JP2018182449A - アンテナモジュール - Google Patents

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Masaki Iwasaki
正樹 岩崎
義則 久慈
Yoshinori Kuji
義則 久慈
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Abstract

【課題】アンテナモジュールの小型化と、アンテナモジュールの信頼性を向上する。【解決手段】本実施形態に係るアンテナモジュールは、第1面にアンテナパターンが形成される第1配線基板と、電子部品が収容されるキャビティが形成され、第1配線基板の第1面とは反対の第2面側に積層される複数の第2配線基板と、を備え、キャビティは、外部に通じている。【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナモジュールに関する。
車両や航空機などの移動体に用いられるレーダシステムとしては、マイクロ波やミリ波などの電波を利用したレーダシステムが用いられる。この種のレーダシステムは、電波を送受信するアンテナモジュールと、アンテナモジュールとの入出力信号を処理する信号処理回路などから構成される。
アンテナモジュールは、例えば誘電体基板上に配置されるマイクロストリップパッチアンテナ素子などのアンテナ素子を複数有している。そのため、アンテナ素子ごとに、入出力信号を処理するための信号処理回路が必要となる。これらの信号処理回路は、一般には、配線基板の表裏面に実装された電子部品と、配線基板に形成された回路パターンから構成される。そのため、アンテナモジュールに複数のアンテナ素子を搭載しようとすると、信号処理回路が形成された配線基板の数が増加する。その結果、アンテナモジュールが大型化するとともに、装置の製造コストやランニングコストも増加する。そこで、アンテナモジュールを小型化する技術が種々提案されている。
しかしながら、アンテナモジュールを小型化すると、信号処理回路を構成する電子部品が密集するため、当該電子部品から発生する熱を効率的に放熱しないと、電子部品が誤動作する場合がある。また、小型のアンテナモジュールでは、信号処理回路を構成する電子部品の動作をチェックする際に、当該電子部品にアクセスするためのスペースを確保することが困難になる。
特開2014−75682号公報
本発明は、上述の事情の下になされたもので、アンテナモジュールの小型化と、アンテナモジュールの動作の信頼性を向上することを課題とする。
上記課題を解決するため、本実施形態に係るアンテナモジュールは、第1面にアンテナパターンが形成される第1配線基板と、電子部品が収容されるキャビティが形成され、第1配線基板の第1面とは反対の第2面側に積層される複数の第2配線基板と、を備え、キャビティは、外部に通じている。
本実施形態に係るアンテナモジュールの斜視図である。 アンテナモジュールの展開斜視図である。 ユニットの断面図である。 スタックビア群の配置を示す図である。 ユニットの斜視図である。 ユニットの断面図である。 スタックビア群の配置を示す図である。 アンテナモジュールの製造方法を説明するための図である。 アンテナモジュールの回路を模式的に示す図である。 アンテナモジュールの変形例を示す図である。 アンテナモジュールの変形例を示す図である。 アンテナモジュールの変形例を示す図である。 アンテナモジュールの変形例を示す図である。 アンテナモジュールの変形例を示す図である。 アンテナモジュールの変形例を示す図である。 アンテナモジュールの変形例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態の説明にあたっては、相互に直交するX軸、Y軸、Z軸からなる直交座標系を適宜用いる。
図1は、本実施形態に係るアンテナモジュール10の斜視図である。アンテナモジュール10は、例えば、マイクロ波を用いた合成開口レーダシステムに用いられる。図1に示されるように、アンテナモジュール10は、上面に9つのアンテナパターン204aが形成された正方形板状のモジュールである。図2は、アンテナモジュール10の展開斜視図である。図2に示されるように、アンテナモジュール10は、4つのユニット20,30A〜30Cから構成される。
