JP6726348B1 - コミュニケーションシステム及びロボット - Google Patents

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【課題】ロボットを活用しやすいコミュニケーションシステム及びロボットを提供する。【解決手段】コミュニケーションシステム100は、固定されていないロボット20,21,22と、ロボットと通信可能な複数のコンピュータ10,11とを備えるコミュニケーションシステムであって、ロボットは、カメラと、複数のコンピュータのうち不特定のコンピュータの指令に基づいて動作する第1モード及び複数のコンピュータのうちユーザ認証された特定のコンピュータの指令に基づいて動作する第2モードを切り替えるモード切り替え部と、を有し、コンピュータは、ロボットに対する指令を入力する入力部と、カメラで撮影された画像を表示する表示部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、コミュニケーションシステム及びロボットに関する。
近年、インターネットを用いたテレビ会議システムが普及し、顔を見ながら話すだけでなく、遠隔地にいるユーザがカメラの向きや位置を操作することができるテレプレゼンスロボットが使用されている。
例えば、下記特許文献1には、遠隔操作者に対して撮影画像を提供するカメラと、撮影画像内の少なくとも一部を遠隔操作者から隠蔽するマスク処理を実行し、かつ、マスク処理を用途に応じて切り替えるマスク処理部と、を備えるカメラ付き移動体が記載されている。
特開2019−062308号公報
従来のテレプレゼンスロボットは、ログイン等の認証処理を経て使用が開始されるものであり、権限を持たないユーザが用いることはできない。このようなロボットは、所有者の資産であるが、用途が限定されているため非稼働時間が長くなることがあり、活用が難しい場合がある。
そこで、本発明は、ロボットを活用しやすいコミュニケーションシステム及びロボットを提供する。
本発明の一態様に係るコミュニケーションシステムは、固定されていないロボットと、ロボットと通信可能な複数のコンピュータとを備えるコミュニケーションシステムであって、ロボットは、カメラと、複数のコンピュータのうち不特定のコンピュータの指令に基づいて動作する第1モード及び複数のコンピュータのうちユーザ認証された特定のコンピュータの指令に基づいて動作する第2モードを切り替えるモード切り替え部と、を有し、コンピュータは、ロボットに対する指令を入力する入力部と、カメラで撮影された画像を表示する表示部と、を有する。
この態様によれば、ロボットの第1モードと第2モートとが切替可能であることで、第2モードとして所有者が使用しつつ、所有者が使用しない空き時間に第1モードとして公開し、不特定のユーザがロボットを操作できるようにして、その対価を得ることができる。また、ロボットを第1モードとして公開し、所有者が不特定のユーザとコミュニケーションを取ることもできる。このようにして、ロボットをより有効に活用することができる。
上記態様において、第1モードで動作するロボットは、複数のコンピュータから事前予約を受け付け、予約された期間に、当該予約を行ったコンピュータの指令に基づいて動作してもよい。
この態様によれば、ロボットを不特定のユーザに時間貸しして、資産として活用することができる。
上記態様において、複数のロボットを備え、表示部は、複数のロボットのうち第1モードで動作するロボットを一覧表示し、入力部は、第1モードで動作するロボットのうちいずれかの選択を受け付け、選択されたロボットに対する指令を入力してもよい。
この態様によれば、不特定のユーザが用いることのできるロボットを一目で把握することができ、ロボットの利用を促進し、ロボットがより活用されるようにすることができる。
上記態様において、複数のロボットを備え、表示部は、複数のロボットのうち第1モードで動作するロボット及び複数のロボットのうちユーザ認証された第2モードで動作するロボットを一覧表示し、入力部は、第1モードで動作するロボットのうちいずれか又は第2モードで動作するロボットのうちいずれかの選択を受け付け、選択されたロボットに対する指令を入力してもよい。
この態様によれば、不特定のユーザが用いることのできるロボット及び事前登録したロボットを一目で把握することができ、ロボットの利用を促進し、ロボットがより活用されるようにすることができる。
本発明の他の態様に係るロボットは、カメラと、遠隔操作可能な駆動部と、を有する移動型又は装着型のロボットであって、第1モード及び第2モードを切り替えるモード切り替え部と、第1モードが設定されているとき、複数のコンピュータのうち不特定のコンピュータからの指令を受け付け、第2モードが設定されているとき、複数のコンピュータのうちユーザ認証された特定のコンピュータからの指令を受け付ける受付部と、受け付けた指令に応じて、駆動部の制御を行う制御部と、カメラで取得した画像を、指令を入力したコンピュータに送信する送信部と、を備える。
この態様によれば、ロボットの第1モードと第2モートとが切替可能であることで、第2モードとして所有者が使用しつつ、所有者が使用しない空き時間に第1モードとして公開し、不特定のユーザがロボットを操作できるようにして、その対価を得ることができる。また、ロボットを第1モードとして公開し、所有者が不特定のユーザとコミュニケーションを取ることもできる。このようにして、ロボットをより有効に活用することができる。
本発明によれば、ロボットを活用しやすいコミュニケーションシステム及びロボットを提供することができる。
本発明の実施形態に係るコミュニケーションシステムのネットワーク構成を示す図である。 本実施形態に係るコンピュータの物理的構成を示す図である。 本実施形態に係るロボットの物理的構成を示す図である。 本実施形態に係るコンピュータに表示される第1画面例を示す図である。 本実施形態に係るコンピュータに表示される第2画面例を示す図である。 本実施形態に係るコンピュータにより実行される処理のフローチャートである。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
図1は、本発明の実施形態に係るコミュニケーションシステム100のネットワーク構成を示す図である。コミュニケーションシステム100は、固定されていないロボット20,21,22と、ロボット20,21,22と通信可能な複数のコンピュータ10,11とを備える。ここで、ロボット20,21,22とコンピュータ10,11が通信可能とは、無線通信又は有線通信が可能であることを含み、インターネットやLAN(Local Area Network)による通信が可能であったり、近距離無線通信が可能であったりする場合を含む。なお、本実施形態では、3台のロボット20,21,22と、2台のコンピュータ10,11とを例示しているが、その台数は任意である。
ロボット20,21,22は、カメラと、複数のコンピュータ10,11のうち不特定のコンピュータの指令に基づいて動作する第1モードM1及び複数のコンピュータ10,11のうちユーザ認証された特定のユーザが使用するコンピュータの指令に基づいて動作する第2モードM2を切り替えるモード切り替え部と、を有する。ロボット20,21,22は、例えば汎用のテレプレゼンスロボットで構成され、車輪等の移動部を有していてよい。図1に示す例では、ロボット20は、第2モードM2で動作しており、ユーザ認証されたユーザが使用するコンピュータ10からの指令のみ受け付ける。一方、ロボット21,22は、第1モードM1で動作しており、全てのコンピュータ10,11からの指令を受け付ける。
第1モードM1で動作するロボット21,22は、ユーザ認証不要でコンピュータ10,11からの指令に基づいて動作する。もっとも、複数のコンピュータから同時に指令を受け付けると、指令が錯綜するため、第1モードM1で動作するロボット21,22は、事前予約を受け付けて、予約したユーザが使用するコンピュータの指令に基づいて動作するようにしてよい。一方、第2モードM2で動作するロボット20は、ユーザ認証に成功したコンピュータ10からの指令に基づいて動作する。ここで、ユーザ認証は、公知の手法で行われてよく、ユーザ認証のための情報は、事前に登録されていてよい。第2モードM2で動作するロボット20に関しても、ユーザ認証に成功したユーザのうち事前予約したユーザが使用するコンピュータの指令に基づいて動作するようにしてもよい。第1モードM1で動作するロボット21,22は、特別なアクセス権限が必要ないパブリックモードで動作するロボットであり、第2モードM2で動作するロボット20は、特別なアクセス権限が必要であるプライベートモードで動作するロボットである。
ロボット20,21,22が固定されていないとは、ロボット20,21,22が車輪等の移動部を有する移動型である場合と、人が装着でき、マニピュレータ等の駆動部を有する装着型である場合とを含む。移動型のロボットは、例えば特許文献1に示されている。移動型ロボットの移動部は、一輪、二輪又は多輪により走行するもの、キャタピラにより走行するもの、レールの上を走行するもの、飛び跳ねて移動するもの、二足歩行、四足歩行又は多足歩行するもの、スクリューにより水上又は水中を航行するもの及びプロペラ等により飛行するものを含む。