JP6724744B2 - 車両用ドア構造 - Google Patents

車両用ドア構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6724744B2
JP6724744B2 JP2016226779A JP2016226779A JP6724744B2 JP 6724744 B2 JP6724744 B2 JP 6724744B2 JP 2016226779 A JP2016226779 A JP 2016226779A JP 2016226779 A JP2016226779 A JP 2016226779A JP 6724744 B2 JP6724744 B2 JP 6724744B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
vehicle
belt line
reinforcement
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016226779A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018083487A (ja
Inventor
敏充 藤田
敏充 藤田
直樹 生田
直樹 生田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2016226779A priority Critical patent/JP6724744B2/ja
Publication of JP2018083487A publication Critical patent/JP2018083487A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6724744B2 publication Critical patent/JP6724744B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、車両用ドア構造に関する。
下記特許文献1には、車体の側部に形成された開口部を開閉し、ドアインナパネルとドアアウタパネルを有する車両用ドアと、インナパネルの車両前後方向前側に結合され、インナパネルとの間で車両上下方向に連続する閉断面部を形成する補強部材と、車両用ドアの内部空間の上側に車両前後方向に延設され、補強部材の閉断面部の車幅方向外側に結合されたドアベルトラインリインフォースメントと、を備えた車両用ドア構造が開示されている。この構造によれば、車両の側面衝突時の側突荷重は、ドアベルトラインリインフォースメントから車幅方向に沿って延在して車室前部に配設されるインパネリインフォースメントに補強部材を介して伝達される。
特開2009−262868公報
しかしながら、特許文献1に開示されている車両用ドア構造による場合、車両上下方向に連続する閉断面部を形成する補強部材は、車幅方向に延在するインナパネルの縦壁部の車両前後方向後方に間隔を空けて、車幅方向に延設された縦壁部を有する。この補強部材の車両前後方向前方側のフランジ部は、インナパネルの車両前後方向前方側のフランジ部よりも車両前後方向前方に突出して設けられており、インナパネルのフランジ部の車両前後方向前端部と溶接により接合されている。また、補強部材の車両前後方向後方側のフランジ部は、インナパネルの内壁部と溶接により接合されている。さらに、補強部材の車両前後方向前端部とアウタパネルがヘミング加工により結合されている。このように、車両上下方向に延在することにより、多くの位置において溶接及びヘミング加工する必要が生じる補強部材は、組み付け性が低下する。
本発明は、上記事実を考慮し、アウタパネルに作用した側突荷重をドアベルトラインリインフォースメントから荷重伝達部材を介してインパネリインフォースメントへと効率よく伝達させることができ、しかも組み付け性を向上した車両用ドア構造を得ることを目的とする。
請求項1に記載の本発明に係る車両用ドア構造は、車両用ドアの車幅方向外側の面を構成するドアアウタパネルと、前記ドアアウタパネルの車幅方向内側に配置され、前記ドアアウタパネルとの間にドア内部空間を形成するドアインナパネルと、前記ドア内部空間の車両上下方向上側において、車両前後方向に沿って延在して設けられ、ベルトライン部を補強するドアベルトラインリインフォースメントと、車両側面視で前記ドアベルトラインリインフォースメントと重なるように、前記ドアベルトラインリインフォースメントの車幅方向内側に配置されると共に、車幅方向内側へ突出されたドアベルトラインガセットと、前記ドアインナパネルに設けられたサービスホールを塞ぐサービスホールカバーにおいて、車両側面視で前記ドアベルトラインガセット及びインパネリインフォースメントと重なる位置に設けられ、前記インパネリインフォースメント側に突出されると共に、鉄板で形成された補強部材を介して前記サービスホールカバーにボルト締結された荷重伝達部材と、を有している。
請求項1に記載の本発明に係る車両用ドア構造では、車両用ドアが側面衝突を受けると、側突荷重によりドアアウタパネルが車幅方向内側へ変形するため、ドアベルトラインリインフォースメントはドアアウタパネルに押圧される。ドアアウタパネルにより押圧されたドアベルトラインリインフォースメントは、これに取り付けられたドアベルトラインガセットとともに車幅方向内側へ変形し、荷重伝達部材に支持される。このため、ドアベルトラインリインフォースメント及びドアベルトラインガセットの変形は抑制されて、側突荷重は荷重伝達部材へと伝達される。ドアベルトラインガセットに押圧された荷重伝達部材は、インパネリインフォースメントを押圧するため、側突荷重は荷重伝達部材からインパネリインフォースメントに伝達される。このように、側面衝突時に、ドアアウタパネルからドアベルトラインリインフォースメント及びドアベルトラインガセットを介して荷重伝達部材に伝達された後にインパネリインフォースメントへと伝達される荷重伝達経路が形成される。
ここで、本発明によれば、荷重伝達部材は、ドアインナパネルに設けられたサービスホールを塞ぐサービスホールカバーにおいて、車両側面視でドアベルトラインガセット及びインパネリインフォースメントと重なる位置に設けられ、インパネリインフォースメント側に突出している。このため、ドアベルトラインガセットから荷重伝達部材に伝達された側突荷重は、側突荷重の伝達方向と同じ方向にあるインパネリインフォースメントへと伝達される。このように、ドアアウタパネルからドアベルトラインリインフォースメント及びドアベルトラインガセットを介して荷重伝達部材に伝達されたのちにインパネリインフォースメントへと伝達される荷重伝達経路の方向は、側突荷重が車体に作用する方向と同じ方向であるため、効率的に荷重を伝達することができる。
また、本発明では、サービスホールカバーにおいて、車両側面視でドアベルトラインガセット及びインパネリインフォースメントと重なる位置に荷重伝達部材を設けることにより車両用ドア構造を形成することができる。このように単純な構造で車両用ドア構造が形成されるため、組み付け性を向上することができる。
以上説明したように、本発明に係る車両用ドア構造は、ドアベルトラインリインフォースメントから荷重伝達部材を介してインパネリインフォースメントへ側突荷重を効率よく伝達させることができ、しかも組み付け性を向上できるという優れた効果を有する。
本発明の実施形態に係る車両用ドア構造の概略側面図である。 図1に示される車両用ドア構造のA−A線に沿った断面図である。 図2に示されるドアベルトラインガセットの概略斜視図である。 図1に示される荷重伝達部材の車幅方向外側から見た側面図である。 図1に示される荷重伝達部材の車幅方向内側から見た側面図である。
以下、図1〜図5を用いて、本発明に係る車両用ドア構造の一実施形態について説明する。なお、以下の図において適宜示される矢印FRは車両前後方向前方側を示しており、矢印UPは車両上下方向上方側を示しており、矢印INは車幅方向内側を示している。
図1には車体側部の前部側が示されている。車体側部10には、車両上部の車幅方向側部に左右一対に配置され車両前後方向に沿って延在するルーフサイドレール12と、車両下部の車幅方向側部に左右一対に配置され車両前後方向に沿って延在するロッカ14と、が設けられている。また、車体側部10は、ロッカ14の車両前後方向前端部から車両上下方向上方側に立設されてルーフサイドレール12に接続されるフロントピラー16と、ロッカ14の車両前後方向中間部から車両上下方向上方側に立設されてルーフサイドレール12に接続されるセンタピラー18と、さらに、ロッカ14の車両前後方向後端部から車両上下方向上方側に立設されてルーフサイドレール12に接続される図示しないリアピラーと、を含んで構成されている。
上述したルーフサイドレール12、ロッカ14、フロントピラー16及びセンタピラー18は、いずれも閉断面構造とされて車体骨格構造を構成している。また、ルーフサイドレール12、ロッカ14、フロントピラー16及びセンタピラー18によって囲まれた、車両側面視で矩形状のフロントサイドドア開口部20が形成されている。このフロントサイドドア開口部20は、車室と連通されており、車両用ドアとしてのフロントサイドドア24によって開閉可能とされている。
また、フロントサイドドア24の車両上下方向下部側には、パイプ状の部材で構成されたインパクトビーム26が車両前後方向に沿って配設されている。インパクトビーム26の車両前後方向(長手方向)の前端部及び後端部には、ヒレ状に形成された、取付部材としてエクステンション28、30がそれぞれ取り付けられている。
図1及び図2に示されるように、車両用ドアとしてのフロントサイドドア24は、車幅方向外側の面を構成するドアアウタパネル32と、ドアアウタパネル32の車幅方向内側に配置されたドアインナパネル34と、を含んで構成されるドア本体部36と、このドア本体部36内を昇降するドアガラス38と、車室22の車幅方向内側のドアインナパネル34を覆う合成樹脂製のドアライニング40と、を備えている。
ドアインナパネル34は、鋼板材にプレス加工が施されることによって形成されている。ドアインナパネル34は、車両前後方向及び車両上下方向に沿って延在され、かつ、ドアライニング40により覆われる室内側縦壁部としての一般部42と、この一般部42の車両前後方向前端部から車幅方向外側へ屈曲された前側縦壁部44と、この前側縦壁部44の車幅方向外側の端部から車両前後方向前方へ屈曲されて、ドアアウタパネル32の端末部とヘミング加工により固定される前端部46と、を備えている。なお、一般部42の車両前後方向後端部も車両前後方向前端部と同様に構成されている。
ドアアウタパネル32は、ドアインナパネル34と同様に鋼板材にプレス加工が施されることによって形成されている。また、ドアアウタパネル32の車両上下方向下端部も、前端部及び後端部と同様に、ヘミング加工が施されることによってドアインナパネル34に固定されている。
