JP6739678B2 - アレーアンテナ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、円偏波素子アンテナに関するものである。
無線通信において、効率の良い送受信を可能とするには送信アンテナと受信アンテナの偏波面を一致させることが必要である。そのため、衛星通信のように、人工衛星が回転しアンテナの偏波面が定まらない場合には、円偏波が良く用いられる。円偏波を励振することができるアンテナ素子の1つにヘリカルアンテナがある。ヘリカルアンテナは導体をらせん状に巻いた形状からなるアンテナであり、円偏波励振回路を用いずに簡易な構成で円偏波励振が可能であり、衛星通信用アンテナ等に広く用いられている。
ヘリカルアンテナへの給電には、ヘリカルアンテナ素子を構成する線状導体の末端を地導体に設けた穴に通して同軸線路を構成し、給電回路(例えば導波管)に接続する方法が良く用いられる。しかし、ヘリカルアンテナ素子と地導体の間隔が狭いと両者の電磁結合によりヘリカルアンテナの円偏波特性(軸比)が変化する。このため、製造公差が問題とならない周波数での使用に限られたり、歩留まりが悪くなったりするという問題があった。
特許文献1ではヘリカルアンテナの実用方法が開示されている。特許文献1では、マイクロストリップアンテナに高周波電流を供給する給電ピンの先端に容量性素子を介してヘリカルアンテナを付加している。
特開平10−135734
特許文献1のヘリカルアンテナは上記のように構成されているので、マイクロストリップアンテナとの相互干渉を軽減し、良好な円偏波を得ることができる。しかし、製造公差によりヘリカルアンテナとマイクロストリップアンテナの間隔が変化することに対して、円偏波特性(軸比)への影響を軽減することはできない。そのため、歩留まりが悪くなったり、製造公差を小さくするためにヘリカルアンテナ素子を固定する支持構造を新たに設けたりする必要があるという課題があった。
この発明は上記のような問題を解決するためになされたものであり、ヘリカルアンテナ素子と地導体の間隔に対して円偏波特性の変化が小さいアンテナ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るアレーアンテナ装置は、第1の面に複数の円状の第1の穴が施され、第1の面と対向している第2の面に複数の接続軸挿入孔が施されている導波管と、第1の端が導波管の内側に、第2の端が導波管の外側に配置されるよう、複数の第1の穴にそれぞれ挿入されている複数の線状の第1の導体と、円状の第2の穴を有し、複数の線状の第1の導体にそれぞれ第2の穴が挿入されるよう、導波管の外側に第1の面と略平行に配置されている複数の円板状の導体板と、第1の端が、複数の線状の第1の導体の第2の端とそれぞれ接続し、第1の面と略平行に配置されている複数の線状の第2の導体と、複数の線状の第2の導体の第2の端にそれぞれ接続されている複数のアンテナ素子と、複数の接続軸挿入孔のそれぞれに挿入されており、第1の端が複数の線状の第1の導体の第1の端とそれぞれ接続されている複数の接続軸と、複数の接続軸のそれぞれを回転させる複数の回転装置と、複数の回転装置の回転を個別に制御する制御装置と、を備えたものである。
本発明は、ヘリカルアンテナ素子と地導体の間隔に対して円偏波特性の変化が小さいアンテナ装置を得ることができる。
実施の形態1に係るアンテナ装置を示す構成図である。 実施の形態1に係るアンテナ装置を示す断面図である。 実施の形態1に係るアンテナ装置(円板5なし)において、水平導体3を流れる電流20により誘起される電流21の分布を示す図である。 実施の形態1に係るアンテナ装置(円板5あり)において、水平導体3を流れる電流20により誘起される電流22の分布を示す図である。 実施の形態1に係るアンテナ装置のアンテナ設置高さの誤差ΔHに対する円偏波素子アンテナ2の軸方向の軸比の変化を示すグラフである。 実施の形態2に係るアンテナ装置を示す構成図である。 実施の形態2に係るアンテナ装置を示す断面図である。 実施の形態2に係るアンテナ装置のアンテナ設置高さの誤差ΔHに対する円偏波素子アンテナ2の軸方向の軸比の変化を示すグラフである。 実施の形態3に係るアンテナ装置を示す断面図である。 実施の形態3に係るアンテナ装置の支持部材9aの底面を示す模式図である。 実施の形態3に係るアンテナ装置の支持部材9bの構造を示す模式図である。 