JP6731278B2 - 金属箔積層装置及び金属箔積層方法 - Google Patents

金属箔積層装置及び金属箔積層方法 Download PDF

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本発明は、金属箔を吸着搬送して積層する金属箔積層装置、及び金属箔積層方法に関する。
従来から、プリント配線基板の配線パターン等に使用される銅箔は、ロール状に巻かれており、プリント配線基板の製造工程において使用される前に所望の寸法に切り出され、所望の位置などに積み重ねられて準備されることになる。この際、銅箔の厚みは数十〜百μm程度であることから、当該銅箔を挟持して搬送することについて銅箔の破損等を考慮する必要性が低く、吸引によって銅箔を吸着する吸着装置を備える搬送装置が一般的に使用される。
吸着装置としては、比較的に大型の吸盤を備えるものが使用されていたが、銅箔の厚みが50μm以下になると、銅箔の吸引部分において銅箔が撓み、当該銅箔にしわが発生する問題があった。当該問題を解決するために、多数の小孔を介して銅箔を吸引することにより、当該銅箔の撓みを防止することが、特許文献1において開示されている。
また、銅箔を積層する際に、銅箔の厚みが比較的に大きい場合には銅箔の自重によって銅箔間の空気が排出されて空気が残留することがなくなるが、銅箔の厚みが比較的に小さい場合には銅箔の自重では空気の排出が十分に行われず、銅箔間に空気が残留する問題があった。当該問題を解決するために、銅箔間の空気を排出するための装置を銅箔の積層する位置に設けた積層装置が、特許文献2において開示されている。
特開平06−171778号公報 特開平05−243788号公報
近年においては、積層される銅箔の厚みが10μm以下となる場合もあり、銅箔のしわの発生の防止、及び銅箔間の空気の残留の防止をより確実に行うことが要求されている。しかしながら、特許文献1に開示された吸着装置では50μm程度の厚みを備える銅箔までしか対応できず、上述した要求に対して十分に対応することができない。また、特許文献2においては、銅箔が積層される組立てプレートの周囲に空気の吸引をなす吸引機構が設けられているため、銅箔の中央部分における空気を十分に排出することができず、上述した要求に対して十分に対応することができない。更に、特許文献2においては、空気を排出するための装置を複数設ける必要があり、設備コストが上昇する問題もある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、設備コストを低減しつつも、銅箔搬送時における銅箔のしわの発生、及び銅箔の積層時における銅箔間の空気の残留を防止することができる金属箔積層装置及び金属箔積層方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の金属箔積層装置は、準備された金属箔を準備位置から所定の積層位置へ搬送して積層する金属箔積層装置であって、外気を吸引して着脱自在に前記金属箔を吸着する吸着部と、前記準備位置及び前記積層位置において、前記吸着部を鉛直方向に移動自在に支持する第1吸着部移動機構と、前記準備位置から前記積層位置において、前記吸着部を水平方向に移動自在に支持する第2吸着部移動機構と、前記積層位置において積層された前記金属箔の上方から気体を吹き付ける吹き付け部と、を有し、前記吸着部は、直径1mm以下の複数の吸引口を備える少なくも1つの吸着パッドを含んでいる。
本発明に係る金属箔積層装置は、直径1mm以下の複数の吸引口を備える少なくも1つの吸着パッドを含む吸着部を有しているため、厚みが6μm以下の金属箔であってもしわを発生することなく、確実且つ強固に金属箔を吸着し搬送することができる。また、本発明に係る金属箔積層装置は、積層位置に載置された金属箔の上方から空気を吹き付ける吹き付け部を有しているため、載置された金属箔と載置面との間に残留する空気を確実に除去することができる。
上述した金属箔積層装置において、前記吹き付け部は、複数の吹き出し口が並設された棒状のノズルを備えていてもよい。これにより、金属箔の表面全体に対して気体を短時間で確実に吹き付けることができ、積層位置の載置面と金属箔との間に残留する空気を確実且つ短時間に除去することができる。
上述したノズルを備える金属箔積層装置において、前記積層位置において、前記ノズルを鉛直方向に移動自在に支持する第1ノズル移動機構と、前記積層位置において、前記ノズルを水平方向に移動自在に支持する第2ノズル移動機構と、を更に有していてもよい。これにより、金属箔に対する気体の吹き付けを自動化することができる。
