JP6723860B2 - 液体充填方法、インプリント方法、及び物品の製造方法 - Google Patents

液体充填方法、インプリント方法、及び物品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、液体充填方法、インプリント方法、及び物品の製造方法に関する。
半導体デバイスやMEMSなどの微細化の要求が進み、従来のフォトリソグラフィー技術に加え、基板上のインプリント材を型で成形し、インプリント材のパターンを基板上に形成する微細加工技術が注目を集めている。この技術は、インプリント技術とも呼ばれ、基板上に数ナノメートルオーダーの微細な構造体を形成することができる。例えば、インプリント技術の1つとして、光硬化法がある。この光硬化法を採用したインプリント装置では、まず、基板上のインプリント領域であるショット領域に光硬化性のインプリント材を塗布する。次に、型のパターン領域とショット領域の位置合せを行いながら、型のパターン領域をインプリント材に接触(押印)させ、インプリント材をパターン領域に充填させる。そして、紫外線を照射して前記インプリント材を硬化させ、硬化したインプリント材から型を引き離すことにより、インプリント材のパターンが基板上のショット領域に形成される。
このようなインプリント技術において、前記ショット領域に前記インプリント材を塗布する工程において、液体である前記インプリント材を基板上に吐出する装置として、液体吐出ヘッド(以下、「ヘッド」とする。)を備えた液体吐出装置を使用する。
また、ヘッドと、液体を収容する液体収容ユニットとを一体に備えた液体吐出装置が知られている。ヘッドは、液体の吐出量を微量に制御するためにMEMS等を用いており、その構造は微細かつ複雑になっている。
特許文献1には、液体収容ユニットを減圧して液体を充填する方法が提案されている。また、特許文献2では、微小な負圧を高い精度で維持してヘッドに液体を供給する方法が提案されている。
特開2003−334963号公報 特開2008−260311号公報
特許文献1、及び特許文献2に開示される、圧力を調整して液体を充填(供給)する方法では、ヘッド内の気体が脱気した液体に接することで、気体が液体に溶解して、ヘッド内に液体を充填している。
しかし、ヘッド内の構造が微細かつ複雑であることによって、液体に溶解しない気体が気泡としてヘッド内に残存する。ヘッド内に気泡が残存している場合、ヘッド内に気泡が残存していない場合と比較して、液体を吐出する量がより少なくなり、吐出不良が発生するという問題があった。
よって、ヘッド内へ液体を充填する際に、ヘッド内に気泡が残存することを抑制する方法が望まれていた。
そこで本発明は、ヘッド内に気泡が残存することを抑制できる液体充填方法、インプリント方法、及び物品の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の一側面としての液体充填方法は、第1液体を吐出するヘッドと前記第1液体を収容する収容部とを備える液体吐出装置に前記第1液体を充填する液体充填方法であって、前記ヘッド内と前記収容部内を凝縮性ガスで満たす工程と、前記凝縮性ガスで満たされた、前記ヘッドと前記収容部を密閉した状態で、前記ヘッド内と前記収容部内に前記第1液体を充填する充填工程と、を有する。
本発明によれば、ヘッド内に気泡が残存することを抑制できる液体充填方法、インプリント方法、及び物品の製造方法を提供することができる。
実施例1に係るインプリント装置を示した図である。 実施例1に係る液体吐出装置を示した図である。 実施例1に係る液体吐出装置のヘッドを示した図である。 実施例1に係る液体吐出装置にインプリント材を充填する方法を示したフローチャートである。 実施例1に係る凝縮性ガスを示した図である。 実施例1に係るインプリント材を充填する工程を示した図である。 実施例1に係るインプリント材の充填後の液体吐出装置内の吐出部を示した図である。 実施例2に係る液体吐出装置を示した図である。 物品の製造方法を説明するための図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して詳細に説明する。各図において、同一の部材については、同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1を用いて、実施例1に係るインプリント装置の代表的な装置構成について説明する。インプリント装置1は、基板上に供給されたインプリント材を型と接触させ、インプリント材に硬化用のエネルギーを与えることにより、型の凹凸パターンが転写された硬化物のパターンを形成する装置である。
