圧で同等の三相交流電力がバイパススイッチ26に供給されるようになっている。バイパススイッチ26が蓄電装置20からの電力供給に切り換えられているときには、インバータ28が生成した三相交流電力がヒータ24に供給されることになる。バイパススイッチ26はサイリスタから構成されているので、いわゆるゼロクロス動作により電力供給先を切り換えることができる。従って、ヒータ24には工場からの三相交流電力と、蓄電装置20、インバータ28経由で生成される三相交流電力とがシームレスに切り換えられて供給することができる。なおバイパススイッチ26の出力側には、例えば成形品取出用のロボットチャック等の外部機器30も接続されている。
デマンド監視装置8は、前記したようにデマンド電力を計算すると共に、デマンド電力が所定の範囲を逸脱しないか監視している。逸脱する可能性があると判断したときには、デマンド監視装置8は所定の接点信号を外部に出力するようになっている。そして逸脱の可能性がないと判断すると接点信号をOFFするようになっている。本実施の形態においては、電動射出成形機1のコントローラ21に対してこの接点信号が入力されている。本発明の第1の実施の形態に係る電動射出成形機1は、このデマンド監視装置8からの接点信号のON/OFFによって、運転モードを切り換え、それによって工場全体のデマンド電力を所定の範囲に維持するようになっている。これを説明する。
デマンド監視装置8からの接点信号がOFFのとき、つまりデマンド電力が所定の範囲を逸脱する可能性がないとき、本実施の形態に係る電動射出成形機1は通常運転モードで運転する。すなわち、遮断器14はONした状態とし、コンバータ13には工場内の配電線4から三相交流電力が供給される。前記したようにコンバータ13によって直流電力に変換され、DC/DC変換器18を介して昇圧されてインバータ17、17、…に供給される。インバータ17、17、…によって三相交流電力が生成されてモータM、Mが駆動される。コンバータ13によって変換された直流電力の一部は、蓄電装置20に蓄電される。バイパススイッチ26は配電線4からの三相交流電力が供給されるように切り換えられており、ヒータ24、外部機器30にこの三相交流電力が供給される。
工場内の消費電力が大きくなり、デマンド電力が所定の範囲を逸脱する可能性が発生すると、デマンド監視装置8からの接点信号がONされコントローラ21に通知される。本実施の形態に係る電動射出成形機1は電力抑制運転モードに移行する。すなわちコントローラ21は、遮断器14を駆動して配電線4からコンバータ13への三相交流電力の供給を遮断する。蓄電装置20は蓄電した電力を直流電圧線15に供給する。これによってインバータ17、17、…に引き続き直流電圧が供給され、モータM、M、…を駆動させることができる。また蓄電装置20からの直流電力はDC/DC変換器27、インバータ28、出力用LCフィルタ29を介して工場内の三相交流電力と同等の三相交流電力に変換される。バイパススイッチ26は切り換えられ、この三相交流電力がヒータ24、外部機器30に供給される。すなわち電動射出成形機1は、蓄電装置20に蓄電されている電力のみによって成形サイクルを実施することになる。これによって工場全体の消費電力を抑制し、デマンド電力が所定の範囲を逸脱することを防止できる。
デマンド電力が所定の範囲を逸脱する可能性がなくなったら、デマンド監視装置8は接点信号をOFFする。コントローラ21は接点信号のOFFを検出したら通常運転モードに戻す。すなわち遮断器14を駆動してコンバータ13に工場内からの三相交流電力の供給を再開する。バイパススイッチ26を切り換えて工場内からの三相交流電力をヒータ24、外部機器30に供給する。蓄電装置20への蓄電を再開する。
図2には、本発明の第2の実施の形態に係る電動射出成形機1’が示されている。第1の実施の形態に係る電動射出成形機1と同様の装置については同じ参照番号を付して説明を省略する。この第2の実施の形態に係る電動射出成形機1’には、電動射出成形機1’内部に電力検出器32とデマンド監視装置33とが設けられている。電力検出器32は、配電線4から電動射出成形機1’に供給される三相交流電力を検出するためのものであり、デマンド監視装置33はこの電力について、所定の単位時間毎、例えば30分毎の電力量を計算し、これを監視する。すなわちこのデマンド監視装置33は、電動射出成形機1’において消費される電力のみについて、デマンド電力を監視している。コントローラ21にはこのデマンド監視装置33からの接点信号が入力されている。この第2の実施の形態に係る電動射出成形機1’においても、第1の実施の形態に係る電動射出成形機1と同様に接点信号に応じて運転モードを切り換えるようになっている。すなわち、デマンド電力が所定の範囲を逸脱する可能性が生じたら接点信号がONになり、電力抑制運転モードに移行する。デマンド電力が所定の範囲を逸脱する可能性がなくなったら、接点信号がOFFになり通常の運転モードに移行する。
1 電動射出成形機 3 受電設備
4 配電線 8 デマンド監視装置
10 内部配電線 13 コンバータ
14 遮断器 15 直流電圧線
17 インバータ 18 DC/DC変換器
20 蓄電装置 21 コントローラ
24 ヒータ 26 バイパススイッチ
27 DC/DC変換器 28 インバータ
29 出力用LCフィルタ

Claims (1)

  1. 工場からの三相交流電力がコンバータによって直流電力に変換され、該直流電力がインバータによって交流電力に変換されて各種モータが駆動され、そして前記コンバータの直流電線側に蓄電装置が設けられ、該蓄電装置が蓄電されるときは前記直流電力のみから蓄電されるようになっている電動射出成形機であって、
    前記電動射出成形機は、工場の受電設備に設けられているデマンド監視装置から、工場全体の消費電力についての所定の単位時間毎の電力量であるデマンド電力に関して、その抑制を指示する所定の接点信号が入力されると電力抑制運転モードに移行し、前記接点信号が解除されると前記電力抑制運転モードが解除されて通常の運転モードに移行するようになっており、
    前記電力抑制運転モードは、前記電動射出成形機の電力入力側に設けられている遮断器を遮断して工場からの三相交流電力の供給を停止し、前記蓄電装置に蓄電されている電力を前記インバータと、前記電動射出成形機に設けられているヒータとに供給して前記蓄電装置の電力のみによって運転するモードであることを特徴とする、蓄電装置を備えた電動射出成形機。
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