JP6735663B2 - 過炭酸塩包装袋 - Google Patents

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Description

本発明は、過炭酸塩を収容した過炭酸塩包装袋に関する。
一般に、毛髪処理剤組成物として、複数の薬剤を混合することにより効果を発揮する染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤が知られている。例えば、特許文献1は、アルカリ剤としてアンモニア等を含有する剤、酸化剤として過酸化水素等を含有する剤を使用する他、さらに酸化剤として過炭酸ナトリウム等を含有する剤(毛髪処理剤用組成物)を併用する酸化染毛剤について開示する。過炭酸ナトリウム等を含有する剤は、アンモニア等を含有する剤及び過酸化水素等を含有する剤の保存安定性向上の観点から、それらの剤とは別の剤として、固体状態で保存されている。
例えば、過炭酸ナトリウムは、炭酸ナトリウムと過酸化水素が2:3のモル比で混合された付加化合物であるため、密閉可能な包装袋に入れて保存すると、過炭酸ナトリウムが自然分解し、密閉した包装袋が膨らみ、袋に穴が開くおそれがあった。例えば、特許文献2は、ピンホール又はスリット等の通気部を形成した包装袋について開示する。
特開平3−258714号公報 特開2013−245242号公報
ところが、通気部を形成した包装袋は、包装袋内に湿気が容易に侵入するため、内容物の安定性が低下するという問題があった。特に、高温多湿条件下において保存する場合、粉末状の過炭酸塩の流動性が顕著に低下し、固化するという問題があった。
本発明の目的は、過炭酸塩を収容した過炭酸塩包装袋において、保存安定性を向上した過炭酸塩包装袋を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一態様の過炭酸塩包装袋では、アルミニウム層及び樹脂層を含む多層構造を有し、密閉可能な包装袋中に、過炭酸塩を含む固体内容物を、(前記包装袋の内容量(mL)−前記固体内容物の収容容量(mL))/前記過炭酸塩の収容容量(mL)が2以上となるように収容したことを特徴とする。
前記包装袋が、樹脂層としてポリエステル層及びナイロン層、又はポリエステル層及びエチレン・メタクリル酸共重合体層を含んでもよい。
前記包装袋が、最外層から順にポリエステル層/アルミニウム層/ナイロン層、又は最内層から順にエチレン・メタクリル酸共重合体層/アルミニウム層/ポリエステル層を含んでもよい。
前記包装袋が、内径10〜20mmの吐出口を有するスパウトが付いていてもよい。
前記過炭酸塩を含む固体内容物が、アルカリ剤を含有する剤、酸化剤を含有する剤と混合して染毛又は毛髪脱色・脱染処理に適用されてもよい。
前記過炭酸塩を含む固体内容物が、アルカリ剤及び水溶性ポリマーを含有してもよい。
本発明によれば、過炭酸塩包装袋の保存安定性を向上できる。
本実施形態の過炭酸塩包装袋を構成する包装袋の平面図。 本実施形態の過炭酸塩包装袋の正面図。
以下、本発明の過炭酸塩包装袋を具体化した一実施形態を説明する。
図1,2に示されるように、本実施形態の過炭酸塩包装袋10を構成する包装袋11は、スタンディングパウチ構造を有し、倒立使用時に両側面を構成する2枚の側面フィルム12及び底面を構成する底面フィルム13から構成される。
底面フィルム13は、山型に折り込まれた状態で、2枚の重ねられた側面フィルム12の下端部の間に挟み込まれている。底面フィルム13の各下端部は、各側面フィルム12の下端部とそれぞれ圧着シールされている。2枚の側面フィルム12は、2枚重ねられて、その両端において、挟み込まれた底面フィルム13の両端とともに圧着シールされている。包装袋11は、各側面フィルム12の内面及び底面フィルム13の上面により、内部に収容部14が形成されている。
包装袋11の上部には、上端から側面へ斜めに切り込まれた切り欠き部15が形成され、その切り欠き部15に沿って2枚の側面フィルム12の端部が圧着シールされている。切り欠き部15には、収容部14と外部とを連通可能にするスパウト16が2枚の側面フィルム12の端部の間において一体的に取り付けられている。スパウト16は、内径10〜20mmの吐出口を有する筒状部16aと、吐出口を密閉閉鎖する蓋体16bから構成される。蓋体16bは、筒状部16aと螺合により取り付けられ開閉を可能にする。
