JP6735055B2 - 食鳥屠体ササミ筋入機構 - Google Patents

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本発明は、食鳥屠体ササミ筋入機構に関するものである。
胸腔に内勘合した保持部材によって保持されたササミ付き食鳥屠体上半部ガラに側方から接近離隔すると共にササミ付き食鳥屠体上半部ガラに対して食鳥屠体上半部ガラの竜骨の長手延在方向へ相対移動して、ササミに側方から筋入するササミ筋入機構が特許文献1に開示されている。特許文献1の図11には、剛体的に直線形状を維持したナイフがササミに食い込んでいる様子が描かれている。
特許第4325940号
ササミ筋入機構のナイフは食鳥屠体上半部ガラの骨格部分とササミとの間に進入してササミを骨格部分から引き剥がすのがササミの歩留り向上の観点から望ましい。しかし、ナイフが剛体的であると、食鳥屠体上半部ガラの骨格部分に突き刺さり、或いは骨格部分を削り取って、ササミの歩留りの低下や、ササミの肉質の低下を引き起こす可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、胸腔に内勘合した保持部材によって保持されたササミ付き食鳥屠体上半部ガラに側方から接近離隔すると共にササミ付き食鳥屠体上半部ガラに対して食鳥屠体上半部ガラの竜骨の長手延在方向へ相対移動して、ササミに側方から筋入するササミ筋入機構であって、ササミの歩留りが高く、ササミの肉質の低下を引き起こさない、ササミ筋入機構を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、胸腔に内勘合した保持部材によって保持されたササミ付き食鳥屠体上半部ガラに側方から接近離隔すると共にササミ付き食鳥屠体上半部ガラに対して食鳥屠体上半部ガラの竜骨の長手延在方向へ相対移動して、ササミに側方から筋入するササミ筋入機構であって、バネ鋼の薄板材で形成されたナイフと、ナイフを前進後退させるナイフ駆動機構とを備えることを特徴とする食鳥屠体ササミ筋入機構を提供する。
ナイフをバネ鋼の薄板材で形成して弾性を持たせることにより、ナイフをガラの骨格に沿って変形させてササミとガラの間に進入させることができる。この結果、ササミの歩留りが高くなり、ササミの肉質が良好になる。
本発明の好ましい態様においては、ナイフが刃引きされている。
ナイフを刃引きすることにより、ナイフがガラに突き刺さり或いはガラを削る事態の発生を防止できる。
本発明の好ましい態様においては、ナイフ基部はナイフ駆動機構に固定され、ナイフ先端部は自由端であり、更に食鳥屠体ササミ筋入装置はナイフのバネ定数調節機構を備える。
ナイフのバネ定数を調節して、ナイフ先端部の変位量を制御することにより、食鳥屠体上半部ガラの寸法に応じて、ナイフ先端部の変位量を最適化でき、ササミの歩留りを高めることができる。
本発明の好ましい態様においては、食鳥屠体ササミ筋入機構は、保持部材に対するナイフの角度を調整する角度調整機構を備える。
食鳥屠体上半部ガラの寸法に応じて、保持部材に対するナイフの角度を最適化して、ササミの歩留りを高めることができる。
本発明の好ましい態様においては、食鳥屠体ササミ筋入機構は、保持部材に対するナイフの高さ位置を調整する高さ調整機構を備える。
食鳥屠体上半部ガラの寸法に応じて、保持部材に対するナイフの高さ位置
を最適化して、ササミの歩留りを高めることができる。
