JP6726582B2 - 管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両を共用するための仕組みに関する。
車両の所有者がその車両を利用者に貸し出す、いわゆるカーシェアリングというサービスがある。特許文献1には、個人が所有する自動車を一時利用者に貸与するためのシステムについて開示されている。特許文献2には、空き状態の車両群のうち、利用者の現在位置に最も近い位置に存在する車両を貸し出し対象車両に決定し、その車両の状態を「貸し出し中」に変更することが開示されている。
特開2002−251581号公報 特開2002−175589号公報
ところで、車両の所有者がその車両を利用者に貸し出すサービスにおいて、所有者に代わって利用者が給油等の行為を行うようにすると、その所有者にとっては便利である。
そこで、本発明は、車両の所有者がその車両を利用者に貸し出すサービスにおいて、車両の所有者が行う行為を車両の利用者に促すための仕組みを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、制御部と、記憶部と、通信部とを備え、前記制御部は、前記通信部を用いて、車両の所有者が行うべき行為であって、前記車両の利用者が当該車両に対し当該所有者に代わって行う行為と、当該行為を行う日時とに関する行為条件を決定するための情報を取得し、取得した前記情報に基づいて前記行為条件を決定し、前記利用者が利用対象となる車両を予約するための利用者端末に対し、決定された前記行為条件における前記日時に前記利用者が前記所有者に代わって前記行為を行うことで前記利用者に前記車両を貸し出す貸し出し条件を提示するための情報を前記通信部から送信することを特徴とする管理装置を提供する。
前記行為は、車両に対する給油、洗車又はオイル交換のいずれかを含んでもよい。
前記制御部は、前記行為条件を決定するための情報として前記所有者に関する情報を前記通信部を用いて取得し、取得した当該情報に基づいて前記行為条件を決定するようにしてもよい。
前記所有者に関する情報は、前記所有者の予定に関する情報を含むようにしてもよい。
前記制御部は、前記行為条件を決定するための情報として前記利用者に関する情報を前記通信部を用いて取得し、取得した当該情報に基づいて前記行為条件を決定するようにしてもよい。
前記利用者に関する情報は、前記利用者による車両の利用に関する情報を含むようにしてもよい。
前記制御部は、前記行為条件を決定するための情報として前記車両に関する情報を前記通信部を用いて取得し、取得した当該情報に基づいて前記行為条件を決定するようにしてもよい。
前記制御部は、前記行為条件を決定するための情報として、前記車両の所在地又は移動経路における天候に関する情報、若しくは、前記車両の移動経路の舗装状況に関する情報を前記通信部を用いて取得し、取得した前記情報に基づいて、洗車という行為と当該行為を行う日時とに関する行為条件を決定するようにしてもよい。
前記制御部は、前記利用者が前記所有者に代わって前記行為を行ったことによって当該利用者に与えられる特典に関する情報を前記通信部から前記利用者端末に送信するようにしてもよい。
本発明によれば、車両の所有者がその車両を利用者に貸し出すサービスにおいて、車両の所有者が行う行為を車両の利用者に促すことができる。
車両共用システムの全体構成を示す図 利用者端末のハードウェア構成を示すブロック図 車載端末のハードウェア構成を示すブロック図 管理装置のハードウェア構成を示すブロック図 管理テーブルのデータ構造を例示する図 車両テーブルのデータ構造を例示する図 特典テーブルのデータ構造を例示する図 管理装置が実現する機能を示す機能ブロック図 管理装置の処理を示すフローチャート 車両共有システムの処理を示すシーケンスチャート 利用者端末に表示される予約画面を例示する図
図1は、本発明の一実施形態である車両共用システムの全体構成を示す図である。車両共用システム1は、所有者が所有する車両を利用者に利用させる車両共用サービスを提供する。図1に示すように、車両共用システム1は、サービス事業者がこのサービスを管理するための管理装置100と、車両の所有者が操作する所有者端末200と、その車両を一時的に借りて利用する利用者が操作する利用者端末300と、その車両に搭載される車載端末400と、車両の所有者に関する各種情報を蓄積している情報蓄積装置500とを備える。利用者端末200、所有者端末300、車載端末400及び情報蓄積装置500は、ネットワーク900を介して管理装置100と接続されとており、これらは相互に通信を行う。ネットワーク900は、インターネットや移動通信網等の有線又は無線の通信ネットワークである。ネットワーク900は、単独の通信ネットワークではなく、通信方式が異なる複数の通信ネットワークを相互接続したものであってもよい。なお、図1には、管理装置100、所有者端末200、利用者端末300、車載端末400及び情報蓄積装置500をそれぞれ1つずつ示しているが、これらはそれぞれ複数であってもよい。
