JP6730563B2 - 高圧受電設備 - Google Patents
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Description
この高圧受電設備には、電気料金が安価な深夜電力の時間帯に蓄電し、深夜電力の時間帯以外の時間帯に蓄電された電力を利用するための蓄電池が設けられることがある。
このような高圧受電設備の一例として、特許文献1,2に記載のものが知られている。
図1に示すように、高圧受電設備10は、キュービクルと称されるもので、店舗や施設、会社が入居するビルディングなどの建物に設置され、建物内で利用される電気機器へ電力を供給するものである。本実施の形態に係る高圧受電設備10は、コンビニエンスストア(以下、コンビニと略す。)Cに設置される。
変圧部20は、電力系統からの交流6600Vを受電して、3相200Vまたは単相100Vまたは200Vの交流に変圧する機能を備えている。
双方向電源部30は、変圧部20からの交流を、交流のまま、または、0Vから400Vまでの範囲で設定された電圧の直流に変圧して、コンビニC内の電気機器へ供給したり、変圧部20からの交流を直流に変換して蓄電池50を充電したり、蓄電池50からの直流を交流に変換、または直流の各電圧に変換して、コンビニC内の電気機器へ供給したりする機能を備えている。
また、双方向電源部30は、蓄電池50の充電状態を監視し、蓄電池50が満充電でなければ充電を行い、満充電であれば蓄電池50から放電させる機能を備えている。
蓄電池50は、リチウムイオン電池である。蓄電池50は、電気自動車で使用されるバッテリとすることができる。特に、蓄電池50は、充放電を繰り返すことにより、満充電時の容量(以下、蓄電容量と称す。)が定格まで充電できなくなり、満充電としても定格から20%以上低下した充電しかできなくなったものとすることができる。本実施の形態では、蓄電池50を充放電の繰り返しに強いリチウムイオン電池としているが、充電できれば他の蓄電池でもよい。
筐体110の右側面112にも扉112aが開閉可能に形成されている。筐体110の左側面113の上部には、開口部を下方に向けた換気扇付きのダクト113aが配置されている。
また、天面114は、支持用部材前部の2ヵ所と、後部の2ヵ所に支持用部材114bを有している。本実施の形態では、支持用部材114bとして、設備本体100を設置するときにクレーン車などにより吊り下げるための吊り下げ用金具を使用している。支持用部材114bは蓄電池50を底面側から支持するものである。支持用部材114bはアイボルトにより形成されている。
保護カバー60は、天面114を平面視したときの輪郭形状に合わせて、平面視矩形状の箱状に形成されて、蓄電池50を囲うカバー本体61と、カバー本体61内と外部とを連通する通気口62とを備えている。
蓋部611は箱部612に蝶ねじにより取付けられている。箱部612の床面61aには、蓄電池50と床面61aとの間に隙間S1を確保するための隙間部材6121が配置されている。
締結部材6122bは、嵌合部6122aの対向する側面に開設された貫通孔を貫通するボルトと、ボルトがねじ込まれるナットとにより形成されている。
吊り下げ部材614は、蓋部611を貫通した状態で、蓋部611に固定されている共に、その下端がナットにより台部613に接続固定されている。吊り下げ部材614は、アイボルトとすることができる。蓄電池50は、台部613に搭載され、台部613が隙間部材6121により支持され、保護カバー60が固定用部材6122を支持用部材114bに被せて支持されることで、天面114に沿って傾斜した状態で設置されている。
次に、締結部材6122bのボルトを、嵌合部6122aの側面から内部に進入させ、支持用部材114bのリング部分を挿通させた後に、反対側の側面から突出させる。そして、嵌合部6122aから突出したボルトのねじ部分にナットを締結することで、設備本体100に、蓄電池50が収納された保護カバー60を固定する。
支持用部材114bは、重量が重い設備本体100を吊り下げても耐えるように設備本体100の天面114に設けられているため、保護カバー60に収納された蓄電池50を支持用部材114bに載置しても、支持用部材114bは、しっかりと支持させることができる。
従って、蓄電池50からの放熱や伝熱により加熱された保護カバー60を、底面61bと天面114との隙間S2に放熱させることができる。また、支持用部材114bとして、設備本体100を吊り下げるときのアイボルトを利用することで、蓄電池50を支持させるための金具を新たに設ける必要が無い。
