JP6734915B2 - 電気コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、電気コネクタ、グレージング、及び電気コネクタをグレージングにはんだ付けする方法に関する。
グレージングに関連する装置に電力を供給するため、またはグレージング上の装置に電気的に接続するために、グレージングの表面に電気コネクタを取り付けることがしばしば必要である。そのような電気装置は電力を必要とするヒータ、または他の装置への接続を必要とするアンテナを含んでもよい。グレージングへの電気的接続は、フロントガラス、リアウィンドウまたはサイドウィンドウのような自動車のグレージングにおいてしばしば使用される。
グレージング(ほとんどの場合、ガラス)の表面上の導電性コーティングの表面上に電気コネクタをはんだ付けすることが知られている。電気コネクタと、電気コネクタがはんだ付けされるガラス基板との間に存在する機械的応力のために調整することができる高い延性を有するため、鉛含有はんだが伝統的に使用されてきた。
WO98/47200は、ガラス表面上の導電材料に適用される端子スタッドを開示している。
しかしながら、一般的に鉛含有はんだの使用については懸念があったため、欧州連合指令2000/53/ECの下、鉛含有はんだは、EC内で鉛フリーはんだで置き換えられる。
鉛フリーはんだは、はんだ付けプロセス中またはその後のサービスにおける温度変動時にガラスの割れ及び破損につながるガラスに高い機械的ストレスを導入することがおこりうるため、ガラス表面にコネクタを取り付けるための鉛フリーはんだの使用は、残念ながら、問題となる可能性がある。
US−A−2012/0205152は、ガラスペイン上の導電性構造、導電性構造上の接着性中間層、及び中間層に接着された少なくとも1つの電気的接続要素を備えるガラスペインを開示する。この中間層は、鉛フリーはんだの導電性塊を受容するように適合された中空スペースを有し、この中空スペースは、接続要素が取り付けられたときに導電性塊の形状を画定する。この開示の利点は、接着剤の中間層及び中空スペースのために、導電性構造またはガラスに損傷を与える可能性のある機械的力が最小限に抑えられるということである、と言われている。
このような問題を回避または低減するためのコネクタ及びはんだ付けプロセスを修正する試みがなされている。
WO−A−2015/067951は、鉛フリーはんだを用いてグレージング材料のシート上の導電体に取り付けられたとき、サービスに熱サイクルに耐えることができる耐久性のある製品を提供する、電気コネクタに関する。
WO−A−2014/040773は、車両用の電気接続要素を備えたペインに関する。接続要素は、電気接続ケーブルの周囲に丸められ、その後ペイン上の導電層上にはんだ付けされる。はんだは電気接続要素とはんだが依然として流体である間に垂直方向に移動することによって減少し得る導電性構造体との間の最大流出量を有する。
US−A−2015/0162677は、電気接続要素を有するグレージングペインに関する。
US−A−2014/0110166は、電気接続要素を備えるペイン及びその製造方法を開示しており、これにより、ペイン内の重大な機械応力が回避されると言われている。
本発明の目的は、このような問題に対処し、はんだ、特に鉛フリーはんだの使用に関連する応力を緩和する電気コネクタを提供することである。
したがって、本発明は、第1の態様では、グレージング用電気コネクタを提供し、電気コネクタは、電源に接続するためのコネクタ部と、グレージングの表面にはんだ付けするためのボタンであって、ボタンが、使用中にグレージングの表面に隣接した底部と、使用中にグレージングの表面から離れた上部と、を備える、ボタンと、を備え、ボタンは、少なくとも1つのはんだ接触面を備え、はんだ接触面の少なくとも一部は、底部から上部へ湾曲し、テーパ状はんだキャビティを画定する。
湾曲した、テーパ状はんだキャビティがボタンの縁から離れて溶融はんだを引き込むように作用し、ボタンから離れてかつグレージングの表面上にはんだが広がるはんだを低減し、防止することができるので、これは非常に有利である。これは、より少ない応力の結果がグレージング(特に鉛フリーはんだを使用する場合)に適用され、部品、特にガラスの破損を低減する。
