JP6726942B2 - 段ボール素材への折罫付与装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多数の段ボール箱等を製造する際の原材料となる段ボール素材に折罫を付与する装置に関する。
定形の段ボール箱が多数必要とされる場合、まず、その段ボール箱の展開形状に合わせた大きさの矩形板状の段ボールシート(ブランクシート)を製造する。そして、そのブランクシートから目的の段ボールの展開形状を切り出し、罫入れや溝切り等の加工を行った後、継ぎ代を接着やステープラーで固定して、折り畳み状態の段ボール箱を製造する。
作業現場では、この折り畳み状態の段ボール箱を広げて箱に組み立て、中に被梱包物を入れる。
近年、多様な被梱包物に対応して個別に段ボール箱を作製したいという、いわゆるオンデマンドによる段ボール箱製造に対する要望が高まってきている。そのような場合、従来の定形の板状の段ボールシートから様々な展開形状の段ボール箱を製造していたのでは、切り出しの無駄が多いという問題がある。
そこで、長尺な段ボール素材を予め製造して保存しておき、必要なときに必要な長さだけ引き出して多様な被梱包物に対応した段ボールシートを切り出す装置が提案されている。特許文献1では長尺な片面段ボール素材をロール状に巻き取った状態で保存しておき、ロール状片面段ボール素材を連続的に引き出し、貼り合わせて両面段ボール素材にした後、あるいは片面段ボール素材のまま切り出す等してブランクシートを製造している。
このようなロール状の段ボール素材は、片面段ボール素材であれば製造することが可能であるが、両面段ボール素材の場合は、ロール状に巻き取っておくことが困難である。
一方で、非特許文献1では両面段ボール素材をジャバラ状に折り畳んで保存しておき、この段ボール素材を連続的に引き出し、切り出し及び折り罫を付与することでブランクシートを製造している。このようにジャバラ状に折り畳むことで、両面、片面のいずれの場合も長尺な段ボール素材として保存することが可能である。
長尺な両面段ボール素材をジャバラ状に自動で折り畳む装置として、特許文献2の装置がある。この折り畳み装置では十字に配置されたアームが回転することで、アームの先端に取り付けられたロッドが連続的に供給される両面段ボール素材を所定の間隔毎に折り曲げ、畳むことで、両面段ボール素材をジャバラ状に積み上げる。
このような自動折り畳み装置において、正確な位置で折り畳み、かつ、折り畳みを高速化するために、予め両面段ボール素材に折り罫を設けておくことが望ましい。特許文献3には、両面段ボール素材に折り罫を付与するために図12(a)に示すような装置が用いられている。この装置では、台座に直線状の、両側に緩やかな傾斜を有する浅い溝が設けられ、その溝の中央から線状の凸条下刃815が突出している。一方、それに対向する上側には、前記凸条下刃815を挟むように一対の板状の傾斜上刃809が設けられている。これら凸条下刃815と一対の傾斜上刃809で段ボール素材860を線状に押しつぶすことで、段ボール素材860に罫線を形成している。
国際公開第WO2014/119439号 国際公開第WO2013/132325号 特開2006-240036号公報
BOX ON DEMAND MACHINE, Panotec S.R.L,[平成27年6月15日検索],インターネット<URL:http://www.boxondemand.technology/en/box-on-demand-machines/>
特許文献3に記載の段ボール素材の折り罫形成装置では、上刃809は2本であるのに対し、下刃は1本だけであるため、その折り罫は図12(b)のように表面と裏面で非対称となる。この折り罫を用いて段ボール素材をジャバラ状に折り畳む場合、図12(b)の左半分を時計回りに折り畳むと、図12(c)の様に折り罫A及びBの2箇所で折れ曲がり、折り畳み部が厚くなるのに対し、左半分を反時計回りに折り畳むと、図12(d)の様に折り罫Cの1箇所のみで折れ曲がるため厚さが小さくなる。これを繰り返し折り畳んで積み上げていくと、折り罫A、Bを内側に折り曲げた端部と、折り罫Cを内側に折り曲げた端部で高さが異なり、段ボールが斜めに積み上げられてしまう。
