JP6732173B2 - 美顔器 - Google Patents

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Description

本発明は、肌、皮膚に光を照射する美顔器に関するもので、特に、超狭帯域の単色光を照射する美顔器に関する。
従来、赤外および紫外の波長域を除く可視光域の光を顔の皮膚に照射する光美顔器では、ハロゲンランプに特定波長光だけを透過させるフィルターをつけることによって、可視光域の光を照射するものであった。また、他の光美顔器においては、単色LED(Light Emitting Diode)を組み合わせて所望の波長帯域の励起光を皮膚に照射するものが知られている(特許文献1を参照)。
本発明者は、上記の光美顔器の効能を確かめる中で、照射光の波長幅が狭く単色性に優れたものが美顔育毛に優れた効能を有する知見を得た。そして本発明者は既に、半値幅が10nm以下の狭帯域の単色光を出射し得る光源手段と、光源手段から出射された狭帯域の単色光を拡散させ照射面積を増大させ得る拡散手段を備えたことを特徴とする美顔育毛器を提案している(特許文献2を参照)。
上記特許文献2に開示された美顔育毛器によれば、半値幅が10nm以下の狭帯域の単色光を患部に照射することで、同じ光量の近似する波長域の光よりも強い作用を得られることができる。すなわち、選択した狭帯域の光本来の特質をそのまま美容に活用することができる。さらに、半値幅が10nm以下の狭帯域の単色光を患部に照射することで、光源の光の干渉を著しく低減させ、その単色光本来の有する作用効果を皮膚及び皮膚下の細胞に与えることができる。
また、被験者やその目的によって、単色光のピーク波長を可変とし得るピーク波長可変手段を更に備えたものとされている。
しかしながら、上記特許文献2に開示された美顔育毛器は、美顔目的を入力することによって、自動的に適切な単色光が選択され、照射されるというような利便性を有するものではなかった。
すなわち、美顔目的は被験者のニーズによって様々であり、また1人の被験者においても複数の美顔目的に合わせた施術を行うことがある。そのような場合、上記特許文献2に開示された美顔育毛器では施術者の知識や経験から適切な単色光を選択し照射する必要があったが、美顔目的の種類が多いことから煩雑であり、また選択ミスが発生する恐れもあるという問題があった。
特開2005−000276号公報 国際公開パンフレットWO2008/084764
本発明は、美顔目的に合わせて、簡易に、照射すべき適切な光源を選択できる美顔器を提供することを目的とする。
なお、本明細書では、半値幅が10nm以下の光を狭帯域光、半値幅が6nm以下の光を超狭帯域光と呼ぶことにし、通常のLED(発光ダイオード)の単色光(半値幅が15〜40nm)と区別する。また、半値幅とは、光源の中心波長(ピーク波長)の半分の強さの光の波長の幅をいう。
本発明者は医師であり、美容皮膚科治療に関する情報の提供及びコンサルティングを業として行っている。かかる業務を通じて、長時間使用しても皮膚にトラブルを発生しない、安全で、かつ充分な効果を短時間で得られる美肌方法を鋭意検討し続けてきた。そして、本発明者は、様々な試作を行い、実際に自己の経営する美容クリニックにおいて効果を確認し、本発明を完成するに至ったものである。
上記目的を達成するため、本発明の美顔器は、InGaN,ZnCdSe,ZnTeSe,GaP,AlGaInP,AlGaAs, 希土類添加GaAs,希土類添加GaN から選択される化合物半導体のバンドギャップの大きさに依存する波長で、半値幅6nm以下の単色光を出射する単色LED光源を備え、所望の美顔目的に適した光を出射することを特徴とする。
本発明の美顔器における単色LED光源が青色光である場合、単色LED光源は、InGaN,ZnCdSe,希土類添加GaN の少なくとも1つの化合物半導体を用いた410〜490nmの範囲にピーク波長を有する青色光であり、美白、毛穴の引き締め、シミの削減、活性化ニキビの抑制の何れかの美顔目的に用いられることが好ましく、より好ましくは、GaNとInNを混合した結晶で、混合比によりバンドギャップの大きさを調整したInGaNを用いた光源であり、450〜475nmにピーク波長を有する青色光である。
本発明の美顔器における単色LED光源が緑色光である場合、単色LED光源は、ZnTeSe,GaP,InGaN,希土類添加GaN の少なくとも1つの化合物半導体を用いた510〜560nmの範囲にピーク波長を有する緑色光であり、保湿、くすみの削減の何れかの美顔目的に用いられることが好ましく、より好ましくは、GaNとInNを混合した結晶で、混合比によりバンドギャップの大きさを調整したInGaNを用いた光源であり、略518nm又は略550nmにピーク波長を有する緑色光である。
