JP6729021B2 - 収納票処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、収納票処理装置に関する。
近年、コンビニエンスストア等の店舗において、税金、公共料金、通信販売での購入代金や、学習塾等の授業料等の納付を行うための収納代行システムが広く利用されている。上記収納代行業務は、以下のようにして行われる。例えば、納付者である顧客が、事業者等から送付された収納票をコンビニエンスストア等の店舗に持参し、当該店舗の店員が、上記収納票を受取り、収納票に記録された情報を収納票処理装置に読み取らせる。さらに、当該店員が、読み取られた情報に対応する代金を顧客から受け取り、上記収納票処理装置に対して収納処理を行うように指示をする。このようなコンビニエンスストア等の店舗で行われる収納代行業務と、当該収納代行業務に用いられる収納票処理装置については、例えば、下記の特許文献1に記載されている。
また、税金等の納付は、納付者の希望により、例えば、1年分を一括して納付することもでき、又は、1年分を数期に分けて分割して納付することもできる。従って、地方自治体等から納付者(顧客)に送付される収納票には、例えば、1年分を一括して納付するための一括納付収納票と、1年分を数期に分けて分割して納付するための分割納付収納票とがある。納付者は、一括納付を希望する場合には一括納付収納票を用いて納付を行い、分割納付を希望する場合には分割納付収納票を用いて納付する。
特開平9−50581号公報
ところで、顧客が分割納付収納票によって納付しようとする際に、誤って、顧客が所望する期と異なる期の収納票を店舗に持ち込むことがある。この場合、誤った期の収納票に基づいて上述の収納代行業務が行われることから、誤った期については納付済となり、顧客が所望する本来納付しなければならない期については未納という状況となることがある。そこで、このような状況の場合、顧客によっては、誤って納付した納付済の期については払い戻し手続きを行い、本来納付しなければならない期の納付を改めて行うことを選択することもある。そして、このような払い戻し等の事後処理は、顧客に負担がかかる手続きである。従って、収納代行業務においては、上述のような煩雑な払い戻し手続き等の事後処理を避けるために、分割納付の際、顧客が所望する期とは異なる期が納付されることを避けることができるようにすることが好ましい。
そこで、本発明は、上述の状況に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、分割納付の際、顧客が所望する期と異なる期の収納票により、所望する期とは異なる期が納付されることを避けることが可能な、新規かつ改良された収納票処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、表示を行う表示部と、収納票に記録されたデータコードを取得する情報取得部と、前記情報取得部により前記データコードを取得した取得日と、前記データコードに対応する指定日との間の期間に基づいて、前記収納票が、納付者が納付を所望する期の分割納付票ではないと判断した場合、前記表示部に対して、前記納付者が所望する期とは異なる期の納付が行われる恐れがあることを警告する警告画面を表示するように制御する制御部と、を備える、収納票処理装置が提供される。
前記制御部は、前記取得日と前記指定日との間の期間を算出し、算出された期間を所定の期間と比較して、前記算出された期間が前記所定の期間以上である場合には、前記収納票が、前記納付者が納付を所望する期の分割納付票ではないと判断してもよい。
前記収納票処理装置は、複数の前記指定日を記憶する記憶部をさらに備え、前記制御部は、前記データコードに基づいて、前記記憶部に記憶された前記複数の指定日から、前記データコードに対応し、且つ、最も早くに到達する前記指定日を、前記取得日と前記指定日との間の前記期間を算出するための前記指定日として選択してもよい。
前記制御部は、前記データコードに基づいて、前記取得日と前記指定日との間の前記期間と比較するための前記所定の期間を選択してもよい。
前記情報取得部は、複数の前記収納票に記録された前記各データコードを取得し、前記制御部は、前記複数の収納票に、前記取得日と前記指定日との間の期間が所定の期間以上である第1の収納票が含まれ、前記第1の収納票以外の前記複数の収納票に、前記第1の収納票に記録された前記データコードの少なくとも一部と一致する前記データコードを有する第2の収納票が含まれ、且つ、前記取得日と前記第2の収納票に記録された前記データコードに対応する前記指定日との間の期間が前記所定の期間未満でない場合には、前記表示部に対して、前記警告画面を表示するように制御してもよい。
前記制御部は、前記取得日と前記指定日との間の期間を算出し、算出された期間が所定の期間以上である場合には、前記データコードに対応する収納状況を取得し、取得した収納状況に基づいて、前記表示部に対して、前記警告画面を表示するように制御してもよい。
前記データコードは、事業者コード、収納企業コード、科目、前記指定日、及び納付者識別コードの少なくとも1つを含んでいてもよい。
以上説明したように本発明によれば、分割納付の際、顧客が所望する期と異なる期の収納票により、所望する期とは異なる期が納付されることを避けることが可能である。
本発明の実施形態に係る収納代行システムを示す説明図である。 収納票処理装置1の外観構成例を示す説明図である。 収納票60の構成例を示す説明図である。 収納票60のデータコード領域に形成されるデータコードのコード体系の一例を示す説明図である。 データコードに含まれる収納企業コードの一例を示す説明図である。 一括納付及び分割納付の一例について説明するための説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る収納票処理装置1の構成を示す説明図である。 収納票処理部40の構成を示す説明図である。 第1の実施形態に係る収納票処理装置1の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る警告画面800の一例を説明するための説明図である。 第2の実施形態に係る収納票処理装置1の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る納付期限日群の一例を示す説明図である。 第3の実施形態に係る収納票処理装置1の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る事業者コード、収納企業コード及び科目コードの一例を示す説明図である。 第3の実施形態に係る納付期限日群の一例を示す説明図である。 第4の実施形態に係る収納票処理装置1の動作を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る所定の期間の一例を示す説明図である。 第5の実施形態に係る収納票処理装置1の動作を示すフローチャートである。 第5の実施形態に係る納付状況の一例を示す説明図である。 本実施形態に係る収納票処理装置1の変形例としての自立型装置2の構成を示す外観図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<<収納代行システムの概要>>
近日、収納代行業務のための一連の作業は、コンビニエンスストア等の店舗の店員による手作業に行われることが多い。例えば、店舗の店員は、以下のような手作業を行うことにより、収納代行業務を遂行する。