ここで、インプリント材には、硬化用のエネルギーが与えられることにより硬化する硬化性組成物(未硬化状態の樹脂と呼ぶこともある)が用いられる。硬化用のエネルギーとしては、電磁波、熱等が用いられる。電磁波としては、例えば、その波長が150nm以上1mm以下の範囲から選択される、赤外線、可視光線、紫外線などの光である。
硬化性組成物は、光の照射により、あるいは、加熱により硬化する組成物である。このうち、光により硬化する光硬化性組成物は、重合性化合物と光重合開始剤とを少なくとも含有し、必要に応じて非重合性化合物または溶剤を含有してもよい。非重合性化合物は、増感剤、水素供与体、内添型離型剤、界面活性剤、酸化防止剤、ポリマー成分などの群から選択される少なくとも一種である。
インプリント材は、スピンコーターやスリットコーターにより基板上に膜状に付与される。或いは液体噴射ヘッドにより、液滴状、或いは複数の液滴が繋がってできた島状又は膜状となって基板上に付与されてもよい。インプリント材の粘度(25℃における粘度)は、例えば、1mPa・s以上100mPa・s以下である。
基板は、ガラス、セラミックス、金属、半導体、樹脂等が用いられ、必要に応じて、その表面に基板とは別の材料からなる部材が形成されていてもよい。基板としては、具体的に、シリコンウエハ、化合物半導体ウエハ、石英ガラスなどである。
本実施例では、インプリント装置1は、光の照射によりインプリント材を硬化させる光硬化法を採用するものとして説明する。また、以下では、基板上のインプリント材に対して紫外線を照射する、後述の照射光学系の光軸に平行な方向をZ軸とし、Z軸に垂直な平面内で互いに直交する2方向をX軸及びY軸とする。
インプリント装置1は、図1に示すように、照射部2と、モールド保持機構3と、基板ステージ4と、液体吐出装置5と、制御部6と、倍率補正機構18と、アライメント計測系22とを有する。また、インプリント装置1は、基板ステージ4を載置するベース定盤24と、モールド保持機構3を固定するブリッジ定盤25と、ベース定盤24から延設され、ブリッジ定盤25を支持するための支柱26とを有する。インプリント装置1は、モールド7を装置外部からインプリント装置1(モールド保持機構3)へ搬送するモールド搬送機構(不図示)と、基板11を装置外部からインプリント装置1(基板ステージ4)へ搬送する基板搬送機構(不図示)とを有する。
照射部2は、光源(不図示)と照射光学系(不図示)を有し、照射光学系は後述の光学素子を組み合わせたものを備える。照射部2は、インプリント処理において、モールド7を介して、基板11の上のインプリント材14に紫外線(即ち、インプリント材14を硬化させるための光)8を照射する。照射部2は、光源9と、光源9からの紫外線8をインプリント処理に適切な光の状態(光の強度分布、照明領域など)に調整するための光学素子(レンズ、ミラー、遮光板など)10とを含む。本実施例では、光硬化法を採用しているため、インプリント装置1が照射部2を有している。但し、熱硬化法を採用する場合には、インプリント装置1は、照射部2に代えて、インプリント材(熱硬化性インプリント材)を硬化させるための熱源を有することになる。
モールド7は、矩形の外周形状を有し、基板11に対向する面(パターン面)に3次元状に形成されたパターン(回路パターンなどの基板11に転写すべき凹凸パターン)を備えたパターン部7aを有する。モールド7は、紫外線8を透過させることが可能な材料、例えば、石英で構成される。
モールド7は、パターン面とは反対側の面(紫外線8が入射する入射面)に、モールド7の変形を容易にするためのキャビティ(凹部)7bを有する。キャビティ7bは、円形の平面形状を有する。キャビティ7bの厚さ(深さ)は、モールド7の大きさや材質に応じて設定される。
