JP6726262B2 - 安全機能を有するクロノグラフリピータ機構 - Google Patents

安全機能を有するクロノグラフリピータ機構 Download PDF

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Description

本発明は、クロノグラフ開始プッシャの作用下で枢動するように設けた主動作レバーを有する制御機構を含むクロノグラフ機構によって測定した継続時間を、時打ち機構を介して、音響表示するクロノグラフリピータを有する音響時計表示機構であり、該時打ち機構は、巻上げレバーを含み、該巻上げレバーを、ラックを駆動して、時打ちラチェットと一体化したラックピニオンを含む時打ちユニットを移動するように設けて、時打ちラックを移動させて、関連する大きさを読上げたり、対応する時打ち機能を解除したりする、音響時計表示機構に関する。
また、本発明は、少なくとも1つのかかる音響表示機構を含む時計、特に腕時計に関する。
本発明は、時計表示機構の分野に関する。
一部の時計表示は、特に、時計が、婦人用腕時計等の小さな寸法の腕時計の場合に、或いは多数の表示を含み、その結果其々が必然的に限られた表面積を占領する、又は他の表示上に重ねられる、複雑な腕時計の場合にも、時々読みにくく、そのため、ユーザにとって解釈が不正確になることがあり、精確な時間測定に関して言えば、矛盾している。
また、表示の読取りは、ダイビング中等、周囲の照明が暗いことで、又は夜若しくは夕暮れの特定の時間帯で、妨害されることもある、或いは、逆に、指針を判読しにくくする影を作る干渉光によって、又はユーザの視力障害若しくは夜間飛行や特定の操作等の特別な使用条件に起因して、妨害されるかも知れない。更に、そうした理由で、18世紀や19世紀の時計学者らは、時打ち腕時計、パッシングストライク腕時計、若しくはリピータ腕時計、又は触覚情報を提供する触感時計を開発した。
同じ出願人による欧州特許第17206439.6号(特許文献1)では、クロノグラフ機構によって測定した継続時間の音響表示を、特に要求に応じて、提供するための外部又は内部の時打ち機構に接続するクロノグラフ機構について開示しており;該機構は、クロノグラフリピータである。時打ち機構の動作中に、秒及び数十秒ラック、及び分ビーク(minute−beak)が、秒、数十秒及び分カムの邪魔になることがある。その際に、クロノグラフ機構を開始させる(スタート)と、破損の高い危険性を伴ってムーブメントを停止させる虞がある。そうした理由で、時打ち機構の動作中に、確実に、クロノグラフ機構を始動できないようにする必要がある。
REBER名義のスイス特許出願第102A号(特許文献2)では、腕時計のリピータ機構の設計に対する改善点:
確実にリピータボルトをよりスムーズに運動させるために、リピータを作動させるレバーは、その枢動点を、ラックの枢軸ではなく、腕時計の中心付近のプレート上に有すること;
2個のハンマが、同じホゾ軸(pivot−shank)で枢動し、それによりかなりの空間を節約すること;
その結果、例えば19インチ径のリピータ腕時計に関しては、通常の19インチ腕時計用と同じ列(train)を使用可能となるものの、従来技術のリピータでは、ハンマが、通常の17インチ腕時計の列に使用しなければならない程度の空間を取ったため、時計がより高価になっていた;
クォータレバーによって保持し、小さなバネによって作動させるラックを係着するピンを、時打ちラック上に設置する代わりに、ラックを、時打ちラックに固定し、クォータレバーは、係着アームを含み、該係着アームを、プレートに固定し、バネのアーム上に載置する単独の強力なバネを、クォータレバーをクォータスネルカム上に降下させるためと、フックをクォータラックに係着するためとに使用するように形成すること、について開示している。
欧州特許第17206439.6号 スイス特許出願第102A号
本発明は、伝統的な視覚表示を音響表示と組合せた、又は伝統的な視覚表示を音響表示に置換えたクロノグラフリピータ機構に、時打ち機構の動作中にクロノグラフ機構が解除されるのを防止できる操作安全性を提供することを提案する。
このために、本発明は、請求項1に記載の時計用クロノグラフリピータ機構に関する。
また、本発明は、少なくとも1つのかかるクロノグラフリピータ機構を含む時計、特に腕時計に関する。
本発明の他の特徴及び利点は、添付図を参照して、以下の詳細な説明を読むことにより明白になるであろう。
図1及び図2は、本発明によるクロノグラフリピータ機構の細部に関する略平面図を表しており、クロノグラフ機構の制御機構がコラムホイールを含む特定の非限定的な事例で説明した、クロノグラフ機構の制御機構とリピータ制御機構にある本発明による安全機構を示している。
巻上げプッシャが待機位置で、巻上げレバーで押下できる状態にある、時打ち機構の休止位置に相当する。 上記巻上げレバーを完全に押下した後の、上記同じ巻上げプッシャの完全押下位置を示しており、完全に押下することで、時打ちラックを枢動させ、クロノグラフ機構によって測定した値を時打ちするサイクルを初期化するが、それまで、クロノグラフ機構動作レバーの解除が、本発明による安全機構によって妨げられる。 図1の細部であり、クロノグラフ制御レバーに対して作用可能なクロノグラフ開始プッシャの端部を示している。 図2の細部であり、クロノグラフ制御レバー上で支持するクロノグラフ開始プッシャの端部を示しており、該端部は、本発明による安全機構に含むスタッドによって係止され、クロノグラフ制御レバーが枢動するのを防ぐ。 クロノグラフ機構を係合する枢動位置にあるクロノグラフ制御レバーを示しており、この枢動位置は、時打ち機能、特にクロノグラフリピータ機能が完全に終了した後に、本発明による安全機構のスタッドを引込めることによって可能になる。 図1に対応する位置における、安全レバーの第1端部とラックピニオンと一体化した2レベルカムとの協働について説明する細部である。 図2に対応する位置における、安全レバーの第1端部とラックピニオンと一体化した2レベルカムとの協働について説明する細部である。 時打ち機構を表示機構に組込んだ時計、特に腕時計を表すブロック図である。
本発明は、時計1000、特に腕時計、又はスポーツ計時装置若しくはその他の装置、又は置時計(clock)若しくはその他の時計用の音響時計表示機構500に関する。
この時計1000は、従来通りに、ムーブメント、及び振動子を少なくとも駆動するためのエネルギー蓄積手段を含むが、それらについては、ここでは詳述しない。また、この時計1000を、オルゴールで構成してもよい。
この表示機構500は、少なくとも1つの回転表示歯車セットを含み、該セットを、現在時刻以外の大きさ(magnitude)を表示するための針、円板等の表示部材に特に接続する。「現在時刻以外の大きさ」は、クロノグラフ機構に関する継続時間等の大きさ、又はスポーツ審判装置等のプッシャに対する総作用数を意味する。
この表示機構500は、音響表示機構である。このために、回転表示歯車セットは、少なくとも回転時に、表示カムと一体化し、該表示カムの縁部は、時打ち機構1に含まれる時打ちラックのビーク(beak)と協働し、時打ち機構1を、測定した大きさに特有の数値を時打ちするために、表示機構500に組込む、又は表示機構500と並置する。
本発明について、図面で説明したような巻上げプッシャ390、ボルト、竜頭、ベゼル又は他のアクチュエータ等の制御部材に対するユーザの作用による、オンデマンド表示に関して、非限定的な方法で、より具体的に記載する。
図面で説明した具体的な非限定的用途では、この表示機構500は、クロノグラフ機構100を含み、該クロノグラフ機構は、秒を計数する中央クロノグラフ歯車、及び分を計数する分カウンタ歯車を含む。
特に、この表示機構500は、同じ出願人による特許文献1に記載したような、クロノグラフリピータ機構である。このクロノグラフリピータ機構を、クロノグラフ機構100で行った計時時間測定の終了時に停止した後に、計時時間に関する情報、特に分や秒を、クロノグラフ機構100に含まれる又はクロノグラフ機構100に並置する時打ち機構1に、少なくとも計時時間の分や秒を時打ちするために、提供するように設ける。この時打ち機構1は、少なくとも計時時間に対応する単位を時打ちするために必要な時打ち制御部品(特に分及び秒、又は数十秒若しくは他の秒のための)を含む。
クロノグラフリピータを有するこの音響時計表示機構500は、クロノグラフ機構100を介して計時時間を、時打ち機構1によって、音響表示を可能にする。
本発明によると、この時打ち機構1は、巻上げレバー39を含み、該巻上げレバー39を、スネイル及びカム上の計時時間の読上げを開始するように、及び時打ち機構1用駆動手段を形成する弾性復帰手段に対抗してラック33を駆動するように設けて、時打ちラチェット32と一体化したラックピニオン31を含む時打ちユニットを移動させたり、各表示カム用時打ちラックを移動したりして、例えば分スネイルカム上の分ラック、秒スネイルカム上の秒ラック、数十秒カム上の数十秒カム等の関連する大きさを読上げる、及び対応する時打ち機能を解除する。
本発明によると、上記音響表示機構500は、クロノグラフ機構100の制御機構と巻上げレバー39との間に、安全機構40を含み、該安全機構を、時打ち歯車セットの位置、より具体的だが非限定的には、ラックピニオン31の位置に応じて、クロノグラフ機構100の制御機構に含み、クロノグラフ開始プッシャ562の作用下で枢動するように設けた動作レバー56の移行を可能にする、又は防止するように設ける。
クロノグラフ機構100は、従来通りに、開始/停止プッシャ、ゼロ復帰プッシャ又は同様なもの等の、特に、スイス国FET(Federation of Technical Schools)が編集した Messrs Reymondin、Monnier、Jeanneret、Pelerattiによる集合著作物「Theorie d’horlogerie」の第11章に記載されたような、ユーザが使用可能な外部制御手段を含む。開始/停止機能のために、これらの外部制御手段は、一般的に、動作レバー56を駆動し、該動作レバー56は、制御カム60、具体的には、コラムホイール54等の枢動カム、又は上カム及び下カムを含むカム、又はその他のカムを押し引きする。
本発明は、スタート、ストップ及びリセット機能に使用する、図面で説明したような単一プッシャを有するクロノグラフと、片方は開始/停止機能用に、もう片方はリセット機能用に同じ論理で用いる2個のプッシャを有するクロノグラフ機構の両方に適用可能であり、該論理は、時打ち機構を手動で作動させる場合には、後述する安全レバーを含む離隔機構から成り、該離隔機構を、関連する各プッシャ下にスタッドを介在させることで、単一のプッシャに対する、又は必要に応じて任意のプッシャに対する如何なる加圧も、不可能にするように設ける。
特に、クロノグラフ機構100の制御機構は、クロノグラフ開始プッシャ562を含み、該プッシャを、動作レバー56を加圧するように設け、該動作レバー56は、動作レバーバネ58の復帰力を受け、及び動作レバー軸F周りに枢動するレバーである。図面で説明した非限定的な実施形態では、この動作レバー56には、フック57を備え、該フックを、図面で説明した非限定的な変形例ではコラムホイール54、又は制御カム又はその他のカム等の制御カム60のラチェット59を動かすように設け、該制御カム60を、ジャンパ55又は同様なものによって適切な位置に保持する。クロノグラフ機構100は、秒歯車セット又は分歯車セット等の少なくとも1つの回転表示歯車セットを含み、該セットは、少なくとも回転時に、対応する表示カムと一体化し、該表示カムの縁部は、時打ち機構1に含まれる対応する時打ちラックのビークと協働して、クロノグラフ機構100によって測定した計時時間に特有の数値を時打ちする。
安全機構40を、時打ち歯車セットの位置、より具体的だが非限定的にはラックピニオン31の位置に応じて、動作レバー56の移行を可能にする又は防止するように設ける。このために、図面で説明した変形例では、この機械的な安全接続部は、安全軸Eに枢動可能に取付けられた安全レバー41を含む。安全レバー41の第1端部44を、弾性復帰手段、特に安全バネ45の作用下で、ラックピニオン31と一体化する、2レベル:下レベル311及び上レベル312を有するカム310と当接係合する。安全レバー41の第2端部42は、安全レバー41の角度位置に応じて、動作レバー56の軌道上に介在するように設けるスタッド43を含む:時打ち機構の動作時に、図2及び図4から分かるように、スタッド43は、ユーザがクロノグラフ開始プッシャ562に加えた圧力下で動作レバー56が枢動するのを防止する;時打ち機構が動作中ではない、又はもう動作していない時には、図1、図3及び図4から分かるように、スタッド43は、ユーザがクロノグラフ開始プッシャ562に加えた圧力下で動作レバー56が枢動するのを防止しない。図5は、クロノグラフ開始プッシャ562の押下位置を示している。
この構成は、ムーブメントを停止又は中断する危険性を回避する:ユーザは、そうする権利がある場合にのみ、即ち、時打ち機構1が動作不能時にのみ、クロノグラフ機構100を開始できると理解される。
