JP6736407B2 - 撮像装置、その制御方法およびプログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6736407B2
JP6736407B2 JP2016148939A JP2016148939A JP6736407B2 JP 6736407 B2 JP6736407 B2 JP 6736407B2 JP 2016148939 A JP2016148939 A JP 2016148939A JP 2016148939 A JP2016148939 A JP 2016148939A JP 6736407 B2 JP6736407 B2 JP 6736407B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aperture
aperture value
value
information
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016148939A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018019288A5 (ja
JP2018019288A (ja
Inventor
崇倫 仲田
崇倫 仲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2016148939A priority Critical patent/JP6736407B2/ja
Priority to US15/658,083 priority patent/US10200630B2/en
Publication of JP2018019288A publication Critical patent/JP2018019288A/ja
Publication of JP2018019288A5 publication Critical patent/JP2018019288A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6736407B2 publication Critical patent/JP6736407B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/75Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing optical camera components
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/71Circuitry for evaluating the brightness variation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Description

本発明は、絞りを制御可能な撮像装置、その制御方法およびプログラムに関する。
従来、被写体を撮像して画像データを取得する際の露出制御として、複数の露出パラメータを複合的に変更させることで、所定の露出(露出量)を設定することが知られている。
この露出パラメータのうち、絞り値を変更するには、機械的な構成である絞りの開口径を変化させる必要があるため、絞りの耐久性が低下することを抑制するために、出来るだけ絞り値を変更する頻度を抑制することが望ましい。
特許文献1では、動画像の記録開始前に、被写体の輝度値に基づいて絞り値を設定し、動画像の記録開始後は、電荷蓄積時間、撮影感度を優先的に変更する、という技術について提案されている。
特開2012−095116号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、輝度値に基づいて絞り値を設定するだけであって、輝度値以外の条件に応じて最適な絞り値を設定するというものではない。
ここで、例えばレンズユニットがズームレンズである場合は、ズーム位置に応じて設定可能な絞り値(開放絞り値など)は変化する。また、撮影シーンなどに応じて設定される頻度が高い絞り値は異なる。したがって、絞り値を変更する頻度を抑制するためには、輝度値以外の情報として、レンズユニットに関する情報や撮影シーンなどの各種の情報に基づいて、露出の制御に用いる絞り値を設定することが望ましい。
本発明の目的は、輝度値以外の種々の条件に応じて絞り値を変更する頻度が増加することを抑制することである。
上記目的を達成するための本発明の撮像装置は、絞りの開口径の変化に関する絞り値を変更可能な撮像装置であって、撮像素子と、少なくとも絞り値を変更することで露出制御を実行する露出制御手段と、前記露出制御における絞り値の変更に関する絞り制御情報を生成する生成手段と、を有し、前記露出制御手段は、被写体の輝度変化に応じて絞り値を変更することで露出制御を実行する場合に、前記生成手段が生成した前記絞り制御情報に基づいて露出制御を実行し、前記生成手段は、前記撮像装置において設定可能な固有の絞り値に対して実際の絞り値が離散的に変化するように、露出制御を開始する際の目標となる絞り値と、実際に設定可能な絞り値と、実際に設定可能な絞り値間の差分に関する情報を、前記絞り制御情報として生成し、前記実際に設定可能な絞り値の数は、前記設定可能な固有の絞り値の数よりも少なく、記実際に設定可能な絞り値は、前記設定可能な固有の絞り値に含まれる値であることを特徴とする。
本発明によれば、輝度値以外の種々の条件に応じて絞り値を変更する頻度が増加することを抑制することができる。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置である監視カメラ1の基本構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る撮像処理を説明するフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る絞りテーブルデータ例示的に説明する図である。 本発明の第1実施形態に係る絞りテーブルデータの設定方法を例示的に説明する図である。 本発明の第1実施形態に係る絞りテーブルデータの設定方法を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る撮像処理を説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る撮像処理を説明するフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る絞りテーブルデータの設定方法を例示的に説明する図である。 本発明の第3実施形態に係る適正露出範囲を例示的に説明する図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
(監視カメラ1の基本構成)
以下、図1を参照して、本発明の実施形態に係る撮像装置である監視カメラ(以下、単にカメラと称す)1の基本構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置であるカメラ1の基本構成の一例を示すブロック図である。本実施形態のカメラ1は、内部に撮像素子204などを備えたカメラ本体部200と、カメラ本体部200に装着可能なレンズユニット100を有している。図1は、カメラ本体部200にレンズユニット100が装着された状態のカメラ1を示している。
不図示の被写体像は、レンズ101を介して絞り102を通過し、CCDまたはCMOSセンサなどの電荷蓄積型の固体撮像素子である撮像素子204に入射する。なお、図1では、レンズ101を1枚のレンズにより表しているが、本実施形態のレンズ101としては、ズーム動作用のレンズやシフト動作用のレンズ、フォーカス動作用のレンズなどの複数のレンズを備えている。また、レンズユニット100は、絞り102を駆動させるための、絞り駆動部104を有している。
蓄積時間設定部205は、撮像素子204における電荷の蓄積時間を制御(設定)する蓄積時間設定手段である。なお、蓄積時間設定部205は、撮像素子204における電荷の蓄積開始タイミング(蓄積電荷の読み出し又はリセットのタイミング)を制御するが、これに限定されるものではない。例えば、所謂メカシャッタ(不図示)を備えている場合は、当該メカシャッタの開閉動作を制御することで、蓄積時間を設定する構成であってもよい。
増幅部206は、撮像素子204から出力された画像信号(出力信号)を所定の増幅量(増幅率)で増幅する増幅手段である。なお、増幅部206は、A/D変換部(不図示)で変換される前のアナログ画像信号、および、変換後のデジタル画像信号の両方の増幅量を設定できる。
露出制御部207は、取得した画像信号(画像データ)に基づいて算出した輝度信号(被写体輝度)に基づいてカメラ1の各部を制御することで、画像信号の取得に関わる露出を制御する露出制御手段である。当該輝度信号の算出方法としては、公知のものであればどのような方法を採用してもよい。
本実施形態では、露出制御に関わるパラメータとして、絞り値、蓄積時間、増幅量のうちの少なくとも1つを変更することで露出を変更(制御)することができる。なお、本実施形態における露出とは、例えば、APEX単位に変換した1Ev分の明るさの変化を露出の1段分の変化とする。
レンズ情報取得部208では、レンズユニット100側からレンズユニット100に関するレンズ情報を取得する情報取得手段である。なお、レンズユニット100がカメラ本体部200に対して着脱可能である場合は、レンズユニット100とカメラ本体部200に設けられたマウント接点(不図示)を介して、レンズユニット100側からカメラ本体部200側へとレンズ情報が送信される。また、レンズ情報は、レンズユニット100の内部に設けられたレンズメモリ(不図示)に予め格納されているものとする。
上述したレンズ情報としては、レンズユニット100の識別値、絞り値の上限値および下限値、焦点距離、レンズ101の温度変化量、ズーム位置ごとのMTF曲線、絞り102の駆動回数などが含まれている。なお、上述した識別値は、レンズユニット100の固有の値であって、カメラ本体部200に装着されたレンズユニット100を識別するための値である。また、絞り値の上限値及び下限値とは、設定可能な絞り102の開口径に関する絞り値(F値)の上限値および下限値である。また、レンズ101の温度変化量は、レンズ101のシフトレンズ(不図示)が温度変化によりシフトするシフト量である。また、絞りの駆動回数とは、所定期間(例えば、現在まで)における絞り102の駆動回数である。
テーブル生成部209は、レンズ情報取得部208が取得した情報に基づいて上述した露出制御を実行する際に参照するテーブルデータを生成するテーブルデータ生成手段である。本実施形態では、特に、絞り値を変更して露出制御を実行する際に用いる絞り制御情報である絞りテーブルデータについて説明する。絞りテーブルデータ(絞り制御情報)の詳細については後述する。
テーブル生成部209で生成されたテーブルデータは露出制御部207に入力され、露出制御部207では当該テーブルデータに基づいて自動的に露出を変更する制御(自動露出制御)が実行される。
画像処理部210は、増幅部206から出力された画像信号に対して、所定の画像補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理、飽和画素や黒潰れ画素などの画素データ数の演算、ホワイトバランス調整など、各種の現像処理を行う画像処理手段である。画像処理部210において各種の処理が実行された画像信号は、変換部(不図示)で記録媒体や表示用に適切なフォーマットに変換され、記録および表示される。
カメラ制御部211は、カメラ1の各部を統括的に制御するカメラ制御手段であって、不図示のカメラ用マイクロコンピュータ(カメラCPU)を備えている。例えば、露出制御部207、レンズ情報取得部208、テーブル生成部209、画像処理部210などに指示して、カメラ1の各部の動作を制御する。メモリ212は、カメラ1の動作に関わるデータやカメラ1を用いて取得した種々のデータを記録可能な記録媒体である。本実施形態のメモリ212は、不揮発性メモリとしてROM領域、および揮発性メモリとしてRAM領域をそれぞれ備えている。以上が本実施形態のカメラ1の基本構成である。
(撮像処理)
以下、図2を参照して、本実施のカメラ1に係る撮像処理について説明する。図2は、本発明の第1実施形態に係る撮像処理を説明するフローチャートである。ユーザがレリーズボタン(不図示)を操作したことに応じて撮像処理がスタートすると、ステップS201において、カメラ制御部211は撮像素子204を用いて被写体を撮像し画像信号を取得する。
次に、ステップS202でカメラ制御部211は、レンズ情報取得部208を介して、レンズユニット100からレンズ情報を取得する。次に、ステップS203でテーブル生成部209は、先に取得したレンズ情報に基づいて露出制御に係るテーブルデータを生成する。なお、本実施形態では、絞り102の絞り値の変更に関する絞りテーブルデータを生成する。この詳細について、絞りテーブルデータの生成方法の説明において後述する。
次に、ステップS204でカメラ制御部211は、先に生成した画像信号に基づく測光演算の結果と、絞りテーブルデータに基づいてカメラ1の各部の動作を制御することで露出制御を実行する。具体的に、カメラ制御部211は、絞りテーブルデータに基づいて設定された各種の条件を満たすようなプログラム線図を生成(又は選択)し、当該プログラム線図に基づいて露出制御を実行する。なお、本実施形態では、絞り値の変更頻度を低減するために、蓄積時間や前述した増幅量を優先的に変更できるようなプログラム線図が生成される。以上が本実施形態のカメラ1に係る撮像処理である。
なお、本実施形態では、レリーズボタンの操作に応じて撮像処理を開始する構成について説明したが、例えば、カメラ1の電源ONに応じて、上述した撮像処理を実行する構成であってもよい。
(絞りテーブルデータの生成方法)
次に、本実施形態のカメラ1に係る絞りテーブルデータの生成方法について説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係る絞りテーブルデータ例示的に説明する図であって、図3(a)〜(c)はそれぞれ異なるデータを示している。図3に図示するように、各テーブルデータの差異は、設定可能な絞り値(設定可能絞り値)、連続的に変更可能な絞り値の刻み幅(絞り変更段数)である。テーブル生成部209は、絞り値を変更して露出制御を実行する際に、当該露出制御を開始する際の目標となる絞り値の目標値(絞り目標値)を決定し、当該絞り目標値を含む設定可能絞り値と絞り変更段数を、前述したレンズ情報に基づいて生成する。すなわち、本実施形態では、絞り目標値、設定可能絞り値、絞り変更段数が前述した絞りテーブルデータを構成する情報である。
なお、上述した絞り変更段数は、1つの絞りテーブルデータにおける設定可能絞り値のうち、互いに連続した値同士の差分に該当する。従って、例えば、所定の絞りテーブルデータにおける連続した設定可能絞り値がF1.4とF5.6の場合の絞り変更段数はAPEX単位に換算した絞り値の2段分(2Ev分)となる。
図3(a)に示す例では、画像信号に基づく絞り目標値がF2.8、設定可能絞り値がF1.4、F2.8、F5.6、F11で、絞り変更段数は2Ev(2段)分である。また、図3(b)に示す例では、画像信号に基づく絞り目標値がF4、設定可能絞り値がF4、F8、F16で、絞り変更段数は2Ev(2段)分である。
上述したように、絞り目標値や設定可能絞り値、絞り変更段数がテーブルデータごとに異ならせているのは、絞り値を変更する頻度を極力抑制するためである。前述したように、絞り102は、開口径を変化させることで撮像素子204側に入射する光量を調節する部材であって、当該開口径を変化させるために機械的な構成を採用している。したがって、絞り値の変更頻度が多いと、絞り102の摩耗などに起因した絞り102の耐久性が低下してしまう。特に、監視カメラなど、比較的長い期間における連続的な映像記録が求められる撮像装置では、耐久性の低下に起因して耐用年数が短くなることで絞りやレンズユニットを交換する頻度が増加してしまうため、被写体の定常的な観察に与える影響が大きい。したがって、絞りの耐久性が低下することを抑制するためには、出来るだけ絞り値(絞りの開口径)を変更する頻度を抑制することが望ましい。
ここで、レンズユニットに関する情報や撮影シーン、絞りの耐久性などの種々の情報に応じて、変更頻度が低下する絞り値は異なる。例えば、レンズユニットがズームレンズである場合は、ズーム動作に関係なく(何れのズーム位置でも)設定可能な絞り値であれば、絞り値の変更頻度を低減することが出来る。そこで、本実施形態では、レンズユニット100のレンズ情報に基づく最適な絞りテーブルデータを設定することで、上述した課題に対応する。以下その詳細について説明する。
図4は、本発明の第1実施形態に係る絞りテーブルデータの設定方法を例示的に説明する図である。図4の各列はレンズ情報から求められた各情報を示し、各行は絞りテーブルデータを構成する各情報を示している。なお、ズームレンズであるか否かは、カメラ制御部211によって、レンズ識別値および(または)焦点距離に関する情報に基づいて判定されるものとする。図中の左列ほど絞りテーブルデータを設定する際に参照する優先度が高い情報である。
図4に図示するように、例えば、絞り目標値は、レンズユニット100がズームレンズであるか否かに関する情報と、レンズのMTF(Modulation Transfer Function)特性に関する情報に基づいて設定される。なお、レンズユニット100がズームレンズである場合のMTF特性は、各ズーム位置(撮影倍率)に応じた特性の変化に関する情報を含んでいる。
本実施形態では、ズームレンズであるか否かに関する情報の方がMTF特性に関する情報よりも、絞り目標値の設定に際して参照する優先度が高い情報である。例えば、レンズユニット100がズームレンズである場合、ズーム動作に応じて絞り値を変更する回数を減らすことが望ましい。特に、一般的なズームレンズは、ズーム位置(ワイド側かテレ側か)に応じて開放側での絞りの制限値(開放絞り値)が異なるため、絞り開口径が開放側となる近傍の絞り値が設定されている場合は、ズーム動作に応じて絞り値を変更する必要が生じる。従って、絞り目標値としては、ズーム動作に応じた変化が少ない絞り値の候補を選定する。その後、レンズのMTF特性に基づいて、先に選定した候補の中から解像度が高い絞り値を選定することで、絞り目標値を設定する。
同様に、設定可能絞り値や絞り変更段数についても、先に取得したレンズ情報の中から優先度に基づいてそれぞれの値を設定する。以上の動作により、絞りテーブルデータが生成される。なお、図4では、計4つの情報に基づいて絞りテーブルデータを生成する例について説明したが、これ以外の情報に基づいて絞りテーブルデータを生成する構成であってもよい。
上述した絞りテーブルデータの生成方法について、図5を参照して詳細を説明する。図5は、本発明の第1実施形態に係る絞りテーブルデータの設定方法を示すフローチャートである。図5(a)は、絞り目標値の設定方法を示すフローチャート、図5(b)は、絞り変更段数の設定方法を示すフローチャート、図5(c)は、設定可能絞り値の設定方法を示すフローチャートである。なお、図5に図示する例では、レンズユニット100がズームレンズであって、開放絞り値(開放F値)がワイド側でF2.8、テレ側でF4、レンズ固有の設定可能な絞り値が1段刻みでF2.8〜F22であるものを想定する。
まず、絞り目標値の設定方法について説明する。図5(a)に図示するように、ステップS301でテーブル生成部209は、先に取得したレンズ情報に基づいて、レンズユニット100がズームレンズであるか否かを判定する。当該判定の結果がYESの場合はステップS302に進み、NOの場合はステップS303に進む。
次に、ステップS302でテーブル生成部209は、ズーム動作を実行した際に絞り値の変化が少ない絞り値を、絞り目標値の候補として選定する。本実施形態では、ズーム動作に応じた開放絞り値の変化に対応するため、F4〜F22の絞り値を絞り目標値の候補として選定する。すなわち、レンズユニット100がズームレンズである場合の方が、レンズユニット100がズームレンズではない(単焦点レンズなどの)場合よりも、実際に設定可能な絞り値が小絞り側となるように制限される。
次に、ステップS303でテーブル生成部209は、ステップS302で選定した候補のうち、先に取得したレンズ情報に基づくMTF特性において、解像度が最も高くなる絞り値を絞り目標値として設定し、処理(絞り目標値設定処理)を終了する。なお、上述したようなレンズユニット100を用いた場合、F4〜F22のうちでもっとも解像度が高くなるF4を目標絞り値に設定する。ステップS301の処理で、レンズユニット100がズームレンズではないと判定されている場合は、単にMTF特性に基づいて最も解像度が高い絞り値を絞り目標値として設定する。
次に、絞り変更段数の設定方法について説明する。図5(b)に図示するように、今回が初めての処理の場合、ステップS401でテーブル生成部209は、絞り変更段数をAPEX単位に換算した露出の2段分(2Ev)に設定する。なお、当該処理の開始後に設定される絞り変更段数は、2段以上であればどのような段数であってもよい。すなわち、本実施形態では、レンズユニット100が設定可能な固有の絞り値に対して、少なくとも、連続した設定可能絞り値間(絞り値同士)の露出差が2段以上となる。換言すると、絞り102の開口径を変更することで露出制御を実行する場合は、レンズユニット100が設定可能な固有の絞り値に対して、実際の絞り値が離散的に変化する。
なお、本実施形態では、レンズユニット100が露出の1段に相当する分解能で絞り値を変更可能であるため、絞り値を変更する際に設定可能な絞り値間の露出差を少なくとも2段(2Ev)以上とする構成であるが、これに限定されるものではない。例えば、レンズユニット100が露出の1/3段に相当する分解能で絞り値を変更可能である場合は、設定可能な絞り値間の露出差を少なくとも2/3段(2/3Ev)以上とする。すなわち、本発明に係る撮像装置としては、少なくも、レンズユニット100が設定可能な固有の絞り値に対して、実際に変更可能な絞り値が離散的であればよい。換言すると、本発明に係る撮像装置としては、少なくも、レンズユニット100が設定可能な固有の絞り値に対して、実際に変更可能な絞り値の分解能が粗い構成であればよい。
次に、ステップS402でテーブル生成部209は、レンズユニット100がズームレンズであるか否かを判定する。当該判定の結果がYESの場合はステップS403に進み、NOの場合はステップS404に進む。
次に、ステップS403でテーブル生成部209は、レンズユニット100のズーム動作による開放絞り値の変化に合わせて、絞り変更段数を選定する。本実施形態想定するレンズユニット100はワイド端からテレ端での開放絞り値の変化が露出の1段分であるので、絞り変更段数を露出の1段分に仮設定する。