したがって、好ましくは、テーパ状はんだキャビティは、テーパ状はんだキャビティに溶融はんだを引き込むように成形される。
より好ましくは、テーパ状はんだキャビティは、グレージングの表面上の電気コネクタのはんだ付け中に、溶融はんだをコネクタの周辺からテーパ状はんだキャビティ内に引き込むように作用するように成形される。
使用中、はんだ接触面の一部がグレージングの表面と協働して、テーパ状はんだキャビティを画定することができる。この場合、はんだキャビティを形成するために単一のはんだ接触面のみが必要であってもよい。1つの便利で有用な設計は、はんだ接触面がベル状に形成されることであり、そのため、はんだキャビティが、ボタンの内部からボタンの縁部またはベル状のスカート部に向かって狭くなっている。したがって、はんだ接触面は凸曲面で形成されてもよい。好ましくは、凸曲線の曲率半径は2〜10mmの範囲にある。
テーパ状はんだキャビティは、一般に、任意の方向にテーパ状にしてもよい。しかしながら、キャビティのグレージングの表面から離れた部分が比較的広く、グレージングの表面に向かう方向に狭くなるようにテーパ状はんだキャビティがテーパ状であるのが好ましい。使用中にインストールしたときのグレージング表面から離れたテーパ状はんだキャビティは、テーパ状になる(すなわち、グレージングからさらに離れると広くなる)。その結果、グレージング表面上のコネクタのはんだ付けの間、テーパ状はんだキャビティは、コネクタの周囲から離れ、はんだキャビティに溶融ハンダを引き込むように作用し、それは、毛細管現象と熱膨張によると考えられている(限定されることを望むものではない)。それ故、テーパ状はんだキャビティはグレージングの表面から離れた方向にテーパ状になる(すなわち、より広くなる)のが好ましい。
ボタンが互いに電気的に接続される各場合について、コネクタは、1つのボタンを備えていてもよい。あるいは、コネクタは、2つのボタン、3つ以上のボタンを備えていてもよい。
第1のはんだ接触面と第2のはんだ接触面が協働して、テーパ状はんだキャビティを画定する、ボタンの形態が提供され得る。好ましくは、第1のはんだ接触面及び第2のはんだ接触面は、ボタンの折り畳まれた部分である。
通常、電気コネクタは金属を含み、好ましくは、電気コネクタの少なくとも一部は、シートメタルから形成される。
第1のはんだ接触面と第2のはんだ接触面は、有利に折り畳まれた金属シートで形成することができるので、シートメタルを使用することは、第1のはんだ接触面と第2のはんだ接触面がテーパ状はんだキャビティを画定するように協働する場合、特に便利である。
金属(例えばシートメタル)は、鋼、銅、黄銅、アルミニウムまたはチタン、好ましくは鋼、より好ましくは炭素鋼、例えば軟鋼を含むことができる。炭素鋼は0.03から0.06重量%の炭素の低炭素鋼であってもよい(例えば、ドイツ規格DIN 1624 ST4、EN10130 DC04と同等)。炭素鋼は、0.08〜0.13重量%の炭素及び場合により0.3〜0.6重量%のマンガンを有する高炭素鋼であってもよい(例えば、米国規格SAE−AISI1010に従う)。
シートメタルは、好ましくは、熱伝導率の範囲が35〜65W/m℃、好ましくは37〜60W/m℃、より好ましくは、39〜55W/m℃であり、それは、はんだ付けプロセスが効率的であり、コネクタの加熱が均一であり、それによって、高温及び/または低温スポットの可能性が低減される、ということを確保する上で大きな利点を有している。
それによって、加熱及び冷却中の機械的ストレスが低減できるので、コネクタのシートメタルが、基板(通常はガラス基板)の熱膨張係数に近い(すなわち、一致する)熱膨張係数を有することが好ましい。ガラスは通常、0℃〜300℃の温度範囲で6×10−6/℃〜10×10−6/℃の範囲の熱膨張係数を有し、したがって、好ましくは、シートメタルは、5(または6)〜20×10−6/℃、好ましくは7〜18×10−6/℃、より好ましくは8〜13×10−6/℃の範囲の熱膨張係数を有する。