地導体1に対しアンテナ装置を直線状に配列したアレーアンテナ装置の構成の一例を示す図である。 導波路10の1つの面に対し、アンテナ装置を導波管の中心軸に対して直線状に配列したアレーアンテナ装置の構成の一例を示す図である。 導波路10の1つの面に対し、アンテナ装置を導波管の中心軸に対して交互に配列したアレーアンテナ装置の構成の一例を示す図である。 実施の形態5に係るアレーアンテナ装置を示す構成図である。 実施の形態5に係るアレーアンテナ装置を示す断面図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るアンテナ装置を示す構成図である。図1において、1は地導体(地導体板)、2は円偏波素子アンテナ(アンテナ素子)、3は水平導体(第2の導体)、4は垂直導体(第1の導体)、5は円板(導体板)、6は地導体1に設けられた第1の穴、7は円板5に設けられた第2の穴である。
また、図2は垂直導体4を含み地導体1に垂直な面における断面図である。
地導体1は、銅やアルミ等の金属で構成され、アンテナ装置のグランドとして動作する。なお、本実施の形態では、図1および図2に示すように、地導体1は方形の板状で示されているが、アンテナ装置のグランドとしての動作が得られれば適宜自由な形状を選択可能である。例えば、円形でも良い。
なお、地導体1の円偏波素子アンテナ(アンテナ素子)2が設けられる面と反対側の面には給電線路(図示しない)が設けられる。
円偏波素子アンテナ2は、円偏波を送信または受信するアンテナである。本実施の形態では、図1および図2に示すように、円偏波を送信または受信する方向を軸に対し、線状の導体を軸の側面にらせん状に巻いたような構成をしたヘリカルアンテナを例としたが、線状の導体を軸に対し垂直な円形となるように巻いたカールアンテナ、またはスパイラルアンテナであってもよい。
円偏波素子アンテナ2は、所望の周波数において良好な円偏波が放射されるように、直径、ピッチおよび巻数が設計されている。
水平導体3は、線状の導体であり、一端が円偏波素子アンテナ2の下端に接続され、もう一方の端が垂直導体4に接続されて地導体1の上方に地導体1と平行となるように配置される。
垂直導体4は、線状の導体であり、一端が水平導体3に接続され、もう一方の端が給電線路(図示しない)に接続されるように第1の穴6および第2の穴7を通って配置される。なお、垂直導体4の中心軸は、円偏波素子アンテナ2の中心軸と一致している。
円板5は、地導体1に対して平行に配置された板状の導体板である。円板5の中心は、垂直導体4の中心軸と一致している。なお、円板5は、水平導体3の間隔が一定となるよう、垂直導体4に固定されている。このとき、円板5は垂直導体4と電気的に接続されないような方法で固定される。
円板5の半径は、動作周波数に対する波長をλとすると、λ/4(動作波長の4分の1)とするのが望ましい。更には、円板5の半径から第1の穴6の半径を差し引いた長さをλ/4とするのが望ましい。
なお、円板5と地導体1との間隔は、伝送経路とみなされる限界であるλ/4以内であればよく、λ/10(動作波長の10分の1)とするのが望ましい。
第1の穴6は、垂直導体4が地導体1に接触しないように地導体1に設けられている。第1の穴6の断面は円形で、垂直導体4の中心軸が第1の穴6の中心を通るようにするのが望ましい。これにより、垂直導体4を内導体、地導体1を外導体とする同軸線路が形成される。
第2の穴7は、垂直導体4が円板5に接触しないように円板5に設けられている。第2の穴7の断面は円形であり、円板5の中心をとおる垂直軸と第2の穴7の中心をとおる垂直軸が一致していることが望ましい。第1の穴6と同様、垂直導体4の中心軸が第2の穴7の中心を通るようにするのが望ましい。
次に、本実施の形態に係るアンテナ装置の動作について説明する。なお、送信アンテナと受信アンテナには可逆性が成り立つため、ここでは送信アンテナとしての動作についてのみ説明する。
給電回路(図示せず)により、垂直導体4と地導体1の間に高周波電圧が印加されると、両者に電荷の移動が発生し交流電流が流れる。その結果、垂直導体4および水平導体3を介して円偏波素子アンテナ2に高周波電流が流れ、円偏波を放射する。
図3、図4を用いて円板5の効果を説明する。図3は、円板5を設けない場合の円偏波素子アンテナの構成を表す断面図で、図4は、円板5を設けた場合の円偏波素子アンテナの構成を表す断面図である。
図3、図4において、図1と同一符号は同一または相当部分を示している。
