JP6725544B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、使い捨ておむつのような吸収性物品に関する。
使い捨ておむつのような吸収性物品は、着用者の体液の漏れを抑制するため、立体ギャザー(防漏カフ)を備えることがある。吸収性物品の製造の容易性の観点から、通常、防漏カフは、長手方向に直線的に形成される(特許文献1)。
また、防漏カフの起立頂点が前胴回り域において起立支点よりも幅方向の内側に位置し、後胴回り域において起立支点よりも幅方向の外側に位置するように、捩られた防漏カフを備えた吸収性物品も提案されている(特許文献2)。特許文献2において、防漏カフの起立支点は、股下域において概ね長手方向に直線的に形成されており、また防漏カフの起立頂点は股下域において吸収体の側縁の形状に沿って曲げられている。
また、後胴回り域付近で防漏カフどうしの間の距離が広がった一対のカフを備えたおむつも開示されている(特許文献3)。
国際公開第2015/056711号 特開2009−056141号公報 国際公開第2015/25760号
通常、防漏カフ間の距離は、着用者の一対の鼠径溝どうしの間の距離に応じて設計される。しかしながら、臀部の膨らみの頂点どうしの間の距離は、鼠径溝どうしの間の距離よりも広いため、鼠径溝どうしの間の距離に応じて設計された直線状の防漏カフは、臀部側の身体の形状に合わない。そのため、着用者が寝た姿勢において防漏カフが臀部に潰されたり、着用者の動きに応じて防漏カフの位置がずれ、防漏カフが臀部の亀裂に入りこんだりすることがある。その結果、着用者に違和感を与えたり、排泄物が漏れたりすることがある。
そこで、防漏カフの位置を安定させ、着用者に与える違和感を緩和し、防漏カフの位置ズレに伴う排泄物の漏れを抑制することができる吸収性物品が望まれる。
一態様に係る吸収性物品は、互いに直交する長手方向及び幅方向と、前胴回り域、後胴回り域、及び前記前胴回り域及び前記後胴回り域との間に配置された股下域と、前記後胴回り域に設けられ、前記幅方向に伸縮可能な後側伸縮領域と、前記前胴回り域と前記後胴回り域との間を延び、前記幅方向における中心を挟んで両側に配置された一対の防漏カフと、を有する吸収性物品であって、前記防漏カフの起立支点は、前記後胴回り域において、前記後側伸縮領域と厚さ方向で重なっており、前記股下域における一対の前記防漏カフどうしの距離は、脚繰領域内の拡幅開始点から前記後胴回り域にかけて広がっており、前記後胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの距離は、前記前胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの距離よりも長い。
一実施形態に係る吸収性物品の模式図である。 一実施形態に係る吸収性物品の展開平面図である。 図1のA−A線に沿った吸収性物品の断面図である。 着用者の鼠径溝の位置を説明するための模式図である。 着用者の臀部と脚の境界線(肉割れ線)の位置を説明するための模式図である。 幅方向に伸張させた状態の吸収性物品の模式図である。
(1)実施形態の概要
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
一態様に係る吸収性物品は、互いに直交する長手方向及び幅方向と、前胴回り域、後胴回り域、及び前記前胴回り域及び前記後胴回り域との間に配置された股下域と、前記後胴回り域に設けられ、前記幅方向に伸縮可能な後側伸縮領域と、前記前胴回り域と前記後胴回り域との間を延び、前記幅方向における中心を挟んで両側に配置された一対の防漏カフと、を有し、前記防漏カフの起立支点は、前記後胴回り域において、前記後側伸縮領域と厚さ方向で重なっており、前記股下域における一対の前記防漏カフどうしの距離は、脚繰領域内の拡幅開始点から前記後胴回り域にかけて広がっており、前記後胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの距離は、前記前胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの距離よりも長い。
本態様によれば、体格の大きい着用者や体格の小さい着用者の体型に合わせて防漏カフどうしの間の距離を適切に広げることができるため、一対の防漏カフどうしの間の領域で臀部を覆い易くすることができる。さらに、防漏カフをなるべく臀部と脚の境界線(肉割れ線)に沿った位置に配置させることができ、防漏カフを鼠径溝から上記肉割れ線に移行させることができる。これにより、拡幅開始点よりも前側の領域(腹側の領域)においては吸収領域が狭くなりすぎないようにし、拡幅開始点よりも後側では防漏カフをなるべく臀部と脚の境界線(肉割れ線)に沿って配置させることができる。これにより特に臀部側での防漏カフの位置が安定し、着用者に与える違和感を緩和し、防漏カフの位置ズレに伴う排泄物の漏れを抑制することができる。
好ましい一態様によれば、吸収性物品は、前記前胴回り域に配置された前胴回り部材と、前記後胴回り域に配置された後胴回り部材と、前記前胴回り部材と前記後胴回り部材とに跨って配置され、吸収体を含み、前記前胴回り部材及び前記後胴回り部材とは別体の吸収性本体と、前記幅方向における前記前胴回り域の端部と前記幅方向における前記後胴回り域の端部とを接合するサイド係止部と、を有し、前記長手方向に延びる前記吸収性本体の側辺と、前記前胴回り部材の後側に位置する辺と、前記後胴回り部材の前側に位置する辺と、によって脚回り開口縁が規定されており、前記後胴回り域における前記防漏カフの前記起立支点は、前記幅方向における前記吸収体の外側縁と前記サイド係止部の内側縁との間の距離の2/3以下の距離だけ、前記吸収体の前記外側縁よりも幅方向外側に位置する。
本態様によれば、脚回り開口縁の長さを維持しつつ、防漏カフの伸縮性を阻害することを抑制することによって防漏カフを立ち上げ易くすることができる。
好ましい一態様によれば、前記後胴回り域における前記防漏カフの前記起立支点は、前記幅方向における前記吸収体の外側縁と前記サイド係止部の内側縁との間の距離の1/3以上、前記吸収体の外側縁よりも外側に位置する。
これにより、吸収体の剛性の高さのせいで防漏カフどうしの間の距離が広がり難くなることを抑制できる。詳細には、吸収性物品を幅方向に広げる際、伸び易い領域が最初に延びる。防漏カフの起立支点と吸収体との距離が長い方が、装着時の小さい力で防漏カフどうしの間の距離を簡単に広げることができる。したがって、前述したように脚回り開口縁の長さを維持しつつも、装着時に一対のカフにより臀部をより覆い易くすることができる。
好ましい一態様によれば、前記後胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの前記距離は、前記幅方向における一対の前記防漏カフの前記起立支点どうしの距離によって規定される。
一対の防漏カフの起立支点どうしの距離は、排泄物を収容する収容スペースの大きさを規定する。この収容スペースが、拡幅開始点から後胴回り域にかけて広がっているため、後胴回り域において排泄物(特に糞便)が漏れ難くなる。
好ましい一態様によれば、前記後胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの前記距離は、前記幅方向における一対の前記防漏カフの起立頂点どうしの距離によって規定される。
防漏カフの起立頂点どうしの距離が拡幅開始点から後胴回り域にかけて広がっているため、防漏カフの位置ずれにより防漏カフの起立頂点付近が臀部の割れ目に入り込むことを抑制することができる。これにより、特に臀部側での防漏カフの位置が安定し、着用者に与える違和感を緩和し、防漏カフの位置ズレに伴う排泄物の漏れを抑制することができる。
好ましい一態様によれば、前記吸収性物品は、前記幅方向に沿って延びる折り線を基点に2つ折りされており、前記拡幅開始点は、前記折り線から35mm前側から、前記折り線から50mm後側の範囲内に設けられている。
折り線から35mm前側から、折り線から50mm後側の範囲は、股下において鼠径溝L1から、臀部と脚の境界線(肉割れ線)L3へ移行する領域に相当する。特に、鼠径溝から上記肉割れ線へ移行する領域は、着用者の動作に応じて、吸収性物品の折り線FLに対して前後に幅を持った領域に相当する。この領域で、一対の防漏カフどうしの距離を広げ始めることで、着用者の鼠径溝から、臀部と脚の境界線(肉割れ線)に合わせて一対の防漏カフの位置を適切に配置させることができる。これにより、着用者の違和感をより軽減し、排泄物の漏れをより抑制することができる。
好ましい一態様によれば、前記吸収性物品は、前記幅方向に沿って延びる折り線を基点に2つ折りされており、前記拡幅開始点は、前記折り線よりも前側に設けられている。
股下域が着用者の両脚によって挟まれたとしても、折り線が形成された領域は、幅方向に縮まりにくくなっている。したがって、折り線のところで広くされた防漏カフどうしの間の距離が、両脚に挟まれることによって過度に狭くなってしまうことを抑制することができる。
好ましい一態様によれば、吸収性物品は、少なくとも前記股下域で前記幅方向に括れた吸収体を有し、前記拡幅開始点は、前記吸収体の最狭部、又は前記最狭部よりも後側に設けられている。
吸収体の最狭部は、両脚によって挟まれ、装着時にもっとも吸収性物品の幅が狭くなる箇所に相当する。装着時に防漏カフの拡幅開始点が脚に挟み込まれることで、防漏カフの後胴回り領域側の端部に位置する固定端と拡幅開始点との間に引張力がかかり、臀部にフィットするように防漏カフが起立し易くなる。
好ましい一態様によれば、 一対の前記防漏カフの前記起立支点どうしの間の前記後胴回り域の収縮力は、前記一対の防漏カフの前記起立支点どうしの間の前記前胴回り域の収縮力よりも大きい。
一対の防漏カフの起立支点どうしの間の後胴回り域が幅方向に収縮し易いため、吸収性物品を広げて履いた後に、防漏カフが着用者の体型、具体的には後胴回り域での臀部と脚の境界線(肉割れ線)に合った位置に沿い易くなる。
好ましい一態様によれば、前記一対の防漏カフの前記起立支点どうしの間の前記前胴回り域の引張荷重は、前記一対の防漏カフの起立支点どうしの間の前記後胴回り域の引張荷重よりも小さい。
一対の防漏カフの起立支点どうしの間の前胴回り域が、幅方向に伸び易いため、吸収性物品を履かせる際により幅方向外側まで一対の防漏カフを引き伸ばすことができる。これにより、一対の防漏カフどうしの間の距離が短い前胴回り領域であっても、着用者の体型に合わせて適切に防漏カフを配置し易くなる。
好ましい一態様によれば、吸収性物品は、前記前胴回り部材と前記後胴回り部材とに跨って配置された吸収体を含み、前記前胴回り域における一対の前記防漏カフの起立可能領域の前側縁が、吸収体の前側縁よりも前側に位置する。
吸収体が配置されていない領域は小さい力でより幅方向に伸長させ易いので、前胴回り域において防漏カフどうしの間の距離がより広がり易くなる。したがって、一対の防漏カフどうしの間の距離が短い前胴回り領域であっても、着用者の体型に合わせて適切に防漏カフを配置し易くなる。
好ましい一態様によれば、前記吸収性物品は、前記幅方向に沿って延びる折り線を基点に2つ折りされており、前記幅方向における前記前胴回り域及び前記後胴回り域の幅が伸張状態に対して63%であるときに、前記折り線よりも後側における一対の前記防漏カフの少なくとも一部は、前記折り線よりも前側における脚回り開口縁よりも外側に位置する。
前胴回り域及び前記後胴回り域の幅が伸長状態に対して63%の状態、すなわち着用状態に近似する状態において、折り線よりも後側における一対の防漏カフの少なくとも一部が、当該折り線よりも前側における脚回り開口縁よりも外側に位置する。そのため、着用状態において防漏カフが臀部の外へ広がった状態を維持できるので、排泄物の漏れを抑制することができる。
好ましい一態様によれば、前記吸収性物品は、前記幅方向に沿って延びる折り線を基点に2つ折りされており、前記幅方向における前記前胴回り域及び前記後胴回り域の幅が伸張状態に対して85%であるときに、前記折り線よりも後側における一対の前記防漏カフの少なくとも一部は、前記折り線よりも前側における脚回り開口縁よりも外側に位置する。
これにより、装着する際に吸収性物品を広げた状態において、防漏カフの少なくとも一部を脚回り開口縁から視認することができる。したがって、着用補助者は、防漏カフを容易に着用者の臀部の外側に配置させるように、着用者に吸収性物品を容易に着用させることができる。
好ましい一態様によれば、前記防漏カフの前記少なくとも一部は、前記起立支点を含む。これにより、着用状態においては、防漏カフが臀部の外へ広がった状態を維持でき、排泄物の漏れを抑制することができる。また、装着する際に吸収性物品を広げた状態においては、着用補助者は、防漏カフの起立支点を明確に認識しつつ、着用者に吸収性物品を履かせることができる。
好ましい一態様によれば、前記防漏カフの前記少なくとも一部は、前記防漏カフの起立頂点を含む。これにより、着用状態においては、防漏カフの起立頂点が臀部の亀裂内に入り込むことをより抑制することができる。また、装着する際に吸収性物品を広げた状態においては、着用補助者は、防漏カフの起立頂点を明確に認識しつつ、着用者に吸収性物品を履かせることができる。
好ましい一態様によれば、吸収性物品は、前記幅方向における一対の前記防漏カフの外側の領域に、一対のギャザーを有し、前記股下域における一対の前記ギャザーどうしの距離は、前記股下域の第2拡幅開始点から前記後胴回り域にかけて広がっており、前記後胴回り域における一対の前記ギャザーどうしの距離は、前記前胴回り域における一対の前記ギャザーどうしの距離よりも長い。これにより、一対のギャザーは、防漏カフと同様に着用者の体型(脚回り)に合わせて適切に配置し易くなる。
別の態様に係る吸収性物品は、互いに直交する長手方向及び幅方向と、前胴回り域、後胴回り域、及び前記前胴回り域及び前記後胴回り域との間に配置された股下域と、前記前胴回り域に配置された前胴回り部材と、前記後胴回り域に配置された後胴回り部材と、前記幅方向における前記前胴回り域の端部と前記幅方向における前記後胴回り域の端部とを接合するサイド係止部と、前記前胴回り部材と前記後胴回り部材とに跨って配置され、吸収体を含み、前記前胴回り部材及び前記後胴回り部材とは別体の吸収性本体と、前記後胴回り域に設けられ、前記幅方向に伸縮可能な後側伸縮領域と、前記前胴回り域と前記後胴回り域との間を延び、前記幅方向における中心を挟んで両側に配置された一対の防漏カフと、を有し、前記長手方向に延びる前記吸収性本体の側辺と、前記前胴回り部材の後側に位置する辺と、前記後胴回り部材の前側に位置する辺と、によって脚回り開口縁が規定されており、前記防漏カフの起立支点は、前記後胴回り域において、前記後側伸縮領域と厚さ方向で重なっており、前記後胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの距離は、前記前胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの距離よりも長く、前記後胴回り域における前記防漏カフの前記起立支点は、前記幅方向における前記吸収体の外側縁と前記サイド係止部の内側縁との間の距離の2/3以下の距離だけ、前記吸収体の前記外側縁よりも外側に位置する。
本態様によれば、体格の大きい着用者や体格の小さい着用者の体型に合わせて防漏カフどうしの間の距離を適切に広げることができるため、一対の防漏カフどうしの間の領域で臀部を覆い易くすることができる。さらに、脚回り開口縁の長さを維持しつつ、防漏カフの伸縮性を阻害することを抑制することによって防漏カフを立ち上げ易くすることができる。
(2)吸収性物品の構成
以下、図面を参照して、実施形態に係る吸収性物品について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
図1は、第1実施形態に係る吸収性物品の模式図である。図1は、後述するサイド係止部を展開した状態において吸収性物品を皺が形成されない状態まで伸長させた伸長状態を示している。図2は、図1のA−A線に沿った吸収性物品の断面図である。図2は、第1実施形態に係る吸収性物品の展開平面図である。図3は、図1のA−A線に沿った吸収性物品の断面図である。本実施形態に係る吸収性物品は、使い捨ておむつ、ショーツ型ナプキン、又は失禁用パンツのような吸収性物品であってよい。
吸収性物品10は、互いに直交する長手方向L及び幅方向Wを有する。長手方向Lは、身体前側と身体後側とに延びる方向によって規定される。言い換えると、長手方向Lは、展開された吸収性物品10において前後に延びる方向である。また、吸収性物品10は、長手方向Lと幅方向Wの両方の直交する厚み方向Tを有する。
吸収性物品10は、前胴回り域S1と、後胴回り域S2と、股下域S3と、を有する。前胴回り域S1は、着用者の前胴回りに対向する領域である。後胴回り域S2は、着用者の後胴回りに対向する領域である。股下域S3は、着用者の股下に位置し、前胴回り域S1と後胴回り域S2との間に配置された領域である。
本実施形態では、吸収性物品10は、前胴回り部材20と、後胴回り部材30と、吸収性本体40と、を有していてよい。前胴回り部材20は、前胴回り域S1に配置されている。後胴回り部材30は、後胴回り域S2に配置されている。前胴回り部材20及び後胴回り部材30は、例えば不織布のようなシートから構成されていてよい。
吸収性物品10を前後に二分する折り線FLが股下域S3を通っていてよい。折り線FLは、幅方向Wに沿って延びている。すなわち、図1に示す状態において、吸収性物品10は、幅方向Wに沿って延びる折り線FLを基点に2つ折りされている。
幅方向Wにおける前胴回り域S1の端部と、幅方向Wにおける後胴回り域S2の端部とに、サイド係止部60が設けられていてよい。サイド係止部60は、幅方向Wにおける前胴回域S1の端部と、幅方向Wにおける後胴回り域S2の端部とを互いに係止した部分によって規定される。
幅方向Wにおける前胴回り域S1の端部と、幅方向Wにおける後胴回り域S2の端部とが、サイド係止部60によって係止された状態で、吸収性物品10には、着用者の胴が通される胴回り開口部62と、着用者の脚がそれぞれ挿入される一対の脚回り開口部66と、が形成される。胴回り開口部62を形成する胴回り開口縁64は、前胴回り部材20の前側縁と、後胴回り部材30の後側縁とによって規定されていてよい。また、脚回り開口部66を形成する脚回り開口縁68は、長手方向Lに延びる吸収性本体40の側辺40lと、前胴回り部材20の後側に位置する辺20lと、後胴回り部材30の前側に位置する辺30lと、によって規定されていてよい。
ここで、図2は、サイド係止部60における係止を解除し、吸収性物品10を展開した状態を示している。サイド係止部60は、前胴回り部材20及び後胴回り部材30のそれぞれにおいて、長手方向Lに沿って延びていてよい。この場合、前胴回り域S1と股下域S3との境界は、前胴回り部材20に設けられたサイド係止部60の後側縁によって規定されていてよい。同様に、後胴回り域S2と股下域S3との境界は、後胴回り部材30に設けられたサイド係止部60の前側縁によって規定されていてよい。
後胴回り域S2には、幅方向Wに伸縮可能な後側伸縮領域32が形成されていてよい。後側伸縮領域32は、例えば、幅方向Wに伸縮可能な糸ゴム、又は幅方向Wに伸縮可能な弾性シートによって構成されていてよい。この代わりに、後側伸縮領域32は、例えば伸縮可能なシートにより構成された後胴回り部材30自体によって構成されていてもよい。
前胴回り域S1には、幅方向Wに伸縮可能な前側伸縮領域22が形成されていてよい。前側伸縮領域22は、例えば、幅方向Wに伸縮可能な糸ゴム、又は幅方向Wに伸縮可能な弾性シートによって構成されていてよい。この代わりに、前側伸縮領域22は、例えば伸縮可能なシートにより構成された前胴回り部材20自体によって構成されていてもよい。
吸収性本体40は、前胴回り部材20と後胴回り部材30とに跨って配置されている。すなわち、吸収性本体40は、前胴回り域S1、後胴回り域S2及び股下域S3にわたって延びている。
吸収性本体40は、前胴回り部材20及び後胴回り部材30とは別体として構成されていてよい。この場合、吸収性本体40は、前胴回り域S1及び後胴回り域S2において、それぞれ前胴回り部材20及び後胴回り部材30と接合されていてよい。
吸収性本体40は、少なくとも吸収体50を含んでいる。さらに、吸収性本体40は、吸収体50の肌面側に位置する肌面シート41と、吸収体50の非肌面側に位置する非肌面シート42と、を有していてよい。肌面シート41は、吸収体50の肌面側で吸収体50を覆っていてよい。非肌面シート42は、吸収体50の非肌面側で吸収体50を覆っていてよい。
肌面シート41は、例えば不織布や開孔プラスチックフィルムのような透液性シートによって構成されていてよい。肌面シート41は、1枚のシートから構成されていてもよい。この代わりに、肌面シート41は、複数枚のシートが互いに積層された積層シートから構成されていてもよい。
非肌面シート42は、不透液性のシートを含んでいてよい。非肌面シート42は、1枚のシートから構成されていてもよい。この代わりに、非肌面シート42は、複数枚のシートが互いに積層された積層シートから構成されていてもよい。この場合、複数枚のシートのうちの少なくとも1枚が不透液性を有していてよい。
吸収性本体40は、幅方向Wにおける肌面シート41の両側部を覆うサイドシート43を有していてもよい。サイドシート43は、例えば不織布や開孔プラスチックフィルムのようなシートによって構成されていてよい。
吸収体50は、少なくとも股下域S3に配置されている。好ましくは、吸収体50は、長手方向Lにおいて、前胴回り域S1から後胴回り域S2にわたって延びていてよい。
吸収体50は、少なくとも股下域S3で幅方向Wに括れていてよい。すなわち、幅方向Wにおける吸収体50の最狭部が、股下域S3に設けられていてよい。この場合、折り線FWが吸収体50の最狭部を通っていてよい。
吸収体50は、吸収コアと、吸収コアを包むコアラップと、を含んでいてよい。吸収コアは、例えば粉砕パルプもしくは高吸収性ポリマー(SAP)、又はこれらの混合物を含んでいてよい。コアラップは、例えばティッシュ又は薄葉紙により構成されていてよい。
吸収性本体40は、一対の防漏カフ46を有していてよい。一対の防漏カフ46は、前胴回り域S1と後胴回り域S2との間を延びており、幅方向Wにおける吸収性物品10の中心を挟んで両側に配置されている。一対の防漏カフ46は、着用者の肌に向かって立ち上がり可能に構成されている。
防漏カフ46は、サイドシート43と、サイドシート43に設けられた第1弾性部材47と、によって構成されていてよい。第1弾性部材47は、1本又は複数本の糸ゴムを含んでいてよい。具体的一例として、幅方向Wにおけるサイドシート43の内側部分は外側に折り返されており、サイドシートの折り返された部分に第1弾性部材47が配置されている。また、幅方向Wにおけるサイドシート43の内側縁は、肌面シート41に接合されておらず、肌面シート41から立ち上がり可能な自由端を構成する。
防漏カフ46は、起立支点46a及び起立頂点46bを有する。起立支点46a及び起立頂点46bは、前胴回り域S1から後胴回り域S2にわたって長手方向Lに延びている。
起立支点46aは、起立しない点であり、防漏カフ46の根本に相当する。本実施形態では、起立支点46aは、サイドシート43と肌面シート41の接合部Rのうちの幅方向Wの内側の縁線に相当する。接合部Rは、前胴回り域S1から後胴回り域S2にわたって長手方向Lに延びていてよい。
後胴回り域S2において、防漏カフ46の起立可能領域Bに長手方向Lに隣接して第1固定端Re1が設けられていてよい。第1固定端Re1は、サイドシート43と肌面シート41との接合部Rの一部により構成されていてよい。同様に、前胴回り域S1において、防漏カフ46の起立可能領域Bに長手方向Lに隣接して第2固定端Re2が設けられていてよい。第2固定端Reは、サイドシート43と肌面シート41との接合部Rの一部により構成されていてよい。長手方向Lにおける防漏カフ46の起立可能領は、第1固定端Re1と第2固定端Re2との間に位置する。
起立頂点46bは、防漏カフ46が立ち上がったときの防漏カフ46の頂点に相当する。すなわち、起立頂点46bは、防漏カフ46の自由端である。したがって、防漏カフ46は、起立支点46aから起立頂点46bに向かって立ち上がるように構成されている。
本実施形態では、起立頂点46bは、幅方向Wにおいて起立支点46aよりも内側に位置する。この代わりに、起立頂点46bは、幅方向Wにおいて起立支点46aよりも外側に位置していてもよい。
防漏カフ46の起立支点46aは、後胴回り域S2において、後側伸縮領域32と厚さ方向Tで重なっている。この場合、吸収性物品10は、幅方向W外側に引っ張った状態で着用者に装着されるため、装着時に後胴回り域S2において一対の防漏カフ46間の距離が広がる。そのため、体格の大きい着用者や体格の小さい着用者の体型に合わせて防漏カフ46どうしの間の距離を適切に広げることができるため、一対の防漏カフ46どうしの間の領域で臀部を覆い易くすることができる。
股下域S3における一対の防漏カフ46どうしの距離は、脚繰領域S31内の拡幅開始点46cから後胴回り域S2にかけて広がっている。後胴回り域S2における一対の防漏カフ46どうしの距離は、前胴回り域S1における一対の防漏カフ46どうしの距離よりも長い。
ここで、拡幅開始点46cは、長手方向Lの前方から後方に向かう方向に関する一対の防漏カフ46どうしの距離の増加率が増加する点、すなわち変曲点に相当する。例えば、拡幅開始点46cは、長手方向Lの前方から後方に向かうにつれて、一対の防漏カフ46どうしの距離が広がり始める点であってもよい。また、拡幅開始点46cは、一対の防漏カフ46どうしの距離が所定の増加率で広がっている領域から、一対の防漏カフ46どうしの距離が当該所定の増加率よりも高い増加率で広がり始める点であってもよい。
脚繰領域S31は、股下域S3において、着用者の脚から内側へ向かう圧を受ける領域である。脚繰領域S31は、例えば、折り線FLから前側及び後側に、それぞれ長手方向Lにおける股下域S3の長さの40%の長さに相当する領域によって規定される。すなわち、長手方向Lにおける脚繰領域S31の長さは、長手方向Lにおける股下域S3の長さの80%に相当する。
ここで、図4及び図5を参照し、着用者の身体の部位と吸収性物品10の防漏カフ46の位置との関係を説明する。図4は、着用者の鼠径溝の位置を説明するための模式図であり、着用者の正面を示している。図5は、着用者の臀部と脚の境界線(肉割れ線)の位置を説明するための模式図である。
鼠径溝L1は、着用者の下肢と腹部との境界に位置する。股下において一対の鼠径溝L1は、互いに距離L2をおいて配置されている。股下における鼠径溝L1を真っ直ぐ後側(背側)に延ばした仮想線L4が、図5に示されている。この仮想線L4は、着用者の臀部側では、臀部と脚の境界線(肉割れ線)L3よりも幅方向Wの内側を通る。したがって、仮に一対の防漏カフ46間の距離が股下における鼠径溝L1どうしの間の距離L2に合わせて設計され、かつ一対の防漏カフ46が長手方向Lに真っ直ぐ延びているとすると、一対の防漏カフ46は、臀部側において仮想線L3上を通ることになる。
本実施形態では、股下域S3における一対の防漏カフ46どうしの距離が脚繰領域S31内の拡幅開始点46cから後胴回り域S2にかけて広がっており、かつ後胴回り域S2における一対の防漏カフ46どうしの距離が前胴回り域S1における一対の防漏カフ46どうしの距離よりも長い。鼠径溝L1と肉割れ線L3との境界は股下の足繰りに存在するため、股下域S3の脚繰領域S31内に防漏カフ46間の距離が広がる拡幅開始点46cを設けることで、防漏カフ46を鼠径溝L1から肉割れ線L3へ移行させることができる。これにより、後胴回り域S2においても防漏カフ46をなるべく肉割れ線L3に沿った位置に配置させることができる。
防漏カフ46は、着用者の腹側で鼠径溝L1に沿わせ、背側(臀部側)では肉割れ線L3に沿わせることによって安定した位置に維持され易い。これにより特に臀部側での防漏カフ46の位置が安定し、着用者に与える違和感を緩和し、防漏カフの位置ズレに伴う排泄物の漏れを抑制することができる。
拡幅開始点46cは、折り線FLから35mm前側から、折り線FLから50mm後側の範囲内に設けられていることが好ましい。この範囲は、股下において鼠径溝L1から、臀部と脚の境界線(肉割れ線)L3へ移行する領域に相当する。また、鼠径溝L1から肉割れ線L3へ移行する領域は、着用者の動作に応じて、吸収性物品10の折り線FLに対して前後に幅を持った領域に相当する。この領域で、一対の防漏カフ46どうしの距離を広げ始めることで、着用者の鼠径溝L1から、臀部と脚の境界線(肉割れ線)L3に合わせて一対の防漏カフ46の位置を適切に配置させることができる。これにより、着用者の違和感をより軽減し、排泄物の漏れをより抑制することができる。
拡幅開始点46cは、折り線FLよりも前側に設けられていることがより好ましい。さらに好ましくは、拡幅開始点46cは、折り線FLから35mm前側の位置から、折り線FLから10mm前側の位置の範囲内に設けられている。これにより、一対の防漏カフ46どうしの距離は股下に位置する折り線FLよりも前側から広がり始める。ここで、着用者が前屈した姿勢において、着用者の鼠径溝L1から、臀部と脚の境界線(肉割れ線)L3に移行する領域は、折り線FLよりも前側に位置する。したがって、防漏カフ46の拡幅開始点46cが折り線FLよりも前側に位置することで、着用者が前屈した姿勢においても、防漏カフ46を腹側では鼠径溝L1に沿わせ、背側では臀部と脚の境界線(肉割れ線)L3に沿わせることができる。
さらに、拡幅開始点46cが折り線Flよりも前側に設けられていると、防漏カフ46どうしの間の距離は折り線FLのところで広くなっている。ここで、幅方向Wに沿った折り線FLが形成された領域の幅方向Wにおける剛性は、折り線FLを有しない領域の剛性よりも高くなっている。そのため、股下域が着用者の両脚によって挟まれたとしても、折り線FLが形成された領域は、幅方向Wに縮まり難くなっている。したがって、折り線FLのところで広くされた防漏カフ46どうしの間の距離が、両脚に挟まれることによって過度に狭くなってしまうことを抑制することができる。
拡幅開始点46cは、吸収体50の最狭部、又は最狭部よりも後側に設けられていることがより好ましい。吸収体50の最狭部は、両脚によって挟まれ、装着時にもっとも吸収性物品10の幅が狭くなる箇所に相当する。装着時に防漏カフ46の拡幅開始点46cが脚に挟み込まれることで、防漏カフの後胴回り領域側の端部に位置する固定端Reと拡幅開始点46cとの間に引張力がかかり、臀部にフィットするように防漏カフ46が起立し易くなる。
防漏カフ46の起立支点46a及び起立頂点46bは、拡幅開始点46cから後胴回り域S2にわたって直線的に延びていてもよいし、湾曲していてもよい。一対の防漏カフ46どうしの間の距離は、拡幅開始点46cから後胴回り域S2にわたって徐々に大きくなっていてよい。
後胴回り域S2における一対の防漏カフ46どうしの距離は、幅方向Wにおける一対の防漏カフ46の起立支点46aどうしの距離によって規定されていてもよい。一対の防漏カフ46の起立支点46aどうしの距離は、排泄物を収容する収容スペースの大きさを規定する。この収容スペースが、拡幅開始点46cから後胴回り域S2にかけて広がっているため、後胴回り域S2において排泄物(特に糞便)が漏れ難くなる。
この代わりに、後胴回り域S2における一対の防漏カフ46どうしの距離は、幅方向Wにおける一対の防漏カフ46の起立頂点46bどうしの距離によって規定されていてもよい。防漏カフ46の起立頂点46bどうしの距離が拡幅開始点46cから後胴回り域S3にかけて広がっているため、防漏カフ46の位置ずれにより防漏カフ46の起立頂点46c付近が臀部の割れ目に入り込むことを抑制することができる。これにより、特に臀部側での防漏カフ46の位置が安定し、着用者に与える違和感を緩和し、防漏カフ46の位置ズレに伴う排泄物の漏れを抑制することができる。
後胴回り域S2における防漏カフ46の起立支点46aは、幅方向Wにおける吸収体50の外側縁とサイド係止部60の内側縁との間の距離の好ましくは2/3、より好ましくは1/2以下の距離だけ、吸収体50の外側縁よりも幅方向W外側に位置していてよい。これにより、防漏カフ46をサイド係止部60の幅方向Wの内側縁に近づけ過ぎず、かつ吸収体50に近づけ過ぎないようバランスを取ることができる。
防漏カフ46をサイド係止部60の幅方向Wの内側縁に近づけ過ぎないことにより、長手方向Lに延びる吸収性本体40の側辺40lと、前胴回り部材20の後側に位置する辺20lと、後胴回り部材30の前側に位置する辺30lと、によって規定される脚回り開口縁68の長さを維持することができる。さらに、防漏カフ46を相対的に剛性の高い吸収体50に近づけ過ぎないことにより、防漏カフ46の伸縮性を阻害することを抑制し、防漏カフ46を立ち上げ易くすることができる。
また、後胴回り域S3における防漏カフ46の起立支点46aは、幅方向Wにおける吸収体50の外側縁とサイド係止部60の内側縁との間の距離の1/3以上、吸収体50の外側縁よりも外側に位置することが好ましい。これにより、吸収体50の剛性の高さのせいで防漏カフ46どうしの間の距離が広がり難くなることを抑制できる。
詳細には、吸収性物品10を幅方向Wに広げる際、伸び易い領域が最初に延びる。防漏カフ46の起立支点46aと吸収体50との距離が長い方が、装着時の小さい力で防漏カフ46どうしの間の距離を簡単に広げることができる。したがって、前述したように脚回り開口縁68の長さを維持しつつも、装着時に一対のカフ46により臀部をより覆い易くすることができる。
前胴回り域S1における一対の防漏カフ46の起立可能領域Bの前側縁は、吸収体50の前側縁よりも前側に位置することが好ましい。これにより、一対の防漏カフ46の起立可能領域Bを吸収体50から離すことができる。吸収体50が配置されていない領域は小さい力でより幅方向Wに伸長させ易いので、装着時に前胴回り域S1において防漏カフ46どうしの間の距離がより広がり易くなる。したがって、一対の防漏カフ46どうしの間の距離が短い前胴回り領域S1であっても、着用者の体型に合わせて適切に防漏カフ46を配置し易くなる。
図6は、前胴回り域S1及び前記後胴回り域S2を幅方向に伸張させた状態の吸収性物品の模式図である。吸収性物品10は、着用者に着用されている間、自然状態からある程度伸張した着用状態となっている。この着用状態において、幅方向Wにおける前胴回り域S1及び前記後胴回り域S2の幅は、吸収性物品10の皺がなくなるまで伸張させた伸張状態に対しておよそ63%程度の長さになる。また、吸収性物品10は、着用者に装着させる際に、幅方向Wに引っ張られつつ着用者の脚及び腰に履かせられる。装着する際に吸収性物品を広げた状態において、幅方向Wにおける前胴回り域S1及び前記後胴回り域S2の幅は、吸収性物品10の皺がなくなるまで伸張させた伸張状態に対しておよそ85%程度の長さになる。
幅方向Wにおける前胴回り域S1及び前記後胴回り域S2の幅が伸張状態に対して63%であるときに、折り線FLよりも後側における一対の防漏カフ46の少なくとも一部は、折り線FLよりも前側における脚回り開口縁68よりも外側に位置することが好ましい。前胴回り域S1及び前記後胴回り域S2の幅が伸長状態に対して63%の状態、すなわち着用状態に近似する状態において、折り線FLよりも後側における一対の防漏カフ46の少なくとも一部が、当該折り線よりも前側における脚回り開口縁よりも外側に位置する(図6参照)。そのため、着用状態において防漏カフ46が臀部の外へ広がった状態を維持できるので、排泄物の漏れを抑制することができる。
上記の着用状態に近似する状態において折り線FLよりも前側における脚回り開口縁68よりも外側に位置する防漏カフ46の上記少なくとも一部は、好ましくは起立支点46cを含み、より好ましくは起立頂点46bを含む。起立支点46cは、排泄物の収容スペースを規定するため、着用状態において防漏カフ46が臀部の外へ広がった状態を維持でき、排泄物の漏れを抑制することができる。また、起立頂点46bが折り線FLよりも前側における脚回り開口縁68よりも外側に位置する場合には、防漏カフ46の起立頂点46bが臀部の亀裂内に入り込むことをより抑制することができる。
幅方向Wにおける前胴回り域S1及び前記後胴回り域S2の幅が伸張状態に対して85%であるときに、折り線FLよりも後側における一対の防漏カフ46の少なくとも一部は、折り線FLよりも前側における脚回り開口縁68よりも外側に位置することが好ましい。
前胴回り域S1及び前記後胴回り域S2の幅が伸長状態に対して85%の状態、すなわち装着する際に吸収性物品10を広げた状態において、防漏カフ46の少なくとも一部を脚回り開口縁68から視認することができる。これにより、着用補助者は、防漏カフ46を容易に着用者の臀部の外側に配置させるように、着用者に吸収性物品10を容易に着用させることができる。
装着する際に吸収性物品10を広げた状態において折り線FLよりも前側における脚回り開口縁68よりも外側に位置する防漏カフ46の前記少なくとも一部は、好ましくは起立支点46aを含み、より好ましくは起立頂点46bを含む。これにより、着用補助者は、防漏カフ46の起立支点46a又は起立頂点46bを明確に認識しつつ、着用者に吸収性物品10を履かせることができるため、防漏カフ46を容易に着用者の臀部の外側に配置させるようにすることができる。
一対の防漏カフ46の起立支点46aどうしの間の後胴回り域S2の収縮力は、一対の防漏カフ46の起立支点46aどうしの間の前胴回り域S1の収縮力よりも大きいことが好ましい。一対の防漏カフ46の起立支点46aどうしの間の後胴回り域S2が幅方向Wに収縮し易いため、吸収性物品10を広げて履いた後に、後胴回り域S2における防漏カフ46どうしの間の距離が幅方向Wに短くなり、防漏カフ46が着用者の体型、具体的には後胴回り域での臀部と脚の境界線(肉割れ線)L3に合った位置に沿い易くなる。
一対の防漏カフ46の起立支点46aどうしの間の前胴回り域S1の引張荷重は、一対の防漏カフ46aの起立支点46aどうしの間の後胴回り域S2の引張荷重よりも小さいことが好ましい。これにより、一対の防漏カフ46の起立支点46aどうしの間の前胴回り域S1が、幅方向Wに伸び易いため、吸収性物品10を履かせる際により幅方向外側まで一対の防漏カフ46を引き伸ばすことができる。これにより、一対の防漏カフ46どうしの間の距離が短い前胴回り領域S1であっても、着用者の体型に合わせて適切に防漏カフ46を配置し易くなる。
本実施形態において、前胴回り域S1及び後胴回り域S2の「収縮力」と、前胴回り域S1及び後胴回り域S2の引張荷重は、以下の方法によって測定される。まず、吸収性物品10がサイド係止部60を有する場合には、サイド係止部60を解除し、吸収性物品10を展開する。次に、前胴回り域S1の後側縁よりも2mm後方又は後胴回り域S2の前側縁よりも2mm前方の位置で、前胴回り域S1又は後胴回り域S2を幅方向Wに沿って切断する。この際に、前胴回り域S1又は後胴回り域S2から股下域S3にかけて延びる弾性部材47,49が存在する場合、前胴回り域S1の後側縁よりも2mm後方又は後胴回り域S2の前側縁よりも2mm前方の位置で、弾性部材47,49をシートごと切断する。この際に、前側伸縮領域22及び後側伸縮領域32に配置された弾性部材を切断しないようにする。次に、前側伸縮領域22又は後側伸縮領域32の幅方向Wにおける両端部を引張試験器(INSTRON社製、INSTRON、型式 5564)のチャック(挟持具)によって挟持する。チャックは、前側伸縮領域22又は後側伸縮領域32のサイド係止部60を掴むようにする。なお、初期のチャック間の距離は100mmとしておく。
次に、幅方向Wにおけるチャックの一方を固定した状態で、チャック間の距離を変えるようにチャックのもう一方を往復移動させる。このときのチャックの移動スピードは、300mm/minとする。なお、初めにチャック間の距離を広げ始め、前胴回り域S1又は後胴回り域S2のチャック間の領域の幅が伸張状態に対して95%になるまでチャック間の距離を広げた時点でチャック間の距離を狭くし始める。さらに、チャック間の距離が100mmに戻ったら、試験を終了する。ここで、伸張状態は、前胴回り域S1又は後胴回り域S2の皺がなくなるまで、前胴回り域S1又は後胴回り域S2を幅方向Wの外側へ伸長させた状態である。
チャック間の距離を広げている最中であって前胴回り域S1又は後胴回り域S2のチャック間の領域の幅が伸張状態に対して63%のときに得られたチャックに係る応力を「収縮力」と定義する。一方、チャック間の距離を狭くしている最中であって前胴回り域S1又は後胴回り域S2のチャック間の領域の幅が伸張状態に対して63%のときに得られた応力を「引張荷重」と定義する。
吸収性本体40は、幅方向Wにおける一対の防漏カフ46の外側の領域に、一対のギャザー48を有していてもよい。一対のギャザー48は、前胴回り域S1から後胴回り域S2にわたって長手方向Lに延びていてよい。
本実施形態では、一対のギャザー48は、吸収性本体40を構成するシートに取り付けられた第2弾性部材49によって構成される。第2弾性部材49は、例えば1本又は複数本の糸ゴムであってよい。この代わりに、第2弾性部材49は、例えば伸縮性を有する弾性シートであってもよい。第2弾性部材49は、自然状態から伸張した状態で吸収性本体40を構成するシートに接合されている。これにより、第2弾性部材49は、吸収性本体40を長手方向Lに収縮させるように作用し、ギャザーを形成することができる。
股下域S3における一対のギャザー48どうしの距離は、股下域S3の第2拡幅開始点48cから後胴回り域S2にかけて広がっており、後胴回り域S2における一対のギャザー48どうしの距離は、前胴回り域S1における一対のギャザー48どうしの距離よりも長いことが好ましい。なお、第2弾性部材49が糸ゴムである場合、一対のギャザー48どうしの距離は、幅方向Wの最も内側に配置された糸ゴムどうしの距離によって規定される。また、第2弾性部材49が伸縮性のシートである場合、一対のギャザー48どうしの距離は、伸縮性のシートの幅方向Wの最も内側縁どうしの距離によって規定される。
ここで、第2拡幅開始点48cは、長手方向Lの前方から後方に向かう方向に関する一対のギャザー48どうしの距離の増加率が増加する点、すなわち変曲点に相当する。例えば、第2拡幅開始点48cは、長手方向Lの前方から後方に向かうにつれて、一対のギャザー48どうしの距離が広がり始める点であってもよい。また、第2拡幅開始点48cは、一対のギャザー48どうしの距離が所定の増加率で広がっている領域から、一対のギャザー48どうしの距離が当該所定の増加率よりも高い増加率で広がり始める点であってもよい。
このように一対のギャザー48の形状は、一対の防漏カフ46と形状と似ている。これにより、一対の防漏カフ46と同様に、一対のギャザー48を着用者の体型(脚回り)に合わせて適切に配置し易くなる。
第2拡幅開始点48cは、長手方向において防漏カフ46の拡幅開始点46cと同じ位置、又は近い位置に配置されていることが好ましい。例えば、第2拡幅開始点48cは、拡幅開始点46cから長手方向Lに好ましくは3cm、より好ましくは1.5cmの範囲内に位置する。
本実施形態において、吸収性物品10の各部の「長さ」に関する数値は、サイド係止部60を解除して展開した吸収性物品10の皺(折り線FLを除く)がなくなるまで吸収性物品を伸長させた伸長状態において計測される。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
例えば、上記実施形態では、吸収性本体40は、前胴回り部材20及び後胴回り部材30と別体として構成されている。この代わりに、吸収性本体40は、前胴回り域S1及び後胴回り域S2と一体に構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、吸収性物品10は、サイド係止部60を有するいわゆるパンツ型の吸収性物品である。この代わりに、吸収性物品10は、テープ型の吸収性物品であってもよい。この場合、吸収性物品10は、サイド係止部60を有しておらず、前胴回り域S1と後胴回り域S2とを互いに着脱可能に固定するファスニングテープを有していてよい。
防漏カフの位置を安定させ、着用者に与える違和感を緩和し、防漏カフの位置ズレに伴う排泄物の漏れを抑制することができる吸収性物品を提供することができる。
10 吸収性物品
20 前胴回り部材
22 前側伸縮領域
30 後胴回り部材
32 後側伸縮領域
40 吸収性本体
46 防漏カフ
46a 起立支点
46b 起立頂点
46c 拡幅開始点
48 ギャザー
50 吸収体
60 サイド係止部
R 接合部
S1 前胴回り域
S2 後胴回り域
S3 股下域
L 長手方向
W 幅方向
T 厚み方向
FL 折り線

Claims (14)

  1. 互いに直交する長手方向及び幅方向と、
    前胴回り域、後胴回り域、及び前記前胴回り域及び前記後胴回り域との間に配置された股下域と、
    前記後胴回り域に設けられ、前記幅方向に伸縮可能な後側伸縮領域と、
    前記前胴回り域と前記後胴回り域との間を延び、前記幅方向における中心を挟んで両側に配置された一対の防漏カフと、を有する吸収性物品であって、
    前記防漏カフの起立支点は、前記後胴回り域において、前記後側伸縮領域と厚さ方向で重なっており、
    前記股下域における一対の前記防漏カフどうしの距離は、脚繰領域内の拡幅開始点から前記後胴回り域にかけて広がっており、
    前記後胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの距離は、前記前胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの距離よりも長く、
    前記前胴回り域に配置された前胴回り部材と、
    前記後胴回り域に配置された後胴回り部材と、
    前記前胴回り部材と前記後胴回り部材とに跨って配置され、吸収体を含み、前記前胴回り部材及び前記後胴回り部材とは別体の吸収性本体と、
    前記幅方向における前記前胴回り域の端部と前記幅方向における前記後胴回り域の端部とを接合するサイド係止部と、を有し、
    前記長手方向に延びる前記吸収性本体の側辺と、前記前胴回り部材の後側に位置する辺と、前記後胴回り部材の前側に位置する辺と、によって脚回り開口縁が規定されており、
    前記防漏カフは、前記吸収性物品に設けられており、
    前記後胴回り域における前記防漏カフの前記起立支点は、前記幅方向における前記吸収体の外側縁と前記サイド係止部の内側縁との間の距離の2/3以下の距離だけ、前記吸収体の前記外側縁よりも幅方向外側に位置し、前記幅方向における前記吸収体の前記外側縁と前記サイド係止部の内側縁との間の距離の1/3以上、前記吸収体の前記外側縁よりも外側に位置する、吸収性物品。
  2. 互いに直交する長手方向及び幅方向と、
    前胴回り域、後胴回り域、及び前記前胴回り域及び前記後胴回り域との間に配置された股下域と、
    前記後胴回り域に設けられ、前記幅方向に伸縮可能な後側伸縮領域と、
    前記前胴回り域と前記後胴回り域との間を延び、前記幅方向における中心を挟んで両側に配置された一対の防漏カフと、を有する吸収性物品であって、
    前記防漏カフの起立支点は、前記後胴回り域において、前記後側伸縮領域と厚さ方向で重なっており、
    前記股下域における一対の前記防漏カフどうしの距離は、脚繰領域内の拡幅開始点から前記後胴回り域にかけて広がっており、
    前記後胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの距離は、前記前胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの距離よりも長く、
    前記吸収性物品は、前記幅方向に沿って延びる折り線を基点に2つ折りされており、
    前記拡幅開始点は、前記折り線よりも前側に設けられている、吸収性物品。
  3. 互いに直交する長手方向及び幅方向と、
    前胴回り域、後胴回り域、及び前記前胴回り域及び前記後胴回り域との間に配置された股下域と、
    前記後胴回り域に設けられ、前記幅方向に伸縮可能な後側伸縮領域と、
    前記前胴回り域と前記後胴回り域との間を延び、前記幅方向における中心を挟んで両側に配置された一対の防漏カフと、を有する吸収性物品であって、
    前記防漏カフの起立支点は、前記後胴回り域において、前記後側伸縮領域と厚さ方向で重なっており、
    前記股下域における一対の前記防漏カフどうしの距離は、脚繰領域内の拡幅開始点から前記後胴回り域にかけて広がっており、
    前記後胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの距離は、前記前胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの距離よりも長く、
    少なくとも前記股下域で前記幅方向に括れた吸収体を有し、
    前記拡幅開始点は、前記吸収体の最狭部よりも後側に設けられている、吸収性物品。
  4. 互いに直交する長手方向及び幅方向と、
    前胴回り域、後胴回り域、及び前記前胴回り域及び前記後胴回り域との間に配置された股下域と、
    前記後胴回り域に設けられ、前記幅方向に伸縮可能な後側伸縮領域と、
    前記前胴回り域と前記後胴回り域との間を延び、前記幅方向における中心を挟んで両側に配置された一対の防漏カフと、を有する吸収性物品であって、
    前記防漏カフの起立支点は、前記後胴回り域において、前記後側伸縮領域と厚さ方向で重なっており、
    前記股下域における一対の前記防漏カフどうしの距離は、脚繰領域内の拡幅開始点から前記後胴回り域にかけて広がっており、
    前記後胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの距離は、前記前胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの距離よりも長く、
    一対の前記防漏カフの前記起立支点どうしの間の前記後胴回り域の収縮力は、一対の前記防漏カフの前記起立支点どうしの間の前記前胴回り域の収縮力よりも大きい、吸収性物品。
  5. 互いに直交する長手方向及び幅方向と、
    前胴回り域、後胴回り域、及び前記前胴回り域及び前記後胴回り域との間に配置された股下域と、
    前記後胴回り域に設けられ、前記幅方向に伸縮可能な後側伸縮領域と、
    前記前胴回り域と前記後胴回り域との間を延び、前記幅方向における中心を挟んで両側に配置された一対の防漏カフと、を有する吸収性物品であって、
    前記防漏カフの起立支点は、前記後胴回り域において、前記後側伸縮領域と厚さ方向で重なっており、
    前記股下域における一対の前記防漏カフどうしの距離は、脚繰領域内の拡幅開始点から前記後胴回り域にかけて広がっており、
    前記後胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの距離は、前記前胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの距離よりも長く、
    一対の前記防漏カフの前記起立支点どうしの間の前記前胴回り域の引張荷重は、一対の前記防漏カフの前記起立支点どうしの間の前記後胴回り域の引張荷重よりも小さい、吸収性物品。
  6. 前記後胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの前記距離は、前記幅方向における一対の前記防漏カフの前記起立支点どうしの距離によって規定される、請求項1からのいずれか1項に記載の吸収性物品。
  7. 前記後胴回り域における一対の前記防漏カフどうしの前記距離は、前記幅方向における一対の前記防漏カフの起立頂点どうしの距離によって規定される、請求項1からのいずれか1項に記載の吸収性物品。
  8. 前記吸収性物品は、前記幅方向に沿って延びる折り線を基点に2つ折りされており、
    前記拡幅開始点は、前記折り線から35mm前側から、前記折り線から50mm後側の範囲内に設けられている、請求項1からのいずれか1項に記載の吸収性物品。
  9. 前記前胴回り域と前記後胴回り域とに跨って配置された吸収体を含み、
    前記前胴回り域における一対の前記防漏カフの起立可能領域の前側縁が、吸収体の前側縁よりも前側に位置する、請求項1からのいずれか1項に記載の吸収性物品。
  10. 前記吸収性物品は、前記幅方向に沿って延びる折り線を基点に2つ折りされており、
    前記幅方向における前記前胴回り域及び前記後胴回り域の幅が伸張状態に対して63%であるときに、前記折り線よりも後側における一対の前記防漏カフの少なくとも一部は、前記折り線よりも前側における脚回り開口縁よりも外側に位置する、請求項1からのいずれか1項に記載の吸収性物品。
  11. 前記吸収性物品は、前記幅方向に沿って延びる折り線を基点に2つ折りされており、
    前記幅方向における前記前胴回り域及び前記後胴回り域の幅が伸張状態に対して85%であるときに、前記折り線よりも後側における一対の前記防漏カフの少なくとも一部は、前記折り線よりも前側における脚回り開口縁よりも外側に位置する、請求項1から10のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  12. 前記防漏カフの前記少なくとも一部は、前記起立支点を含む、請求項10又は11に記載の吸収性物品。
  13. 前記防漏カフの前記少なくとも一部は、前記防漏カフの起立頂点を含む、請求項10又は11に記載の吸収性物品。
  14. 前記幅方向における一対の前記防漏カフの外側の領域に、一対のギャザーを有し、
    前記股下域における一対の前記ギャザーどうしの距離は、前記股下域の第2拡幅開始点から前記後胴回り域にかけて広がっており、
    前記後胴回り域における一対の前記ギャザーどうしの距離は、前記前胴回り域における一対の前記ギャザーどうしの距離よりも長い、請求項1から1のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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