本発明の美顔器における単色LED光源が赤色光である場合、単色LED光源は、AlGaInP,AlGaAs,希土類添加GaAs,希土類添加GaN の少なくとも1つの化合物半導体を用いた610〜660nmの範囲にピーク波長を有する赤色光であり、肌の引き締め、シワの削減、くまの削減の何れかの美顔目的に用いられることが好ましく、より好ましくは、AlGaAs の化合物半導体を用いた光源であり、略630nm又は略660nmにピーク波長を有する赤色光である。
本発明の美顔器における単色LED光源の半値幅は、2.5nm以下であることが好ましく、より好ましくは、1.0nm以下である。
本発明の美顔器は、単色LED光源から出射された単色光を拡散させ照射面積を増大させ得る拡散手段、又は、拡散手段と照射面積を調整する集束手段を更に備え、美顔目的に応じて照射面積を調整し得ることが好ましい。
シミやシワは顔面全体に発生するわけではなく、局所的に発生するので、集束手段を備えることにより、照射スポットを調整することが可能となる。
本発明の美顔器は、美顔目的に適した波長帯域を記憶した目的波長テーブルと、単色LED光源の各出射光のピーク波長を記憶した光源波長テーブルと、被験者の美顔目的を入力させる目的入力手段と、目的入力手段により入力された美顔目的に適した波長帯域を、目的波長テーブルを参照して決定し、決定された波長帯域をカバーする単色LED光源を、光源波長テーブルを参照して決定する単色LED光源決定手段と、単色LED光源決定手段に基づいて決定された単色LED光源に切替える光源切替え手段とを備えることを特徴とする。
上記の構成を備えることにより、被験者の美顔目的を入力するだけで、美顔目的に合ったピーク波長の単色光を適切に選択し照射することが可能となる。
本発明の美顔器は、上記の目的入力手段において、美顔目的は、美白、毛穴の引き締め、保湿、肌の引き締め、シワの削減、シミの削減、くすみの削減、くまの削減、活性化ニキビの抑制の群から選択されることが好ましい。
これらの美顔目的は、本発明者のこれまでの研究により、被験者のニーズのあるものとして分類されたものである。
本発明の美顔器において、上記の目的波長テーブルは、美白は青色、毛穴の引き締めは青色、保湿は緑色、肌の引き締めは赤色、シワの削減は赤色、シミの削減は青色、くすみの削減は緑色、くまの削減は赤色、活性化ニキビの抑制は青色に設定されることが好ましい。
近年の研究により、美顔目的に応じて、最も美顔効果が得られる単色光の最適波長が存在することが明らかとなっている。現時点では、美顔目的に応じた厳密な最適波長は見出されていないが、将来、治験を重ねて見出す予定である。
そこで、現状では、実際に被験者を用いて臨床実験を行った結果を基に、赤青緑の3色の単色光の内、各美顔目的の最適波長に最も近いと考えられる単色光を設定したものとなっている。
本発明の美顔器は、被験者の年齢を入力させる年齢入力手段を更に備え、入力された年齢に応じて、美顔目的を絞り込むことが好ましい。
例えば、40歳未満の被験者であれば、シワの削減の必要性は低く、逆に40歳以上の被験者であれば、シワの削減の必要性は高いというように、年齢に応じて美顔目的を絞り込むことで、美顔目的の選択をより容易にすることができる。
本発明の美顔器は、照射時間を入力させる照射時間入力手段を更に備え、入力された照射時間経過後に単色LED光源による照射を終えることが好ましい。
照射時間の設定が可能とされることにより、施術の安全性及び利便性が向上する。
本発明の美顔器において、上記の目的波長テーブルには、美顔目的に適した波長帯域と、照射エネルギーが記憶され、上記の目的入力手段から入力された美顔目的に応じて照射エネルギーを調整することが好ましい。
かかる構成とされることにより、美顔目的に応じた、最適な波長とその波長毎の照射エネルギーに調整し、美顔効果を高めることができる。
本発明の美顔器において、拡散手段は、シリンドリカルレンズ、拡散板、拡散シート、拡散レンズの群から少なくとも1つ用いたものであり、集束手段は、凸レンズ又はプリズムシートを用いたものであることが好ましい。
拡散手段としては、光量の減衰を最小限に抑える観点から拡散レンズが好適に用いることができる。また、単色レーザーダイオード光源の場合は、指向性が強い光を大面積に拡散させるといった観点から、シリンドリカルレンズ、拡散板若しくは拡散レンズの中から少なくとも1つ用いたものが好適である。
また、シリンドリカルレンズを拡散手段に用いる場合は、2枚のシリンドリカルレンズを各々のレンズが直交する方向に配置して使用する。一般に、シリンドリカルレンズは、一方向のみの倍率調整が必要な用途に使われ、一方向に結像するだけであるが球面レンズと同じ結像公式が成立するため、1枚目のシリンドリカルレンズでビームを一方向についてコリメートし、それから2枚目のシリンドリカルレンズでそれと直交する方向についてもコリメートして使用する。なお、シリンドリカルレンズを拡散手段に用いて、さらに拡散レンズ、拡散板などを併用しても構わない。
また、上記の集束手段が、凸レンズ又はプリズムシートを用いたものとされることにより、効果的に、局所的な照射を行うことが可能となる。
本発明の美顔器によれば、美顔目的に合わせて、簡易に、照射すべき適切な光源を選択でき、美白、毛穴の引き締め、保湿、肌の引き締め、シワの削減、シミの削減、くすみの削減、くまの削減、活性化ニキビの抑制を実現できるといった効果を有する。
美顔器の使用フロー図 美白効果の比較データ 毛穴の引き締め効果の比較データ 保湿効果の比較データ 肌の引き締め効果の比較データ シワの削減効果の比較データ シミの削減効果の比較データ くすみの削減効果の比較データ くまの削減効果の比較データ 活性化ニキビの抑制効果の比較データ 実施例1の美顔器の構造図 実施例1の美顔器の断面図 実施例1の美顔器の機能ブロック図 実施例1の美顔器の装置イメージ図 シワの削減効果の半値幅毎の比較グラフ 美白効果の半値幅毎の比較グラフ 保湿効果の半値幅毎の比較グラフ
以下、本発明の実施形態の一例を、図面を参照しながら詳細に説明していく。なお、本発明の範囲は、以下の実施例や図示例に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
まず、本発明の美顔器の一実施態様について説明する。
図11は美顔器に用いるLEDの構造図である。また、図12は美顔器に用いるLEDの断面図(図11のA−A´の断面)である。
図11はLEDを正面から見た様子を描いており、1個のLED4が基板上に配置されている。LED4は、LEDチップ2とLED基板3で構成されている。
図12に示すLED断面図(図11のA−A´の断面)から判るように、基板7の上に配線されたプラス(+)極電源ライン6aとマイナス(−)極電源ライン6bの上にLED基板3が配置されている。LED基板3の上にはLEDチップ2があり、LEDチップ2から光が照射される。
図11及び12では、図示していないが、美顔器1のLED4は、下表1に示すピーク波長と半値幅特性を有する、青色LED光源、緑色LED光源、赤色LED光源の3つのLED4が切替えられる構造となっている。半値幅の調整は、LEDの半値幅特性によりバンドパスフィルタを用いることなく実現できたものである。
図1は、本発明の美顔器の使用フロー図を示している。
美顔目的を入力する(S01)。設定テーブルからピーク波長を読込む(S02)。読込んだピーク波長の単色光に切替る(S03)。
図13は、実施例1の美顔器の機能ブロック図を示している。図13に示すように、本発明の美顔器には、単色LED光源決定手段20と光源切替え手段30が備えられている。単色LED光源決定手段30には、目的入力手段21及び設定テーブル24が設けられ、設定テーブル24は、目的波長テーブル22及び光源波長テーブル23から成る。目的入力手段21において、被験者の美顔目的を入力させると、入力された美顔目的に適した波長帯域を、目的波長テーブル22を参照して決定する。波長帯域が決定されると、該波長帯域をカバーする単色LED光源を、光源波長テーブル23を参照して決定する。
かかる方法により、単色LED光源が決定された後、光源切替え手段30によって該当する単色LED光源に切替えが行われる。
図14は、実施例1の美顔器の装置イメージ図を示している。図14に示すように、美顔器1は、本体8及び照射ユニット10から成り、本体8と照射ユニット10は、ケーブル14で接続されている。
本体8には、ディスプレイ8a、電源ボタン9a、照射量調整ボタン9b及びタイマーボタン9cが設けられ、使用する際には、まず電源ボタン9aを押下して美顔器1を起動する。美顔器1が起動すると、ディスプレイ8a上に美顔目的の一覧が表示される。ディスプレイ8aはタッチパネル方式となっており、使用者は一覧から美顔目的を選択し、タッチパネルを操作して、美顔目的に適したLED光源に切替える。図14に示すように、被験者12の頬にはシミ13が存在し、シミの削減が美容目的となっている。そのため、ここでは、タッチパネルを操作して、シミの削減を選択し、シミの削減に適したLED光源に切替える。
照射ユニット10の内部には、図示しないが、青色LED光源、緑色LED光源、赤色LED光源の3つのLEDが設けられており、本体8における切替え操作に応じて切り替わる構造である。
照射ユニット10には、照射ボタン10aが設けられており、LED光11の照射は照射ボタン10aの押下によって行う。照射ボタン10aは、基本的には、一度押下すると照射が開始し、もう一度押下すると照射が終了する構造であるが、タイマー機能を使用する場合には、一度押下して照射が開始した後、一定時間経過すると自動的に照射が終了する。また、タッチパネル上の操作で、照射開始から一定時間経過後に自動的に別のLEDに切替えるモードとすることも可能である。
図14に示すように、照射ユニット10を把持し、照射ユニット10の先端を被験者12のシミ13に向け、照射ボタン10aを押下して、LED光11を照射する。被験者12のシミ13に一定時間LED光11が照射されることにより、美顔効果が得られる。
照射時間については、美顔目的を選択すると、自動的に適切な照射時間が決定されるが、15〜60分の範囲で、手動で設定することも可能である。照射するLEDの種類は複数選択することが可能で、選択した順に照射が行われる。一旦開始した後に、照射を一時停止する場合には、照射ボタン10aを押下する。また、照射を中止する場合には、照射ボタン10aを押下後、さらに電源ボタン9aを押下する。
照射エネルギーについては、美顔目的を選択すると、自動的に適切な照射エネルギー量が決定されるが、照射量調整ボタン9bを押下して調整することも可能である。照射エネルギーは、照射開始前に予めタッチパネルを操作して設定することもできるし、照射中に照射量調整ボタン9b或はタッチパネルを操作して変更することも可能である。
次に、本発明の美顔器のLED照射メニューについて説明する。
LED照射メニューは、基本的には美顔目的を選択することで自動的に設定されるが、美顔目的に応じて、手動で調整することも可能である。
例えば、1つの美顔目的だけを選択した場合には、その美顔目的に最適な波長を有するLEDが1つ或は2つ選択される。LEDが1つだけ選択された場合には、該LEDの照射時間を選択する。照射時間は、5〜60分の範囲で、5分刻みで、選択することが可能である。また、数値を入力することで、1〜60分の範囲で、1分単位での照射時間の設定も可能である。これに対して、LEDが2つ選択された場合には、それぞれのLEDの照射時間を選択する。照射時間の選択は、LEDが1つ選択された場合と同様である。それぞれのLEDの照射時間の選択が完了し、照射を開始すると、最初に選択されたLEDから照射が開始し、設定時間経過後、もう1つのLEDの照射が開始する。
また、複数の美顔目的を選択した場合には、その美顔目的に最適な波長を有するLEDが重複して選択されることがあり、かかる場合には、照射を長く設定してもよい。
照射エネルギーは、基本的には、顔の照射部位のエネルギーが1.0J/cm以下となるように調整するが、例えば、被験者が肌荒れしやすい体質である場合には、0.5J/cm以下となるように調整して行う。
図2〜11は、ピーク波長域を470nmに調整した半値幅6nmの青色の超狭帯域光を照射したケース1、ピーク波長域を520nmに調整した半値幅6nmの緑色の超狭帯域光を照射したケース2、ピーク波長域を630nmに調整した半値幅6nmの赤色の超狭帯域光を照射したケース3の計3つのケースについて、それぞれ、美白効果、毛穴の引き締め効果、保湿効果、肌の引き締め効果、シワの削減効果、シミの削減効果、くすみの削減効果、くまの削減効果、活性化ニキビの抑制効果を比較したものである。
それぞれの比較データは、被験者100人に対して、延べ500回実施した結果を示している。それぞれのケースにおける著効率(%)を示した。
これらは、超狭帯域光を30分間照射した結果である。光源からの距離は10cm程度にした。
なお、前処理として化粧を必ず落とした。化粧水の使用は許容した。日焼け止めクリームは完全に除去した。
図2に示すように、美白については、青色の超狭帯域光を照射したケース1において、最も効果が得られたといえる。したがって、美顔目的を美白と設定した場合には、青色の超狭帯域光を照射するという設定テーブルを用意する。
図3に示すように、毛穴の引き締めについては、青色の超狭帯域光を照射したケース1において、最も効果が得られたといえる。したがって、美顔目的を毛穴の引き締めと設定した場合には、青色の超狭帯域光を照射するという設定テーブルを用意することになる。
図4に示すように、保湿については、緑色の超狭帯域光を照射したケース2において、最も効果が得られたといえる。したがって、美顔目的を保湿と設定した場合には、緑色の超狭帯域光を照射するという設定テーブルを用意することになる。
図5に示すように、肌の引き締めについては、赤色の超狭帯域光を照射したケース3において、最も効果が得られたといえる。したがって、美顔目的を肌の引き締めと設定した場合には、赤色の超狭帯域光を照射するという設定テーブルを用意することになる。
図6に示すように、シワの削減については、赤色の超狭帯域光を照射したケース3において、最も効果が得られたといえる。したがって、美顔目的をシワの削減と設定した場合には、赤色の超狭帯域光を照射するという設定テーブルを用意することになる。
図7に示すように、シミの削減については、青色の超狭帯域光を照射したケース1において、最も効果が得られたといえる。したがって、美顔目的をシミの削減と設定した場合には、青色の超狭帯域光を照射するという設定テーブルを用意することになる。
図8に示すように、くすみの削減については、緑色の超狭帯域光を照射したケース2において、最も効果が得られたといえる。したがって、美顔目的をくすみの削減と設定した場合には、緑色の超狭帯域光を照射するという設定テーブルを用意することになる。
図9に示すように、くまの削減については、赤色の超狭帯域光を照射したケース3において、最も効果が得られたといえる。したがって、美顔目的をくまの削減と設定した場合には、赤色の超狭帯域光を照射するという設定テーブルを用意することになる。
図10に示すように、活性化ニキビの抑制については、青色の超狭帯域光を照射したケース1において、最も効果が得られたといえる。したがって、美顔目的を活性化ニキビの抑制と設定した場合には、青色の超狭帯域光を照射するという設定テーブルを用意することになる。
このように、美白目的であれば青、くすみの削減目的であれば緑というように、予め美顔目的に合ったLED光源が設定されることで、美顔目的を入力するだけで、自動的に適切な光源に切替わることが可能となる。
近年の研究により、美顔目的に応じて、最も美顔効果が得られる単色光の最適波長が存在することが明らかとなっている。そのため、赤青緑の3色だけではなく、美顔目的毎の最適波長に、より近似したピーク波長を有する単色発光ダイオード光源が設けられることが好ましい。
しかしながら、全ての波長をピークにもつLED光源を美顔器に設置することは、現実的には困難である。そこで、本実施例の美顔器では、実施例1における美顔器とは異なり、赤青緑の3色について、それぞれ3つの異なるピーク波長を有するLED光源を装備して、より各美顔目的の最適波長に近いLED光源を選択させるようにし、美顔効果を高めることを実現する。
具体的には、青色の超狭帯域光については、ピーク波長がそれぞれ430nm、460nm、495nmで、半値幅6nmのLED光源を装備する。緑色の超狭帯域光については、ピーク波長がそれぞれ510nm、530nm、550nmで、半値幅6nmのLED光源を装備する。赤色の超狭帯域光については、ピーク波長がそれぞれ600nm、630nm、690nmで、半値幅6nmのLED光源を装備する。
下記表2〜11は、前述した3つのケースにおける有効率(%)、著効率(%)を示している。有効率(%)の記載を追加した以外は、実施例1において図2〜11を用いて説明した比較データと同様である。
下記表2〜11を基に、美顔目的毎の最適波長を推測して、上記9種類のLED光源から最も美顔効果が高いと思われるLED光源を選定する。
なお、本実施例における美顔目的毎の最適波長の推測は、あくまでも仮定の値であり、正確な最適波長は、今後の研究により明らかとなる。
下記表2は、美白効果についての比較表を示している。下記表2に示すように、美白効果については、青色の超狭帯域光を照射した場合の有効率が72%、緑色の超狭帯域光を照射した場合の有効率が66%、赤色の超狭帯域光を照射した場合の有効率が19%となっている。しかしながら、著効率に着目すると、青色の超狭帯域光を照射した場合の著効率が60%であるのに対して、緑色の超狭帯域光を照射した場合の著効率は19%と低く、赤色の超狭帯域光を照射した場合の有効率は0%となっている。これらから、青色の超狭帯域光の中でもより低い波長の超狭帯域光が有効であることがわかる。
そこで、美白効果についての最適波長は、420〜440nmであると推測する。
下記表3は、毛穴の引き締め効果についての比較表を示している。下記表3に示すように、毛穴の引き締め効果については、青色の超狭帯域光を照射した場合の著効率が38%と最も高く、青色の超狭帯域光が効果的であることがわかる。しかしながら、緑色の超狭帯域光を照射した場合の著効率が22%、赤色の超狭帯域光を照射した場合の著効率が13%となっており、有効率についても同様の傾向が見られる。すなわち、青色の超狭帯域光の中でも、美白目的の場合よりもやや高い波長の超狭帯域光が有効であるといえる。
そこで、毛穴の引き締め効果についての最適波長は、440〜465nmであると推測する。
下記表4は、保湿効果についての比較表を示している。下記表4に示すように、保湿効果については、緑色の超狭帯域光を照射した場合の著効率が63%と最も高く、緑色の超狭帯域光が効果的であることがわかる。しかしながら、青色の超狭帯域光を照射した場合の著効率が46%、赤色の超狭帯域光を照射した場合の著効率が19%となっており、有効率についても同様の傾向が見られる。すなわち、緑色の超狭帯域光の中でも、やや低い波長の超狭帯域光が有効であるといえる。
そこで、保湿効果についての最適波長は、500〜525nmであると推測する。
下記表5は、肌の引き締め効果についての比較表を示している。下記表5に示すように、肌の引き締め効果については、赤色の超狭帯域光を照射した場合の著効率が38%と最も高く、赤色の超狭帯域光が効果的であることがわかる。また、有効率についても、赤色の超狭帯域光を照射した場合の有効率が56%となっている。しかしながら、緑色の超狭帯域光を照射した場合の有効率と青色の超狭帯域光を照射した場合の有効率がいずれも41%となっており、赤色の超狭帯域光の中でも、より低い波長の超狭帯域光が有効であるといえる。
そこで、肌の引き締め効果についての最適波長は、580〜620nmであると推測する。
下記表6は、シワの削減効果についての比較表を示している。下記表6に示すように、シワの削減効果については、赤色の超狭帯域光を照射した場合の著効率が19%と最も高く、赤色の超狭帯域光が効果的であることがわかる。また、有効率についても、赤色の超狭帯域光を照射した場合の有効率が50%となっており、赤色の超狭帯域光の中でも、より高い波長の超狭帯域光が有効であるといえる。
そこで、シワの削減効果についての最適波長は、750〜800nmであると推測する。
下記表7は、しみの削減効果についての比較表を示している。下記表7に示すように、しみの削減効果については、青色の超狭帯域光を照射した場合の著効率が10%となっており、青色の超狭帯域光が効果的であることがわかる。しかしながら、有効率に着目すると、青色の超狭帯域光を照射した場合の有効率が18%、緑色の超狭帯域光を照射した場合の有効率が44%となっており、青色の超狭帯域光の中でも、より高い波長の超狭帯域光が有効であるといえる。
そこで、しみの削減効果についての最適波長は、470〜500nmであると推測する。
下記表8は、くすみの削減効果についての比較表を示している。下記表8に示すように、くすみの削減効果については、緑色の超狭帯域光を照射した場合の著効率が66%と最も高く、緑色の超狭帯域光が効果的であることがわかる。しかしながら、青色の超狭帯域光を照射した場合の著効率が54%、赤色の超狭帯域光を照射した場合の著効率が19%となっており、青色の超狭帯域光を照射した場合の著効率も比較的高いといえる。また、有効率に至っては、緑色の超狭帯域光を照射した場合の著効率が66%、青色の超狭帯域光を照射した場合の著効率が78%と、青色の超狭帯域光を照射した場合の方が高くなっている。したがって、緑色の超狭帯域光の中でも、やや低い波長の超狭帯域光が有効であるといえる。
そこで、くすみの削減効果についての最適波長は、505〜528nmであると推測する。
下記表9は、くまの削減効果についての比較表を示している。下記表9に示すように、くまの削減効果については、赤色の超狭帯域光を照射した場合の著効率が13%と最も高く、赤色の超狭帯域光が効果的であることがわかる。また、有効率についても、赤色の超狭帯域光を照射した場合の有効率が25%となっている。しかしながら、緑色の超狭帯域光を照射した場合の有効率が19%、青色の超狭帯域光を照射した場合の有効率が18%となっており、赤色の超狭帯域光の中でも、より低い波長の超狭帯域光が有効であるといえる。
そこで、くまの削減効果についての最適波長は、590〜630nmであると推測する。