好ましくは、シートメタルは、1〜9×10S/m、好ましくは2〜7×10S/m、より好ましくは3〜7×10S/m、最も好ましくは3.4〜6.7×10S/mの電気伝導度を有する。これは、車両の電源(例えば自動車のグレージングに使用される場合)とグレージングの電気部品との間の良好な電気的接触を確実にするための適切な電気伝導度を提供する。
コネクタに適切な量/重量のはんだが供給されることは有用である。したがって、好ましくは、コネクタは、さらに、コネクタに接着されたはんだ堆積物を含む。通常、コネクタに接着されたはんだ堆積物は、実質的に環状のはんだ堆積物である。
はんだは好ましくは鉛フリーはんだである、すなわち、鉛を含まない。鉛を含まない、という意味は、鉛含有量が0.1重量%以下、好ましくは0.05重量%以下である。これは、環境に利益があるためより有利である。
鉛フリーはんだは、しばしば、鉛含有はんだより低い延性を有し、これは、コネクタとガラス基板との間に高い機械的応力を生じさせる可能性がある。本発明によるコネクタの大きな利点の1つは、機械的応力が低減されることである。
はんだは、インジウム、スズ、銅、銀、ビスマス及び亜鉛のうちの1つ以上を含んでもよい。はんだのスズの割合は、2重量%〜99重量%、好ましくは10重量%〜95重量%、より好ましくは15重量%〜60重量%である。
はんだ組成物中のビスマス、インジウム、亜鉛、銅、銀の割合は、0.5重量%〜98重量%、好ましくは11重量%〜68重量%である。はんだ組成物は、ニッケル、ゲルマニウム、アルミニウム、またはリンを0.1重量%〜5重量%含んでもよい。好ましいはんだ組成は、(重量%で)96.5のSn、3のAg、0.5のCuである。
1つのバージョンでは、ボタンの上部はコネクタ部を含むことができる。
別のバージョンでは、コネクタ部は、スペード(または他の設計)コネクタ部を含んでもよい。スペードコネクタ部は、雌スペードコネクタ部または雄スペードコネクタ部であってもよい。
ボタンは、はんだの厚さを最適化するのに適した距離で、ボタンの底部をグレージングの表面から離間させるための少なくとも1つのスペーサをさらに含んでもよい。スペーサは縦方向スペーサ、または、1つ以上のスペーサタブであってもよい。スペーサは、グレージング表面から0.1mm〜3mm、好ましくは0.1mm〜2mm、より好ましくは0.15mm〜1.5mm、最も好ましくは約0.25mmだけ離してボタンを配置してもよい。
好ましくは、はんだ接触面の少なくとも一部、またはそれぞれは、はんだの濡れ性を改善し、はんだ接触面を保護するために、銅、ニッケル、亜鉛、スズ、銀、金、またはそれらの合金または層を含むコーティングを備える。
特にコネクタが鋼(炭素(または軟鋼)鋼)を含む場合、電気コネクタが1つの層または2つの層でめっきされるのが好ましい。例えば、鋼をNi(またはNi/Cu)の単一層でめっきしてもよい。代わりに、鋼上にNi(またはNi/Cu)の層、及びNi(またはNi/Cu)上にAgの層の2層で鋼をめっきしてもよい。
基板はガラス、より好ましくは、フロートガラスを含むのが好ましい。好ましいガラス材料は、ソーダ石灰シリカガラスである。通常、導電性コーティングはガラス表面上に存在し、コネクタは導電性コーティングにはんだ付けされる。導電性コーティングは、ガラスフリット中に例えば銀を含んでもよい。
本発明によるコネクタは、鉛フリーはんだを用いてもグレージング表面へのはんだ付けに適している。
したがって、本発明は、第2の態様において、グレージングは、グレージング材料のペインと、ペインの表面上の導電層と、導電層上のはんだ堆積物と、はんだ堆積物上の電気コネクタと、を備え、電気コネクタは、電源に接続するためのコネクタ部と、はんだ堆積物上の底部と、ペインの表面から離れた上部とを備えるボタンと、を備え、ボタンは、少なくとも1つのはんだ接触面を備え、はんだ接触面の少なくとも一部は、底部から上部に湾曲し、テーパ状はんだキャビティを画定する。
グレージング上の導電性コーティングは、5μm〜40μm、好ましくは5μm〜20μm、より好ましくは8μm〜15μm、最も好ましくは10μm〜12μmの層厚を有してもよい。導電性コーティングは、銀、好ましくは銀粒子及びガラスフリットを通常含む。
はんだの層厚は、通常1mm未満、好ましくは0.7mm以下、より好ましくは0.5mm以下、最も好ましくは0.3mm以下である。