図3は、ユニット20の図2におけるAA断面を示す図である。図3に示されるように、ユニット20は、相互に積層された3つの絶縁層21〜23と、絶縁層21〜23に設けられる導体層201〜204とを有する多層配線基板である。ユニット20では、絶縁層22と、絶縁層22の表裏面に形成される導体層202,203とが、例えば、コア基板と、コア基板の表裏面に貼り付けられた銅箔と、を有する銅張積層板を用いて作られている。コア基板は、絶縁層22となり、銅箔は、パターニングされることにより導体層202,203となる。導体層202,203は、アンテナモジュール10の仕様に応じてパターニングされている。銅張積層板のコア基板は、例えばガラス繊維にエポキシ樹脂を含浸させることにより形成された基板からなる。
また、絶縁層21と導体層201、及び絶縁層23と導体層204は、例えば、絶縁層21,23となるコア基板と、コア基板の一方の面に貼り付けられた銅箔と、を有する銅張積層板を用いて作られている。導体層201,204も、アンテナモジュール10の仕様に応じてパターニングされている。ユニット20では、例えば図2を参照するとわかるように、導体層204の一部が、正方形のアンテナパターン204aとなっている。
絶縁層21,23は、例えば、プリプレグなどを介して、絶縁層22に接着されている。各導体層201〜204は、絶縁層21〜23に設けられたスルーホール導体210によって、適当な位置で相互に電気的に接続されている。
ユニット20では、3つの絶縁層21〜23にわたって、Z軸方向へスタックされた3つのスルーホール導体210からなるスタックビア群220が形成されている。スタックビア群220は、図4の丸印Cに示されるように、ユニット20の外縁とアンテナパターン204aの外縁に沿って形成されている。複数のスタックビア群220によって、各導体層201〜204が電気的に接続されるとともに、ユニット20の剛性が高められる。
図5は、ユニット30Aの斜視図である。図5に示されるように、ユニット30Aは、キャビティ300aが形成された配線基板300と、配線基板300に実装されたIC(Integrated Circuit)61やチップ62などの電子部品を有している。ユニット30Aでは、3つのキャビティ300aが、配線基板300の−Y側の外縁から+Y側の外縁にわたって形成されている。
図6は、ユニット30Aの図5におけるAA断面を示す図である。図6に示されるように、配線基板300は、相互に積層された6つの絶縁層31〜36と、絶縁層31〜36に設けられる導体層301〜307とを有する多層配線基板である。
配線基板300では、絶縁層32と、絶縁層32の表裏面に形成される導体層302,303とが、例えば、絶縁層32となるコア基板と、コア基板の表裏面に貼り付けられた銅箔を有する銅張積層板を用いて作られている。
絶縁層31と導体層301、及び絶縁層33と導体層304は、例えば、絶縁層31,33となるコア基板と、コア基板の一方の面に貼り付けられた銅箔を有する銅張積層板を用いて作られている。絶縁層31,33は、例えば、プリプレグなどを介して、絶縁層32の下面と上面にそれぞれ接着されている。絶縁層31〜33は、キャビティ300aの下方に位置し、キャビティ300aの底壁を構成する
絶縁層34と導体層305、絶縁層35と導体層306、及び絶縁層36と導体層307は、絶縁層33の上面側(+Z側)に積層されている。図5及び図6に示されるように、絶縁層34〜36には、長手方向をY軸方向とし、−Y側の外縁から+Y側の外縁にわたる3つの開口部Hが形成されている。3つの開口部Hは、X軸に沿って等間隔に形成されている。
絶縁層34と導体層305、絶縁層35と導体層306、及び絶縁層36と導体層307は、例えば、絶縁層34,35,36となるコア基板と、コア基板の一方の面に貼り付けられた銅箔を有する銅張積層板を用いて作られている。絶縁層34〜36は、例えば、プリプレグなどを介して、それぞれ絶縁層33〜35に接着されている。
絶縁層33に3枚の銅張積層板を張り付けることにより、絶縁層33に積層される絶縁層34〜36を形成し、これらの絶縁層34〜36を、レーザ等を用いてパターニングすることにより、絶縁層34〜36に開口部Hをそれぞれ形成することができる。開口部Hの内部は、絶縁層33を底壁面とするキャビティ300aとなる。
絶縁層31〜36に形成される導体層301〜307は、アンテナモジュール10の仕様に応じてパターニングされている。また、キャビティ300aから露出する導体層304は、電子部品を実装するためのパッドなどを含む。
各導体層301〜307は、絶縁層31〜36に設けられたスルーホール導体310によって、適当な位置で相互に電気的に接続されている。配線基板300では、絶縁層31〜36にわたってZ軸方向へスタックされた6つのスルーホール導体310からなるスタックビア群320が形成されている。スタックビア群320は、図7の丸印Cに示されるように、キャビティ300aの外縁に沿って形成されている。複数のスタックビア群320によって、各導体層301〜307が電気的に接続されるとともに、配線基板300の剛性が高められる。