キャビティ7bは、モールド保持機構3に設けられた開口17と連通し、開口17には、開口17の一部とキャビティ7bとで囲まれる空間12を密閉空間とするための光透過部材13が配置されている。空間12の圧力は、圧力調整機構(不図示)によって制御される。例えば、モールド7を基板11の上のインプリント材14に押し付ける際に、圧力調整機構によって、空間12の圧力を外部の圧力よりも高くして、モールド7のパターン部7aを基板11に対して凸形状に撓ませる。これにより、モールド7は、パターン部7aの中心部から基板11の上のインプリント材14に接触する。そのため、パターン部7aとインプリント材14との間に気体(空気)が閉じ込められることが抑制され、パターン部7aにインプリント材14を効率的に充填させることができる。
モールド保持機構3は、真空吸着力や静電力によってモールド7を引き付けて保持するモールドチャック15と、モールドチャック15を保持してモールド7(モールドチャック15)を移動させるモールド移動機構16とを含む。モールドチャック15及びモールド移動機構16は、照射部2からの紫外線8が基板11の上のインプリント材14に照射されるように、中心部(内側)に開口17を有する。
倍率補正機構18は、モールドチャック15に配置され、モールドチャック15に保持されたモールド7の側面に力(変位)を加えてモールド7のパターン部7aの形状を補正する(即ち、パターン部7aを変形させる)。倍率補正機構18は、例えば、電圧を加えると体積変化によって伸縮するピエゾ素子を含み、モールド7の各側面の複数箇所を加圧するように構成される。倍率補正機構18は、モールド7のパターン部7aを変形させることで、基板11に形成されているショット領域の形状に対して、モールド7のパターン部7aの形状を整合させる。
但し、倍率補正機構18によって、基板11に形成されているショット領域の形状に対してモールド7のパターン部7aの形状を整合させることが困難である場合も考えられる。このような場合には、基板11に形成されているショット領域も変形させて、モールド7のパターン部7aの形状と基板11に形成されているショット領域の形状との形状差を低減するようにしても良い。基板11に形成されているショット領域を変形させるには、例えば、基板11を加熱して熱変形させれば良い。
モールド移動機構16は、基板11の上のインプリント材14へのモールド7の押し付け(押印)、又は、基板11の上のインプリント材14からのモールド7の引き離し(離型)を選択的に行うように、モールド7をZ軸方向に移動させる。モールド移動機構16に適用可能なアクチュエータは、例えば、リニアモータやエアシリンダを含む。モールド移動機構16は、モールド7を高精度に位置決めするために、粗動駆動系や微動駆動系などの複数の駆動系から構成されていても良い。また、モールド移動機構16は、Z軸方向だけではなく、X軸方向やY軸方向にモールド7を移動可能に構成されていても良い。更に、モールド移動機構16は、モールド7のθ(Z軸周りの回転)方向の位置やモールド7の傾きを調整するためのチルト機能を有するように構成されていても良い。
インプリント装置1におけるモールド7の押印及び離型は、本実施形態のように、モールド7をZ軸方向に移動させることで実現する。ただし、基板11(基板ステージ4)をZ軸方向に移動させることで実現させても良い。また、モールド7と基板11の双方を相対的にZ軸方向に移動させることで、モールド7の押印及び離型を実現しても良い。
基板ステージ4は、基板11を保持して移動可能である。モールド7を基板11の上のインプリント材14に押し付ける際に、基板ステージ4を移動させることで基板11とモールド7との位置合わせ(アライメント)を行う。基板ステージ4は、真空吸着力や静電力によって基板11を引き付けて保持する基板チャック19と、基板チャック19を機械的に保持してXY面内で移動可能とする基板移動機構20とを含む。また、基板ステージ4には、基板ステージ4の位置決めの際に用いられる基準マーク21が配置されている。
基板移動機構20に適用可能なアクチュエータは、例えば、リニアモータやエアシリンダを含む。基板移動機構20は、基板11を高精度に位置決めするために、粗動駆動系や微動駆動系などの複数の駆動系から構成されていても良い。また、基板移動機構20は、X軸方向やY軸方向だけではなく、Z軸方向に基板11を移動可能に構成されていても良い。更に、基板移動機構20は、基板11のθ(Z軸周りの回転)方向の位置や基板11の傾きを調整するためのチルト機能を有するように構成されていても良い。
液体吐出装置5は、予め設定されている供給量情報に基づいて、基板11の上にインプリント材14を供給する。また、液体吐出装置5から供給されるインプリント材14の供給量(即ち、供給量情報)は、例えば、基板11に形成されるインプリント材14のパターンの厚さ(残膜の厚さ)やインプリント材14のパターンの密度などに応じて設定される。
制御部6は、CPUやメモリなどを含むコンピュータで構成され、メモリに格納されたプログラムに従ってインプリント装置1の全体を制御する。制御部6は、インプリント装置1の各部の動作及び調整などを制御することで基板上にパターンを形成するインプリント処理を制御する。制御部6は、インプリント装置1の他の部分と一体で(共通の筐体内に)構成しても良いし、インプリント装置1の他の部分とは別対で(別の筐体内に)構成しても良い。また、制御部6は、複数のコンピュータからなる構成としても良い。
アライメント計測系22は、基板11に形成されたアライメントマークと、モールド7に形成されたアライメントマークとのX軸及びY軸の各方向への位置ずれを計測する。制御部6は、アライメント計測系22によって計測された位置ずれに基づいて、モールド7の位置と基板11の位置とが互いに整合するように、基板ステージ4の位置を調整する。また、アライメント計測系22は、モールド7のパターン部7aの形状や基板11に形成されたショット領域の形状を計測することも可能である。従って、アライメント計測系22は、インプリント処理の対象となる基板11の領域とモールド7のパターン部7aとの間の整合状態を計測する計測部としても機能する。アライメント計測系22は、本実施形態では、モールド7のパターン部7aと基板11に形成されたショット領域との形状差を計測する。
図2を用いて、実施例1に係る液体吐出装置を説明する。液体吐出装置5は、インプリント材等の液体(第1液体)を吐出する装置である。
液体吐出装置5は、液体であるインプリント材14を収容する収容部51を有する。また、液体吐出装置5は、収容部51と、インプリント材14を基板11上に吐出するための複数の吐出部53を備えるヘッド52とを一体として備えている。吐出部53は収容部51と連通しており、収容部51の内部に収納されたインプリント材14を吐出する。また、通常、液体吐出装置5の製造工程において、収容部51とヘッド52とを組み合せて一体化した後に、収容部51内及びヘッド52内にインプリント材14を充填する。
図3を用いて、実施例1に係る液体吐出装置5のヘッド52を説明する。ヘッド52には、複数の吐出部53が構成されている。図3はヘッド52が有する複数の吐出部53の内、1つの吐出部53を示している。吐出部53は、吐出されるインプリント材14の特性、体積、要求される精度によって適宜設計され、微細加工が施される。例えば、吐出部53の直径は、1.0μm以上999μm以下である。また、吐出部53には、インプリント材14を吐出するためのダイヤフラム55が構成されている。ダイヤフラム55は弾性薄膜を含み、吐出部53内のインプリント材14の圧力を増加させることで、インプリント材14を吐出することができる。
図4を用いて、実施例1に係る液体吐出装置に液体を充填する方法を説明する。S401では、凝縮性ガス27を液化させた液体(第2液体)を収容部51に注入する。ここで、凝縮性ガス27は沸点以下に冷却することで液化する。凝縮性ガス27を液化することにより、気体の状態に比べて体積が減少するため、収容部51に容易に大量の凝縮性ガスを注入することができる。
図5を用いて、凝縮性ガス27について説明する。凝縮性ガス27は、大気圧における沸点が−10℃以上25℃以下、かつ25℃における蒸気圧が0.1MPa以上0.4MPa以下である。例えば、凝縮性ガス27として、1,1,1,3,3−ペンタフロロプロパン(CF3CH2CHF2、以下、「PFP」と記す。)を用いることができる。PFPは、大気圧における沸点が15.3℃であり、25℃における蒸気圧が0.15MPaである。大気圧下において15.3℃以下に冷却するか、25℃において、蒸気圧が0.15MPa、すなわち大気圧に加え、50kPaの力をかけることによって液化する。
凝縮性ガス27の他の例として、図5に示すように、以下のガス示性式(1)〜(12)で表される凝縮性ガスも含まれ得る。
CH3(CH2)2CH3 ・・・・・(1)
CHF2(CF2)2CF3 ・・・・・(2)
CF3CHFCF2CF3 ・・・・・(3)