はんだ付け後、通常、はんだフィレットははんだキャビティ内に延在する。
はんだは第1の態様に関して一般的に記載されたような鉛フリーはんだを含むことが好ましい。
好ましくは、はんだ、導電層及びコネクタのはんだ接触面は、はんだが導電層及び/またははんだ接触面を濡らすように適合される。より好ましくは、はんだは、はんだ接触角が導電層上及び/またははんだ接触面上で90°以下、さらにより好ましくは80°以下、最も好ましくは75°以下になるように、導電層及び/またははんだ接触面を濡らす。
導電層またははんだ接触面の良好な濡れは、導電層及びはんだ接触面の両方で、ガラス上の応力を低減する傾向がある。当業者に知られているように、はんだ接触角は、表面上のはんだの一滴または塊の縁で角度を測定することによって測定される。(方法の例は、Duongら、Mater.Trans.49(2008)p.1462に示されている)
第3の態様において、本発明は、電気コネクタをグレージングにはんだ付けする方法を提供し、本方法は、グレージング材料のペインに導電層をペインの表面上に提供することと、導電層上にはんだ堆積物を提供することと、を含み、電気コネクタは、電源に接続するためのコネクタ部と、はんだ堆積物上の底部と、ペインの表面から離れた上部とを備えるボタンと、を備え、ボタンは、少なくとも1つのはんだ接触面を備え、はんだ接触面の少なくとも一部は、底部から上方部分に湾曲し、テーパ状はんだキャビティを画定する。
本発明の態様(特に、第2または第3の態様)は、好ましくは、グレージング材料の基板またはペインは、ガラスを含む。グレージング材料のペインは単一のガラスシートであってもよく、または積層ガラスを含んでもよい。積層ガラスは、第1のガラスプライ、中間層材料プライ(好ましくは、ポリビニルブチラール、PVB)、及び第2のガラスプライを含んでもよく、導電層は、好ましくは、第1のガラスプライ及び/または第2のガラスプライの表面上にある。
グレージングは、好ましくは車両のグレージングである。グレージングは自動車または他の車両のフロントガラス、リアウィンドウ、または他の窓、商用車、機関車、航空機、ボート、もしくは、船のグレージングであってもよい。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
本発明に従う第1のコネクタの(a)平面図、(b)(a)のA−A断面図、及び(c)(a)のB−B断面図である。 本発明に従う第2のコネクタの(a)平面図、(b)(a)のA−A断面図、及び(c)(a)のB−B断面図である。 本発明に従う第3のコネクタの(a)側面図、(b)(a)のC−C断面図、及び(c)斜視図である。 本発明に従う第4のコネクタの(a)側面図、(b)(a)のE−E断面図、及び(c)斜視図である。 本発明に従う第5のコネクタの(a)平面図、(b)(a)のG−G断面図、(a)のH−H断面図、(c)(a)のH−H断面図、及び(d)斜視図である。 本発明に従う第6のコネクタの(a)平面図、(b)(a)のI−I断面図、(c)(a)のJ−J断面図、及び(d)斜視図である。 本発明に従う第7のコネクタの(a)平面図、(b)(a)のK−K断面図、(c)(a)のL−L断面図、及び(d)斜視図である。 本発明に従う第8のコネクタの(a)平面図、(b)(a)のA−A断面図、(c)(a)のB−B断面図、及び(d)斜視図である。 本発明に従う第9のコネクタの(a)平面図、(b)(a)のA−A断面図、(c)(a)のB−B断面図、及び(d)斜視図である。 本発明によるグレージングにはんだ付けされたコネクタの概略断面側面図である。 基板へのはんだ付け後の、本発明によるコネクタの一部を通る断面の写真である。
図面において、同じ参照番号は同じまたは対応する特徴を指す。
図1は、本発明に従う、コネクタ2の第1のタイプを示す。コネクタ2は、2つの主要部品、すなわち、グレージング(図示せず、図10参照)の表面にはんだ付けされることを意図されたボタン4と、ケーブル(図示せず)との接続、したがって装置及び/または電源に接続するための、雌型のスペードコネクタの形状の、コネクタ部6と、を含む。コネクタ2はシートメタルで形成され、通常は、鋼板(熱膨張係数を含むその有利な特性のために、好ましくは、軟鋼である)または、これらの金属のはんだによる有益な濡れ特性のために銅または黄銅のシートである。コネクタ2のはんだ接触する面は、表面の濡れ性をさらに改善するために、好ましくは、例えば、Cu、Ni、Agでめっきすることができる。通常、特に金属が鋼である場合、金属は、Ni(またはNi/Cu)の単層でめっきされるか、あるいは、鋼上のNi(またはNi/Cu)の層と、Ni(またはNi/Cu)上のAgの層の2層でめっきされる。
図1(a)のA−A上のボタン4を通る断面は図1(b)に示され、図1(a)のB−Bを通る断面は図1(c)示される。図1(b)及び1(c)に見られるように、断面のボタン4は、底部5から上部9まで湾曲しているボタンのスカート部7を有する切頭ベルの形状である。スカート部7の内部は、はんだ接触面8を形成し、スカート部7の湾曲のために、ボタン4がグレージング面の上にあるとき、はんだ接触面8はテーパ状はんだキャビティ10を画定する。テーパ状はんだキャビティ10はグレージングからそれがテーパ状になるため(すなわち、遠くグレージングからよりボタン4の中心に向かって広くなる)、グレージングの表面上のボタンのはんだ付けの間に、テーパ状はんだキャビティ10はボタン4の周縁部3から離れてはんだキャビティ10に溶融はんだを引き込むように作動する。驚くべきことに、これは、はんだ工程の間にグレージングに誘発される応力を大幅に低減する効果を有し、部分的な(特にガラス)破損の機会を減らす。はんだキャビティ10のテーパ状のために、特に、その湾曲したテーパ状のために、溶融はんだの毛細管作用及び熱膨張の両方が溶融はんだをはんだキャビティ10中に引き込むように作用すると考えられている
図2は本発明に従うコネクタの第2のタイプを示す。図2のコネクタ2は、図1のコネクタ2とほぼ同様の形態であり、詳細な説明は省略する。図2のスペードコネクタの形態のコネクタ部6は、図1のコネクタ2への接続に適する異なるケーブルを収容するために、ボタン4に関して概して広い。図2に示されるコネクタ2のボタン4のスカート部7は、ボタン4の熱的及び強度特性を変更するために、より厚いシートメタルで形成されている。
図3は、本発明による第3のタイプのコネクタ12を示す。コネクタ12は、図1及び2のコネクタとは異なる形態である。コネクタ12は、グレージング(図示せず)の表面にはんだ付けされることが意図されたボタン14を含む。コネクタ12は、概して円筒状である。コネクタ12の内側は中空部26を形成し、それは、中空部26へのケールコネクタの挿入に適した形状の接続部として作動する。このようなケーブルコネクタを挿入した後、中空部26は、干渉及び/または弾性(例えばスナップアクションコネクタ)によって、接着剤によって、ケーブルコネクタを保持してもよく、または、ケーブルコネクタを適所に固定するために、丸められるか、はんだ付けされてもよい。コネクタ12は、ベースプレート16を有し、ベースプレート16から3つのスペーサ18が突出し、スペーサ18は、コネクタがグレージングの表面にあるときに、ボタン14が一貫して均等にある状態で、はんだが流れるようにグレージング上で適当な間隔を開けるように作動する。スペーサ18は、ボタン14をグレージング表面の0.1mmから2mm上、好ましくはグレージング表面の約0.25mm上へ間隔を開けてもよい。
コネクタ12は、はんだとのこれらの金属の有益な濡れ特性のために、通常は、シートメタル(好ましくはその有利な熱膨張係数のために軟鋼)、または銅板から形成される。コネクタ12のはんだ接触面は、表面のはんだ濡れをさらに改善するために、好ましくは、例えば、Cu、Ni、Agでめっきされる。
