JP6725842B2 - 情報処理装置、受給電制御回路及び受給電制御方法 - Google Patents

情報処理装置、受給電制御回路及び受給電制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、受給電制御回路及び受給電制御方法に関する。
近年、大電流の受電及び給電を可能とするUSB(Universal Serial Bus) Type−Cの規格に準拠したポートがパーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)や携帯端末などの情報処理装置に搭載されることが増えている。以下では、USB Type−Cの規格に準拠したポートを、単に「Type−Cポート」という。Type−Cポートは、USB Power Delivery(UPD)という規格に準拠した受給電制御機能を有するものが一般的である。UPDとは、100Wまでの給電をUSBのケーブルを用いて行うための規格である。このように、Type−Cポートは、薄型の汎用コネクタを用いつつ、USB/Display Port信号の送受信及び受給電が可能であり、情報処理装置と機能拡張装置との接続コネクタを実現するのに十分なインタフェースといえる。
UPDの規格に準拠したType−Cポートを有するシステムでは、Power Deliveryコントローラ(以下、「PDコントローラ」という。)というASIC(Application Specific Integrated Circuit)が搭載される。PDコントローラは、接続検出や電源供給及び電源需要に関する制御を行う。さらに、EC(Embedded Controller)という、PDコントローラの制御や電源の制御を行うマイクロコンピュータが搭載される。機能拡張装置に搭載されたECと情報処理装置に搭載されたECとは、それぞれのPDコントローラを介して行うVDM(Vender Defined Message)通信により信号の送受信を行う。
そして、USB Type−Cの規格に準拠したシステムでは、ECが有するUPDの機能をオン(有効)にしたりオフ(無効)にしたりすることが可能である。UPDの機能がオンであれば、情報処理装置が稼働状態でも非稼働状態でも情報処理装置と拡張装置との間で電力の受給電が行われる。ここで、非稼働状態とは、ハイバネーション状態や休止状態などの省電力状態及びシャットダウン状態を指す。これに対して、UPDの機能がオフであれば、情報処理装置が非稼働状態の場合、情報処理装置と拡張装置との間の電力の受給電は停止される。
このようなUSBを用いた給電の技術として、情報処理装置に拡張装置が接続されている場合、情報処理装置の電源がオフになっても、拡張装置への電力供給を継続する従来技術がある。
特開2006−53748号公報 米国特許出願公開第2006/0035527号明細書
しかしながら、UPDの機能をオンにした場合、情報処理装置の非稼働時に、給電しなくてもよい拡張装置に情報処理装置のバッテリから電力供給が行われ、バッテリの電力が枯渇してしまうおそれがある。また、UPDの機能をオフにした場合、情報処理装置の非稼働時に、給電を要求する拡張装置への情報処理装置からの給電が行えず、また、情報処理装置自体も受電が行えない。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、効率的な受給電を行う情報処理装置、受給電制御回路及び受給電制御方法を提供することを目的とする。
本願の開示する情報処理装置、受給電制御回路及び受給電制御方法の一つの態様において、受給電管理部は、接続された外部装置との間の受給電を管理する。バッテリは、外部電源又は前記外部装置により充電される。取得部は、自装置の電源状態を取得する。設定部は、前記外部電源から自装置へ給電が行われているか否かを判定し、前記取得部により取得された前記電源状態及び前記判定の結果を基に、前記受給実行部を受電のみを可能とする第1モードに設定する。前記設定部は、前記第1モードに前記受給電管理部を設定した状態で、前記電源状態が所定条件に変化したときに、給電可能な前記外部装置が自装置に接続されている場合、前記受給電管理部を前記第1モードに維持し、給電可能な前記外部装置が自装置に接続されていない場合、前記受給電管理部による受給電を一度停止させて前記第1モードを解除する。
1つの側面では、本発明は、効率的な受給電を行うことができる。
図1は、実施例1に係る情報処理装置のブロック図である。 図2は、ポート属性テーブルの一例の図である。 図3は、受給電判断テーブルの一例の図である。 図4は、情報処理装置のハードウェア構成図である。 図5は、電源ステートの通知方法の一例を説明するための回路図である。 図6は、給電モードの場合の情報処理装置の状態を表す図である。 図7は、受電モードの場合の情報処理装置の状態を表す図である。 図8は、実施例1に係る情報処理装置による受給電制御のフローチャートである。 図9は、実施例2に係る情報処理装置による受給電制御のフローチャートである。 図10は、実施例3に係る情報処理装置のブロック図である。 図11は、実施例3に係る情報処理装置によるユーザ設定取得処理のフローチャートである。 図12は、実施例3に係る情報処理装置による受給電制御のフローチャートである。 図13は、デバイス抜去時動作テーブルの一例の図である。 図14は、電源ステート遷移時動作テーブルの一例の図である。 図15は、実施例4に係るECによる受給電制御のフローチャートである。
以下に、本願の開示する情報処理装置、受給電制御回路及び受給電制御方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する情報処理装置、受給電制御回路及び受給電制御方法が限定されるものではない。
図1は、実施例1に係る情報処理装置のブロック図である。情報処理装置1は、図1に示すように、状態検出部11、状態取得部12、電源13、スイッチ14、ポート制御部15、Type−Cポート16を有する。
Type−Cポート16は、USB Type−Cの規格に準拠し、さらにUPDの規格に準拠する。Type−Cポート16はUSB Type−C/PDデバイス2が接続される。USB Type−C/PDデバイス2は、USB Type−Cの規格に準拠し、さらにUPDの規格に準拠する拡張装置である。このUSB Type−C/PDデバイス2が、「外部装置」の一例にあたる。
電源13は、情報処理装置1の各部へ電力を供給する。スイッチ14は、電源13とType−Cポート16とを結ぶ送電経路の電源13へ向かう経路とType−Cポート16へ向かう経路の切り替えを行う。
状態検出部11は、情報処理装置1の装置状態の情報を取得する。情報処理装置1の装置状態には、例えば、ACアダプタ131が接続されているか否か、情報処理装置1において電力供給を行う電源系を示す電源ステート、及びバッテリ残量などを含む。そして、状態検出部11は、取得した装置状態の情報を状態取得部12へ出力する。
電源ステートには、S0〜S5及びG3といったステートが存在する。S0は、情報処理装置1の動作時の状態であり、情報処理装置1の動作に使用する全ての電源が入っている状態である。S0以外のステートにある情報処理装置1は、SoC101上のCPUなどを駆動させる場合S0に遷移する。
S3は、スリープ状態であり、情報処理装置1の状態は主記憶装置(不図示)に記憶されており、主記憶装置に電源が供給されている状態である。
