JP6736393B2 - 塗布部付き容器 - Google Patents

塗布部付き容器 Download PDF

Info

Publication number
JP6736393B2
JP6736393B2 JP2016135600A JP2016135600A JP6736393B2 JP 6736393 B2 JP6736393 B2 JP 6736393B2 JP 2016135600 A JP2016135600 A JP 2016135600A JP 2016135600 A JP2016135600 A JP 2016135600A JP 6736393 B2 JP6736393 B2 JP 6736393B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
container
rotating body
section
sphere
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016135600A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018000827A (ja
Inventor
均 神田
均 神田
惇 清家
惇 清家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naris Cosmetics Co Ltd
Original Assignee
Naris Cosmetics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Naris Cosmetics Co Ltd filed Critical Naris Cosmetics Co Ltd
Priority to JP2016135600A priority Critical patent/JP6736393B2/ja
Publication of JP2018000827A publication Critical patent/JP2018000827A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6736393B2 publication Critical patent/JP6736393B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Electrotherapy Devices (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Description

本発明は、塗布部付き容器に関する。
更に詳しくは、組成物塗布部に回転体を備えた容器に関する。
従来から、回転体を備えた容器は多く用いられてきた。しかしながら、これらは、専ら塗布を簡便にすると共に、塗布時における回転体の圧力や振動による指圧効果を期待するものであった(特許文献1)。
一方、異種素材の回転体を備えた美容器が存在する(特許文献2)が、専ら体液にイオン化現象を付与させるものであるので、乾いた状態の肌で用いた場合には、体液のイオン化現象は期待できず、かえって皮膚に負担を与えるといった問題点があった。
実開昭50−39196号公報 特開平7−96019号公報
本発明は上記の背景技術に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、簡易な構造で、異種金属間で発生するガルバニック電流を発生させ、高い美容効果が期待できる塗布部付き容器を提供することにある。更には、顔面におけるしわ部位といった狭い部位や、逆に頬部といった広い部位にも使いやすい容器を提供することにある。
第一発明においては、塗布部付き容器において、組成物収容部と組成物塗布部を設け、前記組成物塗布部に回転体を2つ以上設け、前記回転体の素材を組成物収容部に収容された組成物及び/又は使用部位における体液のイオン化現象によって電位差が生じる金属から選択することで、上記課題を解決した。
第二発明においては、塗布部付き容器において、組成物収容部と組成物塗布部を設け、前記組成物塗布部に回転体を1つ設け、前記回転体に、組成物収容部に収容された組成物及び/又は使用部位における体液のイオン化現象によって電位差が生じる金属部を2箇所以上設けることで、上記課題を解決した。
第三発明においては、前記金属又は金属部の材質を特定することで、上記課題を解決した。
第四発明においては、組成物塗布部を回転可能にすることで、上記課題を解決した。