図3(a)のC−Cのボタン14を通る断面は、図3(b)に示される。図3(b)に見られるように、断面のボタン14は、第1のシート部20、第2のシート部24、及び、第1のシート部20と第2のシート部24との間の環状のテーパ状はんだキャビティ22を形成するように湾曲され折り畳まれているシートメタルで形成されているように見える。はんだキャビティ22は、ボタン14のベースプレート16に向かって狭くなり、ベースプレート16から離れた方向に外向きにテーパ状になる。はんだキャビティ22の第1のシート部20及び第2のシート部24の内面は、第1のはんだ接触面23及び第2のはんだ接触面25それぞれを形成する。グレージングの表面上へのボタン14のはんだ付けときに、それがグレージングから離れてテーパ状になっているため(すなわち、グレージングから遠く離れるにつれて広くなる)、テーパ状はんだキャビティ22は、ベースプレート16の周囲から離れてはんだキャビティ22へ溶融はんだを引き込むように作動する。驚くべきことに、これは、はんだ付けプロセス中に、部分的な(特にガラスの)破損の機会を減らす、グレージングに誘起される応力を低減する効果を有する。はんだキャビティ22のテーパ、特に、シートメタルが折られる湾曲した第1のはんだ接触面23と第2のはんだ接触面25のために、溶融はんだの毛細管現象及び熱膨張の両方が溶融はんだをはんだキャビティ22に引き込むように作動する、と考えられている。
図3(c)は、ボタン14、中空部26、ベースプレート16、及びスペーサ18を示すコネクタ12の斜視図を示す。
図4は、図3のコネクタ12に概して似たコネクタ31を示し、同様の部品は詳細に説明しない。コネクタ31は、中空部36を備えたボタン35と、底部37を含む。
コネクタ31は、図3のコネクタ12と、図4の底部37がボタン35の周囲から外向きに延在し、グレージング表面と接触するように設計されているという点で異なる。図4(a)のE−E断面である図4(b)に示すように、底部は、グレージング表面と同一面になり、スカートの内部でボタン35とはんだが接触する凹部を提供するために縦方向スペーサ39として作動することが意図されたスカートの外側部とともにスカートとして作動する。図3に示すように、コネクタ31は、湾曲した折り畳まれた金属シートから形成され、環状はんだキャビティ32を画定する第1のシート部30及び第2のシート部34を形成する。
図4(c)は、ボタン35、中空部36、及び底部16を示すコネクタ31の斜視図を示す。
図5は本発明によるコネクタ42の第4のタイプを示す。コネクタ42は概して図3及び図4に示されている折り畳みタイプのものであるが、この場合、グレージング表面(図示せず、図10参照)にはんだ付けされることを意図したボタン44、及び、ケーブル(図示せず)、への接続のための雌型スペーサーコネクタの形態のコネクタ部46とを含み、したがって、装置及び/または電源に接続する。コネクタ42は、シートメタル、通常は、シート鋼(好ましくは、その熱膨張率の利点から有利な軟鋼)、または、これらの金属のはんだとの有利な濡れ特性のために、銅シートである。コネクタ42のはんだ接触面は、好ましくは、例えば、表面のはんだとの濡れ特性を改善するために、Cu、Ni、Agでめっきされる。図5(a)のG−Gのボタン44を通る断面が図5(b)に示される。図5(b)に見られるように、断面のボタン44は、概して円筒形であり、シートメタルで形成され、第1のシート部47と第2のシート部49を形成するように、湾曲して折り畳まれ、第1のシート部47と第2のシート部49との間に環状のテーパ状はんだキャビティ48が形成される。はんだキャビティ48は、ボタン44の底部に向かって狭く、底部から離れた方向に外向きにテーパ状になる(したがって、広がる)。第1のシート部47の内面及びはんだキャビティ48内の第2のシート部49は、それぞれ第1のはんだ接触面と第2のはんだ接触面を形成する。テーパ状はんだキャビティ48は、ボタン44のはんだ付け中に、ボタン44の周辺から離れた溶融はんだをはんだキャビティ48に引き出す。驚くべきことに、これは、はんだ付けプロセスの間に部品、特にガラス破損の可能性を低減するグレージングに誘発される応力を著しく低減するという効果を有する。はんだキャビティ48のテーパのために、特に、湾曲された第1のはんだ接触面と、シートメタルが折り畳まれているはんだ接触面とのために、毛細管作用と熱膨張の両方が、溶融はんだをはんだキャビティ48に引き込むように作用する、と考えられている。
図5(d)は、ボタン44、中空部50、コネクタ部46、及びボタン44の底部から突出している3つのスペーサ52のうちの1つを示すコネクタ42の斜視図を示し、それは、ボタン44がグレージングの表面にあるとき、はんだがボタンの下に一貫して均等に流れることを可能にするために、ボタン44をグレージングの表面から上に適切な距離だけ開ける。スペーサ52はボタン44をグレージングの表面より上に0.1mm〜2mm、好ましくはグレージング表面の約0.25mm上方に置く。
図6、図7、図8、及び図9は、本発明による第6、第7、第8、及び第9の各タイプのコネクタを示す。図6〜図9のコネクタは、概して図5のコネクタ42の形態と同様であり、詳細を記載しない。図6〜図10のコネクタ42では、ボタン44とコネクタ部46との相対的な大きさが異なり、図9では、コネクタ部46が雄型のスペーダコネクタの形態をしている。
図10はグレージング面にはんだ付けされた本発明のコネクタ102を模式的に例示する。コネクタ102は、ボタン部104とスペードコネクタ106とを含む。ボタン部104は、ガラス基板108の表面に接着された導電性コーティング110(通常、ガラスフリット中の銀粒子)上にはんだ付けされる。ガラス基板108は、単一のガラスシートであってもよい。代わりに、ガラス基板108は、第1のガラスプライ、中間層材料(好ましくは、ポリビニルブチラール、PVB)、及び第2のガラスプライを含む積層ガラスであってもよい。導電性コーティング110が接着された面は、好ましくは、第1のガラスプライまたは第2のガラスプライの表面である。ボタン部104の湾曲したはんだ接触部112のために、溶融されると、はんだは、はんだ接触部112及び導電性被覆110表面で画定されるはんだキャビティ113の中に引き込まれる(限定されることを望むものではないが、毛管現象及び/または熱膨張によると考えられる)。固化したとき、はんだは、はんだキャビティ113内にはんだフィレット114を形成する。
図11は、基板116上のコネクタのボタン部を通る断面の写真であり、図3から9に示すように、コネクタは、一般的である。写真は、はんだ付け時に、毛細管作用及び/または熱膨張によって、溶融はんだとしてはんだキャビティ113に引き込まれた、はんだフィレット114を含むテーパ状はんだキャビティ113を画定する、折り畳まれた第1のシート部117と第2のシート部115を備えた、はんだ付け後のコネクタを示す。

符号の説明
2 コネクタ
3 ボタンの周辺
4 ボタン
5 ボタンの底部
6 コネクタ部
7 スカート部
8 はんだ接触面
9 ボタンの上部
10 テーパ状はんだキャビティ
12 コネクタ
14 ボタン
16 ベースプレート
18 スペーサ
20 第1のシート部
22 はんだキャビティ
23 第1のはんだ接触面
24 第2のシート部
25 第2のはんだ接触面
26 中空部
30 第1のシート部
31 コネクタ
32 はんだキャビティ
34 第2のシート部
35 ボタン
36 中空部
37 底部
39 縦方向スペーサ
42 コネクタ
44 ボタン
46 コネクタ部
47 第1シート部
48 はんだキャビティ
49 第2のシート部
50 中空部
52 スペーサ
102 コネクタ
104 ボタン部
106 スペードコネクタ
108 ガラス基板
110 導電性コーティング
112 はんだ接触部
113 はんだキャビティ
114 はんだフィレット
115 第2のシート部
116 基板
117 第1のシート部

Claims (23)

  1. グレージングのための電気コネクタであって、前記電気コネクタは、
    電源に接続するためのコネクタ部と、
    前記グレージングの表面にはんだ付けするためのボタンであって、使用中に前記グレージングの前記表面に隣接した底部と、使用中に前記グレージングの前記表面から離れた上部と、を備える、ボタンと、を備え、
    前記ボタンが、少なくとも1つのはんだ接触面を備え、前記はんだ接触面の少なくとも一部が、前記底部から前記上部に湾曲し、テーパ状はんだキャビティを画定する、電気コネクタ。
  2. 前記テーパ状はんだキャビティが、溶融はんだを前記テーパ状はんだキャビティ内に引き込むように成形されている、請求項1に記載の電気コネクタ。
  3. 使用中、前記はんだ接触面の前記一部が前記グレージングの前記表面と協働して、前記テーパ状はんだキャビティを画定する、請求項1または2に記載の電気コネクタ。