次に、ステップS404でテーブル生成部209は、現在までの絞り102の駆動回数を読み出し、以下の式(1)を満たす所定値α(0≦α)の最大値をステップS401又はS403で設定した絞り変更段数に加えて、絞り変更段数を設定する。なお、本実施形態では、所定値αを1ずつ増減させる構成であるが、例えば、予め設定されたレンズユニット100固有の絞り値の刻み幅が0.5段ずつである場合は、所定値αを0.5ずつ変化させる構成であってもよい。
絞りの駆動回数≧(絞り耐久駆動回数/(α+1))×α (1)
例えば、レンズユニット100の絞りの駆動回数が500回、絞り耐久駆動回数が1000回の場合を仮定すると、所定値αの最大値は1となる。また、レンズユニット100の絞りの駆動回数が700回、絞り耐久駆動回数が1000回の場合を仮定すると、所定値αの最大値は3となる。さらに、レンズユニット100の絞りの駆動回数が900回、絞り耐久駆動回数が1000回の場合を仮定すると、所定値αの最大値は7となる。すなわち、上記の式(1)を満たすように所定値αを設定することで、現在までの絞り駆動回数が、予め設定されている絞り102の駆動耐久回数に近づくほど、所定値が大きくなるため、絞り変更段数も大きくなる。したがって、本実施形態のカメラ1では、絞り102の駆動回数が増えるほど、絞り102の駆動回数が減少するような絞り駆動段数を設定することが出来る。
次に、設定可能絞り値の設定方法について説明する。図5(c)に図示するように、今回が初めての処理の場合、ステップS501でテーブル生成部209は、基準となる設定可能絞り値の総数を4に仮設定する。この場合、計4つの絞り値をとり得る。なお、当該処理開始後に設定される設定可能絞り値の総数は、他の数であってもよい。
次に、ステップS502でテーブル生成部209は、レンズユニット100が設定可能な固有の絞り値に応じて、設定可能絞り値の候補を設定する。例えば、本実施形態ではレンズユニット100が設定可能な固有の絞り値がF2.8〜F22であるため、少なくとも、F2.8〜F22が設定可能絞り値の候補となる。なお、先に絞り変更段数を設定している場合は、設定済みの絞り変更段数に基づいて設定可能絞り値の総数を仮設定する。例えば、ステップS404の処理において、絞り変更段数が2段に設定されている場合、F2.8〜F22の固有絞り値の範囲内(計6段分)では、最大4つの設定可能絞り値を仮設定する。
次に、ステップS503でテーブル生成部209は、前述した式(1)によって取得した所定値αを、ステップS502で設定した候補値の総数から減算する。例えば、レンズユニット100の絞りの駆動回数が500回、絞り耐久駆動回数が1000回の場合を仮定すると、所定値αの最大値は1となる。したがって、先に設定されている設定可能絞り値の総数が4である場合は、設定可能絞り値の総数が3つに設定される。また、レンズユニット100の絞りの駆動回数が700回、絞り耐久駆動回数が1000回の場合を仮定すると、所定値αの最大値は3となる。したがって、先に設定されている設定可能絞り値の総数が4である場合は、設定可能絞り値の総数が1つに設定される。すなわち、ステップS504の処理により、現在までの絞り駆動回数が予め設定されている絞り102の駆動耐久回数に近づくほど、設定可能絞り値の総数が減少するため。したがって、本実施形態のカメラ1では、絞り102の駆動回数が増えるほど、絞り102の駆動回数が減少するような設定可能絞り(の総数)を設定することが出来る。テーブル生成部209は、上述した各種の設定処理の結果に基づいて絞りテーブルデータを生成する。
以上説明したように、本実施形態のカメラ1は、レンズユニット100のレンズ情報に基づいて、露出制御に用いる絞り値に関する情報を設定する構成である。具体的に説明すると、本実施形態のカメラ1は、レンズ情報に基づいて、絞りの制御に関する目標値や、設定可能絞り値、当該設定可能な絞り値間の段数差などの情報を含む絞りテーブルデータを設定する構成である。この構成により、本実施形態に係るカメラ1は、レンズ情報に基づき、露出制御用の最適な絞り値を設定することが出来る。したがって、本実施形態に係るカメラ1は、輝度値以外の種々の条件に応じて絞り値を変更する頻度が増加することを抑制することが出来る。
なお、本実施形態では、レンズ情報のうち、レンズの識別値や絞り駆動情報、MTF特性などの情報に基づいて絞りテーブルデータを設定する構成について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、レンズユニット100が交換可能なレンズユニットである場合を仮定する。この場合、各レンズ使用頻度が高い絞り値に関する情報がレンズ情報に含まれている構成であれば、テーブル生成部209は、当該情報に基づいて使用頻度が高い絞り値に合わせて絞りテーブルデータを設定する。また、上述したような絞りテーブル自体をレンズ情報として、レンズユニット100側からカメラ本体部200側へと送信し、カメラ本体部200側において露出制御を指示する構成であってもよい。なお、何れの場合であっても、複数の絞り値を遷移可能な絞りテーブルデータを設定する場合は、レンズユニットが設定可能な固有の絞り値に対して、実際の絞り値が離散的に変化するようなデータを設定する。
(第2実施形態)
次に、図6を参照して本発明に係る撮像装置の第2実施形態について説明する。なお、監視カメラ(以下、単にカメラと称す)1の構成については、前述した第1実施形態と同一なので説明を省略する。前述した第1実施形態に対する本実施形態の差異は、目標露出が所定範囲に含まれる場合に、設定可能な開放絞り値を小絞り側に制限する、という点である。図6は、本発明の第2実施形態に係る撮像処理を説明するフローチャートである。なお、ステップS601〜S602の処理は前述した第1実施形態のステップS201〜S202の処理と同一なので説明を省略する。
ステップS603でカメラ制御部211は、先に取得した画像信号に基づく測光演算を実行することで輝度信号(被写体輝度)を算出し、当該輝度信号に基づいて露出制御の目標とする目標輝度を算出する。そして、カメラ制御部211は、算出した目標輝度が所定範囲内に含まれるか否かを判定する。
なお、目標輝度ではなく、当該目標輝度に対応した目標露出を算出し、当該目標露出が所定範囲内に含まれるか否かを判定する構成であってもよい。すなわち、カメラ制御部(第1の判定手段)211は、被写体の測光結果に基づく被写体の明るさに関する情報が所定範囲に含まれるか否かを判定する構成であればよい。また、また、上述した測光演算の方法としては、公知のものであればどのような方法を採用してもよい。さらに、カメラ1が、撮像素子204以外の測光用のセンサを備えている場合は、当該測光用のセンサの出力に基づいて測光演算を実行する構成であってもよい。
ステップS603の処理において、目標輝度が所定範囲に含まれると判定された場合、ステップS604でカメラ制御部211は、絞り102の開放絞り値を制限し、その旨の情報をメモリ212に記憶する。具体的に説明する。例えば、レンズユニット100の固有の開放絞り値がF1.4の場合を想定する。この際、目標輝度が所定範囲に含まれる場合は、レンズユニット100に設定された固有の開放絞り値に対して、開放絞り値をF1.4より小絞り側のF2.8に制限する。すなわち、本実施形態のカメラ1は、目標輝度が所定範囲に含まれると判定された場合の方が、目標輝度が所定範囲に含まれないと判定された場合よりも、実際に設定可能な絞り値が小絞り側となるように制限される。この構成により、開放絞り絞り値が設定された際の被写界深度が深くなるため、温度変化などに応じたレンズ101のシフトレンズ(不図示)のシフトによる合焦度合(ピント)のずれを抑制することが出来る。
なお、上述した所定範囲および、制限後の開放絞り値はどのような値であってもよいが、比較的浅い被写界深度となる絞り値が設定される範囲であって、取得画像の解像度の低下が少ない開放絞り値に制限することが望ましい。