まず、店員は、顧客から受け取った収納票60(図3参照)の枚数を確認し、店員側タッチパネル124(図2参照)やキーボード100(図1参照)等を操作してPOS(Point OF Sale)端末である収納票処理装置1(図1及び図2参照)に収納票60の枚数を入力する。続いて、店員は、収納票60に形成(記録)されたデータコード(例えば、図3におけるデータコード領域74)をデータコードリーダ(例えば、図2におけるハンディスキャナ122)で読み取り、合計収納金額の確認と承認とを顧客に依頼する。この時、合計収納金額と承認ボタンとが顧客側タッチパネル126(図2参照)に表示される。顧客が顧客側タッチパネル126に表示された承認ボタンを押下すると、店員は、顧客から現金を受け取り、現金処理部30(図2参照)に現金を入金して、釣銭があった場合には釣銭を顧客に返却する。また、店員は、店員側タッチパネル124やキーボード100等を操作して、当該顧客から収納金額を領収したことを収納票処理装置1に入力する。なお、印紙が必要な場合には、店員は、収納票60の印紙貼付領域94(図3参照)に印紙を貼り付ける。さらに、店員は、収納票60の領収印領域(図3の72、82、92)に当日の日附を含む領収印を押印する。その後、店員は、領収印領域82を含む納付者控えである受領証90(図3参照)を収納票60から切り離して顧客に渡す。最後に、店員は、収納票60の保管場所に受領証90が切り離された収納票60を所定の箇所に格納する。
<収納代行システムの構成>
本発明の実施形態は、分割納付の際、顧客が所望する期とは異なる期の収納票60により、所望する期とは異なる期が納付される恐れがある場合には、顧客等に対して警告画面800(図10参照)を表示する収納代行システムに関する。当該収納代行システムは、このような警告画面800を表示することにより、所望する期とは異なる期が納付されるという間違えを防ぐことができる。以下、図1を参照し、このような収納代行システムの構成を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る収納代行システムを示す説明図である。図1に示すように、本発明の実施形態に係る収納代行システムは、収納票処理装置(POS端末)1、通信網12、収納票処理装置1と通信網12を介して接続される店内管理装置14、通信網16、及び店内管理装置14と通信網16を介して接続されるデータサーバ18を含む。例えば、収納票処理装置1、通信網12、及び店内管理装置14は、同一の店舗ごとに設置される。さらに、店内管理装置14と通信網16を介して接続されるデータサーバ18は、例えば、店内管理装置14が設置された場所と異なる遠隔地に設置される。なお、本実施形態に係る収納代行システムは、店内管理装置14及び通信網12を含まなくてもよく、この場合、収納票処理装置1は、通信網16を介してデータサーバ18に直接接続される。また、図1に示される当該収納代行システムは、1つの収納票処理装置1及び1つの店内管理装置14を含んでいるが、本実施形態においてはこれに限定されるものではない。例えば、収納代行システムは、1つの店舗に設置された複数の収納票処理装置1を含んでもよく、通信網16を介してデータサーバ18に接続された、複数の店舗ごとに設置された複数の店内管理装置14を含んでもよい。
(収納票処理装置1)
収納票処理装置1は、店舗で取り扱う商品の登録や代金支払いのための物販処理装置としての機能と、収納票60のような媒体を機械的に処理する媒体処理装置としての機能を有する。収納票処理装置1は、図1に示すようにキーボード100と接続されており、当該キーボード100は、店舗の店員等が収納票処理装置1に商品の種別や金額等を入力するために用いられる。なお、収納票処理装置1の詳細については後述する。
(通信網12、16)
通信網12及び通信網16は、通信網12及び通信網16に接続されている装置から送信される情報の有線、又は無線の伝送路である。詳細には、通信網12は、同一店舗内に設置された複数の収納票処理装置1や店内管理装置14との間で通信を行うための通信網である。また、通信網16は、各店舗内の収納票処理装置1及び店内管理装置14とデータサーバ18との間で通信を行うための通信網である。通信網12及び通信網16は、例えば、インターネット、電話回線網、衛星通信網等の公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等である。また、通信網12及び通信網16は、IP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
(店内管理装置14)
店内管理装置14は、同一店舗内に設置された複数の収納票処理装置1からの情報を一括管理し、これら情報を後述するデータサーバ18へ送信する。また、店内管理装置14は、各収納票処理装置1から求められた情報をデータサーバ18から取得して、各収納票処理装置1に送信することができる。店内管理装置14は、例えば、PC(Personal Computer)等のような装置であり、店内管理装置14のハードウェア構成としては、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)が内部バスを介して入出力インターフェースに接続され、入出力インターフェースには、入力装置、出力装置、HDD(Hard Disc Drive)等の記憶装置、ネットワークインターフェース、ドライブ及び接続ポートが接続される構成を有していてもよい。また、店内管理装置14には、本実施形態を実施するためのソフトウェアが実装されている。
(データサーバ18)
データサーバ18は、店内管理装置14(又は収納票処理装置1)と通信網16を介して収納代行業務に関する情報を通信する。例えば、データサーバ18は、収納票処理装置1において行われた収納代行業務に係る収納票60に関する情報を、通信網16等を介して受信し、受信した情報を格納する。具体的には、データサーバ18は、納付者を特定するための情報、納付金額及び納付状況(収納状況)を互いに紐づけて格納することができる。また、データサーバ18は、収納票処理装置1において収納代行業務が行われる際に収納票処理装置1から求められる情報を、収納票処理装置1へ送信してもよい。
<収納票処理装置1の外観構成>
次に、図2を参照して、収納票処理装置1の外観構成例を説明する。図2は、収納票処理装置1の外観構成例を示す説明図である。図2に示すように、収納票処理装置1は、POS端末部20と、現金処理部30と、収納票処理部40と、印刷部50とを主に有する。POS端末部20は、現金処理部30、収納票処理部40及び印刷部50と図示しない通信部により接続されている。さらに、POS端末部20は、図2に示すように、ハンディスキャナ(情報取得部)122、店員側タッチパネル(表示部)124及び顧客側タッチパネル(表示部)126を有する。以下に、現金処理部30、収納票処理部40及び印刷部50と、POS端末部20の各機能部について、以下に説明する。
(現金収納部30)
現金処理部30は、現金の入出金に関する処理を行う構成である。例えば、現金処理部30は、入金された現金を計数し、POS端末部20に計数結果を通知する。また、現金処理部30は、計数された現金を格納する格納処理、及び釣銭を出金する出金処理を行う。
(収納票処理部40)
収納票処理部40は、取込口及び排出口として機能する開口142を有する。収納票処理部40は、1又は2以上の収納票60を開口142から取り込み、取り込んだ収納票60を用いて収納代行に関する処理を行う。例えば、収納票処理部40は、収納票60をスキャンし、スキャン結果に基づいて納付金額を特定し、納付金額の入金が確認されると、収納票60を所定の領域に集積する。なお、当該収納票処理部40の詳細については、後述する。
(印刷部50)
印刷部50は、紙状媒体へ情報を印刷し、情報が印刷された紙状媒体を排出する。例えば、当該印刷部50は、紙状媒体に収納票処理装置1での処理結果(取引結果)に関する情報を印刷し、印刷された紙状媒体をレシートとして排出することができる。
(ハンディスキャナ122)
