JP2020123024A - プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法 - Google Patents

Abstract

【課題】ユーザが店舗で商品を購入する際に利用可能なクーポンの利便性を向上させること。【解決手段】プログラムは、情報処理装置に、ユーザが店舗で商品を購入する場合に利用可能なクーポンに応じた情報を表示させる処理を実行させる。【選択図】図４

Description

本開示は、プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法に関する。

従来、クーポン（電子クーポン）をユーザの端末に配信する技術が知られている。ユーザは、当該クーポンを用いて、例えば、当該クーポンの配信元等が提供するオンラインショッピングサービスにおいて、割引等の特典を受けることができる（例えば、特許文献１を参照）。

特開２０１４−１９９５４１号公報

しかしながら、従来技術では、例えば、ユーザが店舗で商品を購入する際にクーポンを利用する際の利便性が低い場合がある。本開示は、ユーザが店舗で商品を購入する際に利用可能なクーポンの利便性を向上させる技術を提供することを目的とする。

本開示の一実施形態に係るプログラムは、情報処理装置に、ユーザが店舗で商品を購入する場合に利用可能なクーポンに応じた情報を表示させる処理を実行させる。

本開示の一実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。 実施形態に係るサーバ、及び端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係るサーバ、及び端末の機能的な構成を示すブロック図の一例を示す図である。 第１実施形態に係る通信システムの処理のシーケンスの一例を示す図である。 第１実施形態に係るクーポン情報記憶部に記憶されるクーポン情報の一例を示す図である。 第１実施形態に係る端末のクーポン表示処理の一例を示すフローチャートである。 第１実施形態に係る端末の表示画面の一例について説明する図である。 第１実施形態に係る端末の表示画面の一例について説明する図である。 第１実施形態に係る端末の表示画面の一例について説明する図である。 第１実施形態に係る端末の表示画面の一例について説明する図である。 第１実施形態に係る端末の表示画面の一例について説明する図である。 第１実施形態に係るクーポンのタイマーを起動する契機の一例について説明する図である。 第１実施形態に係るクーポンのタイマーを起動する契機の一例について説明する図である。 第１実施形態に係るクーポンのタイマーを起動する契機の一例について説明する図である。 第１実施形態に係るクーポンのタイマーを起動する契機の一例について説明する図である。 第２実施形態に係るサーバ、及び端末の機能的な構成を示すブロック図の一例を示す図である。 第２実施形態に係る通信システムの処理のシーケンスの一例を示す図である。 第２実施形態に係るコード情報記憶部に記憶されるコード情報の一例を示す図である。 第２実施形態に係る端末の表示画面の一例について説明する図である。 第２実施形態に係る端末の表示画面の一例について説明する図である。 第２実施形態に係る端末の表示画面の一例について説明する図である。 第２実施形態に係る端末の表示画面の一例について説明する図である。 第２実施形態に係るクーポンが適用された二次元コード等を再表示するか否かの判定処理の一例を示すフローチャートである。

＜法令遵守＞
本明細書に記載の開示は、実施される場合、本開示を実施する各国の法令を遵守のうえで実施される。また、本明細書に記載の開示は、各国の法令を遵守するために必要な、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、および修正をもって実施される。

本開示に係るユーザが店舗（実店舗）で商品を購入する場合にユーザが特典を得られるクーポンを利用した決済を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
＜システム構成＞
図１は、本開示の一実施形態に係る通信システム１の構成を示す図である。図１に開示されるように、通信システム１では、ネットワーク１３０を介してサーバ１１０Ａ、サーバ１１０Ｂと、端末１２０Ａ、端末１２０Ｂ、端末１２０Ｃと、ＰＯＳ端末１４０Ａ、ＰＯＳ端末１４０Ｂ、ＰＯＳ端末１４０Ｃとが接続される。

本開示において、サーバ１１０Ａと、サーバ１１０Ｂとをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ１１０Ａとサーバ１１０Ｂとは、それぞれサーバ１１０と表現されてもよい。

本開示において、端末１２０Ａと、端末１２０Ｂと、端末１２０Ｃとをそれぞれ区別する必要がない場合は、端末１２０Ａと端末１２０Ｂと端末１２０Ｃとは、それぞれ端末１２０（「情報処理端末」の一例。）と表現されてもよい。また、本開示において、ＰＯＳ端末１４０Ａと、ＰＯＳ端末１４０Ｂと、ＰＯＳ端末１４０Ｃとをそれぞれ区別する必要がない場合は、ＰＯＳ端末１４０ＡとＰＯＳ端末１４０ＢとＰＯＳ端末１４０Ｃとは、それぞれＰＯＳ端末１４０と表現されてもよい。

本開示において、サーバ１１０と、端末１２０と、ＰＯＳ端末１４０とをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ１１０と端末１２０とＰＯＳ端末１４０とは、それぞれ情報処理装置２００と表現されてもよい。なお、ネットワーク１３０に接続される情報処理装置２００の数は図１の例に限定されない。

サーバ１１０は、ネットワーク１３０を介してユーザが利用する端末１２０に、所定のサービスを提供する。所定のサービスは、限定でなく例として、クーポン配信サービス、決済サービス、金融サービス、電子商取引サービス、インスタントメッセンジャー等を用いるメッセージングサービスを代表とするSNS（Social Networking
Service）、楽曲・動画・書籍などのコンテンツ提供サービス等を含む。ユーザが端末１２０を介して所定のサービスを利用することで、サーバ１１０は１以上の端末１２０に所定のサービスを提供することができる。

ＰＯＳ端末１４０は、例えば、店舗等に設置されるＰＯＳ(Point of sale system)の端末である。ＰＯＳ端末１４０は、例えば、端末１２０のユーザ（顧客）が購入する商品の代金を入力する操作を店員から受け付ける。そして、端末１２０がユーザによりＰＯＳ端末１４０のカードリーダにかざされる等をされた場合、ＰＯＳ端末１４０は、例えば、近距離無線通信を用いて、端末１２０から情報を読み取り、読み取った情報をサーバ１１０に送信することにより、代金の支払いを受ける。

端末１２０は、例えば、ユーザのスマートフォン等の端末であり、サーバ１１０により提供される決済サービス等の各種サービスを利用する処理を行う。

本開示において、決済サービスとは１以上のユーザが金銭または金銭相当物の授受ができるサービスを意味する。限定でなく例として、一次元コード（バーコードなど）、二次元コード（ＱＲコード（登録商標）など）（以下で、一次元コードおよび二次元コードをまとめて「二次元コード等」と総称する。）、近距離無線通信（ＮＦＣ (Near Field Communication)、ＢＬＥ（Bluetooth（登録商標） Low Energy）、Wi-Fi（登録商標）、超音波通信、赤外線通信など）を利用して決済を行うサービスを含む。また、代金の支払いを行うユーザ（支払者）の端末１２０が二次元コード等を読み取ることで決済を行うことを「ユーザ読取型コード決済」または「ＭＰＭ（Merchant Presented Mode）」と表現し、支払いを行うユーザの端末１２０が二次元コード等を表示し、表示された二次元コード等を、代金を請求する店舗側等のユーザ（販売者、請求者）の端末１２０が読み取ることで決済を行うことを「店舗読取型コード決済」または「ＣＰＭ（Consumer Presented Mode）」と表現する。なお、ＭＰＭおよびＣＰＭは、動的であってもよいし、静的であってもよい。

必要に応じて、ユーザＸが利用する端末を端末１２０Ｘと表現し、ユーザＸまたは端末１２０Ｘに対応づけられた、所定のサービスにおけるユーザ情報をユーザ情報Ｘと表現する。なお、ユーザ情報とは、所定のサービスにおいてユーザが利用するアカウントに対応付けられたユーザの情報である。ユーザ情報は、限定でなく例として、ユーザにより入力される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザのアイコン画像、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子などのユーザに対応づけられた情報、ユーザに対応付けられた電子バリュー（電子マネー）の残高情報、ユーザに対応付けられたクレジットカード情報（クレジットカード番号など）を含み、これらのいずれか一つまたは、組み合わせであってもよい。

