JP6724025B2 - 点火が生じたか否かを決定するための方法及び装置 - Google Patents

点火が生じたか否かを決定するための方法及び装置 Download PDF

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Description

出願人は、鋳造物内に一つ又は複数の熱交換器を埋め込むことにより効率的に製造可能な加熱器具を非常に首尾よく販売している。この既知の加熱器具には、ガス−空気混合物に点火するための点火ピンが設けられる。
本発明は、加熱器具において、流体燃料と空気の混合物の点火が起こったか否かを決定するための方法に関し、以下のステップを含む。すなわち、
電気点火信号を測定回路に加えるステップと、
点火信号から燃焼信号をフィルタリングするステップと、
検出した燃焼信号を所定のパターンと比較するステップと、
所定の時間中に予測した燃焼信号が生じたことを確証するステップとを含む。
本方法の結果として、点火が起こったか否か、又は、繰り返される点火が不要となり得るか、及び/又は、点火が生じなかった又は非常に遅く生じたかを確実に検出することが可能である。点火が生じなかったり、非常に遅く生じると、危険な量のガス−空気混合物が加熱器具の内外に存在することになる。ほとんどの現代のCH器具は、サービス部又は製造業者と情報を交換するので、最初の点火で燃焼が常に生じないことを早期に突き止めることが可能である。
本発明は、加熱器具において流体燃料と空気の混合物の燃焼が生じたか否かを決定するための装置を更に提供する。該装置は、
電気点火信号が付加される測定手段と、
点火信号から燃焼信号をフィルタリングするためのフィルター手段と、
フィルタリングされた燃焼信号を所定のパターンと比較するための比較手段と、
所定の時間内に燃焼信号が生じたか否かを確証するための決定手段とを備える。
前記装置は、比較的高電圧での点火信号の比較的低い周波数をフィルターで除去するためのフィルター区域を好ましくは備える。
前記燃焼信号から二つのピークを認識するため、好ましくは、増幅区域で増幅及び整流が連続的に行われる。
燃焼信号の開始を正確に確証するため、トリガー区域が、好ましくは、フィルター区域及び増幅区域と平行に接続される。
第1論理部は、増幅区域の出力部に好ましくは接続され、また、第2論理部は第1論理部の出力部及びトリガー区域の出力部に接続され、これにより、点火が生じたことを単純な方形信号から検出することが可能となる。
本発明は、点火ピンが設けられた加熱器具を更に提供する。ここで、安全性はより強固となり、また、好ましくは直線状の点火ピンと、好ましくは鋳造物に具現化される熱交換器における突起との間の距離が確実なものとなる。
本発明の更なる利点、特徴及び詳細は、本発明の好ましい実施形態の以下の記述に基づいて説明される。ここで、参照は以下の図面に対してなされる。
図1は、本発明に従う加熱装置の好ましい実施形態の斜め三次元側面図を部分断面にて示す。 図2は、図1のII-II線に沿う断面を示す。 図3は、図2の詳細IIIの斜め側面図を示す。 図4は、図3の詳細IVの正面図を示す。 図5は、点火が生じたか否かを決定するために、信号が付加される点火ピンが接続される回路の好ましい実施形態の回路図を示す。 図6は、回路の第2実施形態の回路図を示す。 図7Aは、図5及び6の回路図に従う電気信号の好ましい実施形態に生じる信号の概略図を示す。 図7Bは、図5及び6の回路図に従う電気信号の好ましい実施形態に生じる信号の概略図を示す。 図7Cは、図5及び6の回路図に従う電気信号の好ましい実施形態に生じる信号の概略図を示す。 図7Dは、図5及び6の回路図に従う電気信号の好ましい実施形態に生じる信号の概略図を示す。 図7Eは、図5及び6の回路図に従う電気信号の好ましい実施形態に生じる信号の概略図を示す。 図7Fは、図5及び6の回路図に従う電気信号の好ましい実施形態に生じる信号の概略図を示す。 図7Gは、図5及び6の回路図に従う電気信号の好ましい実施形態に生じる信号の概略図を示す。