ハンディスキャナ122は、商品や収納票60に形成されているデータコードから情報を光学的に読取る(スキャンする)データコードリーダの一例である。収納票処理装置1が設置されている店舗の店員が、ハンディスキャナ122を把持し、商品や収納票60等に形成されているデータコード(バーコード等)にハンディスキャナ122を近付けることにより、ハンディスキャナ122によるデータコードの読み取りが行われる。なお、データコードとしては、例えば、バーコードを挙げることができる。しかしながら、本実施形態においては、データコードは、バーコードに限定されるものではなく、1次元コード又は二次元コードであれば特に限定されない。
(店員側タッチパネル124、顧客側タッチパネル126)
店員側タッチパネル124は、店員に対して表示を行う表示機能と、店員からの入力操作を受け付ける入力機能とを有する。例えば、店員側タッチパネル124は、上記店員と対向するように設けられ、当該店員が各種情報の確認や収納票処理装置1の操作を行うために用いられる。顧客側タッチパネル126は、店員側タッチパネル124と同様に、顧客に対して表示を行う表示機能と、顧客からの入力操作を受け付ける入力機能とを有する。顧客側タッチパネル126は、例えば、上記店舗を利用する顧客と対向するように設けられ、商品の購入や収納代行を利用して納付を行う顧客が各種情報の確認や、承認等を行うために用いられる。
店員側タッチパネル124及び顧客側タッチパネル126の表示機能は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置等により実現される。また、入力機能は、例えばタッチパネルにより実現される。
<収納票60の構成例>
ここで、図3から図5を参照し、収納票処理部40により処理される収納票60の構成例を説明する。
図3は、収納票60の構成例を示す説明図である。図3に示したように、収納票60は、払込取扱票70、店舗控え80及び受領証90からなる。顧客が収納票60を店舗に持ち込む際には、収納票60は、払込取扱票70、店舗控え80及び受領証90が1つにつながった形態を有する。そして、店舗にて当該収納票60を用いて収納処理が完了した際には、払込取扱票70、店舗控え80及び受領証90は互いに切り離されることとなる。
払込取扱票70は、図3に示すように、納付先の口座番号や納付金額等の情報の他、領収印領域72とデータコード領域74とを含む。領収印領域72には領収印が押印される。また、データコード領域74には、例えば、バーコード等の、収納に関する情報を含む一次元又は2次元のデータコードが形成される。
図4は、データコード領域74に形成されるデータコードのコード体系の一例を示す説明図である。図4に示すように、データコードは、納付の期限を表す納付期限日(5)、印紙フラグ(6)、納付金額(7)等の情報を含む。また、データコードに含まれる自由記載欄(3)には、当該収納票60による納付金の納付先(収納者)等を示す情報等が含まれてもよい。
例えば、データコードに含まれる自由記載欄(3)には、当該自由記載欄(3)の所定の箇所の特定の行から開始され特定の行で終了する、納付金を受け取る収納者を表す収納企業コードが含まれている。例えば、21桁の自由記載欄(3)の最初の5桁に相当する部分が収納企業コードに対応する。また、当該自由記載欄(3)には、当該自由記載欄(3)の所定の箇所の特定の行から開始され特定の行で終了する、納付金の種別(例えば、固定資産税、自動車税)等を表す科目コードが含まれていてもよい。例えば、21桁の自由記載欄(3)のうち収納企業コードに対応する部分の次の2桁に相当する部分が科目コードに対応する。さらに、当該自由記載欄(3)には、収納企業コードと同様に、当該自由記載欄(3)の所定の箇所の特定の行から開始され特定の行で終了する、納付金の収納の代行を行う代行事業者を表す事業者コードや、納付者個人を特定する納付者識別コード等が含まれていてもよい。
図5は、データコードに含まれる収納企業コードの一例を示す説明図である。図5に示すように、例えば、事業者コード98765を持つ代行事業者は、収納企業コード10001を持つAA県BB市や、収納企業コード10002を持つ株式会社C商事等の収納を代行している。このように、データコードに含まれる自由記載欄(3)に含まれる収納企業コードや事業者コードにより、収納者及び当該収納者の収納を代行する代行事業者を特定することができる。
なお、払込取扱票70は、本部控えとも呼ばれ、収納票処理装置1により当該収納票60の収納処理が行われた後に本部に送られる。
店舗控え80は、図3に示すように領収印領域82を含む。領収印領域82には領収印が押印される。
受領証90は、図3に示すように、領収印領域92、及び印紙貼付領域94を含む。領収印領域92は、領収印の押印のために設けられた領域である。また、印紙貼付領域94には、必要に応じて印紙が貼り付けられる。なお、受領証90は、お客様控えとも呼ばれ、収納票処理装置1により当該収納票60の処理が行われた後に顧客に返却される。
<背景>
先に説明したように、税金等の納付のための収納票60には、例えば、1年分を一括して納付するための一括納付収納票と、1年分を数期に分けて分割して納付するための分割納付収納票とがある。図6は、一括納付及び分割納付の一例について説明するための説明図であり、詳細には、ある税金の一括納付の場合の納付期限日と分割納付の場合の期ごとの納付期限日の例を示した表である。図6に示される例においては、1年分を4期に分割して納付することが可能であり、期ごとに納付期限日が設けられている。より具体的には、1年分を一括して納付する場合の納付期限日は6月30日に設定されており、分割して納付する場合の第1期の納付期限日は6月30日、第2期の納付期限日は9月1日に設定されている。なお、本実施形態においては、1年分を4期に分けて支払う分割納付に限定されるものではなく、例えば、1年分を6期に、又は8期に分けて分割納付できるようにしてもよい。
そして、顧客が分割納付収納票によって納付しようとする際に、誤って、顧客が所望する期と異なる期の収納票を店舗に持ち込むことがある。より具体的には、1年分を第1期から第4期までの4つの期に分けて納付することが可能な場合に、顧客が第1期の収納票で第1期の納付を所望していたにもかかわらず、当該顧客が第2期の収納票を誤って店舗に持ち込んだ場合である。この場合、誤った第2期の収納票に基づいて上述の収納代行業務が行われることから、第2期については納付済となり、顧客が所望する本来納付しなければならない第1期については未納ということとなる。このような場合、顧客は、第1期が未納であることに気が付いた時点で、誤って納付した納付済の第2期については払い戻し手続きを行い、本来納付しなければならない第1期の納付を改めて行わなければならないことがある。また、顧客が、第1期が未納であることに気が付かず、第1期の納付期限が過ぎても納付せずに放置していた場合には、顧客は、延滞料、追加料等の追加的に発生する料金等についても納付しなければならなくなることもある。
このような払い戻し等の事後処理や追加的な料金の納付は、顧客にとって大きな負担となる。従って、収納代行業務においては、上述のような煩雑な払い戻し手続き等の事後処理を避けるために、分割納付の際、顧客が所望する期とは異なる期が納付されることを避けることができるようにすることが好ましい。そこで、分割納付収納票を用いて収納代行業務を実施しようとする際に、店員が、顧客に対して、当該分割収納票が、顧客が所望する期とは異なる期の分割納付処理票でないかどうかの確認を行うことが考えられる。しかしながら、コンビニエンスストア等の店舗の店員に対しては、当該店員が様々な作業を同時に行っていることから、上述のような確認を自発的に行うこと期待することは難しい。
そこで、本発明者は、上記事情を一着眼点にして、以下に説明する収納代行システム、及び収納票処理装置1を創作するに至った。すなわち、以下に説明する当該収納代行システム、及び収納票処理装置1は、分割納付の際、顧客が所望する期と異なる期の収納票が持ち込まれて収納処理がなされ、顧客は所望する期とは異なる期が納付される恐れがある場合には、事前に、且つ、自動的に警告画面800(図10参照)を表示することにより、誤った期の納付という間違えを防ぐことが可能である。以下に、当該収納票処理装置1の構成及び動作を順次詳細に説明する。