ステップS603〜S604の処理と並行して、ステップS605では、設定可能な蓄積時間に制限が設けられているか否かを判定する。例えば、ユーザにより指示など、外部から所定の蓄積時間が指定されている場合、ステップS605の処理はYESと判定される。ステップS605の処理において、蓄積時間が制限されていると判定された場合、ステップS606で、指定の蓄積時間に制限する旨の情報をメモリ212に記憶する。
さらに、ステップS603〜S604の処理と並行して、ステップS607では、設定可能な画像信号の増幅量(増幅率)に制限が設けられているか否かを判定する。例えば、ユーザにより指示など、外部から所定の増幅率が指定されている場合、ステップS607の処理はYESと判定される。ステップS607の処理において、増幅率が制限されていると判定された場合、ステップS608で、指定の増幅率に制限する旨の情報をメモリ212に記憶する。
次に、ステップS609でテーブル生成部209は、先に取得したレンズ情報と、メモリ212に記憶された各露出パラメータの制限に関する情報(制限情報)に基づいて、絞りテーブルデータを生成する。なお、ステップS609において生成される絞りテーブルデータとしては、制限された露出パラメータを設定しないような絞り値が選択されるという点以外は、前述した第1実施形態と同一である。
次に、ステップS610でカメラ制御部211は、生成した絞りテーブルデータに基づく絞り目標値となるように絞り値を変更した場合の輝度変動の量を推定する。なお、本実施形態では、上述した輝度変動を現在の絞り値と目標絞り値との差分が上述した輝度変動の量に該当する。そして、カメラ制御部(第2の判定手段)211は、当該差分に対応した露出が所定量(所定の露出(段数))以上であるか否かを判定することで、輝度変動が所定量以上であるか否かを判定する。
ステップS610の処理で輝度変動が所定量以上と判定された場合、ステップS611で露出制御部207は、輝度変動を抑制するための補正処理を実行する。この補正処理について具体的に説明する。本実施形態では、前述したように、現在の絞り値から目標絞り値まで絞り102の開口径を変化させた際の露出に相当する分だけ、蓄積時間および増幅量の少なくとも一方のパラメータの設定値を変更する。例えば、絞り値の変更により露出が+2段分(+2Ev)に相当する分だけ変化する場合は、−2段分(−2Ev)に相当する分だけ蓄積時間および増幅量を変更する。
この構成により、絞り102の開口径の変化に応じた急な輝度変化(輝度ショック)を低減することができる。なお、輝度変動が所定量未満の場合は、輝度ショックの影響が小さいと判断して、補正処理を実行しない。ステップS610の処理は前述した第1実施形態のステップS204の処理と同一なので説明は省略する。以上が、本実施形態の撮像処理である。
以上説明したように、本実施形態のカメラ1は、レンズユニット100のレンズ情報に加えて、被写体の輝度に関する情報に基づいて、絞りテーブルデータを生成する構成である。この構成により、本実施形態に係るカメラ1は、変更する頻度が低い絞り値を設定できるだけでなく、ピント等の影響による不自然な画像が取得されることを抑制することができる。
また、本実施形態のカメラ1は、絞り値の変化による輝度変動を推定し、当該推定された輝度変動に応じて、絞り値以外の露出パラメータを用いた補正処理を実行する構成である。この構成により、変更する頻度が低い絞り値を設定できるだけでなく、絞り102の開口径を変化させることに伴う輝度ショックの影響を低減することが出来る。
(第3実施形態)
次に、図7を参照して本発明に係る撮像装置の第3実施形態について説明する。なお、監視カメラ(以下、単にカメラと称す)1の構成については、前述した第1実施形態と同一なので説明を省略する。前述した第1実施形態に対する本実施形態の差異は、撮影シーンに基づいて絞りテーブルデータを生成する、という点である。図7は、本発明の第2実施形態に係る撮像処理を説明するフローチャートである。なお、ステップS701〜S702の処理は前述した第1実施形態のステップS201〜S202の処理と同一なので説明を省略する。
ステップS703でカメラ制御部(シーン判定手段)211は、先に取得した画像信号に基づいて被写体を撮像する際のシーンを判定する。なお、シーンの判定(シーン解析)に用いられる情報としては、例えば、被写体輝度に関する輝度情報や色情報、適正露出となる範囲(適正露出範囲)、特定被写体(例えば、顔や人物など)の検知結果に基づく特定被写体のカウントなどの情報である。
ここで、輝度情報および色情報は、画像処理部210やカメラ制御部211が、画像信号のRGB信号に基づいて取得する構成であればよいが、例えば、RGB信号をYUV信号(色輝度情報)へと変換し、当該YUV信号に基づいて取得する構成であってもよい。そして、画像処理部210やカメラ制御部211は、取得した色情報に基づいて、撮影シーンが屋内(室内光)であるか屋外(太陽光)であるかを判定する。
また、特定被写体の検出及びカウント方法としては、公知の方法であればどのようなものを採用してもよい。例えば、カメラ制御部211は、メモリ212に予め記憶されている人物の輪郭情報と取得した画像信号におけるエッジ情報とを比較し、輪郭の類似度が所定の閾値以上となる被写体を顔や人物として検知する。そして、カメラ制御部211は、所定期間において、検出した特定被写体の数をカウントする。
次に、ステップS704でテーブル生成部209は、取得したレンズ情報およびシーン判定の判定結果に基づいて絞りテーブルデータを生成する。以下、この詳細について図8及び図9を参照して具体的に説明する。図8は、本発明の第3実施形態に係る絞りテーブルデータの設定方法を例示的に説明する図である。また、図9は、本発明の第3実施形態に係る適正露出範囲を例示的に説明する図である。
図8に図示するように、本実施形態では、絞りテーブルデータを設定するためのシーン判定結果として、適正露出範囲、輝度情報、色情報、特定被写体のカウントを採用する構成である。なお、図8では不図示だが、第1実施形態における図4で図示したようなレンズ情報を絞りテーブルデータの生成に加味している。なお、本実施形態では、レンズ情報とシーン判定結果の双方に基づいて絞りテーブルデータを生成する構成であるが、シーン判定結果のみに基づいて絞りテーブルデータを生成する構成であってもよい。
例えば、絞り目標値を設定するには、まず、適正露出範囲を参照する。適正露出範囲は、撮像素子204に係る蓄積時間および画像信号の増幅量の設定可能範囲に基づいて設定される。すなわち、適正露出範囲とは、絞り値を変更せずに被写体の輝度変化に応じた露出追従(露出制御)が可能な露出に関する範囲を示しており、この適正露出範囲において被写体輝度の変動が収まれば、絞り値を変更する頻度を抑制することが出来る。
図9に図示するように、絞り値に応じて、蓄積時間と増幅量だけを変化させて露出追従が可能な適正露出範囲は異なる。したがって、テーブル生成部209は、算出した適正露出範囲における変更頻度が低いと考えられる複数の絞り値を目標絞り値の候補として選定する。そして、テーブル生成部209は、取得した輝度情報に基づき、先に選定した目標絞り値の候補の中から、現在の明るさに適した値を目標絞り値として設定する。
次に、テーブル生成部209は、先に判定した撮影シーンが屋内である場合は絞り変更段数を比較的小さくし、屋外である場合は絞り変更段数を比較的大きくする。これは、屋内での撮影の場合、時間経過や外的要因などによる輝度変化の度合いが小さいため、例え絞り変更段数が小さかったとしても、絞りの変更頻度自体が低いと考えられるからである。
そして、テーブル生成部209は、人物のカウント数が多いほど、絞り変更段数を大きくする。これは、所定期間において複数の人物が検知されるようなシーンでは、当該人物の数に比例して最適な露出条件が変化する可能性が高く、それに応じて絞り値の変更頻度が増える可能性が高くなるためである。
