JP6725378B2 - アンテナモジュール - Google Patents

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本発明は、アンテナモジュールに関する。
車両や航空機などの移動体に用いられるレーダシステムとしては、マイクロ波やミリ波などの電波を利用したレーダシステムが用いられる。この種のレーダシステムは、電波を送受信するアンテナモジュールと、アンテナモジュールとの入出力信号を処理する信号処理回路などから構成される。
アンテナモジュールは、例えば誘電体基板上に配置されるマイクロストリップパッチアンテナ素子などのアンテナ素子を複数有している。そのため、アンテナ素子ごとに、入出力信号を処理するための信号処理回路が必要となる。これらの信号処理回路は、一般には、配線基板の表裏面に実装された電子部品と、配線基板に形成された回路パターンから構成される。そのため、アンテナモジュールに複数のアンテナ素子を搭載しようとすると、信号処理回路が形成された配線基板の数が増加する。その結果、アンテナモジュールが大型化するとともに、装置の製造コストやランニングコストも増加する。
特開2014−75682号公報
本発明は、上述の事情の下になされたもので、アンテナモジュールの小型化及び低コスト化を図ることを課題とする。
上記課題を解決するため、本実施形態に係るアンテナモジュールは、第1面に複数のアンテナパターンが形成される第1配線基板と、電子部品が収容されるキャビティが形成され、第1配線基板の第1面とは反対の第2面側に多段に積層される複数の第2配線基板と、を備える。第1配線基板には、マトリクス状に配列された複数のアンテナパターンが形成される。多段に積層される第2配線基板には、複数のアンテナパターンそれぞれに対応する位置に、キャビティが形成される。
本実施形態に係るアンテナモジュールの斜視図である。 アンテナモジュールの展開斜視図である。 ユニットの断面図である。 スタックビア群の配置を示す図である。 ユニットの斜視図である。 ユニットの断面図である。 スタックビア群の配置を示す図である。 アンテナモジュールの製造方法を説明するための図である。 アンテナモジュールの回路を模式的に示す図である。 アンテナモジュールの変形例を示す図である。 アンテナモジュールの変形例を示す図である。 アンテナモジュールの変形例を示す図である。 アンテナモジュールの変形例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態の説明にあたっては、相互に直交するX軸、Y軸、Z軸からなる直交座標系を適宜用いる。
図1は、本実施形態に係るアンテナモジュール10の斜視図である。アンテナモジュール10は、例えば、マイクロ波を用いた合成開口レーダシステムに用いられるアンテナモジュールである。図1に示されるように、アンテナモジュール10は、上面に9つのアンテナパターン204aが形成された正方形板状のモジュールである。図2は、アンテナモジュール10の展開斜視図である。図2に示されるように、アンテナモジュール10は、4つのユニット20,30A〜30Cから構成される。
図3は、ユニット20の図2におけるAA断面を示す図である。図3に示されるように、ユニット20は、相互に積層された3つの絶縁層21〜23と、絶縁層21〜23に設けられる導体層201〜204とを有する多層配線基板である。ユニット20では、絶縁層22と、絶縁層22の表裏面に形成される導体層202,203とが、例えば、ガラス繊維にエポキシ樹脂を含浸させたコア基板と、コア基板の表裏面に貼り付けられた銅箔を有する銅張積層板を用いて作られている。コア基板は、絶縁層22となり、銅箔は、パターニングされることにより導体層202,203となる。導体層202,203は、アンテナモジュール10の仕様に応じてパターニングされている。
また、絶縁層21と導体層201、及び絶縁層23と導体層204は、例えば、絶縁層21,23となるコア基板と、コア基板の一方の面に貼り付けられた銅箔を有する銅張積層板を用いて作られている。導体層201,204も、アンテナモジュール10の仕様に応じてパターニングされている。ユニット20では、例えば図2を参照するとわかるように、導体層204の一部が、正方形のアンテナパターン204aとなっている。
絶縁層21,23は、例えば、プリプレグなどを介して、絶縁層22に接着されている。各導体層201〜204は、絶縁層21〜23に設けられたスルーホール導体210によって、適当な位置で電気的に接続されている。