<<第1の実施形態>>
<収納票処理装置1の構成>
図7は、本発明の第1の実施形態に係る収納票処理装置1の構成を示す説明図である。図7に示すように、本発明の第1の実施形態に係る収納票処理装置1は、現金処理部30、収納票処理部40、印刷部50、制御部110、通信部120、ハンディスキャナ122、店員側タッチパネル124、顧客側タッチパネル126及び記憶部160を主に有する。ここでは、現金処理部30、印刷部50、ハンディスキャナ122、店員側タッチパネル124及び顧客側タッチパネル126については、上記説明において述べたため、ここでは説明は省略し、収納票処理部40、制御部110、通信部120、及び記憶部160について説明する。
(収納票処理部40)
収納票処理部40は、1又は2以上の収納票60を開口142から取り込み、取り込んだ収納票60を用いて収納代行業務に関する処理を行う。図8を参照し、この収納票処理部40の構成をより具体的に説明する。
図8は、収納票処理部40の構成を示す説明図である。図8に示すように、収納票処理部40は、開口142と、スキャナ部144と、一時保留部146と、ブレード148と、集積部150とを主に有する。
収納票60は開口142から取り込まれ、スキャナ部144は、開口142から取り込まれた収納票60をスキャンし、収納票60の画像を取得する。そして、後述する制御部110は、スキャンにより得られた収納票60のデータコードの画像を解析し、収納票60に形成された当該データコードから情報を取得する。また、一時保留部146は、収納票60を一時的に集積し、集積していた収納票60を納付金の入金後に排出する。
また、ブレード148は、一時保留部146から繰り出された収納票60の搬送先を、後述する制御部110からの制御に従って開口142と集積部150との間で切り替える。例えば、制御部110は、収納処理がキャンセルされた収納票60は開口142に向けて搬送され、収納処理が行われた収納票60は集積部150に搬送されるように、ブレード148による搬送先の切替えを制御する。なお、図2及び図8においては、収納票60の取込みと排出が同じ開口142を介して行われる例を示したが、収納票処理部40は、収納票60の取り込みのための開口、及び収納票60の排出のための開口を別個に有してもよい。
集積部150は、ブレード148の作用により集積部150に搬送された収納票60を集積(保管)することができる。
(制御部110)
制御部110は、収納票処理装置1の内部に設けられ、後述する記憶部160に格納されているプログラムに基づいて収納票処理装置1の各機能部を制御する。例えば、制御部110は、ハンディスキャナ122により読み取られたデータコードを解析して、データコードに含まれる情報を取得する。また、制御部110は、取得した情報に基づいて、納付金額、納付先等の情報を取得し、納付金額等の確認画面を顧客側タッチパネル126等に表示させる。さらに、制御部110は、収納票処理部40による収納票60の処理を制御する。なお、収納票処理部40による収納票60の処理は、収納票処理部40の内部に設けられた制御機能により制御されてもよい。
また、制御部110は、収納票処理装置1に収納票60が取り込まれた取込日(取得日)と、収納票60から取得したデータコードの示す情報に含まれていた納付期限日(指定日)との間の期間の長さを算出することもできる。さらに、制御部110は、算出した期間の長さを、例えばあらかじめ決められた所定の期間の長さと比較し、その比較結果に基づいて、店員側タッチパネル124、顧客側タッチパネル126等を制御してもよい。また、制御部110は、収納票60に形成されたデータコードから取得した情報を、他の収納票60に形成されたデータコードから取得した情報と比較することもできる。
(通信部120)
通信部120は、収納票処理装置1の内部に設けられ、有線/無線により店内管理装置14やデータサーバ18等との間で情報の送受信を行うための通信モジュールである。例えば、通信部120は、LAN等である通信網12に接続され、同一店舗内に設置された店内管理装置14と通信する。また、通信部120は、LANや電話回線等である通信網16に接続され、遠隔地のデータサーバ18と通信してもよい。例えば、通信部120は、データサーバ18に対して、収納票処理装置1で収納処理が行われた収納票60に関する情報を送信する。
(記憶部160)
記憶部160は、収納票処理装置1の内部に設けられ、物販処理や収納処理における入力情報、及び収納票処理装置1の動作を制御するための制御プログラム、収納処理を行うために用いる情報等を格納する。また、記憶部160は、店員側タッチパネル124及び顧客側タッチパネル126の表示を制御するための情報も格納している。さらに、当該記憶部160は、収納票60により得られた画像や情報等も格納することができる。
<動作>
以上、第1の実施形態に係る収納票処理装置1の構成を説明した。続いて、図9を参照し、第1の実施形態に係る収納票処理装置1の動作を説明する。図9は、第1の実施形態に係る収納票処理装置1の動作を示すフローチャートである。図9のフローチャートには、ステップS101からステップS119までが含まれる。
(ステップS101)
まず、収納票処理装置1は、開口142から1枚もしくは2枚以上の収納票60の取り込みを行う。次いでステップS103へ進む。
(ステップS103)
スキャナ部144は、ステップS101で取り込んだ収納票60をスキャンし、各収納票60の画像を取得する。スキャナ部144によりスキャンされた収納票60は、一時保留部146に一時的に集積される。次いで、ステップS105へ進む。
(ステップS105)
制御部110は、ステップS103で取得された各収納票60の画像を解析し、各収納票60に形成されたデータコードから情報を取得する。取得される情報は、事業者コード、収納企業コード、納付期限日である。次いで、ステップS107へ進む。なお、本ステップS105においては、各収納票60に形成されたデータコードから、事業者コード、収納企業コード及び納付期限日の情報を取得することに限定されるものではなく、科目コード等の他の情報を取得してもよい。
(ステップS107)
制御部110は、ステップS105で取得した各納付期限日と、収納票処理装置1に各収納票60が取り込まれた取込日との間の期間の長さを算出する。さらに、制御部110は、算出した期間の長さを、あらかじめ設定された所定の期間の長さと比較し、算出された期間の長さが所定の期間の長さ以上である収納票60が存在した場合(以下の説明のおいては、このような収納票60を第1の収納票60aと呼ぶ)には、ステップS109へ進む。一方、算出された期間の長さが所定の期間の長さ以上である収納票60(第1の収納票60a)が存在しない場合には、ステップS117へ進む。なお、所定の期間の長さとは、任意に選択することができ、例えば、60日や30日という期間を設定することができる。
(ステップS109)
制御部110は、ステップS105で取得した各収納票60の事業者コード及び収納企業コードに基づいて、同時に取り込んだ他の収納票60の中に、第1の収納票60aの事業者コード及び収納企業コードと一致する、事業者コード及び収納企業コードを持つ収納票60(以下の説明のおいては、このような収納票60を第2の収納票60bと呼ぶ)が存在するか否かを判断する。第1の収納票60aの事業者コード及び収納企業コードと一致する事業者コード及び収納企業コードを持つ第2の収納票60bが存在する場合には、ステップS111へ進む。一方、第1の収納票60aの事業者コード及び収納企業コードと一致する事業者コード及び収納企業コードを持つ第2の収納票60bが存在しない場合には、ステップS117へ進む。