装着型のロボットは、例えばMHD Yamen Saraiji, Tomoya Sasaki, Reo Matsumura, Kouta Minamizawa and Masahiko Inami, "Fusion: full body surrogacy for collaborative communication," Proceeding SIGGRAPH '18 ACM SIGGRAPH 2018 Emerging Technologies Article No. 7.にて公開されている。さらに、ロボット20,21,22は、自動走行又は半自動走行可能な車両や重機であったり、ドローンや飛行機であったりを含む。また、ロボット20,21,22は、スポーツスタジアム等に設置され、レールの上を移動可能なカメラを備えたロボットを含む。また、ロボット20,21,22は、宇宙空間に打ち上げられる衛星型ロボットであって、姿勢制御やカメラの撮影方向の制御が可能なロボットを含む。
ロボット20,21,22のモード切り替え部は、物理的なスイッチにより実現されてもよいし、ソフトウェアによって実現されてもよい。物理的なスイッチによってモード切り替え部を実現する場合、ロボット20,21,22に設けられたスイッチを切り替えることで、第1モードM1と第2モードM2を切り替えることができる。また、ソフトウェアによってモード切り替え部を実現する場合、ユーザ認証処理を行い、ユーザ認証に成功したユーザによって、ロボット20,21,22に設けられた入力部の操作が行われて第1モードM1と第2モードM2とが切り替えられたり、ユーザ認証に成功したコンピュータからの指令によって、第1モードM1と第2モードM2とが切り替えられたりする。ソフトウェアによってモード切り替え部を実現する場合、ロボット20,21,22の管理者が、遠隔地にいながら第1モードM1と第2モードM2とを切り替えることができる。
コンピュータ10,11は、ロボット20,21,22に対する指令を入力する入力部と、ロボット20,21,22のカメラで撮影された画像を表示する表示部と、を有する。コンピュータ10,11は、例えばスマートフォンで構成されるが、パーソナルコンピュータ等で構成されてもよい。コンピュータ10,11のユーザは、ロボット20,21,22を介して、ロボット20,21,22が配置されている遠隔地にいる他のユーザとコミュニケーションをとることができる。
本実施形態に係るコミュニケーションシステム100によれば、ロボット20,21,22の第1モードM1と第2モートM2とが切替可能であることで、第2モードM2として特定のユーザが使用しつつ、特定のユーザが使用しない空き時間に第1モードM1として公開し、不特定のユーザがロボット20,21,22をシェアリングできるようになる。このとき、特定のユーザがその対価を得られるようにしてもよい。また、ロボット20,21,22を第1モードM1として公開し、所有者が不特定のユーザとコミュニケーションを取ることもできる。このようにして、ロボット20,21,22をより有効に活用することができる。
以下、コンピュータ10,11を総称してコンピュータ10と呼ぶ。また、ロボット20,21,22を総称してロボット20と呼ぶ。
図2は、本実施形態に係るコンピュータ10の物理的構成を示す図である。コンピュータ10は、演算部に相当するCPU(Central Processing Unit)10aと、記憶部に相当するRAM(Random Access Memory)10bと、記憶部に相当するROM(Read only Memory)10cと、通信部10dと、入力部10eと、表示部10fと、を有する。これらの各構成は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続される。なお、本例ではコンピュータ10が一台のコンピュータで構成される場合について説明するが、コンピュータ10は、複数のコンピュータが組み合わされて実現されてもよい。また、図2で示す構成は一例であり、コンピュータ10はこれら以外の構成を有してもよいし、これらの構成のうち一部を有さなくてもよい。
CPU10aは、RAM10b又はROM10cに記憶されたプログラムの実行に関する制御やデータの演算、加工を行う制御部である。CPU10aは、ロボットを介したコミュニケーションを制御するプログラム(コミュニケーションプログラム)を実行する演算部である。CPU10aは、入力部10eや通信部10dから種々のデータを受け取り、データの演算結果を表示部10fに表示したり、RAM10bに格納したりする。
RAM10bは、記憶部のうちデータの書き換えが可能なものであり、例えば半導体記憶素子で構成されてよい。RAM10bは、CPU10aが実行するプログラム、ユーザ情報といったデータを記憶してよい。なお、これらは例示であって、RAM10bには、これら以外のデータが記憶されていてもよいし、これらの一部が記憶されていなくてもよい。