ユニット30A以外のユニット30B,30Cも、ユニット30Aと同様に、キャビティ300aが形成された配線基板300と、配線基板300に実装されたIC61やチップ62などの電子部品を有している。各ユニット30A〜30Cに実装されるIC61などの電子部品の数や種類は、アンテナモジュール10の仕様によって決定される。
次に、上述のように構成されるアンテナモジュール10の製造方法について説明する。アンテナモジュール10は、ユニット20,30A〜30Cをそれぞれ形成した後、ユニット20,30A〜30Cを一体化することにより製造することができる。
ユニット20を構成する配線基板は、例えばサブトラクティブ法などを用いて導体層が形成された基板を、ビルドアップ工法を用いて多層化することにより形成することができる。
同様に、ユニット30A〜30Cを構成する配線基板300も、例えばサブトラクティブ法などを用いて導体層が形成された基板を、ビルドアップ工法を用いて多層化することにより形成することができる。配線基板300が準備できたら、次に、配線基板300のキャビティ300aから露出する導体層304に、IC61やチップ62などの電子部品を実装する。以上の工程により、ユニット20、30A〜30Cが完成する。
ユニット20,30A〜30Cを整形して寸法を調整するには、例えば、ルータなどを用いて、ユニット20,30A〜30Cを構成する配線基板の外縁を研磨することなどが考えられる。
次に、ユニット20,30A〜30Cを重ねて一体化する。具体的には、図8に示されるように、まず、ユニット30A〜30Cのスタックビア群320の上方の導体層307に、半田からなるバンプ40を形成する。
次に、ユニット20,30A〜30Cを重ね合わせる。そして、ユニット20,30A〜30Cを、加熱するとともに加圧する。これにより、ユニット20の導体層201とユニット30Aの導体層307が、バンプ40を介して接着される。また、ユニット30Aの導体層301とユニット30Bの導体層307が、バンプ40を介して接着され、ユニット30Bの導体層301とユニット30Cの導体層307が、バンプ40を介して接着される。これにより、ユニット20,30A〜30Cが一体化され、図1に示されるアンテナモジュール10が完成する。
図9は、ユニット20,30A〜30Cが一体されることにより形成されたアンテナモジュール10の回路を模式的に示す図である。アンテナモジュール10では、例えば、各アンテナパターン204aは、当該アンテナパターン204aの直下に位置するキャビティに収容される電子部品からなる制御回路に電気的に接続される。また、アンテナモジュール10では、ユニット20のスタックビア群220と、ユニット30A〜30Cのスタックビア群320が、直列に接続される。
上述のように構成されるアンテナモジュール10には、例えばユニット30Cの下面に、外部機器との接続に用いられるコネクタなどが実装される。
以上説明したように、本実施形態に係るアンテナモジュール10は、アンテナパターン204aが形成されたユニット20に積層されるユニット30A〜30Cによって、アンテナパターン204aからの信号を処理する制御回路が構成される。これにより、アンテナモジュール10を、配線基板を積層することにより構成することができる。したがって、アンテナモジュール10を小型化することができ、装置の製造コストを削減することができる。
また、本実施形態に係るアンテナモジュール10では、図1に示されるように、IC61やチップ62などの電子部品が収容されるキャビティ300aが、外部に通じている。このため、ユニット30A〜30Cに実装される電子部品から発生した熱を、効率よく外部へ放熱することができる。したがって、アンテナモジュール10が小型化されたとしても、電子部品の温度上昇を抑制することがき、結果として、アンテナモジュールの動作の信頼性を向上することができる。
本実施形態に係るアンテナモジュール10では、電子部品が収容されるキャビティ300aが、外部に通じている。このため、アンテナモジュール10を分解することなく、外部から電子部品にアクセスすることができる。したがって、アンテナモジュール10を、通常通り動作させつつ、電子部品それぞれの動作をチェックすることが可能になる。これにより、アンテナモジュール10の良否判断が容易になり、結果的に、アンテナモジュール10の信頼性を向上することができる。
