JP6737225B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換装置に関するものである。
DC/DCコンバータ等の電力変換装置は、スイッチング素子、リアクトル(またはトランス)、コンデンサ、ダイオード等により構成されている。ここで、コイルを有するコイル基板を用いてスイッチング電源装置を構成する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2010−153724号公報
ところで、磁性体コアとコイル(巻線)の放熱は底面の1面のみで、放熱性能は低い。コアおよびコイル(巻線)の放熱性能が低いため、損失を抑えるために大型化してしまう。
本発明の目的は、放熱性に優れる電力変換装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、絶縁基板の両面にコイルが配置されたコイル基板と、前記絶縁基板の両面に配置された前記コイルが巻回されるコアと、前記コイル基板の一方の面側に配置され、前記コイル基板が固定されるベース部材と、を備える電力変換装置であって、前記コイル基板の一方の面側において前記コイルに対し前記ベース部材が絶縁された状態で熱的に接続され、前記コイル基板の他方の面側において前記コイルに対し絶縁された状態で熱的に接続された放熱部材を備え、前記放熱部材は前記ベース部材に固定され、前記コアにおける前記コイル基板の他方の面側の面が前記放熱部材に絶縁された状態で熱的に接続されていることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、コイル基板の一方の面側においてコイルの熱がベース部材に逃がされる。コイル基板の他方の面側においてコイルの熱が放熱部材に逃がされる。コアにおけるコイル基板の他方の面側の面から熱が放熱部材に逃がされる。よって、コイル基板における絶縁基板の両面のコイルを、コイル基板の両面側に放熱できるとともに、コアを、コイル基板での他方の面側に放熱することができ、放熱性に優れたものとなる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の電力変換装置において、前記コアを前記ベース部材側に付勢する板バネを更に備え、前記板バネは、前記放熱部材に固定されていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、板バネをベース部材に設けたボスによりベース部材に固定する場合に比べ、ベース部材には板バネ用のボスの削減が図られる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の電力変換装置において、回路基板を更に備え、前記回路基板は、前記放熱部材に固定されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明によれば、回路基板をベース部材に設けたボスによりベース部材に固定する場合に比べ、ベース部材には回路基板の固定用のボスの削減が図られる。
本発明によれば、放熱性に優れる電力変換装置を提供することができる。
実施形態における絶縁型DC−DCコンバータの回路図。 実施形態におけるリアクトルの分解斜視図。 リアクトルの平面図。 図3のA−A線での断面図。 図3のB−B線での断面図。 図3のC−C線での断面図。
以下、絶縁型DC−DCコンバータに具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、電力変換装置としての絶縁型DC−DCコンバータ10は、フォワード形DC−DCコンバータであって、トランス11を備えている。トランス11は1次側コイル(巻線)11aと2次側コイル(巻線)11bを備えている。絶縁型DC−DCコンバータ10は自動車用であり、車両に搭載される。絶縁型DC−DCコンバータ10は、トランス11の1次側の入力電圧を降圧してトランス11の2次側に出力する。例えば、300ボルトを入力して12ボルトに降圧して出力する。
1次側コイル11aの一方の端子は入力端子と接続され、入力端子はバッテリBの正極端子と接続される。1次側コイル11aの他方の端子は1次側スイッチング素子13を介して接地されている。1次側スイッチング素子13としてパワーMOSFETが用いられている。
入力端子とトランス11の1次側コイル11aとの間には平滑コンデンサ12の正極が接続され、平滑コンデンサ12の負極は接地されている。平滑コンデンサ12には電解コンデンサが使用される。平滑コンデンサ12によりトランス11の1次側電圧が平滑される。
トランス11の2次側コイル11bにはダイオード15,16よりなる整流回路が接続されている。ダイオード15は、トランス11の2次側のグランドにアノードが接続され、トランス11の2次側コイル11bの一方端にカソードが接続される。ダイオード16は、ダイオード15のアノードにアノードが接続され、トランス11の2次側コイル11bの他方端にカソードが接続される。
さらに、コンデンサ18がダイオード16に並列接続されている。リアクトル17が、トランス11の2次側コイル11bとコンデンサ18との間に設けられている。リアクトル17とコンデンサ18とでフィルタ回路を構成している。
1次側スイッチング素子13のゲート端子に制御IC14が接続されている。制御IC14から1次側スイッチング素子13のゲート端子にパルス信号が出力され、このパルス信号により1次側スイッチング素子13がスイッチングされる。1次側スイッチング素子13がオンしているときに1次側の電源からエネルギーを2次側へ供給する。1次側スイッチング素子13がオフしているときにリアクトル17に溜め込んだエネルギーを出力へ放出する。詳しくは、直流電圧が平滑コンデンサ12を通してトランス11の1次側コイル11aに供給され、制御IC14により、1次側スイッチング素子13がオン/オフ制御され、このオン/オフ動作における、1次側スイッチング素子13のオン期間において1次側コイル11aに1次電流が流れ、トランス11の起電力で2次電流が流れる。1次側スイッチング素子13がオフしているときにリアクトル17の電流がリアクトル17の逆起電力でダイオードD16経由で出力に流れる。
制御IC14には検出回路19が接続され、検出回路19により出力電圧Voutが検出される。検出回路19による出力電圧Voutの測定結果が制御IC14に送られる。制御IC14は検出回路19による出力電圧Voutの測定結果をフィードバック信号として出力電圧Voutが所望の一定値となるように1次側スイッチング素子13のデューティを制御する。
このように絶縁型DC−DCコンバータ10の駆動に伴い導通損失によりリアクトル17等が発熱する。
以下、リアクトル17の具体的構造について説明する。
図2にリアクトル17の分解斜視、図3にリアクトル17の平面、図4に図3のA−A線での断面、図5に図3のB−B線での断面、図6に図3のC−C線での断面を示す。
図2に示すように、コイル22,23を有するコイル基板20を用いてリアクトル17が構成されている。
図2に示すように、リアクトル17は、コイル基板20と、磁性体のコア30と、板状をなすアルミ製のベース部材40と、アルミ製の板状の放熱部材(ブラケット)50と、帯板状の板バネ60,61と、回路基板70を備える。
ベース部材40が水平に配置されている。ベース部材40は放熱部材として機能し、ベース部材40に伝えられた熱は大気または冷媒に逃がされる。ベース部材40の上面にコイル基板20およびコア30が配置されるとともに、水平に配置されるコイル基板20の上に放熱部材50が水平に配置され、その上に回路基板70が水平に配置される。図3においては回路基板70の図示は省略している。回路基板70には図1の制御IC14等の部品(絶縁型DC−DCコンバータ10の制御素子等の部品)が実装されている。
コア30は上コア31と下コア32よりなる。下コア32は、I型コアであり、下コア32は、水平方向に延設された四角板状をなしている。上コア31はE型コアであり、上コア31は、長方形の板状をなし、水平方向に延設された本体部31aと、本体部31aの下面の中央部から突出する中央磁脚31bと、本体部31aの下面の端部から突出する両側磁脚31c,31dを有している。中央磁脚31bは四角柱状をなしている。中央磁脚31bおよび両側磁脚31c,31dはコイル基板20を貫通する。
ベース部材40の上にコア30が配置されている。詳しくは、図4,5,6に示すように、ベース部材40の上面に形成した凹部41にコア30の下コア32が配置されるとともに下コア32の上に上コア31が配置される。下コア32の上面と、上コア31の中央磁脚31b及び両側磁脚31c,31dとが突き合わされている。