包装袋11を構成する各フィルムは、アルミニウム(Al)層及び樹脂層を含む多層構造を有している。アルミニウム層を含むことにより、ガスバリア性及び気密性を向上できる。アルミニウム層は、例えばアルミニウム箔の形態で適用しても、樹脂フィルムにアルミニウム蒸着することにより形成してもよい。これらのアルミニウム層は、一種のみを適用してもよいし、二種以上が組み合わされて適用されてもよい。これらの中で、包装袋のガスバリア性、気密性、保存安定性に優れる観点からアルミニウム箔の形態で適用することが好ましい。なお、アルミニウム層は、過炭酸塩との接触を避けるため、好ましくは最内層以外に設けられることが好ましい。樹脂層を構成する樹脂の具体例としては、例えばポリエステル、ナイロン(NY)、エチレン・メタクリル酸共重合体(EMAA)、セロハン、ポリエチレン、ポリプロピレン等が挙げられる。ポリエステルの具体例としては、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート等が挙げられる。セロハンの具体例としては、例えば普通セロハン(PT)、防湿セロハン等が挙げられる。ポリエチレンの具体例としては、例えば高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、超高分子量ポリエチレン等が挙げられる。これらの樹脂は、一種のみを適用してもよいし、二種以上が組み合わされて適用されてもよい。樹脂層としては、引っ張り強度及び気密性に優れる観点から、ポリエステル層及びナイロン層、又はポリエステル層及びエチレン・メタクリル酸共重合体層を含むことが好ましい。
また、包装袋11を構成するフィルムとしては、最外層から順にポリエステル層/アルミニウム層/ナイロン層、又は最内層から順にエチレン・メタクリル酸共重合体層/アルミニウム層/ポリエステル層を含むことが好ましい。これらの多層構造により、ガスバリア性の他、気密性、引っ張り強度をより向上できる。
包装袋11の上端部には、過炭酸塩を含む固体内容物(以下、単に「固体内容物」という)を投入するための開口部17が形成されている。開口部17から固体内容物が収容部14内へ投入された後、圧着シールされることにより、収容部14内は密閉され、過炭酸塩包装袋10が製造される。
図2に示されるように、過炭酸塩包装袋10は、2枚の側面フィルム12及び底面を構成する底面フィルム13が左右方向に開いて倒立可能な状態で保存される。固体内容物は、式:(包装袋11の内容量(mL)−固体内容物の収容容量(mL))/過炭酸塩の収容容量(mL)の値の下限が2以上、好ましくは3以上、より好ましくは4以上となるように収容される。包装袋11の内容量は、例えば水を包装袋11内に隙間なく満充填した際の容量を計測することにより求めることができる。固体収容物の収容容量は、固体収容物が粉末状又は粒状の場合、メスシリンダーに所定量投入し、メスシリンダーを台に100回軽く叩き付けて、脱気した後、目盛を読み、嵩を測定することにより求めることができる。固体収容物がタブレット状の場合、打錠前の粉末状又は粒状の剤型の固体収容物の容量が求められる。また、包装袋11の内容量−固体内容物の収容容量により包装袋11内の空隙容量(脱気後の密閉された場合は空隙可能容量)が求められる。なお、各容量は、25℃で1気圧下において求められる。かかる値を2以上とすることにより、固体内容物を内部に密閉した過炭酸塩包装袋10を安定に保存することができる。より具体的には、保存時において、過炭酸塩から気化した気体により、包装袋11が過膨張し、袋が破れないようにすることができる。上記式により求められる値の上限は、特に限定されないが、固体内容物中における過炭酸塩の割合を増加したり、包装袋11中における固体内容物の収容量を増加できる観点から、好ましくは30以下、より好ましくは25以下、さらに好ましくは15以下である。
固体内容物としては、過炭酸塩を含有すれば、特に限定されない。固体内容物の25℃における剤型としては、例えば粉末状、粒状、タブレット状等を含むものとする。粉末状又は粒状の剤型が適用される場合、平均粒子径は、特に限定されないが、流動性、取り扱い性等の観点から、例えば1〜2000μmの範囲のものが適用されることが好ましい。なお、平均粒子径は、篩を用いて測定することができる。過炭酸塩のみを含有しても、それ以外の成分を含有してもよい。固体内容物の用途としては、特に限定されず、毛髪処理剤用組成物、漂白剤等の洗剤、消臭剤、除菌剤等が挙げられる。以下に、固体内容物として、毛髪処理剤用組成物に適用した一具体例を示す。
<毛髪処理剤用組成物>
毛髪処理剤用組成物は、アルカリ剤を含有する剤及び酸化剤を含有する剤を含む染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤として構成される毛髪処理剤組成物と混合して使用される。以下、毛髪処理剤用組成物及び各毛髪処理剤組成物の各成分について例示する。
毛髪処理剤用組成物は、過炭酸塩、水溶性ポリマーの他、分散剤等を含有してもよい。過炭酸塩は、酸化作用を向上させ、後述する毛髪処理剤組成物を用いて毛髪処理後の毛髪の明度をより向上させる。また、過炭酸塩は、酸化作用を向上させ、染毛剤の白髪隠蔽性を向上させる。過炭酸塩の具体例としては、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム等が挙げられる。これらの具体例の内、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