ネットワーク１３０は、２以上の情報処理装置２００を接続する役割を担う。ネットワーク１３０は、端末１２０がサーバ１１０に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。

ネットワーク１３０のうちの１つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよい。ネットワーク１３０は、限定でなく例として、アドホック・ネットワーク（Ad Hoc Network）、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク（Virtual Private Network：ＶＰＮ）、ローカル・エリア・ネットワーク（Local Area Network：ＬＡＮ）、ワイヤレスＬＡＮ（Wireless LAN：ＷＬＡＮ）、広域ネットワーク（Wide Area Network：ＷＡＮ）、ワイヤレスＷＡＮ（Wireless WAN：ＷＷＡＮ）、大都市圏ネットワーク（Metropolitan Area Network：ＭＡＮ）、インターネットの一部、公衆交換電話網（Public Switched Telephone Network：ＰＳＴＮ）の一部、携帯電話網、ＩＳＤＮｓ（Integrated Service Digital Networks）、無線ＬＡＮｓ、ＬＴＥ（Long Term Evolution）、ＣＤＭＡ（Code Division Multiple Access）、ブルートゥース（Bluetooth（登録商標））、衛星通信など、または、これらの２つ以上の組合せを含むことができる。ネットワーク１３０は、１つまたは複数のネットワーク１３０を含むことができる。

情報処理装置２００は、本開示に記載される機能および方法を実現できる情報処理装置であればどのような情報処理装置であってもよい。

情報処理装置２００は、限定ではなく例として、スマートフォン、携帯電話（フィーチャーフォン）、コンピュータ（限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど）、サーバ装置、メディアコンピュータプラットホーム（限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダなど）、ハンドヘルドコンピュータデバイス（限定でなく例として、ＰＤＡ（Personal Digital Assistant）、電子メールクライアントなど）、ウェアラブル端末（限定でなく例として、メガネ型デバイス、時計型デバイスなど）、他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。

＜ハードウェア構成＞
図２を用いて、通信システム１に含まれる情報処理装置２００のハードウェア構成について説明する。図２は、実施形態に係る情報処理装置２００のハードウェア構成の一例を示す図である。

情報処理装置２００は、プロセッサ２０１と、メモリ２０２と、ストレージ２０３と、入出力インタフェース（入出力Ｉ／Ｆ）２０４と、通信インタフェース（通信Ｉ／Ｆ）２０５とを含む。情報処理装置２００のハードウェアの各構成要素は、限定でなく例として、バスＢを介して相互に接続される。

情報処理装置２００は、プロセッサ２０１と、メモリ２０２と、ストレージ２０３と、入出力Ｉ／Ｆ２０４と、通信Ｉ／Ｆ２０５との協働により、本開示に記載される機能、および／または、方法を実現する。

プロセッサ２０１は、ストレージ２０３に記憶されるプログラムに含まれるコードまたは命令によって実現する機能および方法を実行する。プロセッサ２０１は、限定でなく例として、中央処理装置（ＣＰＵ）、ＭＰＵ（Micro Processing Unit）、ＧＰＵ（Graphic s Processing Unit）、マイクロプロセッサ（microprocessor）、プロセッサコア（processor core）、マルチプロセッサ（multiprocessor）、ＡＳＩＣ（Application-Specific Integrated Circuit）、ＦＰＧＡ（Field Programmable Gate Array）等を含み、集積回路（ＩＣ（Integrated Circuit）チップ、ＬＳＩ（Large Scale Integration））等に形成された論理回路（ハードウェア）や専用回路によって各実施形態に開示される各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、１または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を１つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、ＬＳＩは、集積度の違いにより、ＶＬＳＩ、スーパーＬＳＩ、ウルトラＬＳＩなどと呼称されることもある。

メモリ２０２は、ストレージ２０３からロードしたプログラムを一時的に記憶し、プロセッサ２０１に対して作業領域を提供する。メモリ２０２には、プロセッサ２０１がプログラムを実行している間に生成される各種データも一時的に格納される。メモリ２０２は、限定でなく例として、ＲＡＭ（Random Access Memory）、ＲＯＭ（Read Only Memory）などを含む。

ストレージ２０３は、プログラムを記憶する。ストレージ２０３は、限定でなく例として、ＨＤＤ（Hard Disk Drive）、ＳＳＤ（Solid State Drive）、フラッシュメモリなどを含む。

通信Ｉ／Ｆ２０５は、ネットワーク１３０を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信Ｉ／Ｆ２０５は、ネットワーク１３０を介して、他の情報処理装置との通信を実行する機能を有する。通信Ｉ／Ｆ２０５は、各種データをプロセッサ２０１からの指示に従って、他の情報処理装置に送信する。また、通信Ｉ／Ｆ２０５は、他の情報処理装置から送信された各種データを受信し、プロセッサ２０１に伝達する。

入出力Ｉ／Ｆ２０４は、情報処理装置２００に対する各種操作を入力する入力装置、および、情報処理装置２００で処理された処理結果を出力する出力装置を含む。入出力Ｉ／Ｆ２０４は、入力装置と出力装置が一体化していてもよいし、入力装置と出力装置とに分離していてもよい。

入力装置は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報をプロセッサ２０１に伝達できる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。入力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ（画像を介した操作入力）、マイク（音声による操作入力）を含む。

出力装置は、プロセッサ２０１で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。当該処理結果を映像または動画像として出力する場合、出力装置は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、当該表示データを表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ（限定でなく例として、液晶ディスプレイ、ＯＥＬＤ（Organic Electroluminescence Display）など）、ヘッドマウントディスプレイ（ＨＤＭ：Head Mounted Display）、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など（真空であってもよい）に画像やテキスト情報等を表示可能な装置、スピーカ（音声出力）、プリンターなどを含む。なお、これらの出力装置は、３Ｄで表示データを表示可能であってもよい。

本開示の各実施形態のプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。プログラムは、限定でなく例として、ソフトウェアプログラムやコンピュータプログラムを含む。

記憶媒体は適切な場合、１つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路（ＩＣ）（限定でなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ（ＦＰＧＡ）、特定用途向けＩＣ（ＡＳＩＣ）など）、ハード・ディスク・ドライブ（ＨＤＤ）、ハイブリッド・ハード・ドライブ（ＨＨＤ）、光ディスク、光ディスクドライブ（ＯＤＤ）、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ（ＦＤＤ）、磁気テープ、固体ドライブ（ＳＳＤ）、ＲＡＭドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの２つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。

また、本開示のプログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体（通信ネットワークや放送波等）を介して、情報処理装置２００に提供されてもよい。

また、本開示の各実施形態は、プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。

なお、本開示のプログラムは、限定でなく例として、JavaScript（登録商標）、Pythonなどのスクリプト言語、Ｃ言語、Ｇｏ言語、Swift、Kotlin、Java（登録商標）などを用いて実装される。

情報処理装置２００における処理の少なくとも一部は、１以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。

情報処理装置２００における処理の少なくとも一部を、他の情報処理装置により行う構成としてもよい。この場合、プロセッサ２０１により実現される各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、他の情報処理装置で行う構成としてもよい。

＜その他＞
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよい。

本開示では、明記されていない限り、または文脈によって示されない限り、「AおよびBの少なくとも一方」は、「Ａ、Ｂ、またはその両方」を意味する。さらに、明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「ａ」、「ａｎ」、または「ｔｈｅ」は「１つまたは複数」を意味するものとする。したがって、本明細書では、別段に明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「ａｎ Ａ」または「ｔｈｅ Ａ」は「１つまたは複数のＡ」を意味する。