コイル基板20は、絶縁基板21の両面に、パターニングされた銅板よりなるコイル22,23(図2,3参照)が配置されている。詳しくは、絶縁基板21の上面に銅板よりなる第1コイル22が接合されるとともに絶縁基板21の下面に銅板よりなる第2コイル23が接合されている。
長方形状の絶縁基板21において、長辺方向の中央には四角形状の貫通孔21aが形成されているとともに、貫通孔21aに対し長辺方向の両側には四角形状の貫通孔21b,21cが形成されている。
絶縁基板21の上面に接合された第1コイル22は貫通孔21aの周囲において四角環状に延びており、巻き数「1」のコイル(巻線)となっている。四角環状の第1コイル22の中央部の貫通孔21aには上コア31の中央磁脚31bが貫通している。即ち、第1コイル22が上コア31の中央磁脚31bの周囲に延びており、第1コイル22がコア30(中央磁脚31b)に巻回されている。また、絶縁基板21の貫通孔21b,21cには上コア31の両側磁脚31c,31dが貫通している。
絶縁基板21の下面に接合された第2コイル23は貫通孔21aの周囲において四角環状に延びており、巻き数「1」のコイル(巻線)となっている。四角環状の第2コイル23の中央部の貫通孔21aに上コア31の中央磁脚31bが貫通していることにより、第2コイル23が上コア31の中央磁脚31bの周囲に延び、第2コイル23がコア30(中央磁脚31b)に巻回されている。
また、絶縁基板21の上面に接合された第1コイル22と絶縁基板21の下面に接合された第2コイル23とは、スルーホール(層間接続部)により接続されている。
絶縁基板21は、四隅にねじ挿通孔24が形成されている。コイル基板20の下面側にベース部材40が配置され、コイル基板20はベース部材40に固定される。
図5に示すように、コイル基板20における上面側において、第1コイル22の少なくとも一部には放熱部材50が絶縁シート80を介して絶縁された状態で熱的に接続されている。絶縁シート80は熱伝導性に優れている。このように、放熱部材50は、コイル基板20の他方の面側である上面側において第1コイル22に対し絶縁された状態で熱的に接続されている。
また、コイル基板20における下面側において、第2コイル23の少なくとも一部にはベース部材40が絶縁シート81を介して絶縁された状態で熱的に接続されている。絶縁シート81は熱伝導性に優れている。このように、コイル基板20の一方の面側である下面側において第2コイル23に対しベース部材40が絶縁された状態で熱的に接続されている。
図2に示すように、放熱部材50は、上下方向に延びる四角枠部51と、四角枠部51の上端から水平方向に延びる天井板部52と、四角枠部51の四隅に形成された取付用突部53と、2つの板バネ固定用突部54と、天井板部52から上方に突出する5つのボス(支柱)55を有する。図4,5,6に示すように、四角枠部51及び天井板部52の内方に上コア31が位置することになり、上コア31の側面及び上面を四角枠部51及び天井板部52で覆うことになる。
5つのボス55は円筒状をなしている。4つの取付用突部53にはねじSc1が貫通する。2つの板バネ固定用突部54にはねじSc2が螺入できる。5つのボス55にはねじSc3が螺入できる。
図2に示すように、ベース部材40の上面には雌ねじ孔42が形成されており、雌ねじ孔42にねじSc1が螺入できる。
図2,3に示すように、放熱部材50における長方形状の天井板部52において、長辺方向の中央には四角形状の貫通孔56が形成されているとともに、貫通孔56に対し長辺方向の両側には四角形状の貫通孔57,58が形成されている。天井板部52において貫通孔57,58に接近する位置に板バネ固定用突部54がそれぞれ設けられている。図6に示すように、板バネ60の一端が板バネ固定用突部54にねじSc2により固定されている。板バネ60の他端で天井板部52の貫通孔57から上コア31を下方に付勢する。同様に、板バネ61の一端が板バネ固定用突部54にねじSc2により固定されている。板バネ61の他端で天井板部52の貫通孔58から上コア31を下方に付勢する。即ち、板バネ60,61によるバネ力Fでコア30が下方のベース部材40に向かって付勢され、これによりコア30が固定されている。このように、コア30をベース部材40側に付勢する板バネ60,61は、放熱部材50に固定されている。