使用時における混合物中、すなわち毛髪処理剤用組成物と後述する毛髪処理剤組成物との混合物中における過炭酸塩の含有量の下限は、適宜設定されるが、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、さらに好ましくは1質量%以上である。過炭酸塩の含有量が0.1質量%以上であると、明度をより向上させることができる。
使用時における混合物中における過炭酸塩の含有量の上限は、適宜設定されるが、好ましくは30質量%以下、より好ましくは20質量%以下、さらに好ましくは15質量%以下である。過炭酸塩の含有量が30質量%以下であると、毛髪の感触の低下を抑制することができる。
毛髪処理剤用組成物中における過炭酸塩の含有量の下限は、適宜設定されるが、好ましくは1質量%以上、より好ましくは5質量%以上、さらに好ましくは10質量%以上である。過炭酸塩の含有量が1質量%以上であると、毛髪処理剤組成物に対して過炭酸塩に基づく効果を付与することができる。
毛髪処理剤用組成物中における過炭酸塩の含有量の上限は、適宜設定されるが、好ましくは90質量%以下、より好ましくは80質量%以下、さらに好ましくは70質量%以下である。過炭酸塩の含有量が90質量%以下であると、保存時における毛髪処理剤用組成物の凝固をより抑制することができる。
水溶性ポリマーは、毛髪処理剤用組成物に所定量含有することにより、毛髪処理剤組成物と混合した際、混合性及び使用時における混合物の安定性を向上させる。水溶性ポリマーとしては、例えば天然高分子、半合成高分子、合成高分子、及び無機物系高分子が挙げられる。天然高分子の具体例としては、例えばデンプン、グアーガム、ローカストビーンガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、トラガカントガム、ペクチン、マンナン、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、カードラン、ヒアルロン酸、ゼラチン、カゼイン、アルブミン、コラーゲン、デキストリン、トリグルコ多糖(プルラン)等が挙げられる。
半合成高分子の具体例としては、例えば結晶セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カチオン化セルロース、カチオン化グアーガム、デンプンリン酸エステル、アルギン酸プロピレングリコールエステル、アルギン酸塩等が挙げられる。
合成高分子の具体例としては、例えばポリビニルカプロラクタム、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ビニルピロリドン−酢酸ビニル(VP/VA)コポリマー、ポリビニルブチラール、ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニル重合体、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオキシド、エチレンオキシド・プロピレンオキシドブロック共重合体、アクリル酸/アクリル酸アルキル共重合体、ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム(ポリクオタニウム−6)(マーコート100:メルク社製)、イタコン酸とPOEアルキルエーテルとの半エステル、又はメタクリル酸とPOEアルキルエーテルとのエステルと、アクリル酸、メタクリル酸及びそれらのアルキルエステルから選ばれる少なくとも一つの単量体と、からなる共重合体が挙げられる。これらのうち、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
上記水溶性ポリマーとしては、固形内容物の流動性を向上する観点から、天然高分子及び半合成高分子から選ばれるポリマーを含むことが好ましい。天然高分子としては、デンプンが好ましく適用される。半合成高分子としては、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等が好ましく適用される。
さらに天然高分子及び半合成高分子を併用することがより好ましい。毛髪処理剤用組成物中における天然高分子の含有量に対する半合成高分子の含有量の質量比の下限は、適宜設定されるが、好ましくは0.05以上、より好ましくは0.2以上、さらに好ましくは0.4以上である。また、天然高分子の含有量に対する半合成高分子の含有量の質量比の上限は、適宜設定されるが、好ましくは4.0以下、より好ましくは3.0以下、さらに好ましくは2.5以下である。かかる質量比を上記範囲内に規定することにより、固形内容物の流動性をより向上でき、取り出し時における包装袋11内の残渣を低減できる。