本発明によれば、簡易な構造で、ガルバニック電流を発生させることができ、高い美容効果を得ることができる。また、組成物塗布部を回転可能にすることによって、しわ部といった狭い部位にも、頬部といった広い部位にも使いやすい容器を提供することができる。
回転体である球体を2つ設けた場合の本願容器斜視図 回転体である球体を2つ設けた場合の組成物塗布部拡大断面図 回転体である球体を2つ設けた場合において、組成物塗布部を回転させた状態の正面図 回転体である球体を3つ設けたチューブ容器斜視図 回転体をローラにした場合の本願容器正面図 1つの回転体に異種金属を配した場合の回転体(球体)のバリエーション 1つの回転体に異種金属を配した場合の回転体(ローラ)のバリエーション
以下、本発明に係る塗布部付き容器を実施する為の最良の形態に関し、図面を参照して詳細に説明するが、本発明が以下の実施例に限定されるものでないことは、言うまでもない。
本発明に用いることのできる組成物収容部は特に限定されない。チューブタイプ、ジャータイプ、細口タイプ、ポンプタイプ、真空ポンプタイプであっても差し支えない。
本発明に用いることのできる組成物塗布部の形状は特に限定されない。回転体を備えることができれば差し支えない。正面視、円形、楕円形、正方形、長方形、台形、ひょうたん型等適宜選択できる。
組成物塗布部を設ける部位は、組成物収容部に延設されても良いし、薬剤や化粧料等の組成物を組成物塗布部へと誘導する誘導部を介しても良い。また、組成物塗布部が動かないように固定しても良いし、回転自在に設けることができるが、利便性の面から、回転機能は有したままで特定の位置で固定して用いることができること、いわゆるストッパー付きであることが好ましい。回転機能とストッパー機能の両方を備えれば、例えば、組成物塗布部の形状を正面視長方形とし、回転自在に設けた場合、組成物塗布を正面視縦長に位置させると、ほうれい線に沿って塗布することが可能になり、組成物塗布を正面視横長に位置させると、頬部などの広い面に塗布することが容易になるので便利である。ストッパー機能は、組成物塗布部の形状に合わせて、例えばアンダーカット等の公知の構造を採用できる。
本発明に用いることのできる回転体は、球体、円柱形のローラ等を用いることができる。球体だけ、ローラだけにしても良いし、球体とローラの双方を用いても良い。回転体の大きさは特に限定されないが、塗布のしやすさの観点から、直径0.3〜1.5cm、好ましくは0.7〜0.9cmである。
本発明に用いることのできる回転体の素材は、使用時にガルバニック電流が発生するように、組成物収容部に収容された組成物及び/又は使用部位における体液のイオン化現象によって電位差が生じる金属を選択する。例えば、金、銀、銅、白金、亜鉛、チタン、ロジウム、パラジウム、イリジウム、ルテニウム、オスミウム、鉄、アルミニウム、リチウム等遷移金属の単体、ステンレス等の合金、あるいは遷移金属をメッキ処理したもの等から選択し、設けた回転体中に異なる金属が存在するようにすれば良い。もっとも、設ける回転体に異種金属が存在していれば、非金属の回転体を備えることを妨げるものではない。
使用する異種金属を選択するにあたっては、用いる異種金属間の電位差が大きくなれば発生するガルバニック電流も大きくなるので、目的に合わせて異種金属を選択すればよい。
本発明に用いることのできる回転体の数は、特に限定されない。
1つ設ける場合には、使用時にガルバニック電流が発生するように、1つの回転体中に異種金属が存在するようにする必要がある。この場合において、例えば、回転体を球体とした場合、球体をステンレスとし、その半球をクロムメッキとする場合や、球体をステンレスとした上で、サッカーボールの様に、クロムメッキを点在させることもできる。又、回転体を円柱ローラとした場合には、例えばローラの周側部の上下端部をステンレス、間に挟まれた部分をクロムメッキとすることもできる。これらの場合において、異種金属同士が接していると、異種金属間で直接通電が生じ、所望とする塗布部位上でのガルバニック電流が発生しない場合があるので、配置する金属と金属との間に絶縁体を配置することが好ましい。
本発明に用いることのできる回転体を2つ以上設ける場合の配置は特に限定されない。使用時にガルバニック電流が発生するような位置に配置すれば良い。近接した方がガルバニック電流の効果が期待できるが、離れた位置に設けることを妨げるものではない。
本発明に用いることのできる回転体保持部は、塗布する際に、回転体が、落下せずかつ回転することができる形状であれば特に限定されず、公知の方法を用いることができる。回転体を球体とした場合には、例えば、特開昭50−156295号、特開2007−152125号に記載の方法を用いることができる。回転体をローラとした場合には、例えば、特開2011−189342号、特開2012−210959号に記載の方法を用いることができる。