図3、図4において、20は垂直導体4から水平導体3を流れる電流を示し、21と22は、電流20によって誘起された電流である。
まず、円板5を設けない場合の動作について説明する。
図3において、垂直導体4を流れる電流からの放射は、円偏波素子アンテナ2の円偏波特性を劣化させるため、垂直導体4が地導体1から突出する長さは極力短くすることが望ましい。しかし、垂直導体4が地導体1から突出する長さを短くした場合、水平導体3と地導体1が近接するため、水平導体3を流れる電流20に誘起された電流21が地導体1上に流れる。
これは言い換えると水平導体3と地導体1の間に強い電界が生じることとなり、円偏波素子アンテナ2の円偏波特性に影響を与える。このため、地導体1の形状および地導体1と円偏波素子アンテナ2との相対位置は、使用したい状況に応じた調整が必要となる。
したがって、アンテナを設置する際、地導体1の形状が変わったり、地導体1と円偏波素子アンテナ2の相対位置が異なったりすると、あらかじめ設計された円偏波特性が得られなくなる。
これに対し、この発明の実施の形態1に係るアンテナ装置では、図4に示すように、地導体1と水平導体3との間に円板5を追加している。
円板5と地導体1との間隔はλ/4以下であり動作周波数に対する波長λに対して十分小さいので、円板5と地導体1の間をラジアルライン導波路と見なすことができる。
さらに、円板5の半径をλ/4としているので、円板5から地導体1を見たときのインピーダンスが非常に高くなり、円板5から地導体1への電流が遮断される。
図4に示すように、電流により誘起された電流22は円板5上を流れるため、地導体1には流れない。したがって、地導体1の形状が変わったり円偏波素子アンテナ2と地導体1の相対位置が異なったりしても、アンテナの円偏波特性に影響を与えることが無い。
このように、円板5が設けられた条件下において、円偏波素子アンテナ2を設計することにより、アンテナの設置条件の変化や製造誤差に対して円偏波特性の劣化が小さいアンテナ装置を得ることができる。
次に、本実施の形態に係るアンテナ装置の円板5の効果を説明するため、電磁界シミュレーションを行った結果を示す。
図5は、地導体1と水平導体3の間の距離の変動量、つまりアンテナ設置高さの誤差ΔHに対する円偏波素子アンテナ2の軸方向の軸比の変化を示したグラフである。計算した周波数は12GHzである。
円板5を設けない場合、ΔH=0(設計寸法通り)のとき軸比は2.0dBであるのに対し、ΔH=−0.5mmでは軸比が4.2dBにまで劣化しており、わずかな誤差で円偏波特性が大きく劣化することがわかる。
一方、円板5を設けた場合、ΔH=±1mmでも軸比の変化量は±0.5dBにとどまり、円偏波特性の変動を緩和できることが確認できる。
以上説明したように、本実施の形態に係るアンテナ装置では、ヘリカルアンテナである円偏波素子アンテナ2と、地導体1の間に動作周波数に対する波長の四分の一の半径をもつ円板5を備えることで、水平導体3上を流れる電流により地導体1上で誘起される電流を抑制し、アンテナの設置条件の変化や製造誤差に対して円偏波特性の劣化を抑えることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、地導体1と円偏波素子アンテナ2との間に円板5を設けた場合について説明を行った。本実施の形態では、地導体1と円板5との間に、短絡導体(第3の導体)8を新たに設けた場合について説明する。
図6は、本実施の形態に係るアンテナ装置を示す構成図である。図6において、実施の形態1と同一の構成には同一符号を付し、説明を省略する。また、図7は垂直導体4を含み地導体1に垂直な面における断面図である。
本実施の形態に係るアンテナ装置と、実施の形態1に係るアンテナ装置との相違点は、円板5と地導体1とを電気的に接続する短絡導体8を新たに設けた点である。
短絡導体8は、円板5に設けられた第2の穴7の縁に沿うように配置された円筒状の導体である。短絡導体8の上端は円板5に、短絡導体8の下端は地導体1に、それぞれ電気的に接続される。
次に、本実施の形態に係るアンテナ装置の動作について説明する。基本的には、実施の形態1で説明した動作と一緒であるが、本実施の形態に係るアンテナ装置の場合、円板5と地導体1だけではなく、短絡導体8により、チョーク構造が形成され、水平導体3から地導体1に流れる電流をより効果的に遮断することができる。このように円板5の他に短絡導体8を用いることにより、円偏波素子アンテナ2の円偏波特性を円板5だけを用いた場合よりも更に改善し、かつアンテナの設置条件の変化や製造誤差に対して円偏波特性の劣化が小さいアンテナ装置を得ることができる。