なお、本ステップS109においては、制御部110は、第1の収納票60aとともに取り込まれた、第1の収納票60a以外の複数の収納票60の中に、第1の収納票60aの事業者コード及び収納企業コードと一致する、事業者コード及び収納企業コードを持つ第2の収納票60bが存在するか否かを判断するような形態に限定されるものではない。例えば、制御部110は、第1の収納票60aのデータコードの一部と、項目、項目内での記載位置(桁)、及び記載内容(図4参照)が一致する部分を有するデータコードを持つ第2の収納票60bが存在するか否かを判断してもよい。
(ステップS111)
制御部110は、ステップS109で第1の収納票60aの事業者コード及び収納企業コードと一致する、事業者コード及び収納企業コードを持つ第2の収納票60bと判断された1つ又は複数の収納票60bの納付期限日の情報を取得する。そして、ステップS107と同様に、制御部110は、取得した納付期限日と、収納票処理装置1にこれら第2の収納票60bが取り込まれた取込日との間の期間の長さを算出する。さらに、制御部110は、算出した期間の長さを、ステップS107と同様に、あらかじめ設定された所定の期間の長さと比較する。なお、ステップS111で用いられる所定の期間の長さは、ステップS107と同じであってもよく、異なってもよい。本ステップS111においては、算出された期間の長さが所定の期間の長さ未満である第2の収納票60bが存在しない場合には、ステップS113へ進む。一方、算出された期間の長さが所定の期間の長さ未満である第2の収納票60bが存在した場合には、ステップS117へ進む。
(ステップS113)
制御部110は、顧客側タッチパネル126に対して、顧客に向けて、顧客が所望する期とは異なる期が納付される恐れがあること(納付者が所望していない納付が行われる恐れがあること)を警告する警告画面800を表示するように制御する。図10は、本実施形態に係る警告画面800の一例を説明するための説明図である。具体的には、制御部110は、顧客側タッチパネル126に、図10に示すような顧客に対する警告画面(所定の画面)800を表示させる。例えば、警告画面800は、顧客が所望する期の分割納付票ではないことが考えられる第1の収納票60bの内容を示す表示(図10においては、例えば、「御取扱中の収納票には、XX税 平成27年度 第2期の収納票が含まれております」との文言)が含まれているとともに、第1の収納票60bの内容の確認を促す表示(図10においては、例えば、「収納票に間違えはございませんか?」との文言)が含まれている。さらに、警告画面800には、図10に示すように、顧客が収納処理の続行を収納票処理装置1に指示する処理ボタン802と、顧客が収納処理のキャンセルを収納票処理装置1に指示するキャンセルボタン804とを含んでいる。次いで、ステップS115へ進む。
なお、制御部110は、上記の警告画面800を店員側タッチパネル124に表示させるように制御を行ってもよい。この場合、店員は、警告画面800の表示に基づいて、顧客に対して確認を促す作業(例えば、声掛け等)を行ってもよい。
(ステップS115)
顧客が警告画面800の処理ボタン802を押下し、収納票処理装置1が顧客から収納処理を続行する指示を受け付けた場合には、ステップS117へ進む。一方、顧客が警告画面800のキャンセルボタン804を押下し、収納票処理装置1が顧客から収納処理をキャンセルする指示を受け付けた場合には、ステップS119へ進む。
(ステップS117)
収納票処理装置1は、取り込んだ収納票60の収納処理を行う。さらに、一時保留部146が収納票60の受領証90を繰出し、集積部150が収納票60の残りの部分を集積し、一連の処理を終了する。
(ステップS119)
収納票処理装置1は、取り込んだすべての収納票60を排出し、一連の処理を終了する。
一般的に、分割納付を所望する納付者は、納付期限日の直前に分割納付を行うことが多い。従って、収納票60の取込日から当該収納票60に対応する納付期限日までの期間の長さが長い場合には、上記期間の長さから、当該収納票60(上述の第1の収納票60a)が、顧客が所望する期の分割納付票ではないことが考えられる。具体的には、収納票処理装置1に各収納票60が取り込まれた取込日が6月30日であって、第1の収納票60aの納付期限日が9月1日である場合、取込日と納付期限日との間の期間の長さが60日以上(所定の期間の長さ以上)であることから、第1の収納票60aが、顧客が所望する期の分割納付票ではないことが考えられる。そこで、本実施形態においては、ステップS107で、取込日と納付期限日との間の期間を算出し、算出された期間の長さが所定の期間の長さ以上である第1の収納票60aが存在するか否かを判断することにより、取り込んだ収納票60の中に、顧客が所望する期と異なる期の収納票60が含まれているかを判断する。そして、顧客が所望する期と異なる期の収納票60が含まれていると判断される場合には、顧客が所望する期とは異なる期が納付される恐れがある警告画面800を表示する。そして、顧客が、このような警告画面800に誘導されて納付内容の確認を行うことにより、誤った期の納付という間違えを防ぐことができる。
しかし、顧客によっては、複数の期を同時に分割納付することを所望する場合がある。このような場合には、収納票60の取込日から当該収納票60に対応する納付期限日までの期間の長さが長い収納票60が存在していても、当該収納票60は、顧客が所望する期の分割納付票であることとなる。このような場合に、顧客が所望する期とは異なる期が納付される恐れがある警告画面800を表示することは、顧客に対して確認を促すことから、顧客に迷惑がかかることとなる。そこで、本実施形態においては、以下のように処理を行っている。
以下に、顧客が、第1期の納付と第2期の納付とを同時に行うことを所望している場合であって、より具体的には、第1期の収納票60(納付期限日6月30日)と第2期の収納票(納付期限日9月1日)とが、収納票処理装置1に、6月1日(取込日)に取り込まれた場合を例に説明する。
上述の例の場合、取込日と納付期限日との間が60日以上であることから、第2期の収納票60が上述の第1の収納票60aということとなる。従って、本実施形態のステップS107において、第1の収納票60aが存在すると判断される。
そして、本実施形態においては、次に続くステップS109で、同時に取り込んだ他の収納票60の中に、上記第1の収納票60aの事業者コード及び収納企業コードと一致する、事業者コード及び収納企業コードを持つ第2の収納票60bが存在するか否かを判断する。これにより、収納票処理装置1は、取り込んだ他の収納票60の中に、第1の収納票60aと同じ種別の第2の収納票60bが含まれている可能性があるかどうかを検出する。
さらに、本実施形態においては、次に続くステップS111で、同じ種別の可能性のある第2の収納票60bの納付期限日と取込日との間の期間の長さを算出し、第2の収納票60bの中に、算出された期間の長さが所定の期間の長さ未満である第2の収納票60bが存在するか否かを判断する。上記例においては、第2の収納票60bの中に、算出された期間の長さが60日未満である第2の収納票60bが存在するか否かを判断することにより、第1期の収納票60(納付期限日6月30日)が含まれていることを検知することができる。そして、このように、算出された期間が短い第2の収納票60b(第1期の収納票60)が存在する場合には、顧客が、納付期限日が取込日の直近である期の当該第2の収納票60b(第1期の収納票60)による納付と、納付期限日が直近ではない期の第1の収納票60a(第2期の収納票60)による納付とを同時に行うことを所望していることが予想される。そこで、本実施形態においては、算出された期間が短い第2の収納票60b(第1期の収納票60)が存在する場合には、顧客が所望する期とは異なる期が納付される恐れがある警告画面800を表示しないようにしている。
