JP6739011B2 - 燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池を構成するセパレータに関する。特に、セパレータの2枚のプレート間が、繊維シートと樹脂とを含むシート材料から形成された燃料電池に関するものである。
燃料電池は、水素を含有する燃料ガスと、空気など酸素を含有する酸化剤ガスとを電気化学的に反応させる。このことで、燃料電池は、電力と熱とを同時に発生させる。図9は、従来の燃料電池である高分子電解質型燃料電池の単セルの基本構成を示す分解斜視図である。基本的には、水素イオンを選択的に輸送する高分子電解質膜1、及び、高分子電解質膜1の両面に形成された一対の電極、すなわち、アノード7とカソード6から構成される。
これらの電極は、白金族金属触媒を担持したカーボン粉末を主成分とし、高分子電解質膜1の表面に形成される燃料側触媒層3および酸化剤側触媒層2と、および、それらの外面にそれぞれ配置される通気性と電子導電性を併せ持つ酸化剤側ガス拡散層4,燃料側ガス拡散層5とを含む。
高分子電解質膜1と酸化剤側触媒層2と燃料側触媒層3との接合対は、Catalyst Coated Membrance CCM(以降、「CCM」とする)と呼ばれる。
酸化剤側触媒層2,燃料側触媒層3に供給されるガスの外部へのリークおよび燃料ガスと酸化剤ガスとの混合を防止するために、アノード7とカソード6の周囲には、高分子電解質膜1を挟んでシール部材11が配置されている。周縁部がシール部材11で挟持されたCCMまたはこれに燃料側ガス拡散層5および酸化剤側ガス拡散層4を接合した接合体は、電解質膜電極接合体(以降、「MEA」とする)と呼ばれる。
MEA12の両側には、MEA12を機械的に挟み込んで固定するとともに、隣接するMEA12を互いに電気的に直列に接続するための導電性のセパレータ10がそれぞれ配置される。各々のセパレータ10においてMEA12と接触する部分には、アノード7に燃料ガスを、カソード6に酸化剤ガスなどの反応ガスを供給し、生成水又は余剰ガスを運び去るための燃料側流路溝8、酸化剤側流路溝9が形成される役割を有することもある。
MEA12は、発電機能を有する最小単位であり、一対のセパレータ10で挟持されることにより、単電池モジュールを構成する。セパレータ10としては、耐食性に優れる材料が適し、例えばステンレス鋼が用いられる。一方、特許文献1では、車載用の燃料電池の機械的強度、軽量性を確保する観点から、セパレータ10に、繊維シートと樹脂との複合材であるプリプレグを使用することを提案している。
特開2005−339954号公報
プリプレグは、繊維シートに樹脂を含浸することにより得られ、生産性に優れるとともに、耐衝撃性に優れた部材を形成する。しかし、繊維シートを構成する繊維間に完全に樹脂を含浸することは困難であり、繊維間に微細な空隙が形成されやすい。そのため、プリプレグによりガスシール性を必要とする部材を形成すると、水素や空気が、空隙を介して燃料電池の外部へリークすることがある。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、繊維シートと樹脂との複合材を燃料電池用シール部材として用いる場合に、燃料電池の外部へのガスリークを抑制した高分子電解質型燃料電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、電解質膜と、上記電解質膜の一方面に位置するカソードと、上記電解質膜の他面に位置するアノードと、上記カソードの上記電解質膜と異なる面に位置するカソード側シール材と、上記アノードの上記電解質膜と異なる面に位置するアノード側シール材と、上記カソード側シール材の上記カソードと異なる面に位置するカソード側セパレータと、上記アノード側シール材の上記アノードと異なる面に位置するアノード側セパレータと、を含み、上記アノード側セパレータは、上記アノード側シール材と積層される面に突起部を有する、または、上記カソード側セパレータは、上記カソード側シール材と積層される面に突起部を有する燃料電池を用いる。