以下に、実施例を挙げて本願発明の具体例を示すが、本願発明は本実施例に限定されるものではない。特に例示している金属はほんの一例であることは言うまでもない。
図1は、本発明における1実施態様であり、ディスペンサータイプの容器である。
図1では、薬剤や化粧品等を収納する組成物収納部1に、誘導部2を介して組成物塗布部3を設けた、いわゆる真空ポンプ式の容器である。組成物塗布部3には回転可能に設けられた回転体10として球体10aを2つ設けている。球体10aの素材は、一方がステンレスで他方がステンレスに金メッキを施したものである。球体10aは、回転体保持部20(図示せず)によって回転可能に保持されている。組成物塗布部3は、回転可能に設けられ、正面視垂直方向、水平方向の2段階でストッパー機能を発揮できるように、リブを設けている。
図1に記載した容器は、次のようにして使用する。
容器に設けられた指かけ部30を押すと、公知のポンプ機能により、組成物収容部1に充填された組成物が、誘導部2に押し上げられる。押し上げられた組成物は、組成物塗布部3背面へと押し上げられ、球体10aと接触する。球体10aを顔などにあて、適当に移動させると、球体10aの回転に伴い組成物が顔などに塗布される。使用者が、ほうれい線等のしわ部位を集中的に塗布したい場合は、組成物塗布部3を正面視垂直方向に固定して使用すると、ほうれい線に沿って塗布することができる。使用者が、頬等の広い面に塗布したい場合は、組成物塗布部3を正面視水平方向に固定して使用すると、簡便に広い面を塗布することができる。尚、図2の断面図中に示した矢印は、使用時における組成物の流れを示している。
図4に記載した容器は、回転体を3つ設けた場合のチューブタイプ容器である。本実施例では、組成物塗布部3は組成物収容部1に延設されており、誘導部2は存在しない。
組成物塗布部3を正面視円形にし、回転体10として球体10aを3つ設けている。本実施例では、3つの球体10aは等間隔に設けているが、2つの球体10a同士は近傍に設け、1つの球体10aは、他の球体とは離れた位置に設けても良い。本実施例においては、球体10aの素材は、1つは金メッキとし、残る2つはステンレスとした。
図4に記載した容器を使用する場合は、チューブを軽く握ると、組成物は組成物収容部1の口部まで押し出され、続いて組成物塗布部3の後方部へと移動し、球体10aに接触する。球体10aを顔などにあて、適当に移動させると、球体10aの回転に伴い組成物が顔などに塗布される。
図5は、回転体10をローラ10bにした場合の容器である。ローラに置き換えた場合であっても原理は実施例1、実施例2と同じである。
図6は、回転体10を球体10aとし、1つの球体に異種金属を配する場合のバリエーションである。墨塗り部分は、絶縁体50を示す。
(a)半球型
球体の半球を異種金属にした例である。
例えば球体の円周部に絶縁体50を配し、半球毎に金属の種類を変えた場合である。Xをステンレスとし、Yを金メッキとすることができる。
(b)サッカーボール型
ベースとなる金属に異種金属を点在させた例である。
例えば、Yをステンレスとし、絶縁体50で隔てて、Xを金メッキとすることができる。
(c)ストライプ型
異種金属をストライプ状に配置させた例である。
例えば、絶縁体50で隔てて、Xを金メッキ、Yをステンレスとすることができる。
図7は、回転体10をローラ10bとし、1つのローラに異種金属を配する場合のバリエーションである。墨塗り部分は、絶縁体50を示す。
(a)サンドイッチ型
ローラの両端と、中央部とで金属の種類を変えた例である。
例えば、絶縁体50で隔てて、Xをステンレス、Yをクロムメッキとすることができる。
(b)ストライプ型
図6の球体同様、異種金属をストライプ状に配置させた例である。
例えば、絶縁体50で隔てて、Xをステンレス、Yを金メッキとすることができる。
(c)分断型
図6の球体同様、ローラの左右で金属の種類を変えた例である。
例えば、Xをステンレス、Yを金メッキとすることができる。
尚、図6、図7はあくまで一例であり、同じ図面中でXとしている部分が複数ある場合には、常に同種の金属である必要はなく、本願の目的が達成できる範囲であれば、異なる金属にすることを妨げるものではない。
本発明によれば、簡易な構造で、ガルバニック電流を発生させることができ、高い美容効果を得ることができるので、各種薬剤、化粧料等の塗布具として利用することができる。
1 組成物収容部
2 誘導部
3 組成物塗布部
10 回転体
10a 球体
10b ローラ
20 回転体保持部
30 指かけ部
40 軸体
50 絶縁体