本開示は、本開示の実施形態および実施例に対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、または修正を包含する。また、添付の特許請求の範囲は、本開示の実施形態および実施例に対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、または修正を包含する。さらに、本開示は、当業者が成し得る、本開示における実施形態または実施例の１以上の特徴と、本開示における他の実施形態または実施例の１以上の特徴との任意の組合せを包含する。

加えて、特定の機能を実施するように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能である、動作可能である、または動作できる装置またはシステムあるいは装置またはシステムの構成要素に対する添付の特許請求の範囲での参照は、その装置、システム、または構成要素がそのように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能にされる、動作可能にされる、または動作できる限り、その装置、システム、構成要素またはその特定の機能がアクティベートされ、オンにされ、またはロック解除されているか否かに関わらず、その装置、システム、構成要素を包含する。

本開示は、明示されない限り、いずれの実施形態または実施例を実施するに際して、事前に、または、実施の直前にユーザからの同意を取得してもよい。また、取得する同意は、包括的なものでもよく、都度取得するものでもよい。

＜第１実施形態＞
本開示の第１実施形態は、ユーザが店舗で利用可能なクーポンに、クーポンの表示操作がされてからの所定の有効期限を設定する実施形態である。

実施形態により、例えば、ユーザが一度だけクーポンを利用できるようにすることができる。また、例えば、端末１２０やＰＯＳ端末１４０に、クーポンを適用された決済が行われたことを示す情報をサーバ１１０に送信する必要がないため、結果的に端末１２０やサーバ１１０の負荷、及び端末１２０とサーバ１１０間のネットワーク１３０の負荷を軽減できるという効果が得られる。

＜第１実施形態の機能構成＞
図３を用いて第１実施形態に係るサーバ１１０および端末１２０の機能構成を説明する。図３は、第１実施形態に係るサーバ１１０、及び端末１２０の機能的な構成を示すブロック図の一例を示す図である。図３に開示の機能部は、情報処理装置２００が備えるプロセッサ２０１と、メモリ２０２と、ストレージ２０３と、入出力Ｉ／Ｆ２０４と、通信Ｉ／Ｆ２０５との協働により実現される。

（１）サーバの機能構成
サーバ１１０は、受付部３１１と、送受信部３１２と、制御部３１３と、表示制御部３１４と、記憶部３１５とを有する。なお、各機能部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはＡＩ（Ａｒｔｉｆｉｃｉａｌ Ｉｎｔｅｌｌｉｇｅｎｃｅ）により実現されてもよい。

受付部３１１は、サーバ１１０により提供される各種のサービスを運営する事業者からの各種の設定操作等を受け付ける。

送受信部３１２は、制御部３１３の指示に従い、端末１２０とのデータの送受信を行う。なお、送受信部３１２は、例えば、端末１２０等からのログイン要求に含まれるユーザＩＤ、及びパスワードにより端末１２０等のユーザが認証された際、端末１２０等とのＨＴＴＰＳ等を用いた通信用のセッションを接続する。そして、接続した通信用のセッションのＩＤに対応付けて、端末１２０等の通信用のアドレス、及びユーザＩＤ等を記憶しておく。そして、接続した通信用のセッションを用いて、端末１２０等にデータを送信する。

制御部３１３は、決済サービス、及びクーポン配信サービス等のサービスを、端末１２０のユーザに提供する処理を行う。

表示制御部３１４は、制御部３１３の指示に従い、端末１２０の表示画面を制御する情報を、送受信部３１２に送信させる。

記憶部３１５は、クーポンの情報を記憶するクーポン情報記憶部３１５１等を有する。

（２）端末の機能構成
端末１２０は、受付部３２１と、送受信部３２２と、制御部３２３と、表示制御部３２４と、記憶部３２５とを有する。なお、各機能部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはＡＩにより実現されてもよい。

受付部３２１は、端末１２０のユーザからの各種の操作等を受け付ける。

送受信部３２２は、制御部３２３の指示に従い、サーバ１１０等とのデータの送受信を行う。なお、送受信部３２２は、例えば、サーバ１１０にログインした際、サーバ１１０とのＨＴＴＰＳ等を用いた通信用のセッションを接続する。そして、接続した通信用のセッションのＩＤに対応付けて、サーバ１１０の通信用のアドレス等を記憶しておく。そして、接続した通信用のセッションを用いて、サーバ１１０にデータを送信する。

制御部３２３は、サーバ１１０により提供される決済サービス、及びクーポン配信サービス等の各種のサービスを利用する処理を行う。

表示制御部３２４は、制御部３２３の指示に従い、サーバ１１０から受信した情報等に基づいて、端末１２０の表示画面を制御する。記憶部３２５は、サーバ１１０により提供される各種サービスを利用するための情報を記憶する。

＜第１実施形態の処理＞
図４、及び図５を参照し、第１実施形態に係る通信システム１の処理について説明する。図４は、第１実施形態に係る通信システム１の処理のシーケンスの一例を示す図である。図５は、第１実施形態に係るクーポン情報記憶部３１５１に記憶されるクーポン情報の一例を示す図である。

ステップＳ１において、サーバ１１０は、クーポンの情報を端末１２０に配信する。なお、サーバ１１０は、各端末１２０のユーザに配信したクーポンの情報をクーポン情報記憶部３１５１で管理してもよい。図５の例では、クーポン情報記憶部３１５１には、ユーザＩＤ及びクーポンＩＤに対応付けて、タイマー起動日時、有効期限、状態、及び表示情報が含まれている。クーポンＩＤは、クーポンの識別情報である。タイマー起動日時は、クーポンの有効期限までのカウントダウンを行うタイマーが起動された日時である。有効期限は、例えば、タイマーが起動されてからクーポンが無効とされるまでの期間等である。有効期限は、クーポンを配信する際に予め設定されていてもよい。状態は、クーポンの状態である。状態には、例えば、端末１２０でクーポンが表示されている状態である「表示中」、クーポンが無効とされた状態である「無効」、端末１２０のユーザがクーポンを表示できる状態である「使用可能」等が含まれてもよい。表示情報は、端末１２０に表示されるクーポンの情報である。表示情報は、クーポンを配信する際に予め設定されていてもよい。なお、端末１２０は、端末１２０のユーザに対するクーポンの情報を記憶してもよい。

図５の例では、ユーザＡに配信されたクーポンＡは、「2019/1/11 10:32.21」に端末１２０にて表示され、表示されてから２０分間有効であり、「１２３４５」という数字列がクーポンの情報として端末１２０に表示されることが示されている。

続いて、端末１２０は、クーポンを利用する操作をユーザから受け付ける（ステップＳ２）。続いて、端末１２０は、クーポンの有効期限までの残り時間を示すタイマーを起動（開始）させるとともに、クーポンを画面に表示させる（ステップＳ３）。この処理については後述する。なお、端末１２０は、ここで、ユーザＩＤ、表示されたクーポンのクーポンＩＤ、及びクーポンが表示された日時（タイマー起動日時）をサーバ１１０に通知してもよい。そして、サーバ１１０は、クーポン情報記憶部３１５１において、受信したユーザＩＤ及びクーポンＩＤに対応付けられたタイマー起動日時に、受信したタイマー起動日時を記録し、状態を「表示中」に更新してもよい。

なお、端末１２０は、タイマーを起動させた際にユーザによりオブジェクトが移動された方向に基づいて、特典を決定（追加）するようにしてもよい。この場合、端末１２０は、例えば、乱数と、ユーザがオブジェクトを移動させた方向に基づいて、商品の割引額または割引率、ユーザに還元するポイントの額または還元率を決定し、決定した特典に応じたクーポンを表示させてもよい。

続いて、ＰＯＳ端末１４０は、端末１２０に表示されたクーポンの情報を入力する操作を店員等から受け付ける（ステップＳ４）。ここで、ＰＯＳ端末１４０は、例えば、端末１２０に表示されたクーポンの数字列等を店員から入力されてもよい。または、ＰＯＳ端末１４０は、例えば、端末１２０に表示されたクーポンのバーコードまたは二次元コードをバーコードリーダまたはカメラで読み取ってもよい。