すなわち、本実施形態においては、同時に取り込んだ他の収納票60の中に、上記第1の収納票60aの事業者コード及び収納企業コードと一致する、事業者コード及び収納企業コードを持つ第2の収納票60bが存在するか否かを判断するステップS109と、上記第2の収納票60bの納付期限日と取込日との間の期間の長さを算出し、算出された期間の長さが所定の期間の長さ未満である第2の収納票60bが存在するか否かを判断するステップS111とを実施する。このようなステップS109及びステップS111を行うことにより、例えば、顧客が、複数の期を同時に分割納付することを所望していると考えられる場合を検知することを可能とし、このような検知がされた場合には、顧客が所望する期とは異なる期が納付される恐れがある警告画面800を表示しないようにする。従って、本実施形態によれば、上記警告画面800を表示して顧客に迷惑がかかることを避けることができる。
なお、本実施形態においては、図9のステップS109及びステップS111を省略してもよく、この場合、ステップS107の後に、直接ステップS113又はステップS117へ進むこととなる。すなわち、ステップS109及びステップS111を省略しタ場合には、収納票60の取込日から当該収納票60に対応する納付期限日までの期間に基づいて、顧客が所望する期の分割納付票ではない恐れがある収納票60の存在を検知しつつ、ステップ数を少なくすることにより、処理にかかる時間を減らすことができる。しかしながら、ステップ数を少なくすることにより、上述のように複数の期を同時に分割納付することを所望する顧客に対しても、警告画面800を表示してしまうこともあることから、これを避けるべく、本実施形態においては、ステップS109及びステップS111を実施することが好ましい。
以上のように、本実施形態によれば、顧客が分割納付収納票によって納付しようとする際に、誤って、顧客が所望する期と異なる期の収納票を店舗に持ち込み、誤った収納票により、所望する期とは異なる期が納付される恐れがある場合には、事前に、且つ、自動的に警告画面800を表示することにより、誤った期の納付という間違えを防ぐことができる。従って、本実施形態においては、誤って納付した納付済の期の払い戻し手続き等の事後処理や、未納の期を放置することによる追加料金等の発生を避けることができる。
<<第2の実施形態>>
以上、本発明の第1の実施形態を説明した。続いて、本発明の第2の実施形態を説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態におけるステップS105を変形した実施形態となる。第1の実施形態のステップS105においては、収納票60に形成されたデータコードから納付期限日を取得していた。一方、第2の実施形態においては、収納票60に形成されたデータコードから取得した他の情報に基づいて、あらかじめ収納票処理装置1の記憶部160に格納されていた複数の納付期限日の情報(以下においては、納付期限日群と呼ぶ)を選択する。さらに、この納付期限日群の中から、取込日を基準として最も早くに到達する納付期限日を、後のステップ(図9のステップS107)における期間の算出に用いられる納付期限日として選択する。従って、本実施形態においては、収納票60に形成されるデータコードに、納付期限日に関する情報が含まれていなくてもよく、もしくは、収納票60に形成されるデータコードから納付期限日に関する情報を取得しなくてもよい。
図11は、第2の実施形態に係る収納票処理装置1の動作を示すフローチャートである。図11には、ステップS201からステップS205までが含まれ、第1の実施形態におけるステップS105(図9参照)の代わりに実施される。
(ステップS201)
制御部110は、ステップS103で取得された各収納票60の画像を解析し、各収納票60に形成されたデータコードから事業者コード及び収納企業コードを取得する。次いで、ステップS203へ進む。
(ステップS203)
制御部110は、ステップS201で取得した事業者コード及び収納企業コードに基づいて、収納票処理装置1の記憶部160に格納されていた納付期限日群を選択する。例えば、記憶部160には、事業者コード及び収納企業コードと紐づけられるようにして、複数の納付期限日群が格納されている。そこで、制御部110は、ステップS201で取得した事業者コード及び収納企業コードと一致する納付期限日群を、記憶部160に格納されていた複数の納付期限日群から選択する。例えば、ステップS201で事業者コード98765及び収納企業コード10001が取得された場合には、図12に示すような納付期限日群が選択される。図12は、本実施形態に係る納付期限日群の一例を示す説明図である。
詳細には、収納企業コード10001を持つ収納者の代行として事業者コード98765を有する代行事業者が収納する税金等は、4期に分割納付可能なものと、8期に分割納付可能なものが存在する。さらに、これらの分割納付の納付期限日は、図12に示すように設定されている。そこで、制御部110は、事業者コード98765及び収納企業コード10001と紐づけられた納付期限日群として、図12に示される納付期限日(6月2日、6月30日、7月31日、9月1日等)からなる納付期限日群を選択する。次いで、ステップS205へ進む。
(ステップS205)
制御部110は、ステップS203で選択された納付期限日群の中から、取込日を基準として最も早くに到達する納付期限日を選択する。選択された納付期限日は、図9のステップS107における期間の算出に用いられる納付期限日となる。具体的には、図12の例の場合には、取込日が6月15日であれば、6月30日が、ステップS107における期間の算出に用いられる納付期限日として選択される。次いで、図9のステップS107へ進む。
以上のように、本実施形態によれば、収納票60に形成されるデータコードに納付期限日に関する情報が含まれていなくても、もしくは、収納票60に形成されるデータコードから納付期限日に関する情報を取得しなくても、あらかじめ記憶部160に納付期限日群を格納しておくことにより、第1の実施形態と同様に、収納処理を行うことができる。
<<第3の実施形態>>
以上、本発明の第2の実施形態を説明した。続いて、本発明の第3の実施形態を説明する。第3の実施形態は、第2の実施形態と同様に、第1の実施形態におけるステップS105を変形した実施形態となる。第2の実施形態においては、取得した各収納票60の事業者コード及び収納企業コードに基づいて、納付期限日群を選択していた。しかしながら、同一の代行事業者及び収納者が複数の種別の納付を取り扱う場合もある。従って、ステップS203において、事業者コード及び収納企業コードが一致する納付期限日群を選択しても、取り込まれた収納票60の種別とは異なる種別に関する納付期限日が含まれている納付期限日群を選択してしまう場合がある。その場合、取り込まれた収納票60とは関係のない納付期限日を用いて、納付期限日と取込日との間の期間を算出し、比較することとなる。こうした場合、本来は収納票60の取込日から納付期限日までの期間の長さが長い収納票60であっても、当該収納票60の種別とは異なる種別に関する納付期限日を用いることにより図9のステップS107で上記期間の長さが短い収納票60と判断されることから、顧客が所望する期と異なる期の収納票60の存在を検出することができないことがある。そこで、第3の実施形態においては、事業者コード及び収納企業コードの他に、科目コードを取得し、これらの情報に基づいて、納付期限日群を選択する。従って、本実施形態においては、納付期限日群を選択する際に用いられる情報を多くすることにより、第2の実施形態に比べて、より精度よく収納票60の種別に対応する納付期限日群を選択することができる。すなわち、本実施形態によれば、より精度よく、顧客が所望する期と異なる期の収納票60が存在するか否かを検出することができる。
図13は、第3の実施形態に係る収納票処理装置1の動作を示すフローチャートである。図13には、ステップS301からステップS305までが含まれ、第1の実施形態におけるステップS105(図9参照)の代わりに実施される。なお、ステップS305については、上述の第2の実施形態のステップS205と同様の内容であるため、ここでは説明を省略する。