ROM10cは、記憶部のうちデータの読み出しが可能なものであり、例えば半導体記憶素子で構成されてよい。ROM10cは、例えばコミュニケーションプログラムや、書き換えが行われないデータを記憶してよい。
通信部10dは、コンピュータ10を他の機器に接続するインターフェースである。通信部10dは、インターネット等の通信ネットワークに接続されてよい。
入力部10eは、ユーザからデータの入力を受け付けるものであり、例えば、キーボード及びタッチパネルを含んでよい。また、入力部10eは、音声入力のためのマイクを含んでよい。
表示部10fは、CPU10aによる演算結果を視覚的に表示するものであり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)により構成されてよい。表示部10fは、ロボット20のカメラ20hで撮影された画像を表示してよい。
コミュニケーションプログラムは、RAM10bやROM10c等のコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供されてもよいし、通信部10dにより接続される通信ネットワークを介して提供されてもよい。コンピュータ10では、CPU10aがコミュニケーションプログラムを実行することにより、ロボット20を制御するための様々な動作が実現される。なお、これらの物理的な構成は例示であって、必ずしも独立した構成でなくてもよい。例えば、コンピュータ10は、CPU10aとRAM10bやROM10cが一体化したLSI(Large-Scale Integration)を備えていてもよい。
図3は、本実施形態に係るロボット20の物理的構成を示す図である。ロボット20は、演算部に相当するCPU20aと、記憶部に相当するRAM20bと、記憶部に相当するROM20cと、通信部20dと、入力部20eと、表示部20fと、駆動部20gと、カメラ20hとを有する。これらの各構成は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続される。なお、図3で示す構成は一例であり、ロボット20はこれら以外の構成を有してもよいし、これらの構成のうち一部を有さなくてもよい。
CPU20aは、RAM20b又はROM20cに記憶されたプログラムの実行に関する制御やデータの演算、加工を行う制御部である。CPU20aは、ロボットを介したコミュニケーションを制御するプログラム(コミュニケーションプログラム)を実行する演算部である。CPU20aは、入力部20eや通信部20dから種々のデータを受け取り、データの演算結果を表示部20fに表示したり、RAM20bに格納したりする。また、CPU20aは、駆動部20gを制御し、ロボット20の動作を制御する。
RAM20bは、記憶部のうちデータの書き換えが可能なものであり、例えば半導体記憶素子で構成されてよい。RAM20bは、CPU20aが実行するプログラムを記憶してよい。なお、これらは例示であって、RAM20bには、これら以外のデータが記憶されていてもよいし、これらの一部が記憶されていなくてもよい。
ROM20cは、記憶部のうちデータの読み出しが可能なものであり、例えば半導体記憶素子で構成されてよい。ROM20cは、例えばコミュニケーションプログラムや、書き換えが行われないデータを記憶してよい。
通信部20dは、ロボット20を他の機器に接続するインターフェースである。通信部20dは、インターネット等の通信ネットワークに接続されてよい。
入力部20eは、ユーザからデータの入力を受け付けるものであり、例えば、タッチパネルを含んでよい。また、入力部20eは、音声入力のためのマイクを含んでよい。
表示部20fは、CPU20aによる演算結果を視覚的に表示するものであり、例えば、LCDにより構成されてよい。コンピュータ10がカメラを備える場合、表示部20fは、コンピュータ10のカメラで撮影された画像を表示してもよい。
駆動部20gは、遠隔操作可能なアクチュエータを含み、車輪等の移動部やマニピュレータ等を含む。ロボット20が移動型のロボットである場合、駆動部20gは、少なくとも車輪等の移動部を含むが、マニピュレータを含んでもよい。ロボット20が装着型である場合、駆動部20gは、少なくともマニピュレータを含む。
カメラ20hは、静止画又は動画を撮像する撮像素子を含み、撮像した静止画又は動画を、通信部20dを介してコンピュータ10に送信する。
コミュニケーションプログラムは、RAM20bやROM20c等のコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供されてもよいし、通信部20dにより接続される通信ネットワークを介して提供されてもよい。ロボット20では、CPU20aがコミュニケーションプログラムを実行することにより、ロボット20を制御するための様々な動作が実現される。なお、これらの物理的な構成は例示であって、必ずしも独立した構成でなくてもよい。例えば、ロボット20は、CPU20aとRAM20bやROM20cが一体化したLSIを備えていてもよい。