毛髪処理剤用組成物中における水溶性ポリマーの含有量の下限は、適宜設定されるが、好ましくは10質量%以上、より好ましくは12質量%以上、さらに好ましくは15質量%以上である。毛髪処理剤用組成物中における水溶性ポリマーの含有量の上限は、適宜設定されるが、好ましくは50質量%以下、より好ましくは45質量%以下、さらに好ましくは40質量%以下である。水溶性ポリマーの含有量をかかる配合量範囲に規定することにより、混合物の安定性及び混合性をより向上できる。
分散剤として、例えばステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム等のステアリン酸金属塩、硫酸ナトリウム、タルク、乳糖、及び低置換度ヒドロキシプロピルセルロースを配合してもよい。これらのうち一種のみを使用してもよく、二種以上を組み合わせて使用してもよい。
毛髪処理剤用組成物は、必要に応じて、前述した成分以外の成分、例えばアルカリ剤、pH調整剤、糖、防腐剤、安定剤、植物抽出物、生薬抽出物、ビタミン、香料、酸化防止剤、キレート化剤、紫外線吸収剤等をさらに含有してもよい。
毛髪処理剤用組成物は、明度向上の観点からアルカリ剤を含有してもよい。毛髪処理剤用組成物に含有されるアルカリ剤は、酸化剤及び/又は毛髪処理剤用組成物に含有される過炭酸塩の作用を促進させ、毛髪の脱色効果及び/又は脱染効果を向上する働きをする。
毛髪処理剤用組成物に適用されるアルカリ剤の具体例としては、例えばケイ酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、メタケイ酸塩、硫酸塩、塩化物、リン酸塩、塩基性アミノ酸、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物等が挙げられる。ケイ酸塩の具体例としては、例えばケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム等が挙げられる。炭酸塩の具体例としては、例えば炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム等が挙げられる。炭酸水素塩の具体例としては、例えば炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等が挙げられる。メタケイ酸塩の具体例としては、例えばメタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリウム等が挙げられる。硫酸塩の具体例としては、例えば硫酸アンモニウム等が挙げられる。塩化物の具体例としては、例えば塩化アンモニウム等が挙げられる。リン酸塩の具体例としては、例えばリン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸三ナトリウム等が挙げられる。塩基性アミノ酸の具体例としては、例えばアルギニン、リジン等が挙げられる。アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物の具体例としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が挙げられる。これらのアルカリ剤のうち、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
使用時における混合物中、すなわち毛髪処理剤用組成物と毛髪処理剤組成物との混合物中におけるアルカリ剤の含有量は、毛髪脱色・脱染剤が通常の脱色・脱染処理に適用される場合、pHが7〜12の範囲となる量で配合されることが好ましく、pH9〜12の範囲となる量で配合されることがより好ましい。混合物のpHを7以上とすることにより、酸化剤及び/又は毛髪処理剤用組成物に含まれる過炭酸塩の作用を促進することができる。混合物のpHを12以下とすることにより、毛髪脱色・脱染剤の塗布による毛髪のダメージを抑制することができる。なお、毛髪脱色・脱染剤のpHは、毛髪脱色・脱染剤を水に10質量%の濃度で溶解した際の25℃におけるpHを測定するものとする。