(ステップS301)
制御部110は、ステップS103で取得された各収納票60の画像を解析し、各収納票60に形成されたデータコードから事業者コード、収納企業コード及び科目コードを取得する。図14に具体例を示す。図14は、本実施形態に係る事業者コード、収納企業コード及び科目コードの一例を示す説明図である。図14に示すように、例えば、事業者コード98765を持つ代行事業者と収納企業コード10001を持つ収納者との組み合わせでは、科目コード67、科目コード68及び科目コード69の3種類の種別の収納を取り扱っていることがわかる。次いで、ステップS303へ進む。
(ステップS303)
制御部110は、ステップS301で取得した事業者コード、収納企業コード及び科目コードに基づいて、収納票処理装置1の記憶部160に格納されていた納付期限日群を選択する。例えば、記憶部160には、事業者コード、収納企業コード及び科目コードと紐づけられるようにして、複数の納付期限日群が格納されている。そこで、制御部110は、ステップS301で取得した事業者コード、収納企業コード及び科目コードと一致する納付期限日群を選択する。図15は、本実施形態に係る納付期限日群の一例を示す説明図である。例えば、ステップS301で事業者コード98765、収納企業コード10001及び科目コード67が取得された場合には、図15に示すような複数の納付期限日群の中から、図中の左にある列の納付期限日群(6月30日、9月1日、10月31日、2月2日)が選択される。次いで、ステップS305へ進む。
以上により、本実施形態においては、事業者コード及び収納企業コードの他に、科目コードを取得し、これらの情報に基づいて、納付期限日群を選択する。従って、本実施形態においては、納付期限日群を選択する際に用いられる情報を多くすることにより、第2の実施形態に比べて、より精度よく収納票60の種別に対応する納付期限日群を選択することができる。すなわち、本実施形態においては、より精度よく、顧客が所望する期と異なる期の収納票60が存在するか否かを検出することができる。
なお、本実施形態においては、図9のステップS109にて、同時に取り込んだ他の収納票60の中に、第1の収納票60aの事業者コード及び収納企業コード、さらには科目コードと一致する、事業者コード、収納企業コード及び科目コードを持つ第2の収納票60bが存在するか否かを判断してもよい。
<<第4の実施形態>>
以上、本発明の第3の実施形態を説明した。続いて、本発明の第4の実施形態を説明する。第1の実施形態のステップS107においては、制御部110は、ステップS105で取得した各納付期限日と、収納票処理装置1に各収納票60が取り込まれた取込日との間の期間の長さを算出し、算出した期間の長さを、あらかじめ設定された所定の期間の長さと比較していた。一方、第4の実施形態においては、収納票60に形成されたデータコードから取得した事業者コード、収納企業コード及び科目コードに基づいて、ステップS107(ステップS403)における上記比較のための所定の期間を選択する。従って、本実施形態においては、収納票60の種別に対応する所定の期間と比較することができることから、より精度よく、顧客が所望する期と異なる期の収納票60が存在するか否かを検出することができる。
図16は、第4の実施形態に係る収納票処理装置1の動作を示すフローチャートである。図16には、ステップS401からステップS403までが含まれ、第1の実施形態におけるステップS107(図9参照)の代わりに実施される。なお、ステップS403については、第1の実施形態の図9のステップS107と同様であるため、ここでは説明を省略する。
(ステップS401)
制御部110は、ステップS105で取得した事業者コード、収納企業コード及び科目コードに基づいて、収納票処理装置1の記憶部160に格納されている複数の期間からステップS403における比較で用いる所定の期間を選択する。図17は、本実施形態に係る所定の期間の一例を示す説明図である。例えば、記憶部160には、図17に示すように、事業者コード、収納企業コード及び科目コードと紐づけられるようにして、複数の期間が格納されている。そこで、制御部110は、ステップS105で取得した事業者コード、収納企業コード及び科目コードと一致する期間を選択する。例えば、ステップS105で事業者コード98765、収納企業コード10001及び科目コード67が取得された場合には、図17に示すような複数の期間の中から、図中の一番上にある行の期間60日が選択される。なお、記憶部160に格納されている複数の期間については、分割数(期数)に応じて設定されており、すなわち、分割数が少ない場合には期間が長く設定されており、分割数が多い場合には期間が短く設定される。例えば、図17においては、4期に分割されている種別においては、期間は60日と設定され、一方、8期に分割されている種別においては、4期の期間に比べて短く、30日と設定されている。次いで、ステップS403へ進む。
以上のように、第4の実施形態においては、記憶部160に格納されている複数の所定の期間の中から、収納票60に形成されたデータコードから取得した事業者コード、収納企業コード及び科目コードに基づいて、ステップS403における比較のための所定の期間を選択する。従って、本実施形態においては、収納票60の種別に対応する適切な所定の期間と比較することができることから、より精度よく、顧客が所望する期と異なる期の収納票60が存在するか否かを検出することができる。
<<第5の実施形態>>
以上、本発明の第4の実施形態を説明した。続いて、本発明の第5の実施形態を説明する。第1から第4の実施形態においては、収納票60の取込日から当該収納票60に対応する納付期限日までの期間の長さが長い第1の収納票60aが存在した場合には、上記第1の収納票60aの事業者コード等と一致する事業者コード等を持つ第2の収納票60bが存在するか等を判断するステップS109及びステップS111を行っていた。一方、以下に説明する第5の実施形態においては、収納票60の取込日から当該収納票60に対応する納付期限日までの期間の長さが長い第1の収納票60aが存在した場合には、当該第1の収納票60aと同種別における納付者(顧客)の納付状況の情報を取得する。そして、この納付状況に基づき、警告画面800を表示する。従って、本実施形態によれば、納付者の納付状況を反映させて、より精度よく、納付者に警告画面800を表示することができる。
図18は、第5の実施形態に係る収納票処理装置1の動作を示すフローチャートである。図18には、ステップS501からステップS519までが含まれる。なお、図18に示したステップS501、ステップS503、ステップS507、ステップS513からステップS519は、図9の第1の実施形態のステップS101、ステップS103、ステップS107、ステップS113からステップS119と共通である。従って、ここでは、共通するステップについての説明を省略する。
また、先に説明したように、上述のデータサーバ18は、収納票処置装置1から通信網16等を介して受信した情報、すなわち、収納代行業務に係る収納票60に関する情報を格納している。図19は、本実施形態に係る納付状況の一例を示す説明図であり、データサーバ18に格納された情報の一例を示している。例えば、データサーバ18は、図19に示すように、納付者を特定する納付者識別コードとともに、当該納付者が納付した及び納付すべき収納票60に対応する事業者コード、収納企業コード、科目コード、納付期限日等の情報を格納している。そして、例えば、納付者が納付した場合には、当該納付に該当する納付状況を未納から納付済に切り替えて記憶する。本実施形態においては、このようなデータサーバ18に格納された図19に示されるような情報を利用して、処理を行う。
(ステップS505)