CH(CF3)3 ・・・・・(4)
CF3CHCH3CF3 ・・・・・(5)
CH3(CH2)2CF3 ・・・・・(6)
c−(CF2)4 ・・・・・(7)
CF3(CF2)2CF3 ・・・・・(8)
CHF2CHFCF3 ・・・・・(9)
CFCl3 ・・・・・(10)
CHClCHCF3 ・・・・・(11)
C(CH3)4 ・・・・・(12)
また、上記の凝縮性ガス以外であっても、沸点または蒸気圧が上記の条件を満たせば、凝縮性ガス27に含まれ得る。
図6(a)を用いて、S401における収容部51等について説明する。注入口56は、収容部51の、ヘッド52がある場所とは異なる場所に設けられている。凝縮性ガス27を液化させた液体27aを注入口56より注入する。この際、ヘッド52を上に向けておく。液体27aは空気28より重いため収容部51の下部にたまり、液体27aの体積と同じ体積の空気28は吐出部53から外に放出される。また、注入する液体27aの体積は収容部51の体積の約1/10とすることにより、収容部51内には空気28が残存している状態になる。
図4に戻りS402について説明する。S402では収容部51の内部が常温(例えば、23℃)になるように収容部51を加熱して、凝縮性ガス27を液化させた液体27aを気化させる。図6(b)を用いて、S402における収容部51について説明する。収容部51の内部が常温になることにより、液体27aが気化する。液体27aが気化した凝縮性ガス27は体積が約200倍になる。通常、凝縮性ガス27は空気28よりも重いため、空気28と共に余分な凝縮性ガス27だけが吐出部53から外部に出ていく。よって、収容部51内に凝縮性ガス27が満たされる。また、液体27aが気化する際に、気化熱により収容部51の内部の温度が低下したり、吐出部53が狭いために収容部51の圧力が上昇したりすることがある。よって、液体27aがすべて気化しない可能性があり、気化しているかどうかを判断する必要がある。例えば、収容部51の重量を測定して、液体27aを注入する前の重量とほぼ同じになれば液体27aがすべて気化したものと判断して、S402を終了することができる。
また、収容部51内の凝縮性ガス27の濃度は、99%以上とすることが望ましい。よって、より確実に凝縮性ガス27を収容部51内に満たすために、S401とS402を複数回、繰り返しても良い。凝縮性ガス27を収容部51内に満たすために必要な繰り返し回数は、吐出部53のサイズ、形状などによって異なる。よって、事前に実験等を行い、繰り返し回数をあらかじめ求めておいても良い。これにより、収容部51内の凝縮性ガス27の濃度を、例えば99%以上といった高濃度にすることができる。
図4に戻りS403について説明する。S403では、ヘッド52に密閉体57を取り付け、吐出部53を塞ぎ、収容部51を密閉する。密閉体57の材料は、例えば、イソプレンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、シリコンゴム、ポリカーバネート、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの樹脂材料、またはSUSなどの金属材料及び、その混合物などである。図6(c)を用いて、S403における収容部51等について説明する。密閉体57は、吐出部53を全部、覆う形状になっている。密閉体57をヘッド52に取り付け、シールなどでヘッド52に固定することにより、吐出部53の全部が塞がれ、収容部51が密閉される。
図4に戻りS404について説明する。S404では、インプリント材14を注入口56より注入する。図6(d)を用いて、S404における収容部51等について説明する。インプリント材14を注入口56より注入することにより、収容部51の圧力が上昇し、凝縮性ガス27の飽和蒸気圧を超える。そして、凝縮性ガス27は、液化して液体27aとなる。凝縮性ガス27を液化させた液体27aは体積が約1/300以上1/100以下となりインプリント材14に溶解する。また、凝縮性ガス27がすべて液化しない場合は、収容部51内の温度が凝縮性ガス27の沸点以下になるように収容部51を冷却しても良い。また、収容部51内の温度を測定するために、外部の温度測定器を用いても良いし、収容部51に温度センサを設けても良い。これにより、凝縮性ガス27はすべて液化して、インプリント材14に溶解する。このとき、凝縮性ガス27がすべて液化しているかどうかを判断する必要がある。例えば、収容部51の重量を測定して、増加した重量から注入したインプリント材14の重量を差し引いた重量が、凝縮性ガス27が液化した液体の重量とみなすことができる。収容部51の体積と等しい凝縮性ガス27がすべて液化した液体の重量が増加すれば、凝縮性ガス27がすべて液化したと判断して、S404を終了することができる。
図7を用いて、インプリント材を充填した後の吐出部53を説明する。図7(a)は、本実施例の充填方法におけるンプリント材を充填した後の吐出部53を示している。図7(a)に示すように、吐出部53には気泡が残存することなく、インプリント材が充填されている。これは、収容部51内を満たした凝縮性ガス27がインプリント材14に溶解したためである。また、収容部51内において空気が残存して吐出部53に気泡が残存する場合であっても、残存する気泡の体積は吐出量に影響が及ばない程度に減らすことができる。一方、図7(b)は、比較例として従来の充填方法におけるンプリント材を充填した後の吐出部53を示している。インプリント材14と共に空気28の気泡が吐出部53に残存しており、気泡が残存した状態でインプリント材14を吐出すると、予め設定されている供給量よりも少ない量のインプリント材14が供給されるという問題がある。
図7(a)におけるインプリント材14には、S404において凝縮性ガス27を液化させた液体27aが含まれる。凝縮性ガス27の分子量から気体から液体になるときの収縮率を求めると、インプリント材に対して約0.3以上1.0%以下の液体27aが含まれる。そして、液体27aを含むインプリント材14は、ヘッド52の材料との接触角が上がり撥液性となる。特に凝縮性ガス27がPFPなどのフッ素含有物の場合はその効果が顕著となる。フッ素含有物の凝縮性ガス27の場合、液滴の表面に出てくる性質があるので、微量でも顕著な効果がある。また、フッ素含有物以外の凝縮性ガス27の場合、組成を選択することにより、撥液性になるために必要な特性にすることもできる。よって、インプリント材14が液体27aを含むことにより、液体27aを含まないインプリント材14に比べて、吐出部53の吐出口54付近や吐出部53の湾曲部に気泡が残存することが抑制される。また、液体27aを含むインプリント材14は、吐出部53内や吐出口54付近に残存しにくくなり、ヘッド52の洗浄が不要となる、またはヘッド52の洗浄の回数が減少する。また、液体27aは、インプリント材14と共に基板11上に供給された後は、揮発するので基板11上に残存することはない。
したがって、実施例1の液体充填方法を用いて液体を充填した液体吐出装置では、ヘッド52内に気泡が残存することを抑制することができる。また、実施例1の液体充填方法を用いて液体を充填した液体吐出装置を適用したインプリント装置では、予め設定されている供給量のインプリント材を基板上に供給することができ、微細な線幅のパターンを高精度に形成することができる。
次に実施例2に係る液体吐出装置及び液体充填方法について説明する。なお、ここで言及しない事項は、実施例1に従い得る。
図8を用いて、実施例2に係る液体吐出装置について説明する。図8(a)に示すように、実施例2に係る収容部51には、注入口56が設けられていない。これにより、注入口56から収容部51に異物が混入することを抑制することができる。
図4におけるS401で凝縮性ガス27を液化させた液体27aを収容部51に注入する際には、吐出部53の一部から注入する。また、図4におけるS404でインプリント材14を収容部51に注入する際にも、吐出部53の一部から注入する。また、液体27a又はインプリント材14を収容部51に注入する際、複数の管(不図示)を用いて、複数の吐出部53から注入しても良い。
また、図8(b)に示すように、凝縮性ガス27を液化させた液体27a又はインプリント材14を収容部51に注入する際、密閉体58を取り付けても良い。密閉体58は、吐出部53を一部、覆う形状になっている。密閉体58の材料は、実施例1の密閉体57の材料と同様である。密閉体58をヘッド52に取り付け、シールなどでヘッド52に固定することにより、吐出部53の一部が塞がれ、収容部51が密閉される。これにより、一部の吐出部53を密閉することができ、一部の吐出部53から収容部51に異物が混入することを抑制することができる。
したがって、実施例2の液体充填方法を用いて液体を充填した液体吐出装置では、ヘッド52内に気泡が残存することを抑制することができる。また、実施例2の液体充填方法を用いて液体を充填した液体吐出装置を適用したインプリント装置では、所望な量の液体を基板上に供給することができ、微細な線幅のパターンを高精度に形成することができる。さらに、実施例2の液体充填方法を用いて液体を充填した液体吐出装置では、収容部に異物が混入することを抑制することができる。
(物品の製造方法)
インプリント装置を用いて形成した硬化物のパターンは、各種物品の少なくとも一部に恒久的に、或いは各種物品を製造する際に一時的に、用いられる。物品とは、電気回路素子、光学素子、MEMS、記録素子、センサ、或いは、型等である。電気回路素子としては、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ、MRAMのような、揮発性或いは不揮発性の半導体メモリや、LSI、CCD、イメージセンサ、FPGAのような半導体素子等が挙げられる。型としては、インプリント用のモールド等が挙げられる。
硬化物のパターンは、上記物品の少なくとも一部の構成部材として、そのまま用いられるか、或いは、インプリント材マスクとして一時的に用いられる。基板の加工工程においてエッチング又はイオン注入等が行われた後、インプリント材マスクは除去される。
次に、物品の具体的な製造方法について説明する。図9(a)に示すように、絶縁体等の被加工材2zが表面に形成されたシリコンウエハ等の基板1zを用意し、続いて、インクジェット法等により、被加工材2zの表面にインプリント材3zを付与する。ここでは、複数の液滴状になったインプリント材3zが基板上に付与された様子を示している。
図9(b)に示すように、インプリント用の型4zを、その凹凸パターンが形成された側を基板上のインプリント材3zに向け、対向させる。図9(c)に示すように、インプリント材3zが付与された基板1zと型4zとを接触させ、圧力を加える。インプリント材3zは型4zと被加工材2zとの隙間に充填される。この状態で硬化用のエネルギーとして光を型4zを透して照射すると、インプリント材3zは硬化する。
図9(d)に示すように、インプリント材3zを硬化させた後、型4zと基板1zを引き離すと、基板1z上にインプリント材3zの硬化物のパターンが形成される。この硬化物のパターンは、型の凹部が硬化物の凸部に、型の凹部が硬化物の凸部に対応した形状になっており、即ち、インプリント材3zに型4zの凹凸パターンが転写されたことになる。
図9(e)に示すように、硬化物のパターンを耐エッチングマスクとしてエッチングを行うと、被加工材2zの表面のうち、硬化物が無いか或いは薄く残存した部分が除去され、溝5zとなる。図9(f)に示すように、硬化物のパターンを除去すると、被加工材2zの表面に溝5zが形成された物品を得ることができる。ここでは硬化物のパターンを除去したが、加工後も除去せずに、例えば、半導体素子等に含まれる層間絶縁用の膜、つまり、物品の構成部材として利用してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。

Claims (16)

  1. 第1液体を吐出するヘッドと前記第1液体を収容する収容部とを備える液体吐出装置に前記第1液体を充填する液体充填方法であって、
    前記ヘッド内と前記収容部内を凝縮性ガスで満たす工程と、
    前記凝縮性ガスで満たされた、前記ヘッドと前記収容部を密閉した状態で、前記ヘッド内と前記収容部内に前記第1液体を充填する充填工程と、を有する
    ことを特徴とする液体充填方法。
  2. 前記ヘッド内と前記収容部内を前記凝縮性ガスで満たす工程は、
    前記収容部に前記凝縮性ガスを液化させた第2液体を注入する注入工程と、
    前記収容部内の前記第2液体を気化させる気化工程と、を有する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の液体充填方法。
  3. 前記充填工程において、前記収容部の、前記ヘッドがある場所とは異なる場所に設けた注入口から前記第1液体を充填し、
    前記注入工程において、前記注入口から前記第2液体を注入する、
    ことを特徴とする、請求項2に記載の液体充填方法。
  4. 前記充填工程において、前記ヘッドの前記第1液体の吐出部から前記第1液体を充填し、
    前記注入工程において、前記ヘッドの前記第1液体の吐出部から前記第2液体を注入する、
    ことを特徴とする、請求項2に記載の液体充填方法。
  5. 前記充填工程において、前記ヘッドに密閉体を取り付けて、前記収容部を密閉することを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の液体充填方法。
  6. 前記充填工程において、前記凝縮性ガスの沸点以下になるように前記収容部を冷却して、前記ヘッド内と前記収容部内に前記第1液体を充填する、
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の液体充填方法。
  7. 前記充填工程において、前記ヘッドと前記収容部の重量に基づいて前記ヘッド内と前記収容部内の前記第1液体の量を測定し、前記第1液体の注入を終了するか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の液体充填方法。
  8. 前記気化工程において、前記ヘッドと前記収容部の重量に基づいて前記ヘッド内と前記収容部内の前記第2液体を気化させた前記凝縮性ガスの量を測定し、前記第2液体の気化を終了するか否かを判断することを特徴とする請求項2乃至請求項7のいずれか1項に記載の液体充填方法。
  9. 前記注入工程において、前記ヘッドを前記収容部より高い位置にして、前記収容部に前記第2液体を注入することを特徴とする請求項2乃至請求項8のいずれか1項に記載の液体充填方法。
  10. 前記気化工程において、前記ヘッドを前記収容部より高い位置にして、前記第2液体を気化させることを特徴とする請求項2乃至請求項9のいずれか1項に記載の液体充填方法。
  11. 前記液体吐出装置は、前記ヘッドと前記収容部とを一体として備えることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の液体充填方法。
  12. 前記凝縮性ガスは、大気圧における沸点が−10℃以上25℃以下、かつ25℃における蒸気圧が0.1MPa以上0.4MPa以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の液体充填方法。
  13. 前記凝縮性ガスは、CF3CH2CHF2、CH3(CH2)2CH3、CHF2(CF2)2CF3、CF3CHFCF2CF3、CH(CF3)3、CF3CHCH3CF3、CH3(CH2)2CF3、c−(CF2)4、CF3(CF2)2CF3、CHF2CHFCF3、CFCl3、CHClCHCF3、C(CH3)4のいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の液体充填方法。
  14. 型を用いて基板上にインプリント材のパターンを形成するインプリント方法であって、
    ヘッドと収容部が空の液体吐出装置を用意し、
    前記ヘッド内と前記収容部内を凝縮性ガスで満たし、
    前記凝縮性ガスで満たされた前記ヘッドと前記収容部を密閉した状態で、前記ヘッド内と前記収容部内に前記インプリント材を充填し、
    前記インプリント材が充填された前記ヘッドから前記インプリント材を前記基板に向けて吐出させ、
    前記吐出によって前記基板上に供給された前記インプリント材に型を接触させた状態で前記基板上のインプリント材を硬化させ、
    前記硬化させた前記インプリント材から前記型を引き離す、
    ことを特徴とするインプリント方法。
  15. 前記収容部内に前記凝縮性ガスを液化させた液体を注入し、前記収容部内の前記液体を気化させることにより、前記ヘッド内と前記収容部内を凝縮性ガスで満たす、
    ことを特徴とする、請求項14に記載のインプリント方法。
  16. 請求項14又は請求項15に記載のインプリント方法によって、パターンを基板に形成する工程と、
    前記工程で前記パターンを形成された前記基板を処理する工程と、を有する、
    ことを特徴とする物品の製造方法。
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