JP6738651B2 - 配達物受け箱 - Google Patents

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本発明は配達物受け箱に関する。
配達物を投入口から投入できながら、配達物が投入されると、この投入口を通しては取り出し難くなり、配達物の盗難などを防止できる配達物受け箱が特許文献1などに開示されている。
図19〜図22に示すように、前記特許文献1に開示されている配達物受け箱(前記特許文献1では、郵便ポストと記載)80は、配達物90を収納する本体81と、この本体81に配達物90を投入する投入口82とを備え、投入口82には、回転軸83を中心として開閉可能な開閉片84が、本体81の内側のみ回転自在に支持されている。また、開閉片(フラップ)84が自重により閉鎖できない向きに配設される場合には、回転軸83の周りなどに、開閉片84を、投入口82の閉鎖方向に付勢する付勢ばね(図示せず)が設けられる。ここで、開閉片84は、投入口82の長手方向(図19における横方向)に対して分割されて一列に並設された複数の小開閉片(小フラップ)84aからなり、これに対応して、回転軸83や付勢ばねが取り付けられる。
この配達物受け箱80によれば、配達物90が投入される場合には、図21に示すように、配達物90により多数の小開閉片(小フラップ)84aが内側に押し込まれ、本体81の内部への投入が許容される。一方、図22に示すように、投入口82から手が差し込まれて配達物90を取り出そうとされた場合には、配達物90が小開閉片84aの内側から当接して小開閉片84aが閉じられる方向に回転するため、配達物90の取り出しが阻止される。
特開2006−174880号公報
しかしながら、上記従来構成の配達物受け箱80では、小開閉片(小フラップ)84aがその重力で閉じられない場合には、回転軸83や付勢ばねの付勢手段が必要となる。また、各小開閉片84aには、回転軸83に係合するような円筒形に加工したり、付勢ばねに対する係止部が必要となったりする必要があり、このために、製造コストが高くなることがある。
本発明は上記課題を解決するもので、配達物が投入口から取り出されることを阻止できながら、付勢ばねなどの付勢手段や回転軸を設けなくても済んで、製造コストを低減することが可能な、配達物受け箱を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明の配達物受け箱は、配達物を収納する本体と、この本体に配達物を投入する投入口と、を備えた配達物受け箱であって、投入口の長手方向に対して複数に分割されて並べられ、投入口を開閉自在な分割開閉片を有し、前記分割開閉片は弾性を有して本体内部に変形自在とされ、この分割開閉片の基部が本体の内面における投入口の周囲に取り付けられ、分割開閉片の基部が、本体の内面における投入口を挟んで対向する箇所に対となるように取り付けられ、対向する分割開閉片の先端部の外面同士が本体内側に弾性変形できる状態で配設され、分割開閉片の基部が、本体の内面における投入口から離れた箇所に取り付けられ、配達物が本体内部へ投入される場合には、分割開閉片が、本体の内面における投入口から離れた取り付け箇所を変形開始点としながら変形し、配達物が本体内部から取り出される場合には、分割開閉片が、本体の内面における投入口に臨む箇所を変形開始点として変形し、配達物が本体内部から取り出される場合の変形開始点から先端部までの変形する部分の寸法が、配達物が本体内部へ投入される場合よりも、分割開閉片の取り付け部分の投入口から離れた寸法だけ短いことを特徴とする。
この構成において、配達物が投入される場合に分割開閉片は、その先端部側などが配達物により押されて、本体内側に弾性変形して配達物の本体内への投入が許容される。この場合には、分割開閉片は本体に取り付けられている箇所が変形開始点となりながら変形するが、変形開始点から先端部までの変形する部分の寸法が長いため、分割開閉片による抵抗力は比較的小さくなり、配達物を容易に投入することができる。