このとき、図8に示すように、カバー本体61の床面61aにはパンチンググリル6123が設けられているため、保護カバー60によって日陰になり、保護カバー60の上方や側方と比較して冷えた下方の空気(隙間S2の空気)が、パンチンググリル6123の通気孔を通じて保護カバー60の内部に進入する。そして、蓄電池50からの放熱によって加熱された空気は、保護カバー60内を上昇して、通気口62から排出させることで、蓄電池50を効率よく冷却することができる。
特に、コンビニCでは、24時間営業している店舗が多いため、コンビニCが所在する地域が停電になっても、食料を保存する冷蔵庫などを稼働させる必要がある。このような状況においては、高圧受電設備10では、停電になっても蓄電池50からコンビニCの電気機器に電源が供給できるため、被災したときには、コンビニCを被災地に暮らす住民の食料庫としても機能させることができる。
また、高圧受電設備10が普及すると、蓄電池50により電力需要が小さく、無駄となるおそれのある深夜電力を充電して、昼間に供給する施設が増えることになるため、再生可能エネルギーの利用拡大と、CO2の削減および電力の自給自足の環境が作れる。
また、蓄電池50として廃バッテリを再利用することで、新品の蓄電池を購入するより購入費用を抑えることができる。
蓄電池50が充放電を繰り返し、寿命となったときには、まず、保護カバー60の蓋部611を、蝶ねじを外すことにより、箱部612から外れせる状態とする。
次に、蓋部611から突出した吊り下げ部材614のリング状の頭部に、ワイヤのフックを掛け、ワイヤを巻き上げるクレーンによって引き上げる。そうすることで、吊り下げ部材614の下端に接続固定された台部613が引き上がる。
20 変圧部
30 双方向電源部
40 遠隔監視部
50 蓄電池
60 保護カバー
61 カバー本体
611 蓋部
612 箱部
6121 隙間部材
6121a 脚用部材
6121b 締結部材
6122 固定用部材
6122a 嵌合部
6122b 締結部材
6123 パンチンググリル
613 台部
614 吊り下げ部材
61a 床面
61b 底面
61c 背面
62 通気口
100 設備本体
110 筐体
111 前面
111a 扉
111b 窓
112 右側面
112a 扉
113 左側面
113a ダクト
114 天面
114b 支持用部材
114f 前部
114r 後部
C コンビニエンスストア
S1,S2 隙間
Claims (9)
- 電力系統からの電力を変圧して、需要者が使用する電気機器へ供給する内部機器が筐体に収納された設備本体と、前記電気機器への電力を蓄電する蓄電池とを備え、
前記蓄電池は、前記筐体の天面上に配置され、
前記天面は、前記天面と前記蓄電池との間に隙間が設けられた状態で、前記蓄電池の底面側を支持する支持用部材を有し、
前記支持用部材は、前記設備本体の吊り下げ用アイボルトである高圧受電設備。 - 前記蓄電池は、保護カバーにより収納された請求項1記載の高圧受電設備。
- 電力系統からの電力を変圧して、需要者が使用する電気機器へ供給する内部機器が筐体に収納された設備本体と、前記電気機器への電力を蓄電する蓄電池とを備え、
前記蓄電池は、前記筐体の天面上に配置され、
前記天面は、前記天面と前記蓄電池との間に隙間が設けられた状態で、前記蓄電池の底面側を支持する支持用部材を有し、
前記蓄電池は、保護カバーにより収納され、
前記保護カバーの底面には、前記支持用部材に被さる箱状の嵌合部と、前記嵌合部と支持用部材とを締結する締結部材とを備えた高圧受電設備。 - 電力系統からの電力を変圧して、需要者が使用する電気機器へ供給する内部機器が筐体に収納された設備本体と、前記電気機器への電力を蓄電する蓄電池とを備え、
前記蓄電池は、前記筐体の天面上に配置され、
前記天面は、前記天面と前記蓄電池との間に隙間が設けられた状態で、前記蓄電池の底面側を支持する支持用部材を有し、
前記蓄電池は、保護カバーにより収納され、
前記蓄電池は、前記保護カバーの蓋部から吊り下げ部材により吊り下げられた高圧受電設備。 - 前記保護カバーは、カバー本体と、前記カバー本体内と外部とを連通する通気口とを備えた請求項2から4のいずれかの項に記載の高圧受電設備。
- 前記カバー本体の床面に、通気孔が形成された請求項5記載の高圧受電設備。
- 前記蓄電池は、外形の輪郭形状が前記天面の範囲内に形成されている請求項1から6のいずれからの項に記載の高圧受電設備。
- 前記天面は、傾斜した状態で形成され、
前記蓄電池は、前記天面に沿って傾斜した状態で設置された請求項1から7のいずれかの項に記載の高圧受電設備。 - 前記蓄電池は、満充電となる容量が定格から20%以上性能低下した電気自動車用のバッテリである請求項1から8のいずれかの項に記載の高圧受電設備。
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