図4は、本実施形態に係るコンピュータ10に表示される第1画面例を示す図である。第1画面例は、ロボット20を使用するための事前予約を受け付ける画面例である。同図のうち「プライベート使用」と示されている時間帯は、そのロボットが第2モードで動作する時間帯であり、「予約済」と示されている時間帯は、そのロボットが第1モードで動作し、既にユーザにより使用の事前予約がされている時間帯である。また、空白の時間帯は、そのロボットが第1モードで動作し、事前予約がされていない時間帯である。
第1モードで動作するロボット20は、複数のコンピュータ10から事前予約を受け付け、予約された期間に、当該予約を行ったコンピュータ10の指令に基づいて動作する。これにより、ロボット20を不特定のユーザに時間貸しして、資産として活用することができる。なお、第1モードで動作するロボット20が事前予約したコンピュータ10の指令に基づいて動作する場合、他の予約していないコンピュータに対して、ロボット20のカメラで撮影している画像を共有したり、マイクで取得している音声を共有したりしてもよい。
表示部10fは、複数のロボット20のうち第1モードで動作するロボット20を一覧表示する。本例の場合、東京に配置されている第1ロボットは、11時以降の時間帯について第1モードで動作し、ニューヨークに配置されている第2ロボットは、9時以降の時間帯について第1モードで動作している。入力部10eは、第1モードで動作するロボット20のうちいずれかの選択を受け付け、選択されたロボット20に対する指令を入力する。例えば、第1ロボットを11時から11時半まで使用する事前予約を行った場合、その時間帯に入力部10eによって第1ロボットに対する指令を入力する。このようにして、不特定のユーザが用いることのできるロボット20を一目で把握することができ、ロボット20の利用を促進し、ロボット20がより活用されるようにすることができる。
また、表示部10fは、複数のロボット20のうち第1モードで動作するロボット20及び複数のロボット20のうち事前登録した第2モードで動作するロボット20を一覧表示する。本例の場合、東京に配置されている第1ロボットは、9時から11時までの時間帯について「プライベート使用」と示され、第2モードで動作している。入力部10eは、第1モードで動作するロボット20のうちいずれか又は第2モードで動作するロボット20のうちいずれかの選択を受け付け、選択されたロボット20に対する指令を入力する。このようにして、不特定のユーザが用いることのできるロボット20及び事前登録したロボット20を一目で把握することができ、ロボット20の利用を促進し、ロボット20がより活用されるようにすることができる。
図5は、本実施形態に係るコンピュータ10に表示される第2画面例を示す図である。第2画面例は、ロボット20の使用を開始する前に、コンテンツを選択するための画面例である。本例では、定額コンテンツと販売コンテンツが選択可能となっている。
定額コンテンツは、ロボット20の所有者が予め用意したコンテンツであり、例えば、ロボット20の所有者との対話、ロボット20が配置された施設の見学、ロボット20を用いたアクティビティ等を含む。本例では、定額コンテンツの価格は「¥1,000」となっている。なお、定額コンテンツの価格は、ロボット20を使用する時間に応じて変動してもよい。
販売コンテンツは、コンテンツプラットフォームで販売されているコンテンツであり、様々なユーザが作成したコンテンツが含まれ得る。コンテンツプラットフォームは、スマートフォンにアプリケーションをダウンロードするためのプラットフォームと類似するものであり、様々なユーザが、ロボット20を用いたコンテンツを登録、販売する。
このように、ロボット20を第1モードとして公開し、不特定のユーザが用いることができるようにすることで、所有者が収益を得る機会を増やしたり、コンテンツ作成者が収益を得る機会を与えたりすることができ、ロボット20をより有効に活用することができるようになる。
図6は、本実施形態に係るコンピュータ10により実行される処理のフローチャートである。はじめに、コンピュータ10は、複数のロボット20のうち第1モードで動作するロボット20及び第2モードで動作するロボット20を一覧表示する(S10)。そして、コンピュータ10は、第1モード又は第2モードで動作するロボット20のうちいずれかの選択を受け付ける(S11)。