一方、投入口から手が差し込まれて配達物を取り出そうとされた場合には、配達物が分割開閉片の先端部に当接して、配達物の取り出しが阻止される。また、この場合に、分割開閉片は、本体の内面における投入口に臨む箇所を変形開始点として変形し、変形開始点から先端部までの変形する部分の寸法が短くなるので、分割開閉片による抵抗力が大きくなり、配達物の取出しが効果的に阻止される。
本発明の配達物受け箱によれば、分割開閉片の基部が本体の内面における投入口の周囲に取り付けられ、分割開閉片の基部が、本体の内面における投入口を挟んで対向する箇所に対となるように取り付けられ、対向する分割開閉片の先端部の外面同士が本体内側に弾性変形できる状態で配設され、分割開閉片の基部が、本体の内面における投入口から離れた箇所に取り付けられ、配達物が本体内部へ投入される場合には、分割開閉片が、本体の内面における投入口から離れた取り付け箇所を変形開始点としながら変形し、配達物が本体内部から取り出される場合には、分割開閉片が、本体の内面における投入口に臨む箇所を変形開始点として変形し、配達物が本体内部から取り出される場合の変形開始点から先端部までの変形する部分の寸法が、配達物が本体内部へ投入される場合よりも、分割開閉片の取り付け部分の投入口から離れた寸法だけ短い。この構成により、配達物が投入される場合には、分割開閉片は本体に取り付けられている箇所が変形開始点となって変形する部分の寸法が長いため、配達物を容易に投入することができる。一方、投入口から手が差し込まれて配達物を取り出そうとされた場合には、分割開閉片は、本体の内面における投入口に臨む箇所を変形開始点として変形し、変形開始点から先端部までの変形する部分の寸法が短くなるので、配達物の取出しが効果的に阻止される。
本発明の実施の形態(第1の実施の形態)に係る配達物受け箱を斜め前方より見た斜視図である。 同配達物受け箱の縦断面図で、配達物が投入されていない状態を示している。 同配達物受け箱の縦断面図で、配達物が投入されつつある状態および投入されて収納された状態を示している。 同配達物受け箱の分割開閉片の斜視図である。 同配達物受け箱の縦断面図で、投入口から配達物が取り出されることが阻止されている状態を示している。 本発明の他の実施の形態(第2の実施の形態)に係る配達物受け箱の縦断面図で、配達物が投入されていない状態を示している。 同配達物受け箱の縦断面図で、配達物が投入されつつある状態および投入されて収納された状態を示している。 同配達物受け箱の縦断面図で、投入口から配達物が取り出されることが阻止されている状態を示している。 同配達物受け箱の分割開閉片の斜視図である。 同配達物受け箱の分割開閉片の変形例の斜視図である。 同配達物受け箱の分割開閉片の他の変形例の斜視図である。 同配達物受け箱の分割開閉片のさらに他の変形例の斜視図である。 本発明のさらに他の実施の形態(第3の実施の形態)に係る配達物受け箱を斜め前方より見た斜視図である。 同配達物受け箱の縦断面図で、配達物が投入されていない状態を示している。 同配達物受け箱の縦断面図で、配達物が投入されつつある状態および投入されて収納された状態を示している。 同配達物受け箱の縦断面図で、投入口から配達物を取り出されることが阻止されている状態を示している。 本発明のその他の実施の形態に係る配達物受け箱を斜め前方より見た斜視図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る配達物受け箱を斜め上方より見た斜視図である。 従来の配達物受け箱(郵便ポスト)を斜め前方より見た斜視図である。 同従来の配達物受け箱の要部縦断面図である。 同従来の配達物受け箱の斜視図で、配達物を投入している状態を示す。 同従来の配達物受け箱の斜視図で、配達物を投入口より取り出そうとしている状態を示す。
以下、本発明の実施の形態に係る配達物受け箱を図面に基づき説明する。