本発明が解決しようとする課題は、連続した両面段ボール素材に、両面方向に均等に折ることができる折罫を付与する装置を提供することである。
上記課題を解決するために成された本発明に係る両面段ボール素材への折罫付与装置は、
a) 対象とする両面段ボール素材の両面側にそれぞれ設けられた、該両面段ボール素材の幅以上の長さを有し、該両面段ボール素材の面に対して30゜〜60゜の間の角度で傾斜した傾斜面を有する第1押圧部及び第2押圧部と、
b) 前記第1押圧部及び第2押圧部の傾斜面が互いにその全長で、かつ、該両面段ボール素材の厚さの0.5〜2倍の幅で、該両面段ボール素材を両側から押圧するように前記第1押圧部と第2押圧部を駆動する駆動手段と
を備えることを特徴とする。
本発明に係る両面段ボール素材への折罫付与装置では、両面段ボール素材は、その幅方向(JIS-Z0104段ボール用語3006)においては全幅に亘る長さで、流れ方向(JIS-Z0104段ボール用語3005)においてはその厚さの0.5〜2倍の長さで第1押圧部と第2押圧部により押圧される。このようにして形成された折罫は、対象とする両面段ボール素材の両面において僅かの(その厚さの0.5〜2倍以内の)位置的差異はあるものの、そこで一方の側に折ったときと他方の側に折ったときの厚さには差がない。また、その間の折り罫も1本だけであるため、折り畳み厚さも小さい。従って、両面段ボール素材をジャバラ状に折り畳んだとき、均等かつ高密度に折り畳むことができる。なお、本発明に係る折罫付与装置が対象とする両面段ボール素材は、紙製のもののほか、プラスチック製のものであってもよい。
前記折罫付与装置では、前記駆動手段は、第1押圧部及び第2押圧部を、両面段ボール素材に対してその両側から、例えば、直線的に近づけるようにして該両面段ボール素材を押圧する。この場合、前記駆動手段は、第1押圧部及び第2押圧部を、それらの傾斜面で両面段ボール素材を押圧する位置と両押圧部の傾斜面が両面段ボール素材から離間した位置との間を直線的に移動させる。
また、第1押圧部及び第2押圧部は、それぞれ押罫ローラの表面に設けてもよい。この場合、前記駆動手段は各押罫ローラを回転させることにより第1押圧部と第2押圧部を駆動する。
さらには、第1押圧部を押罫ローラの表面に設けて回転させ、第2押圧部をそれに対向した位置に配置しておき、第1押圧部の回転押圧に従動して弾性的に退避するような構造としてもよい。なお、第1押圧部の回転押圧に従動して弾性的に退避するのではなく、第1押圧部の回転押圧に同期して移動するように制御されるものであってもよい。
両面段ボール素材の厚さが大きい場合、上記のように片面に1本の折罫のみを付与するだけでは、180°折り曲げたときに折りの外側に大きな引張力がかかり、段ボール素材の外面が割れることがある。そのような場合には、上記のような折罫を近接して2本形成してもよい。
すなわち、上記折罫付与装置は、更に、
c) 前記第1押圧部及び前記第2押圧部の押圧箇所から前記両面段ボール素材の厚さの2〜4倍の距離を置いて同様に押圧するように設けられた第3押圧部及び第4押圧部と、
d) 前記第3押圧部と第4押圧部を前記第1押圧部と第2押圧部と同様に駆動する第2駆動手段と
を備えることを特徴とする。
両面段ボール素材にこのように近接して2本の折罫を形成することで、両面段ボール素材をジャバラ状に折り畳む際にはこれらの近接した折罫がそれぞれ折れ曲がる。これにより、1つの罫における折れ曲がり角度はほぼ90°となり、両面段ボール素材の外面の破れを防ぐことができる。
本発明に係る両面段ボール素材への折罫付与装置によれば、連続した両面段ボール素材に、両面方向に均等に折ることができる折罫を付与することができる。