以下に記述される加熱器具とそれに配列された回路の好ましい実施形態は、いくつかの顕著な利点を有する。
加熱器具が工場を出る前に点火の質は正確かつ容易にテストされ得る。これは、点火ピンの配列によって引き起こされる生産エラー又は他の誤りがほぼ確実に過去のものになることを意味する。
点火の良好な操作は、当該器具の寿命全体の間、十分に監視され得る。もし問題が生じたなら、その原因に関する情報、例えば、それにより点火信号に不整が生じる点火ピンのセラミック断熱(絶縁)材の漏出等、が容易に利用可能となる。点火ピンと器具の部品(対電極)との間隔が誤っている場合、信号は点火が遅れて生じるか又は全く起こらないことを示す。高電圧ケーブルにおいて起こる可能性のある(部分的)短絡と同様に、本出願の記述に従って検出可能な現象をもたらす。
実際にはスパーク(火花)の引き込みが20ミリ秒(ms)毎に生じる。本発明の結果に基づいて、点火が検出されなかったらすぐにそのスパーキング(火花)を止めることが可能である。
そのような器具について観察される不利な点は、スパークの引き込みが繰り返し生じた後にのみ点火が生じることである。これにより爆発のような点火が起こり、これは望ましくない。これは、初期段階で問題のある点火の原因が検出される場合、防止可能であり、これにより、繰り返しのスパーキング及び/又は遅い点火、すなわち、ひとたび大量のガスが存在することが過去のものになる。
燃焼の質に関する情報は、将来、信号処理からも得られるが、繰り返しのスパーキングは将来もはや生じないと思われる。これは省エネであり、様々な部品の寿命を延ばす。
加熱器具2は、バーナー4と、熱交換器10と、ファン8と、バーナー4と熱交換器10との間の空間にガスと空気を供給するためのいわゆるガス弁制御ブロック9とを備える。ファン8には空気入口7を介して空気が供給される一方、燃焼ガスは、ここに概略的に示される管5を介して器具外部及び煙道ガスダクトへと案内される。点火ピン17は、バーナー4と熱交換器10との間の空間内のハウジングに配置される。
熱交換器10(図2、3、4)は、鋳造物11と、熱交換を高めるフィン12とを備える。ここでは、二つの熱交換器が鋳造物に配列される。典型的な本実施形態において、第1熱交換器は、暖房のための比較的太い管13を備え、他方、細い菅14が蛇口から出るお湯のために鋳造物11に埋め込まれる。
熱交換器の上方フランジ16に点火ユニット17が取り付けられ、点火ユニット17は、例えばFeCrAl材料からなる点火ピン20と、絶縁シース18と、電気接続部19とを備える。典型的な本実施形態において、鋳造物16には突起部21が設けられる。点火ピン20は、バーナー4に近い位置へと小角度で斜め下方に延びる。バーナー4からは、器具が暖房及び/又は蛇口からのお湯に対する要求に反応するや否や、ガス−空気混合物が図示しない態様で流れる。本実施形態において、これはストレートピン、すなわち曲がった外側端部を有しないが、熱交換器は面取りされ、突起部21上方に点火ピンのための空間を提供する。
点火ユニット17の取付時にある不正確さが生じ得る。これにより、点火ピンの外側端部と突起部21との間の望ましい間隔が、実際には必ずしも保証されるとは思われず、その一方、決定した許容範囲が摩耗によって時間の経過により超えられ得る。ガス−空気混合物にとって迅速に点火しないことは望ましくなく、他方、点火にとってガス−空気混合物が既に点火されているのにその間継続することも好ましくない。
多くの既存のCHボイラーにおいて、点火ピンに約10〜50kVの電圧を加えることにより、例えば、4秒間かつ20Hz(又は50Hz、又は他の周波数)にて、ブレークダウンが点火ピンと(多かれ少なかれ)接地部との間に強いられる。ここでは、6〜8mmの間隔でかつ乾燥空気の場合、約6〜8kVにて火花連絡(火花放電)がある。高電圧は、一次巻線、二次巻線及びコンデンサ(キャパシタ)を用いる既知の態様で生じる。