Claims (1)

  1. 組成物収容部と組成物塗布部を有し、
    前記組成物塗布部には、球状の回転体が2つ以上設けられ、
    前記回転体の素材は、組成物収容部に収容された組成物及び/ 又は使用部位における体液
    のイオン化現象によって電位差が生じる金属から選択され、
    前記金属が、金属の単体、合金、あるいは金属のメッキ処理から選択され、
    前記組成物塗布部は、
    正面視、楕円形、長方形、ひょうたん型のいずれかから選択され、
    回転機能とストッパー機能を備え、かつ、
    正面視垂直方向と正面視水平方向に配置可能であることを特徴とする塗布部付き容器。
JP2016135600A 2016-07-08 2016-07-08 塗布部付き容器 Active JP6736393B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016135600A JP6736393B2 (ja) 2016-07-08 2016-07-08 塗布部付き容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016135600A JP6736393B2 (ja) 2016-07-08 2016-07-08 塗布部付き容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018000827A JP2018000827A (ja) 2018-01-11
JP6736393B2 true JP6736393B2 (ja) 2020-08-05

Family

ID=60946743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016135600A Active JP6736393B2 (ja) 2016-07-08 2016-07-08 塗布部付き容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6736393B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6398022B1 (ja) * 2018-01-22 2018-09-26 株式会社レーベン販売 微弱電流器具
JP6554598B1 (ja) * 2018-09-07 2019-07-31 株式会社レーベン 微弱電流器具
JP6503501B1 (ja) * 2018-09-21 2019-04-17 株式会社レーベン 微弱電流具の製造方法
JP2021098009A (ja) * 2019-12-19 2021-07-01 愛江 山口 眼性疲労治療機及び美容機器
JP2023111239A (ja) * 2022-01-31 2023-08-10 株式会社 Mtg 美容器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2739091B2 (ja) * 1993-08-25 1998-04-08 株式会社ビバリーコーポレーション 美容器
JP3666679B2 (ja) * 1995-01-30 2005-06-29 株式会社日本メディックス 低周波治療器・美容器用電極
FR2854312B1 (fr) * 2003-04-29 2006-08-18 Oreal Ensemble de conditionnement et d'application d'un produit comportant un dispositif de massage
KR20100124481A (ko) * 2009-05-19 2010-11-29 박신규 미세 전류를 이용한 피부 자극 마사지 롤러
US20130253412A1 (en) * 2012-03-26 2013-09-26 Activatek, Inc. Roller-ball applicator for transdermal iontophoretic delivery
EP3552657A4 (en) * 2016-11-11 2020-07-01 Chong Woo Co., Ltd. CONTAINER WITH APPLICATION PIECE

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018000827A (ja) 2018-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6736393B2 (ja) 塗布部付き容器
KR102239472B1 (ko) 도포부가 있는 용기
JP6792932B2 (ja) 美容器
JP6480913B2 (ja) 美容器
CN104661562B (zh) 具有双重排出手段的管式化妆品容器
WO2013073252A1 (ja) 美容器
US9826815B2 (en) Application device
JP2020511185A (ja) 毛を有する皮膚に流体を局所的に塗布するための装置と方法
US9730501B2 (en) Fluid application device
EP2650937A3 (en) RERAM device structure
TW201233305A (en) A support stand and an electronic apparatus using the same
JP2014068847A (ja) シート電極
JP2019501706A (ja) ヒトケラチン物質を、電流を用いて処理するためのデバイス
JP2019500122A (ja) ヒトケラチン物質を、特に電流の補助を用いて処理するためのデバイス
JP6398022B1 (ja) 微弱電流器具
WO2014126101A1 (ja) マイクロニードル・アレイ
JP2005270626A (ja) 塗布具
JP5702019B2 (ja) 美容器
TW201818906A (zh) 具有施用單元的容器
CN206079464U (zh) 梳子
JP6469992B2 (ja) 化粧料サンプル
CN207532386U (zh) 心电监护仪专用导线固定器
JP2015155026A (ja) 美容器
JP5223142B2 (ja) 塗布用固形材料供給容器
JP2016179272A (ja) 美容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200707

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6736393

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250