上述したノズルの移動機構を有する金属箔積層装置において、前記吸着部及び前記吹き付け部は連結され、前記第2吸着部移動機構及び前記第2ノズル移動機構は共通化されていてもよい。これにより、金属箔積層装置の部品数を削減し、コストの低減を図ることができる。
上述した金属箔積層装置のいずれかにおいて、前記吸着部は、前記金属箔の外縁領域及び内側領域のそれぞれに対して前記吸着パッドが位置する配置構成を有してもよい。これにより、金属箔を確実且つ強固に吸着して搬送することができる。
上述した金属箔積層装置のいずれかにおいて、前記吸着パッドは、樹脂体、又は表面を樹脂フィルムで覆ったゴムからなってもよい。これにより、吸着部による吸着を停止した場合に、吸着した金属箔を吸着部から即時に離間して載置することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の金属箔積層方法は、準備された金属箔を準備位置から所定の積層位置へ搬送して積層する金属箔積層方法であって、直径1mm以下の複数の吸引口を備える少なくも1つの吸着パッド含む吸着部を、前記準備位置に準備された前記金属箔に向けて移動し、前記吸着パッドを前記金属箔に当接する第1移動工程と、前記吸着部による吸引を開始して前記金属箔を吸着する吸着工程と、前記金属箔を吸着した状態で前記吸着部を前記準備位置から前記積層位置に移動する第2移動工程と、前記吸着部による吸引を停止して前記金属箔を前記積層位置に載置する載置工程と、載置された前記金属箔の上方から気体を吹き付け、前記金属箔と載置面との間に残留する気体を除去する気体除去工程と、を有することである。
本発明に係る金属箔積層方法は、直径1mm以下の複数の吸引口を備える少なくも1つの吸着パッドを含む吸着部が使用されるため、厚みが6μm以下の金属箔であってもしわを発生することなく、確実且つ強固に金属箔を吸着し搬送することができる。また、本発明に係る金属箔積層方法は、積層位置に載置された金属箔の上方から空気を吹き付ける吹き付け部を使用するため、載置された金属箔と載置面との間に残留する空気を確実に除去することができる。
上述した金属箔積層方法において、前記気体除去工程では複数の吹き出し口が並設された棒状のノズルから前記金属箔に向けて気体を吹き付けてもよい。これにより、金属箔の表面全体に対して気体を短時間で確実に吹き付けることができ、積層位置の載置面と金属箔との間に残留する空気を確実且つ短時間に除去することができる。
上述したノズルを使用する金属箔積層方法において、前記気体除去工程では前記金属箔の一端から他端に向けて前記ノズルを移動させつつ気体を吹き付けてもよい。これにより、金属箔の表面全体に対して気体をより短時間で確実に吹き付けることができ、積層位置の載置面と金属箔との間に残留する空気をより短時間であって確実且つ容易に除去することができる。
上述した金属箔積層方法のいずれかにおいて、前記第1移動工程では前記金属箔の外縁領域及び内側領域のそれぞれに対して前記吸着パッドを当接することである。これにより、金属箔を確実且つ強固に吸着して搬送することができる。
上述した金属箔積層方法のいずれかにおいて、前記吸着工程における吸着圧力は、−60〜−90KPaであってもよい。これにより、金属箔をより確実且つ強固に吸着して搬送することができる。
本発明に係る金属箔積層装置及び金属箔積層方法においては、設備コストを低減しつつも、銅箔搬送時における銅箔のしわの発生、及び銅箔の積層時における銅箔間の空気の残留を防止することができる。
実施例に係る金属箔積層装置の側面図である。 実施例に係る金属箔積層装置の上面図である。 実施例に係る金属箔積層装置を構成する吸着部の部分側面図である。 実施例に係る金属箔積層装置を構成する吸着部の吸着面図である。 図4における線V−Vに沿った断面図である。 実施例に係る金属箔積層装置を構成する吹き付け部の部分側面図である。 実施例に係る金属箔積層装置を構成する吹き付け部の吹き付け面図である。 図7における線VIII−VIIIに沿った断面図である。 本実施例に係る金属箔積層方法の各工程を示す概略図である。 実施例に係る金属箔積層方法の各工程を示す概略図である。 変形例に係る吹き付け体の斜視図である。 変形例に係る吹き付け体の吹き付け面図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について、実施例に基づき詳細に説明する。なお、本発明は以下に説明する内容に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において任意に変更して実施することが可能である。また、実施例で用いる様々な数値は、一例を示す場合もあり、必要に応じて様々に変更することが可能である。
