JP7221634B2 - 受電設備 - Google Patents
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上記構成によれば、蓄電池が蓄えた電力を出力することで受電設備が所定の電力よりも大きい電力を供給することができる。よって、所定の電力の供給を受けつつ、所定の電力よりも大きい電力を供給することができる。
上記構成によれば、50kW以上の高圧電力の供給を受けつつ、供給された高圧電力よりも大きい電力を供給することができる。なお、契約電力が50kW以上である電力を「高圧電力」という。
上記構成によれば、50kW未満の低圧電力の供給を受けつつ、供給された低圧電力よりも大きい電力を供給することができる。なお、契約電力が50kW未満である電力を「低圧電力」という。
上記構成によれば、受電設備が電灯用電力と動力用電力とを同時に出力することができる。
以下、図1を参照して、受電設備を備える配電線路の第1の実施形態について説明する。
受電設備10は、50kW以上の所定の高圧電力で供給を受けるが、蓄電池11に供給された電力を蓄えることによって、必要な時には所定の高圧電力よりも大きい電力を出力することができる。例えば、50kW以上の高圧電力における使用電力の平均値(所定の高圧電力)で電力会社と電気料金契約を行い、タワークレーンやエレベータ等の機械設備の動作により所定の高圧電力よりも大きい電力を必要とするときには、蓄電池11から電力を供給する。具体的には、使用電力を70kWの高圧電力で契約を行い、必要な時には所定の電力としての70kWよりも大きい、電灯用電力を50kWと、動力用電力を100kWとを同時に出力する。このため、実際の使用電力の最大値よりも低い電力で電力会社と契約することができ、実際の使用電力の最大値で契約したときよりも電気料金を安価にすることができる。
(1)蓄電池11が蓄えた電力を出力することで受電設備10が所定の高圧電力よりも大きい電力を供給することができる。よって、50kW以上の所定の高圧電力で供給を受けつつ、必要な時には、所定の高圧電力よりも大きい電力を供給することができる。これにより、実際の使用電力の最大値よりも低い電力で電力会社と契約することができ、電気料金を安価にすることができる。
以下、図2を参照して、受電設備を備える配電線路の第2の実施形態について説明する。この実施形態の受電設備は、動力用配電線と電灯用配電線とが接続されている点が上記第1の実施形態と異なっている。
受電設備10は、50kW未満の低圧電力の供給を受けるが、蓄電池11に供給された電力を蓄えることによって50kW以上の電力を出力することができる。このため、受電設備10が高圧電力の受電設備に該当しないため、感電等のおそれがなく安全性が高くなり、設備管理を簡素化することができる。また、電気事業法で定められている保安点検が不要となり、電気主任技術者の設置登録が不要になる。さらに、低圧受電のため、高圧受電の時よりも仮設電気費用を削減することができる。
(1)蓄電池11が蓄えた電力を出力することで受電設備10が50kW以上の電力を供給することができる。よって、50kW未満の低圧電力の供給を受けつつ、50kW以上の電力を供給することができる。そして、受電設備10が高圧電力の受電設備に該当しないため、感電等のおそれがなく安全性が高くなり、設備管理を簡素化することができる。また、電気事業法で定められている保安点検が不要となり、電気主任技術者の設置登録が不要になる。さらに、低圧受電のため、高圧受電の時よりも仮設電気費用を削減することができる。
以下、図3を参照して、受電設備を備える配電線路の第3の実施形態について説明する。この実施形態の受電設備は、標準電圧が400Vの動力用配電線L3が接続されている点が上記第1の実施形態と異なっている。
受電設備10は、50kW未満の電力の供給を受けるが、蓄電池11に供給された電力を蓄えることによって50kW以上の電力を出力することができる。このため、受電設備10が高圧電力の受電設備に該当しないため、感電等のおそれがなく安全性が高くなり、設備管理を簡素化することができる。
(1)蓄電池11が蓄えた電力を出力することで受電設備10が50kW以上の電力を供給することができる。よって、50kW未満の電力の供給を受けつつ、50kW以上の電力を供給することができる。
以下、図4を参照して、受電設備を備える配電線路の第4の実施形態について説明する。この実施形態の受電設備は、発電機が接続されている点が上記第2の実施形態と異なっている。
受電設備10は、発電機20から50kW未満の電力の供給を受けるが、蓄電池11に供給された電力を蓄えることによって50kW以上の電力を出力することができる。このため、受電設備10が高圧電力の受電設備に該当しないため、感電等のおそれがなく安全性が高くなり、設備管理を簡素化することができる。
(1)蓄電池11が蓄えた電力を出力することで受電設備10が50kW以上の電力を供給することができる。よって、発電機20からの50kW未満の電力の供給を受けつつ、50kW以上の電力を供給することができる。
(3)発電機20から電力が供給されて、受電設備10を使用しない場合は、50kW以上の発電機の出力が必要になる。そこで、受電設備10を利用することで、50kW未満の発電機20の出力で対応可能になり、発電機20の容量が低減することができる。
上記各実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記各実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
Claims (3)
- 所定の電力の供給を受ける受電設備であって、
供給された電力を蓄えて、所定の電力よりも大きい電力を出力する蓄電池を備え、
前記蓄電池は、単相交流の電灯用電力を50kWと、三相交流の動力用電力を100kWとを同時に出力する
受電設備。 - 前記所定の電力は、50kW以上の高圧電力である
請求項1に記載の受電設備。 - 前記所定の電力は、50kW未満の低圧電力である
請求項1に記載の受電設備。
Priority Applications (1)
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JP2018187285A JP7221634B2 (ja) | 2018-10-02 | 2018-10-02 | 受電設備 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018187285A JP7221634B2 (ja) | 2018-10-02 | 2018-10-02 | 受電設備 |
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JP2020058140A JP2020058140A (ja) | 2020-04-09 |
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JP2018187285A Active JP7221634B2 (ja) | 2018-10-02 | 2018-10-02 | 受電設備 |
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Citations (4)
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JP2012152039A (ja) | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 電力供給装置、クレーン、及び電力供給方法。 |
JP2017017779A (ja) | 2015-06-26 | 2017-01-19 | 京セラ株式会社 | 電力供給システムおよび電力供給方法 |
JP2017108563A (ja) | 2015-12-10 | 2017-06-15 | 株式会社キューピクル | 高圧受電設備 |
JP3219348U (ja) | 2018-07-18 | 2018-12-20 | 廣二 大須賀 | 蓄電式超高速充電器 |
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