下記表10は、活性化ニキビの抑制効果についての比較表を示している。下記表10に示すように、活性化ニキビの抑制効果については、青色の超狭帯域光を照射した場合の著効率が6%となっており、青色の超狭帯域光が効果的であることがわかる。しかしながら、有効率に着目すると、青色の超狭帯域光を照射した場合の有効率が15%、緑色の超狭帯域光を照射した場合の有効率が6%となっており、青色の超狭帯域光の中でも、中間程度の波長の超狭帯域光が有効であるといえる。
そこで、活性化ニキビの抑制効果についての最適波長は、435〜460nmであると推測する。
下記表11は、美顔目的毎の適切な超狭帯域光の色と最適波長を示した目的波長テーブルである。
美顔器において、美顔目的を入力すると、目的波長テーブルから最適波長を読込んで、読込んだ最適波長に最も近い超狭帯域光に切替えが行われる。
上記表11に示すように、美顔目的を美白と入力すると、460nmのピーク波長を有する青色の超狭帯域光に切替えられる。美顔目的を毛穴の引き締めと入力すると、460nmのピーク波長を有する青色の超狭帯域光に切替えられる。美顔目的を保湿と入力すると、518nmのピーク波長を有する緑色の超狭帯域光に切替えられる。美顔目的を肌の引き締めと入力すると、630nmのピーク波長を有する赤色の超狭帯域光に切替えられる。美顔目的をシワの削減と入力すると、660nmのピーク波長を有する赤色の超狭帯域光に切替えられる。美顔目的をシミの削減と入力すると、460nmのピーク波長を有する青色の超狭帯域光に切替えられる。美顔目的をくすみの削減と入力すると、518nmのピーク波長を有する緑色の超狭帯域光に切替えられる。美顔目的をくまの削減と入力すると、600nmのピーク波長を有する赤色の超狭帯域光に切替えられる。美顔目的を活性化ニキビの抑制と入力すると、430nmのピーク波長を有する青色の超狭帯域光に切替えられる。
なお、これらの超狭帯域光を照射するLEDは、1W(ワット)相当以上のものが好適に用いることができる。
本実施例においては、青色、緑色又は赤色の超狭帯域光の照射が効果的であると考えられる美顔目的の代表的なものを例にして、各美顔目的についての超狭帯域光の半値幅毎の比較を行う。なお、被験者の顔皮膚表面の光量は同等になる条件にして行っている。
図15は、シワの削減効果の半値幅毎の比較グラフを示している。前述のように、シワの削減を美顔目的とした場合、赤色の超狭帯域光が最適波長であるが、赤色の超狭帯域光を照射する場合について、半値幅を6nm、2.5nm又は1nmに調整して照射を行った。また、比較のため、半値幅を10nmに調整した赤色の狭帯域光についても照射を行った。
図15に示すように、半値幅を10nmに調整した場合に著効となった人数は19人、半値幅を6nmに調整した場合に著効となった人数は27人、半値幅を2.5nmに調整した場合に著効となった人数は48人(過半数)、半値幅を1nmに調整した場合に著効となった人数は79人となった(8割程度)。この結果から、赤色の超狭帯域光が最適波長である場合においては、半値幅を1nmに調整した場合が最も効果が高く、半値幅が狭ければ狭いほど効果が高いことが示された。
図16は、美白効果の半値幅毎の比較グラフを示している。前述のように、美白を美顔目的とした場合、青色の超狭帯域光が最適波長であるが、青色の超狭帯域光を照射する場合について、半値幅を6nmと2.5nmに調整して照射を行った。また、比較のため、半値幅を10nmに調整した青色の狭帯域光についても照射を行った。
図16に示すように、半値幅を10nmに調整した場合に著効となった人数は58人、半値幅を6nmに調整した場合に著効となった人数は76人、半値幅を2.5nmに調整した場合に著効となった人数は91人となった。この結果から、青色の超狭帯域光が最適波長である場合においては、半値幅を2.5nmに調整した場合が最も効果が高く、半値幅が狭ければ狭いほど効果が高いことが示された。
図17は、保湿効果の半値幅毎の比較グラフを示している。前述のように、保湿を美顔目的とした場合、緑色の超狭帯域光が最適波長であるが、緑色の超狭帯域光を照射する場合について、半値幅を6nmと2.5nmに調整して照射を行った。また、比較のため、半値幅を10nmに調整した緑色の狭帯域光についても照射を行った。
図17に示すように、半値幅を10nmに調整した場合に著効となった人数は63人、半値幅を6nmに調整した場合に著効となった人数は78人、半値幅を2.5nmに調整した場合に著効となった人数は89人となった。この結果から、緑色の超狭帯域光が最適波長である場合においては、半値幅を2.5nmに調整した場合が最も効果が高く、半値幅が狭ければ狭いほど効果が高いことが示された。
以上より、青色、緑色及び赤色の何れの超狭帯域光の照射についても、半値幅を6nm以下、好ましくは2.5nmに調整した場合がより効果が高く、半値幅が狭ければ狭いほど効果が高いことが推測される。特に、赤色では、半値幅を1nmにしたものが非常に効果が高いことがわかった。
本発明に係る美顔器は、種々の化粧水や美容液と組み合わせて使用したり、イオン導入法や超音波導入法と組み合わせる以外に、遠赤外線照射やマイナスイオン照射と組み合わせて使用したり、また、パルス静電磁場と併用することとしたりして、美肌、美顔など医療やエステティック産業に利用できる。
1 美顔器
2 LEDチップ
3 LED基板
4 LED
5 ハウジング
6a,6b 電極
7 基板
8 本体
8a ディスプレイ
9a 電源ボタン
9b 照射量調整ボタン
9c タイマーボタン
10 照射ユニット
10a 照射ボタン
11 LED光
12 被験者
13 シミ
14 ケーブル
20 単色LED光源決定手段
21 目的入力手段
22 目的波長テーブル
23 光源波長テーブル
24 設定テーブル
30 光源切替え手段

Claims (7)

  1. 土類添加GaAs,希土類添加GaNから選択される化合物半導体のバンドギャップの大きさに依存する波長で、半値幅6nm以下の単色光を出射する単色LED光源と、
    美顔目的に適した波長帯域を記憶した目的波長テーブルと、
    前記単色LED光源の各出射光のピーク波長を記憶した光源波長テーブルと、
    被験者の美顔目的を入力させる目的入力手段と、
    目的入力手段により入力された美顔目的に適した波長帯域を、目的波長テーブルを参照して決定し、決定された波長帯域をカバーする前記単色LED光源を、光源波長テーブルを参照して決定する単色LED光源決定手段と、
    単色LED光源決定手段に基づいて決定された前記単色LED光源に切替える光源切替え手段、
    を備え、
    前記単色LED光源は、それ自体で半値幅6nm以下の単色光を出射し得るものであり、
    前記単色光は、
    美白、毛穴の引き締め、シミの削減、活性化ニキビの抑制の何れかの美顔目的に用いられる410〜490nmの範囲にピーク波長を有する青色光と、
    保湿、くすみの削減の何れかの美顔目的に用いられる510〜560nmの範囲にピーク波長を有する緑色光、及び、
    肌の引き締め、シワの削減、くまの削減の何れかの美顔目的に用いられる610〜660nmの範囲にピーク波長を有する赤色光の少なくとも1色であり、
    前記目的入力手段において、
    前記美顔目的は、美白、毛穴の引き締め、保湿、肌の引き締め、シワの削減、シミの削減、くすみの削減、くまの削減、活性化ニキビの抑制の群から選択され、
    前記目的波長テーブルは、美白は青色、毛穴の引き締めは青色、保湿は緑色、肌の引き締めは赤色、シワの削減は赤色、シミの削減は青色、くすみの削減は緑色、くまの削減は赤色、活性化ニキビの抑制は青色、に設定され、
    所望の美顔目的に適した光を出射することを特徴とする美顔器。
  2. 前記単色LED光源の半値幅は、2.5nm以下であることを特徴とする請求項1に記載の美顔器。
  3. 前記単色LED光源の半値幅は、1.0nm以下であることを特徴とする請求項の美顔器。
  4. 前記単色LED光源から出射された単色光を拡散させ照射面積を増大させ得る拡散手段、又は、前記拡散手段と照射面積を調整する集束手段、を更に備え、美顔目的に応じて照射面積を調整し得ることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の美顔器。
  5. 照射時間を入力させる照射時間入力手段を更に備え、
    入力された照射時間経過後に前記単色LED光源による照射を終えることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の美顔器。
  6. 上記の目的波長テーブルには、美顔目的に適した波長帯域と、照射エネルギーが記憶され、上記の目的入力手段から入力された美顔目的に応じて照射エネルギーを調整することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の美顔器。
  7. 前記拡散手段は、シリンドリカルレンズ、拡散板、拡散シート、拡散レンズの群から少なくとも1つ用いたものであり、
    前記集束手段は、凸レンズ又はプリズムシートを用いたものであることを特徴とする請求項に記載の美顔器。
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