本発明の実施例に係る筋入機構を備える食鳥屠体ササミ筋入装置の保持部材と保持部材駆動機構の構造図である。(a)は側面図であり、(b)は(a)のb−b矢視図であり、(c)は(a)のc−c矢視図である。 本発明の実施例に係る筋入機構を備える食鳥屠体ササミ筋入装置の保持部材嵌合部回転機構の構造図である。 本発明の実施例に係る筋入機構の構造図である。(a)は稼働時の図であり、(b)は退避時の図である。 本発明の実施例に係る筋入機構を備える食鳥屠体ササミ筋入装置の作動を示す図である。 本発明の実施例に係る筋入機構を備える食鳥屠体ササミ筋入装置の作動を示す図である。
図1に示すように、本発明の実施例に係る筋入機構を備える食鳥屠体ササミ筋入装置は、保持部材1を備えている。保持部材1は、歯付き無端ベルトAに噛合して歯付き無端ベルトAから駆動力を受ける噛合部1aを備えている。無端ベルトAと図示しない無端ベルト駆動モータと噛合部1aとが保持部材駆動機構を形成している。保持部材1は、噛合部1aに固定されると共にレールBに係合してレールBによって案内される台車部1bと、台車部1bによって回転可能に支持された四葉のクローバー形状の回転台1cと、回転台1cに固定されると共にササミ100a付き食鳥屠体上半部ガラ100の胸腔に内勘合して食鳥屠体上半部ガラ100を保持する嵌合部1dと、台車部1bに固定された中心軸1e回りに揺動可能で、一端部に設けたピン1eが回転台1cの四葉のくびれ部1c、1c’、1c”に係合すると回転台1cの回転を阻止し、ピン1eが回転台1cの四葉のくびれ部1c、1c’から離脱すると回転台1cの回転を許容する回転台ロック部材1eとを備えている。回転台ロック部材1eは図示しないバネの付勢力を受けて、ピン1eが回転台1cの四葉のくびれ部に係合する方向へ付勢されている。
図2に示すように、食鳥屠体ササミ筋入装置は、嵌合部回転機構2を備えている。嵌合部回転機構2は、レールBを間に挟んで正対する第1部分2aと第2部分2bとを有している。第1部分2aは、レールBに沿って互いに間隔を隔てて配設された回転ピン2a、2aを有している。第2部分2bは、レールBに沿って互いに間隔を隔てて配設されたロック解除ピン2b、2bを有している。回転ピン2aは回転台1cの四葉の突起部1cに係合可能であり、回転ピン2aは回転台1cの四葉の突起部1c’に係合可能である。ロック解除ピン2b1、2bは回転台ロック部材1eの他端部に係合可能である。図2に白抜き矢印で示す保持部材1の進行方向に関して、ロック解除ピン2b、2bは、回転ピン2a、2aよりも所定距離だけ後方に配置されている。
図2に示すように、食鳥屠体ササミ筋入装置は、図2に白抜き矢印で示す保持部材1の進行方向に関して、嵌合部回転機構2よりも後方に配設されてレールBを間に挟んで正対する一対の第1筋入機構3aと、嵌合部回転機構2よりも前方に配設されてレールBを間に挟んで正対する一対の第2筋入機構3bとを備えている。図2、3に示すように、第1筋入機構3aは、バネ鋼の薄板材で形成された切り出しナイフ形状のナイフ3aを有している。ナイフ3aの先端部3a’は、刃引きされており尖端部も含めて断面はR加工されている。図3に示すように、ナイフ3aの先端部は自由端を形成しており、基部はエアシリンダー3aのピストン3a’に固定されている。ナイフ3aは摺動可能に、エアシリンダー3aは揺動可能に、台座3aによって支持されている。エアシリンダー3aはナイフ駆動機構を形成している。基部がピストン3a’に固定されたナイフ3aのバネ定数調節機構3aがピストン3a’に取り付けられている。バネ定数調節機構3aは、ナイフ3aの長手方向中央部に当接するバネ3a’とバネ3a’のバネ定数を調節するナット3a”とを有している。図3から分かるように、第1筋入機構3aは更に、保持部材1の進行方向前方から見た時の保持部材1に対する台座3aの傾斜角度θ、ひいては保持部材1に対するナイフ3aの傾斜角度θを調整する角度調整機構3aと、複数の高さ調整板を用いて保持部材1に対するナイフ3aの高さを調整する高さ調整機構3aとを有している。図3(a)において保持部材1の中心を通る鉛直線に対するする傾斜角度θは鋭角に設定されている。