S4は、休止状態であり、情報処理装置1の状態は補助記憶装置(不図示)に記憶されており、補助記憶装置などに電源が供給されている状態である。
S5は、シャットダウン状態であり、且つ、システム復帰要因となる一部デバイス(LAN(Local Area Network)など)と常時電源を用いるデバイス(EC102やPDコントローラ103など)を除いてほぼすべてのデバイスの電源が切れている状態である。
G3は、シャットダウン状態であり、且つ、常時電源を用いるデバイス(EC102やPDコントローラ103など)を除いてほぼ全てのデバイスの電源が切れている状態である。
すなわち、電源ステートがS4、S5又はG3の場合、情報処理装置1は、省消費電力状態である。電源ステートがS3の場合、情報処理装置1は省消費電力であるものの、一部のUSB Type−C/PDデバイス2が電力を要求する可能性がある状態である。また、電源ステートがS0の場合、情報処理装置1は、通常の電力消費状態である。
状態取得部12は、情報処理装置1の装置状態の情報の入力を状態検出部11から受ける。その後、状態取得部12は、取得した装置情報をポート制御部15へ出力する。
ここで、本実施例では、状態取得部12は、取得した装置情報をそのまま出力したが、所定の処理を施した上で出力してもよい。例えば、状態取得部12は、取得したバッテリ残量が予め決められた閾値未満の場合に、バッテリ充電可能を表す情報を通知するなどしてもよい。
ポート制御部15は、記憶部151、ポート設定管理部152、Type−C制御部153及びUPD制御部154を有する。
記憶部151は、受給電判断テーブル511及びポート属性テーブル512を記憶する。ポート属性テーブル512は、USB Type−Cポート16における電力供給方向を表すテーブルである。ポート属性テーブル512は、例えば、図2で表されるテーブルである。図2は、ポート属性テーブルの一例の図である。
例えば、図2に示すように、USB Type−Cポート16は、給電モード、受電モード及び選択モードという動作モードを有する。給電モードは、情報処理装置1からUSB Type−C/PDデバイス2へ電力供給を行うダウンストリーム フェイシング ポート(DFP)と呼ばれるモードである。受電モードは、USB Type−C/PDデバイス2から情報処理装置1へ電力供給を行うアップストリーム フェイシング ポート(UFP)と呼ばれるモードである。選択モードは、接続されたUSB Type−C/PDデバイス2の構成に応じて電力共有の方向を決定するデュアル ロール ポートと呼ばれるモードである。ポート属性テーブル512は、図2には詳細は記載していないが、各動作モードにおける設定情報が登録される。これらの動作モードは、後述するType−C制御部153及びUPD制御部154の設定が変更されることにより決定される。
受給電判断テーブル511は、USB Type−C/PDデバイス2から情報処理装置1が電力供給を受ける受電モードに移行するか否かを判定するテーブルである。受給電判断テーブル511は、例えば、図3で示されるテーブルである。図3は、受給電判断テーブルの一例の図である。
例えば、図3に示すように、受給電判断テーブル511は、情報処理装置1の電源ステートの状態及びACアダプタ131の挿入状態に応じてType−Cポート16の動作モードを選択するテーブルである。電源ステートがS0/S3であれば、Type−Cポート16の動作モードとして選択モードが選択される。また、電源ステートがS4/S5/G3で且つACアダプタ131が未挿入であれば、Type−Cポート16の動作モードとして受電モードが選択される。また、電源ステートがS4/S5/G3で且つACアダプタ131が挿入されていれば、Type−Cポート16の動作モードとして選択モードが選択される。
ポート設定管理部152は、状態取得部12から入力された電源ステートの情報を取得する。さらに、ポート設定管理部152は、電源13からACアダプタ131の挿入状態の情報の入力を受ける。
そして、ポート設定管理部152は、ACアダプタ131の挿入状態の変化又は情報処理装置1の電源ステートの変化を検出した場合、Type−C制御部153及びUPD制御部154が受電モードであれば受電モードを解除する。次に、ポート設定管理部152は、Type−C制御部153及びUPD制御部154を初期化する。
その後、電源ステートがS0もしくはS3、又は、電源ステートがS4、S5もしくはG3で且つACアダプタ131が挿入されている場合、ポート設定管理部152は、動作モードとして選択モードを取得する。次に、ポート設定管理部152は、選択モードでのType−C制御部153及びUPD制御部154の設定の情報をポート属性テーブル512から取得する。そして、ポート設定管理部152は、Type−C制御部153及びUPD制御部154を選択モードに設定する。
これに対して、電源ステートがS4、S5もしくはG3で且つACアダプタ131が未挿入の場合、ポート設定管理部152は、電力供給方向の変更通知の受信の無効をUPD制御部154に指示する。ここで、電力供給方向の変更通知の受信は、Power Role Swap Accept Disableと呼ばれることがある。次に、ポート設定管理部152は、S5もしくはG3で且つACアダプタ131が未挿入の場合の動作モードとして受電モードを受給電判断テーブル511から取得する。次に、ポート設定管理部152は、受電モードでのType−C制御部153及びUPD制御部154の設定の情報をポート属性テーブル512から取得する。そして、ポート設定管理部152は、Type−C制御部153及びUPD制御部154を受電モードに設定する。このポート設定管理部152が、「モード設定部」の一例にあたる。
Type−C制御部153は、USB Type−Cの信号の送受信に関する制御を行う。Type−C制御部153は、USB Type−C/PDデバイス2から出力された信号を受けてUSB Type−C/PDデバイス2の検出などを行う。
また、Type−C制御部153は、ポート設定管理部152から動作モードの設定の制御を受けて指定された動作モードに設定される。動作モードとして選択モードが設定された場合、Type−C制御部153は、接続されたUSB Type−C/PDデバイス2に応じてスイッチ14の給電方向を切り替える。例えば、接続されたUSB Type−C/PDデバイス2が電力を供給する装置の場合、Type−C制御部153は、USB Type−C/PDデバイス2から電源13へ電力が供給されるようにスイッチ14を切り替える。また、接続されたUSB Type−C/PDデバイス2が電力を消費する装置の場合、Type−C制御部153は、電源13からUSB Type−C/PDデバイス2へ電力が供給されるようにスイッチ14を切り替える。
これに対して、動作モードとして受電モードが設定された場合、Type−C制御部153は、USB Type−C/PDデバイス2から電源13へ電力が供給されるようにスイッチ14を切り替え、スイッチ14の状態を固定する。
また、動作モードとして給電モードが設定された場合、Type−C制御部153は、電源13からUSB Type−C/PDデバイス2へ電力が供給されるようにスイッチ14を切り替え、スイッチ14の状態を固定する。