一旦4秒間ブレークダウンが起きると、ガス−空気混合物が燃焼したか否かについて例えば1秒間チェックが行われる。燃焼していない場合、ガス−空気混合物はまず、ファンを用いて放出される必要がある。その後、サイクルが再開され得る。既存の器具において、数サイクル後にもし点火が依然として検出されない場合、エラー信号が生じ、これは、問題がガス供給にあるのか、点火にあるのか又は他の別にあるのかを明らかにしない。
いくつかのケースでは、組立中に点火ピンが完全に正しくは調整されないことが起こり得る。これにより、点火も続行できない。短絡又は接地不良により点火スパークのパターンにも不整が生じ得、その一方、ガス弁制御ブロック又は点火機構におけるスイッチが不十分に機能したり、又は全く機能しないことも起こり得る。
本発明の好ましい実施形態は、検出した燃焼信号のパターンから次の点を立証することが可能であるという洞察に基づく。すなわち、ガス−空気混合物の非燃焼が、例えば不完全な点火によるということ、又は、このパターンが、点火スパークが規則的なパターンを形成することを示す、これにより、原因はガス供給におけるエラーでありそうであること、の立証である。
この情報は、そのような情報がサービス技術員によって遠隔的に取得可能であり、そのため問題の確度の高い原因が立証され得る場合、特に貴重である。更に、一度全体の信頼できる操作がより長い期間確認されたら、例えば4秒から2秒にスパーキングの期間を減らすことも十分にあり得る。これにより、空気−ガス混合物の長期の流出の機会が低減し、安全性が更に高まる。
回路30(図5)の好ましい実施形態は、帯域通過フィルター31と、増幅段32と、トリガー部33と、二つのそれぞれの論理部34及び35とを備える。帯域通過フィルター31は、いくつかの抵抗器41、42、43及びコンデンサ(キャパシタ)44、45、46を備え、これらの値は、比較的低い周波数の信号、例えば3kHz以下が入力部Aに付加される信号へと通過するように選択される。
増幅部32は、抵抗器51、52、53、54、55、56、57及び58と、直列に接続された二つのトランジスタ61、62と、コンデンサ66、67、68、69と、ダイオード71とを備える。
トリガー部33は、比較器81と抵抗器82、83、84、85とを備え、この区域は、一端側がアース(GND)に接続し、多端側が例えば5V(又は10V)の電源電圧Vccに接続する。
論理部34は、抵抗器90、91と、IC92、93と、更なる抵抗器94と、コンデンサ95、96とを備える。論理出力部35は、二つのそれぞれの論理ポート101及び102を備える。
回路130(図6)の第2の好ましい実施形態では、構成部品の取得がより有利である。
回路130の第2の好ましい実施形態は、フィルター部131と、増幅部132と、トリガー部133と、二つのそれぞれの論理部134及び135とを備える。
増幅部132は、コンデンサ141、142、143、144と、抵抗器145、146及び147とを備える。増幅部132は、トランジスタ151、152、153と、ツェナーダイオード154、155と、コンデンサ156、157と、抵抗器158、159、160、161、162、163、164、165、166及び167と、コンデンサ169とを備える。
トリガー部143は、コンデンサ170、171、172と、演算増幅器173と、抵抗器174、175、176、177及び178とを備える。
第1論理部134は、IC180、コンデンサ181、182と、抵抗器183、184とを備える。第2論理部135は、IC190と、コンデンサ191と、抵抗器192とを備える。
例えば15kVの高電圧は、点火ピンに必要な場合、アースと電源電圧(Vg)間に印加された例えば230ボルトの交流電圧を用いて、一次巻線102及び二次巻返し線103を有する変圧器101を介して発生する。これにより、例えば1.5アンペア(A)の電流105が、比較的低いオーム値、約10Ωの抵抗器104及びTVS(過度電圧抑制)ダイオードを介して流れはじめる。図7A参照。そのような1.5Aの値ではブレークダウンが生じ、これは、主ピークに達する前に一つ又は二つのピークによって特徴付けられる。主ピークはブレークダウンが発生したことを示す。
時間t1の瞬間(図7A)、点火ピンに加えられた交流信号にいくぶん構造化されていない燃焼信号が生じ、図5及び6の回路の入力部Aにてこの交流信号に重畳される。
時間t1の瞬間までの期間は、点火間隔及び絶縁の基準である(図7Gも参照)。
概略的に示される信号S2(図7B)が図5及び6の回路図におけるポイントBで存在するようになるように、点火信号S1は、帯域通過フィルター31によってフィルター除去される。増幅段による増幅後、図7Cの信号S3は、図5及び6の回路図のポイントCで生じる。
論理部34に続いて、図7Eの信号S4はポイントDで利用可能であり、その長さは、生じた電流ピーク(図7C)の数に依存する。これらの電流ピークは、それぞれの後に最大100ns生じることができる。この立ち上がり端は、第1電流ピークの間に生じ、立ち下がり端は150ns(δt図7D)後にそれ以上ピークが検出されない場合に生じる。
図7Cに示すように、特徴は、第1ピーク後、約100ナノ秒以内の間、第2ピークも利用可能であるという点である。図7Dの信号の立ち下がり端は、燃焼ピークの150ナノ秒後に生じる。
区域33(図5)及び133(図6)が、ポイントAで供給される交流の正側に関連する方形波を発生させるため、図7Dの信号S5が図6のポイントEで生じる。この信号が開始の瞬間を示すので、第1立ち上がり端のみが関連する。減衰交流信号の残部がマスキングされる。このマスキングは、全ての電流ピークが図6の信号S6ポイントF(図7F)で生じた時にアクティブになる。信号がt1までの時間に等しい時間残るように(図7G参照)、信号S5及びS6の合成が論理ポート35(図5)又は136(図6)でなされる。
信号S4の立ち下がり端と信号S1の新しい立ち上がり端との間の時間は、総計で例えば約5msとなる。例えば1.25msの時間の方形信号は、電源電圧Vccまで増幅することにより毎回トリガー区域によってなされる。
図7Eの信号と図7Fの信号との論理結合は出力F(図7G)で信号をもたらす。これは、点火信号時間t1が生じたことを示し、続いて、1〜1.5ms以内の間、点火が再び生じていないことが分かる。
分かり易くするため、スパークオーバーの研究は、予備放電がしばし生じ、これに実際の主要な放電及びスパークオーバーが続くことを示した。回路は、その目的のため、電圧の増大の開始と主放電との間の時間間隔を決定しなければならない。これは、放電の検出後(図7Eも参照)にδtの時間その後の放電を待つことによって実現される。そのため、スパークオーバーまでの時間間隔(図7G)は、主放電プラスδtまでの時間である。
上述した好ましい実施形態により、不必要に繰り返される点火はほとんど生じず、その一方、現代の加熱器具が製造業者及び/又は保守サービス業者によって遠隔的に読み込まれることができるので、初期段階で点火に関する問題が発生していることを認識することが可能である。これは、しばらくした後、繰り返しの点火が行われる必要があるという事実を追跡することを可能にし、これにより、早期のメンテナンスが実行可能であり及び/又は危険な状況が回避可能である。
上述した装置及び方法により、コイルでの充電の増の開始からスパークオーバーの時間までの時間が測定される。そのようなスパーキング時間が総計20ミリ秒になるなら、毎秒50の測定スパーキング時間が存在する。
セラミック断熱材を介する漏洩電圧又は大きすぎる点火間隔が確認され得るように、ボイラーを始動する前、すなわちガス−空気混合物が導入される前に、スパーキング時間が測定され得る。
ボイラーがスタートした後の約1秒後、バーナーまでの全長にわたって混合物が流れた。この後、このスパーキング時間は約20%大幅に低減する。
上記にて要点を述べたように、点火が本特許出願に従って監視される。ここで、エラーの起こり得る原因の検出が行われ、器具の始動中の燃焼の瞬間が規定される。また、燃焼品質に関する情報も、好ましくは遠隔的に同様に、長期的に取得可能である。
本発明は、以下の特許請求の範囲に限定されず、特許請求の範囲内で多くの変更が想定され得る。
2 加熱器具
4 バーナー
7 空気入口
8 ファン
9 ガス弁制御ブロック
10 熱交換器
11 鋳造物
12 フィン
13 太い管
14 細い管
16 上方フランジ
17 点火ピン(点火ユニット)
18 絶縁シース
19 電気的接続部
20 点火ピン
21 突起部

Claims (14)

  1. 加熱器具において流体燃料と空気の混合物の点火が生じたか否かを決定するための方法であって、
    電気点火信号を測定回路に付加するステップと、
    前記電気点火信号から燃焼信号をフィルタリングするステップと、
    検出した燃焼信号と所定のパターンとを比較するステップと、
    予測した燃焼信号が所定の時間内に生じたことを確証するステップとを含み、
    前記所定の時間は、前記燃焼信号から導き出されるトリガーモーメントにて始まる方法。
  2. 前記フィルタリングした燃焼信号が増幅される請求項1に記載の方法。
  3. 加熱器具において流体燃料と空気の混合物の点火が生じたか否かを決定するための装置であって、
    電気点火信号が付加される測定手段と、
    前記電気点火信号から燃焼信号をフィルタリングするためのフィルタ手段と、
    フィルタリングした燃焼信号と所定のパターンとを比較するための比較手段と、
    前記燃焼信号が所定の時間内に生じたか否かを確証するための決定手段とを備え
    前記所定の時間は、前記燃焼信号から導き出されるトリガーモーメントにて始まる装置。
  4. 入力部と前記入力部に接続するフィルタ部とを備える請求項に記載の装置。
  5. 前記フィルタ部に接続する増幅部が設けられる請求項に記載の装置。
  6. 前記フィルタ部及び増幅部に平行に接続するトリガ部が設けられる請求項3〜5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記増幅部の出力部に接続する第1論理部が設けられる請求項3〜6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 第2論理部が前記トリガ部の出力部及び第1論理部に接続する請求項3〜7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 流体燃料と空気の混合物を燃焼するための装置であって、
    ガスを供給するためのガス弁制御ブロックユニットと、
    空気を引き込むためにガス弁制御ブロックユニットに連結するファンと、
    熱交換機に近接配置されるバーナーと、
    燃焼した混合物を排出するための排出手段とを備え、
    点火ピンは熱交換器に近接配置され、
    請求項1又は2に記載の方法が適用される装置。
  10. 前記点火ピンの外側端部は、前記熱交換器に近接する位置まで実質的に直線状に延び、前記熱交換器には突出した対電極が設けられる請求項に記載の装置。
  11. 流体燃料と空気の混合物を燃焼するための装置であって、
    ガスを供給するためのガス弁制御ブロックユニットと、
    空気を引き込むためにガス弁制御ブロックユニットに連結するファンと、
    熱交換機に近接配置されるバーナーと、
    燃焼した混合物を排出するための排出手段とを備え、
    点火ピンは熱交換器に近接配置され、
    前記熱交換器には突出した対電極が設けられ
    請求項1又は2に記載の方法が適用される装置。
  12. 前記点火ピンの外側端部は、前記熱交換器に近接する位置まで実質的に直線状に延びる請求項11に記載の装置。
  13. 前記熱交換器は鋳造物を備える請求項9〜12のいずれか1項に記載の装置。
  14. 請求項1又は2に記載の方法が適用される請求項9〜13のいずれか1項に記載の装置。
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