続いて、端末１２０は、ユーザの操作に応答して、決済の情報をＰＯＳ端末１４０に送信する（ステップＳ５）。ここで、端末１２０は、例えば、ＮＦＣ等の近距離無線通信により、決済の情報をＰＯＳ端末１４０のリーダに送信してもよい。または、端末１２０は、上述した「店舗読取型コード決済」方式等により、二次元コード等を画面に表示させ、ＰＯＳ端末１４０に読み取らせてもよい。

続いて、ＰＯＳ端末１４０は、商品の代金の決済要求をサーバ１１０に送信する（ステップＳ６）。

続いて、サーバ１１０は、端末１２０のユーザの残高から、商品の代金の決済を行う（ステップＳ７）。なお、ステップＳ６及びステップＳ７の処理で、ＰＯＳ端末１４０及びサーバ１１０は、端末１２０に表示されたクーポンに応じた特典を端末１２０のユーザに付与する。例えば、ＰＯＳ端末１４０は、クーポンに応じた割引を行ってもよい。また、サーバ１１０は、クーポンに応じたポイントの付与等を行ってもよい。

続いて、端末１２０は、当該タイマーが満了したことを検知する（ステップＳ８）。続いて、端末１２０は、表示させたクーポンを無効とする（ステップＳ９）。ここで、端末１２０は、例えば、当該クーポンを非表示とし、再度の表示をできないようにしてもよい。これにより、例えば、ＰＯＳ端末１４０の改修等の制限により、クーポンを使用した端末１２０のユーザＩＤ及びクーポンＩＤ等をＰＯＳ端末１４０からサーバ１１０に通知できない場合でも、各ユーザがそれぞれ１度だけ利用可能となるようなクーポンをユーザに配布することができる。なお、ステップＳ８、ステップＳ９の処理は、サーバ１１０が行うようにしてもよい。

≪クーポン表示処理≫
図６から図８Ｄを参照し、図４のステップＳ２及びステップＳ３の、第１実施形態に係る端末１２０のクーポン表示処理について説明する。図６は、第１実施形態に係る端末１２０のクーポン表示処理の一例を示すフローチャートである。図７Ａから図７Ｅは、第１実施形態に係る端末１２０の表示画面の一例について説明する図である。図８Ａから図８Ｄは、第１実施形態に係るクーポンのタイマーを起動する契機の一例について説明する図である。

ステップＳ１０１において、端末１２０は、使用するクーポンを選択する操作をユーザから受け付ける。端末１２０は、図７Ａのクーポン一覧画面７０１の例では、クーポンの画像７０２、画像７０３、及び画像７０４等を表示している。画像７０２が押下されると、端末１２０は、図７Ｂのクーポン内容表示画面７１１を表示させる。端末１２０は、図７Ｂの例では、このクーポンが１回のみ使用可能であることを示すメッセージ７１２、クーポンの特典の内容７１３、及び「クーポンを使う」ボタン７１４等を表示させている。「クーポンを使う」ボタン７１４が押下されると、以下の処理に進む。

続いて、端末１２０は、選択されたクーポンが表示される領域（以下で、「クーポン領域」とも称する。「第１領域」の一例。）を覆うオブジェクトの表示画面を表示させる（ステップＳ１０２）。端末１２０は、図７Ｃのクーポン表示画面７２１の例では、クーポン領域７２２の上に、青いシールのような外観のオブジェクト７２３を重畳して表示させている。

続いて、端末１２０は、当該オブジェクトを移動させる操作をユーザから受け付ける（ステップＳ１０３）。なお、当該オブジェクトを移動させる操作は、例えば、指先を画面に触れたままスライドさせるスワイプ操作、指先を画面に触れて素早く払うフリック操作、端末１２０を振るシェイク操作等でもよい。

続いて、端末１２０は、ユーザの操作に従って当該オブジェクトを移動させて表示させる（ステップＳ１０４）。ここで、端末１２０は、例えば、スワイプ操作により指先が移動した分、当該オブジェクトを移動させてもよい。また、フリック操作の速さが早い程、当該オブジェクトを大きく移動させてもよい。また、フリック操作またはシェイク操作の回数が多い程、当該オブジェクトを大きく移動させてもよい。

なお、端末１２０は、当該オブジェクトを移動されると、バーコード領域の中央部等の領域であって当該オブジェクトに覆われていない領域に、１以上の字（数字、文字、及び記号等を含む）、バーコード、及び二次元コードの少なくとも一つを含むクーポンの情報の一部を表示させてもよい。端末１２０は、図８Ａの例では、クーポン領域７２２におけるオブジェクト７２３に覆われていない領域７３１Ａにおいて、「１２３４５」というクーポンの数字列７２０の一部７２０１を表示させている。

なお、端末１２０は、当該オブジェクトを移動されると、バーコード領域の中央部等の領域であって当該オブジェクトに覆われていない領域に、所定のメッセージまたは画像等を表示させてもよい。

続いて、端末１２０は、当該オブジェクトの移動により、クーポン領域の中央部等の所定の領域（「第２領域」の一例。）が所定面積以上表示されたか否かを判定する（ステップＳ１０５）。なお、当該所定の領域は、例えば、クーポンの１以上の字、バーコード、または二次元コードに外接する矩形または正方形の領域でもよい。また、当該所定面積は、例えば、当該所定の領域の１／５の面積でもよい。当該所定の領域が所定面積以上表示された場合（ステップＳ１０５でＹＥＳ）、後述するステップＳ１０８の処理に進む。

端末１２０は、図８Ａの例では、クーポン領域７２２においてオブジェクト７２３が右から左に移動され、所定の領域７３１の一部の領域７３１Ａが表示されているため、ステップＳ１０８の処理に進む。これにより、例えば、ユーザの誤操作によりクーポンの有効期限までのカウントダウンが開始される可能性を低減できる。なお、所定の領域７３１は、クーポンの二次元コード等の中心部を含む領域でもよい。なお、クーポンを示す数字列７２０は、店員にＰＯＳ端末１４０に入力させるために表示させる情報である。なお、図８Ａから図８Ｄにおいて、破線で囲われている部分は、端末１２０の画面には表示されないことを示している。

一方、中央部等の所定の領域の少なくとも一部が表示されていない場合（ステップＳ１０５でＮＯ）、端末１２０は、当該オブジェクトの移動により、クーポン領域が所定の面積以上表示されたか否かを判定する（ステップＳ１０６）。ここで、端末１２０は、例えば、クーポン領域の１／３以上が表示されたか否かを判定してもよい。端末１２０は、図８Ｂの例では、クーポン領域７２２においてオブジェクト７２３が左方向（右から左）に移動されて、クーポン領域７２２の１／３以上の面積が表示されているため、以下の処理に進む。これにより、例えば、ユーザの誤操作によりクーポンの有効期限までのカウントダウンが開始される可能性を低減できる。

所定の面積以上表示された場合（ステップＳ１０６でＹＥＳ）、後述するステップＳ１０８の処理に進む。

一方、所定の面積以上表示されていない場合（ステップＳ１０６でＮＯ）、端末１２０は、複数の方向から当該オブジェクトを移動させる操作により、これまでに表示されたクーポン領域の合計面積が所定の閾値以上であるか否かを判定する（ステップＳ１０７）。ここで、端末１２０は、例えば、当該オブジェクトを第１方向（例えば、上方向、下方向、左方向、または右方向）に移動させる操作により、クーポン領域の一部（「第３領域」の一例。）が表示された後、当該オブジェクトを第１方向とは反対の第２方向に移動させる操作により、クーポン領域の他の一部（「第４領域」の一例。）が表示され、当該一部の面積と当該他の一部の面積との合計値が所定の閾値以上であるか否かを判定する。ここで、端末１２０は、例えば、図８Ｃのようにクーポン領域７２２においてオブジェクト７２３が左方向に移動され、クーポン領域７２２の１／３未満の面積の領域７３２が表示された後、図８Ｄのようにオブジェクト７２３が右方向に移動され、クーポン領域７２２の１／３未満の面積の領域７３３が表示された場合、領域７３２と領域７３３の合計面積が所定の閾値（例えば、クーポン領域７２２の１／２の面積）以上であるか否かを判定する。

