JP6723871B2 - 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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本発明は、情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
近距離無線通信、例えば、NFC(Near Field Communication)規格に準拠する近距離無線通信(以下、「NFC通信」という。)を行う情報処理装置としてのMFPが知られている。MFPは、NFC通信を行うためのNFCタグを備え、NFC通信可能な装置、例えば、携帯端末がNFCタグに近接すると、当該携帯端末とNFC通信を行う。NFC通信では、携帯端末から変調された電磁波が放射され、MFPは放射された電磁波を復調してNFC通信の実行を要求するコマンド等を取得する(例えば、特許文献1参照)。また、MFPは、携帯端末から放射された電磁波によって発生した電磁場であるRF(Radio Frequency)フィールドを検知し、携帯端末とNFC通信を開始するタイミングを制御する(例えば、特許文献2参照)。
ところで、MFPはNFC通信より高速な無線LAN通信も実行可能であり、無線LAN通信を行うための当該MFPのSSID、PASSKEY、及びIPアドレス等の通信設定情報をNFCタグに格納している。携帯端末は、MFPと無線LAN通信を実行するために、NFC通信によってMFPのNFCタグから通信設定情報を取得し、該通信設定情報を設定する。
特開平10−13312号公報 特開2005−168069号公報
しかしながら、MFPはNFC通信によって通信設定情報を携帯端末に送信する処理を行う際にNFC通信の通信不良が発生すると、通信設定情報を携帯端末に送信することができず、当該処理の実行において遅滞が発生するという問題が生じる。
本発明の目的は、近距離無線通信の通信不良に起因する処理の遅滞の発生を回避することができる情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、近接された携帯端末に近距離無線通信によるデータの送信を実行する情報処理装置であって、前記携帯端末が近接された状態が維持されているか否かを判別する第1の判別手段と、前記近距離無線通信によるデータの送信を完了したか否かを判別する第2の判別手段と、前記携帯端末が近接された状態が所定の期間維持され、且つ前記近距離無線通信によるデータの送信を完了しない場合、前記近距離無線通信と異なる他の取得手段の使用を促す通知を行う通知手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、近距離無線通信の通信不良に起因する処理の遅滞の発生を回避することができる。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置としてのMFPの正面図である。 図1のMFPの構成を概略的に示すブロック図である。 図1のNFCタグの構成を概略的に示すブロック図である。 図1のMFP及び携帯端末間のNFC通信の動作を説明するための図である。 図1のMFPで実行される表示処理の手順を示すフローチャートである。 図2の表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図5の表示処理の第1の変形例の手順を示すフローチャートである。 図5の表示処理の第2の変形例の手順を示すフローチャートである。 図2の表示部に表示される画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
本実施の形態では、情報処理装置としてのMFPに本発明を適用した場合について説明するが、本発明の適用先はMFPに限られず、例えば、NFC通信可能な情報処理装置であれば本発明を適用することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置としてのMFP101の正面図である。
MFP101はコピー、スキャン、及びFAX通信等の各ジョブを実行する。また、MFP101はNFCタグ102を備え、NFCタグ102に近接された携帯端末103等とNFC通信を行う。NFCタグ102はRFID(Radio Frequency Identification)用ICで構成され、NFCタグデータを格納する。NFCタグデータはNFC通信より高速な無線LAN通信を行うための通信設定情報、例えば、MFPのSSID、PASSKEY、及びIPアドレスを含む。NFCタグ102はNFC通信可能な携帯端末103等が近接され、当該携帯端末103から通信設定情報の送信を要求するコマンドを受け付けると、NFC通信によって通信設定情報を携帯端末103に送信する。NFCタグ102の構成については後述する。携帯端末103はNFC通信可能な装置であり、MFP101からNFC通信によって通信設定情報を取得する際に電磁波を所定の間隔でMFP101に放射する。
図2は、図1のMFP101の構成を概略的に示すブロック図である。
図2において、MFP101は、NFCタグ102の他に、制御部200、記憶部204、操作部205、無線LAN通信部209、読取部210、印刷処理部211、及びQRコード(登録商標)生成部212を備える。制御部200は、NFCタグ102、記憶部204、操作部205、無線LAN通信部209、読取部210、印刷処理部211、及びQRコード生成部212のそれぞれと接続されている。制御部200は、CPU201、メモリ202、及びタイマ203を備え、操作部205は、操作入力部206、表示部207、及び操作音発生部208を備える。
制御部200はMFP101全体を統括的に制御する。CPU201は記憶部204に記憶されたプログラムを実行し、制御部200に接続された各構成要素を制御する。メモリ202はCPU201の作業領域として用いられ、また、メモリ202は各データの一時格納領域として用いられる。タイマ203は制御部200で実行される各処理の計時を行う。記憶部204はMFP101の各設定情報やCPU201によって実行されるプログラム等を記憶する。操作部205はMFP101のユーザインターフェースであり、操作入力部206の操作によって入力された入力情報を受け付ける。また、操作部205は液晶パネル等で構成された表示部207にMFP101の各情報を表示する。さらに、操作部205は操作音発生部208によって各操作に応じた操作音を出力する。
無線LAN通信部209は、該無線LAN通信部209自身が無線LAN通信を行う際のアクセスポイントとして動作可能であり、他のアクセスポイントを介すことなく、携帯端末103等と直接無線LAN通信を行う。読取部210は図示しない原稿台に配置された原稿を読み取って画像データを生成する。印刷処理部211は読取部210等で生成された画像データに基づいて用紙に印刷を行う。QRコード生成部212は設定されたデータ、例えば、NFCタグデータをエンコードして当該NFCタグデータのQRコード画像を生成する。生成されたQRコード画像はCPU201の制御により、携帯端末103等で読み取り可能に表示部207に表示される。
図3は、図1のNFCタグ102の構成を概略的に示すブロック図である。
図3において、NFCタグ102は、NFC制御部301、メモリ303、RF(Radio Frequency)制御部304、RFI/F305、RFフィールド検知部306、及びループアンテナ307を備える。NFC制御部301はメモリ303、RF制御部304、及びRFI/F305のそれぞれと接続され、RF制御部304はRFI/F305と接続され、RFI/F305はRFフィールド検知部306及びループアンテナ307と接続されている。NFC制御部301は割り込み信号生成部302を備える。
NFCタグ102はNFC通信可能な携帯端末103から電磁波を受信すると、携帯端末103と電磁結合し、当該電磁結合によって生じる起電力を動力源として動作する。NFC制御部301は制御部200とデータ通信を行い、NFCタグ102全体を制御する。割り込み信号生成部302は、メモリ303に格納されたNFCタグデータが携帯端末103に送信されると、NFCタグデータが送信された旨を示す割り込み信号を生成し、当該割り込み信号を制御部200に出力する。メモリ303は不揮発性メモリであり、NFCタグデータを格納する。RF制御部304は携帯端末103等から受信された電磁波を電気信号に復調し、復調された電気信号を解析し、該電気信号が示すコマンドのレスポンスとなる電気信号を変調する。RFI/F305はNFC通信における電磁波の放射及び受信の制御を行う。RFフィールド検知部306は携帯端末103等から放射された電磁波によって発生した電磁場であるRFフィールドを検知し、検知した結果を制御部200に出力する。ループアンテナ307は、ループコイル状を呈し、携帯端末103等とNFC通信を行うためのアンテナである。
次に、MFP101及び携帯端末103の間のNFC通信の動作について説明する。一例として、携帯端末103がNFC通信によってMFP101から通信設定情報を取得する場合を前提とする。
ユーザが携帯端末103にNFC通信の実行指示を行うと、携帯端末103は該携帯端末103に設けられる図4(a)のNFC R/W部401により、通信設定情報の送信を要求するコマンドを電磁波に変調する。次いで、携帯端末103は変調された電磁波を予め設定された所定の間隔で放射する。その後、ユーザが携帯端末103をNFCタグ102にNFC通信可能な所定の距離まで近付ける(近接する)と、NFCタグ102のループアンテナ307が携帯端末103から電磁波を受信する。
MFP101では、ループアンテナ307による電磁波の受信に応じてNFCタグ102が携帯端末103と電磁結合する。その後、RFフィールド検知部306は、当該電磁結合によって生じる起電力を検知すると、RFフィールドが発生したと判別し、制御部200にRFフィールドの発生状況を示す図4(b)の検知結果信号を出力する。ここで、RFフィールド検知部306は上記電磁結合によって生じる起電力を検知しないとき、RFフィールドの発生を検知しない旨を示すLowレベルの検知結果信号を制御部200に出力する。また、RFフィールド検知部306は上記電磁結合によって生じる起電力を検知したとき、RFフィールドの発生を検知した旨を示すHighレベルの検知結果信号を制御部200に出力する。制御部200は、検知結果信号がLowレベルからHighレベルへ遷移したことを検知すると、NFC通信可能な装置、例えば、携帯端末103がNFCタグ102に近接したと判別する。
次いで、MFP101では、RF制御部304が受信された電磁波を復調してコマンドを解析し、解析結果に応じてNFCタグデータを電磁波に変調し、当該コマンドのレスポンスとして該電磁波を携帯端末103に放射する。携帯端末103に電磁波が放射されると、割り込み信号生成部302がNFCタグデータの送信を完了した旨を示す割り込み信号を制御部200に送信する。
携帯端末103は、MFP101から電磁波を受信すると、当該電磁波を復調してNFCタグデータを解析し、NFCタグデータに含まれる通信設定情報を取得し、該通信設定情報を設定する。これにより、MFP101及び携帯端末103の間で無線LAN通信が実行可能となる。
図5は、図1のMFP101で実行される表示処理の手順を示すフローチャートである。
図5の処理は、CPU201が記憶部204に記憶されたプログラムを実行することによって行われ、ユーザの操作部205の操作等によってNFC通信による通信設定情報の送信指示が行われたことを前提とする。
図5において、まず、CPU201は、図6(a)の操作画面600を表示部207に表示する(ステップS501)。操作画面600は、NFC通信可能な装置をNFCタグ102に近付けることを促すメッセージ601を含む。次いで、CPU201は検知結果信号がHighレベルに遷移、つまり、携帯端末103がNFCタグ102に近接したか否かを判別する(ステップS502)。CPU201は携帯端末103がNFCタグ102に近接するまで待機し、携帯端末103がNFCタグ102に近接すると(ステップS502でYES)、タイマ203による計時を開始する(ステップS503)。次いで、CPU201は、携帯端末103が近接された状態が維持されているか否かを判別する(ステップS504)。ステップS504では、例えば、図4(d)のように、検知結果信号において、所定の間隔、具体的に、携帯端末103が電磁波を放射する間隔と同じ間隔でLowレベルからHighレベルへの遷移が検知された場合、CPU201は携帯端末103が近接された状態が維持されていると判別する。一方、図4(c)のように、検知結果信号において、LowレベルからHighレベルへの遷移が途中から検知されなくなった場合、CPU201は携帯端末103が近接された状態が維持されていないと判別する。すなわち、本実施の形態では、検知結果信号から、携帯端末103が近接されているか否かの情報の他に、携帯端末103が近接された状態が維持されているか否かの情報を取得可能である。
ステップS504の判別の結果、携帯端末103が近接された状態が維持されていないとき、CPU201は本処理を終了する。一方、ステップS504の判別の結果、携帯端末103が近接された状態が維持されているとき、CPU201は割り込み信号生成部302からNFCタグデータの送信を完了した旨を示す割りこみ信号を受信したか否かを判別する(ステップS505)。
ステップS505の判別の結果、上記割りこみ信号を受信したとき、CPU201は本処理を終了する。一方、ステップS505の判別の結果、上記割りこみ信号を受信しないとき、CPU201はステップS503で計時を開始してから所定の期間が経過したか否かを判別する(ステップS506)。所定の期間は図5の処理が開始される前に予め設定されている。
ステップS506の判別の結果、所定の期間が経過しないとき、CPU201はステップS504の処理に戻る。一方、ステップS506の判別の結果、所定の期間が経過したとき、CPU201は図6(b)の設定画面602の操作によって予め設定された誘導機能の設定情報を確認する。本実施の形態のMFP101は、NFC通信において通信不良等が発生し、NFC通信によるデータ通信の実行が困難である場合にNFC通信と異なる他の取得手段の使用を促す誘導機能を備える。ユーザは設定画面602を操作して当該誘導機能を使用するか否かを予め設定可能である。設定画面602は操作ボタン603,604を備える。ユーザによって操作ボタン603が選択されると、誘導機能を使用する旨が設定され、また、ユーザによって操作ボタン604が選択されると、誘導機能を使用しない旨が設定される。設定された誘導機能の設定情報は記憶部204等に記憶される。次いで、CPU201は当該誘導機能の設定情報に基づいて誘導機能を使用する旨が設定されているか否かを判別する(ステップS507)。
ステップS507の判別の結果、誘導機能を使用しない旨が設定されているとき、CPU201はステップS502の処理に戻る。一方、ステップS507の判別の結果、誘導機能を使用する旨が設定されているとき、CPU201は操作音発生部208によって警告音を出力する(ステップS508)。次いで、CPU201はQRコードを含む図6(c)の操作画面605を表示部207に表示する(ステップS509)。操作画面605はQRコードを読み取る旨を促すメッセージ606及び通信設定情報を含むQRコード607を備える。その後、CPU201は本処理を終了する。ユーザはMFP101の表示部207に表示された操作画面605のQRコード607を携帯端末103によって読み取り、携帯端末103は読み取ったQRコード607から通信設定情報を取得して当該通信設定情報を設定する。
上述した図5の処理によれば、携帯端末103が近接された状態が所定の期間維持された場合、NFC通信と異なる他の取得手段によって通信設定情報を取得する旨を促す通知が行われる。すなわち、NFC通信によって通信設定情報を通信する際にNFC通信において通信不良が発生しても、NFC通信の通信不良が解消されるまで待機する必要が無い。これにより、NFC通信の通信不良に起因する処理の遅滞の発生を回避することができる。
また、上述した図5の処理では、RFフィールドの発生状況を示す検知結果信号に基づいて携帯端末103がNFCタグ102に近接された状態が維持されているか否かが判別される。これにより、携帯端末103がNFCタグ102に近接された状態が維持されているか否かを確実に判別することができる。
また、上述した図5の処理では、他の取得手段はQRデータを用いて通信設定情報を取得することであるので、NFC通信において通信不良が発生しているか否かに関わらず、携帯端末103が通信設定情報を取得することができる。
さらに、上述した図5の処理では、誘導機能を使用するか否かを設定画面602によってユーザに設定させる。これにより、誘導機能の使用において、ユーザの意図を反映させることができ、もって、誘導機能を使い易くすることができる。
以上、本発明について、上述した実施の形態を用いて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。
例えば、操作部205の操作が行われていない場合にタイマ203による計時を開始しても良い。
図7は、図5の表示処理の第1の変形例の手順を示すフローチャートである。
図7の処理は、CPU201が記憶部204に記憶されたプログラムを実行することによって行われ、ユーザの操作部205の操作等によってNFC通信による通信設定情報の送信指示が行われたことを前提とする。
ここで、例えば、ユーザが表示部207に表示された一の設定画面の設定操作中に、ユーザが気付かないうちに携帯端末103がNFCタグ102に誤って近接し、所定の期間が経過した場合、表示部207の表示が一の設定画面から操作画面605に切り替わり、ユーザの一の設定画面の設定操作が阻害されてしまう。
これに対応して、本実施の形態では、操作部205の操作が行われていない場合にタイマ203による計時を開始する。
図7において、まず、CPU201は上述したステップS501,S502の処理を行う。携帯端末103が近接されると(ステップS502でYES)、CPU201は操作入力部206の操作が行われているか否かを判別する(ステップS701)。
ステップS701の判別の結果、操作入力部206の操作が行われているとき、CPU201はステップS502の処理に戻る。すなわち、本実施の形態では、ユーザによる操作部205の操作中に表示部207に操作画面605が表示されない。
ステップS701の判別の結果、操作入力部206の操作が行われていないとき、CPU201は上述したステップS503以降の処理を行う。
上述した図7の処理では、操作部205の操作が行われていない場合にタイマ203による計時を開始する。すなわち、ユーザによる操作部205の操作中には、少なくとも表示部207に操作画面605が表示されない。これにより、一の設定画面の設定操作中に表示部207の表示が一の設定画面から操作画面605に切り替わることに起因してユーザの一の設定画面の設定操作を阻害する事態を回避することができる。
さらに、上述した本実施の形態では、ステップS506において、携帯端末103が近接された状態が所定の期間維持され、且つNFC通信によるデータの送信を完了しないと判別されたことに応じてQRコードを使用するか否かをユーザに設定させても良い。
図8は、図5の表示処理の第2の変形例の手順を示すフローチャートである。
図8の処理は、CPU201が記憶部204に記憶されたプログラムを実行することによって行われ、ユーザの操作部205の操作等によってNFC通信による通信設定情報の送信指示が行われたことを前提とする。
図8において、まず、CPU201は上述したステップS501〜S506の処理を行う。
ステップS506の判別の結果、所定の期間が経過しないとき、CPU201はステップS504の処理に戻る。一方、ステップS506の判別の結果、所定の期間が経過したとき、CPU201は上述したステップS508の処理を行う。次いで、CPU201はQRコードを使用するか否かを設定する図9の設定画面900を表示部207に表示する(ステップS801)。設定画面900は操作ボタン901,902を備える。ユーザによって操作ボタン901が選択されると、QRコードを使用する旨が設定され、ユーザによって操作ボタン902が選択されると、QRコードを使用しない旨が設定される。次いで、CPU201は設定画面900の操作によってQRコードを使用する旨が設定されたか否かを判別する(ステップS802)。
ステップS802の判別の結果、QRコードを使用しない旨が設定されたとき、CPU201はステップS502の処理に戻る。一方、ステップS802の判別の結果、QRコードを使用する旨が設定されたとき、CPU201は上述したステップS509以降の処理を行う。
上述した図8の処理では、携帯端末103が近接された状態が所定の期間維持され、且つNFC通信によるデータの送信を完了しないと判別されたことに応じてQRコードを使用するか否かをユーザに設定させる。これにより、QRコードを使用するか否かを状況に応じて容易に設定することができる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、該システム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 MFP
102 NFCタグ
103 携帯端末
203 タイマ
205 操作部
206 操作入力部
207 表示部
306 RFフィールド検知部
602,900 設定画面
605 操作画面

Claims (8)

  1. 近接された携帯端末に近距離無線通信によるデータの送信を実行する情報処理装置であって、
    前記携帯端末が近接された状態が維持されているか否かを判別する第1の判別手段と、
    前記近距離無線通信によるデータの送信を完了したか否かを判別する第2の判別手段と、
    前記携帯端末が近接された状態が所定の期間維持され、且つ前記近距離無線通信によるデータの送信を完了しない場合、前記近距離無線通信と異なる他の取得手段の使用を促す通知を行う通知手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記携帯端末から放射された電磁波によるRF(Radio Frequency)フィールドの発生を検知したか否かを示す検知結果を取得し、
    前記第1の判別手段は、前記検知結果に基づいて前記携帯端末が近接された状態が維持されているか否かを判別することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置が操作されていない場合に前記第1の判別手段による判別が行われることを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記他の取得手段は、QRデータを用いてデータを取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記通知手段による通知を行うか否かをユーザに設定させる設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記設定手段は、前記携帯端末が近接された状態が所定の期間維持され、且つ前記近距離無線通信によるデータの送信を完了しないと判別されたことに応じて前記他の取得手段を使用するか否かを設定させることを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. 近接された携帯端末に近距離無線通信によるデータの送信を実行する情報処理装置の制御方法であって、
    前記携帯端末が近接された状態が維持されているか否かを判別する第1の判別ステップと、
    前記近距離無線通信によるデータの送信を完了したか否かを判別する第2の判別ステップと、
    前記携帯端末が近接された状態が所定の期間維持され、且つ前記近距離無線通信によるデータの送信を完了しない場合、前記近距離無線通信と異なる他の取得手段の使用を促す通知を行う通知ステップとを有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. 近接された携帯端末に近距離無線通信によるデータの送信を実行する情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記情報処理装置の制御方法は、
    前記携帯端末が近接された状態が維持されているか否かを判別する第1の判別ステップと、
    前記近距離無線通信によるデータの送信を完了したか否かを判別する第2の判別ステップと、
    前記携帯端末が近接された状態が所定の期間維持され、且つ前記近距離無線通信によるデータの送信を完了しない場合、前記近距離無線通信と異なる他の取得手段の使用を促す通知を行う通知ステップとを有することを特徴とするプログラム。
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