フロントサイドドア24の先端部は、図示しないヒンジ部によって、フロントピラー16と車幅方向に回動支持されている。フロントピラー16は、車室内側に配置されたフロントピラーインナパネル48と、このフロントピラーインナパネル48の車幅方向外側に配置されたフロントピラーリインフォースメント50と、フロントピラーリインフォースメント50のさらに車幅方向外側に配置されたフロントピラーアウタパネル52と、を備えている。フロントピラーリインフォースメント50は、平断面視でハット形に形成されており、後側フランジ部54において、フロントピラーインナパネル48と接合されている。
フロントピラーインナパネル48は、平断面視で車両前後方向に沿って直線的に延在する部材として構成されている。また、フロントピラーインナパネル48の車両前後方向後部には、車幅方向を長手方向として車室前部に配置されたインパネリインフォースメント56の車幅方向(長手方向)端部が、図示しない取り付けブラケットを介して取り付けられている。インパネリインフォースメント56は、中空のパイプ状の部材で構成されているため、軸方向(長手方向)の荷重に対して高い強度を有する。
ドアインナパネル34の一般部42の車両上下方向上端部には、ドアベルトラインリインフォースメント58が車両前後方向に延在して配設されている。ドアベルトラインリインフォースメント58は、フロントサイドドア24のベルトライン部94を補強するために、ドアインナパネル34とドアアウタパネル32との間に車幅方向外側の外壁部60と、車幅方向内側の内壁部62とから矩形閉断面を形成して設けられている。また、ドアベルトラインリインフォースメント58の内壁部62の前端部64は、ドアインナパネル34と溶接により接合されている。
また、ドアベルトラインリインフォースメント58の車幅方向内側に、車両側面視でドアベルトラインリインフォースメント58及びインパネリインフォースメント56に重なるように配置されると共に、車幅方向内側へ突出されたドアベルトラインガセット66が設けられている。
図3に示されるように、ドアベルトラインガセット66は、ドアインナパネル34の前側縦壁部44(図2参照)の車両前後方向の後方側に前側縦壁部44と対向して配置された前側脚部68と、前側脚部68よりも車両前後方向後方に位置する後側脚部70と、前側脚部68の車幅方向内側の端部と後側脚部70の車幅方向内側の端部とを車両前後方向に繋いでドアベルトラインリインフォースメント58の内壁部62と車幅方向に対向する平面部72と、を含んで構成されている。前側脚部68の車両前後方向前側及び後側脚部68の車両前後方向後側には、ドアベルトラインリインフォースメント58の内壁部62に取り付けるための前脚フランジ部68A及び後脚フランジ部70Aを備えている。平面部72は、車両上下方向上側端部及び下側端部に上側フランジ部74及び下側フランジ部76が設けられており、上側フランジ部74は、ドアベルトラインリインフォースメント58の内壁部62に取り付けられている。また、ドアベルトラインガセット66は、ドアインナパネル34の前端部から車両方向後方に延在した補助部材78を介してドアインナパネル34に取り付けられている。
さらに、ドアインナパネル34の一般部42の車両前後方向前端部の車両上下方向上部には、サービスホールとして、略矩形状のドアミラーサービスホール80が形成されている。このドアミラーサービスホール80の車両上下方向上側の一部は、車両側面視でドアベルトラインリインフォースメント58及びインパネリインフォースメント56と重なっている。
サービスホールカバーとして、樹脂材料を射出成形することにより成形されているドアミラーサービスホールカバー82は、ドアミラーサービスホール80を塞ぐようにドアインナパネル34に嵌合されている。ドアミラーサービスホールカバー82は、ドアミラーサービスホール80に嵌合されたうえで、締結部84を介してボルト止めにより締結されている。
ドアミラーサービスホールカバー82の車両上下方向上側には、車両側面視でドアベルトラインガセット66及びインパネリインフォースメント56と重なるようにインパネリインフォースメント56側に突出した荷重伝達部材86が配置されている。
図4及び図5に示されるように、荷重伝達部材86は、所定の強度を有する樹脂ブロックで形成された略立方体の外形を有し、内部に格子状の内壁を含んで構成されている。ここで、所定の強度とは、側面衝突時にドアベルトラインリインフォースメント58とインパネリインフォースメント56に挟まれ、車幅方向に圧縮されることで荷重伝達部材86が一部圧壊したとしても側突荷重を効率よく伝達できる程度の強度をいう。荷重伝達部材86は、ドアミラーサービスホールカバー82の車幅方向外側から、鉄板で形成された補強部材88の挿通孔90を介したボルト止めによりドアミラーサービスホールカバー82に締結されている。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
本実施形態に係る車両用ドア構造は、フロントサイドドア24が側面衝突を受けると、側突荷重を受けたドアアウタパネル32が車幅方向内側に変形することにより、ドアベルトラインリインフォースメント58がドアアウタパネル32によって押圧される。これにより、ドアベルトラインリインフォースメント58に伝達された衝突荷重は、ドアベルトラインリインフォースメント58を車幅方向内側に変形させる。このため、ドアベルトラインリインフォースメント58に取り付けられたドアベルトラインガセット66は、ドアベルトラインリインフォースメント58の変形に伴い、車幅方向内側に押し出される。ドアミラーサービスホール80を塞ぐドアミラーサービスホールカバー82において、車両側面視でドアベルトラインガセット66及びインパネリインフォースメント56と重なる位置に配置された荷重伝達部材86は、ドアベルトラインガセット66により、車幅方向内側に押圧されるため、ドアライニング40を介してインパネリインフォースメント56に当接する。
これにより、側突荷重は、荷重伝達部材86を介して、インパネリインフォースメント56へと伝達される。これにより、側面衝突時に、ドアアウタパネル32からドアベルトラインリインフォースメント58及び荷重伝達部材86を介してインパネリインフォースメント56へと側突荷重が伝達される荷重伝達経路が形成される。
このように、本実施形態に係る車両用ドア構造は、ドアミラーサービスホール80を塞ぐドアミラーサービスホールカバー82において、車両側面視でドアベルトラインリインフォースメント58及びインパネリインフォースメント56と重なる位置に荷重伝達部材86を設けることにより、ドアベルトラインリインフォースメント58から荷重伝達部材86を介してインパネリインフォースメント56へ側突荷重を伝達させることができる。また、ドアアウタパネル32からドアベルトラインリインフォースメント58及び荷重伝達部材86を介してインパネリインフォースメント56へ伝達される荷重伝達経路の方向は、側突荷重が車体に作用する方向と同じ方向であるため、効率的に荷重を伝達することができる。
衝突によるエネルギーは速度の2乗に比例するため、例えば、衝突速度が2割増加すると、衝突によるエネルギーは約4割増加する。このため、本実施形態のようにインパネリインフォースメント56へ直接側突荷重を伝達することで、速い衝突速度の側面衝突においても効率的に荷重を伝達することができるという効果も得られる。
また、ドアベルトラインガセット66及び荷重伝達部材86により、側突荷重が作用して車幅方向内側に変形したドアベルトラインリインフォースメント58が支持されるため、フロントサイドドア24及びドアベルトラインリインフォースメント58の車幅方向への変形速度が低減するとともに、変形が抑制されるという効果も得られる。
さらに、ドアミラーサービスホール80を塞ぐドアミラーサービスホールカバー82において、車両側面視でドアベルトラインリインフォースメント58及びインパネリインフォースメント56と重なる位置に荷重伝達部材86を取り付けることで本実施形態に係る車両用ドア構造を形成することができる。このような単純な構造を形成するために、組み付け性を向上することができる。
これらのことから、本実施形態に係る車両用ドア構造は、ドアインナパネル34に設けられているドアミラーサービスホール80部に荷重伝達部材86を設けることにより、ドアベルトラインリインフォースメント58及びドアベルトラインガセット66から荷重伝達部材86を介してインパネリインフォースメント56へ側突荷重を伝達させることができ、しかも組み付け性を向上することができる。
(実施形態の補足説明)
なお、本実施形態では、樹脂ブロックで形成された荷重伝達部材86を設けたが、これに限らず、荷重伝達部材86に替えてパワーウィンドレギュレータのモータを車両側面視でドアベルトラインガセット66及びインパネリインフォースメント56と重なるようにドアインナパネル34に配置してもよい。
パワーウィンドレギュレータのモータは、その構造上、軸方向から作用する圧縮荷重に対して高い座屈強度を有している。このため、側面衝突時にドアベルトラインリインフォースメント58とインパネリインフォースメント56に挟まれて車幅方向に圧縮されて、一部圧壊したとしても、側突荷重をインパネリインフォースメント56に効率よく伝達することができる。
上記実施形態のように、ドアアウタパネル32とドアインナパネル34との間に通常装備されているパワーウィンドレギュレータのモータなどを活用することにより、部品点数を減らすことができる。
また、本実施形態で示した車両用ドア構造において、荷重伝達部材86をドアミラーサービスホールカバー82に補強部材88を用いて締結するのではなく、荷重伝達部材86とドアミラーサービスホールカバー82を一体成形で製造してもよい。これにより、部品点数を減らすことができるため、組み付け性が向上し、製造コストを抑えることができる。
24 フロントサイドドア(車両用ドア)
32 ドアアウタパネル
34 ドアインナパネル
56 インパネリインフォースメント
58 ドアベルトラインリインフォースメント
66 ドアベルトラインガセット
80 ドアミラーサービスホール(サービスホール)
82 ドアミラーサービスホールカバー(サービスホールカバー)
86 荷重伝達部材
92 ドア内部空間
94 ベルトライン部

Claims (1)

  1. 車両用ドアの車幅方向外側の面を構成するドアアウタパネルと、
    前記ドアアウタパネルの車幅方向内側に配置され、前記ドアアウタパネルとの間にドア内部空間を形成するドアインナパネルと、
    前記ドア内部空間の車両上下方向上側において、車両前後方向に沿って延在して設けられ、ベルトライン部を補強するドアベルトラインリインフォースメントと、
    車両側面視で前記ドアベルトラインリインフォースメントと重なるように、前記ドアベルトラインリインフォースメントの車幅方向内側に配置されると共に、車幅方向内側へ突出されたドアベルトラインガセットと、
    前記ドアインナパネルに設けられたサービスホールを塞ぐサービスホールカバーにおいて、車両側面視で前記ドアベルトラインガセット及びインパネリインフォースメントと重なる位置に設けられ、前記インパネリインフォースメント側に突出されると共に、鉄板で形成された補強部材を介して前記サービスホールカバーにボルト締結された荷重伝達部材と、
    を有する車両用ドア構造。
JP2016226779A 2016-11-22 2016-11-22 車両用ドア構造 Expired - Fee Related JP6724744B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016226779A JP6724744B2 (ja) 2016-11-22 2016-11-22 車両用ドア構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016226779A JP6724744B2 (ja) 2016-11-22 2016-11-22 車両用ドア構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018083487A JP2018083487A (ja) 2018-05-31
JP6724744B2 true JP6724744B2 (ja) 2020-07-15

Family

ID=62237243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016226779A Expired - Fee Related JP6724744B2 (ja) 2016-11-22 2016-11-22 車両用ドア構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6724744B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3873565B2 (ja) * 2000-02-29 2007-01-24 マツダ株式会社 自動車用ドア
JP4356412B2 (ja) * 2003-09-25 2009-11-04 マツダ株式会社 車両の車体構造
JP2016074266A (ja) * 2014-10-03 2016-05-12 トヨタ自動車株式会社 車両側部構造
JP6137146B2 (ja) * 2014-11-27 2017-05-31 トヨタ自動車株式会社 車両側部構造
JP6609824B2 (ja) * 2016-06-17 2019-11-27 トヨタ車体株式会社 車両の前部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018083487A (ja) 2018-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5915814B2 (ja) 自動車の車体側部構造
KR101763793B1 (ko) 차체 전부(前部) 구조
US8690218B2 (en) Vehicle body structure with body reinforcement behind the second row of seats
US8371643B2 (en) Lower structure of vehicle front pillars
US20060001294A1 (en) Rocker assembly for vehicles
CN107444493B (zh) 用于机动车的车身结构
JP2004520224A (ja) 車両ドアのインナーパネル
JP7360628B2 (ja) 車両の前部車体構造
JP2017197058A (ja) 車両の側部車体構造
CN109305225B (zh) 车辆的侧部车身结构
US20110127800A1 (en) Construction for an automotive vehicle
JP5103959B2 (ja) 車両用フロントピラー構造
JP6698393B2 (ja) 車体側部構造
CN112277584A (zh) 车辆的车身结构
JP2011136593A (ja) フロントピラー下部構造
JP2010254187A (ja) 車両用ピラー構造
KR20100026124A (ko) 차량용 실 사이드 유닛
JP6724744B2 (ja) 車両用ドア構造
US11535302B2 (en) Front vehicle-body structure of vehicle
JP2015209059A (ja) 自動車のドア構造
JP2013112305A (ja) 車体側部構造
JP5831130B2 (ja) フロントピラー構造
JP6030440B2 (ja) 車体側部構造
CN108163055B (zh) 用于车辆的门槛结构
JP6588073B2 (ja) 車体構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200526

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200608

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6724744

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees