JP6734030B2 - 鞍乗り型車両のリヤフレーム及びその製造方法 - Google Patents
鞍乗り型車両のリヤフレーム及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6734030B2 JP6734030B2 JP2015196900A JP2015196900A JP6734030B2 JP 6734030 B2 JP6734030 B2 JP 6734030B2 JP 2015196900 A JP2015196900 A JP 2015196900A JP 2015196900 A JP2015196900 A JP 2015196900A JP 6734030 B2 JP6734030 B2 JP 6734030B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cross member
- ecu
- seat
- frame
- rear frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Description
また、本発明の他の態様は、鞍乗り型車両のリヤフレームの製造方法であって、前記リヤフレームを成型型による成型加工により形成し、その際の型抜き方向が、前記クロスメンバの延在方向に対して前後方向に傾斜しており、前記第1クロスメンバと前記第2クロスメンバとが重複しない、方向、に設定されている
図7は、リヤフレーム10を上方から見た単体斜視図である。リヤフレーム10は、車体本体に接続された状態で、前端から後方に進むにつれて上方に傾斜して延びている。すなわち、リヤフレーム10は、長手方向が水平面に対して後方に進むにつれて上方に傾斜するように形成される。図7に示すように、リヤフレーム10は、前後方向に延びる左右一対のシートフレーム14と、左右のシートフレーム14を車幅方向に接続する第1〜第3クロスメンバ11〜13と、を備えている。第1クロスメンバ11は、シートフレーム14の前後方向の中央部よりも前側でシートフレーム14の上部に位置している。第2クロスメンバ12は、第1クロスメンバ11の前端部よりも後方位置でシートフレーム14の下部に位置している。第3クロスメンバ13は、シートフレーム14の後端部でシートフレーム14の上部に位置している。
図3に示すように、蓋体20は、板状の樹脂部材であって、リヤフレーム10の上方を覆う略矩形状に形成された本体部21と、本体部21の四隅に形成された被取付部22と、本体部21の前部に形成されたリレー取付部23と、本体部21の後方右側部に形成されたハーネスガイド24と、本体部21の前方右側部に形成されたセンサ取付部25と、が一体形成されている。
図8に示すように、ECU30は、第1及び第2クロスメンバ11,12の上下方向間に配置された状態で、前部が上方から第1クロスメンバ11によって覆われており、後部が下方から第2クロスメンバ12によって覆われている。具体的には、ECU30は、上面が第1クロスメンバ11の下面11aに対向し、下面が第2クロスメンバ12の上面12aに対向している。ECU30は、前部にコネクタ接続口31を有し、コネクタ接続口31には、原動機等の電装部品に接続されたハーネスがコネクタ55を介して接続されるようになっている。
図6に示すように、第1及び第2ガード体60,70は、リヤフレーム10よりも強度の高い材料(例えばアルミニウム合金より強度の高い鉄鋼材料)を折り曲げ成形して、重複部分を互いに溶接により接合することによって箱状に形成されている。第1及び第2ガード体60,70は、それぞれ第1クロスメンバ本体部111に盗難防止用締結ボルト45によって固定されている。盗難防止用締結ボルト45は、締め付け方向にのみ締結可能なボルトである。
図2に示すように、リヤフェンダ7は、リヤフレーム10の下方に取り付けられている。図示は省略するが、リヤフェンダ7は、前端部及び端部において、リヤフレーム10に下方から締結ボルトで取り付けられるようになっている。また、図8を併せて参照して、リヤフェンダ7は、第2空間S12に配置されたECU30の前部に当接するように上方に立設されたストッパ7aと、リヤフレーム10のリヤフラップ取付部121に対応した位置に貫通形成された貫通孔7bを有している。
図2に示すように、リヤフラップ9は、リヤフェンダ7の下方に位置しており、リヤフラップ取付部121に、締結ボルト46を下方から締結することによって取り付けられている。従って、締結ボルト46をリヤフレーム10側からリヤフラップ9に締結する場合、すなわち第2空間S12側に締結ボルト46のボルト頭部を配置する場合に比して、締結ボルト46へ容易にアクセスすることができるので、リヤフラップ9の整備性がよい。
3 リヤシート
4 テールカバー
5 シートロック装置
7 リヤフェンダ
7a ストッパ
8 工具袋
9 リヤフラップ
10 リヤフレーム
11 第1クロスメンバ
12 第2クロスメンバ
13 第3クロスメンバ
14 シートフレーム
20 蓋体
21 本体部
22 被取付部
23 リレー取付部
24 ハーネスガイド
25 センサ取付部
30 ECU
31 コネクタ接続口
32 ECUホルダ
45 盗難防止用締結ボルト
51 リレー
52 ハーネス
53 センサ
54 ロックワイヤ
55 コネクタ
60 第1ガード体
61 第1ガード本体
62 取付ブラケット
70 第2ガード体
80 後部装備品
81 方向指示器
82 泥よけ
83 ナンバープレート
S1 装備品収容空間
S11 第1空間
S12 第2空間
L1 所定隙間
L2 コネクタ差し込み長さ
Claims (5)
- 前後方向に延びている左右一対のシートフレームと、
左右の前記シートフレームを車幅方向に接続している第1クロスメンバ及び第2クロスメンバと、を備え、
前記第1クロスメンバは、前記シートフレームの上部に位置しており、
前記第2クロスメンバは、前記第1クロスメンバの前端部よりも後方で前記シートフレームの下部に位置しており、
左右の前記シートフレームと、前記第1及び第2クロスメンバとが、一体形成されており、
前記第1クロスメンバと前記第2クロスメンバとの上下方向の間に、盗難防止装置が固定されるようになっており、
前記第1クロスメンバと前記第2クロスメンバとの上下方向の間に前記盗難防止装置が固定された状態で、
前記第1クロスメンバの後端部は、前記盗難防止装置の前部に設けられたコネクタ接続口の後方に位置するように形成されており、
前記第1クロスメンバの前端部は、前記コネクタ接続口に接続されるコネクタの前方に位置するように形成されている、ことを特徴とする鞍乗り型車両のリヤフレーム。 - 前記第1クロスメンバ及び前記第2クロスメンバの少なくとも一方に設けられたガード体を備えており、
前記ガード体は、前記第1クロスメンバと前記第2クロスメンバとの間に固定された前記盗難防止装置の移動を規制するように構成されている、
請求項1に記載の鞍乗り型車両のリヤフレーム。 - 前記ガード体は、前記第1クロスメンバと前記第2クロスメンバとの間に固定された前記盗難防止装置に接続された、前記コネクタの、引き抜き方向への移動を、規制する、コネクタガード部分を、有している、
請求項2に記載の鞍乗り型車両のリヤフレーム。 - 前記ガード体は、前記第1クロスメンバ及び前記第2クロスメンバの少なくとも一方に、締め付け方向にのみ締結可能な盗難防止用締結部材によって固定されており、
前記第1クロスメンバ及び/又は前記第2クロスメンバは、前記ガード体が取り付けられた部分の強度が、前記ガード体に比して弱く形成されている、
請求項2又は3に記載の鞍乗り型車両のリヤフレーム。 - 前記第1クロスメンバは、前記シートフレームの上方に設けられたシート部材を下方から支持するように形成されており、
前記第2クロスメンバは、前記シートフレームの下方に設けられた後部装備品を上方から支持するように形成されている、
請求項1〜4のいずれか1つに記載の鞍乗り型車両のリヤフレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015196900A JP6734030B2 (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | 鞍乗り型車両のリヤフレーム及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015196900A JP6734030B2 (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | 鞍乗り型車両のリヤフレーム及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017065644A JP2017065644A (ja) | 2017-04-06 |
JP6734030B2 true JP6734030B2 (ja) | 2020-08-05 |
Family
ID=58493860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015196900A Active JP6734030B2 (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | 鞍乗り型車両のリヤフレーム及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6734030B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020044684A1 (ja) * | 2018-08-28 | 2020-03-05 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
CN111994193B (zh) * | 2020-08-30 | 2022-05-17 | 重庆隆鑫机车有限公司 | 摩托车加强型车架 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3814066B2 (ja) * | 1997-12-09 | 2006-08-23 | 本田技研工業株式会社 | 自動2輪車のシートロック装置 |
JP4001369B2 (ja) * | 2002-09-13 | 2007-10-31 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車のリヤフレーム及び自動二輪車のリヤフレーム鋳造方法 |
JP2006240619A (ja) * | 2006-06-19 | 2006-09-14 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車の後部構造 |
JP4980096B2 (ja) * | 2007-02-28 | 2012-07-18 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のシートレール構造 |
JP5138403B2 (ja) * | 2008-01-31 | 2013-02-06 | 本田技研工業株式会社 | 自動2輪車の電装品取付構造 |
JP5788696B2 (ja) * | 2011-03-30 | 2015-10-07 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車 |
-
2015
- 2015-10-02 JP JP2015196900A patent/JP6734030B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017065644A (ja) | 2017-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007237883A (ja) | 自動二輪車 | |
JP6734030B2 (ja) | 鞍乗り型車両のリヤフレーム及びその製造方法 | |
JP5782403B2 (ja) | グラブレールの配置構造 | |
JP5310042B2 (ja) | 自動二輪車の物品収納構造 | |
EP2030879B1 (en) | A seat assembly for a motorcycle and a motorcycle equipped with such a seat assembly | |
JP6387737B2 (ja) | 鞍乗型車両の電装部品の取付構造 | |
JP5432639B2 (ja) | 自動二輪車の電装品の取外し防止構造 | |
CN111038624B (zh) | 跨坐型车辆 | |
EP3450292B1 (en) | Motorcycle | |
US8662231B2 (en) | Motorcycle | |
JP6138514B2 (ja) | 鞍乗り型車両の車体番号確認構造 | |
JP3814066B2 (ja) | 自動2輪車のシートロック装置 | |
JP5863630B2 (ja) | 車載電装部品の配置構造 | |
JP6063648B2 (ja) | 電装品取付構造 | |
JP6140673B2 (ja) | 鞍乗型車両の後部構造 | |
JP5162398B2 (ja) | 自動二輪車の後部構造 | |
CN112789199B (zh) | 后侧安全气囊设备 | |
JP2020157996A (ja) | 車載機器の取付構造 | |
JP2013256154A (ja) | 鞍乗型車両 | |
EP2481646B1 (en) | Hood lock device | |
JP5667929B2 (ja) | 自動二輪車 | |
EP3333056B1 (en) | Straddled vehicle and method of attaching tracking device to straddled vehicle | |
JP2007106329A (ja) | 車両のフロントエンドモジュール構造 | |
JP2005041413A (ja) | 自動車用ドア構造 | |
JP6383622B2 (ja) | 鞍乗型車両のロック器具の収納構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20160212 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180913 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190614 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190625 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190729 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200107 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200131 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200630 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200709 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6734030 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |