JP6726220B2 - 自動車 - Google Patents
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Description
「車体の前部に設けたエンジンルームに、シリンダブロック及びシリンダヘッドの一端面にフロントカバーを固定した機関本体と、前記フロントカバーの略後ろに位置したブレーキ用マスターシリンダとが、前記車体の正面視で互いに重なるようにして配置されている」
という基本構成において、
「前記シリンダヘッドの後部に、前記機関本体が衝突事故によって後退したときに前記マスターシリンダを機関本体の後退方向と交差した方向に逸らし移動させるブラケットが、前記フロントカバーから後ろ向きに突設したボス体で支持された状態で固定されている」
という構成が付加されている。
「前記ブラケットは板金製品であり、前記機関本体の後面に固定される基板と、前記基板の側縁に曲げ形成した略後ろ向きのガイド板とを有しており、
前記ガイド板を、平面視で前後長手線に対して傾斜させることにより、前記機関本体が後退したときに前記ガイド板によって前記マスターシリンダが横方向に逸らし移動することが許容されており、
かつ、前記ガイド板は、前記マスターシリンダに当たったときの衝撃によって前記基板に向けて倒れ回動することが許容されている」
という構成になっている。
「車体の前部に設けたエンジンルームに、機関本体とその後ろに位置したブレーキ用マスターシリンダとが、前記車体の正面視で互いに重なるようにして配置されており、
前記機関本体の後部に、当該機関本体が衝突事故によって後退したときに前記マスターシリンダを前記機関本体の後退方向と交差した方向に逸らし移動させる板金製のブラケットが設けられている」
という基本構成において、
「前記ブラケットは、前記機関本体の後面に固定された基板と、前記基板の側縁に曲げ形成した略後ろ向きのガイド板とを有し、
前記ガイド板を、平面視で前後長手線に対して傾斜させることにより、前記機関本体が後退したときに前記ガイド板によって前記マスターシリンダが横方向に逸らし移動することが許容されており、
前記ガイド板は、前記マスターシリンダに当たったときの衝撃によって前記基板に向けて倒れ回動することが許容されている一方、
前記基板の上下縁に、前記ガイド板が前記基板に対して倒れる姿勢を規制するストッパー片を曲げ形成している」
という構成が付加されている。
「前記ブラケットのガイド板は、背面視において鉛直線に対して傾斜している」
という構成になっている。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、方向を特定するため前後・左右の文言を使用するが、この方向は運転者の向きを基準にしている。念のため、図1に方向を明示している。正面視は運転者と対向した方向である。
図3(A)や図4から容易に理解できるように、シリンダヘッド下部材9のうち右端部でかつ上端部に後ろ向き突起部17を設けており、この後ろ向き突起部17の後面に、事故によって機関本体2が後退したときにマスターシリンダ5を逸らし移動させるためのブラケット18がボルト19で固定されている。なお、図1ではブラケット18にドットの群を付しているが、これは、ブラケット18の形態を明瞭化するための措置である。
既に述べたように、自動車が衝突事故を起こして機関本体2が後退した場合、本実施形態では、機関本体2の右端部の後ろにブレーキ用のマスターシリンダ5が配置されていても、機関本体2によってマスターシリンダ5がそのまま後ろに押されることはなくて、ガイド板21のガイド作用により、マスターシリンダ5が右上方向に逸らし移動する。或いは、マスターシリンダ5が、ガイド板21によって右上方に払われる状態になる。
2 機関本体
4 ブレーキブースタ
5 マスターシリンダ
6 シリンダヘッド
7 フロントカバー
8 シリンダヘッド上部材
9 シリンダヘッド下部材
17 後ろ向き突起部
18 ブラケット
19 ボルト
20 基板
21 ガイド板
22 ストッパー片
23 囲い片
26 ボス体
27 係止片
Claims (4)
- 車体の前部に設けたエンジンルームに、シリンダブロック及びシリンダヘッドの一端面にフロントカバーを固定した機関本体と、前記フロントカバーの略後ろに位置したブレーキ用マスターシリンダとが、前記車体の正面視で互いに重なるようにして配置されている構成であって、
前記シリンダヘッドの後部に、前記機関本体が衝突事故によって後退したときに前記マスターシリンダを機関本体の後退方向と交差した方向に逸らし移動させるブラケットが、前記フロントカバーから後ろ向きに突設したボス体で支持された状態で固定されている、
自動車。 - 前記ブラケットは板金製品であり、前記機関本体の後面に固定される基板と、前記基板の側縁に曲げ形成した略後ろ向きのガイド板とを有しており、
前記ガイド板を、平面視で前後長手線に対して傾斜させることにより、前記機関本体が後退したときに前記ガイド板によって前記マスターシリンダが横方向に逸らし移動することが許容されており、
かつ、前記ガイド板は、前記マスターシリンダに当たったときの衝撃によって前記基板に向けて倒れ回動することが許容されている、
請求項1に記載した自動車。 - 車体の前部に設けたエンジンルームに、機関本体とその後ろに位置したブレーキ用マスターシリンダとが、前記車体の正面視で互いに重なるようにして配置されており、
前記機関本体の後部に、当該機関本体が衝突事故によって後退したときに前記マスターシリンダを前記機関本体の後退方向と交差した方向に逸らし移動させる板金製のブラケットが設けられている構成であって、
前記ブラケットは、前記機関本体の後面に固定された基板と、前記基板の側縁に曲げ形成した略後ろ向きのガイド板とを有し、
前記ガイド板を、平面視で前後長手線に対して傾斜させることにより、前記機関本体が後退したときに前記ガイド板によって前記マスターシリンダが横方向に逸らし移動することが許容されており、
前記ガイド板は、前記マスターシリンダに当たったときの衝撃によって前記基板に向けて倒れ回動することが許容されている一方、
前記基板の上下縁に、前記ガイド板が前記基板に対して倒れる姿勢を規制するストッパー片を曲げ形成している、
自動車。 - 前記ブラケットのガイド板は、背面視において鉛直線に対して傾斜している、
請求項2又は3に記載した自動車。
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