JP6733376B2 - 画像処理方法 - Google Patents

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本発明は、画像処理方法に関する。
従来、インクジェット方式のプリンタにおける印刷では、記録媒体への両面印刷時に第一面に対する印刷終了後に第二面への印刷を行うため、一度印刷した記録媒体を再び印刷位置へ搬送するが、このときにインクの乾燥状態によって未乾燥のインクが搬送ローラ等と接触して印刷汚れが起きる場合がある。因みに、このようなプリンタにおける一般的な画像処理では、カラーパスと呼ばれる処理プロセスで画像データの入力、カラーマッチング処理、総量規制処理、γ補正処理、中間調処理、印字前処理を経て印字が行われる。
上述した印刷汚れの事態を防止するため、両面印刷の単位領域当たりの最大ドット数を片面印刷の単位領域当たりの最大ドット数より低くなるようにしたり、第二面の印刷に移行する前の待機時間を記録媒体の種類別に設定したり、両面印刷時のインク濃度を片面印刷時のインク濃度より低くしたりしている。その他、画像処理の一つとしてカラーパスにおけるカラーマッチング処理に補正係数を乗じたり、同じく画像処理の一つとしてカラーパスにおけるカラーマッチング処理後のγ補正処理に補正係数を乗じる等により、記録媒体の第一面へのインクの付着量と第二面へのインクの付着量とを制御して記録媒体に適した付着量にするといった技術が提案され、既に実施されている。
このような画像処理で記録媒体へのインクの付着量を制御する周知技術として、両面印刷時の待ち時間の確保を短縮するために吐出量の制限や間引き処理を行うことによって、本来であれば最大限の色域を確保できる色相にまで抑制を強いることとなって画質が低下する課題を解決した「画像処理方法、プログラム、画像処理装置、画像形成装置及び画像形成システム」(特許文献1参照)が挙げられる。
上述した特許文献1に係る技術では、両面印刷時に第一面に印刷したインクの乾燥のための待ち時間の短縮化を図りつつ、画像品質の低下をできる限り抑制するようにした画像処理方法を提案している。
具体的に云えば、基準となる片面用色空間処理変換テーブルを用いてカラーマッチング処理を行い、両面印刷のときにはカラーマッチング処理で得られた値に補正係数を乗じた値をカラーマッチングの値とし、片面印刷のときにはカラーマッチング処理で得られた値をそのままカラーマッチングの値としている。これにより、片面印刷と両面印刷とで異なる色空間変換処理を行い、第一面へのインクの付着量と第二面へのインクの付着量とを制御して記録媒体に適した付着量にするもので、係る画像処理方法をコンピュータにより実行させるプログラムに適用させている。この他、係るプログラムを備える画像処理装置、係る画像処理方法を実行する回路を備えた画像形成装置、これらの画像処理装置と画像形成装置とを組み合わせた画像形成システムへの適用を開示している。
しかしながら、特許文献1に係る画像処理方法では、減法混合に基づく色表現であるシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)を示すCMYK方式のCMYKデータへのCMYK係数によってCMYKデータが最大値であるにも拘らず総量規制処理前に既に規制値を大幅に下回ってしまったり、総量規制処理によって既に規制値で飽和状態にあるCMYKデータに更に総量規制係数を乗じることで総量規制値より大幅に低い値で飽和状態となるCMYKデータを生成してしまうという問題を発生することがあり、こうした問題を解消することができないという難点がある。
例えばCMYKデータを70%にし、且つ最大255となり得る総量値を240に規制したい場合、カラーパスにおける総量規制処理前にCMYKデータを補正しようとすると、CMYKデータが最大値である255の値であっても255×0.7=178.5と総量規制処理前に既に規制値を大幅に下回ってしまうという問題を解消することができない。同様に総量規制処理後にCMYKデータを補正しようとすると、240以上255以下の値を持つCMYKデータは総量規制処理によってすべて240の値に統一されてしまい、その後にCMYKデータに総量規制係数を乗じるために240×0.7=168と総量規制値より大幅に低い値で飽和状態になるCMYKデータを生成してしまうが、こうした問題についても解消することができない。
要するに、特許文献1に係る画像処理方法では、カラーパスにおいてCMYKデータへの係数と総量規制係数との両方を効果的に制御して記録媒体に適した付着量にすることができないという難点がある。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、カラーパスにおいてCMYKデータへのCMYK係数と総量規制係数との両方を効果的に制御して記録媒体に適した付着量にできる画像処理方法を提用いることにある。
上記技術的課題を解決するため、本発明の一形態は、画像処理方法に関し、CMYK係数テーブル参照値からCMYK係数を決定するCMYK係数決定ステップと最終総量規制テーブル参照値から総量規制係数を決定する総量規制係数決定ステップと、カラーパスのカラーマッチング処理で得られたCMYKデータに前記CMYK係数を乗じる処理を行うCMYK係数処理ステップと、前記CMYKデータに基づいて吐出されるインクの吐出量を規制する処理である総量規制処理を前記総量規制係数に基づいて行う総量規制処理ステップと、を有し、前記総量規制係数決定ステップで決定される前記総量規制係数は、前記最終総量規制テーブル参照値と前記CMYK係数とから逆算して決定されることを特徴とする。
本発明によれば、上記処理プロセスにより、カラーパスにおいてCMYKデータへのCMYK係数と総量規制係数との両方を効果的に制御して記録媒体に適した付着量にできるようになる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例に係る画像処理方法が適用される画像処理装置に係るカラーパスの処理プロセスに対応する機能ブロック図である。 図1に示す画像処理装置に備えられる各種係数算出手段の係数算出機能に係る動作処理を示すフローチャートである。 図2で説明した各種係数算出手段が参照するCMYK係数テーブルにおけるテーブル形式のデータを例示した模式図である。 図2で説明した各種係数算出手段が参照する最終総量規制係数テーブルにおけるテーブル形式のデータを例示した模式図である。
以下に、本発明の画像処理方法について、実施例を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る画像処理方法が適用される画像処理装置に係るカラーパスの処理プロセスに対応する機能ブロック図である。
図1を参照すれば、この画像処理装置は、カラーパスと呼ばれる画像処理プロセス(画像処理及び作像処理を含む)における画像データの入力処理、カラーマッチング処理、総量規制処理、γ補正処理、中間調処理、印字前処理を経て印字処理が行われる機能に対応した機能ブロックを有する。具体的に云えば、この画像処理装置は、アプリケーションが生成する三原色のレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)を示すRGB形式の画像データを入力して受け取るパーソナルコンピュータPCのモニタ表示等に該当する入力部11と、入力された画像データであるRGB表色系データをCMYK表色系データ(以下、単にCMYKデータと呼ぶ)へと変換する他、CMYの値から黒(K)を生成したりCMYを除去したりするBG/UCR(Black Generation/Under Color Removal)処理を含んで行うカラーマッチング処理部12と、記録媒体や各印刷モードに適切なインクの総量を規制する処理係数を与えて総量規制処理を行う総量規制処理部13と、を備える。
その他、この画像処理装置は、インクジェット方式のプリンタ(以下、単に「インクジェットプリンタ」と呼ぶ)が適正に出力できるように各色の特性やばらつきに応じてCMYKデータに対して補正を行うγ補正処理部14と、CMYKデータをインクジェットプリンタが表現できるドットのパターン配置に置き換える中間調(ハーフトーン)処理を行う中間調処理部15と、中間調処理で得られたドットのパターン配置のデータをインクジェットプリンタのどのヘッドやノズルを使って印刷するかを振り分ける印刷前処理(作像処理と呼ばれても良い)を行う印刷前処理部16と、インクジェットプリンタへの印刷データを記録媒体へ印字出力する出力部17と、を備える。尚、カラーマッチング処理部12、総量規制処理部13、γ補正処理部14、及び中間調処理部15の処理機能は合わせて画像処理と呼ばれても良いものである。