ナイフ3aは、図3(a)に示す、先端部3a’が食鳥屠体上半部ガラ100の竜骨(胸骨稜)100dに接近した稼働位置と、図3(b)に示す、先端部3a’が食鳥屠体上半部ガラ100の竜骨100dから側方へ離隔した退避位置との間で往復動可能である。
第2筋入機構3bの構成は、第1筋入機構3aの構成と同一である。
食鳥屠体ササミ筋入装置の作動を説明する。
前処理段階の胸肉剥がし工程からササミ取り工程へ食鳥屠体上半部ガラ100が移動してきた時、図1と、図2の左方部と、図4とに示すように、サミ100a付き食鳥屠体上半部ガラ100は、鎖骨100bを白抜き矢印で示す保持部材1の進行方向に関して前方へ差し向け、ヤゲン100cを白抜き矢印で示す保持部材1の進行方向に関して後方へ差し向け、竜骨100dを保持部材1から遠ざかる方向へ差し向けた状態で、胸腔100eを保持部材1の嵌合部1dに外嵌合させて、保持部材1によって保持されている。図1から分かるように、竜骨100dの長手延在方向と保持部材1の進行方向とは一致している。
図2の左方部に示すように、白抜き矢印の方向へ移動する保持部材1が嵌合部回転機構2よりも進行方向後方の第1筋入機構3aに対峙する所定位置に到達する。回転台ロック部材1eのピン1eが回転台1cの四葉のくびれ部1cに係合し、回転台1cの回転、ひいては食鳥屠体上半部ガラ100の回転を阻止している。図4で実線で示し、又図3(b)に示す、退避位置にあったナイフ3aが、図4で矢印(1)で示すように、図4で二点鎖線で示し、又図3(a)に示す、稼働位置へ向けて移動開始する。ナイフ3aが側方から食鳥屠体上半部ガラ100に接近する。ナイフの先端部3a’が鎖骨100b近傍で且つ鎖骨100bよりもヤゲン100c寄りの第1所定位置の胸骨板に側方から当接し、バネ鋼の薄板で形成されたナイフ3aが面外方向へ弾性変形しつつ、先端部3a’が胸骨板表面に沿って、ササミ100aを胸骨板から引き剥がしつつ竜骨100d方向へ移動する。その結果、ナイフ3aは先端部3a’が竜骨100dに接近した図4で二点鎖線で示し、又図3(a)に示す、稼働位置に到達し、当該位置に所定時間保持される。ナイフ3aの退避位置から稼働位置への移動は高速で行われる。保持部材1は図4で白抜き矢印で示す方向へ移動しているので、先端部3a’は胸骨板表面に当接しつつ保持部材1ひいては食鳥屠体上半部ガラ100に対して、図4で矢印(2)で示すように、ヤゲン100c方向へ相対移動し、ササミ100aを、鎖骨100bよりもヤゲン100c寄りの第1所定位置からヤゲン100c側端部まで胸骨板表面から引き剥がして側方から筋入する。保持部材1が第1筋入機構3aに対峙する位置を通過すると、図4で二点鎖線で示す稼働位置に在った先端部3a’は、矢印(3)で示すように、図4で実線で示し、又図3(b)に示す、退避位置へ向けて移動し、退避位置に到達後、当該位置に保持される。
図2の中央部に示すように、保持部材1が嵌合部回転機構2に対峙する所定位置まで到達する。一端部のピン1eが回転台1cの四葉のくびれ部1cに当接していたロック部材1eの他端部にロック解除ピン2bが当接し、ロック部材1eを中心軸1e回りに揺動させ、ピン1eをくびれ部1cから離脱させ、回転台1cを回転可能にする。次いで、回転台1cの四葉の突起部1cに回転ピン2aが当接し回転台1cを回転駆動する。この結果、回転台1cは90度回転する。ばねで付勢されたロック部材1eの一端部のピン1eが回転台1cの四葉のくびれ部1c’に当接して、回転台1cの回転を阻止する。
保持部材1が移動を続けると、一端部のピン1eが回転台1cの四葉のくびれ部1c’に当接していたロック部材1eの他端部にロック解除ピン2bが当接し、ロック部材1eを中心軸1e回りに揺動させ、ピン1eをくびれ部1c’から離脱させ、回転台1cを回転可能にする。次いで、回転台1cの四葉の突起部1c’に回転ピン2aが当接し回転台1cを回転駆動する。この結果、回転台1cは更に90度回転する。ばねで付勢されたロック部材1eの一端部のピン1eが回転台1cの四葉のくびれ部1c”に当接して、回転台1cの回転を阻止する。
回転台1cが180度回転し、ひいては嵌合部1dが180度回転することにより、食鳥屠体上半部ガラ100は、図2の右方部と図5とに示すように、鎖骨100bが進行方向後方へ差し向けられ、ヤゲン100cが進行方向前方へ差し向けられた状態になる。
図2の右方部に示すように、保持部材1が嵌合部回転機構2よりも進行方向前方の第2筋入機構3bに対峙する所定位置まで移動する。前述のように回転台ロック部材1eのピン1eが回転台1cの四葉のくびれ部1c”に係合して、回転台1cの回転、ひいては食鳥屠体上半部ガラ100の回転を阻止している。図5で実線で示し、又図3(b)に示す、退避位置にあったナイフ3bが、図5で矢印(1)で示すように、図5で二点鎖線で示し、又図3(a)に示す、稼働位置へ向けて移動開始する。ナイフ3bが側方から食鳥屠体上半部ガラ100に接近する。ナイフの先端部3b’が鎖骨100b近傍で且つ鎖骨100bよりもヤゲン100c寄りで且つ第1所定位置よりもヤゲン100c寄りの第2所定位置の胸骨板に側方から当接し、バネ鋼の薄板で形成されたナイフ3bが面外方向へ弾性変形しつつ、先端部3b’が胸骨板表面に沿って、ササミ100aを胸骨から引き剥がしつつ竜骨方向へ移動する。その結果、ナイフ3bは先端部3b’が竜骨100dに接近した図5で二点鎖線で示し、又図3(a)に示す、稼働位置に到達し、当該位置に所定時間保持される。ナイフ3bの退避位置から稼働位置への移動は高速で行われる。保持部材1は図5で白抜き矢印で示す方向へ移動しているので、先端部3b’は胸骨板表面に当接しつつ保持部材1ひいては食鳥屠体上半部ガラ100に対して頸椎100f方向へ相対移動し、ササミ100aを、鎖骨100bよりもヤゲン100c寄りの第2所定位置から頸椎100f側端部まで胸骨板表面から引き剥がして側方から筋入する。保持部材1が第2筋入機構3bに対峙する位置を通過すると、図5で二点鎖線で示す稼働位置に在った先端部3b’は、矢印(3)で示すように、図5で実線で示し、又図3(b)に示す、退避位置へ向けて移動し、退避位置に到達後、当該位置に保持される。
本実施例に係る食鳥屠体ササミ筋入装置においては、第1筋入機構3aが鎖骨100b近傍で且つ鎖骨よりもヤゲン100c寄りの第1所定位置からヤゲン100c側端部まで筋入れし、第2筋入機構3bが鎖骨100b近傍で且つ鎖骨よりもヤゲン100c寄りで且つ第1所定位置よりもヤゲン寄りの第2所定位置から頸椎100f側端部まで筋入れするので、頸椎100f側端部からヤゲン100c側端部までササミ100aに筋入することができる。鎖骨100bよりもヤゲン100c寄りの第2所定位置から頸椎100f側端部までの筋入の終端部で第2筋入機構3bのナイフ3bによって鎖骨100bが切断されたとしても、ナイフ3bは切断した鎖骨100bを押し上げササミ100aに押し付けないので、ササミ100aは傷付かず、肉質は低下しない。
本実施例に係る食鳥屠体ササミ筋入装置においては、保持部材1を食鳥屠体上半部ガラの竜骨100dの長手延在方向へ移動させ、ササミ付き食鳥屠体上半部ガラ100の鎖骨100bが差し向けられる方向が保持部材進行方向前方から進行方向後方へ変わるように嵌合部1dを回転させ、鎖骨100bが進行方向前方へ差し向けられた状態で移動するササミ付き食鳥屠体上半部ガラ100に第1筋入機構3aを接近させ、鎖骨100bが進行方向後方へ差し向けられた状態で移動するササミ付き食鳥屠体上半部ガラ100に第2筋入機構3bを接近させるので、保持部材1を一定方向へ移動させつつ、頸椎100f側端部からヤゲン100c側端部までササミ100aに筋入することができる。
本実施例に係る食鳥屠体ササミ筋入装置においては、第1筋入機構3aのナイフ3aと第2筋入機構3bのナイフ3bとをバネ鋼の薄板材で形成して、ナイフ3aとナイフ3bとに弾性を持たせたので、ナイフ3a、3bをガラの骨格に沿って変形させてササミ100aとガラの骨格との間に進入させることができる。
本実施例に係る食鳥屠体ササミ筋入装置においては、ナイフ3a、3bの先端部3a’3b’を、刃引きして尖端部も含めて断面をR加工したので、ナイフナイフ3a、3bがガラに突き刺さり或いはガラを削る事態の発生を防止できる。
本実施例に係る食鳥屠体ササミ筋入装置は、ナイフ3aのバネ定数調節機構3aを備えているので、食鳥屠体上半部ガラの寸法に応じて、ナイフ先端部の面外方向変位量を最適化でき、ササミ100aの歩留りを高めることができる。
本実施例に係る食鳥屠体ササミ筋入装置は、保持部材1に対するナイフ3a、3bの角度を調整する角度調整機構3aを備えるので、食鳥屠体上半部ガラ100の寸法に応じて、保持部材1、ひいては食鳥屠体上半部ガラ100に対するナイフ3a、3bの角度を最適化して、ササミ100aの歩留りを高めることができる。
本実施例に係る食鳥屠体ササミ筋入装置は、保持部材1に対するナイフ3aの高さを調整する高さ調整機構3aを備えるので、食鳥屠体上半部ガラ100の寸法に応じて、保持部材1、ひいては食鳥屠体上半部ガラ100に対するナイフ3a、3bの高さを最適化して、ササミ100aの歩留りを高めることができる。
本発明は、食鳥屠体のササミ筋入れ作業に広く利用可能である。
1 支持部材
1c 回転台
1d 嵌合部
1e ロック部材
2 嵌合部回転機構
2a、2a 回転ピン
2b、2b ロック解除ピン
3a 第1筋入機構
3a ナイフ
3a’先端部
3a エアシリンダー
3a バネ定数調節機構
3a 角度調整機構
3a 高さ調整機構
3b 第2筋入機構
3b ナイフ
3b’先端部
100 食鳥屠体上半部ガラ
100a ササミ
100b 鎖骨
100c ヤゲン
100d 竜骨
100e 胸腔
100f 頸椎

Claims (5)

  1. 胸腔に内勘合した保持部材によって保持されたササミ付き食鳥屠体上半部ガラに側方から接近離隔すると共にササミ付き食鳥屠体上半部ガラに対して食鳥屠体上半部ガラの竜骨の長手延在方向へ相対移動して、ササミに側方から筋入するササミ筋入機構であって、バネ鋼の薄板材で形成されたナイフと、ナイフを前進後退させるナイフ駆動機構とを備えることを特徴とする食鳥屠体ササミ筋入機構。
  2. ナイフが刃引きされていることを特徴とする請求項1に記載の食鳥屠体ササミ筋入機構。
  3. ナイフ基部はナイフ駆動機構に固定され、ナイフ先端部は自由端であり、更にナイフのバネ定数調節機構を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の食鳥屠体ササミ筋入機構。
  4. 保持部材に対するナイフの角度を調整する角度調整機構を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の食鳥屠体ササミ筋入機構。
  5. 保持部材に対するナイフの高さ位置を調整する高さ調整機構を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の食鳥屠体ササミ筋入機構。
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