この車両共有サービスにおいては、車両の所有者が行うべき例えば給油や洗車、オイル交換などの行為を利用者がその所有者に代わって行うことを条件にして、車両の貸し出し料金を割り引くなどの何らかの特典が利用者に与えられる。ここで、上記の行為の内容及びその行為を行う日時を含む条件(以下、行為条件という)を決定する方法の1つとして、所有者に関する情報に基づいて行為条件を決定する方法がある。ここで、所有者に関する情報とは、例えば所有者の予定に関する情報又は所有者のコミュニケーションに関する情報を含む。所有者の予定に関する情報は、例えば所有者によってスケジューラなどのソフトウェアを介して情報蓄積装置500に登録されている。また、所有者のコミュニケーションに関する情報は、例えば所有者が他人とコミュニケーションをとるためのメーラ、SNS(Social Networking Service)、インターネットメッセンジャー、通話等の履歴であり、情報蓄積装置500に登録されている。また、行為条件を決定する別の方法として、車両に関する情報に基づいて行為条件を決定する方法がある。例えば車両における残燃料量や走行距離或いはその車両に対する予約状況に基づいて行為条件が決定される。
図2は、利用者端末300のハードウェア構成を示すブロック図である。利用者端末300は、例えばスマートホンやタブレット或いはパーソナルコンピュータなどの通信可能なコンピュータであり、制御部31と、通信部32と、記憶部33と、UI部34と備えている。制御部31は、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などの記憶装置とを備えている。ROMには、CPUによって実行されるプログラムが記憶されている。CPUは、RAMをワークエリアとして用いてROMや記憶部33に記憶されたプログラムを実行することによって、利用者端末300の各部の動作を制御する。通信部32は、アンテナや通信回路を備えており、移動通信網の基地局と無線通信を行う。記憶部33は、例えばEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)やフラッシュメモリなどの記憶部であり、制御部31が用いるデータ群やプログラム群を記憶している。UI(User Interface)部34は、例えばキーやタッチセンサなどの操作子が設けられた操作部と、例えば液晶パネルや液晶駆動回路などの表示部と、例えばスピーカ又はイヤホン用端子などの音声出力部とを含んでいる。
所有者端末200のハードウェア構成も利用者端末300と同様であるから、説明を省略する。
図3は、車載端末400のハードウェア構成を示すブロック図である。車載端末400は例えばカーナビゲーション装置などの通信可能なコンピュータであり、制御部41と、通信部42と、記憶部43と、UI部44と、センサ部45とを備えている。制御部41は、CPUなどの演算処理装置と、ROM及びRAMなどの記憶装置とを備えている。ROMには、CPUによって実行されるプログラムが記憶されている。CPUは、RAMをワークエリアとして用いてROMや記憶部43に記憶されたプログラムを実行することによって、車載端末400の各部の動作を制御する。通信部42は、アンテナや通信回路を備えており、移動通信網の基地局と無線通信を行う。記憶部43は、例えばハードディスクなどの記憶装置であり、制御部41が用いるデータ群やプログラム群を記憶している。UI部44は、例えばキーやタッチセンサなどの操作子が設けられた操作部と、例えば」液晶パネルや液晶駆動回路などの表示部と、例えばスピーカ又はイヤホン用端子などの音声出力部とを含んでいる。センサ部45は、車両の状態を検出するための検出部であり、例えば燃料計、雨滴センサ又はタイマなどを含む。
図4は、管理装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。管理装置100は例えばサーバマシンなどのコンピュータであり、制御部11と、通信部12と、記憶部13とを備えている。制御部11は、CPU等の演算装置と、ROM及びRAMなどの記憶装置とを備えている。CPUは、RAMをワークエリアとして用いてROMや記憶部13に記憶されたプログラムを実行することによって、管理装置100の各部の動作を制御する。通信部12はネットワーク900に接続されており、通信処理を行う。記憶部13は、例えばハードディスク等の記憶装置であり、制御部11が用いるデータ群やプログラム群を記憶している。記憶部13は、以下に説明する予約管理テーブル、車両テーブル及び特典テーブルを少なくとも記憶している。