<実施例>
先ず、本発明の実施例に係る金属箔積層装置について、図1乃至図8を参照しつつ詳細に説明する。ここで、図1は本実施例に係る金属箔積層装置の側面図であり、図2は本実施例に係る金属箔積層装置の上面図である。また、図3は本実施例に係る金属箔積層装置を構成する吸着部の部分側面図であり、図4は本実施例に係る金属箔積層装置を構成する吸着部の吸着面図であり、図5は図4における線V−Vに沿った断面図である。更に、図6は本実施例に係る金属箔積層装置を構成する吹き付け部の部分側面図であり、図7は本実施例に係る金属箔積層装置を構成する吹き付け部の吹き付け面図であり、図8は図7における線VIII−VIIIに沿った断面図である。
図1及び図2から分かるように、金属箔積層装置10は、2本の脚板11a、11b、当該脚板11a、11bに一端部から鉛直方向に延在する2本の柱体12a、12b、及び当該柱体12a、12bを接続する接続レール13を有している。また、金属箔積層装置10は、準備された金属箔A(図2において破線で示す)を吸着する吸着部14、並びに金属箔Aに対して空気を吹き付ける吹き付け部15、当該吸着部14及び吹き付け部15を連結して支持する支持部16を有している。更に、金属箔積層装置10は、支持部16によって支持された状態の吸着部14及び吹き付け部15を接続レール13に沿って水平方向に移動自在に支持する可動支持部17を有している。
ここで、金属箔Aとしては、厚みが6μmの銅箔が想定される。なお、アルミ箔、金箔、銀箔等の他の金属箔も、本実施例に係る金属箔積層装置10によって搬送して積層することも想定されており、積層される金属箔Aの材料は限定されない。また、金属箔Aの厚みは、6μm以下に選択することもでき、6μm以上に選択することもできる。
脚板11a、11b、柱体12a、12、及び接続レール13は、比較的に強固な材料(例えば、鉄等の金属)から構成されている。また、これらの部材は、溶接又はネジ等の接続部材を用いて互いに接合されている。更に、図2に示すように、脚板11a、11b、及び接続レール13によって囲まれた部材設置領域18内に、吸着部14、吹き付け部15、及び支持部16が配設されている。そして、当該部材設置領域18において、破線で示された金属箔Aが配設されている位置は、金属箔Aが1枚ずつ準備される準備位置21に該当する。一方、当該準備位置21に並設されて、金属箔Aが積層される積層位置22(図2において一点鎖線で示す)が当該部材設置領域18内に設けられている。
本実施例に係る金属箔積層装置10は、ロール状に巻かれた金属箔Aを裁断する裁断機(図示せず)に接続されている。当該切断機は、部材設置領域18の外側領域に設けられる。より具体的には、当該切断機は、接続レール13を対称軸として準備位置21と線対称となる位置であって且つ準備位置21の近傍に設けられてもよい。これにより、コンベアー等の他の搬送装置を使用することなく、切断した金属箔Aを容易に準備位置21に配置することができる。例えば、金属箔Aは、ロール状に巻かれた位置から準備位置21に向けて引き出され、その後に当該切断機によって切断されることにより、準備位置21に準備されることになる。
図1及び図2から分かるように、支持部16は、可動支持部17に接続された鉛直方向移動機構31、当該鉛直方向移動機構31に接続された2本の第1支持片32、第1支持片32のそれぞれに接続された2つの第2支持片33、及び第2支持片33に接続された第3支持片34を備えている。ここで、第1支持片32、第2支持片及び第3支持片34は、比較的に強固な金属材料(例えば、鉄)から構成され、溶接等によって接合されてもよく、ネジ等の接続部材を用いて接合されていてもよい。これにより、第1支持片32、第2支持片及び第3支持片34から、1つの支持体35が構成されている。
鉛直方向移動機構31は、支持体35を鉛直方向に対して移動可能にしている。鉛直方向移動機構31は、1つの部材から構成されるのではなく、複数の部材が組み合わせて構成されており、公知の機械的な移動機構である。例えば、鉛直方向移動機構31は、内蔵されている可動棒(図示せず)が鉛直方向に移動することによって支持体35を鉛直方向に移動可能にしてもよく、或いは構成部材の1つが鉛直方向に伸縮することによって支持体35を鉛直方向に移動可能にしてもよい。
2本の第1支持片32は、互いに平行となるように、鉛直方向移動機構31から準備位置21に向って延在するように設置されている。また、2本の第2支持片33は、第1支持片32の鉛直方向移動機構31に接続された端部とは反対側の端部に接合され、鉛直方向に延在するように設置されている。更に、第3支持片34は、接続レール13と平行となるように、準備位置21の一端から他端に向けて延在するように設置されている。
吸着部14は、外気を吸引して着脱自在に金属箔Aを吸着する装置である。具体的に、図1及び図2から分かるように、吸着部14は、第3支持片34の両端に接合された2本の支持片41、及び支持片41の各端部に接続された4つの可動支持体(第1吸着部移動機構)42、可動支持体42に接続された8個の吸着体43を備えている。支持片41は、比較的に強固な金属材料(例えば、鉄)から構成され、溶接等によって第3支持片34に接合されてもよく、ネジ等の接続部材を用いて第3支持片34に接合されていてもよい。
可動支持体42は、吸着体43を鉛直方向に対して移動自在に支持している。可動支持体42は、鉛直方向移動機構31と同様に複数の部材が組み合わせて構成されており、公知の機械的な移動機構を備えている。例えば、可動支持体42は、鉛直方向に伸縮することができる構造を備えていてもよく、或いは鉛直方向に移動可能な可動棒(図示せず)によって当該移動機構が構成されていてもよい。このような可動支持体42により、吸着体43のみを鉛直方向に対して移動することができる。また、本実施例においては、2つの吸着体43に対して1つの可動支持体42が設けられているため、吸着体43の鉛直方向の位置決め精度が向上されている。なお、各吸着体43に対して可動支持体42を設け、更なる位置決め精度の向上を図ってもよい。
図3に示すように、吸着体43は、筐体45、筐体45に取り付けられた吸着パッド46を有している。ここで、吸着パッド46は、ゴム46a及びゴム46aの表面を被覆する樹脂フィルム46bから構成されている。また、吸着体43は、筐体45の一端面(吸着パッド46が設置された面と反対の面)に、取付け治具47によってチューブ48が接続されている。更に、筐体45と吸着パッド46とは、ネジ等の接続部材によって接合されてもよく、或いは接着材を用いて接合されていてもよい。そして、樹脂フィルム46bは粘着性を備えることにより、ゴム46aの表面に貼り付けられている。このような樹脂フィルム46bを備える吸着パッド46の構造により、吸引を停止すると、吸着した金属箔Aを瞬時に離間することが可能になる。すなわち、吸引を停止した場合において、金属箔Aが吸着パッド46に貼り付き続けることを防止することができる。
なお、本実施例においては、表面を樹脂フィルム46bで覆ったゴム46aにより吸着パッド46を構成したが、所望の強度及び耐熱性を備える樹脂体から吸着パッド46を構成してもよい。当該樹脂体としては、一般的なエンジニアリングプラスチックを用いることができ、例えば、ポリアセタール、MCナイロン、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)を材料として使用することができる。このような材料の使用により、吸引を停止した際に、吸着した金属箔Aを瞬時に離間すること可能になる。また、樹脂フィルム46bを使用しないことにより、樹脂フィルム46bの摩耗及び剥離の問題が生じなくなり、本装置の維持コストの低減を図ることができる。
図4及び図5から分かるように、吸着パッド46には、複数の吸引口51が形成されている。ここで、吸引口51のそれぞれは、ゴム46aに形成された第1貫通孔52と樹脂フィルム45bに形成された第2貫通孔53とが連通することにより構成されている。また、吸引口51の直径は1mm以下に設定されている。すなわち、第1貫通孔52及び第2貫通孔53の直径が1mm以下となる。吸引口51の直径をこのような比較的い小さい寸法に調整することにより、金属箔Aを吸着する際に、吸引口における金属箔Aの撓みを防止することができ、金属箔Aのしわの発生防止することが可能になる。本実施例においては、吸引口51がマトリックス状(5行×5列)に形成されているが、吸引口51の数量及び配置はこのように限定されることなく、金属箔Aの寸法や、必要となる吸引力に応じて適宜変更することができる。
また、図5に示すように、筐体45には、吸引口51同士を連通するとともにチューブ48の空洞48aに接続するための開口部54が形成されている。これにより、チューブ48の一端(吸着体43が接続されている端部とは反対側の端部)に接続された真空ポンプ(図示せず)を駆動させると、外気が吸引口51から吸引され、開口部54及び空洞48aを介して真空ポンプに到達することになる。このような外気の吸引によって金属箔Aの吸着が可能になる。なお、筐体45は単一の部材から構成されることに限定されず、複数の金属部材等をネジによって接合することによって構成されてもよい。
図2に示すように、吸着部14は、4個の吸着体43(吸着パッド46)が金属箔Aの外縁領域に位置し、残りの4個の吸着体43(吸着パッド46)が金属箔Aの内側領域に位置する配置構成を有している。より具体的には、外縁領域に位置する吸着体43は金属箔Aの四隅に配設され、内側領域に位置する吸着体43は当該四隅に位置する吸着体43に対して対角する位置に配設される。金属箔Aに対して吸着体43のこのような配置を行うことにより、金属箔Aの端部におけるダレ(撓み)を防止しつつも、金属箔Aを強固に吸着することが可能になる。本実施例においては、吸引口51がマトリックス状に並設されているため、金属箔Aに対して吸着パッド46の若干の位置ずれが生じたとしても、金属箔Aの外縁領域及び内側領域を確実に吸引することができ、金属箔Aの端部のダレを防止して、金属箔Aを強固に吸着することができる。これにより、金属箔Aの搬送時における位置ずれ及び吸着パッド46からの離間を防止することができる。
なお、各吸着体43に対しては、水平方向における位置決め調整機構を設けてもよい。これにより、金属箔Aの寸法及び形状に応じて、吸着する領域の最適化を図ることができる。このような場合であっても、金属箔Aの外縁領域と内側領域のそれぞれに吸着パッド46が当接するようにすることが好ましい。
吹き付け部15は、積層位置に配置又は積層された金属箔Aの上方から気体を吹き付ける装置である。本実施例においては、吹き付け部15が吹き付ける(すなわち、吹き付け部15から吹き出される)気体は空気が用いられているが、窒素ガス等の他のガスを使用してもよい。従って、本実施例において、吹き付け部15は、エアーノズルを備える装置が用いられている
具体的に、図1及び図2から分かるように、吹き付け部15は、第3支持片34の中央近傍に接合された可動支持体(第1ノズル移動機構)61、可動支持体61に接続された支持片62、支持片62に接続部材63を介して接合された棒状の吹き付け体(エアーノズル)64を備えている。可動支持体61は、吹き付け体64を鉛直方向に対して移動自在に支持している。可動支持体61は、可動支持体42と同様に複数の部材が組み合わせて構成されており、公知の機械的な移動機構を備えている。例えば、可動支持体61も、鉛直方向に伸縮することができる構造を備えていてもよく、或いは鉛直方向に移動可能な可動棒(図示せず)によって当該移動機構が構成されていてもよい。このような可動支持体61により、吹き付け体64のみを鉛直方向に対して移動することができる。
支持片62は、比較的に強固な金属材料(例えば、鉄)から構成され、溶接等によって可動支持体61の一端に接合されてもよく、ネジ等の接続部材を用いて可動支持体61の一端に接合されていてもよい。また、接続部材63は、支持片62と吹き付け体64を接合する部材であって、比較的に強固な金属材料(例えば、鉄)が使用されてもよく、弾性を備える他の材料が使用されてもよい。
図6に示すように、吹き付け体64は、第1筐体65と第2筐体66とが組み合わされた構造を有している。ここで、第1筐体65と第2筐体66とは、ネジ等の接続部材(図示せず)によって強固に接合されている。また、吹き付け体64は、第2筐体66の一端面(第1筐体65が設置された面と反対の面)に、取付け治具67によってチューブ68が接続されている。
図7及び図8から分かるように、第1筐体65の吹き付け面(すなわち、エアー吹き出し面)には、互いに平行に延在する2本の溝71が形成されている。また、溝71の底面には、溝71の延在方向に沿って並置された複数の吹き出し口72が形成されている。また、吹き出し口72の直径は約1mmである。吹き出し口72の直径及び数量は、金属箔Aの寸法及び厚み、並びに吹き付ける空気の圧力に応じて適宜設定することができる。なお、本実施例においては吹き出し口72を直径1mmの穴として形成したが、例えば幅0.01〜0.5mmのスリット状に形成してもよい。すなわち、本実施例における吹き出し口72をすべて連結した形状の開口を空気の吹き出し口としてもよい。
また、図8に示すように、第2筐体66には、吹き出し口72同士を連通するとともにチューブ68の空洞68aに接続するための開口部73が形成されている。これにより、チューブ68の一端(吹き付け体64が接続されている端部とは反対側の端部)に接続されたエアー供給装置(図示せず)を駆動させると、開口部73を経由して吹き出し口72から空気が排出されることになる。このように排出される空気を金属箔Aに吹き付けることにより、積層位置に設置された金属箔Aのしわを除去することが可能になる。
可動支持部17は、接続レール13に沿って吸着部14及び吹き付け部15を水平方向に移動自在に支持している。可動支持部17は、接続レール13に挟持しつつ移動できるように接続している。例えば、可動支持部17は、複数のローラ(図示せず)を介して接続レール13に移動自在に接続されていてもよい。本実施例においては、可動支持部17によって吸着部14及び吹き付け部15が水平方向に対して一体的に移動するため、可動支持部17が吸着部14を水平方向に移動自在に支持する移動機構(第2吸着部移動機構)、及び吹き付け部15を水平方向に移動自在に支持する移動機構(第2ノズル移動機構)を構成することになる。換言すると、吸着部14の水平方向用の移動機構と、吹き付け部15の水平方向用の移動機構とは共通化され、可動支持部17として設けられている。
なお、金属箔積層装置10を構成する各種の位置決め部材(すなわち、可動支持部17、鉛直方向移動機構31、可動支持体42、可動支持体61)は、制御装置(図示せず)に接続されており、当該制御装置からの指令に応じて各位置決めを自動的に行うことになる。
次に、図1、図2、図9及び図10を参照しつつ、本実施例に係る金属箔積層方法について説明する。なお、図9及び図10においては、金属箔積層装置10の吸着部14、吹き付け部15、支持部16以外については省略して図示している。また、吸着部14及び吹き付け部15に接続されているチューブ48、68も省略している。
先ず、図9(a)に示すように、テーブル状の準備位置21に金属箔Aを準備する。続いて、図9(a)において矢印で示すように、準備位置21に載置されている金属箔Aに向けて吸着部14を移動させる(第1移動工程)。具体的には、可動支持部17によって吸着部14の水平方向の位置を調整し、吸着パッド46の一部が金属箔Aの四隅の上方に位置するようにする。その後、鉛直方向移動機構31及び可動支持体42によって吸着体43(吸着パッド46)の鉛直方向の位置を調整する。この際、鉛直方向移動機構31の位置調整では吸着部14及び吹き付け部15が鉛直方向に移動するため、最終的な位置調整は可動支持体42によって行われる。
図9(b)に示すように、当該第1移動工程の実施により、吸着体43のみが金属箔Aに当接することになる。ここで、図2から分かるように、吸着体43の外側に位置する4つは金属箔Aの外縁領域の四隅に当接し、吸着体43の内側に位置する4つは金属箔Aの内側領域に当接することになる。その後、吸着部14による吸引を開始し、金属箔Aの吸着を行う(吸着工程)。ここで、吸着体43は金属箔Aを押さえつけるようにせず、吸着体43の自重による圧力のみが金属箔Aに加わるようにする。これにより、金属箔Aに無用な力が加わることがなくなり、吸着パッド46の接触痕等が金属箔Aにつくことがなくなる。
また、本実施例において、吸着部14の吸着圧力は、−60〜−90KPaとした。本実施例に係る吸着パッド46には、直径が約1mmの吸引口51がマトリックス状に多数形成されているため、このような比較的に高い吸着圧力を選択することができる。そして、このような高い吸着圧力を選択しても、吸引口51の直径が小さいため、吸引口51内に金属箔Aが入り込まず、金属箔Aに撓みやしわが発生することがない。このような高い吸着圧力による吸引により、金属箔Aを確実に吸引することが可能になる。特に、厚みが6μm以下の金属箔Aであっても、しわを発生することなく確実且つ強固に吸着することができる。なお、吸着部14の吸着圧力は、−60〜−90KPaに設定することが好ましいが、金属箔Aの寸法、並びに吸着パッド46の数量及び寸法に応じて、当該範囲外に適宜調整することもできる。
次に、図9(b)〜(d)に示すように、金属箔Aを吸着したままの状態で、吸着部14及び吹き付け部15をテーブル状の積層位置22に移動させる(第2移動工程)。具体的には、鉛直方向移動機構31及び可動支持体42によって吸着体43を鉛直上方に移動させる(図9(b))。続いて、可動支持部17によって吸着部14の水平方向の位置を調整し、金属箔Aを積層位置22の上方に配置する(図9(c))。更に、鉛直方向移動機構31及び可動支持体42によって金属箔Aの鉛直方向の位置を調整し、金属箔Aを積層位置22の上方近傍に配置する(図9(d))。この際、鉛直方向移動機構31の位置調整では吸着部14及び吹き付け部15が鉛直方向に移動するため、最終的な位置調整は可動支持体42によって行われる。また、当該最終的な位置調整がされた金属箔Aは、積層位置22に接触することなく、若干浮いていることが好ましい。これは、金属箔Aを載置する無用な力が金属箔Aに加わり、金属箔Aが破損することを防止するためである。なお、金属箔Aがすでに積層位置22に載置されている場合には、既に載置されている金属箔Aに対して、新たに積層する金属箔Aを接触しないように、当該最終的な位置調整がなされることが好ましい。
