JP6734060B2 - センサ、及び回転機械 - Google Patents
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Description
上記のようなプラズマセンサを回転機械の出口配管等に設置することで、配管中の作動流体に生じる圧力の変動を計測することができる。
本発明の一態様に係るセンサは、流体の物理量を検出する検出部を有するセンサ本体と、前記センサ本体を固定する固定部、回転機械の作動流体が流通する流路の内周面の一部を形成する流路形成面、及び、前記固定部によって固定された前記センサ本体の検出部とともに検出空間を画成する画成面を有し、前記流路形成面と画成面とにわたって貫通孔が形成された第1治具と、を有し、前記流路形成面は、前記流路の前記内周面と連続する曲面形状をなし、前記第1冶具は、前記回転機械に対して着脱可能とされている。
さらに、この検出部は、流路形成面と画成面とを介して作動流体に接するため、作動流体の温度の変動の影響を検出部、及びセンサ本体が直接的に受ける可能性を低減することができる。
加えて、上記の構成によれば、流路形成面が流路の内周面と連続していることから、作動流体の流れを乱すことなく、センサを設置することができる。
以下、本発明の第一実施形態に係る回転機械100、及びセンサ10について図面を参照して説明する。図1に示すように、回転機械100としての遠心圧縮機100は、軸線O回りに回転するロータ1と、このロータ1の周囲を覆うことで流路2を形成するケーシング3と、ロータ1に設けられた複数のインペラ4と、を備えている。さらに、この遠心圧縮機100には、上記の流路2中を流通する作動流体Gの圧力や温度等の物理量を計測(検出)するセンサ10が設けられている。
通常の運転状態にある遠心圧縮機100では、作動流体Gは以下のような挙動を示す。まず、吸込口から流路2内に取り込まれた作動流体Gは、1段目の吸込通路21を経て、インペラ4中の圧縮通路22に流入する。インペラ4はロータ1の回転に伴って軸線O回りに回転していることから、圧縮通路22中の作動流体Gには、軸線Oから径方向外側に向かう遠心力が付加される。加えて、上記の通り、圧縮通路22の断面積は径方向外側から内側にかけて次第に減少していることから、作動流体Gは徐々に圧縮される。これにより、高圧の作動流体Gが、圧縮通路22から後続のディフューザ通路23に送り出される。
次に、本発明の第二実施形態について、図4を参照して説明する。なお、上記の第一実施形態と同一の構成や部材については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態では、センサ10は、センサ本体11を冷却する冷却部9と、冷却部9に外部の冷媒を供給する冷媒供給部92と、を備えている。冷却部9の具体例としては、図4に示すように、センサ本体11の大径部11Aの外周面に沿って螺旋状に巻き付けられた管状の水冷ジャケット91が用いられる。水冷ジャケット91の表面のうち、螺旋の内周側をなす面は、センサ本体11の外周面に当接されることで当接面91Aをなしている。すなわち、この水冷ジャケット91は、センサ本体11と第2治具13との間の間隙に介在している。
続いて、本発明の第三実施形態について図5と図6を参照して説明する。図5に示すように、本実施形態のセンサ10は、上記の冷却部9として、第2治具13の内側でセンサ本体11に当接するとともに、センサ本体11のケーブル11Cを外周側から覆う流路ブロック93を有している。
次に、本発明の第四実施形態について図7から図10を参照して説明する。図7に示すように、本実施形態に係るセンサ10は、回転機械100における上記のディフューザ通路23上に設けられている。より詳細には、このセンサ10は、ディフューザ通路23中に、検出部11Dを露出させている。ここで、ディフューザ前壁23Aのうち、インペラ4の径方向外側の端部に近接する領域は、径方向内側から外側に向かうにしたがって、軸線O方向の一方側から他方側に向かって湾曲する曲面部23Cとされている。センサ10では、この曲面部23Cを介して、ディフューザ通路23と検出部11Dとが連通している。
Claims (7)
- 流体の物理量を検出する検出部を有するセンサ本体と、
前記センサ本体を固定する固定部、回転機械の作動流体が流通する流路の内周面の一部を形成する流路形成面、及び、前記固定部によって固定された前記センサ本体の検出部とともに検出空間を画成する画成面を有し、前記流路形成面と画成面とにわたって貫通孔が形成された第1治具と、
を有し、
前記流路形成面は、前記流路の前記内周面と連続する曲面形状をなし、
前記第1冶具は、前記回転機械に対して着脱可能とされているセンサ。 - 前記センサ本体に当接する当接面を有する冷却部と、
該冷却部に、外部から導かれた冷媒を供給する冷媒供給部と、
を備える請求項1に記載のセンサ。 - 前記第1治具に着脱可能に支持されるとともに、前記センサ本体の少なくとも一部を覆う収容部を有する第2治具を備える請求項1又は2に記載のセンサ。
- 軸線回りに回転するロータと、
前記ロータに設けられ、前記軸線方向に間隔を空けて設けられた複数のインペラと、
前記ロータの周囲を覆うことで、作動流体が流通する前記流路を形成するケーシングと、
前記検出部を前記作動流体中に露出させた状態で前記ケーシングに支持される請求項1から3のいずれか一項に記載の前記センサと、
を備える回転機械。 - 前記流路は、前記インペラの径方向外側の端部から、径方向外側に向かって延びるディフューザ通路を有し、
前記検出部は、該ディフューザ通路内に連通している請求項4に記載の回転機械。 - 前記ディフューザ通路の前記軸線方向一方側の壁面は、径方向内側から外側に向かうにしたがって前記軸線の一方側から他方側に向かって湾曲する曲面部を有し、
前記検出部は、前記曲面部を介して前記ディフューザ通路内に連通している請求項5に記載の回転機械。 - 前記センサは、前記ディフューザ通路の延びる方向に配置され、
前記貫通孔の延びる方向は、前記センサの配置される方向に交差している請求項5又は6に記載の回転機械。
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