図1、図2などに示すように、本発明の実施の形態に係る配達物受け箱1は、郵便、小包、宅配物、新聞などの各種の配達物Aを収納する本体2と、この本体2に配達物Aを投入する投入口3と、本体2から配達物Aを取り出すための取出口4と、ダイヤル錠6などの施錠手段を有して取出口4を開閉する(例えば後方に開閉自在とされている)取出用扉5などを備えている。なお、この実施の形態では、配達物受け箱1の本体2は、横(左右)方向および奥行(前後)方向に長い箱形状とされ、投入口3は横(左右)方向に長く形成されている。
配達物受け箱1は、投入口3を開閉自在な複数の分割開閉片7を有し、これらの分割開閉片7は、投入口3の長手方向である横(左右)方向に対して複数に分割されて(詳しくは、後述するように少なくとも分割開閉片7の基部7a以外の部分が分割されて)並べられている。図3に示すように、分割開閉片7は弾性を有して本体2の内部に変形自在とされ、この分割開閉片7の基部7aが本体2の内面における投入口3の周囲にねじなどの取付部品8で取り付けられている。
この実施の形態では、分割開閉片7の基部7aが、本体2の内面における投入口3を挟んで上下に対向する箇所に対となるように取り付けられている。そして、対向する分割開閉片7の先端部7bの外面同士が本体2の内側に弾性変形して合わせられた状態で配設されている。また、この実施の形態(第1の実施の形態)では、分割開閉片7の基部7aが、本体2の内面における投入口3の近傍に取り付けられている。
図2〜図4などに示すように、分割開閉片7には、本体2における投入口3に臨む周壁面に当接可能な段部7cが形成されている。分割開閉片7は弾性を有する材料で形成され、樹脂や合成ゴムなどが好適であるが、これに限るものではない。また、この実施の形態では、図4に示すように、複数の分割開閉片7の基部7a同士は一体化されて形成されている一方、基部7a以外の先端側部分は溝部(スリット)9により、幅方向に対して分割されている。
上記構成において、図3に示すように、配達物Aが投入される場合に分割開閉片7は、その先端部側が配達物Aにより押されて本体2の内側にさらに弾性変形し、これにより配達物Aの本体2内への投入が許容される。この場合に、分割開閉片7は本体1に取り付けられている箇所(この実施の形態では取付部品8で取り付けられている箇所)が変形開始点となりながら変形するが、変形開始点から先端部までの変形する部分の寸法が比較的長いため(後述するように、分割開閉片7における段部7cが設けられている箇所から先端部7bまでの寸法よりも長い(大きい)ため)、分割開閉片7による抵抗力は比較的小さくなり、配達物Aを容易に投入することができる。
一方、投入口3から手が差し込まれて配達物Aを取り出そうとされた場合には、図5に示すように、配達物Aが分割開閉片7の先端部7bに当接して、配達物Aの取り出しが阻止される。また、この場合に、分割開閉片7は、本体2の内面における投入口3に臨む箇所(この実施の形態では、段部7cが設けられている箇所)を変形開始点として変形し、変形開始点から先端部7aまでの変形する部分の寸法が比較的短くなるので、分割開閉片7による抵抗力が大きくなり、配達物Aの取出しが阻止される。
但し、この実施の形態では、分割開閉片7の基部7aが、本体2の内面における投入口3の近傍に取り付けられているため、配達物Aが投入される場合での変形開始点である分割開閉片7の取付箇所と、分割開閉片7の段部7cが本体2における投入口3に臨む周壁面に当接してから変形する変形開始点(段部7cが設けられている箇所)との分割開閉片7の先端部からの長さの差が少ないため、配達物Aを投入する際の分割開閉片7による抵抗力は、あまり小さくならず、配達物Aとしてはその厚みが比較的薄いものが適している。
一方で、分割開閉片7の基部7aの取付箇所から先端部7bまでの長さが比較的小さい(短い)ため、配達物Aを投入する際に、投入口3から本体2の内部に完全に収納できるまで押し込むべき寸法を比較的短くすることができる利点がある。
上記構成によれば、分割開閉片7自体が弾性を有して変形自在であるため、従来の配達物受け箱のような付勢ばねなどの付勢手段や回転軸を設けなくても済んで、製造コストを低減することが可能となる。