次に、図10(a)に示すように、吸着部14による吸引を停止し、金属箔Aを積層位置22に載置する(載置工程)。この際、金属箔Aは自重によって積層位置22まで落下するものの、図10(b)に示すように、積層位置22の表面(すなわち、載置面)と金属箔Aの裏面との間には空気が残留し、金属箔Aにしわが発生することになる。なお、金属箔Aが既に積層位置22に載置されている場合には、既に載置されている金属箔Aに対して新たな金属箔Aを積層するため、既に載置されている金属箔Aが新たな金属箔Aの積層位置となり、既に載置されている金属箔Aの表面(すなわち、載置面)と新たなに積層する金属箔Aの裏面と間に空気が残留することになる。
次に、載置された金属箔Aの上方から空気を吹き付け、金属箔Aと積層位置22との間に残留する空気を除去する(気体除去工程)。具体的には、図10(a)の矢印で示すように、鉛直方向移動機構31及び可動支持体42によって吸着部14及び吹き付け部15を鉛直上方に移動させ、続いて、可動支持部17によって吹き付け部15の水平方向の位置を調整し、吹き付け体64を金属箔Aの一端の上方に配置する。更に、鉛直方向移動機構31及び可動支持体61によって吹き付け体64の鉛直方向の位置を調整し、金属箔Aから少し離間する位置に配置する。その後、吹き付け体64から金属箔Aに向けて空気を排出しつつ、可動支持部17によって吹き付け体64を金属箔Aの一端から他端に向けて移動させる(図10(b)〜(d))。この際、吹き付け体64から所定の流量の空気が排出されるため、吹き付け体64は金属箔Aから所定の距離だけ離間した状態を維持しつつ、水平方向に移動することになる。
このような空気の吹き付けにより、金属箔Aと積層位置22との間に残留する空気が確実に除去されることになる。なお、既に載置されている金属箔Aの表面(すなわち、載置面)と新たなに積層する金属箔Aの裏面と間に空気が残留している場合であっても、当該空気の吹き付けにより、金属箔A間に残留する空気が確実に除去されることになる。
その後、新たな金属箔Aが準備位置21に準備され、上述した各工程が繰り返されることになる。これにより、積層位置22に載置された金属箔Aと新たに積層された金属箔Aとの間の空気も確実に除去することができることになる。
以上のように、本実施例に係る金属箔積層装置10は、直径1mm以下の複数の吸引口51を備える少なくも1つの吸着パッド46を含む吸着部14を有しているため、厚みが6μm以下の金属箔Aであってもしわを発生することなく、確実且つ強固に金属箔Aを吸着し搬送することができる。特に、このような吸引口をマトリックス状に多数設けることにより、吸着部14の吸着圧力を比較的に高く設定(−60〜−90KPa)することができ、金属箔Aのより確実且つ強固な吸着を実現することができる。
また、本実施例に係る金属箔積層装置10は、積層位置22に載置された金属箔Aの上方から空気を吹き付ける吹き付け部15を有しているため、載置された金属箔Aと載置面(テーブル状の積層位置22の表面又は金属箔Aの表面)との間に残留する空気を確実に除去することができる。特に、棒状の吹き付け体64を用いることにより、金属箔Aの全面に対して空気を短時間に吹き付けることが可能となり、当該残留する空気を確実かつ短時間に除去することができ、タクトタイムの短縮も実現することができる。
すなわち、本発明に係る金属箔積層装置10及びこれを用いた金属箔積層方法においては、設備コストを低減しつつも、銅箔搬送時における銅箔のしわの発生、及び銅箔の積層時における銅箔間の空気の残留の防止を図ることができる。
なお、上述した実施例においては、吹き付け体64の形状が棒状であったが、図11及び図12に示すような円盤状であってもよい。ここで、図11は変形例に係る吹き付け体の斜視図であり、図12は変形例に係る吹き付け体の吹き付け面図である。図11及び図12から分かるように、変形例に係る吹き付け体164は、1つの筐体165から構成されており、取付け治具167によってチューブ168が筐体165の一端の中央部に接続されている。