本実施の形態に係るアンテナ装置のチョーク構造の効果を説明するため、電磁界シミュレーションを行った結果を図8示す。
図8は、地導体1と水平導体3の間の距離の変動量、つまりアンテナ設置高さの誤差ΔHに対する円偏波素子アンテナ2の軸方向の軸比の変化を示したグラフである。
実施の形態1で説明したように、円板5を設けることで、ΔH=±1mmでも軸比の劣化量は±0.5dB以下となり円偏波特性の変動を緩和できる。一方、円板5に短絡導体8を追加した場合、軸比の絶対値は短絡導体8がない場合よりも小さくなり円偏波特性が良好となることがわかる。また、ΔHに対する軸比の変化量は±0.7dBであり、短絡導体8がない場合とほぼ同等である。
以上説明したように、本実施の形態に係るアンテナ装置では、円板5と地導体1を電気的に接続する短絡導体8を新たに備えたことにより、アンテナの設置条件の変化や製造誤差に対して円偏波特性の劣化が小さいアンテナ装置を得ることができる。
実施の形態3.
実施の形態2では、地導体1と円板5との間に、短絡導体8を新たに備えることにより、アンテナの設置条件の変化や製造誤差に対し、円偏波特性の劣化を小さくする場合について説明した。
本実施の形態では、支持部材を備えた場合について説明する。
図9は本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の断面図である。図9において、9aは円偏波素子アンテナ2を固定する支持部材(第1の誘電体)、9bは垂直導体4を固定する支持部材(第2の誘電体)、9cは円板5を固定する支持部材(第3の誘電体)である。
図9において、実施の形態1、2と同一の構成には同一符号を付し、説明を省略する。なお、図9は垂直導体4を含み地導体1に垂直な面における断面図を表している。
本実施の形態に係るアンテナ装置と、実施の形態1に係るアンテナ装置との相違点は、円偏波素子アンテナ2、垂直導体4、円板5を支持する支持部材を新たに備えた点である。
支持部材9a〜9cの材質は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などの誘電体が望ましい。なお、使用する材質に合わせてアンテナが設計されていれば、支持部材として利用される材質を適宜選択してもよい。
支持部材9aは、望ましくは円柱形状であり、支持部材9aの側面に円偏波素子アンテナ2を固定できるようにしている。
図10は、支持部材9aの底面を表す模式図である。なお、見やすくするため、支持部材9cは図10から省略している。
支持部材9aの底面には、図10に示すように水平導体3が固定できるようにしている。その他については、実施の形態1の場合と同様、水平導体3の一端は円偏波素子アンテナ2の下端に接続され、もう一方の端が垂直導体4に接続される。
図11は、支持部材9bの構造を表す模式図である。支持部材9bは、例えば円柱をその中心軸を含む面で半分に割った形状を有しており、円柱の中心軸に沿うように垂直導体4が固定できるようにしている。その他については、実施の形態1の場合と同様、垂直導体4は、一端が水平導体3のもう一方の端に接続され、垂直導体4のもう一方の端には給電線路(図示せず)に接続される。
支持部材9bと垂直導体4は、その一部が地導体1の第1の穴6を貫通するように配置される。当然、第1の穴6は、支持部材9bが回転する際、地導体1と接触しない大きさとする。また、支持部材9bは、支持部材9bの中心軸が支持部材9aの中心軸に一致するように、支持部材9aの底面に固定される。支持部材9bは支持部材9aと一体形成してもよい。
支持部材9cは、支持部材9bの中心軸と垂直に、地導体1から所定の間隔を設けて支持部材9bに固定された板状の誘電体である。支持部材9cの底面には円板5が固定できるようにしている。支持部材9cの中心には、支持部材9bが接触しないで回転することが可能な第3の穴が設けられている。支持部材9cの外周は望ましくは円形であり、支持部材9cの中心軸は支持部材9bおよび支持部材9aに一致している。
なお、第3の穴の大きさを、支持部材9bがちょうど通る大きさとし、これにより、支持部材9bと支持部材9cとを固定してもよい。更に、支持部材9cは支持部材9bと一体形成しても良い。