また、上記構成によれば、対向する分割開閉片7の先端部7bの外面同士が本体2内側に弾性変形して合わせられた状態で配設されているため、投入口3から手が差し込まれて配達物Aを取り出そうとされた場合でも、これらの分割開閉片7の先端部7bが配達物Aに当接して突っ張り、配達物Aの取り出しがより効果的に阻止することができ、配達物受け箱1としての信頼性が向上する。
また、上記構成によれば、分割開閉片7に、本体2における投入口3に臨む周壁面に当接可能な段部7cが形成されているため、投入口3から手が差し込まれて配達物Aを取り出そうとされた場合に、分割開閉片7の段部7cが投入口3の周壁面に当接し、配達物Aの取出しがさらに効果的に阻止され、信頼性が一層向上する。
また、上記構成によれば、複数の分割開閉片7の基部7a同士を一体化して形成し、先端側を分割させている構成であるので、複数の分割開閉片7を1つの部品で構成することができる。この結果、部品点数を少なくでき、ひいては製造コストや組み付けの手間を削減することができる。
図6、図7は本発明の他の実施の形態(第2の実施の形態)に係る配達物受け箱10を示している。これらの図に示すように、この実施の形態では、分割開閉片7の基部7aとして長いものが用いられ、分割開閉片7の基部7aが、本体2の内面における投入口3から離れた箇所に取り付けられている。なお、他の構成要素の構造は、図1〜図3などに示す配達物受け箱1のものと同様である。
この構成によれば、配達物Aが投入される場合に、分割開閉片7は取付部品8で本体2に取り付けられている箇所から変形するが、この変形する部分が長いため、分割開閉片7による配達物Aに対する抵抗力が小さくなり、配達物Aをより容易に投入することができる。したがって、配達物Aが例え厚めのものであっても、容易に投入することができる。
一方、図8に示すように、投入口3から手が差し込まれて配達物Aを取り出そうとされた場合には、分割開閉片7は、分割開閉片7は、本体2の内面における投入口3に臨む箇所を変形開始点として変形するが、この際の、変形開始点から先端部7bまでの変形する部分の寸法は、分割開閉片7の基部7aが本体2の内面における投入口3の近傍に取り付けられている場合と同じであるので、分割開閉片7による抵抗力は大きいままであり、配達物Aの取出しは良好に阻止される。
なお、分割開閉片7は、図9に示すように、分割開閉片7全体が同じ材料で一体化されて形成されているとよいが、これに限るものではなく、図10に示すように、分割開閉片7の基部7aを、弾性を有する板ばねなどで構成し、この基部7aに、分割開閉片7の基部7a以外の部分を別の材料で構成して固定してもよい。なお、図2、図3などに示す前記第1の実施の形態の配達物受け箱1の各分割開閉片7についても、基部7aと、それ以外の部分とを別の材料で構成して固定してもよい。
また、分割開閉片7は、分割開閉片7の基部7aが必ずしも一体化されて形成されていなくてもよく、図11、図12に示すように、各分割開閉片7をそれぞれ個別に形成して、本体2に取付けてもよい。なお、図2、図3などに示す前記第1の実施の形態の配達物受け箱1の各分割開閉片7についても同様である。
図13、図14は本発明のさらに他の実施の形態(第3の実施の形態)に係る配達物受け箱20を示している。これらの図に示すように、この実施の形態では、投入口3の長手方向(横方向)に対して隣接する分割開閉片21が、本体2の内面における投入口3を挟んで反対側の箇所に取り付けられている。すなわち、上記実施の形態では、何れも分割開閉片21が、上下に対となって、つまり2つずつ設けられていたが、この実施の形態では、分割開閉片21が、上下方向に対しては1つしか設けられておらず、長手方向(横方向)に隣接する分割開閉片21が上下方向に対して逆の向きに(互い違いに)取り付けられている。また、分割開閉片21の先端部21bが、本体2内側に弾性変形した状態で配設されている。なお、21aは分割開閉片21の基部で、この分割開閉片21の基部21aで、本体2の内面に取り付けられている。