図4,5,6に示すように、放熱部材50の四角枠部51の内方にコア30の上コア31が位置し、放熱部材50の天井板部52の下方に上コア31が位置している。図4,5に示すように、コア30の上コア31の上面には放熱部材50の天井板部52が絶縁シート82を介して絶縁された状態で熱的に接続されている。絶縁シート82は熱伝導性に優れている。このように、コア30におけるコイル基板20の他方の面側の面である上面が放熱部材50に絶縁された状態で熱的に接続されている。
図4に示すように、ベース部材40の上にコイル基板20が載置され、コイル基板20の上に放熱部材50が配置され、放熱部材50のボス55の上に回路基板70が配置されている。
ベース部材40と放熱部材50との間においてコイル基板20が挟まれている。そして、図2に示すように、ねじSc1が、放熱部材50の取付用突部53、コイル基板20の絶縁基板21を通してベース部材40に螺入されており、これにより、ベース部材40に対し放熱部材50とコイル基板20とが、ねじSc1で締結されている。このようにして、ベース部材40がコイル基板20の一方の面側である下面側に配置され、ベース部材40にコイル基板20が固定されているとともに放熱部材50がベース部材40に固定されている。
放熱部材50にねじSc2で固定された板バネ60,61により、コア30がベース部材40側に付勢され、これにより固定されている。つまり、板バネ60,61の一端部を貫通するねじSc2を放熱部材50に螺入することにより板バネ60,61の他端側によりコア30がベース部材40に押圧および支持されている。
放熱部材50のボス55の上には回路基板70が搭載され、ねじSc3が回路基板70を貫通してボス55の雌ねじ穴に螺入されている。これにより回路基板70が放熱部材50に固定されている。
次に、作用について説明する。
DC/DCコンバータの駆動に伴い、例えば300Vを12Vに降圧する際に、リアクトル17において、絶縁基板21の上面に接合された第1コイル22及び絶縁基板21の下面に接合された第2コイル23が通電される。この通電に伴いコイル22,23及びコア30が発熱する。
コイル基板20における絶縁基板21の下面の第2コイル23で発生する熱は、図5においてQ1で示すごとく絶縁シート81を介してコイル基板20の下面側のベース部材40に伝わり、ベース部材40から大気または大気に逃がされる。
また、コイル基板20における絶縁基板21の上面の第1コイル22で発生する熱は、図5においてQ2で示すごとく絶縁シート80を介してコイル基板20の上面側の放熱部材50で逃がされる(もしくは、放熱部材50からベース部材40に伝わり放熱される)。
コア30で発生する熱は、図4,5においてQ3で示すごとく絶縁シート82を介してコイル基板20の他方の面側である上面側の放熱部材50で逃がされる(もしくは、放熱部材50からベース部材40に伝わり放熱される)。よって、コイル基板20の両面から冷却、即ち、3つの放熱経路(Q1,Q2,Q3)で放熱され、放熱性に優れる。つまり、コア30とコイル22,23の放熱経路(放熱部材50経由で放熱)を増やして熱抵抗を下げて、磁性体のコア30とコイル22,23が小型化される。また、放熱部材50で回路基板70を保持することで投影面積の小型化が実現する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)電力変換装置としてのDC−DCコンバータの構成として、絶縁基板21の両面にコイル22,23が配置されたコイル基板20と、絶縁基板21の両面に配置されたコイル22,23が巻回されるコア30と、コイル基板20の一方の面側に配置され、コイル基板20が固定されるベース部材40を備える。コイル基板20の一方の面側において第2コイル23に対しベース部材40が絶縁された状態で熱的に接続されている。コイル基板20の他方の面側において第1コイル22に対し絶縁された状態で熱的に接続された放熱部材50を備え、放熱部材50はベース部40材に固定され、コア30における上面、即ち、コイル基板20の他方の面側の面が放熱部材50に絶縁された状態で熱的に接続されている。このようにすることにより、コイル基板20の一方の面側においてコイル23の熱がベース部材40に逃がされる。コイル基板20の他方の面側においてコイル22の熱が放熱部材50に逃がされる。コア30におけるコイル基板20の他方の面側の面から熱が放熱部材50に逃がされる。よって、コイル基板20における絶縁基板21の両面のコイル22,23を、コイル基板20の両面側に放熱できるとともに、コア30を、コイル基板20での他方の面側に放熱することができ、放熱性に優れたものとなる。