なお、円偏波素子アンテナ2、水平導体3、垂直導体4、および円板5に対し、各支持部材を固定する方法は、導体パターンを形成したフィルム基板を巻きつける方法や、導体パターンをめっきや蒸着などによって形成する方法が考えられる。
例えば、円偏波素子アンテナ2と水平導体3の導体パターンを形成したフィルム基板を支持部材9aに巻きつけ、垂直導体4の導体パターンを形成したフィルムを支持部材9bに張り付け、支持部材9cには、円板5の導体パターンを形成するようめっきを行ってもよい。
以上説明したように、支持部材で円偏波素子アンテナ2、水平導体3、垂直導体4及び円板5を固定することにより、実施の形態1及び実施の形態2の場合と同様、水平導体3上の電流により誘起された電流が地導体1に流れることを遮断することが可能となる。また、地導体1の形状が変わったり、円偏波素子アンテナ2と地導体1の相対位置が異なったりする等、アンテナの設置条件の変化や製造誤差が生じた場合であっても、円偏波特性の劣化を抑えることができる。
また、本実施の形態の別の効果として、円偏波素子アンテナ2の製作精度が向上することが挙げられる。水平導体3と円板5の間隔が製造の過程で変化してしまうと、水平導体3上の電流により円板5に誘起された電流の振幅および位相が変化し、円偏波素子アンテナ2の円偏波特性に及ぼす影響が一定では無くなるが、本発明の実施の形態では、支持部材9bと支持部材9cが固定されているため、水平導体3と円板5の間隔を一定に保つことができる。つまり、アンテナ装置を製造する際のばらつきを抑えることができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、アンテナ装置を単体として扱った場合について説明した。本実施の形態では、アンテナ装置を複数構成(複数配置)したアレーアンテナが形成された場合について説明する。
本実施の形態に係るアレーアンテナ装置で用いられるアンテナ装置は、前記の実施の形態1〜3で説明したアンテナ装置のいずれかの構成をアレーアンテナの素子アンテナの構成とし、その複数個を適宜配列して給電することによりアレーアンテナを構成する。
本実施の形態に係るアレーアンテナ装置の構成の一例を図12に示す。
図12の例では、アレーアンテナの素子アンテナが直線状に配列されたリニアアレーアンテナを示している。
また、図13はアレーアンテナの構成の別の一例を示す説明図である。図13において10は導波路(導波管)、10aは導波路10の1つの面である。この導波路10の第1の面10aは、図12における地導体1に相当する。従って、この第1の面10aに設けられた穴も第1の穴6とする。
また、図13において、垂直導体4は、導波路10の第1の面10aに設けた穴6を通り、導波路10の内部まで延伸される。
導波路10に高周波電圧が印加されると、導波路10の内部電界が垂直導体4に結合し、垂直導体4に電流が生じる。これにより円偏波素子アンテナ2に電力が供給され円偏波が放射される。
このとき、各々の円偏波素子アンテナ2から放射される円偏波の素子間位相差は、各々の垂直導体4に流れる電流の位相差と、各々の円偏波素子アンテナ2の基準角度に対する物理的な回転角の差とによって定められる。
以上のように、実施の形態1〜3で説明したアンテナ装置のいずれかの構成をアレーアンテナの素子アンテナの構成とし、その複数個を導波路の1つの面上に適宜配列して給電することによってアレー化による指向性合成を行う事が可能となり所望の放射特性を実現することができる。
なお、この実施の形態4では、複数の円偏波素子アンテナ2が、導波路10の管軸中心線の一方の側に等間隔で配置されている例を示しているが、これは一例に過ぎず、例えば、図14に示すように、隣接している円偏波素子アンテナ2が、管軸中心線を挟んで、互いに反対の位置に並ぶように配置されていてもよい。
また、隣接している円偏波素子アンテナ2の間隔がそれぞれ異なるように配置されていてもよい。
また、複数の円偏波素子アンテナ2が、互いに接触しない、つまり、物理的に干渉しない範囲であれば、任意の位置に配置されていてもよい。
本実施の形態では、複数の垂直導体4における導波路10の内部への挿入長が全て同一の長さである例を示しているが、所望の放射パターンを得るためのアレーアンテナとしての励振振幅分布と、導波路10の給電端におけるインピーダンス特性とに基づいて決定されていれば、各々の垂直導体4は異なる長さであってもよい。
実施の形態5.