したがって、分割開閉片21は、上記実施の形態よりも上下方向に対して長いものが用いられている。また、図13、図14に示す実施の形態では、分割開閉片21の基部21aとして上下方向に長いものが用いられ、分割開閉片21の基部21aが、本体2の内面における投入口3から離れた箇所に取り付けられている場合を示しているが、これに限るものではなく、分割開閉片21の基部21aとして短いものを用いて、分割開閉片21の基部21aを、本体2の内面における投入口3の近傍箇所に取り付けてもよい。なお、この実施の形態では、分割開閉片21が基部21aも含めてそれぞれ個別に分離されて本体2に取り付けられている場合を示しているが、これに限るものではなく、例えば、基部21aが上端部にある分割開閉片21の基部21aについては一体化させて形成してもよい。
この構成によっても、図15に示すように、配達物Aが投入される場合に分割開閉片7は、その先端部側などが配達物Aにより押されて、本体2内側に弾性変形して配達物Aの本体2内への投入が許容される。一方、投入口から手が差し込まれて配達物を取り出そうとされた場合には、図16に示すように、配達物Aが分割開閉片7に当接して、配達物Aの取り出しが阻止される。
なお、上記の実施の形態においては、何れも左右に長い投入口3が前方向に向けて配設されており、これに対応して分割開閉片7を、投入口3の長手方向である左右方向に対して複数に分割させて並べている場合を述べた。しかしが、これに限るものではなく、図17に示すように、上下に長い投入口3を前方向に向けて配設し、これに対応して分割開閉片7を、投入口3の長手方向である上下方向に対して複数に分割させて並べて配達物受け箱30を構成してもよい。また、図18に示すように、横方向に長い投入口3を上方向に向けて配設し、これに対応して分割開閉片7を、投入口3の長手方向である横方向に対して複数に分割させて並べて配達物受け箱40を構成してもよい。また、このような構造の配達物受け箱を複数並べて配設してもよいことはもちろんである。
そして、本発明の実施の形態では、このように配達物受け箱の配設する姿勢の変更などがあっても、付勢ばねなどの付勢手段を設けなくても済む利点を有する。すなわち、従来の配達物受け箱では、その配達物受け箱の配設する姿勢によっては、本実施の形態の分割開閉片7に相当する小開閉片がその重力によっては閉じられない状態となるため、この場合には付勢ばねなどの付勢手段が別途に必要となり、ひいては製造コストの増加を招いてしまう。これに対して、本発明の実施の形態では、分割開閉片7の弾性力を利用して投入口3を閉鎖する構成のため、別途に付勢ばねなどの付勢手段を設ける必要が無く、ひいては製造コストを抑えることが可能となる。
1、10、20、30、40 配達物受け箱
2 本体
3 投入口
4 取出口
7 分割開閉片
7a 基部
7b 先端部
7c 段部
8 取付部品
9 溝部(スリット)
A 配達物

Claims (1)

  1. 配達物を収納する本体と、この本体に配達物を投入する投入口と、を備えた配達物受け箱であって、
    投入口の長手方向に対して複数に分割されて並べられ、投入口を開閉自在な分割開閉片を有し、
    前記分割開閉片は弾性を有して本体内部に変形自在とされ、この分割開閉片の基部が本体の内面における投入口の周囲に取り付けられ、
    分割開閉片の基部が、本体の内面における投入口を挟んで対向する箇所に対となるように取り付けられ、
    対向する分割開閉片の先端部の外面同士が本体内側に弾性変形できる状態で配設され
    分割開閉片の基部が、本体の内面における投入口から離れた箇所に取り付けられ、
    配達物が本体内部へ投入される場合には、分割開閉片が、本体の内面における投入口から離れた取り付け箇所を変形開始点としながら変形し、
    配達物が本体内部から取り出される場合には、分割開閉片が、本体の内面における投入口に臨む箇所を変形開始点として変形し、
    配達物が本体内部から取り出される場合の変形開始点から先端部までの変形する部分の寸法が、配達物が本体内部へ投入される場合よりも、分割開閉片の取り付け部分の投入口から離れた寸法だけ短い
    ことを特徴とする配達物受け箱。
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