pH調整剤は、使用時における混合物のpHを調整するために配合してもよい。pH調整剤としては、無機酸、有機酸、それらの塩等が挙げられる。無機酸の具体例としては、例えばリン酸、塩酸、硝酸、硫酸、ホウ酸等が挙げられる。さらにリン酸の具体例としては、例えばオルトリン酸、ポリリン酸、ピロリン酸、メタリン酸等が含まれる。有機酸の具体例としては、例えばクエン酸、酒石酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、ピロリン酸、グルコン酸、グルクロン酸、安息香酸等が挙げられる。塩の具体例としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩等が挙げられる。糖の具体例としては、例えばグルコース、ガラクトース等の単糖、マルトース、スクロース、フルクトース、トレハロース等の二糖、糖アルコール等が挙げられる。防腐剤の具体例としては、例えばパラベン、メチルパラベン、安息香酸ナトリウム等が挙げられる。安定剤の具体例としては、例えばフェナセチン、8−ヒドロキシキノリン、アセトアニリド、ピロリン酸ナトリウム、バルビツール酸、尿酸、タンニン酸等が挙げられる。酸化防止剤の具体例としては、例えばアスコルビン酸類及び亜硫酸塩等が挙げられる。キレート化剤の具体例としては、例えばエデト酸(エチレンジアミン四酢酸(EDTA))、エデト酸二ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸及びその塩類、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸及びその塩類、並びにヒドロキシエタンジホスホン酸(HEDP)及びその塩類等が挙げられる。
<毛髪処理剤組成物>
毛髪処理剤組成物は、アルカリ剤を含有する剤及び酸化剤を含有する剤を含む多剤式の染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤として構成される。これらの剤が毛髪処理剤用組成物と混合され、毛髪に対して染毛又は脱色・脱染処理のために用いられる。
(毛髪脱色・脱染剤のアルカリ剤を含有する剤)
アルカリ剤は、酸化剤及び/又は毛髪処理剤用組成物に含有される過炭酸塩の作用を促進させ、毛髪の脱色効果及び/又は脱染効果を向上する働きをする。
アルカリ剤の具体例としては、上述した毛髪処理剤用組成物において使用されるアルカリ剤の具体例の他、例えばアンモニア、アルカノールアミン、有機アミン等が挙げられる。アルカノールアミンの具体例としては、例えばモノエタノールアミン、トリエタノールアミン等が挙げられる。有機アミンの具体例としては、例えば2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(AMP)、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、グアニジン、1−アミノ−2−プロパノール(MIPA)等が挙げられる。これらのアルカリ剤のうち、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。アルカリ剤の中で、毛髪の明度を向上させる効果に優れる観点からアンモニア、アンモニウム塩が好ましく適用される。
アルカリ剤を含有する剤は、毛髪脱色・脱染剤に一般的に含有され、且つ前述した各成分の作用を阻害しない各成分を含有してもよい。例えば、前述した毛髪処理剤用組成物に含有される成分の他、水又は有機溶剤等の可溶化剤、油性成分、界面活性剤等を本発明の効果を阻害しない範囲内において適宜含有してもよい。
(毛髪脱色・脱染剤の酸化剤を含有する剤)
酸化剤を含有する剤は、酸化剤の他、上述した可溶化剤等を配合することもできる。酸化剤は、毛髪に含まれるメラニンの脱色性を向上させる。
酸化剤の具体例としては、例えば過酸化水素、過酸化尿素、過酸化メラミン、過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過酸化ナトリウム、過酸化カリウム、過酸化マグネシウム、過酸化バリウム、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、硫酸塩の過酸化水素付加物、リン酸塩の過酸化水素付加物、及びピロリン酸塩の過酸化水素付加物等が挙げられる。これらの酸化剤の具体例の内、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。酸化剤を含有する剤中における過酸化水素の含有量は、適宜設定されるが、好ましくは0.1質量%以上であり、より好ましくは2.0質量%以上であり、さらに好ましくは3.0質量%以上である。過酸化水素の含有量が0.1質量%以上の場合、メラニンの脱色性をより向上することができる。また、酸化剤を含有する剤中における過酸化水素の含有量は、好ましくは15.0質量%以下であり、より好ましくは9.0質量%以下であり、さらに好ましくは6.0質量%以下である。過酸化水素の含有量が15.0質量%以下の場合、毛髪のダメージ等を抑制することができる。
過酸化水素の安定性を向上させるために、好ましくは、酸化剤を含有する剤は、安定化剤、例えばスズ酸ナトリウム、エチレングリコールフェニルエーテル(フェノキシエタノール)、ヒドロキシエタンジホスホン酸、又はその塩を含有する。ヒドロキシエタンジホスホン酸塩としては、例えばヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウム、及びヒドロキシエタンジホスホン酸二ナトリウムが挙げられる。酸化剤を含有する剤は、毛髪脱色・脱染剤に一般的に含有され、且つ前述した各成分の作用を阻害しない各成分を含有してもよい。例えば、前述したアルカリ剤を含有する剤に含有される成分を本発明の効果を阻害しない範囲内において適宜含有してもよい。
(染毛剤のアルカリ剤を含有する剤)
アルカリ剤を含有する剤は、例えばアルカリ剤、及び酸化染料を含有する。アルカリ剤の例としては、上述した毛髪脱色・脱染剤において使用されるアルカリ剤の具体例として先に説明したのと同じである。酸化染料は、酸化剤による酸化重合に起因して発色可能な化合物であり、染料中間体及びカプラーに分類され、酸化染料は好ましくは染料中間体及びカプラーを含んでいる。
染料中間体としては、例えばp−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン(パラトルイレンジアミン)、N−フェニル−p−フェニレンジアミン、4,4'−ジアミノジフェニルアミン、p−アミノフェノール、o−アミノフェノール、p−メチルアミノフェノール、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、2−ヒドロキシエチル−p−フェニレンジアミン、o−クロル−p−フェニレンジアミン、4−アミノ−m−クレゾール、2−アミノ−4−ヒドロキシエチルアミノアニソール、2,4−ジアミノフェノール、1−ヒドロキシエチル−4,5−ジアミノピラゾール及びそれらの塩が挙げられる。塩の具体例としては、例えば塩酸塩、硫酸塩等が挙げられる。これらの染料中間体の具体例のうち、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
カプラーは、染料中間体と結合することにより発色する。カプラーとしては、例えばレゾルシン、5−アミノ−o−クレゾール、m−アミノフェノール、α−ナフトール、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、m−フェニレンジアミン、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、トルエン−3,4−ジアミン、2,6−ジアミノピリジン、ジフェニルアミン、N,N−ジエチル−m−アミノフェノール、フェニルメチルピラゾロン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、及びそれらの塩が挙げられる。塩の具体例としては、例えば塩酸塩、硫酸塩等が挙げられる。これらのカプラーの具体例のうち、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。酸化染料は、毛髪の色調を様々に変化させることができることから、好ましくは、染料中間体の前記具体例の中から選ばれる少なくとも一種と、カプラーの前記具体例の中から選ばれる少なくとも一種とから構成される。アルカリ剤を含有する剤は、前記酸化染料以外の染料として、例えば「医薬部外品原料規格」(2006年6月発行、薬事日報社)に収載された酸化染料を適宜含有してもよい。
使用時の混合物中における酸化染料の含有量の下限は、適宜設定されるが、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、さらに好ましくは0.5質量%以上である。酸化染料の含有量が0.01質量%以上であると、特に色味をより向上させることができる。
使用時の混合物中における酸化染料の含有量の上限は、適宜設定されるが、好ましくは10質量%以下、より好ましくは7質量%以下、さらに好ましくは5質量%以下である。酸化染料の含有量が10質量%以下であると、特に可溶化剤を使用する場合、可溶化剤に対する溶解性を向上させることができる。
また、アルカリ剤を含有する剤は必要に応じて前述した成分以外の成分、例えば上述した毛髪脱色・脱染剤のアルカリ剤を含有する剤に含まれる成分をさらに含有してもよい。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態の過炭酸塩包装袋10は、アルミニウム層及び樹脂層を含む多層構造であって、密閉可能な包装袋11に、過炭酸塩を含む固体内容物を、(包装袋11の内容量(mL)−固体内容物の収容容量(mL))/過炭酸塩の収容容量(mL)が2以上となるように収容した。したがって、過炭酸塩を収容した過炭酸塩包装袋10の保存安定性を向上できる。また、過炭酸塩包装袋10の製造時にかかる比率を規定することにより、流通過程、長期保管時において、過炭酸塩包装袋10の安定状態を維持することができる。
また、樹脂層を含む多層フィルムからなる袋構造のため、ガラス瓶等に比べて内圧が高圧になるおそれがなく、より安定に保存することができる。また、ピンホール又はスリット等の通気部を形成する必要がなく、包装袋11内の固体内容物の保存安定性を向上できる。