実施の形態4では、実施の形態1〜3で説明したアンテナ装置のいずれかの構成をアレーアンテナの素子アンテナの構成とし、その複数個を導波路の1つの面上に適宜配列して給電した場合について説明した。本実施の形態では、円偏波素子アンテナ2を個別に制御できるようにした場合について説明する。
図15はこの発明の実施の形態5に係るアンテナ装置を示す構成図である。図16は図15のアンテナ装置におけるA−A断面図である。図15および図16において図1〜14と同一の構成には同一符号を付し、説明を省略する。
図15および図16において、11は接続軸、12は接続軸挿入孔(第4の穴)、13は回転軸、14は回転装置、15は制御装置である。10bは、導波路10の第1の面10aと平行に向かい合う第2の面である。また、16は制御装置15に備えられた回転駆動装置であり、17は制御装置15に備えられた回転制御装置である。
接続軸11は、例えば誘電体などの絶縁体で形成されている。接続軸11は、一端が導波路10の第1の面10aと向かい合う第2の面10bに設けられた接続軸挿入孔12を貫通するように挿入されており、もう一端が垂直導体4の下端と接続されている。
接続軸11と垂直導体4との接続方法としては、例えば、接続軸11にネジ穴を設けて、垂直導体に雄ネジを設けることで接続軸11と垂直導体4とをネジ止めする方法が考えられる。また、接続軸11に嵌め合い穴を設けて、垂直導体4を嵌め合い穴に圧入する方法が考えられる。また、接続軸11に垂直導体4を構成する導体パターンを形成する方法が考えられる。
接続軸挿入孔12は、接続軸11が遊貫できるように、導波路10の面10bに形成されている穴である。接続軸挿入孔12の穴径は、接続軸11よりも大きいが、導波路10内を伝搬する高周波信号の波長に比べて十分小さい大きさであることが望ましい。同様に、導波路10の面10aに対し、垂直導体4が遊貫できるように形成されている第1の穴6の穴径も、導波路10内を伝搬する高周波信号の波長に比べて十分小さい大きさであることが望ましい。
回転軸13は、金属導体で形成されており、一方の端が接続軸11の他端と接続され、もう一方の端が回転装置14と接続されている。回転軸13と接続軸11との接続方法は、垂直導体4と接続軸11との接続方法と同様である。また、回転軸13と接続軸11との接続位置は、導波路10の外部である。
回転装置14は、例えば、直流モータ、交流モータ、ステッピングモータなどの電動機で実現される。回転装置14により回転軸13を回転させることで、回転軸に接続された接続軸11、垂直導体4を介して円偏波素子アンテナ2を回転させる。
制御装置15は、回転駆動装置16と回転制御装置17を備えており、複数の回転装置14の回転を個別に制御する装置である。
回転駆動装置16は、例えば、半導体集積回路、通信機器などのネットワークインタフェース、電源回路、駆動電流発生回路などで実現されるモータドライバである。
回転駆動装置16は、回転制御装置17から出力された指令値に対応する駆動電流を回転装置14に出力することで、回転軸13が所定の角度まで回転するように回転装置14を駆動する。
回転制御装置17は、例えば、RAM(Random Access Memory)又はハードディスクなどの記憶装置、CPU(Central Processing Unit)を実装している半導体集積回路又はワンチップマイコン、キーボード又はマウスなどのユーザインタフェース及び通信機器などのネットワークインタフェースを備えている。
回転制御装置17は、例えば、ユーザインタフェースによって入力された情報、あるいは、記憶装置に記憶された情報に基づいて、回転軸13の回転角度などを算出し、ネットワークインタフェースを通じて、算出した回転角度などを示す指令値を回転駆動装置16に出力する。
回転制御装置17から出力された指令値を受け取った回転駆動装置16は、回転制御装置17から出力された指令値に対応する駆動電流を回転装置14に出力することで、回転軸13が所定の角度まで回転するように回転装置14を駆動する。