本発明に係る両面段ボール素材への折罫付与装置を使用した両面段ボール素材の製造工程の概略構成図。 折罫を付与した両面段ボール素材を折り畳む状態を示す説明図。 本発明の第1の実施形態に係る両面段ボール素材への折罫付与装置の概略構成図。(a)は折罫付与装置の側面図。(b)は折罫付与装置の正面図。 第1の実施形態に係る第1及び第2押圧部の構造を説明する図。 第1の実施形態に係る両面段ボール素材への折罫付与装置により両面段ボール素材を押圧している状態を示す図。 第1の実施形態に係る両面段ボール素材への折罫付与装置により折罫が付与された両面段ボール素材を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る両面段ボール素材への折罫付与装置により両面段ボール素材を押圧している状態を示す図。(a)は2本のローラで両面段ボール素材を押圧している状態を示す図。(b)はローラと平板の組合せで両面段ボール素材を押圧している状態を示す図。 本発明の第3の実施形態に係る両面段ボール素材への折罫付与装置の概略構成図。 本発明の第3の実施形態に係る両面段ボール素材への折罫付与装置により両面段ボール素材を押圧している状態を示す図。 両面段ボール素材への折罫付与装置により両面段ボール素材を押圧している状態を示す参考図。(a)は凸-凸の組合せで両面段ボール素材を押圧している状態を示す図。(b)は凸-凹の組合せで両面段ボール素材を押圧している状態を示す図。 両面段ボール素材への折罫付与装置により両面段ボール素材を押圧している状態を示す参考図。(a)は凸条を有するローラと平板の組合せを示す図。(b)は凸条を有するローラと凹を有する平板の組合せを示す図。(c)は凸条を有するローラと凸条を有する平板の組合せを示す図。 (a)は従来技術における折罫形成装置。(b)は折罫形成装置で折罫が付与された両面段ボールの断面図、(c)は折罫A、Bを内側にして折り畳んだ状態。(d)は折罫Cを内側にして折り畳んだ状態。
図1により、両面段ボール素材の製造工程の一例を説明する。表ライナー紙61のロール12、中しん紙62のロール14、裏ライナー紙63のロール16からそれぞれ原紙61、62、63が引き出され、まず、シングルフェイサ20においてコルゲータ21により中しん紙62に波形の段が形成され、表ライナー紙61と接着されて片面段ボール17が製造される。次にダブルフェイサ30において、この片面段ボール17の波板側に裏ライナー紙63が接着され、両面段ボール素材60が製造される。なお、各原紙は接着剤による貼合前にヒータ22、31、32により加熱され、製造された両面段ボール素材60もヒータ33により加熱され、接着が養生(固定)される。
製造された両面段ボール素材60は、本発明に係る折罫付与装置100により所定の長さ毎に両面側から折罫が形成される。その後、スタッカー42において交互に折り込まれ、ジャバラ状に折り畳まれる。その様子を図2に示す。図2(a)の紙面の左から折罫が付与された両面段ボール素材60が供給される。両面段ボール素材60に付与された折罫Aは、両面段ボール素材60に押しだされることで図2(b)に示すように折れ曲がり、ジャバラ状に積み重ねられる。
本発明に係る折罫付与装置の第1の実施形態について、図3から図6を参照しつつ説明する。本実施形態の折罫付与装置100は折罫の付与対象である両面段ボール素材60の表面側に配置された第1押圧部111と、両面段ボール素材60の裏面側に配置された第2押圧部112と、第1押圧部111を駆動する第1駆動部121と、第2押圧部112を駆動する第2駆動部122と、第1及び第2駆動部121、122に接続されこれらの動作を制御する制御部130で構成される。
両面段ボール素材60は、表ライナー紙61、中しん紙62、裏ライナー紙63から構成され、図3(a)の紙面の右方向に向かって連続的に供給される。
図4に第1及び第2押圧部111、112の構造を示す。第1押圧部111及び第2押圧部112は、それぞれ第1傾斜面111a及び第2傾斜面112aを有し、これらの傾斜面の幅は両面段ボール素材60の厚さwと同一である。また、第1及び第2傾斜面111a、112aは両面段ボール素材60の表面及び裏面に対する角度θ=45°を有する。第1及び第2押圧部111、112の、両面段ボール素材60の幅方向に沿う方向の長さは、図3(b)に示すように、両面段ボール素材60よりも長いため、両面ダンボール素材60の全幅に亘って折罫を付与するこができる。また、第1押圧部111と第2押圧部112は、両面段ボール素材60を押圧した際に傾斜面111a及び112aが対向するように、両面段ボール素材60の流れ方向にずらした位置に配置されている。
第1及び第2駆動部121、122はそれぞれ第1及び第2押圧部111、112を、第1及び第2傾斜面111a、112aの傾斜角θがそれぞれ45°に維持された状態で同時に駆動することで、両面段ボール素材60を押圧する。
次に本実施形態に係る折罫付与装置100の動作について説明する。折罫付与装置100には図1の両面段ボール製造工程において製造された両面段ボール素材60が連続的に供給されており、制御部130は一定時間毎に第1及び第2駆動部121、122を駆動させる制御指令を送り、該指令を受けた第1駆動部121及び第2駆動部122はそれぞれ第1押圧部111及び第2押圧部112を駆動する。第1押圧部111及び第2押圧部112は両面段ボール素材60を第1傾斜面111a及び第2傾斜面112aで挟むことで押圧する(図5)。
その後、第1及び第2駆動部は、それぞれ第1押圧部111及び第2押圧部112を元の位置に戻す。
両面段ボール素材60は第1押圧部111及び第2押圧部112により押圧されることで図6に示す折罫が付与される。この折罫は両面段ボール素材の表面側、裏面側のどちらにも同様に折り畳める形状であるため、後工程においてジャバラに折り畳む際に均等に折り畳むことが可能である。また、両面段ボール素材60を押圧することで、幅dだけ両面段ボール素材60の高さがずれて折り曲げが容易になる。
なお、両面段ボール素材60が押圧される幅は第1及び第2傾斜面111a、112aの幅により決まる。この幅が短すぎると折罫からずれた位置が折れ曲がることがある。この幅が長すぎると段ボール箱として組み立てた際に折罫が段ボール箱の面に折罫が位置した場合、強度が低下したり見た目が良くないため好ましくない。各傾斜面の幅は両面段ボール素材の厚さの0.5から2倍程度の範囲とすることで、折罫に沿って折りたたむことができ、且つ段ボール箱とした際に強度を維持し、見た目が悪くなることを防ぐことができる。
また、両面段ボール素材60の高さのずれ幅dは、第1又は第2傾斜面111a、112aと両面段ボール素材60がなす角度θに影響される。θが大きい場合にはずれ幅dを大きくすることができる一方で、両面段ボール素材60に対して直角に近い面で押圧するため、両面段ボール素材60のライナー紙が破れてしまう可能性がある。また、θが小さい場合には上述の両面段ボール素材60の高さのずれ幅dが小さくなるため、折り曲げ難くなる。角度θを30°から60°程度とすることで、適当なずれ幅dを形成しつつ、ライナー紙が破れないように押圧することができる。
折罫付与装置100は以下に説明する第2の実施形態とすることもできる。第2の実施形態及びその変形例について図7を参照しつつ説明する。本実施形態に係る両面段ボール素材への折罫付与装置は、図7(a)に示すように、両面段ボール素材60の表面側に設けられた第1押罫ローラ241と、両面段ボール素材60の裏面側に設けられた第2押罫ローラ242と、これらを回転駆動させる第1駆動部221及び第2駆動部222と、これら駆動部を制御する制御部230からなる。
第1押罫ローラ241及び第2押罫ローラ242は、それぞれ両面段ボール素材60の幅方向に延設され、両面段ボール素材60よりも広い幅を有する。また、これらの表面には軸方向に延設された第1押圧部211及び第2押圧部212がそれぞれ設けられている。第1押圧部211及び第2押圧部212の形状は、第1の実施形態と同一である。なお、第1押圧部211が第1押罫ローラ241の下端に位置し、第2押圧部212が第2押罫ローラ242の上端に位置するときに、第1及び第2押圧部211、212にそれぞれ設けられた傾斜面が対向するように、第1押罫ローラ241と第2押罫ローラ242は、回転中心を両面段ボール素材60の流れ方向にずらして配置されている。
第1及び第2駆動部221、222は、制御部230からの制御指令に応じて、第1及び第2押罫ローラ241、242を第1及び第2押圧部211、212が両面段ボール素材60を両側から押圧するように同期させつつ回転駆動させる。
本実施形態では、第1駆動部221及び第2駆動部222は、制御部230から送られる制御指令に応じて、第1及び第2押罫ローラ241、242を同期させつつ回転駆動する。折罫付与装置100に連続的に供給される両面段ボール素材60は、この回転する第1押罫ローラ241と第2押罫ローラ242のそれぞれに設けられた第1及び第2押圧部211、212により、図7(a)に示すように両側から押圧され、第1の実施形態と同様に図6に示す折罫が形成される。
上記実施形態の変形例として、図7(b)に示すように、第1及び第2押罫ローラの一方を平板にすることもできる。この変形例では両面段ボール素材60の裏面側に第2押圧部312を有する平板342を配設し、表面側に第1押圧部311を有する第1押罫ローラ341を設けている。平板342には両面段ボール素材60の流れ方向にリニアガイド342a(本発明におけるガイド)が設けられており、第2押圧部312はリニアガイド342a上を移動可能な構成となっている。また、第2押圧部312はバネ342bにより両面段ボール素材60の流れ方向とは逆の方向に付勢されており、外力が加わらない状態では図7(b)に示す位置に配置される。なお、第1押圧部311と第2押圧部312は、第1押圧部311が第1押罫ローラ341の下端に位置し、第2押圧部312が図7(b)に示す位置にあるときに、互いの傾斜面が対向するように、それぞれ配置されている。
次に本変形例の動作について説明する。制御部330からの制御指示により第1駆動部321が第1押罫ローラ341を回転駆動することで、第1押圧部311が第1押罫ローラ341の外周面に沿って移動する。第1押圧部311が下端にくると、両面段ボール素材60が第1押圧部311と第2押圧部312の傾斜面に挟まれて押圧され、折罫が付与される。さらに第1押罫ローラ341が回転して第1押圧部311が第2押圧部312に近づくと、第2押圧部312が第1押圧部311に押され、バネ342bの付勢力に抗して両面段ボール素材60の流れ方向にリニアガイド342aに沿って移動する。これにより、両面段ボール素材60は第1押圧部311と第2押圧部312の傾斜面の間に挟まれた状態で移動する。さらに第1押罫ローラ341が回転して第1押圧部311が両面ダンボール素材60から離間すると、第2押圧部312に対する第1押圧部311からの力がなくなるため、第2押圧部312はバネ342bの付勢力によって図7(b)に示す位置に戻る。本変形例でも、第1の実施形態と同様に図6に示すような折罫が形成される。
また、上記変形例では、第2押圧部とリニアガイドの間にバネを設けて、第2押圧部を第1押圧部の移動に従動させるようにしたが、モータ等で第2押圧部を移動させる構成としても良い。
上記変形例では第2押圧部を移動可能に保持するために平板にリニアガイドを設ける構成としたが、リニアガイドのみで構成してもよい。
次に本発明の第3の実施形態に係る両面段ボール素材への折罫付与装置について図8及び図9を参照しつつ説明する。本実施形態では両面段ボール素材の表面側と裏面側のそれぞれに2本の押圧部を設け、これらを駆動するための4つの駆動部を設けている。それ以外の構成及び各押圧部の構造は第1の実施形態と同様であるため、符号の下2桁を同一の番号とし、適宜説明を省略する。
両面段ボール素材60の表面側には、第1押圧部411及び第3押圧部413が配設されている。第3押圧部413は第1押圧部411よりも両面段ボール素材60の流れ方向にずらした位置に設けられている。第1押圧部411と第3押圧部413の間隔は両面段ボール素材60の厚さの2倍とする。両面段ボール素材60の裏面側には第2押圧部412と第4押圧部414が、それぞれ第1押圧部411と第3押圧部413に対向するように配設されている。各押圧部は全て同一の形状であり、両面段ボールの幅方向の長さや、傾斜面の長さ等は第1の実施形態と同一とする。
第1駆動部421と第1押圧部411、第2駆動部422と第2押圧部412、第3駆動部423と第3押圧部413、第4駆動部424と第4押圧部414がそれぞれ接続される。各駆動部は、各押圧部の傾斜面と両面段ボール素材60がなす傾斜角を一定としたまま、各押圧部を駆動することで、両面段ボール素材60を押圧する。
制御部430は各駆動部にそれぞれ電気的に接続され、全ての駆動部に制御指令を送信することで各駆動部を同時に動作させる。
本実施形態に係る折罫付与装置では、第1から第4駆動部411、412、413、414が同時に駆動されることで、両面段ボール素材60を図9に示すように押圧する。これにより両面段ボール素材60の近接した2箇所に折罫が付与される。これらの折罫は、後工程においてジャバラに折り畳む際に均等に折り畳むことが可能である。また、2つの折罫で180°折り畳むため、1つの折罫の角度が90°となる。これにより折りの外側のライナー紙にかかる力が小さくなり、破れにくい。
第1押圧部411の押圧箇所からと第3押圧部413までの間隔、すなわち折罫の間隔はジャバラ状に折り畳んだ際の両面段ボール素材60の折りの厚さに影響する。この間隔が短いと、折り厚さを小さくすることができるが、折りの外側のライナー紙の近い位置2つの折罫の力がかかるため、ライナー紙が破れ易くなる。前記折罫の間隔が長いと折りの厚さが大きくなるため、ジャバラ状に積み上げたときに高く積み上がることになり、広い保管場所が必要となる。前記折罫の間隔を両面段ボール素材60の厚さの2から4倍とすることで折の厚さを抑えつつ、ライナー紙にかかる力を分散させることができる。
また、上記実施形態では各押圧部にそれぞれ駆動部を設けたが、1つの駆動部に全ての押圧部を接続して駆動してもよいし、両面段ボール素材の表面、裏面側にそれぞれ1つの駆動部を設けて、1つの駆動部が表面または裏面側に配置された2つの押圧部を駆動してもよい。
上記実施形態の両面段ボール素材は、紙を原材料とするもので説明したが、プラスチックシートを用いたプラダンについても、両面段ボール素材を製造する工程を従来のプラダンを製造する工程で置き換えれば、そのまま適用することができる。
上記実施形態は一例であり、本発明の趣旨の範囲で適宜変更、修正、追加などを行っても本願の請求の範囲に包含されることは明らかである。
以下、参考として本発明に係る折罫付与装置に関連する折罫付与装置を図10から図11を参照しつつ説明する。図10(a)に両面段ボール素材の両側に、第1凸条511bを設けた第1押罫ローラ511と、第2凸条512bを設けた第2押罫ローラ512を配置した構成を示す。この構成では制御部530により第1及び第2駆動部521、522が、第1押罫ローラ511及び第2押罫ローラ512を同期して回転駆動させる。これにより第1凸条511bと第2凸条512bにより両面段ボール素材60が押圧され、折罫が付与される。
図10(b)に第2押罫ローラ642に凹条612cを設けた構成を示す。この変形例でも上記構成と同様に凸条611bを設けた第1押罫ローラ641と、凹条612aを設けた第2押罫ローラ642をそれぞれ第1駆動部621及び第2駆動部622により同期させつつ回転駆動させる。これにより凸条611bと凹条612cに両面段ボール素材60が押圧され、折罫が付与される。
別の参考として図11(a)から(c)に示すように両面段ボール素材の片側に平板を用いることもできる。図11(a)に示す構成では、両面段ボール素材60の裏面側に平板742を配設し、表面側に凸条711bを有する第1押罫ローラ741を設けている。第1押罫ローラ741が第1駆動部721により回転駆動されることで両面段ボール素材60が凸条711bと平板742により押圧され、折罫が付与される。この場合、表用の罫と裏用の罫を別々に形成する必要があり、それぞれに図11(a)のような設備を設ける必要があるが、罫ローラの寿命は長くなる。
図11(b)の構成では、平板842に凹条812cが設けられている。両面段ボール素材60は第1駆動部821により回転駆動される第1押罫ローラ841の凸条811bと凹条812cにより押圧され、折罫が付与される。
図11(c)の構成では、平板912に凸条912bが設けられている。両面段ボール素材60は第1駆動部921により回転駆動される第1押罫ローラ941の凸条911bと凸条912bにより押圧され、折罫が付与される。
12…表ライナー紙ロール
14…中しん紙ロール
16…裏ライナー紙ロール
17…片面段ボール
20…シングルフェイサ
21…コルゲータ
22、31、32、33…ヒータ
30…ダブルフェイサ
42…スタッカー
60…両面段ボール素材
61…表ライナー紙
62…中しん紙
63…裏ライナー紙
111、211、311、411…第1押圧部
111a…第1傾斜面
112、212、312、412…第2押圧部
112a…第2傾斜面
121、221、321、421…第1駆動部
122、222、322、422…第2駆動部
423…第3駆動部
424…第4駆動部
241、341…第1押罫ローラ
242…第2押罫ローラ
342…平板
342a…リニアガイド
342b…バネ
413…第3押圧部
414…第4押圧部
130、230、330、430…制御部

Claims (7)

  1. a) 対象とする両面段ボール素材の両面側にそれぞれ設けられた、該両面段ボール素材の幅以上の長さを有し、該両面段ボール素材の面に対して30゜〜60゜の間の角度で傾斜した傾斜面を有する第1押圧部及び第2押圧部と、
    b) 前記第1押圧部及び前記第2押圧部の傾斜面が互いにその全長で、かつ、該両面段ボール素材の厚さの0.5〜2倍の幅で、該両面段ボール素材を両側から押圧するように前記第1押圧部と前記第2押圧部を駆動する駆動手段と
    を備え、
    前記第1押圧部が、前記両面段ボール素材の一方の面側に、該両面段ボール素材の幅方向に延設された押罫ローラの表面に設けられ、
    前記第2押圧部が、前記両面段ボール素材の他方の面側に、該両面段ボール素材の幅方向に延設され、前記第1押圧部の回転押圧に従動して往復移動を可能とするガイド上に設けられ、
    前記駆動手段が前記押罫ローラ及び第2押圧部を駆動させることを特徴とする両面段ボール素材への折罫付与装置。
  2. a) 対象とする両面段ボール素材の両面側にそれぞれ設けられた、該両面段ボール素材の幅以上の長さを有し、該両面段ボール素材の面に対して30゜〜60゜の間の角度で傾斜した傾斜面を有する第1押圧部及び第2押圧部と、
    b) 前記第1押圧部及び前記第2押圧部の傾斜面が互いにその全長で、かつ、該両面段ボール素材の厚さの0.5〜2倍の幅で、該両面段ボール素材を両側から押圧するように前記第1押圧部と前記第2押圧部を駆動する駆動手段と、
    c) 前記第1押圧部及び前記第2押圧部の押圧箇所から前記両面段ボール素材の厚さの2〜4倍の距離を置いて前記両面段ボール素材の両面側にそれぞれ設けられた、該両面段ボール素材の幅以上の長さを有し、該両面段ボール素材の面に対して30゜〜60゜の間の角度で傾斜した傾斜面を有する第3押圧部及び第4押圧部と、
    d) 前記第3押圧部及び前記第4押圧部の傾斜面が互いにその全長で、かつ、該両面段ボール素材の厚さの0.5〜2倍の幅で、該両面段ボール素材を両側から押圧するように前記第3押圧部と前記第4押圧部を駆動する第2駆動手段と
    を備えることを特徴とする両面段ボール素材への折罫付与装置。
  3. 前記第1押圧部の傾斜面と前記第2押圧部の傾斜面が、前記両面段ボール素材を挟んで互いに対向し、前記第3押圧部の傾斜面と前記第4押圧部の傾斜面が、前記両面段ボール素材を挟んで互いに対向することを特徴とする請求項2に記載の両面段ボール素材への折罫付与装置。
  4. 波目に垂直な方向に長尺である両面段ボールシートの一方の面に形成された波目に平行な第1凹条部と、前記両面段ボールシートの他方の面の前記第1凹条部から波目に垂直な方向に該両面段ボールシートの厚さの0.5〜2倍の距離を置いた位置に形成された波目に平行な第2凹条部とからなる第1折罫部と、
    前記一方の面の、前記第凹条部から前記波目に垂直な方向に該両面段ボールシートの厚さの2〜4倍の距離を置いた位置に形成された波目に平行な第3凹条部と、前記他方の面の、前記第凹条部から前記波目に垂直な方向に該両面段ボールシートの厚さの2〜4倍の距離を置いた位置に形成された波目に平行な第4凹条部とからなる第2折罫部とを、所定の折り畳み長さ毎に有する両面段ボールシート。
  5. 前記第3凹条部及び前記第4凹条部が、それぞれ前記第1凹条部及び前記第2凹条部から波目に垂直な方向に、前記両面段ボールシートの厚さの2〜4倍の距離を置いて、前記両面段ボールシートの一方の面及び他方の面に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の両面段ボールシート。
  6. 前記第1凹条部の一部と前記第2凹条部の一部とが波目に垂直な方向に重複しており、前記第3凹条部の一部と前記第4凹条部の一部とが波目に垂直な方向に重複していることを特徴とする請求項4に記載の両面段ボールシート。
  7. 請求項4〜6のいずれかに記載の両面段ボールシートを、前記折罫で交互に折り曲げて積み重ねた、ジャバラ状の両面段ボール素材。
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