本発明は、特に、BLANCPAIN名義の特許出願におけるような、複数の時打ち機能又はメロディを有する前述の参考文献に示したもの:伝統的な時打ち又はメロディ演奏機能の、異なるラック部品を用いた複数の段階を有する時打ち機構と比べて、より複雑な時打ち機構を、実装できる。
また、本発明は、かかる表示機構500を含む時計1000、特に腕時計にも関する。
一実施形態では、時打ち機構1は、表示機構500とは別個である。
別の実施形態では、時打ち機構1を、上記表示機構500に組込む。
上述した音響表示機構を、従来の視覚表示と組合せるように設計しているが、視覚表示と置換することもできる。
本発明は、有用な安全機能を、クロノグラフ機構と時打ち機構を結合し、最も複雑でデリケートな時計機構であることが知られ、如何なる誤操作からも保護されねばならないクロノグラフリピータ表示機構に追加できる。
1 時打ち機構
31 ラックピニオン
32 時打ちラチェット
33 時打ちラック
39 巻上げレバー
40 安全機構
41 安全レバー
43 スタッド
45 安全バネ
55 ジャンパ
56 動作レバー
57 フック
58 動作レバーバネ
59 ラチェット
60 制御カム
100 クロノグラフ機構
310 カム
390 巻上げプッシャ
500 音響時計表示機構
562 開始プッシャ
1000 時計

Claims (7)

  1. クロノグラフ開始プッシャ(562)の作用下で枢動するように設けた主動作レバー(56)を備える制御機構を含むクロノグラフ機構(100)によって測定した継続時間を時打ち機構(1)によって音響表示するクロノグラフリピータを有する音響時計表示機構(500)であり、前記時打ち機構(1)は、巻上げレバー(39)を含み、該巻上げレバー(39)は、ラック(33)を駆動して、時打ちラチェット(32)と一体化したラックピニオン(31)を含む時打ちユニットを移動して関連する大きさを読上げたり、対応する時打ち機能を解除したりするように設けられている、音響時計表示機構(500)であって、前記音響時計表示機構(500)は、前記制御機構と前記巻上げレバー(39)との間に、前記ラックピニオン(31)の位置に応じて、前記動作レバー(56)の移行を可能にする又は防止するように設けた安全機構(40)を含むことを特徴とする音響時計表示機構(500)。
  2. 前記時打ち機構(1)は、分スネイルカムと協働するように設けた分ラックによって、及び/又は数十秒カムと協働するように設けた数十秒ラックによって、及び/又は秒スネイルカムと協働するように設けた秒ラックによって形成する少なくとも1つの打ちラックを含むこと、及び前記クロノグラフ機構(100)は、少なくとも回転時に、特定の表示カムと一体化する少なくとも1つの回転表示歯車セットを含み、該表示カムを、定の時打ちラックと協働するように設け、縁部を、前記特定の時打ちラックビークと協働するように設けること、及び前記巻上げレバー(39)を、前記特定の時打ちラックに対応する各前記特定の表示カム上の前記継続時間の読上げを開始するように設け、且つ関連する大きさを読上げるために、前記時打ち機構(1)が各前記対応する表示カムに対して各前記時打ちラックを移動するための駆動手段を形成する弾性復帰手段に対してラック(33)を駆動するように設けることを特徴とする、請求項1に記載の音響時計表示機構(500)。
  3. 前記安全機構(40)は、少なくとも1つの安全レバー(41)を含み、該安全レバー(41)を、カム(310)支持する第1端部(44)で、弾性復帰手段(45)の作用下で、前記時打ちユニットに含まれる2レベル(311;312)と協働するように設け、前記安全レバー(41)は、該安全レバー(41)の角度位置に応じて、前記動作レバー(56)の軌道上に介在するように設けられるスタッド(43)を、反対側の第2端部(42)に、含むことを特徴とする、請求項1に記載の音響時計表示機構(500)。
  4. 請求項1に記載の音響時計表示機構(500)を含む時計(1000)。
  5. 前記時打ち機構(1)は、前記音響時計表示機構(500)とは別個であることを特徴とする、請求項4に記載の時計(1000)。
  6. 前記時打ち機構(1)を、前記音響時計表示機構(500)に組込むことを特徴とする、請求項4に記載の時計(1000)。
  7. 前記時計(1000)は、腕時計であることを特徴とする、請求項4に記載の時計(1000)。
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