図5は、予約管理テーブルのデータ構造を例示する図である。図5に示すように、この予約管理テーブルは、各所有者を識別する所有者ID及びその所有者が所有する車両を識別する車両ID単位で作成されるようになっている。この予約管理テーブルには、車両の利用予約に関する情報が記述されている。図5の例では、例えば7月5日の16:00-17:00において利用者Zによる利用予約がなされている。また、この予約管理テーブルには、所有者自身による車両を用いた外出を伴うスケジュールが記述されている。図5では、例えば7月13日において所有者が買い物に行き、また、7月20〜7月22日において所有者が旅行に行くというスケジュールになっている。この所有者自身による車両を用いた外出を伴うスケジュールは、情報蓄積装置500に登録されている利用者の予定情報に基づいて制御部11によりこの管理テーブルに記述されるようになっている。また、この予約管理テーブルには、上述した行為条件に関する情報が記述されている。図5の例では、例えば7月12日、7月17日〜7月19日、7月27日及び7月28日における給油という行為が行為条件として記述されており、また、例えば7月30日及び7月31日におけるオイル交換という行為が行為条件として記述されている。
次に、図6は、車両テーブルのデータ構造を例示する図である。図6に示すように、車両テーブルには、車両ID単位で、その車両を所有する所有者の所有者ID、その車両の車種、その車両の貸し出し料金の時間単価、その車両における残燃料量、その車両の前回洗車時期及び前回オイル交換時期が記述されている。
次に、図7は、特典テーブルのデータ構造を例示する図である。図7に示すように、特典テーブルには、行為条件に含まれる行為の内容と、その行為を利用者が行うことによってその利用者に与えられる特典(ここでは貸し出し料金を割り引くこと)とが記述されている。例えば利用者が給油を行うと、貸し出し料金が10%割引になる。
図8は、管理装置100の機能構成を示す図である。図8における取得部101は、車両の利用者がその車両に対して行う行為とその行為を行う日時とに関する行為条件を決定するための情報を取得する。決定部102は、取得部101により取得された情報に基づいて行為条件を決定する。提示部103は、利用者が利用対象となる車両を予約する予約画面において、決定部102により決定された行為条件を満たした利用者に対する車両の貸し出し条件を提示する。予約部104は、利用者により指定された車両を予約する処理を行う。取得部101は、制御部11及び通信部12によって実現される機能であり、決定部102は制御部11及び記憶部13によって実現される機能であり、提示部103は制御部11及び通信部12によって実現される機能であり、予約部104は制御部11及び記憶部13によって実現される機能である。
[動作]
次に、本実施形態の動作を説明する。
[貸し出し条件決定までの動作]
図9において、管理装置100の取得部101は、行為条件を決定するための情報を取得する(ステップS11)。ここで取得される情報は、情報蓄積装置500から提供される所有者に関する情報と、車載端末400から提供される車両に関する情報とを含む。
次に、管理装置100の決定部102は、取得した情報に基づいて行為条件を決定する(ステップS12)。決定部102は、所有者に関する情報に基づいて行為条件を決定する場合、所有者の予定に関する情報又は所有者のコミュニケーションに関する情報に基づいて行為条件を決定する。具体的には、所有者に車両の利用を伴う予定がある場合、その予定の前の日時(例えば前日)に給油するという行為条件を決定する。また、決定部102は、車両に関する情報に基づいて行為条件を決定する場合には、例えば、車両テーブルに記述されている燃料残量が閾値以下になったらその後(例えばその翌日から所定期間)に給油するという行為条件を決定する。また、決定部102は、車両テーブルに記述された前回洗車時期から所定時間が経過したら、その後(例えばその翌日から所定期間)に洗車を行うという行為条件を決定する。また、決定部102は、車両テーブルに記述された前回オイル交換時期から所定時間が経過したら、その後(例えばその翌日から所定期間)にオイル交換を行うという行為条件を決定する。
そして、管理装置100の提示部103は、上記の行為条件と特典テーブルの内容とに基づいて貸し出し条件を決定する(ステップS13)。具体的には、行為条件に含まれる行為に対応する特典を特典テーブルから読み出し、その特典を、行為条件に含まれる日時に対応付けて記憶する。
[利用契約時の動作]
図10において、まず、利用者は利用者端末300を操作して管理装置100にアクセスし、利用者端末300に表示される所定のメニュー画面上で車種等を選択して、利用対象となる車両IDを指定する。この操作に応じて、利用者端末300は、指定された車両IDの車両の利用予約を行うための予約画面を管理装置100に要求する(ステップS21)。管理装置100の提示部103は、この要求に応じて、指定された車両IDの車両の予約画面を表示するための予約画面データを生成して(ステップS22)、利用者端末300に送信する(ステップS23)。利用者端末はこの予約画面データに基づいて図11に例示するような予約画面を表示する。
図11に例示した予約画面では、車両の利用予約の可否が表示されており、ここでは、「×」と記された日時は利用ができない。例えば7月5日の16:00-17:00においては予約できないが、これは図5に示したように他の利用者(利用者Z)によって既に利用予約がなされているからである。また、例えば7月20日〜7月22日においては予約できない。これは図5に示したように所有者による旅行のスケジュールが入っているからである。
また、この管理テーブルには、行為条件と、その行為条件を満たすことで利用者に与えられる特典とからなる貸し出し条件が表示されている。図11では、例えば7月17日〜7月19日において給油という行為を行うと貸し出し料金が10%割り引かれることが記述されている。また、例えば7月30日及び7月31日においてオイル交換という行為を行うと貸し出し料金が20%割り引かれることが記述されている。このようにして、利用者が利用対象となる車両を予約する予約画面において、行為条件を満たした利用者に対する前記車両の貸し出し条件が提示される。
利用者はこの予約画面を参照して、予約を希望する日時を指定する操作を行う。この操作に応じて、利用者端末300は、指定された日時に車両を予約するよう管理装置100に要求する(ステップS24)。管理装置100の予約部104は、この要求に応じて、指定された日時に対する予約処理を行う(ステップS25)。例えば、予約部104は管理テーブルにこの利用予約を書き込むなどの処理を行う。そして、管理装置100の予約部104は、予約の完了通知を利用者端末300に送信する(ステップS26)。利用者端末300はこの完了通知を表示して利用者に通知する。
以上説明した実施形態によれば、車両の所有者がその車両を利用者に貸し出すサービスにおいて、車両の所有者が行う行為を車両の利用者に促すことが可能となる。
[変形例]
上述した実施形態は次のような変形が可能である。また、以下の変形例を互いに組み合わせて実施してもよい。
[変形例1]
行為条件を決定する方法は実施形態の例に限らない。例えば、決定部102は、車両の外部環境に関する情報に基づいて行為条件を決定してもよい。例えば情報蓄積装置500には、車両の所在地(駐車保管場所)や移動経路上の天候に関する情報を取得して蓄積しておき、決定部102がこの天候に関する情報に基づいて行為条件を決定する。具体的には、決定部102は、洗車が必要と思われる天候の種類(雨、雪、風など)を記憶しておき、車両の所在地(駐車保管場所)や移動経路上の天候がその種類に合致したときには、その貸し出し後の日時に洗車という行為を行為条件として決定する。また、決定部102は、車両の移動経路の舗装状況を地図データベース等から取得し、洗車が必要と思われる舗装の有無に関する条件(非舗装路が30km以上等)を記憶しておき、車両の移動経路がその条件に合致したときには、その貸し出し後の日時に洗車という行為を行為条件として決定する。
また、決定部102は、利用者に関する情報に基づいて行為条件を決定してもよい。具体的には、決定部102は、利用者の車両を利用する予定(予定目的地、走行予定距離等)を利用者端末300から取得し、その予定が予め記憶した給油が必要と思われる条件(貸し出し位置から予定目的地までの距離が閾値以上とか、走行予定距離が閾値以上)を満たす場合には、その貸し出し後の日時に給油という行為を行為条件として決定する。
また、決定部102は、給油、オイル交換、洗車などの行為の詳細の指定(レギュラー又はハイオクなどのガソリン種別やオイルの銘柄、洗車のサービス種類など)や、その行為を行う店舗の指定を含む行為条件を決定してもよい。この場合、店舗については、所有者が予め指定した店舗や、所有者の過去の行動履歴からその所有者がいつも利用している店舗を指定する。その際、所有者が店舗を利用したかどうかの判定は、ユーザの行動履歴(滞在場所、滞在時間)、または、所有者が管理装置100に通知したレシート画像や決済履歴(クレジットカードやケータイ払い等の履歴)から判断する。なお、指定した店舗で行為が実施された場合は、特典の価値をより高く設定してもよい。また、行為の詳細についても同様に、所有者が予め指定した詳細内容や、所有者の過去の行動履歴からその所有者がいつも行っている詳細内容を指定する。
[変形例2]
行為条件を満たした利用者に与えられる特典は実施形態に例に限らない。特典の別の例としては、車両利用の可否そのもの(行為条件を満たせば貸し出すが、満たさないときは貸さないなど)、利用者に対する価値に相当するポイント(例えば利用者端末の通信料金に充当可能なポイントや、商業店舗で金銭の代わりに利用可能なポイント)の付与であってもよい。
[変形例3]
車両は、自動車に限らず、二輪車などであってもよい。
[その他の変形例]
なお、上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。また、「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。また、本開示の全体において、例えば、英語でのa, an, 及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
本発明に係る管理装置100は、実施形態で説明したようにそれぞれの機能の全てを一体に備えた装置によっても実現可能であるし、それぞれの装置の機能を、さらに複数の装置に分散して実装したシステムであってもよい。例えば管理装置100の取得部101、決定部102、提示部103及び予約部104が複数の装置にそれぞれ実装され、全体として管理装置100と同等の機能を実現する管理システムであってもよい。
また、所有者端末200及び利用者端末300は、スマートホンやタブレットなどの無線通信を行う装置に限らず、例えばノートブック型のパーソナルコンピュータなどの有線通信を行う装置であってもよい。
本発明は、管理装置100が行う情報処理方法、或いは、管理装置100としてコンピュータを機能させるためのプログラムといった形態でも実施が可能である。かかるプログラムは、光ディスク等の記録媒体に記録した形態で提供されたり、インターネット等のネットワークを介して、コンピュータにダウンロードさせ、これをインストールして利用可能にするなどの形態で提供されたりすることが可能である。
100・・・管理装置、11・・・制御部、12・・・通信部、13・・・記憶部、101・・・取得部、102・・・決定部、103・・・提示部、104・・・予約部、200・・・所有者端末、300・・・利用者端末、31・・・制御部、32・・・通信部、33・・・記憶部、34・・・UI部、400・・・車載端末、500・・・情報蓄積装置、900・・・ネットワーク。

Claims (9)

  1. 制御部と、
    記憶部と、
    通信部とを備え、
    前記制御部は、
    前記通信部を用いて、車両の所有者が行うべき行為であって、前記車両の利用者が当該車両に対し当該所有者に代わって行う行為と、当該行為を行う日時とに関する行為条件を決定するための情報を取得し、
    取得した前記情報に基づいて前記行為条件を決定し、
    前記利用者が利用対象となる車両を予約するための利用者端末に対し、決定された前記行為条件における前記日時に前記利用者が前記所有者に代わって前記行為を行うことで前記利用者に前記車両を貸し出す貸し出し条件を提示するための情報を前記通信部から送信する
    ことを特徴とする管理装置。
  2. 前記行為は、車両に対する給油、洗車又はオイル交換のいずれかを含む
    ことを特徴とする請求項1記載の管理装置。
  3. 前記制御部は、前記行為条件を決定するための情報として前記所有者に関する情報を前記通信部を用いて取得し、取得した当該情報に基づいて前記行為条件を決定する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の管理装置。
  4. 記所有者に関する情報は、前記所有者の予定に関する情報を含む
    ことを特徴とする請求項記載の管理装置。
  5. 前記制御部は、前記行為条件を決定するための情報として前記利用者に関する情報を前記通信部を用いて取得し、取得した当該情報に基づいて前記行為条件を決定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の管理装置。
  6. 前記利用者に関する情報は、前記利用者による車両の利用に関する情報を含む
    ことを特徴とする請求項5記載の管理装置。
  7. 前記制御部は、前記行為条件を決定するための情報として前記車両に関する情報を前記通信部を用いて取得し、取得した当該情報に基づいて前記行為条件を決定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の管理装置。
  8. 前記制御部は、
    前記行為条件を決定するための情報として、前記車両の所在地又は移動経路における天候に関する情報、若しくは、前記車両の移動経路の舗装状況に関する情報を前記通信部を用いて取得し、
    取得した前記情報に基づいて、洗車という行為と当該行為を行う日時とに関する行為条件を決定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の管理装置。
  9. 前記制御部は、
    前記利用者が前記所有者に代わって前記行為を行ったことによって当該利用者に与えられる特典に関する情報を前記通信部から前記利用者端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の管理装置。
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