なお、本実施の形態では、制御装置15を回転駆動装置16と回転制御装置17に分けて説明したが、双方の機能を併せ持つ制御装置15だけでもよい。
また、本実施の形態では、接続軸11と回転装置14との間に回転軸13を介して接続する場合について説明したが、接続軸11と回転装置14を直接接続してもよい。
更に、アンテナ装置の設計上、問題が無ければ、回転軸13を使わないだけではなく、接続軸も使わず、垂直導体4と回転装置14を直接接続しても良い。
実施の形態4で説明したとおり、導波路10に高周波電圧を印加すると、導波路10の内部電界が垂直導体4に結合し、垂直導体4に電流が生じる。これにより円偏波素子アンテナ2に電力が供給され円偏波が放射される。このとき、各々の円偏波素子アンテナ2から放射される円偏波の素子間位相差は、各々の垂直導体4に流れる電流の位相差と、各々の円偏波素子アンテナ2の基準角度に対する物理的な回転角の差とによって定められる。
各々の円偏波素子アンテナ2は、垂直導体4および接続軸11を介して、各々の回転軸13と接続され、各々の回転軸13は、各々の回転装置14と接続されている。このため、制御装置15は、各々の回転装置14を個別に制御することで、各々の円偏波素子アンテナ2の回転角を個別に制御することができる。これは素子アンテナの励振位相を個別に制御できることに相当する。
以上のように、各々の円偏波素子アンテナ2に接続されている垂直導体4に対し、接続軸11および回転軸13を介して回転装置14をそれぞれに接続し、それぞれの回転装置14を制御装置15で一度に制御することによりアクティブフェーズドアレーアンテナを構成することができ、所望の指向性制御を行うことが可能となる。
また、実施の形態1〜3で説明したのと同様、本実施の形態に係るアンテナ装置でも、ヘリカルアンテナである円偏波素子アンテナ2と、導波路10の第1の面10aとの間に、動作周波数に対する波長の四分の一の半径をもつ円板5を備えることで、水平導体3上を流れる電流により導波路10の第1の面10a上で誘起される電流を抑制し、アンテナの設置条件の変化や製造誤差に対して円偏波特性の劣化を抑えることができる。
一般に、電動機の回転軸の位置には若干のばらつきが生じる。しかし、前述した円板5を構成することによって、アンテナの設置条件の変化や製造誤差に対して円偏波特性の劣化を小さくできる。したがって、円偏波特性の良いアクティブフェーズドアレーアンテナを得ることができる。
なお、実施の形態1から5において、円板5の形状については、その動作が変わらない範囲内で適宜くりぬき部や変形を加えてもよい。

Claims (1)

  1. 第1の面に複数の円状の第1の穴が施され、前記第1の面と対向している第2の面に複数の接続軸挿入孔が施されている導波管と、
    第1の端が前記導波管の内側に、第2の端が前記導波管の外側に配置されるよう、前記複数の第1の穴にそれぞれ挿入されている複数の線状の第1の導体と、
    円状の第2の穴を有し、前記複数の線状の第1の導体にそれぞれ前記第2の穴が挿入されるよう、前記導波管の外側に前記第1の面と略平行に配置されている複数の円板状の導体板と、
    第1の端が、前記複数の線状の第1の導体の第2の端とそれぞれ接続し、前記第1の面と略平行に配置されている複数の線状の第2の導体と、
    前記複数の線状の第2の導体の第2の端にそれぞれ接続されている複数のアンテナ素子と、
    前記複数の接続軸挿入孔のそれぞれに挿入されており、第1の端が前記複数の線状の第1の導体の第1の端とそれぞれ接続されている複数の接続軸と、
    前記複数の接続軸のそれぞれを回転させる複数の回転装置と、
    前記複数の回転装置の回転を個別に制御する制御装置と、
    を備えたアレーアンテナ装置。
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