(2)包装袋11が、樹脂層としてポリエステル層及びナイロン層、又はポリエステル層及びエチレン・メタクリル酸共重合体層を含む場合、内容物である過炭酸塩の保存安定性が良好で、過炭酸塩から気化した気体により、包装袋11が過膨張し、袋が破れないようにすることができる。
(3)包装袋11が、最外層から順にポリエステル層/アルミニウム層/ナイロン層、又は最内層から順にエチレン・メタクリル酸共重合体層/アルミニウム層/ポリエステル層である場合、内容物である過炭酸塩の保存安定性がより良好で、過炭酸塩から気化した気体により、包装袋11が過膨張し、袋が破れないようにすることができる。
(4)包装袋11に内径10〜20mmの吐出口を有するスパウト16が付いている場合、流動性を有する粉末状の内容物を容易に取り出すことができる。また、吐出口に蓋体16bが取り付けてあるため、開封と再密閉を容易に行うことができる。
(5)過炭酸塩を含む固体内容物が、アルカリ剤を含有する剤、酸化剤を含有する剤と混合して染毛又は毛髪脱色・脱染処理に適用される場合、過炭酸塩の保存安定性を向上させることにより、使用時における明度の変化を抑制することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、包装袋11の形状・大きさは特に限定されない。
・また、フィルム間の圧着シールは、樹脂層を介した熱融着であってもよいし、シール層を新たに形成することにより接着してもよい。
・上記実施形態の包装袋11において、内容物を取り出すためのスパウト16を形成している。内容物を取り出すための手段として、スパウト16以外にチャック構造等の再開封手段を採用してもよい。
次に、実施例及び比較例を挙げて前記実施形態を更に具体的に説明する。尚、本発明は、実施例欄記載の構成に限定されるものではない。
<試験例1:過炭酸塩包装袋の安定性試験>
まず、表1に示す各成分を含有する、過炭酸ナトリウムを含有する粉末状の固体内容物を調製した。なお、表1における各成分を示す欄中の数値は当該欄の成分の含有量を示し、その単位は質量%である。
次に、表2に示される多層構造を有する各例の包装袋を用いて各例の過炭酸塩包装袋を製造した。表中のフィルムの層構造欄は、使用したフィルムの種類及び厚みを示す。なお、各例の包装袋の形状は、図1に示される形状と同一とする。各包装袋中に、表2に示される容量で固体内容物を上端開口部より収容し、圧着シールして密閉することにより各例の過炭酸塩包装袋を製造した。固体収容物の容量は、固体収容物をメスシリンダーに投入し、テーブルへ100回軽く叩き付けて、脱気した後、目盛を読み、嵩を測定することにより求めることができる。固体収容物の収容容量(mL)は、包装袋内に投入した固体収容物を3回測定し、その平均値を求めた。また、過炭酸ナトリウムの収容容量(mL)は、過炭酸ナトリウムの密度2.1g/cmとして計算した。
各過炭酸塩包装袋を50℃、相対湿度80%の環境下で2ヶ月間保存した。保存期間経過後、過膨張により過炭酸塩包装袋に穴が開いているか否かを観察することにより過炭酸塩包装袋の安定性について評価した。
表2に示されるように、各実施例の過炭酸塩包装袋の安定性に問題ないことが確認された。一方、比較例1は、保存期間経過後、包装袋の圧着シール部分に穴が開いていることが確認された。
10…過炭酸塩包装袋、11…包装袋、16…スパウト、16a…筒状部。

Claims (6)

  1. アルミニウム層及び樹脂層を含む多層構造を有し、密閉可能な包装袋中に、
    染毛又は毛髪脱色・脱染処理に適用される過炭酸塩を含む固体内容物を、
    (前記包装袋の内容量(mL)−前記固体内容物の収容容量(mL))/前記過炭酸塩の収容容量(mL)が2以上となるように収容した過炭酸塩包装袋。
  2. 前記包装袋が、樹脂層としてポリエステル層及びナイロン層、又はポリエステル層及びエチレン・メタクリル酸共重合体層を含む請求項1に記載の過炭酸塩包装袋。
  3. 前記包装袋が、最外層から順にポリエステル層/アルミニウム層/ナイロン層、又は最内層から順にエチレン・メタクリル酸共重合体層/アルミニウム層/ポリエステル層を含む請求項1又は2に記載の過炭酸塩包装袋。
  4. 前記包装袋が、内径10〜20mmの吐出口を有するスパウトが付いている請求項1〜3のいずれか一項に記載の過炭酸塩包装袋。
  5. 前記過炭酸塩を含む固体内容物が、アルカリ剤を含有する剤、酸化剤を含有する剤と混合して適用される請求項1〜4のいずれか一項に記載の過炭酸塩包装袋。
  6. 前記過炭酸塩を含む固体内容物が、アルカリ剤及び水溶性ポリマーを含有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の過炭酸塩包装袋。
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