また、図12に示すように、筐体165の吹き付け面には環状の溝171が形成されており、当該溝171の形成領域の更に内側には3つの吹き出し口172が形成されている。例えば、吹き出し口172の直径は約1mmである。吹き付け体164は、吹き付け体64と比較して小型であるものの、吹き付け体64を水平方向に移動することにより、金属箔Aと載置面との間に残留する空気を確実に除去することができる。なお、吹き付け体164は吹き付け体64と同様に、支持機構によって支持されてつつ自動的に水平方向に移動するようにしてもよいが、金属箔積層装置10を実際に操作する操作者が、吹き付け体164を直接的に操作し、当該空気の除去を行ってもよい。
更に、金属箔Aの形状は四角形だけでなく、プリント配線基板の製造工程において供給される他の形状(例えば、円形、多角形)であることもある。このような場合には、吸着パッド46の配置構成を適宜変更することになる。
10 金属箔積層装置
11a、11b 脚板
12a、12b 柱体
13 接続レール
14 吸着部
15 吹き付け部
16 支持部
17 可動支持部(第2吸着部移動機構、第2ノズル移動機構)
18 部材設置領域
21 準備位置
22 積層位置
31 鉛直方向移動機構
32 第1支持片
33 第2支持片
34 第3支持片
35 支持体
41 支持片
42 可動支持体(第1吸着部移動機構)
43 吸着体
44 筐体
45 筐体
46 吸着パッド
47 取付け治具
48 チューブ
48a 空洞
51 吸引口
52 第1貫通孔
53 第2貫通孔
54 開口部
61 可動支持体(第1ノズル移動機構)
62 支持片
63 接続部材
64 吹き付け体
65 第1筐体
66 第2筐体
67 取付け治具
68 チューブ
68a 空洞
71 溝
71 底面
72 吹き出し口
73 開口部
164 吹き付け体
165 筐体
167 取付け治具
168 チューブ
168a 空洞
A 金属箔

Claims (5)

  1. 準備された金属箔を準備位置から所定の積層位置へ搬送して積層する金属箔積層装置であって、
    外気を吸引して着脱自在に前記金属箔を吸着する吸着部と、
    前記準備位置及び前記積層位置において、前記吸着部を鉛直方向に移動自在に支持する第1吸着部移動機構と、
    前記準備位置から前記積層位置において、前記吸着部を水平方向に移動自在に支持する第2吸着部移動機構と、
    前記積層位置において積層された前記金属箔の上方から気体を吹き付ける吹き付け部と、を有し、
    前記吸着部は、直径1mm以下の複数の吸引口を備える少なくも1つの吸着パッドを含み、
    前記吹き付け部は、複数の吹き出し口が並設された棒状のノズル
    前記積層位置において、前記ノズルを鉛直方向に移動自在に支持する第1ノズル移動機構と、
    前記積層位置において、前記ノズルを水平方向に移動自在に支持する第2ノズル移動機構と、を備え
    前記吹き付け部は、前記積層位置において前記金属箔の一端から他端に向けて前記ノズルが移動しつつ気体を吹き付け、
    前記ノズルの長さ方向は、水平面内において、前記ノズルの移動方向に対して垂直である、金属箔積層装置。
  2. 前記吸着部及び前記吹き付け部は連結され、
    前記第2吸着部移動機構及び前記第2ノズル移動機構は共通化されている請求項1に記載の金属箔積層装置。
  3. 前記吸着パッドは、樹脂体、又は表面を樹脂フィルムで覆ったゴムからなる請求項1又は2に記載の金属箔積層装置。
  4. 準備された金属箔を準備位置から所定の積層位置へ搬送して積層する金属箔積層方法であって、
    直径1mm以下の複数の吸引口を備える少なくも1つの吸着パッド含む吸着部を、前記準備位置に準備された前記金属箔に向けて移動し、前記吸着パッドを前記金属箔に当接する第1移動工程と、
    前記吸着部による吸引を開始して前記金属箔を吸着する吸着工程と、
    前記金属箔を吸着した状態で前記吸着部を前記準備位置から前記積層位置に移動する第2移動工程と、
    前記吸着部による吸引を停止して前記金属箔を前記積層位置に載置する載置工程と、
    載置された前記金属箔の上方から複数の吹き出し口が並設された棒状のノズルにより気体を吹き付け、前記金属箔と載置面との間に残留する気体を除去する気体除去工程と、を有し、
    前記気体除去工程においては、前記金属箔の一端から他端に向けて前記ノズルを移動させつつ気体を吹き付け、
    前記ノズルの長さ方向は、水平面内において、前記気体除去工程における移動方向に対して垂直である、金属箔積層方法。
  5. 前記吸着工程における吸着圧力は、−60〜−90KPaである請求項に記載の金属箔積層方法。
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