ユニット20では、3つの絶縁層21〜23にわたって、Z軸方向へスタックされた3つのスルーホール導体210からなるスタックビア群220が形成されている。スタックビア群220は、図4の丸印Cに示されるように、ユニット20の外縁とアンテナパターン204aの外縁に沿って形成されている。複数のスタックビア群220によって、各導体層201〜204が電気的に接続されるとともに、ユニット20の剛性が高められる。
図5は、ユニット30Aの斜視図である。図5に示されるように、ユニット30Aは、キャビティ300aが形成された配線基板300と、配線基板300に実装されたIC(Integrated Circuit)61やチップ62などの電子部品を有している。
図6は、ユニット30Aの図5におけるAA断面を示す図である。図6に示されるように、配線基板300は、相互に積層された6つの絶縁層31〜36と、絶縁層31〜36に設けられる導体層301〜307とを有する多層配線基板である。
配線基板300では、絶縁層32と、絶縁層32の表裏面に形成される導体層302,303とが、例えば、絶縁層32となるコア基板と、コア基板の表裏面に貼り付けられた銅箔を有する銅張積層板を用いて作られている。
絶縁層31と導体層301、及び絶縁層33と導体層304は、例えば、絶縁層31,33となるコア基板と、コア基板の一方の面に貼り付けられた銅箔を有する銅張積層板を用いて作られている。絶縁層31,33は、例えば、プリプレグなどを介して、絶縁層32の下面と上面にそれぞれ接着されている。絶縁層31〜33は、キャビティ300aの下方に位置し、キャビティ300aの底壁を構成する
絶縁層34と導体層305、絶縁層35と導体層306、及び絶縁層36と導体層307は、絶縁層33の上面側(+Z側)に積層されている。図5及び図6を参照するとわかるように、絶縁層34〜36には、Z軸方向に貫通する複数(9つ)の開口Hが形成されている。これらの開口Hは、図5を参照するとわかるように、3行3列のマトリクス状に配列されている。
絶縁層34と導体層305、絶縁層35と導体層306、及び絶縁層36と導体層307は、例えば、絶縁層34,35,36となるコア基板と、コア基板の一方の面に貼り付けられた銅箔を有する銅張積層板を用いて作られている。絶縁層34〜36は、例えば、プリプレグなどを介して、それぞれ絶縁層33〜35に接着されている。開口Hが形成された絶縁層34〜36が、絶縁層33の上面に積層されることで、9つのキャビティ300aが形成される。
絶縁層31〜36に形成される導体層301〜307は、アンテナモジュール10の仕様に応じてパターニングされている。また、キャビティ300aから露出する導体層304は、電子部品を実装するためのパッドなどを含む。
各導体層301〜307は、絶縁層31〜36に設けられたスルーホール導体310によって、適当な位置で電気的に接続されている。配線基板300では、絶縁層31〜36にわたってZ軸方向へスタックされた6つのスルーホール導体310からなるスタックビア群320が形成されている。スタックビア群320は、図7の丸印Cに示されるように、配線基板300の外縁とキャビティ300aの外縁に沿って形成されている。複数のスタックビア群320によって、各導体層301〜307が電気的に接続されるとともに、配線基板300の剛性が高められる。
ユニット30A以外のユニット30B,30Cも、ユニット30Aと同様に、キャビティ300aが形成された配線基板300と、配線基板300に実装されたIC61やチップ62などの電子部品を有している。各ユニット30A〜30Cに実装されるIC61などの電子部品の数や種類は、アンテナモジュール10の仕様によって決定される。
次に、上述のように構成されるアンテナモジュール10の製造方法について説明する。アンテナモジュール10は、ユニット20,30A〜30Cをそれぞれ製造した後、ユニット20,30A〜30Cを一体化することにより製造することができる。
ユニット20を構成する配線基板は、例えばサブトラクティブ法などを用いてパターニングされた導体層が形成された基板を、ビルドアップ工法を用いて多層化することにより形成することができる。
同様に、ユニット30A〜30Cを構成する配線基板300も、例えばサブトラクティブ法などを用いてパターニングされた導体層が形成された基板を、ビルドアップ工法を用いて多層化することにより形成することができる。配線基板300が準備できたら、次に、配線基板300のキャビティ330aから露出する導体層304に、IC61やチップ62などの電子部品を実装する。以上の工程により、ユニット20、30A〜30Cが完成する。
ユニット20,30A〜30Cを整形して寸法を調整するには、例えば、ルータなどを用いて、ユニット20,30A〜30Cを構成する配線基板の外縁を研磨することなどが考えられる。
次に、ユニット20,30A〜30Cを重ねて一体化する。具体的には、図8に示されるように、まず、ユニット30A〜30Cのスタックビア群320の上方の導体層307に、半田からなるバンプ40を形成する。
次に、ユニット20,30A〜30Cを重ね合わせる。そして、ユニット20,30A〜30Cを、加熱するとともに加圧する。これにより、ユニット20の導体層201とユニット30Aの導体層307が、バンプ40を介して接着される。また、ユニット30Aの導体層301とユニット30Bの導体層307が、バンプ40を介して接着され、ユニット30Bの導体層301とユニット30Cの導体層307が、バンプ40を介して接着される。これにより、ユニット20,30A〜30Cが一体化され、図1に示されるアンテナモジュール10が完成する。
図9は、ユニット20,30A〜30Cが一体されることにより形成されたアンテナモジュール10の回路を模式的に示す図である。アンテナモジュール10では、例えば、各アンテナパターン204aは、当該アンテナパターン204aの直下に位置するキャビティに収容される電子部品からなる制御回路に電気的に接続される。また、アンテナモジュール10では、ユニット20のスタックビア群220と、ユニット30A〜30Cのスタックビア群320が、直列に接続される。
上述のように構成されるアンテナモジュール10には、例えばユニット30Cの下面に、外部機器との接続に用いられるコネクタなどが実装される。
以上説明したように、本実施形態に係るアンテナモジュール10は、アンテナパターン204aが形成されたユニット20に積層されるユニット30A〜30Cによって、アンテナパターン204aからの信号を処理する制御回路が構成される。これにより、アンテナモジュール10を、配線基板を積層することにより構成することができる。したがって、アンテナモジュール10を小型化することができ、装置の製造コストを削減することができる。
本実施形態では、アンテナパターン204aに対応する制御回路は、各ユニット30A〜30Cの配線基板300に実装される電子部品によって構成される。そのため、アンテナモジュール10では、各ユニット30A〜30Cに実装される電子部品に応じたグレードの配線基板300を用いることができる。したがって、アンテナパターン204aの制御回路を1つの配線基板上に形成する場合に比べて、安価な配線基板を使用することができる。したがって、装置の製造コストを削減することが可能となる。
本実施形態では、アンテナモジュール10が、配線基板から構成される。そのため、高周波素子、アナログ部品、デジタル部品などの種々の部品を用いて、アンテナモジュール10を構成することができる。したがって、設計の自由度を維持しつつ、アンテナモジュール10の小型化を実現することができる。
以上、実施形態に係るアンテナモジュールについて説明したが、本アンテナモジュールは上記実施形態によって限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、アンテナモジュール10が、4つのユニット20,30A〜30Cから構成される場合について説明した。これに限らず、アンテナモジュール10は、3つ以下や5つ以上のユニットから構成されていてもよい。
各ユニット20,30A〜30Cを構成する配線基板の層数は、アンテナモジュール10の仕様に応じて、任意に決めることができる。また、上記実施形態で説明したユニット20,30A〜30Cを構成する配線基板の構成は一例であり、各ユニット20,30A〜30Cの配線基板は、アディティブ法やセミアディティブ法など任意の手法を用いて製造することができる。
上記実施形態では、アンテナモジュール10が、9つのアンテナパターン204aを有している場合について説明した。これに限らず、アンテナモジュール10は、10以上或いは8以下のアンテナパターン204aを備えていてもよい。
上記実施形態では、9つのアンテナパターン204aがマトリクス状に配置されている場合について説明した。アンテナパターン204aの配置はこれに限られるものではなく、例えば、ランダムに配置されていてもよく、所定の規則に従って配置されていてもよい。
ユニット20,30A〜30Cに用いられる配線基板として、標準サイズの基板を用いる場合には、アンテナパターン204aの数を、できる限り増やすことによって、低コストで高性能なアンテナモジュール10を製造することが可能になる。
上記実施形態では、図8に示されるように、アンテナモジュール10を構成するユニット20,30A〜30Cを、半田からなるバンプ40を用いて接続する場合について説明した。これに限らず、ユニット20,30A〜30Cの接続は、種々の方法で行うことができる。例えば、ユニット20,30A〜30Cを、導電性ペーストなどを用いて接続することとしてもよい。また、PGA(Pin Grid Array)タイプの素子の実装と同様に、導体からなるピンを用いて、ユニット20,30A〜30Cを接続してもよい。また、金属コア入りの半田ボールを用いて、ユニット20,30A〜30Cを接続してもよい。
上記実施形態では、9つのアンテナパターン204aを備えるアンテナモジュール10について説明した。これに限らず、ルータなどを用いて、当該モジュールを、アンテナパターン204aごとに切り離して、1つのアンテナパターン204aを備える9つのアンテナモジュールを製造することとしてもよい。
上記実施形態では、各ユニット20,30A〜30Cの導体層が、スタックされたビアからなるスタックビア群によって電気的に接続される場合について説明した。これに限らず、例えば、アンテナモジュール10の上面から下面に貫通する開口を設け、当該開口の内壁面にメッキ処理をすることにより、各ユニット20,30A〜30Cの導体層を相互に接続することとしてもよい。また、アンテナモジュール10の上面から下面に貫通する開口に、導電性ペーストを充填することにより、各ユニット20,30A〜30Cの導体層を相互に接続することとしてもよい。
上記実施形態では、ユニット30A〜30Cの配線基板300に、上方が開口したキャビティが形成されている場合について説明した。これに限らず、例えば図6に示される絶縁層31〜33及び導体層301〜304と、絶縁層34〜36及び導体層305〜307を別々の配線基板から構成してもよい。
上記実施形態では、例えば、図5及び図6に示されるように、IC61などの電子部品が、キャビティ300aが形成される配線基板300に実装される場合について説明した。これに限らず、例えば、図10に示されるように、キャビティ300aに収容されるIC61などの電子部品は、当該キャビティ300aが形成される配線基板300以外の配線基板300に実装される電子部品であってもよい。
具体的には、ユニット30Aのキャビティ300aに収容される電子部品は、ユニット20の電子部品であってもよい。また、ユニット30Bのキャビティ300aに収容される電子部品はユニット30Aの電子部品であってもよく、ユニット30Cのキャビティ300aに収容される電子部品はユニット30Bの電子部品であってもよい。
また、図10に示されるように、ユニット20,30A〜30Cは、キャビティ300a以外の位置に実装されるIC61などの電子部品を備えていてもよい。
上記実施形態では、例えば、図5及び図6に示されるように、キャビティ300aの下面に電子部品が実装される場合について説明した。これに限らず、図11に示されるように、キャビティ300aの下面と上面の双方に、電子部品が実装されていてもよい。これによれば、ユニット30A〜30Cを構成する配線基板300の表裏面に電子部品を実装することができる。そのため、アンテナモジュール10の実装密度を向上することができる。
上記アンテナモジュール10における高周波回路を構成する素子やチップは、他の素子に与える影響が大きい。そのため、図12に示されるように、ユニット30A〜30Cに、キャビティ300aを覆うようにシールドパターンSPを形成してもよい。このシールドパターンSPは、例えば、ユニット30A〜30Cを構成する導体層の一部として設けることができる。更に、シールドパターンSP同士を接続するグランドピンGPを、キャビティ300aの周囲に配置することで、シールド効果をより一層高めることができる。
従来は、高周波回路からのノイズをシールド(アイソレーション)するために、例えばICなどの素子を覆う金属製のケースを、基板に設けていた。本変形例では、ユニットを構成する導体層をシールドとして用いることができるので、金属製のケースなどを用いる必要がなく、装置を簡素化するとともに、製造コストを削減することができる。
また、各ユニット20A,30A〜30Cを構成する基板を、EBG(Electromagnetic Band Gap)構造としてもよい。この場合にも、金属製のケースなどを用いる必要がなく、装置を簡素化することができる。
上記実施形態では、例えば、図8に示されるように、アンテナモジュール10が、絶縁層と導体層からなるユニット20,30A〜30Cから構成される場合について説明した。これに限らず、アンテナモジュール10は、ユニット20,30A〜30C以外に、放熱板などの放熱部材を備えていてもよい。
例えば、図13には、放熱板81と、銅インレイ82を備えるアンテナモジュール10が示されている。放熱板81は、例えば銅やアルミニウムなど、導電性の高い金属からなる。ユニット30Aとユニット30Bは、放熱板81を介して積層されている。この状態のときには、放熱板81は、ユニット30Bを構成するIC61などの電子部品と接した状態になっている。したがって、ユニット30Bの電子部品から生じる熱は、放熱板81をヒートシンクとして、外部へ放出される。
また、銅インレイ82は、ユニット30Cを構成する配線基板300に埋め込まれている。銅インレイ82は、上面がユニット30Cのキャビティ300aに露出し、下面がユニット30Cの外部に通じている。銅インレイ82の上面は、例えば半田や導電性ペーストなどを介して、ユニット30Cを構成するIC61などの電子部品に接続されている。したがって、ユニット30Cの電子部品から生じる熱は、銅インレイ82をヒートシンクとして、外部へ放出される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施しうるものであり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 アンテナモジュール
20,20A ユニット
21〜23 絶縁層
30,30A〜30C ユニット
31〜36 絶縁層
40 バンプ
61 IC
62 チップ
81 放熱板
82 銅インレイ
201〜204 導体層
204a アンテナパターン
210 スルーホール導体
220 スタックビア群
300 配線基板
300a キャビティ
301〜307 導体層
310 スルーホール導体
320 スタックビア群
330a キャビティ
C 丸印
GP グランドピン
SP シールドパターン

Claims (6)

  1. 第1面に複数のアンテナパターンが形成される第1配線基板と、
    電子部品が収容されるキャビティが形成され、前記第1配線基板の第1面とは反対の第2面側に多段に積層される複数の第2配線基板と、
    を備え、
    前記第1配線基板には、マトリクス状に配列された複数の前記アンテナパターンが形成され、
    多段に積層される前記第2配線基板には、複数の前記アンテナパターンそれぞれに対応する位置に、前記キャビティが形成されるアンテナモジュール。
  2. 前記キャビティは、前記第2配線基板の第1面側に形成され、前記第2配線基板は、前記第2配線基板の第1面が、前記第1配線基板の第2面に対抗するように配置される請求項1に記載のアンテナモジュール。
  3. 前記配線基板は、回路パターンが形成される複数の導体層と、前記導体層の間に配置される複数の絶縁層とを含む多層配線基板である請求項1又は2に記載のアンテナモジュール。
  4. 前記第2配線基板は、前記キャビティに収容される電子部品に接する放熱部材を介して積層される請求項1乃至のいずれか一項に記載のアンテナモジュール。
  5. 前記第2配線基板には、第1面が前記キャビティ内の前記電子部品に熱的に接触し、前記第1面とは反対の第2面が前記キャビティの外部に露出する放熱部材が設けられる請求項1乃至のいずれか一項に記載のアンテナモジュール。
  6. 互いに接する前記第2配線基板それぞれの導体層は、前記キャビティを挟むように形成されるシールドパターンを含み、
    前記シールドパターンは、前記キャビティの周囲に配置される導体によって電気的に接続される請求項1乃至のいずれか一項に記載のアンテナモジュール。
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