第1モードで動作するロボット20が選択された場合(S12:YES)、コンピュータ10は、第1モードで動作するロボット20の事前予約を受け付け(S13)、コンテンツの選択を受け付ける(S14)。そして、コンテンツの使用料請求処理を行う(S15)。使用料請求処理は、例えば、ユーザのクレジットカードを用いて使用料を請求する処理であったり、2次元コードを表示して、キャッシュレス決済を行う処理であったりしてよい。その後、コンピュータ10は、ロボット20の使用を開始し(S16)、ロボット20に対する指令を受け付ける。
一方、第1モードで動作するロボット20が選択されなかった場合(S12:NO)、すなわち第2モードで動作するロボット20が選択された場合、コンピュータ10は、ログイン処理を実行する(S17)。第2モードで動作するロボット20は、事前登録された特定のコンピュータの指令に基づいて動作するため、このような認証処理を必要とする。ログインに成功した場合(S18:YES)、コンピュータ10は、ロボット20の使用を開始し(S16)、ロボット20に対する指令を受け付ける。また、ログインに成功しない場合(S18:NO)、コンピュータ10は、ロボット20の使用を許可せず、処理を終了する。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
10,11…コンピュータ、10a…CPU、10b…RAM、10c…ROM、10d…通信部、10e…入力部、10f…表示部、20,21,22…ロボット、20a…CPU、20b…RAM、20c…ROM、20d…通信部、20e…入力部、20f…表示部、20g…駆動部、20h…カメラ、100…コミュニケーションシステム

Claims (7)

  1. 固定されていないロボットと、前記ロボットと通信可能な複数のコンピュータとを備えるコミュニケーションシステムであって、
    前記ロボットは、
    カメラと、
    前記複数のコンピュータのうち不特定のコンピュータからユーザ認証なしに事前予約を受け付け、予約された期間に、当該事前予約を行ったコンピュータの指令に基づいて動作する第1モード及び前記複数のコンピュータのうちユーザ認証された特定のコンピュータの指令に基づいて動作する第2モードを切り替えるモード切り替え部と、を有し、
    前記コンピュータは、
    前記ロボットに対する指令を入力する入力部と、
    前記カメラで撮影された画像を表示する表示部と、を有する、
    コミュニケーションシステム。
  2. 前記第1モードと前記第2モードとの切り替えは、前記ロボットに設けられたスイッチ又は入力部へのユーザの操作に基づくものである、請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
  3. 前記第1モードと前記第2モードとの切り替えは、ユーザ認証された前記特定のコンピュータからの指令に基づくものである、請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
  4. 複数の前記ロボットを備え、
    前記コンピュータは、
    前記第1モードで動作する前記ロボット及び前記第2モードで動作する前記ロボットを前記表示部に一覧表示し、前記第1モードで動作する前記ロボットが選択された場合、ユーザ認証なしに、当該ロボットの事前予約を受け付け、前記第2モードで動作するロボットが選択された場合、ユーザ認証を行う、請求項1から3のいずれか一項に記載のコミュニケーションシステム。
  5. カメラと、
    遠隔操作可能な駆動部と、を有する移動型又は装着型のロボットであって、
    第1モード及び第2モードを切り替えるモード切り替え部と、
    前記第1モードが設定されているとき、複数のコンピュータのうち不特定のコンピュータからユーザ認証なしに事前予約を受け付け、予約された期間に、当該事前予約を行ったコンピュータの指令を受け付け、前記第2モードが設定されているとき、前記複数のコンピュータのうちユーザ認証された特定のコンピュータからの指令を受け付ける受付部と、
    前記受け付けた指令に応じて、前記駆動部の制御を行う制御部と、
    前記カメラで取得した画像を、前記指令を入力したコンピュータに送信する送信部と、
    を備えるロボット。
  6. 前記第1モードと前記第2モードとの切り替えは、前記ロボットに設けられたスイッチ又は入力部へのユーザの操作に基づくものである、請求項5に記載のロボット。
  7. 前記第1モードと前記第2モードとの切り替えは、ユーザ認証された前記特定のコンピュータからの指令に基づくものである、請求項5に記載のロボット。
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