本実施形態に係るアンテナモジュール10では、図2に示されるように、キャビティ300aが、各ユニット30A〜30Cの−Y側の外縁から+Y側の外縁にわたって形成されている。このため、例えばファンなどを用いて、アンテナモジュール10の周囲に、Y軸に沿って空気の流れを作ることで、アンテナモジュール10を効率よく冷却することが可能となる。
以上、実施形態に係るアンテナモジュール10について説明したが、本アンテナモジュール10は上記実施形態によって限定されるものではない。例えば、図10に示されるように、キャビティ300aのアクセスが容易なスペースSPに、IC61などの電子部品に接続される端子TTを設けることとしてもよい。これによれば、キャビティ300aに収容される電子部品に直接アクセスすることなく、電子部品の動作チェックやテストを行うことができる。
スペースSPには、あまり多くの端子TTを配置することができない。そのため、キャビティ300aに配置される電子部品のうち、アクセスが比較的困難な電子部品のための端子TTを、スペースSPに配置することが好ましい。例えば、キャビティ300aの外縁近傍に配置される電子部品へのアクセスは容易であるため、キャビティ300aの中央部に配置される電子部品に接続される端子TTを、優先的にスペースSPに設けるのが好ましい。
上記実施形態では、図1に示されるように、ユニット30A〜30Cのキャビティ300aが、ユニット30A〜30Cの−Y側の外縁から+Y側の外縁にわたって形成される場合について説明した。これに限らず、ユニット30A〜30Cのキャビティ300aを規定する隔壁300bが、図11,図12に示されるように、井桁状に重なるように、ユニット30A〜30Cそれぞれに、キャビティ300aを設けることとしてもよい。これによれば、各ユニット30A〜30Cの隔壁が交差して重なるため、アンテナモジュール10の剛性を高めることができる。
上記実施形態では、キャビティ300aが長方形である場合について説明したが、キャビティ300aの形状はこれに限られるものではない。例えば、図13に示されるように、キャビティ300aは、一部が外部に通じていればよい。この場合にも、ユニット30A〜30Cに実装される電子部品から発生した熱を、効率よく外部へ放熱することができる。
また、図14に示されるように、ユニット20や,ユニット30A〜30Cを構成する配線基板300に、キャビティ300aに通じる貫通孔などの開口部THが設けられていてもよい。この場合には、ユニット30A〜30Cに実装される電子部品から発生した熱を、開口部THを介して外部へ放熱することができる。
上記実施形態では、アンテナモジュール10が、4つのユニット20,30A〜30Cから構成される場合について説明した。これに限らず、アンテナモジュール10は、3つ以下や5つ以上のユニットから構成されていてもよい。
各ユニット20,30A〜30Cを構成する配線基板の層数は、アンテナモジュール10の仕様に応じて、任意に決めることができる。また、上記実施形態で説明したユニット20,30A〜30Cを構成する配線基板の構成は一例であり、各ユニット20,30A〜30Cの配線基板は、アディティブ法やセミアディティブ法など任意の手法を用いて製造することができる。
上記実施形態では、アンテナモジュール10が、9つのアンテナパターン204aを有している場合について説明した。これに限らず、アンテナモジュール10は、10以上或いは8以下のアンテナパターン204aを備えていてもよい。
上記実施形態では、9つのアンテナパターン204aがマトリクス状に配置されている場合について説明した。アンテナパターン204aの配置はこれに限られるものではなく、例えば、アンテナパターン204aは、ランダムに配置されていてもよく、所定の規則に従って配置されていてもよい。
ユニット20,30A〜30Cに用いられる配線基板として、標準サイズの基板を用いる場合には、アンテナパターン204aの数を、できる限り増やすことによって、低コストで高性能なアンテナモジュール10を製造することが可能になる。
上記実施形態では、図8に示されるように、アンテナモジュール10を構成するユニット20,30A〜30Cを、半田からなるバンプ40を用いて接続する場合について説明した。これに限らず、ユニット20,30A〜30Cの接続は、種々の方法で行うことができる。例えば、ユニット20,30A〜30Cを、導電性ペーストなどを用いて接続することとしてもよい。また、PGA(Pin Grid Array)タイプの素子の実装と同様に、導体からなるピンを用いて、ユニット20,30A〜30Cを接続してもよい。また、金属コア入りの半田ボールを用いて、ユニット20,30A〜30Cを接続してもよい。
上記実施形態では、各ユニット20,30A〜30Cの導体層が、スタックされたビアからなるスタックビア群によって相互に接続される場合について説明した。これに限らず、例えば、アンテナモジュール10の上面から下面に貫通する開口を設け、当該開口の内壁面にメッキ処理をすることにより、各ユニット20,30A〜30Cの導体層を相互に接続することとしてもよい。また、アンテナモジュール10の上面から下面に貫通する開口に、導電性ペーストを充填することにより、各ユニット20,30A〜30Cの導体層を相互に接続することとしてもよい。
上記実施形態では、ユニット30A〜30Cの配線基板300に、上方が開口したキャビティが形成されている場合について説明した。これに限らず、例えば図6に示される絶縁層31〜33及び導体層301〜304と、絶縁層34〜36及び導体層305〜307を別々の配線基板から構成してもよい。
上記実施形態では、例えば、図5及び図6に示されるように、IC61などの電子部品が、キャビティ300aが形成される配線基板300に実装される場合について説明した。これに限らず、例えば、図15に示されるように、キャビティ300aに収容されるIC61などの電子部品は、当該キャビティ300aが形成される配線基板300以外の配線基板300に実装される電子部品であってもよい。
具体的には、ユニット30Aのキャビティ300aに収容される電子部品は、ユニット20の電子部品であってもよい。また、ユニット30Bのキャビティ300aに収容される電子部品はユニット30Aの電子部品であってもよく、ユニット30Cのキャビティ300aに収容される電子部品はユニット30Bの電子部品であってもよい。
また、図15に示されるように、ユニット20,30A〜30Cは、キャビティ300a以外の位置に実装されるIC61などの電子部品を備えていてもよい。
上記実施形態では、例えば、図5及び図6に示されるように、キャビティ300aの底壁の上面に電子部品が実装される場合について説明した。これに限らず、図16に示されるように、キャビティ300aの底壁の下面と上面の双方に、電子部品が実装されていてもよい。これによれば、ユニット30A〜30Cを構成する配線基板300の表裏面に電子部品を実装することができる。そのため、アンテナモジュール10の実装密度を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施しうるものであり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 アンテナモジュール
20,30A〜30C ユニット
21〜23,31〜36 絶縁層
40 バンプ
61 IC
62 チップ
201〜204,301〜307 導体層
204a アンテナパターン
210 スルーホール導体
220 スタックビア群
300 配線基板
300a キャビティ
300b 隔壁
310 スルーホール導体
320 スタックビア群
C 丸印
H,TH 開口部
SP スペース
TT 端子

Claims (7)

  1. 第1面にアンテナパターンが形成される第1配線基板と、
    電子部品が収容されるキャビティが形成され、前記第1配線基板の第1面とは反対の第2面側に積層される複数の第2配線基板と、
    を備え、
    前記キャビティは、外部に通じているアンテナモジュール。
  2. 前記キャビティは、前記第2配線基板の一側の外縁から他側の外縁にわたって形成される請求項1に記載のアンテナモジュール。
  3. 前記キャビティは、前記第2配線基板の第1面側に形成され、前記第2配線基板は、前記第2配線基板の第1面が、前記第1配線基板の第2面に対抗するように配置される請求項1又は2に記載のアンテナモジュール。
  4. 前記キャビティには、前記電子部品に接続され、前記電子部品の動作をチェックするためのテスト端子が形成される請求項1乃至3のいずれか一項に記載のアンテナモジュール。
  5. 前記配線基板は、回路パターンが形成される複数の導体層と、前記導体層の間に配置される複数の絶縁層とを含む多層配線基板である請求項1乃至4のいずれか一項に記載のアンテナモジュール。
  6. 前記第1配線基板には、複数のアンテナパターンが形成され、前記アンテナパターンはマトリクス状に配列される請求項1乃至5のいずれか一項に記載のアンテナモジュール。
  7. 前記第1配線基板と前記第2配線基板を貫通し、前記キャビティに通じる開口部を有する請求項1乃至6のいずれか一項に記載のアンテナモジュール。
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