(2)コア30をベース部材40側に付勢する板バネ60,61を更に備え、板バネ60,61は、放熱部材50に固定されている。よって、板バネをベース部材に設けたボス(支柱)によりベース部材に固定する場合に比べ、ベース部材には板バネ用のボス削減が図られる。その結果、小型できることになる。
(3)回路基板70を更に備え、回路基板70は、放熱部材50に固定されている。よって、回路基板をベース部材に設けたボス(支柱)によりベース部材に固定する場合に比べ、ベース部材には回路基板70の固定用のボスの削減が図られる。その結果、小型化できることになる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ コイル基板20におけるコイル22,23の巻き数はそれぞれ「1」であったが、コイル22,23の巻き数は問わない(2以上であってもよい)。
○ 絶縁性基板の表面に銅板を接着した所謂厚銅基板を用いたが、これに限るものではなく、銅の板に代わりアルミの板を絶縁性基板の表面に接着したものを用いてもよい。
○ コイルはパターニングした金属板により構成したが、断面が円形や角形の線材で構成してもよい。その場合、渦巻状にして、コイル全体として平らに配置することが放熱上好ましい。
○ 板バネ60,61でコア30を固定したが、これに限ることなく板バネを用いることなく放熱部材(ブラケット)50でコア30を固定してもよい。
○ コアとして、E−I型コアの他にも、例えば、U−I型コアやE−E型コア、U−U型コア等を用いてもよい。
○ リアクトルに適用したが、トランスに適用してもよい。具体的には、例えば、絶縁性基板の一方の面に一次コイルを、また、絶縁性基板の他方の面に二次コイルを配置してトランスを構成する。
○ DC/DCコンバータに具体化する場合について述べたが、他の電力変換装置、例えばインバータ等に適用してもよい。
○ 実施形態では、ベース部材40はリアクトル17のみを配置するように設けたが、絶縁型DC−DCコンバータ10全体のベース部材としてもよい。またコイル基板20はコイルのみが配置された基板としたが、絶縁型DC−DCコンバータ10を構成する他の部品を同時に搭載する基板であっても良い。
10…絶縁型DC−DCコンバータ、20…コイル基板、22…第1コイル、23…第2コイル、30…コア、40…ベース部材、50…放熱部材、60,61…板バネ、70…回路基板。

Claims (3)

  1. 絶縁基板の両面にコイルが配置されたコイル基板と、
    前記絶縁基板の両面に配置された前記コイルが巻回されるコアと、
    前記コイル基板の一方の面側に配置され、前記コイル基板が固定されるベース部材と、
    を備える電力変換装置であって、
    前記コイル基板の一方の面側において前記コイルに対し前記ベース部材が絶縁された状態で熱的に接続され、
    前記コイル基板の他方の面側において前記コイルに対し絶縁された状態で熱的に接続された放熱部材を備え、
    前記放熱部材は前記ベース部材に固定され、
    前記コアにおける前記コイル基板の他方の面側の面が前記放熱部材に絶縁された状態で熱的に接続されていることを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記コアを前記ベース部材側に付勢する板バネを更に備え、
    前記板バネは、前記放熱部材に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 回路基板を更に備え、
    前記回路基板は、前記放熱部材に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力変換装置。
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