制御部110は、ステップS503で取得された各収納票60の画像を解析し、各収納票60に形成されたデータコードから情報を取得する。取得される情報は、事業者コード、収納企業コード、納付期限日、科目コード、さらに、納付者を特定するための納付者識別コードである。次いで、ステップS507へ進む。納付者識別コードは、先に説明したように、図4の収納票60に形成されたデータコードの自由記載欄(3)に含まれることができ、当該自由記載欄(3)の所定の箇所の特定の行から開始され特定の行で終了する、納付する納付者ごとに割り振られたコードである。
(ステップS509)
制御部110は、ステップS205で取得した事業者コード、収納企業コード、科目コード、及び納付者識別コードに基づいて、収納票処理装置1の記憶部160に格納されている、当該納付者識別コードに対応する納付者の納付状況を、通信網16等を介して取得する。次いで、ステップS511へ進む。
(ステップS513)
ステップS205で取得した納付状況のうち、第1の収納票60aの納付期限日よりも前に納付期限日が設定されている期のうち、未納になっている期があるか否かを判断する。そして、第1の収納票60aの納付期限日よりも前に納付期限日が設定されている期のうち、未納である期がある場合には、ステップS513へ進む。例えば、ステップS507で第1の収納票60aとして判断された収納票60に対応する納付期限日が2月2日(第4期)であった場合、2月2日より前である10月31日が納付期限日として設定されている第3期が未納であった場合である(図19参照)。一方、第1の収納票60aの納付期限日よりも前に納付期限日が設定されている期のうち、未納である期がない場合には、ステップS517へ進む。
以上のように、本実施形態においては、データサーバ18から該当する納付者の納付状況を取得し、当該納付状況に基づき、警告画面800を表示する。従って、本実施形態によれば、納付者の納付状況を反映させて、より精度よく、納付者に警告画面800を表示することができる。
<<むすび>>
以上説明したように、第1から第5の実施形態によれば、顧客が分割納付収納票によって納付しようとする際に、誤って、顧客が所望する期と異なる期の収納票を店舗に持ち込むことにより、所望する期とは異なる期が納付される恐れがある場合には、事前に、且つ、自動的に警告画面800を表示することにより、誤った期の納付という間違えを防ぐことができる。従って、これら本実施形態によれば、誤って納付した納付済の期の払い戻し手続き等の事後処理や、未納の期を放置することによる追加料金等の発生を避けることができる。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本実施形態は、上述した店員により操作される収納票処理装置1への適用に加え、顧客により操作される自立型装置2への応用も可能である。以下、自立型装置2について説明する。
図20は、本実施形態に係る収納票処理装置1の変形例としての自立型装置2の構成を示す外観図である。図20に示したように、自立型装置2は、図20に示したように、制御部格納部22と、現金処理部30と、収納票処理部40と、印刷部50と、タッチパネル128とを有する。
制御部格納部22には、第1の実施形態において説明した制御部110の機能を実現する構成が格納される。詳細には、現金処理部30、収納票処理部40及び印刷部50の機能は、第1の実施形態で説明した通りである。タッチパネル128は、顧客への案内画面及び確認画面等を表示する機能及び顧客からの操作を検出する機能を有する。
上記の自立型装置2によれば、顧客による自立型装置2に対する操作に基づき、店員を介さずに収納処理を完了することが可能となる。すなわち、店員を介さずに収納処理を進められる自立型装置2を店舗に設置することが可能である。
なお、上述の第1から第5の実施形態に係るフローチャートにおける各ステップは、必ずしも各フローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、収納票処理装置1の処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、収納票処理装置1に内蔵されるCPU、ROM及びRAM等のハードウェアに、上述した収納票処理装置1の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
1 収納票処理装置
2 自立型装置
12、16 通信網
14 店内管理装置
18 データサーバ
20 POS端末部
22 制御部格納部
30 現金処理部
40 収納票処理部
50 印刷部
60、60a 収納票
70 払込取扱票
72、82、92 領収印領域
74 データコード領域
80 店舗控え
90 受領証
94 印紙貼付領域
100 キーボード
110 制御部
120 通信部
122 ハンディスキャナ
124 店員側タッチパネル
126 顧客側タッチパネル
128 タッチパネル
142 開口
144 スキャナ部
146 一時保留部
148 ブレード
150 集積部
160 記憶部
800 画面
802 処理ボタン
804 キャンセルボタン

Claims (7)

  1. 表示を行う表示部と、
    収納票に記録されたデータコードを取得する情報取得部と、
    前記情報取得部により前記データコードを取得した取得日と、前記データコードに対応する指定日との間の期間に基づいて、前記収納票が、納付者が納付を所望する期の分割納付票ではないと判断した場合、前記表示部に対して、前記納付者が所望する期とは異なる期の納付が行われる恐れがあることを警告する警告画面を表示するように制御する制御部と、
    を備える、
    収納票処理装置。
  2. 前記制御部は、前記取得日と前記指定日との間の期間を算出し、算出された期間を所定の期間と比較して、前記算出された期間が前記所定の期間以上である場合には、前記収納票が、前記納付者が納付を所望する期の分割納付票ではないと判断する
    請求項1に記載の収納票処理装置。
  3. 複数の前記指定日を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記データコードに基づいて、前記記憶部に記憶された前記複数の指定日から、前記データコードに対応し、且つ、最も早くに到達する前記指定日を、前記取得日と前記指定日との間の前記期間を算出するための前記指定日として選択する、
    請求項2に記載の収納票処理装置。
  4. 前記制御部は、前記データコードに基づいて、前記取得日と前記指定日との間の前記期間と比較するための前記所定の期間を選択する、請求項2又は3に記載の収納票処理装置。
  5. 前記情報取得部は、複数の前記収納票に記録された前記各データコードを取得し、
    前記制御部は、
    前記複数の収納票に、前記取得日と前記指定日との間の期間が所定の期間以上である第1の収納票が含まれ、
    前記第1の収納票以外の前記複数の収納票に、前記第1の収納票に記録された前記データコードの少なくとも一部と一致する前記データコードを有する第2の収納票が含まれ、
    且つ、前記取得日と前記第2の収納票に記録された前記データコードに対応する前記指定日との間の期間が前記所定の期間未満でない場合には、
    前記表示部に対して、前記警告画面を表示するように制御する、
    請求項1に記載の収納票処理装置。
  6. 前記制御部は、前記取得日と前記指定日との間の期間を算出し、算出された期間が所定の期間以上である場合には、前記データコードに対応する収納状況を取得し、取得した収納状況に基づいて、前記表示部に対して、前記警告画面を表示するように制御する、
    請求項1に記載の収納票処理装置。
  7. 前記データコードは、事業者コード、収納企業コード、科目、前記指定日、及び納付者識別コードの少なくとも1つを含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の収納票処理装置。
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