この画像処理装置は、その他、特徴的構成として、後述する各種係数算出手段19から得られたCMYK係数dをCMYKデータに乗じるCMYK係数処理手段18と、CMYKデータに乗じるCMYK係数dとカラーパスに係る画像処理・作像処理の全処理を経て出力される最終総量規制値とから逆算して決定した総量処理係数aを総量規制処理に用いる各種係数算出手段19と、を備える。
図2は、上述した各種係数算出手段19の係数算出機能に係る動作処理を示すフローチャートである。
図2を参照すれば、各種係数算出手段19では、動作処理が開始されると、CMYK係数テーブルを参照してCMYK係数テーブル参照値Dを取得し、CMYK係数dにCMYK係数テーブル参照値Dを設定d←D(ステップS1)する処理を行う。この後、最終総量規制係数テーブルを参照して最終総量規制テーブル参照値Tを取得し、先に得られたCMYK係数テーブル参照値Dから総量規制係数aに最終総量規制係数が最終総量規制テーブル参照値Tとなるような総量規制係数A(A×D=Tを満足するA)を求めて設定a←A=T/D(ステップS2)する処理を行ってから動作処理を終了する。即ち、ここでの各種係数算出手段19は、CMYK係数テーブルを参照して取得したCMYK係数テーブル参照値DをCMYK係数dとして決定すると共に、最終総量規制係数テーブルを参照して取得した最終総量規制テーブル参照値Tと先のCMYK係数dとに基づいて算出した総量規制係数Aを総量規制係数aとして決定することを示している。
実施例に係る画像処理装置では、インクジェット方式の画像処理でインクの付着量を制御して記録媒体に適した付着量にする際、各種係数算出手段19が両面印刷時の画像処理で総量規制処理前のCMYKデータに乗じるCMYK係数dと画像処理・作像処理の全処理を経て出力される最終総量規制値(最終総量規制テーブル参照値T)とから逆算して総量規制処理に用いる総量規制係数aを決定することを特徴としている。例えば最大255となり得るCMYKデータに対して、最終総量規制値を240にし、且つCMYK係数dを70%にしたい場合、CMYK係数処理と総量規制処理とを同時に考慮して255×A×0.7=240となるAを求め、総量規制係数aに理論上可能な1以上の値を用いることにより、最大の総量規制係数aを求めることができる。ここでは、A=240/(255×0.7)=1.34となる。但し、実質的に最終総量規制処理は値で与えられているのではなく、総量規制係数aで与えられているので、最終総量規制値を240にしたい場合は最終総量規制係数を240/255=0.94として、A×0.7=0.94となるaを求めれば良く、その算出結果はA=0.94/0.7=1.34となる。
図3は、各種係数算出手段19が参照するCMYK係数テーブルにおけるテーブル形式のデータを例示した模式図である。
図3を参照すれば、このCMYK係数テーブルは、印刷モード、紙種、オブジェクトを項目としている。印刷モードでは両面印刷の細部項目で片面か両面かに応じてインクセーブの細部項目がOFF、ONに分けられ、更にカラー/モノクロの細部項目では全てが設定されるようになっている。紙種では片面であれば全てが設定され、両面でインクセーブがOFFであれば普通紙か、或いは郵便ハガキ、IJハガキかが設定され、両面でインクセーブがONであれば普通紙か、或いは郵便ハガキかが設定されることを示している。また、オブジェクトの細部項目でテキストの第一面、第二面には、両面設定の片面であればインクセーブの詳細項目のOFF、ONを問わず1が設定され、両面設定の両面でインクセーブの詳細項目がOFFで紙種が普通紙であれば1、郵便ハガキ、IJハガキであれば第一面に0.7、第二面に1が設定され、両面設定の両面でインクセーブの詳細項目がONであれば紙種を問わず0.95が設定されることを示している。更に、オブジェクトの細部項目での線、写真、塗りについての第一面、第二面には、両面設定の片面であればインクセーブの詳細項目のOFFであれば1が設定され、ONであれば0.6が設定され、両面設定の両面でインクセーブの詳細項目がOFFで紙種が普通紙であれば0.7が設定され、郵便ハガキ、IJハガキであれば第一面に0.7、第二面に1が設定され、両面設定の両面でインクセーブの詳細項目がONであれば紙種を問わず0.6が共通して設定されることを示している。
このように、CMYK係数テーブルには、印刷モード、紙種、オブジェクトの各項目に対して印刷モードの細部項目である両面設定の片面、両面に応じてオブジェクトの各種細部項目で第一面か第二面かによって適切なCMYK係数dが設定されている。
図4は、各種係数算出手段19が参照する最終総量規制係数テーブルにおけるテーブル形式のデータを例示した模式図である。
図4を参照すれば、この最終総量規制係数テーブルについても、図3に示したCMYK係数テーブルと同様に印刷モード、紙種、オブジェクトを基本項目としている。印刷モードでは両面印刷の細部項目で片面か両面かに応じてインクセーブの細部項目がOFF、ONに分けられ、更にカラー/モノクロの細部項目では全てが設定されるようになっている。紙種では片面であれば全てが設定され、両面でインクセーブがOFFであれば普通紙か、或いは郵便ハガキ、IJハガキかが設定され、両面でインクセーブがONであれば普通紙か、或いは郵便ハガキかが設定されることを示している。また、オブジェクトの細部項目でテキストの第一面、第二面には、両面設定の片面であればインクセーブの詳細項目のOFF、ONを問わず1が設定され、両面設定の両面でインクセーブの詳細項目がOFFで紙種が普通紙であれば0.6、郵便ハガキ、IJハガキであれば第一面に0.55、第二面に1が設定され、両面設定の両面でインクセーブの詳細項目がONであれば紙種を問わず1が設定されることを示している。更に、オブジェクトの細部項目での線、写真、塗りについての第一面、第二面には、両面設定の片面であればインクセーブの詳細項目のOFF、ONを問わず1が設定され、両面設定の両面でインクセーブの詳細項目がOFFで紙種が普通紙であれば0.45、郵便ハガキ、IJハガキであれば1が設定され、両面設定の両面でインクセーブの詳細項目がONであれば紙種を問わず1が共通して設定されることを示している。
このように、最終総量規制係数テーブルには、印刷モード、紙種、オブジェクトの各項目に対して印刷モードの細部項目である両面設定の片面、両面に応じてオブジェクトの各種細部項目で第一面か第二面かによって適切な最終総量規制係数が設定されている。
ところで、実施例に係る画像処理装置における上述したCMYK係数処理手段18及び各種係数算出手段19の処理機能は、画像処理方法として換言することができる。この場合の画像処理方法は、CMYK係数処理手段18がカラーパスのカラーマッチング処理で得られたCMYKデータにCMYK係数dを乗じるCMYK係数処理を行うCMYK係数処理ステップと、各種係数算出手段19が決定した総量規制係数aに基づいてカラーパスでの総量規制処理を行う総量規制処理ステップと、を有し、総量規制処理ステップでは、各種係数算出手段19により決定したCMYK係数dとカラーパスに係る画像処理・作像処理の全処理を経て出力される最終総量規制値(最終総量規制テーブル参照値T)とから逆算して決定した総量規制係数aを総量規制処理に用いる。この結果、特許文献1の場合のようにCMYKデータへのCMYK係数dによってCMYKデータが最大値であるにも拘らず総量規制処理前に既に規制値を大幅に下回ってしまったり、総量規制処理によって既に規制値で飽和状態にあるCMYKデータに更に総量規制係数aを乗じてしまって総量規制値より大幅に低い値で飽和状態となるCMYKデータを生成してしまったりすることなく、カラーパスにおいてCMYKデータへのCMYK係数dと総量規制係数aとの両方を効果的に制御して記録媒体に適した付着量にできるようになる。
因みに、上述した画像処理方法において、CMYK係数処理ステップを総量規制処理ステップよりも前に実行し、総量規制処理ステップにおける総量規制処理でKデータを優先保持してKデータがCMYデータを落とす処理の影響を受けないようにしても良い。こうした場合、総量規制処理にはKデータを優先保持してCMYを落とす処理を行う場合があり、総量規制処理前のCMYKデータにCMYK係数を乗じる方がKの濃度が反映され易く、色ずれの影響を受け難くなるという効果が得られる。
また、上述した画像処理方法において、CMYK係数処理ステップを総量規制処理ステップよりも後に実行し、CMYK係数処理ステップにおけるCMYK係数処理でインクの吐出を直接制御するようにしても良い。こうした場合、総量規制処理後のCMYKデータでは入力のKデータとインク吐出のKデータとが必ずしも一致する訳でなく、また入力がKデータでもインク吐出をCMYKデータとするときやKデータだけとすることもあるので、インクのコストを制御したい場合等では総量規制処理後のCMYKデータにCMYK係数を乗じる方が効果的に制御できるという効果が得られる。
更に、上述した画像処理方法において、CMYK係数処理ステップを総量規制処理ステップの前後で実行し、両面印刷モードの際にはCMYK係数処理ステップを総量規制処理ステップよりも前に実行し、総量規制処理ステップにおける総量規制処理でKデータを優先保持してKデータがCMYデータを落とす処理の影響を受けないようにし、インクセーブモードの際にはCMYK係数処理ステップを総量規制処理ステップよりも後に実行し、CMYK係数処理ステップにおけるCMYK係数処理でインクの吐出を直接制御するようにしても良い。こうした場合には、総量規制処理前後のCMYKデータの違いを考慮して、両面印刷モードとインクセーブモードとそれぞれに適した画像処理を選択的に行うことができるという効果がある。何れにせよ、これらの各ステップは、コンピュータにより実行させるプログラムの構築に用いることができる。
11 入力部
12 カラーマッチング処理部
13 総量規制処理部
14 γ補正処理部
15 中間調処理部
16 印字前処理部
17 出力部
18 CMYK係数処理手段
19 各種係数算出手段
特開2007−067988号公報

Claims (4)

  1. CMYK係数テーブル参照値からCMYK係数を決定するCMYK係数決定ステップと
    最終総量規制テーブル参照値から総量規制係数を決定する総量規制係数決定ステップと、
    ラーパスのカラーマッチング処理で得られたCMYKデータに前記CMYK係数を乗じる処理を行うCMYK係数処理ステップと
    前記CMYKデータに基づいて吐出されるインクの吐出量を規制する処理である総量規制処理を前記総量規制係数に基づいて行う総量規制処理ステップと、を有し、
    前記総量規制係数決定ステップで決定される前記総量規制係数は、前記最終総量規制テーブル参照値と前記CMYK係数とから逆算して決定されることを特徴とする画像処理方法。
  2. 請求項1記載の画像処理方法において、
    前記CMYK係数処理ステップを前記総量規制処理ステップよりも前に実行し、前記総量規制処理ステップにおいてKデータを優先保持して当該KデータがCMYデータを落とす処理の影響を受けないようにしたことを特徴とする画像処理方法。
  3. 請求項1記載の画像処理方法において、
    前記CMYK係数処理ステップを前記総量規制処理ステップよりも後に実行し、前記CMYK係数処理ステップにおいてインクの吐出を直接制御するようにしたことを特徴とする画像処理方法。
  4. 請求項1記載の画像処理方法において、
    前記CMYK係数処理ステップは、
    両面印刷モードの際には前記CMYK係数処理ステップを前記総量規制処理ステップよりも前に実行し前記総量規制処理ステップにおいてKデータを優先保持して当該KデータがCMYデータを落とす処理の影響を受けないようにし、
    インクセーブモードの際には前記CMYK係数処理ステップを前記総量規制処理ステップよりも後に実行し、前記CMYK係数処理ステップにおいてインクの吐出を直接制御するようにしたことを特徴とする画像処理方法。
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