また、テーブル生成部209は、先に判定した撮影シーンが屋内である場合は、被写体距離が異なる複数被写体が画角内に存在する可能性は低いと考え、解像度が高く被写界深度が浅い開放側の絞り値を、設定可能絞り値として優先的に設定する。
なお、図8には図示しないが、テーブル生成部209がメモリ212に記憶された輝度変化に関する統計情報を参照することで、最も使用頻度が高い絞り値を推定し、当該推定結果に基づいて目標絞り値を設定する構成であってもよい。上述した統計情報としては、カメラ1において過去に検出された頻度が最も高い被写体輝度(最頻輝度)や、最大輝度および最小輝度に基づく情報である。この構成を採用することで、被写体の輝度変化を推定して最も変更頻度が低いと考えられる絞り値を目標絞り値とすることが出来るため、更に絞り値の変更頻度を抑制することが出来る。
図7に戻り、ステップS705の処理は前述した第1実施形態のステップS204の処理と略同一なので、説明を省略する。以上が本実施形態に係る撮像処理である。なお、前述したシーン判定では、屋内及び屋外の判定について言及したが、遠景を撮影するか近景を撮影するかなど、他の撮影シーンを判定するような構成であってもよい。また、本実施形態では、取得した種々の情報に基づいてカメラ1が判定(解析)したシーンに基づいて、絞りテーブルデータを生成する構成について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ユーザによって設定された撮影モードなどの情報に応じたシーンに基づいて、絞りテーブルデータを生成する構成であってもよい。
以上説明したように、本実施形態に係るカメラ1は、被写体を撮影する際のシーンに基づいて絞りテーブルデータを生成する構成である。この構成により、本実施形態のカメラ1は、各シーンに応じて変更頻度が低いと想定される絞り値を基準とした絞り102の制御可能であるため、絞り値を変更する頻度が増加することを抑制することが出来る。
以上、本実施形態の好ましい実施形態および変形例について説明したが、本発明はこれらに限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。例えば、前述した実施形態では、同一の絞りテーブルデータにおける絞り変更段数は、連続する設定可能絞り値間での段数差(差分)が常に一定であったが、段数差を可変にするような構成であってもよい。例えば、設定可能絞り値がF2.8、F5.6、F16である絞りテーブルデータのように、絞り変更段数がF2.8〜F5.6の間で露出の2段分であって、F5.6〜F16の間で露出の3段分であってもよい。なお、上述した場合であっても、カメラ1としては、絞り変更段数が、レンズユニット100が設定可能な固有の絞り値間の露出段差に対して離散的であればよい。換言すると、レンズユニット100が設定可能な連続する固有の絞り値間の露出段差よりも、絞りテーブルデータにおける連続する設定可能絞り値間の露出段差の方が大きい構成であればよい。
また、前述した実施形態では、レンズユニット100がカメラ本体部200に対して装着可能(着脱可能)な撮影レンズである場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、レンズユニット100としては、機械的にカメラ本体部200に装着される場合だけでなく、カメラ本体部200と通信可能であって、カメラ本体部200側からレンズユニット100の絞り102の動作を制御できる構成であればよい。すなわち、レンズユニット100としては、カメラ本体部200と接続できる構成であればよい。
さらに、カメラ1としては、レンズユニット100とカメラ本体部200とが一体的に形成されているような、所謂レンズ一体型のカメラ1であってもよい。この場合、絞り102に関する情報は、メモリ212に予め記憶されているものとする。
また、前述した実施形態では、露出制御部207やレンズ情報取得部208、テーブル生成部209、画像処理部210、カメラ制御部211などが連動することで、カメラ1の各動作を制御する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、前述した図2、図5〜7などに図示したフローに従ったプログラムを予めメモリ212に格納しておき、当該プログラムをカメラ制御部211などが実行することで、カメラ1の各動作を制御する構成であってもよい。
また、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。また、プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記録媒体でもあってもよい。
また、前述した実施形態では、本発明を実施する撮像装置の一例として監視カメラについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ、スマートフォンなどの可搬デバイスやウェアラブル端末など、デジタルカメラ以外の撮像装置を採用する構成であってもよい。
(その他の実施形態)
また本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現できる。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現できる。
1 監視カメラ
100 レンズユニット
102 絞り
200 カメラ本体部
208 レンズ情報取得部
209 レーブル生成部
211 カメラ制御部
212 メモリ

Claims (15)

  1. 絞りの開口径の変化に関する絞り値を変更可能な撮像装置であって、
    撮像素子と、
    少なくとも絞り値を変更することで露出制御を実行する露出制御手段と、
    前記露出制御における絞り値の変更に関する絞り制御情報を生成する生成手段と、
    を有し、
    前記露出制御手段は、被写体の輝度変化に応じて絞り値を変更することで露出制御を実行する場合に、前記生成手段が生成した前記絞り制御情報に基づいて露出制御を実行し、
    前記生成手段は、前記撮像装置において設定可能な固有の絞り値に対して実際の絞り値が離散的に変化するように、露出制御を開始する際の目標となる絞り値と、実際に設定可能な絞り値と、実際に設定可能な絞り値間の差分に関する情報を、前記絞り制御情報として生成し、
    記実際に設定可能な絞り値の数は、前記設定可能な固有の絞り値の数よりも少なく、
    記実際に設定可能な絞り値は、前記設定可能な固有の絞り値に含まれる値であることを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体の測光結果に基づく被写体の明るさが所定範囲に含まれるか否かを判定する第1の判定手段を有し、
    前記生成手段は、前記第1の判定手段により前記被写体の明るさが前記所定範囲に含まれると判定された場合の前記絞り値の開放側の制限値が、前記第1の判定手段により前記被写体の明るさが前記所定範囲に含まれないと判定された場合の前記絞り値の開放側の制限値よりも小絞り側となるように、前記絞り制御情報を生成することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  3. 前記生成手段が生成した前記絞り制御情報に基づいて前記絞りの開口径を変化させたことに応じた輝度変動の量が所定量以上であるか否かを判定する第2の判定手段を有し、
    前記露出制御手段は、前記第2の判定手段により前記輝度変動が前記所定量以上であると判定された場合に、当該輝度変動に対応させて蓄積時間と増幅量とを変更させることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記生成手段は、前記絞りを備えたレンズユニットに関するレンズ情報に基づいて前記絞り制御情報を生成することを特徴とする請求項乃至の何れか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記レンズ情報は、前記レンズユニットの識別値と、前記設定可能な固有の絞り値の上限値および下限値と、前記レンズユニットの焦点距離と、前記レンズユニットが備えたレンズが温度変化によってシフトするシフト量と、MTF(ModulationTransferFunction)特性と、所定の期間において絞り値を変更した回数と、のうちの少なくとも1つに関する情報を含むことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  6. 前記レンズ情報は、前記レンズユニットがズームレンズであるか否かに関する情報を含み、
    前記生成手段は、前記レンズユニットがズームレンズである場合の方が、前記レンズユニットがズームレンズではない場合よりも、実際に設定可能な絞り値が制限されるように前記絞り制御情報を生成することを特徴とする請求項又はに記載の撮像装置。
  7. 前記生成手段は、前記レンズユニットがズームレンズである場合の方が、前記レンズユニットがズームレンズではない場合よりも、実際に設定可能な絞り値が小絞り側となるように制限されるように前記絞り制御情報を生成することを特徴とする請求項又はに記載の撮像装置。
  8. 前記生成手段は、被写体を撮像する際のシーンに関する情報に基づいて前記絞り制御情報を生成することを特徴とする請求項乃至の何れか一項に記載の撮像装置。
  9. 前記シーンに関する情報に基づいて被写体を撮像する際のシーンを判定するシーン判定手段を有し、
    前記生成手段は、前記シーン判定手段の判定結果に基づいて前記絞り制御情報を生成することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  10. 前記シーンに関する情報は、被写体の輝度情報や色情報、絞り値以外のパラメータを変化させることで被写体の輝度変化に応じた露出の追従が可能な露出範囲、所定期間における特定被写体のカウント数に関する情報のうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項又はに記載の撮像装置。
  11. 前記露出範囲は、被写体の輝度変化に応じて、絞り値を変更する頻度を抑制して、蓄積時間と増幅量とを優先的に変更することで露出制御を実行する露出に関する範囲であることを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 開口径を変化させることで絞り値を変更可能な絞りを備えたレンズを接続できる撮像装置であって、
    撮像素子と、
    少なくとも絞り値を変更することで露出制御を実行する露出制御手段と、
    前記撮像装置に接続された前記レンズから、当該レンズに関する情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段が取得した情報に基づいて、露出制御を開始する際の目標となる絞り値と、実際に設定可能な絞り値と、実際に設定可能な絞り値間の差分と、に関する絞り制御情報を生成する生成手段と、
    を有し、
    前記露出制御手段は、絞り値を変更して露出制御を実行する場合に、前記生成手段が生成した絞り制御情報に基づいて露出制御を実行することを特徴とする撮像装置。
  13. 撮像素子を備え、絞りの開口径の変化に関する絞り値を変更可能な撮像装置の制御方法であって、
    少なくとも絞り値を変更することで露出制御を実行する露出制御工程と、
    前記露出制御における絞り値の変更に関する絞り制御情報を生成する生成工程と、有し、
    前記露出制御工程では、被写体の輝度変化に応じて絞り値を変更することで露出制御を実行する場合に、前記生成工程が生成した前記絞り制御情報に基づいて露出制御を実行し、
    前記生成工程は、前記撮像装置において設定可能な固有の絞り値に対して実際の絞り値が離散的に変化するように、露出制御を開始する際の目標となる絞り値と、実際に設定可能な絞り値と、実際に設定可能な絞り値間の差分に関する情報を、前記絞り制御情報として生成し、
    記実際に設定可能な絞り値の数は、前記設定可能な固有の絞り値の数よりも少なく、
    記実際に設定可能な絞り値は、前記設定可能な固有の絞り値に含まれる値であることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  14. 撮像素子を備え、開口径を変化させることで絞り値を変更可能な絞りを備えたレンズを接続できる撮像装置の制御方法であって、
    少なくとも絞り値を変更することで露出制御を実行する露出制御工程と、
    前記撮像装置に接続された前記レンズから、当該レンズに関する情報を取得する情報取得工程と、
    前記情報取得工程で取得された情報に基づいて、露出制御を開始する際の目標となる絞り値と、実際に設定可能な絞り値と、実際に設定可能な絞り値間の差分と、に関する絞り制御情報を生成する生成工程と、
    を有し、
    前記露出制御工程では、絞り値を変更して露出制御を実行する場合に、前記生成工程で生成された絞り制御情報に基づいて露出制御を実行することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  15. 請求項13に又は請求項14に記載の撮像装置の制御方法をコンピュータで実行させるためのコンピュータで読み取り可能なプログラム。
JP2016148939A 2016-07-28 2016-07-28 撮像装置、その制御方法およびプログラム Active JP6736407B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016148939A JP6736407B2 (ja) 2016-07-28 2016-07-28 撮像装置、その制御方法およびプログラム
US15/658,083 US10200630B2 (en) 2016-07-28 2017-07-24 Image capturing apparatus capable of changing an aperture value based on a change in an aperture diameter, controlling method of the same, and recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016148939A JP6736407B2 (ja) 2016-07-28 2016-07-28 撮像装置、その制御方法およびプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018019288A JP2018019288A (ja) 2018-02-01
JP2018019288A5 JP2018019288A5 (ja) 2019-08-29
JP6736407B2 true JP6736407B2 (ja) 2020-08-05

Family

ID=61010750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016148939A Active JP6736407B2 (ja) 2016-07-28 2016-07-28 撮像装置、その制御方法およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10200630B2 (ja)