これにより、例えば、右から左方向に当該オブジェクトを移動させてクーポンの数字等を左端からいくつか表示させた後、左から右方向に当該オブジェクトを移動させてクーポンの数字等を右端からいくつか表示させたことにより、クーポンの数字等をユーザが推測可能となった場合には、クーポンの有効期限までのカウントダウンが開始させるようにすることができる。

所定の閾値以上でない場合（ステップＳ１０７でＮＯ）、ステップＳ１０３の処理に進む。一方、所定の閾値以上である場合（ステップＳ１０７でＹＥＳ）、端末１２０は、クーポンの有効期限までの残り時間を示すタイマーを起動（開始）させる（ステップＳ１０８）。これにより、クーポンの有効期限までのカウントダウンが開始される。ここで、端末１２０は、端末１２０の記憶部３２５に、タイマーの情報を記憶させてもよい。

または、端末１２０は、ユーザＩＤ、クーポンＩＤ、及びタイマーが開始されたことの通知をサーバ１１０に送信し、サーバ１１０から、クーポンの有効期限までの残り時間の情報を取得するようにしてもよい。この場合、サーバ１１０は、例えば、ユーザＩＤとクーポンＩＤとに対応付けて、タイマーが開始されたことの通知を受信した日時を記憶しておき、当該日時から現在日時までの経過時間を端末１２０に通知するようにしてもよい。これにより、例えば、端末１２０に設定されている時刻がユーザの設定操作等により変更された場合でも、適切にカウントダウンを行うことができる。

続いて、端末１２０は、当該オブジェクトを除去してクーポンの情報を表示させ（ステップＳ１０７）、処理を終了する。なお、クーポンの情報は、例えば、１以上の字、バーコード、及び二次元コードの少なくとも一つを含んでもよい。端末１２０は、図７Ｄのクーポン表示画面７２１の例では、オブジェクト７２３を除去し、クーポン領域７２２の中央部にクーポンの数字列７２０Ａを表示させている。また、クーポンの数字列７２０Ａに対応付けて、クーポンの有効期限までの残り時間７２４を表示させている。

また、端末１２０は、図７Ｅのクーポン表示画面７２１の例では、オブジェクト７２３を除去し、クーポン領域７２２の中央部にクーポンの二次元コード７２０Ｂを表示させている。また、クーポンの二次元コード７２０Ｂに対応付けて、クーポンの有効期限までの残り時間７２４を表示させている。

以下で、第１実施形態における処理の一例について説明する。以下の実施例の処理は、他の実施例の処理と組み合わせて実行させることもできる。

＜＜第１実施例＞＞
第１実施例は、店舗における一の決済で複数のクーポンを使用する実施例である。第１実施例により、例えば、一の決済で複数のクーポンを使用する場合に、各クーポンのタイマーを適切に起動できる。

＜＜第１実施例の処理＞＞
端末１２０は、一の店舗で同時に利用可能な第１クーポン及び第２クーポンがユーザに選択されると、第１クーポンのクーポン領域と、第２クーポンのクーポン領域とをともに表示させる。そして、第１クーポンのクーポン領域を覆うオブジェクトがユーザに移動されると、上述した図６のクーポン表示処理を第１クーポンに対して行うことにより、第１クーポンのタイマーを起動させる。

そして、第２クーポンのクーポン領域を覆うオブジェクトがユーザに移動されると、上述した図６のクーポン表示処理を第２クーポンに対して行うことにより、第２クーポンのタイマーを起動させるとともに、第１クーポンのタイマーを再起動させてカウントを０に戻す。これにより、第１クーポンのみが利用される場合は第１クーポンが表示されてから所定の有効期限を設定できると共に、第２クーポンも利用される場合は、第１クーポンの有効期限までの残り時間がリセットされ、第１クーポンと第２クーポンのタイマー起動日時を揃えることができる。

＜第２実施形態＞
本開示の第２実施形態は、上述した「店舗読取型コード決済」方式等において、クーポンが適用された二次元コード等が誤操作等により非表示となった場合に、当該クーポンが適用された二次元コード等を再表示する実施形態である。

第２実施形態により、例えば、クーポンが適用された二次元コード等を容易に再表示させることができる。また、例えば、ユーザが、クーポンが適用された二次元コード等を１度表示した後に、誤操作などにより非表示にしてしまい、クーポンが適用されていない二次元コード等を新しく表示してしまうことを防ぐことができる。また、例えば、結果的に端末１２０やサーバ１１０の負荷、及び端末１２０とサーバ１１０間のネットワーク１３０の負荷を軽減できるという効果が得られる。なお、第２実施形態の処理は、第１実施形態の処理と組み合わせて実行させることもできる。

＜第２実施形態の機能構成＞
図９を用いて第２実施形態に係るサーバ１１０および端末１２０の機能構成を説明する。図９は、第２実施形態に係るサーバ１１０、及び端末１２０の機能的な構成を示すブロック図の一例を示す図である。

第２実施形態では、サーバ１１０の記憶部３１５に、二次元コード等の情報を記憶するコード情報記憶部３１５２を有する点が、第１実施形態と異なる。

＜第２実施形態の処理＞
図１０から図１２Ｄを参照し、第２実施形態に係る通信システム１の処理について説明する。図１０は、第２実施形態に係る通信システム１の処理のシーケンスの一例を示す図である。図１１は、第２実施形態に係るコード情報記憶部３１５２に記憶されるコード情報の一例を示す図である。図１２Ａから図１２Ｄは、第２実施形態に係る端末１２０の表示画面の一例について説明する図である。

ステップＳ２０１において、サーバ１１０は、クーポンの情報を端末１２０に配信する。この処理は、図４のステップＳ１の処理と同様でもよい。

続いて、端末１２０は、決済用の二次元コード等を表示させるコード表示操作をユーザから受け付ける（ステップＳ２０２）。ここで、端末１２０は、例えば、図１２Ａのメニュー画面１２０１を表示する。端末１２０は、図１２Ａの例では、ユーザの残高１２０２、及び「コード決済」ボタン１２０３等を表示させており、「コード決済」ボタン１２０３が押下されることによりコード表示操作をユーザから受け付ける。また、端末１２０は、例えば、ＯＳにより表示されるホーム画面上に設定されたショートカットアイコン等が押下されることによりコード表示操作をユーザから受け付けるようにしてもよい。

なお、端末１２０は、例えば、端末１２０のＯＳにより提供されるパスコード認証、指紋認証、顔認証等を用いてユーザ認証を行い、ユーザ認証に成功した場合のみ以降の処理を実施し、ユーザ認証に失敗した場合はエラーを表示して以降の処理を実施しないようにしてもよい。

続いて、端末１２０は、ユーザＩＤを含むコード取得要求をサーバ１１０に送信する（ステップＳ２０３）。

続いて、サーバ１１０は、二次元コード等の識別情報であるコードＩＤ（ＱＲＩＤ）を決定し、決定したコードＩＤを端末１２０に送信する（ステップＳ２０４）。ここで、サーバ１１０は、例えば、端末１２０のユーザＩＤ、現在日時、及び乱数等に基づいて、コードＩＤを決定してもよい。そして、サーバ１１０は、コード情報記憶部３１５２において、決定したコードＩＤに対応付けて、ユーザＩＤ、及びコードＩＤの有効期限を記憶しておく。なお、二次元コード等は端末１２０で生成され、サーバ１１０に送信されてもよい。

（コード情報記憶部３１５２）
図１０の例では、コード情報記憶部３１５２には、コードＩＤに対応付けて、ユーザＩＤ、及びコードＩＤの有効期限が記憶される。コードＩＤの有効期限は、コードＩＤに基づいて表示される二次元コード等を用いた決済が可能な期限である。サーバ１１０は、コードＩＤの有効期限に、例えば、コードＩＤが決定されてから所定期間（例えば、５分間）内が設定されてもよい。コードＩＤに有効期限を設定することにより、当該コードＩＤに基づいて表示される二次元コード等が撮影されて不正利用される等の可能性を低減できる。

続いて、端末１２０は、受信したコードＩＤの情報を含む二次元コード等を画面に表示させる（ステップＳ２０５）。これにより、上述した「店舗読取型コード決済」方式等による決済を行うことができる。または、端末１２０は、コードＩＤの代わりにコードＩＤの情報を含む二次元コード等の画像をサーバ１１０から受信し、受信した二次元コード等の画像を表示させてもよい。

端末１２０は、図１２Ｂのコード表示画面１２１１の例では、二次元コード１２１２、二次元コード１２１２の有効期限１２１３、「クーポンを選択」ボタン１２１４を表示している。図１２Ｂの例では、有効期限１２１３は残り５分であることが示されている。なお、有効期限１２１３が経過する際、端末１２０は、ユーザ認証を再度行い、ユーザ認証に成功した場合、ステップＳ２０３からステップＳ２０５の処理を実行し、二次元コード１２１２を更新してもよい。また、端末１２０は、当該認証に失敗した場合、二次元コード１２１２を非表示としてもよい。

続いて、端末１２０は、ユーザが店舗で商品を購入する場合に特典を得られるクーポンを利用する操作をユーザから受け付ける（ステップＳ２０６）。ここで、端末１２０は、例えば、図１２Ｂのコード表示画面１２１１の「クーポンを選択」ボタン１２１４が押下されると、図１２Ｃのクーポン一覧画面１２２１を表示させる。端末１２０は、図１２Ｃの例では、クーポン１２２２、クーポン１２２２の説明文１２２２Ａ、クーポン１２２３等を表示させており、クーポン１２２２またはクーポン１２２３の領域が押下されることにより、利用するクーポンを選択する操作をユーザから受け付ける。

なお、端末１２０は、一度選択されたクーポンは、クーポン一覧画面１２２１から消去し、再度の選択操作を不可としてもよい。この場合、端末１２０は、例えば、図１２Ｃのクーポン一覧画面１２２１においてクーポン１２２２が選択された場合、以降は、図１２Ｃのクーポン一覧画面１２２１からクーポン１２２２の表示を削除し、選択できないようにしてもよい。これにより、例えば、ＰＯＳ端末１４０の改修等の制限により、クーポンを使用した端末１２０のユーザＩＤ及びクーポンＩＤ等をＰＯＳ端末１４０からサーバ１１０に通知できない場合でも、各ユーザがそれぞれ１度だけ利用可能となるようなクーポンをユーザに配布することができる。

続いて、端末１２０は、クーポンが適用された二次元コード等（「第１コード」の一例。）を画面に表示させる（ステップＳ２０７）。ここで、端末１２０は、クーポンが適用された二次元コード等として、クーポンＩＤの情報と、受信したコードＩＤの情報と含む二次元コード等を生成して表示させてもよい。なお、クーポン適用前後で二次元コード等の表示態様が異なってもよい。これにより、ユーザは二次元コード等にクーポンが適用されているか否かを視認することができる。この場合、端末１２０は、例えば、二次元コード等の中央部等に、クーポンに関するロゴやイラストを配置した二次元コード等（デザインＱＲコード）を表示させてもよい。例えば、クーポンを適用する商品の画像、イラスト、アイコン、またはクーポンを使用する店舗の事業者のロゴ等を中央部等に配置して表示させてもよい。

端末１２０は、図１２Ｄのコード表示画面１２１１の例では、クーポンが適用された二次元コード１２１２Ａ、二次元コード１２１２Ａの有効期限１２１３、クーポンの有効期限１２１５、「クーポンを除去」ボタン１２１６を表示している。図１２Ｄの例では、二次元コード１２１２Ａの有効期限１２１３は残り４分２１秒であり、クーポンの有効期限１２１５は残り５分であることが示されている。なお、クーポンが適用されたタイミングで二次元コード１２１２Ａの有効期限１２１３を、クーポンの有効期限１２１５に揃えてもよい。

端末１２０は、クーポンの有効期限１２１５が経過した場合、二次元コード１２１２Ａを非表示とし、再度の表示をできないようにしてもよい。これにより、例えば、ＰＯＳ端末１４０の改修等の制限により、クーポンを使用した端末１２０のユーザＩＤ及びクーポンＩＤ等をＰＯＳ端末１４０からサーバ１１０に通知できない場合でも、各ユーザがそれぞれ１度だけ利用可能となるようなクーポンをユーザに配布することができる。

以下では、当該クーポンが適用された二次元コード等が、誤操作や不具合により非表示とされた場合について説明する。なお、誤操作等が無い場合、後述するステップＳ２１１の処理に進む。端末１２０は、当該クーポンが適用された二次元コード等を非表示にさせる（ステップＳ２０８）。ここで、端末１２０は、例えば、端末１２０のＯＳ（Operating System）または二次元コード等を表示させるアプリケーションプログラムの不具合（バグ等）により、二次元コード等を表示させているアプリケーションプログラムを異常終了（強制終了）することで、二次元コード等を非表示にさせる。また、端末１２０は、例えば、ユーザの二次元コード等の表示画面を閉じる誤操作により、二次元コード等を非表示にさせる。また、端末１２０は、例えば、二次元コード等の有効期限を経過した際にユーザの認証に失敗した場合、二次元コード等を非表示にさせる。

続いて、端末１２０は、決済用の二次元コード等を表示させるコード表示操作をユーザから受け付ける（ステップＳ２０９）。ここで、端末１２０は、ステップＳ２０２と同様の操作を受け付ける。

続いて、端末１２０は、クーポンが適用された二次元コード等を再表示するための所定の条件を満たしているか否かを判定する（ステップＳ２１０）。この処理については後述する。

当該所定の条件を満たしている場合（ステップＳ２１０でＹＥＳ）、端末１２０は、ステップＳ２０６の処理で表示した、当該クーポンが適用されている二次元コード等を再表示させる（ステップＳ２１１）。ここで、端末１２０は、当該二次元コード等に適用されているクーポンの有効期限を延長しないようにしてもよい。この場合、端末１２０は、例えば、クーポンの有効期限が、当該クーポンが適用された二次元コード等の表示開始時点から５分以内であり、当該有効期限が開始された時点から現時点までの経過時間が５分以上となった際に、当該クーポンが適用された二次元コード等を無効とする。

または、端末１２０は、当該二次元コード等が非表示となっていた期間に応じて、当該二次元コード等に適用されているクーポンの有効期限を延長するようにしてもよい。この場合、端末１２０は、例えば、当該二次元コード等が非表示となっている間は、当該クーポンの有効期限までのカウントダウンを行うタイマーを停止し、当該二次元コード等を再度表示させると当該タイマーを再開するようにしてもよい。これにより、例えば、図１２Ｄのコード表示画面１２１１で、クーポンが適用された二次元コード１２１２Ａに対応付けて表示されているクーポンの有効期限１２１５が残り５分と表示されていた際に、コード表示画面１２１１が非表示となり、それから３分経過後に図１２Ｄのコード表示画面１２１１が再度表示される場合、クーポンの有効期限１２１５は残り２分（５分−３分）ではなく、５分のままカウントダウンが再開される。これにより、例えば、ＯＳの再起動等の比較的時間がかかる処理を行う必要がある場合であっても、クーポンの有効期限までの残り時間を消費しないようにすることができる。

なお、当該所定の条件を満たしていない場合（ステップＳ２１０でＮＯ）、端末１２０は、ステップＳ２０２からステップＳ２０５と同様の処理を行い、クーポンが適用されていない新規の二次元コード等を画面に表示させる。

続いて、ＰＯＳ端末１４０は、二次元コード等を読み取る操作を店員等から受け付け（ステップＳ２１２）、操作に応答して端末１２０に表示されている二次元コード等をカメラで撮影し、当該二次元コード等に含まれているクーポンＩＤ及びコードＩＤを読み取る（ステップＳ２１３）。

続いて、ＰＯＳ端末１４０は、読み取ったクーポンＩＤに応じた特典を付与し、代金の割引等を行い（ステップＳ２１４）、割引後の商品の代金の決済要求をサーバ１１０に送信する（ステップＳ２１５）。ここで、当該決済要求には、読み取ったコードＩＤ、割引後の商品の代金、ＰＯＳ端末１４０の事業者等のＩＤが含まれる。

続いて、サーバ１１０は、端末１２０のユーザの残高から、割引後の商品の代金の決済を行う（ステップＳ２１６）。ここで、サーバ１１０は、受信したコードＩＤに対応付けられたユーザＩＤを取得し、ユーザＩＤに対応付けられた残高から当該代金の額を減算する。また、受信した事業者のＩＤに対応付けられた残高に当該代金の額を加算する。

＜再表示の条件判定処理＞
図１３を参照し、図９のステップＳ２１０の、クーポンが適用された二次元コード等を再表示するための所定の条件を満たしているか否かの判定処理の一例について説明する。図１３は、第２実施形態に係るクーポンが適用された二次元コード等を再表示するか否かの判定処理の一例を示すフローチャートである。

ステップＳ３０１において、端末１２０は、端末１２０のＯＳまたは二次元コード等を表示させるアプリケーションプログラムの不具合等により、クーポンが適用された二次元コード等が非表示とされたか否かを判定する。ここで、端末１２０は、クーポンが適用された二次元コード等が表示されている間に、当該ＯＳまたは当該アプリケーションプログラムが異常終了した場合は不具合により非表示とされたと判定する。

ここで、端末１２０は、例えば、端末１２０のＯＳにより提供されるログ（クラッシュログ、システムログ、診断データ）等、または当該アプリケーションプログラムが記録しているログを参照する。そして、例えば、所定時間内（例えば、３分以内）に、当該二次元コード等を表示したことを示すログが記録された後、当該二次元コード等を非表示としたことを示すログよりも前に、当該ＯＳまたは当該アプリケーションプログラムが異常終了したことを示す情報が記録されている場合は、当該二次元コード等が表示されている間に不具合が発生したと判定してもよい。一方、そうでない場合は、当該二次元コード等の表示中に不具合は発生していないと判定してもよい。

不具合により非表示とされた場合（ステップＳ３０１でＹＥＳ）、後述するステップＳ３０６の処理に進む。

不具合により非表示とされていない場合（ステップＳ３０１でＮＯ）、端末１２０は、クーポンが適用された二次元コード等が非表示とされた後、第１所定時間内（例えば、１０秒以内）に、決済用の二次元コード等を表示させるコード表示操作をユーザから受け付けたか否かを判定する（ステップＳ３０２）。

第１所定時間内に受け付けた場合（ステップＳ３０２でＹＥＳ）、後述するステップＳ３０６の処理に進む。これは、ユーザが、クーポンが適用された二次元コード等の表示画面を閉じる操作等をした後、すぐに決済用の二次元コード等を表示させる操作をした場合、誤操作により当該表示画面を閉じた可能性があると考えられるためである。

第１所定時間内に受け付けていない場合（ステップＳ３０２でＮＯ）、クーポンが適用された二次元コード等が非表示となった後、当該二次元コード等が表示された際の端末１２０の位置から所定範囲内（例えば、半径１００ｍ以内）で決済用の二次元コード等を表示させるコード表示操作をユーザから受け付けたか否かを判定する（ステップＳ３０３）。

所定範囲内で受け付けた場合（ステップＳ３０３でＹＥＳ）、後述するステップＳ３０６の処理に進む。これは、ユーザが、クーポンが適用された二次元コード等を表示させた際の位置と、その後に決済用の二次元コード等を表示させる操作を行った位置が同様の位置である場合、誤操作により閉じた可能性があると考えられるためである。

所定範囲内で受け付けていない場合（ステップＳ３０３でＮＯ）、クーポンが適用された二次元コード等が非表示となった後、当該二次元コード等が表示された際に端末１２０が電波を受信可能な通信装置と、決済用の二次元コード等を表示させるコード表示操作をユーザから受け付けた際に端末１２０が電波を受信可能な通信装置が一致する否かを判定する（ステップＳ３０４）。ここで、端末１２０は、例えば、図９のステップＳ２０６でクーポンを利用する操作を受け付けた際と、図９のステップＳ２０９でコード表示操作を受け付けた際とで、端末１２０が電波を受信可能な通信装置が一致するか否かを判定してもよい。また、端末１２０は、端末１２０が電波を受信できる無線ＬＡＮのアクセスポイントの識別情報であるＳＳＩＤ（Service Set Identifier）が両時点で一致する場合、電波を受信可能な通信装置が一致すると判定してもよい。また、端末１２０は、端末１２０が電波を受信できるＢＬＥ等の近距離無線通信装置であるビーコン等が両時点で一致する場合、電波を受信可能な通信装置が一致すると判定してもよい。また、端末１２０は、端末１２０が電波を受信できる携帯電話網の基地局の識別情報（Cell ID）が両時点で一致する場合、電波を受信可能な通信装置が一致すると判定してもよい。

電波を受信可能な通信装置が一致する場合（ステップＳ３０４でＹＥＳ）、後述するステップＳ３０６の処理に進む。これは、ユーザが、クーポンが適用された二次元コード等を表示させた際の位置の通信装置と、その後に決済用の二次元コード等を表示させる操作を行った位置の通信装置が同一である場合、誤操作により閉じた可能性があると考えられるためである。

電波を受信可能な通信装置が一致しない場合（ステップＳ３０４でＮＯ）、端末１２０は、クーポンが適用された二次元コード等の有効期限を経過した際（二次元コード等の更新の際）にユーザ認証に失敗したことにより、クーポンが適用された二次元コード等が非表示とされたか否かを判定する（ステップＳ３０５）。なお、端末１２０は、サーバ１１０から受信したコードＩＤの有効期限が経過すると、ユーザ認証を再度行い、再度のユーザ認証に成功した場合は、サーバ１１０からコードＩＤを再度取得して当該クーポンが適用された二次元コード等を更新する。一方、再度のユーザ認証に失敗した場合は、例えば、図１２Ｄのコード表示画面１２１１から図１２Ａのメニュー画面１２０１に表示画面を戻すことにより、当該クーポンが適用された二次元コード等を非表示とする。そして、図１２Ａのメニュー画面１２０１において、コード表示操作がユーザにより行われ、その後のユーザ認証に成功した場合は、以下の処理が実行される。

有効期限を経過した際のユーザ認証に失敗したことにより非表示とされた場合（ステップＳ３０５でＹＥＳ）、クーポンが適用された二次元コード等を再表示するための所定の条件を満たしていると判定し（ステップＳ３０６）、処理を終了する。これは、二次元コード等の更新の際にユーザ認証に失敗し、その後にコード表示操作が正常に行われた場合は、誤操作等によりユーザ認証に失敗した可能性があると考えられるためである。

有効期限を経過した際のユーザ認証に失敗したことにより非表示とされていない場合（ステップＳ３０５でＮＯ）、クーポンが適用された二次元コード等を再表示するための所定の条件を満たしていないと判定し（ステップＳ３０７）、処理を終了する。

以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
（付記１）
情報処理装置に、
ユーザが店舗で商品を購入する場合に前記店舗の端末に入力されるクーポンの情報が表示される第１領域を覆うオブジェクトを表示させる処理と、
前記ユーザの前記オブジェクトを移動させる操作により、前記クーポンの有効期限までの残り時間を示すタイマーを起動させる処理と、を実行させるプログラム。
（付記２）
前記起動させる処理は、
前記ユーザの操作に従って前記第１領域が第１面積以上表示された場合、前記タイマーを起動させる、付記１に記載のプログラム。
（付記３）
前記起動させる処理は、
前記ユーザの操作に従って前記第１領域の中央部の第２領域が第２面積以上表示された場合、前記タイマーを起動させる、付記１または２に記載のプログラム。
（付記４）
前記第２領域は、クーポンの１以上の字、バーコード、または二次元コードに外接する矩形または正方形の領域である、付記３に記載のプログラム。
（付記５）
前記起動させる処理は、
前記オブジェクトを第１方向に移動させる操作により前記第１領域の一部である第３領域が表示された後、前記オブジェクトを前記第１方向とは反対の第２方向に移動させる操作により前記第１領域の一部である第４領域が表示され、前記第３領域の面積と前記第４領域の面積との合計値が所定の閾値以上の場合、前記タイマーを起動させる、付記１から４のいずれか一項に記載のプログラム。
（付記６）
前記オブジェクトを表示させる処理は、
前記ユーザの前記オブジェクトを移動させる操作に応答して、前記第１領域の中央部の領域であって前記オブジェクトに覆われていない領域に、前記クーポンの情報の一部を表示させる、付記１から５のいずれか一項に記載のプログラム。
（付記７）
前記起動させる処理は、
前記クーポンの有効期限までの残り時間を、前記クーポンの情報と対応付けて前記第１領域に表示させる、付記１から６のいずれか一項に記載のプログラム。
（付記８）
前記起動させる処理は、
前記タイマーが開始されたことの通知を外部情報処理装置に送信し、
前記クーポンの有効期限までの残り時間の情報を前記外部情報処理装置から受信する、付記１から７のいずれか一項に記載のプログラム。
（付記９）
情報処理装置に、
前記タイマーを起動させた際に前記オブジェクトが移動された方向に基づいて特典を決定し、決定した特典に応じた前記クーポンを表示させる処理をさらに実行させる、付記１から８のいずれか一項に記載のプログラム。
（付記１０）
前記オブジェクトを表示させる処理は、
第１クーポンに対する第１オブジェクトと、第２クーポンに対する第２オブジェクトとを表示させ、
前記起動させる処理は、
前記第１クーポンに対する第１タイマーを起動した後、前記第２クーポンに対する第２タイマーを起動する場合、前記第１タイマーを再起動する、付記１から９のいずれか一項に記載のプログラム。
（付記１１）
ユーザが店舗で商品を購入する場合に前記店舗の端末に入力されるクーポンの情報が表示される第１領域を覆うオブジェクトを表示させる表示制御部と、
前記ユーザの前記オブジェクトを移動させる操作により、前記クーポンの有効期限までの残り時間を示すタイマーを起動させる制御部と、を有する情報処理装置。
（付記１２）
情報処理装置が、
ユーザが店舗で商品を購入する場合に前記店舗の端末に入力されるクーポンの情報が表示される第１領域を覆うオブジェクトを表示させる処理と、
前記ユーザの前記オブジェクトを移動させる操作により、前記クーポンの有効期限までの残り時間を示すタイマーを起動させる処理と、を実行する情報処理方法。
（付記１３）
情報処理装置に、
ユーザが店舗で商品を購入する場合に特典を得られるクーポンを利用する操作に応答して、前記クーポンに応じた、当該商品を購入する際の決済に利用される第１コードを表示させる第１表示処理と、
前記第１コードが非表示となった場合、決済用のコードを表示させるコード表示操作に応答して前記第１コードを再度表示させる第２表示処理と、を実行させるプログラム。
（付記１４）
前記第２表示処理は、
所定の条件を満たす場合、前記第１コードが非表示となった後、決済用のコードを表示させるコード表示操作に応答して前記第１コードを再度表示させ、
前記所定の条件を満たさない場合、前記第１コードが非表示となった後、前記コード表示操作に応答して新規の決済用のコードを表示させる、付記１３に記載のプログラム。
（付記１５）
前記第２表示処理は、
前記第１コードを表示させている間に前記情報処理装置のＯＳまたは前記プログラムが異常終了した場合、前記コード表示操作に応答して、前記第１コードを再度表示させる、付記１３または１４に記載のプログラム。
（付記１６）
前記第２表示処理は、
前記第１コードが非表示となった後、所定時間内に前記コード表示操作を受け付けた場合、前記第１コードを再度表示させる処理を含む、付記１３から１５のいずれか一項に記載のプログラム。
（付記１７）
前記第２表示処理は、
前記第１コードが非表示となった後、前記第１コードが表示された際の前記情報処理装置の位置から所定範囲内で前記コード表示操作を受け付けた場合、前記第１コードを再度表示させる処理を含む、付記１３から１６のいずれか一項に記載のプログラム。
（付記１８）
前記第２表示処理は、
前記第１コードが非表示となった後、前記第１コードが表示された際に前記情報処理装置が電波を受信可能な通信装置と、前記コード表示操作を受け付けた際に前記情報処理装置が電波を受信可能な通信装置とが一致する場合、前記第１コードを再度表示させる処理を含む、付記１３から１７のいずれか一項に記載のプログラム。
（付記１９）
前記第２表示処理は、
前記第１コードの有効期限を経過した際にユーザ認証に失敗したことにより、前記第１コードが非表示となった場合、前記コード表示操作に応答して前記第１コードを再度表示させる、付記１３から１８のいずれか一項に記載のプログラム。
（付記２０）
前記第１表示処理は、
前記第１コードに対応付けて前記第１コードの有効期限までの残り時間を表示させ、
前記第２表示処理は、
前記第１コードが非表示となっていた期間に応じて延長された前記有効期限までの残り時間を、前記第１コードに対応付けて表示させる、付記１３から１９のいずれか一項に記載のプログラム。
（付記２１）
前記情報処理装置に、
前記第１表示処理により、前記クーポンを利用する操作に応答して前記第１コードを表示した場合、当該操作による前記クーポンの利用を不可とする、付記１３から２０のいずれか一項に記載のプログラム。
（付記２２）
前記第１コードの表示態様は、前記クーポンが適用されていない第２コードの表示態様とは異なる、付記１３から２１のいずれか一項に記載のプログラム。
（付記２３）
前記第１コードは、前記第２コードに前記クーポンを適用させたコードである、付記１３から２２のいずれか一項に記載のプログラム。
（付記２４）
ユーザが店舗で商品を購入する場合に特典を得られるクーポンを利用する操作に応答して、前記クーポンに応じた、当該商品を購入する際の決済に利用される第１コードを表示させ、
前記第１コードが非表示となった場合、決済用のコードを表示させるコード表示操作に応答して前記第１コードを再度表示させる表示制御部を有する情報処理装置。
（付記２５）
情報処理装置が、
ユーザが店舗で商品を購入する場合に特典を得られるクーポンを利用する操作に応答して、前記クーポンに応じた、当該商品を購入する際の決済に利用される第１コードを表示させる第１表示処理と、
前記第１コードが非表示となった場合、決済用のコードを表示させるコード表示操作に応答して前記第１コードを再度表示させる第２表示処理と、
を実行する情報処理方法。

１００ 通信システム
１１０ サーバ
３１１ 受付部
３１２ 送受信部
３１３ 制御部
３１４ 表示制御部
３１５ 記憶部
３１５１ クーポン情報記憶部
１２０ 端末
３２１ 受付部
３２２ 送受信部
３２３ 制御部
３２４ 表示制御部
３２５ 記憶部

Claims (1)

1. 明細書に記載の発明。
   

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