以上のように、本発明によれば、突起部が繊維シートと接し、繊維シートを押圧することにより、繊維間の微細な空隙が低減し、外部へのリークを低減する燃料電池を提供することができる。
図1は、実施の形態1における燃料電池の分解斜視図である。 図2は、実施の形態1における燃料電池のセパレータ側からみたセパレータ、ブリッジプレート、ガス拡散層の平面配置および、ガス拡散層側から見たセパレータが有する突起部の配置の模式図である。 図3は、図2のA−A線の部分断面図である。 図4は、図2のB−B線の部分断面図である。 図5は、実施の形態1における燃料電池の部分断面図(図2のB−B線の断面図)である。 図6は、実施の形態2における燃料電池のセパレータと外側シール部材の接合前の部分配置の模式図である。 図7は、実施の形態3における燃料電池のセパレータ側から見たセパレータとブリッジプレートとガス拡散層と外側シール部材の配置の模式図である。 図8は、実施の形態3における外側シール部材の部分模式図である。 図9は、従来の燃料電池の基本構成を示す分解斜視図である。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図9と同じ符号の要素は、再度の説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかる燃料電池の一例である燃料電池100の構造を、一部を分解して模式的に示す斜視図である。図1に示すように、燃料電池100は、単電池モジュール200(セル)を挟持する一対のセパレータ300Aと300Bを具備する。
<単電池モジュール200>
単電池モジュール200は、燃料ガスと酸化剤ガスとが反応し、電気化学的に反応させ、電力と熱とを同時に発生させるものである。単電池モジュール200は、中央の配置されたCCM30と、CCM30の両側にそれぞれ燃料側触媒層32A(図では隠れている)と酸化剤側触媒層32Bを覆うように配置された燃料側ガス拡散層40Aおよび酸化剤側ガス拡散層40Bとを具備している。
燃料側ガス拡散層40Aおよび酸化剤側ガス拡散層40Bは、それぞれの電極に燃料ガス又は酸化剤ガスなどの反応ガスを供給し、生成水又は余剰ガスを運び去るものである。
CCM30は、中央領域31Xと、中央領域31Xを囲む周縁部31Yとを有する電解質膜31と、中央領域31Xの下側の表面に接合された燃料側触媒層32Aと、中央領域31Xの上側の表面に接合された酸化剤側触媒層32Bと、を有する。
燃料側触媒層32Aは、アノード(燃料極)として機能し、酸化剤側触媒層32Bはカソード(酸化剤極)として機能する。
CCM30の燃料側触媒層32Aに燃料ガス、酸化剤側触媒層32Bに酸化剤ガスを供給すると、アノード側では、水素分子を水素イオンと電子に分解するアノード反応(式1)が起こる。カソード側では、酸素と水素イオンと電子から水を生成するカソード反応(式2)が起こる。全体として式3の反応をし、発電が行われる。
→2H+2e・・・・(式1)
2H+(1/2)O→HO・・・・(式2)
+(1/2)O→HO・・・・(式3)
図1の例では、一対のシール部材60A、60Bは、それぞれが2層のパーツで構成されている。すなわち、シール部材60A、60Bは、それぞれ、外側シール部材15A、外側シール部材15Bと、内側シール部材20A、内側シール部材20Bとを具備する。このように、シール部材60A,60Bを2層以上のパーツで構成する場合、全てのパーツを、繊維シートと、繊維シートに含浸された樹脂とを含む材料で形成する必要はない。
シール部材60Aにおいて、外側シール部材15Aは、セパレータ300Aに接触または接合される。内側シール部材20Aは、スペーサとなるブリッジプレート50A、50Bを介して、セパレータ300Aに対向するように配置され、電解質膜31の周縁部31Yと接触または接合される。
他方のシール部材60Bにおいても、同様に、外側シール部材15Bはセパレータ300Bに接触または接合され、内側シール部材20Bは、ブリッジプレート50C、50Dを介して、セパレータ300Bに対向するように配置され、電解質膜31の周縁部31Yと接触または接合される。
内側シール部材20A、20Bは、燃料ガスまたは酸化剤ガスが、電解質膜31をクロスリークするのを防止するために、電解質膜31の周縁部31Yのできるだけ多くの面を覆っていることが望ましい。
一方、外側シール部材15A、外側シール部材15Bは、それぞれ一対のブリッジプレート50A、ブリッジプレート50Bまたはブリッジプレート50C、ブリッジプレート50Dを収容するためのスペースであるループ14を内側に有している。
ブリッジプレート50A〜50Dは、燃料側ガス拡散層40A及び燃料側触媒層32Aで構成されるアノード70A、または、酸化剤側ガス拡散層40B及び酸化剤側触媒層32Bで構成されるカソード70Bを、マニホールド310A、320A、310B、320Bが配置された一対の端部側から挟むように対で配置される。各々のブリッジプレート50A、50B、50C、50Dの表面には凹凸が形成されており、所定のマニホールド310A、320A、310B、320Bから供給されたガスが、ブリッジプレート50A、50B、50C、50Dとセパレータ300A、300Bとで形成される隙間を通過して燃料側触媒層32Aおよび酸化剤側触媒層32Bに到達できるようになっている。
アノード70Aを構成する燃料側触媒層32Aの触媒金属としては、Pt−Ru合金等を用いることができる。カソード70Bを構成する酸化剤側触媒層32Bの触媒金属としては、Pt、Pt−Co合金等を用いることができる。触媒金属は、導電性粉体に担持してもよい。導電性粉体としては、例えばカーボンブラックを用いることができる。
燃料側ガス拡散層40Aおよび酸化剤側ガス拡散層40Bには、導電性多孔質基材を用いることができる。導電性多孔質基材は、カーボンブラック、黒鉛、炭素繊維などの炭素質材料から形成することが好ましい。燃料側ガス拡散層40Aおよび酸化剤側ガス拡散層40Bには、溝またはリブを設けてガス流路を形成してもよい。流路の形状は特に限定されず、パラレル型、サーペンタイン型などに形成すればよい。
電解質膜31は、水素イオン伝導性を有する高分子電解質のシートであればよいが、高分子電解質は、耐熱性と化学的安定性に優れることが望ましい。高分子電解質としては、パーフルオロカーボンスルホン酸系高分子等が挙げられる。パーフルオロカーボンスルホン酸系高分子としては、例えばNafion(登録商標)が挙げられる。アノードおよびカソードに含まれる高分子電解質にも、上記の材料を用いることができる。
<セパレータ300Aと300B>
セパレータ300Aと300Bは、単電池モジュール200を機械的に挟み込んで固定する。さらに、セパレータ300Aと300Bは、隣接する単電池モジュール200を、お互いに電気的に直列に接続するためのものである。セパレータ300Aと300Bは、アノード70Aおよびカソード70Bにガスを供給し、生成する水と余剰ガスを運び去る経路としての役割も有する。
セパレータ300Aと300Bは、気密性、電子伝導性および電気化学的安定性を有すればよく、材質は特に限定されない。セパレータ300Aと300Bの内面(燃料側ガス拡散層40Aと酸化剤側ガス拡散層40Bに対向する面)には、ガス流路を形成してもよい。
図2、図3、図4、図5は、本発明の実施の形態1における燃料電池100を説明するための図である。具体的には、図2は燃料電池100をセパレータ300B側からみた平面図であり、ブリッジプレート50C、50Dの存在する位置を破線で、酸化剤側ガス拡散層40Bの存在する位置を2点破線で示している。
図2の楕円枠Cにはセパレータ300Bを、酸化剤側ガス拡散層40B側から見て、セパレータ300Bに具備されている突起部301Bを図示している。なお、突起部301Bの個数は一例であるが、これに限ったものではない。
突起部301の位置は、マニホールド310Bより内側にあった方が、好ましい。なぜなら、マニホールド310Bと他の部分との気密性を確保するためである。
突起部301の範囲は、外側シール部材15Bとセパレータ300Bとが接合する位置の、全体にあるのがこの好ましい。長方形形状のセパレータ300Bの全周に、突起部301があるのが好ましい。
突起部301の高さは、外部シール剤15Bの厚さの10分の1から3分の1程度が好ましい。
突起部301は、繊維を押えるため、先端に平面を有する柱状体がよい。つまり、突起部301は、立方体、直方体、円柱台、四角柱台、円錐台、四角錘台などが好ましい。
図3は、図2のA−A断面図である。外側シール部材15Bとセパレータ300Bが接合する位置に、セパレータ300Bに突起部301Bが配置されている。同様に、外側シール部材15Aとセパレータ300Aが接する位置に、セパレータ300Aに突起部301Aが配置されている。図3において、突起部301Bと突起部301Aとの配置関係は、図3の配置に限定されるものではない。
図4および図5は、図2のB−B線の部分断面図であり、図4はセパレータ300Bと外側シール部材15Bが接合される前の状態を、図5は、セパレータ300Bと外側シール部材15Bが接合された後の状態を示している。
図4で、外側シール部材15Bは、燃料電池100の内側から外側に向かう第一の方向の繊維束16Bと、第一の方向と垂直に交わる第二の方向の繊維束17Bと、繊維束16Bと繊維束17Bとを含浸する樹脂18Bとから構成されている。ただし、交わる角度は、垂直が好ましいが、垂直に限定されない。
突起部301Bの幅W1と第一方向の複数の繊維束16Bの幅W2との関係は、幅W1は、幅W2以上が好ましい。
かかる構成によれば、燃料電池100を組み立てる過程で、単電池モジュール200を1対のセパレータ300Aとセパレータ300Bで挟持し加熱、加圧した時、図5に示すように、突起部301Bが繊維束16Bを確実に押圧する。このことにより、繊維間に存在する微細な空隙が押し出されて低減することとなる。結果、燃料電池100内に供給された燃料ガスまたは酸化剤ガスの一部が、燃料電池100の内側から外側へと通りリークしてしまう現象を低減することができる。
(実施の形態2)
図6を用いて実施の形態2の燃料電池100aを説明する。図6は、燃料電池100aにおいて、図4と同じ位置の断面図であり、図4より広い範囲を示している。図6は、実施の形態2における燃料電池100aのセパレータ300Bが有する突起部201Bと、外側シール部材15Bの有する繊維束16Bとの配置を示す断面図である。記載しない事項は実施の形態1と同様である。図6において、図4と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
隣接する突起部201BのピッチWB1が、繊維束16B間のピッチWB2と一致する。さらに、突起部201Bの配置が、繊維束16Bの配置と一致すると好ましい。このことにより、繊維間に存在する微細な空隙をより確実に低減することができる。
突起部201Bと繊維束16Bとの重複する部分の長さは、特に限定されないが、繊維束16Bの幅W2の50%以上が好適である。
(実施の形態3)
図7と図8を用いて実施の形態3の燃料電池100cを説明する。図7は、実施の形態3における燃料電池側のセパレータ300Bから外側シール部材15Bをみた配置平面図を示している。
図8は、図7の領域Dの部分の外側シール部材15Bの部分平面図である。外側シール部材15Bの有する繊維束16Cおよび17Cの一部を二点破線で示している。外側シール部材15Bの有する繊維束16Cの配向方向が、外側シール部材15Bが有するループ14(開口)の内側から外側へと向かう方向(図8の矢印)に対して、角度θ1が45°の角度を成す。外側シール部材15Bの有する繊維束17Cの配向方向が、繊維束16Bの方向に対して垂直な方向を成している。つまり、角度θ2も45℃である。なお、角度θ1、θ2は、30°〜60°であることが好ましい。角度θ1、θ2は燃料電池の外周の辺に対する角度であるとも言える。なお、図8の繊維の配向方向と、図6の繊維の方向とは、異なる。別の実施の形態である。
かかる構成によれば、繊維間に微細な空隙が存在しても、ループ14の内側から外側までの距離が長くなることで、より確実にリークが低減できることを特徴としている。ここで、距離が長くなるとは、繊維に沿う距離である。
(全体として)
上記実施の形態は組み合わせることができる。
上記は、カソード側、アノード側の少なくとも1方において、実施されればよい。両方で実施されると好ましい。
つまり、本実施の形態では、外側シール部材15Bを用いて説明したが、これは例示であって、外側シール部材15Aにも適用できる。さらに、内側シール部材20A、20Bなどが繊維シートを有するシール部材である場合にも適用できる。
本発明の燃料電池は、家庭用コージェネレーションシステム用電源や、ポータブル電源、車両用電源として用いることができる。
1 高分子電解質膜
2 酸化剤側触媒層
3 燃料側触媒層
4 酸化剤側ガス拡散層
5 燃料側ガス拡散層
6 カソード
7 アノード
8 燃料側流路溝
9 酸化剤側流路溝
10 セパレータ
11 シール部材
14 ループ
15A 外側シール部材
15B 外側シール部材
16B,16C 繊維束
17B,17C 繊維束
18B 樹脂
20A 内側シール部材
20B 内側シール部材
30 CCM
31 電解質膜
31X 中央領域
31Y 周縁部
32A 燃料側触媒層
32B 酸化剤側触媒層
40A 燃料側ガス拡散層
40B 酸化剤側ガス拡散層
50A ブリッジプレート
50C ブリッジプレート
60A シール部材
60B シール部材
70A アノード
70B カソード
W1,W2 幅
WB1,WB2 ピッチ
100,100a,100b 燃料電池
200 単電池モジュール
201B 突起部
300A セパレータ
300B セパレータ
301A 突起部
301B 突起部
310A マニホールド

Claims (3)

  1. 電解質膜と、
    前記電解質膜の一方面に位置するカソードと、
    前記電解質膜の他面に位置するアノードと、
    前記カソードの前記電解質膜と異なる面に位置するカソード側シール材と、
    前記アノードの前記電解質膜と異なる面に位置するアノード側シール材と、
    前記カソード側シール材の前記カソードと異なる面に位置するカソード側セパレータと、
    前記アノード側シール材の前記アノードと異なる面に位置するアノード側セパレータと、
    を含み、
    前記アノード側セパレータは、前記アノード側シール材と積層される面に突起部を有する、または、前記カソード側セパレータは、前記カソード側シール材と積層される面に突起部を有し、
    前記カソード側シール材または前記アノード側シール材は、繊維と樹脂を含み、
    前記繊維は、複数の繊維が集まった第一繊維束と第二繊維束とを有し、
    前記第一繊維束が配向する第一方向と前記第二繊維束が配向する第二方向とは異なり、
    前記突起部、前記第一繊維束、前記第二繊維束は、それぞれ複数あり、
    前記複数の突起部のピッチは、前記複数の第一繊維束、または、前記複数の前記第二繊維束のピッチと等しい燃料電池。
  2. 前記第一方向と前記第二方向とは、垂直である請求項に記載の燃料電池。
  3. 電解質膜と、
    前記電解質膜の一方面に位置するカソードと、
    前記電解質膜の他面に位置するアノードと、
    前記カソードの前記電解質膜と異なる面に位置するカソード側シール材と、
    前記アノードの前記電解質膜と異なる面に位置するアノード側シール材と、
    前記カソード側シール材の前記カソードと異なる面に位置するカソード側セパレータと、
    前記アノード側シール材の前記アノードと異なる面に位置するアノード側セパレータと、
    を含み、
    前記アノード側セパレータは、前記アノード側シール材と積層される面に突起部を有する、または、前記カソード側セパレータは、前記カソード側シール材と積層される面に突起部を有し、
    前記カソード側シール材または前記アノード側シール材は、繊維と樹脂を含み、
    前記繊維は、複数の繊維が集まった第一繊維束と第二繊維束とを有し、
    前記第一繊維束が配向する第一方向と前記第二繊維束が配向する第二方向とは異なり、
    前記第一方向、または、前記第二方向は、燃料電池の外周の辺に対して、30度から60度の角度をなす燃料電池。
JP2018523685A 2016-06-20 2017-06-07 燃料電池 Active JP6739011B2 (ja)

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