UPD制御部154は、電力供給に関する制御を行う。UPD制御部154は、USB Type−C/PDデバイス2との間で電力供給に関するメッセージの送受信を行い、電力供給の設定を行う。例えば、UPD制御部154は、USB Type−C/PDデバイス2との間で受給電を行う電圧値や電力供給方向などの決定を行う。そして、UPD制御部154は、決定した電圧値や電力給電方向にしたがって受給電を行うように電源13を制御する。
また、UPD制御部154は、ポート設定管理部152から動作モードの設定の制御を受けて指定された動作モードに設定される。動作モードとして選択モードが設定された場合、UPD制御部154は、接続されたUSB Type−C/PDデバイス2に応じてスイッチ14の給電方向を切り替える。例えば、接続されたUSB Type−C/PDデバイス2が電力を供給する装置の場合、UPD制御部154は、USB Type−C/PDデバイス2から電源13へ電力が供給されるようにスイッチ14を切り替える。また、接続されたUSB Type−C/PDデバイス2が電力を消費する装置の場合、UPD制御部154は、電源13からUSB Type−C/PDデバイス2へ電力が供給されるようにスイッチ14を切り替える。
これに対して、動作モードとして受電モードが設定された場合、UPD制御部154は、USB Type−C/PDデバイス2から電源13へ電力が供給されるようにスイッチ14を切り替え、スイッチ14の状態を固定する。
また、動作モードとして給電モードが設定された場合、UPD制御部154は、電源13からUSB Type−C/PDデバイス2へ電力が供給されるようにスイッチ14を切り替え、スイッチ14の状態を固定する。
さらに、UPD制御部154は、設定した動作モードに応じて電源13の電力供給を制御する。
ここで、本実施例では、Type−C制御部153及びUPD制御部154のいずれもが、スイッチ14の切り替えを行うように説明したが、いずれか一方がスイッチ14の切り替えを行う構成でもよい。
さらに、図4は、情報処理装置のハードウェア構成図である。情報処理装置1は、図4に示すように、ハードウェアとしてSoC(System on a Chip)101、EC102、PDコントローラ103、ROM(Read Only Memory)104及び入力装置105を有する。また、情報処理装置1は、AC(Alternating Current)アダプタ131、バッテリ132、チャージャ133及び電圧レギュレータ134を有する。さらに、情報処理装置1は、スイッチ141及び142、並びに、Type−Cポート16を有する。ここで、図4に示した各ハードウェアの動作を用いて情報処理装置1による受給電制御についてさらに説明する。
ACアダプタ131、バッテリ132、チャージャ133及び電圧レギュレータ134は、例えば、図1の電源13の機能を実現する。
具体的には、ACアダプタ131は、商用電源などから電力供給を受けて、供給された電力をチャージャ133へ出力する。このACアダプタ131が、「外部電源」の一例にあたる。バッテリ132は、情報処理装置1に内蔵された蓄電部材である。バッテリ132は、ACアダプタ131から電力が出力されていない場合、蓄電した電力をチャージャ133へ出力する。
チャージャ133は、ACアダプタ131からの電力供給の有無によりACアダプタ131の挿入の有無を判定する。そして、チャージャ133は、ACアダプタ131が挿入されているか否かを表すACアダプタ検出信号をEC102へ通知する。
また、チャージャ133は、情報処理装置1から電力供給を行う場合、ACアダプタ131又はバッテリ132から電力供給を受ける。そして、チャージャ133は、供給を受けた電力を用いて作成した電源種を各部へ供給する。例えば、チャージャ133は、SoC101、EC102及びPDコントローラ103へ電源種を供給する。また、USB Type−C/PDデバイス2へ電力供給を行う場合、チャージャ133は、スイッチ141及びType−Cポート16を介して作成した電源種をUSB Type−C/PDデバイス2へ出力する。
一方、情報処理装置1が電力供給を受ける場合、チャージャ133は、Type−Cポート16及びスイッチ142を介してUSB Type−C/PDデバイス2から電力供給を受ける。そして、チャージャ133は、供給された電力から生成した電源種を各部へ出力する。加えて、チャージャ133は、バッテリ132の充電を行う。
電圧レギュレータ134は、チャージャ133から電力の供給を受ける。そして、電圧レギュレータ134は、供給された電力の電圧を昇圧しスイッチ141へ出力する。
スイッチ141及び142は、例えば、スイッチ14の機能を実現する。スイッチ141は、電源13からType−Cポート16へ向かう送電経路を接続又は切断する。スイッチ142は、Type−Cポート16から電源13へ向かう送電経路を接続又は切断する。
SoC101は、例えば、図1の状態検出部11の機能を実現する。SoC101は、CPU(Central Processing Unit)などを有する。さらに、SoC101は、I2C(Inter-Integrated Circuit)を用いてROM104に対してデータの読み書きを行う。例えば、SoC101は、ROM104に格納されたBIOS(Basic Input Output System)の起動を行う。また、SoC101は、入力装置105からの入力を受けてBIOSの設定変更を行う。さらに、SoC101は、ハードディスク(不図示)からのOS(Operating System)の読み出し及び起動を行う。
また、SoC101は、EC102とI2Cを用いた信号の送受信を行う。SoC101は、情報処理装置1の電源ステートを取得し、取得した電源ステートを示す状態通知信号をEC102へ出力する。
さらに、SoC101は、Type−Cポート16を介してUSB Type−C/PDデバイス2と信号線で接続される。この信号線を用いて、SoC101は、USB、Display Port及びHDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)などの信号の送受信をUSB Type−C/PDデバイス2との間で行う。このSoC101が、「取得部」の一例にあたる。
EC102は、例えば、図1の状態取得部12、記憶部151及びポート設定管理部152の機能を実現する。EC102は、例えば、図1に示す受給電判断テーブル511及びポート属性テーブル512を有する。
EC102は、ACアダプタ検出信号の入力を受ける。例えば、EC102は、図5に示す回路によりSoC101と接続される。図5は、電源ステートの通知方法の一例を説明するための回路図である。図5に示すように、EC102は、プルアップ抵抗202とプルアップ電源201が接続された経路を有する。さらに、プルアップ電源201に繋がる経路は、異なる抵抗値を有する抵抗203、204及び205がそれぞれ接続された3つの経路によりグランドに接続される。
抵抗203とグランドとの間には、FET(Field Effect Transistor)スイッチ206が配置される。また、抵抗204とグランドとの間には、FETスイッチ207が配置される。また、抵抗205とグランドとの間には、FETスイッチ208が配置される。
FETスイッチ206、207及び208のゲートは、SoC101に接続される。SoC101は、電源ステートがS3の場合、FETスイッチ208のゲートに電圧を印加する。また、SoC101は、電源ステートがS4又はS5の場合、FETスイッチ207のゲートに電圧を印加する。また、SoC101は、電源ステートがG3の場合、FETスイッチS206のゲートに電圧を印加する。FETスイッチ206がオンになった場合、プルアップ電源201から出力された電圧のプルアップ抵抗202と抵抗203とによる分圧がEC102へ入力される。FETスイッチ207がオンになった場合、プルアップ電源201から出力された電圧のプルアップ抵抗202と抵抗204とによる分圧がEC102へ入力される。FETスイッチ208がオンになった場合、プルアップ電源201から出力された電圧の抵抗202と抵抗205とによる分圧がEC102へ入力される。
抵抗203〜205はそれぞれ抵抗値が異なるため、FETスイッチ206〜208のそれぞれがオンとなった場合、EC102は、入力される電圧が異なる。そのため、EC102は、入力された電圧により情報処理装置1の電源ステートを取得することができる。
さらに、EC102は、ACアダプタ131の挿入状態の情報の入力をチャージャ133から受ける。
また、EC102は、I2Cを用いてPDコントローラ103と通信を行う。EC102は、ACアダプタ131の挿入状態の変化又は情報処理装置1の電源ステートの変化を検出した場合、PDコントローラ103をリセットする。次に、EC102は、PDコントローラ103が受電モードであれば受電モードを解除する。次に、EC102は、PDコントローラ103を初期化する。
次に、EC102は、電源ステートがS0もしくはS3、又は、電源ステートがS4、S5もしくはG3で且つACアダプタ131が挿入されている場合、動作モードとして選択モードを受給電判断テーブル511から取得する。次に、EC102は、選択モードでの設定の情報をポート属性テーブル512から取得する。そして、EC102は、PDコントローラ103を選択モードに設定する。
これに対して、電源ステートがS4、S5もしくはG3で且つACアダプタ131が未挿入の場合、EC102は、電力供給方向の変更通知の受信の無効をPDコントローラ103に指示する。具体的には、EC102は、PDコントローラ103が有するレジスタの受電モードを表すビットである受電モードビットをクリアする。次に、EC102は、S5もしくはG3で且つACアダプタ131が未挿入の場合の動作モードとして受電モードを受給電判断テーブル511から取得する。次に、EC102は、受電モードでの設定の情報をポート属性テーブル512から取得する。そして、EC102は、PDコントローラ103を受電モードに設定する。これにより、EC102は、PDコントローラ103の動作モードを受電モードに固定する。この受電モードに固定された動作モードが、「第1モード」の一例にあたる。
この他にも、情報処理装置1は、操作者により動作モードが指示される場合がある。その場合、EC102は、操作者から指定された動作モードに応じた設定の情報をポート属性テーブル512から取得する。そして、EC102は、PDコントローラ103を指定された動作モードに設定する。例えば、操作者から動作モードとして給電モードが指定された場合、EC102は、PDコントローラ103を給電モードに設定する。このEC102が、「設定部」の一例にあたる。
PDコントローラ103は、例えば、図1のType−C制御部153及びUPD制御部154の機能を実現する。具体的には、PDコントローラ103は、USB Type−C/PDデバイス2の検出やPower Delivery通信を実行する。
さらに、PDコントローラ103は、サイドバンド信号を用いてType−Cポート16を介してUSB Type−C/PDデバイス2と通信を行う。PDコントローラ103は、CC(Configuration Channel)を用いてサイドバンド信号の送受信を行う。そして、PDコントローラ103は、CCに接続されたピンのプルアップ及びプルダウンとUSB Type−C/PDデバイス2の接続時の分圧値によって電力供給の方向を判断することができる。
ここで、図6及び7を参照して、各動作時のPDコントローラ103の状態を説明する。図6は、給電モードの場合の情報処理装置の状態を表す図である。また、図7は、受電モードの場合の情報処理装置の状態を表す図である。
PDコントローラ103は、図6及び図7に示すように、USB Type−C/PDデバイス2に繋がるCCに接続する電圧検出部31を有する。さらに、PDコントローラ103は、CCに対する接続及び切断状態を切り替えられるプルアップ電源32及びプルアップ抵抗33を有する。プルアップ電源32は、例えば、3.0Vに設定される。また、PDコントローラ103は、CCに対する接続及び切断状態を切り替えられるグランドに繋がるプルダウン抵抗34を有する。
給電モードの場合、図6に示すように、プルアップ電源32及びプルアップ抵抗33がCCに接続され、プルダウン抵抗34はCCから切り離される。そして、プルダウン抵抗21を有する装置がCCを介してPDコントローラ103に接続された場合、電圧検出部31が、プルアップ電源32で所定の電圧値に固定された電圧を検出する。この場合、PDコントローラ103は、スイッチ141をオンにし、スイッチ142をオフにする。そして、電圧検出部31が検出した電圧値がUSB Type−Cに規定される範囲内に収まる場合、Type−Cポート16は、情報処理装置1からUSB Type−C/PDデバイス2へ電力供給を行う動作をする。ここで、USB Type−Cに規定される電圧値の範囲とは、Type−C/PDが0.85〜2.45Vで3Aに対応していれば、0.85〜2.45Vである。
受電モードの場合、図7に示すように、プルダウン抵抗34がCCに接続され、プルアップ電源32及びプルアップ抵抗33はCCから切り離される。そして、プルアップ電源22及びプルアップ抵抗23を有する装置がCCを介してPDコントローラ103に接続された場合、電圧検出部31が、プルアップ電源22で所定の電圧値に固定された電圧を検出する。この場合、PDコントローラ103は、スイッチ142をオンにし、スイッチ141をオフにする。そして、電圧検出部31が検出した電圧値がUSB Type−Cに規定される範囲内に収まる場合、Type−Cポート16は、USB Type−C/PDデバイス2から情報処理装置1へ電力供給を行う動作をする。
選択モードの場合、PDコントローラ103では、プルアップ電源32及びプルアップ抵抗33がCCに接続する状態とプルダウン抵抗34がCCに対する接続する状態との切り替えが繰り返される。すなわち、PDコントローラ103は、図6に示す状態と図7示す状態との切り替えが繰り返される。そして、接続されたUSB Type−C/PDデバイス2がプルダウン抵抗21を有する場合、PDコントローラ103は、図6の状態で固定され受電モードと同様の状態となる。また、接続されたUSB Type−C/PDデバイス2がプルアップ電源22及びプルアップ抵抗23を有する場合、PDコントローラ103は、図7の状態で固定され受電モードと同様の状態となる。
すなわち、PDコントローラ103は、EC102から動作モードとして選択モードが指定された場合、図6に示す状態と図7示す状態との切り替えを繰り返す状態となる。また、EC102から動作モードとして受電モードが指定された場合、PDコントローラ103は、図6に示す状態となる。
図4に戻って説明を続ける。PDコントローラ103は、電源ステートがS4、S5もしくはG3で且つACアダプタ131が未挿入の場合、電力供給方向の変更通知の受信の無効の通知をEC102から受け、電力供給方向の変更通知の受信を無効にする。この後、PDコントローラ103は、USB Type−C/PDデバイス2又はEC102から電力供給方向の変更通知を受信しても受電モードを維持する。これにより、PDコントローラ103は、動作モードを受電モードに固定する。このPDコントローラ103が、「受給電管理部」及び「受給電回路」の一例にあたる。
次に、図8を参照して、本実施例に係る情報処理装置1による受給電制御の流れについて説明する。図8は、実施例1に係る情報処理装置による受給電制御のフローチャートである。ここでは、図4の各ハードウェアを動作主体として説明する。
EC102は、チャージャ133から入力されたACアダプタ検出信号又はSoC101から入力された状態通知信号が変化したか否かを判定する(ステップS1)。ACアダプタ検出信号又は状態通知信号が変化していない場合(ステップS1:否定)、EC102は、ACアダプタ検出信号又は状態通知信号が変化するまで待機する。
これに対して、ACアダプタ検出信号又は状態通知信号が変化した場合(ステップS1:肯定)、EC102は、PDコントローラ103をリセットする(ステップS2)。
さらに、EC102は、PDコントローラ103の受電モードビットをクリアし、受電モードを解除する(ステップS3)。
次に、EC102は、PDコントローラ103の初期化処理を行う(ステップS4)。
次に、EC102は、情報処理装置1の電源ステートがS0又はS3か否かを判定する(ステップS5)。電源ステートがS0又はS3の場合(ステップS5:肯定)、EC102は、受給電制御を終了する。この場合、PDコントローラ103は、初期化されているので、選択モードで動作する。
これに対して、電源ステートがS4、S5又はG3の場合(ステップS5:否定)、EC102は、ACアダプタ131が挿入されているか否かを判定する(ステップS6)。ACアダプタ131が未挿入の場合(ステップS6:否定)、EC102は、受給電制御を終了する。この場合、PDコントローラ103は、初期化されているので、選択モードで動作する。
これに対して、ACアダプタ131が挿入されている場合(ステップS6:肯定)、EC102は、電力供給方向の変更通知の受信の無効をPDコントローラ103に通知する。PDコントローラ103は、電力供給方向の変更通知の受信を無効にする(ステップS7)。
次に、EC102は、PDコントローラ103の受信モードビットを用いて、動作モードを受電モードに設定する(ステップS8)。
以上に説明したように、本実施例に係る情報処理装置は、情報処理装置の電源ステート及びACアダプタの接続状態を基に、Type−Cポートの動作モードを決定する。これにより、情報処理装置が非稼働時でACアダプタが接続されている時のみ受電モードに固定されるため、給電しなくてもよい拡張装置への電力供給によるバッテリの電力の枯渇が回避できる。また、情報処理装置の非稼働時にも、拡張装置への給電及び情報処理装置への受電を実行できる。したがって、本実施例に係る情報処理装置は、効率的な受給電を行うことができる。
次に、実施例2について説明する。本実施例に係る情報処理装置は、受電モードを設定するか否かの決定にバッテリ残量も考慮することが実施例1と異なる。本実施例に係る情報処理装置も、図1及び図4で表される。以下では、主に図4を参照して本実施例に係る情報処理装置1の機能を説明するが、実施例1と同様の各部の機能については説明を省略する。
バッテリ132は、EC102に対してバッテリ残量を通知する。ここで、EC102は、チャージャ133を介してバッテリ132から通知されたバッテリ残量の情報を取得してもよい。
EC102は、受電モードの設定を行うか否かを判定するための残量閾値を予め有する。例えば、EC102は、バッテリ132のフル充電の状態の50%を残量閾値として記憶する。EC102は、バッテリ残量の通知をバッテリ132から受ける。そして、EC102は、電源ステートがS4、S5もしくはG3で且つACアダプタ131が未挿入の場合、バッテリ残量が残量閾値未満か否かを判定する。バッテリ残量が残量閾値以上の場合、EC102は、PDコントローラ103の動作モードを選択モードに設定する。
これに対して、バッテリ残量が残量閾値未満の場合、EC102は、電力供給方向の変更通知の受信の無効をPDコントローラ103に通知する。さらに、EC102は、PDコントローラ103の動作モードを受電モードに設定する。
ここで、本実施例では、図1におけるポート設定管理部152が、バッテリ残量が残量閾値未満か否かの判定を行うが、これ以外の構成でもよい。例えば、状態取得部12が、判定を行いその判定結果をポート設定管理部152へ出力し、ポート設定管理部152は、状態取得部12から取得した判定結果を用いて受電モードの設定を行うか否かの判定を行ってもよい。
次に、図9を参照して、本実施例に係る情報処理装置1による受給電制御の流れについて説明する。図9は、実施例2に係る情報処理装置による受給電制御のフローチャートである。
EC102は、チャージャ133から入力されたACアダプタ検出信号又はSoC101から入力された状態通知信号が変化したか否かを判定する(ステップS11)。ACアダプタ検出信号又は状態通知信号が変化していない場合(ステップS11:否定)、EC102は、ACアダプタ検出信号又は状態通知信号が変化するまで待機する。
これに対して、ACアダプタ検出信号又は状態通知信号が変化した場合(ステップS11:肯定)、EC102は、PDコントローラ103をリセットする(ステップS12)。
さらに、EC102は、PDコントローラ103の受電モードビットをクリアし、受電モードを解除する(ステップS13)。
次に、EC102は、PDコントローラ103の初期化処理を行う(ステップS14)。
次に、EC102は、情報処理装置1の電源ステートがS0又はS3か否かを判定する(ステップS15)。電源ステートがS0又はS3の場合(ステップS15:肯定)、EC102は、受給電制御を終了する。この場合、PDコントローラ103は、初期化されているので、選択モードで動作する。
これに対して、電源ステートがS4、S5又はG3の場合(ステップS15:否定)、EC102は、ACアダプタ131が挿入されているか否かを判定する(ステップS16)。ACアダプタ131が未挿入の場合(ステップS16:否定)、EC102は、受給電制御を終了する。この場合、PDコントローラ103は、初期化されているので、選択モードで動作する。
これに対して、ACアダプタ131が挿入されている場合(ステップS16:肯定)、EC102は、バッテリ132のバッテリ残量が残量閾値未満か否かを判定する(ステップS17)。バッテリ残量が残量閾値以上の場合(ステップS17:否定)、EC102は、受給電制御を終了する。この場合、PDコントローラ103は、初期化されているので、選択モードで動作する。
これに対して、バッテリ残量が残量閾値未満の場合(ステップS17:肯定)、EC102は、電力供給方向の変更通知の受信の無効をPDコントローラ103に通知する。PDコントローラ103は、電力供給方向の変更通知の受信を無効にする(ステップS18)。
次に、EC102は、PDコントローラ103の受信モードビットを用いて、動作モードを受電モードに設定する(ステップS19)。
以上に説明したように、本実施例に係る情報処理装置は、バッテリの残量に応じてType−Cポートを受電モードに固定するか否かを判定する。これにより、バッテリ残量が十分ある場合に、バッテリへの電力供給を停止することができ、バッテリの劣化を軽減することができる。
図10は、実施例3に係る情報処理装置のブロック図である。本実施例に係る情報処理装置1は、操作者による受電モードへの固定の実行不実行の指示を、受電モードを設定するか否かの決定に反映させることが実施例1と異なる。本実施例に係る情報処理装置1のハードウェア構成も図4で表される。以下では、実施例1と同様の各部の機能については説明を省略する。
本実施例に係る情報処理装置1は、設定インタフェース17及びユーザ設定情報記憶部18を有する。
設定インタフェース17の機能は、例えば入力装置105で実現される。入力装置105は例えば、キーボードやマウスなどである。操作者は、設定インタフェース17を用いて、情報処理装置1の電源ステートがS4、S5又はG3の状態で給電を可能とするか否かの指示を入力する。
ユーザ設定情報記憶部18は、例えばROM104で実現される。ユーザ設定記憶部18は、設定インタフェース17から入力された情報処理装置1の電源ステートがS4、S5又はG3の状態で給電を可能とするか否かの情報を格納する。このユーザ設定情報記憶部18及びその機能を実現するROM104が、「記憶部」の一例にあたる。
受給電判断テーブル511には、情報処理装置1の電源ステートがS4、S5又はG3の状態での給電が可能とされていない場合のType−C制御部153及びUPD制御部154の動作モードが選択モードと登録される。また、受給電判断テーブル511には、情報処理装置1の電源ステートがS4、S5又はG3の状態での給電が可能な場合のType−C制御部153及びUPD制御部154の動作モードが受信モードと登録される。
ポート設定管理部152は、電源ステートがS4、S5もしくはG3で且つACアダプタ131が未挿入の場合、情報処理装置1の電源ステートがS4、S5又はG3の状態で給電を可能とするか否かの情報をユーザ設定情報記憶部18から取得する。そして、ポート設定管理部152は、情報処理装置1の電源ステートがS4、S5又はG3の状態での給電が可能とされていない場合、Type−C制御部153及びUPD制御部154の動作モードとして、選択モードを受給電判断テーブル511から取得する。一方、情報処理装置1の電源ステートがS4、S5又はG3の状態での給電が可能な場合、ポート設定管理部152は、Type−C制御部153及びUPD制御部154の動作モードとして、受信モードを受給電判断テーブル511から取得する。
次に、図11を参照して、本実施例に係る情報処理装置1によるユーザ設定取得処理の流れについて説明する。図11は、実施例3に係る情報処理装置によるユーザ設定取得処理のフローチャートである。ここでは、図4に示した各ハードウェアを動作主体として説明する。
SoC101は、ROM104に格納されたBIOSを起動させる(ステップS21)。
次に、SoC101は、BIOS設定のメニューが起動されたか否かを判定する(ステップS22)。
BIOS設定のメニューが起動された場合(ステップS22:肯定)、SoC101は、BIOS設定を取得する(ステップS23)。
次に、SoC101は、操作者からの設定後電源オフの指示の入力を受けているか否かにより、設定後電源オフにするか否かを判定する(ステップS24)。設定後電源オフにする場合(ステップS24:肯定)、SoC101は、ステップS29へ進む。
設定後電源オフにしない場合(ステップS24:否定)又はBIOS設定のメニューが起動されない場合(ステップS22:否定)、SoC101は、OSを起動する(ステップS25)。
その後、SoC101は、電源ステートがS4、S5又はG3の何れかへ遷移したか否かを判定する(ステップS26)。電源ステートがS4、S5又はG3の何れかへ遷移しない場合(ステップS26:否定)、SoC101は、電源ステートがS4、S5又はG3の何れかへ遷移するまで待機する。
一方、電源ステートがS4、S5又はG3の何れかへ遷移した場合(ステップS26:肯定)、SoC101は、情報処理装置1の電源ステートがS4、S5又はG3の状態で給電を可能とするか否かのユーザ設定をEC102へ通知する(ステップS27)。
その後、SoC101は、情報処理装置1の電源供給がオフにされたか否かを判定する(ステップS28)。電源供給がオフにされない場合(ステップS28:否定)、SoC101は、ステップS26へ戻る。
これに対して、電源供給がオフにされた場合(ステップS28:肯定)、SoC101は、情報処理装置1の電源ステートがS4、S5又はG3の状態で給電を可能とするか否かのユーザ設定をEC102に通知する(ステップS29)。その後、SoC101は、チャージャ133による電源供給を停止させる。
次に、図12を参照して、本実施例に係る情報処理装置1による受給電制御の流れについて説明する。図12は、実施例3に係る情報処理装置による受給電制御のフローチャートである。ここでは、図4に示した各ハードウェアを動作主体として説明する。
EC102は、チャージャ133から入力されたACアダプタ検出信号又はSoC101から入力された状態通知信号が変化したか否かを判定する(ステップS31)。ACアダプタ検出信号又は状態通知信号が変化していない場合(ステップS31:否定)、EC102は、ACアダプタ検出信号又は状態通知信号が変化するまで待機する。
これに対して、ACアダプタ検出信号又は状態通知信号が変化した場合(ステップS31:肯定)、EC102は、PDコントローラ103をリセットする(ステップS32)。
さらに、EC102は、PDコントローラ103の受電モードビットをクリアし、受電モードを解除する(ステップS33)。
次に、EC102は、PDコントローラ103の初期化処理を行う(ステップS34)。
次に、EC102は、情報処理装置1の電源ステートがS0又はS3か否かを判定する(ステップS35)。電源ステートがS0又はS3の場合(ステップS35:肯定)、EC102は、受給電制御を終了する。この場合、PDコントローラ103は、初期化されているので、選択モードで動作する。
これに対して、電源ステートがS4、S5又はG3の場合(ステップS35:否定)、EC102は、ACアダプタ131が挿入されているか否かを判定する(ステップS36)。ACアダプタ131が未挿入の場合(ステップS36:否定)、EC102は、受給電制御を終了する。この場合、PDコントローラ103は、初期化されているので、選択モードで動作する。
これに対して、ACアダプタ131が挿入されている場合(ステップS36:肯定)、EC102は、BIOS設定において電源ステートがS4、S5又はG3の状態での給電が可能とされているか否かを判定する(ステップS37)。電源ステートがS4、S5又はG3の状態での給電が可能でない場合(ステップS37:否定)、EC102は、受給電制御を終了する。この場合、PDコントローラ103は、初期化されているので、選択モードで動作する。
これに対して、電源ステートがS4、S5又はG3の状態での給電が可能である場合(ステップS37:肯定)、EC102は、電力供給方向の変更通知の受信の無効をPDコントローラ103に通知する。PDコントローラ103は、電力供給方向の変更通知の受信を無効にする(ステップS38)。
次に、EC102は、PDコントローラ103の受信モードビットを用いて、動作モードを受電モードに設定する(ステップS39)。
以上に説明したように、本実施例に係る情報処理装置は、BIOS設定に応じてType−Cポートを受電モードに固定するか否かを判定する。これにより、操作者の指示が動作モードの遷移に反映されることになり、操作者の要求に合わせた動作を実現できる。
次に、実施例4について説明する。本実施例に係る情報処理装置は、電源ステートの遷移が発生してもUSB Type−C/PDデバイスが電力供給を行う装置場合には動作モードの変更を行わないことが実施例3と異なる。本実施例に係る情報処理装置も、図10及び図4で表される。以下では、主に図4を参照して本実施例に係る情報処理装置1の機能を説明するが、実施例3と同様の各部の機能については説明を省略する。また、以下では、実施例3の情報処理装置1に機能を追加した場合で説明するが、この機能は実施例1又は2の情報処理装置1に追加しても動作可能である。
EC102は、受電モードへの遷移の制限が有効か無効かを表す受電モードビットを有する。受電モードビットが設定された場合、受電モードへの遷移の制限が有効となる。また、受電モードビットが未設定の場合、受電モードへの遷移の制限が無効となる。
さらに、EC102は、図13に示したデバイス抜去時動作テーブル301及び図14に示した電源ステート遷移時動作テーブル302を有する。図13は、デバイス抜去時動作テーブルの一例の図である。図14は、電源ステート遷移時動作テーブルの一例の図である。ここで、受電モードが有効又は無効であるとは、BIOSの設定において電源ステートがS4、S5又はG3の状態での給電が有効とされているか無効とされているかを表す。
EC102は、USB Type−C/PDデバイス2が抜去された場合、図13に示したデバイス抜去時動作テーブル301にしたがって動作する。すなわち、電源ステートがS0又はS3の場合、受電モードが有効か無効かにかかわらず、受電モードビットが未設定であれば、EC102は、PDコントローラ103の動作モードを変更せずに通常モードを継続する。ここで、通常モードとは、選択モードを実行し、USB Type−C/PDデバイス2が接続された場合に、受電モード又は給電モードに移行するモードである。この場合、PDコントローラ103は、リセットされない。これに対して、電源ステートがS0又はS3の場合、受電モードが有効か無効かにかかわらず、受電モードビットが設定されていれば、EC102は、PDコントローラ103の受電モードを解除し、PDコントローラ103のリセットを実行する。
また、電源ステートがS4、S5又はG3の場合、EC102は、受電モードが無効であるか否かを判定する。受電モードが無効である場合、EC102は、受電モードビットが未設定であれば、PDコントローラ103の動作モードを変更せずに通常モードを継続する。この場合、PDコントローラ103は、リセットされない。これに対して、受電モードが無効であり、受電モードビットが設定されている場合、EC102は、PDコントローラ103の受電モードを解除し、PDコントローラ103のリセットを実行する。受電モードが有効である場合、EC102は、受電モードビットが未設定であれば、後述する受給電制御を実行する。これに対して、受電モードが有効であり、受電モードビットが設定されている場合、EC102は、PDコントローラ103の動作モードを受電モードのまま継続させる。この場合、PDコントローラ103は、リセットされない。
また、EC102は、電源ステートが変化した場合、図14に示した電源ステート遷移時動作テーブル302にしたがって動作する。すなわち、電源ステートがS0からS3へ遷移した場合、EC102は、受電モードが有効か無効か及び受電モードビットが設定か未設定かにかかわらず、PDコントローラ103の動作モードを変更せずに通常モードを継続する。この場合、PDコントローラ103は、リセットされない。また、電源ステートがS3からS0へ遷移した場合も、EC102は、受電モードが有効か無効か及び受電モードビットが設定か未設定かにかかわらず、PDコントローラ103の動作モードを変更せずに通常モードを継続する。この場合、PDコントローラ103は、リセットされない。
また、電源ステートがS0からS4、S5またG3の何れかへ遷移した場合、EC102は、受電モードが無効で、受電モードビットが未設定であれば、PDコントローラ103の動作モードを変更せずに通常モードを継続する。この場合、PDコントローラ103は、リセットされない。また、受電モードが無効で、受電モードビットが設定済みであれば、EC102は、PDコントローラ103の電圧検出部31に電圧検出を行わせる。電圧検出部31が検出した電圧値がUSB Type−Cに規定される範囲内に収まる場合、EC102は、PDコントローラ103の動作モードを変更せずに通常モードを継続する。この場合、PDコントローラ103は、リセットされない。また、電圧検出部31が検出した電圧値がUSB Type−Cに規定される範囲内に収まらない場合、EC102は、後述する受給電制御を実行する。
また、電源ステートがS0からS4、S5またG3の何れかへ遷移した場合、EC102は、受電モードが有効で、受電モードビットが未設定であれば、PDコントローラ103の電圧検出部31に電圧検出を行わせる。電圧検出部31が検出した電圧値がUSB Type−Cに規定される範囲内に収まる場合、EC102は、PDコントローラ103の動作モードを変更せずに接続されたType−C/PDデバイス2に応じた動作モードを継続させる。この場合、PDコントローラ103は、リセットされない。また、電圧検出部31が検出した電圧値がUSB Type−Cに規定される範囲内に収まらない場合、EC102は、後述する受給電制御を実行する。また、受電モードが有効で、受電モードビットが設定済みであれば、EC102は、PDコントローラ103の動作モードを変更せずに接続されたType−C/PDデバイス2に応じた動作モードを継続させる。この場合、PDコントローラ103は、リセットされない。
また、電源ステートがS4、S5またG3の何れかからS0へ遷移した場合、EC102は、受電モードが無効で受電モードビットが未設定であれば、PDコントローラ103の動作モードを変更しない。すなわち、EC102は、接続されたType−C/PDデバイス2に応じた動作モードをPDコントローラ103に継続させる。この場合、PDコントローラ103は、リセットされない。また、受電モードが無効で、受電モードビットが設定済みであれば、EC102は、PDコントローラ103の電圧検出部31に電圧検出を行わせる。電圧検出部31が検出した電圧値がUSB Type−Cに規定される範囲内に収まる場合、EC102は、PDコントローラ103の動作モードを変更せずに接続されたType−C/PDデバイス2に応じた動作モードを継続させる。この場合、PDコントローラ103は、リセットされない。また、電圧検出部31が検出した電圧値がUSB Type−Cに規定される範囲内に収まらない場合、EC102は、後述する受給電制御を実行する。
また、電源ステートがS4、S5またG3の何れかからS0へ遷移した場合、EC102は、受電モードが有効で、受電モードビットが未設定であれば、PDコントローラ103の電圧検出部31に電圧検出を行わせる。電圧検出部31が検出した電圧値がUSB Type−Cに規定される範囲内に収まる場合、EC102は、PDコントローラ103の動作モードを変更せずに接続されたType−C/PDデバイス2に応じた動作モードを継続させる。この場合、PDコントローラ103は、リセットされない。また、電圧検出部31が検出した電圧値がUSB Type−Cに規定される範囲内に収まらない場合、EC102は、後述する受給電制御を実行する。また、受電モードが有効で、受電モードビットが設定済みであれば、EC102は、PDコントローラ103の動作モードを変更せずに受電モードで固定した状態を継続させる。この場合、PDコントローラ103は、リセットされない。
次に、本実施例に係るEC102による、受給電制御について図15を参照して説明する。図15は、実施例4に係るECによる受給電制御のフローチャートである。図15の処理は、EC102が上述したデバイス抜去時動作テーブル301及び電源ステート遷移時動作テーブル302にしたがった処理をした後に受給電制御を行う場合に行う処理である。
EC102は、PDコントローラ103をリセットする(ステップS41)。
さらに、EC102は、PDコントローラ103の受電モードビットをクリアし、受電モードを解除する(ステップS42)。
次に、EC102は、PDコントローラ103の初期化処理を行う(ステップS43)。
次に、EC102は、ACアダプタ131が挿入されているか否かを判定する(ステップS44)。ACアダプタ131が未挿入の場合(ステップS44:否定)、EC102は、受給電制御を終了する。この場合、PDコントローラ103は、初期化されているので、選択モードで動作する。
これに対して、ACアダプタ131が挿入されている場合(ステップS44:肯定)、EC102は、電力供給方向の変更通知の受信の無効をPDコントローラ103に通知する。PDコントローラ103は、電力供給方向の変更通知の受信を無効にする(ステップS45)。
次に、EC102は、PDコントローラ103の受信モードビットを用いて、動作モードを受電モードに設定する(ステップS46)。
さらに、EC102は、受電モードビットを設定する(ステップS47)。
以上に説明したように、本実施例に係る情報処理装置は、受電モードビットを設定しておくことで、PDコントローラのリセットを制限することができる。例えば、情報処理装置には、バッテリ残量が一定上の場合に、バッテリへの給電が一度停止すると、バッテリ保護のために再充電を行わないものが存在する。この場合、電源ステートが変化した場合に、PDコントローラがリセットされると、バッテリへの給電が一度停止してしまい、再充電が行われなくなってしまう。そこで、本実施例に係る情報処理装置は、非稼働状態でUSB Type−C/PDデバイスが電力供給を行う装置の場合、電源ステートの遷移が発生しても、動作モードの切り替えを行わない。また、本実施例に係る情報処理装置は、USB Type−C/PDデバイスの抜去をトリガとして、電源ステートの遷移発生時に動作モードの切り替えを行わなかった場合に、電力供給源が無くなった場合に動作モードの切り替えを行う。これにより、本実施例に係る情報処理装置は、電力供給をUSB Type−C/PDデバイスから受けている間はPDコントローラをリセットすることが無くなり、バッテリ充電が途中で停止する事態を避けることができる。
1 情報処理装置
2 USB Type−C/PDデバイス
11 状態検出部
12 状態取得部
13 電源
14 スイッチ
15 ポート制御部
16 Type−Cポート
17 設定インタフェース
18 ユーザ設定情報記憶部
31 電圧検出部
101 SoC
102 EC
103 PDコントローラ
104 ROM
105 入力装置
131 ACアダプタ
132 バッテリ
133 チャージャ
134 電圧レギュレータ
141,142 スイッチ
151 記憶部
152 ポート設定管理部
153 Type−C制御部
154 UPD制御部
511 受給電判断テーブル
512 ポート属性テーブル

Claims (6)

  1. 自装置に接続された外部装置との間の受給電を管理する受給電管理部と、
    外部電源又は前記外部装置により充電されるバッテリと、
    自装置の電源状態を取得する取得部と、
    前記外部電源から自装置へ給電が行われているか否かを判定し、前記取得部により取得された前記電源状態及び前記判定の結果を基に、前記受給電管理部を受電のみを可能とする第1モードに設定する設定部と
    を備え
    前記設定部は、前記第1モードに前記受給電管理部を設定した状態で、前記電源状態が所定条件に変化したときに、給電可能な前記外部装置が自装置に接続されている場合、前記受給電管理部を前記第1モードに維持し、給電可能な前記外部装置が自装置に接続されていない場合、前記受給電管理部による受給電を一度停止させて前記第1モードを解除することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記設定部は、前記自装置の電源状態が省電力状態又は電源オフ状態であり且つ前記外部電源から自装置への電力供給が行われている場合に、前記受給電管理部を前記第1モードに設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記設定部は、前記取得部により取得された前記電源状態及び前記判定の結果に加えて、前記バッテリの充電状態を基に、前記受給電管理部を前記第1モードに設定するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記受給電管理部に対する前記第1モードの設定を許可するか否かの情報を予め記憶する記憶部をさらに有し、
    前記設定部は、前記受給電管理部に対する前記第1モードの設定を許可する情報が前記記憶部に格納されている場合、前記受給電管理部を前記第1モードに設定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. 接続された外部装置との間で受給電を行う受給電回路及びバッテリを有する情報処理装置の電源状態を取得する状態取得部と、
    外部電源から給電が行われているか否かを判定し、前記状態取得部により取得された前記電源状態及び前記判定の結果を基に、前記受給電回路を受電のみを可能とする第1モードに設定するモード設定部と
    を備え
    前記モード設定部は、前記第1モードに前記受給電回路を設定した状態で、前記電源状態が所定条件に変化したときに、給電可能な前記外部装置が自装置に接続されている場合、前記受給電回路を前記第1モードに維持し、給電可能な前記外部装置が自装置に接続されていない場合、前記受給電回路による受給電を一度停止させて前記第1モードを解除することを特徴とする受給電制御回路。
  6. 接続された外部装置との間で受給電を行う受給電回路及びバッテリを有する情報処理装置の電源状態を取得し、
    外部電源から給電が行われているか否かを判定し、
    前記電源状態及び前記判定の結果を基に、前記受給電回路を受電のみを可能とする第1モードに設定し、
    前記第1モードに前記受給電回路を設定した状態で、前記電源状態が所定条件に変化したときに、給電可能な前記外部装置が自装置に接続されている場合、前記受給電回路を前記第1モードに維持し、給電可能な前記外部装置が自装置に接続されていない場合、前記受給電回路による受給電を一度停止させて前記第1モードを解除する
    ことを特徴とする受給電制御方法。
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