JP (1) JP6736407B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10298852B2 (en) * 2015-10-27 2019-05-21 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus, control method and program thereof
US11044411B2 (en) * 2017-02-10 2021-06-22 Canon Kabushiki Kaisha Imaging element and imaging apparatus
CN110139042B (zh) * 2019-04-18 2020-08-04 浙江大华技术股份有限公司 光圈调整方法及装置、存储介质及监控装置
US11252337B1 (en) * 2020-12-29 2022-02-15 Himax Imaging Limited Method and apparatus of performing automatic exposure control for image sensor with context switching
JP2023031657A (ja) 2021-08-25 2023-03-09 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法並びにプログラム

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3546854B2 (ja) * 2001-03-28 2004-07-28 ミノルタ株式会社 カメラボディおよび露出制御方法
JP2004056699A (ja) * 2002-07-24 2004-02-19 Kyocera Corp 動画撮影機能付きカメラ
JP2007274669A (ja) * 2006-03-10 2007-10-18 Ricoh Co Ltd 撮像装置
JP2010035048A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Fujifilm Corp 撮像装置及び撮像方法
JP5681957B2 (ja) * 2009-08-28 2015-03-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置
JP5495841B2 (ja) * 2010-02-22 2014-05-21 オリンパスイメージング株式会社 カメラ及びカメラの制御方法
JP2012039178A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Canon Inc 撮像装置、露出制御方法、プログラム
JP5618765B2 (ja) 2010-10-27 2014-11-05 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法
US8570381B2 (en) * 2011-03-08 2013-10-29 Neal Solomon Multi-functional modular digital imaging system
JP6223028B2 (ja) * 2013-07-11 2017-11-01 キヤノン株式会社 撮像装置、制御方法及びそのプログラム
JP5805153B2 (ja) * 2013-08-08 2015-11-04 キヤノン株式会社 レンズ装置及びその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20180035034A1 (en) 2018-02-01
US10200630B2 (en) 2019-02-05
JP2018019288A (ja) 2018-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6736407B2 (ja) 撮像装置、その制御方法およびプログラム
JP6405243B2 (ja) 焦点検出装置及びその制御方法
JP5564996B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
US10187564B2 (en) Focus adjustment apparatus, imaging apparatus, focus adjustment method, and recording medium storing a focus adjustment program thereon
US9961269B2 (en) Imaging device, imaging device body, and lens barrel that can prevent an image diaphragm value from frequently changing
JP2013214878A (ja) 撮像装置、露出制御方法、及びプログラム
JP2019092119A (ja) 撮像装置、レンズ装置およびこれらの制御方法
JP2016133674A (ja) フォーカス制御装置及びその方法、プログラム、記憶媒体
US20150358552A1 (en) Image combining apparatus, image combining system, and image combining method
JP4645413B2 (ja) 撮像装置
JP6391304B2 (ja) 撮像装置、制御方法およびプログラム
JP5499853B2 (ja) 電子カメラ
JP2021004934A (ja) 焦点調節装置および焦点調節方法
JP2016142999A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2019095594A (ja) 焦点検出装置及び方法、及び撮像装置
US10747089B2 (en) Imaging apparatus and control method of the same
JP2018006828A (ja) 撮像装置、その制御方法とプログラム
JP2005250401A (ja) 焦点距離検出方法及び合焦装置
JP2020077938A (ja) 撮影装置、その制御方法、プログラム
JP2022170553A (ja) 撮像装置、その制御方法とプログラム
JP6335497B2 (ja) 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム
JP2010072559A (ja) 撮像装置および対象物領域抽出方法
JP7406880B2 (ja) 画像処理装置、その制御方法及びプログラム
JP2020077964A (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP5906626B2 (ja) 絞り制御装置及び撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190718

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200616

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200715

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6736407

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151