  4. 第1のはんだ接触面と第2のはんだ接触面が協働して、前記テーパ状はんだキャビティを画定する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気コネクタ。
  5. 前記電気コネクタが金属を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気コネクタ。
  6. 前記電気コネクタの少なくとも一部が、シートメタルで形成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気コネクタ。
  7. 第1のはんだ接触面と第2のはんだ接触面が協働して、前記テーパ状はんだキャビティを画定し、前記第1のはんだ接触面及び前記第2のはんだ接触面が、折り畳まれた金属シートで形成されている、請求項4〜6のいずれか1項に記載の電気コネクタ。
  8. 前記テーパ状はんだキャビティが、使用中、前記グレージングの前記表面から離れた方向にテーパ状になる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気コネクタ。
  9. 前記電気コネクタが、鋼(好ましくは炭素鋼、より好ましくは軟鋼)、ニッケル、銅、黄銅、アルミニウム、またはチタンを含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の電気コネクタ。
  10. はんだ堆積物が接着された、請求項1〜9のいずれか1項に記載の電気コネクタ。
  11. 前記はんだ堆積物が、実質的に環状のはんだ堆積物である、請求項10に記載の電気コネクタ。
  12. 前記コネクタ部がスペードコネクタ部を含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の電気コネクタ。
  13. 前記ボタンが、前記グレージングの前記表面から前記ボタンの前記底部を離間させるために少なくとも1つのスペーサをさらに備える、請求項1〜12のいずれか1項に記載の電気コネクタ。
  14. 前記または各はんだ接触面の少なくとも一部が、銅、ニッケル、亜鉛、スズ、銀、金、またはそれらの合金もしくは層を含むコーティングを備える、請求項1〜13のいずれか1項に記載の電気コネクタ。
  15. グレージング材料のペインと、
    前記ペインの表面上の導電層と、
    前記導電層上のはんだ堆積物と、
    前記はんだ堆積物上の、請求項1〜14のいずれか1項に記載の少なくとも1つのはんだ接触面を備える電気コネクタと、を備える、グレージング。
  16. はんだフィレットが、前記はんだキャビティ内に延在する、請求項15に記載のグレージング。
  17. 前記はんだが鉛フリーはんだを含む、請求項15または16に記載のグレージング。
  18. 前記はんだは、好ましくは、はんだ接触角が前記導電層及び/または前記はんだ接触面上で90°以下になるように、前記導電層及び/または前記はんだ接触面を濡らす、請求項15〜17のいずれか1項に記載のグレージング。
  19. 前記グレージング材料のペインがガラスを含む、請求項15〜18のいずれか1項に記載のグレージング。
  20. 前記グレージング材料のペインが積層ガラスを含む、請求項15〜19のいずれか1項に記載のグレージング。
  21. 前記積層ガラスが、第1のガラスプライ、中間層材料プライ、及び第2のガラスプライを含み、前記導電層が、前記第1のガラスプライ及び/または前記第2のガラスプライの表面上にある、請求項20に記載のグレージング。
  22. 前記グレージングが車両グレージングである、請求項15〜21のいずれか1項に記載のグレージング。
  23. 電気コネクタをグレージングにはんだ付けする方法であって、
    グレージング材料のペインに導電層を前記ペインの表面上に提供することと、
    前記導電層上にはんだ堆積物を提供することと、
    前記はんだ堆積物上に請求項1〜14のいずれか1項に記載の電気コネクタを提供することと、
    前記はんだを溶かすことと、を含む、方法。
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