JP6723651B2 - 表示制御プログラム、端末装置、表示方法、配信装置、配信方法および配信プログラム - Google Patents

表示制御プログラム、端末装置、表示方法、配信装置、配信方法および配信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示制御プログラム、端末装置、表示方法、配信装置、配信方法および配信プログラムに関する。
インターネットを介して、ユーザの端末装置に各種コンテンツを配信する配信サービスが知られている。このような配信サービスでは、一度により多くのコンテンツを提供できるような処理がなされている場合がある。
例えば、特許文献1には、拡張可能表示要素へ文書の一部を折りたたんで、ネットワークアクセス可能な電子文書をフォーマットして、端末装置に対して拡張可能表示要素と他のコンテンツとを提供する技術が開示されている。
特表2009−510565号公報
しかしながら、上記の従来技術では、ユーザビリティの高いコンテンツ表示態様を実現することができるとは限らない。例えば、上記の従来技術では、コンテンツと、画像、広告材料、および複数の類似にフォーマットされたハイパーリンクのうち少なくとも1つとを有するネットワークアクセス可能な電子文書を取得する。そして、上記の従来技術では、画像、広告材料、および複数の類似にフォーマットされたハイパーリンクのうち少なくとも1つを第1の拡張可能表示要素に折りたたむことによってネットワークアクセス可能な電子文書を再フォーマットし、端末装置に提供する。
このような従来技術では、例えば、拡張可能表示要素と他のコンテンツとを提供することができたとしても、ユーザビリティの高いコンテンツ表示態様を実現することができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザビリティの高いコンテンツ表示態様を実現することができる表示制御プログラム、端末装置、表示方法、配信装置、配信方法および配信プログラムを提供することを目的とする。
本願にかかる表示制御プログラムは、配信装置から主コンテンツが一覧表示される一覧ページを受信する受信手順と、前記受信手順により受信された一覧ページを再表示する場合に、前記主コンテンツとともに当該主コンテンツに類似する類似コンテンツであって再表示前に非表示であった類似コンテンツを一覧表示する表示制御手順とを端末装置に実行させることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザビリティの高いコンテンツ表示態様を実現することができるといった効果を奏する。
図1は、実施形態にかかる配信処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態にかかる端末装置によって行われる表示制御処理の一例を示す図である。 図3は、実施形態にかかる配信装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態にかかるコンテンツ記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態にかかる端末装置の構成例を示す図である。 図6は、実施形態にかかるクッキー情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態にかかる配信装置による配信処理手順を示すフローチャートである。 図8は、実施形態にかかる端末装置による表示制御処理手順を示すフローチャートである。 図9は、変形例にかかる表示制御処理を説明する説明図(1)である。 図10は、変形例にかかる表示制御処理を説明する説明図(2)である。 図11は、配信装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願にかかる表示制御プログラム、端末装置、表示方法、配信装置、配信方法および配信プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願にかかる表示制御プログラム、端末装置、表示方法、配信装置、配信方法および配信プログラムが限定されるものではない。
〔1.配信処理〕
まず、図1を用いて、実施形態にかかる配信処理の一例について説明する。図1は、実施形態にかかる配信処理の一例を示す図である。実施形態にかかる配信処理は、図1に示す配信装置100によって行われる。
図1に示す配信システム1には、端末装置10と、配信装置100とが含まれる。端末装置10と、配信装置100とは、ネットワークを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図1に示す配信システム1には、複数台の端末装置10、複数台の配信装置100が含まれてもよい。
まず、端末装置10は、ユーザによって利用される端末装置であり、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。
また、端末装置10は、後述する配信装置100から受け付けたコンテンツにおける各種表示制御を行う。例えば、端末装置10は、かかるコンテンツとともに受け付けた制御情報に従って、かかるコンテンツにおける各種表示制御を行う。あるいは、端末装置10は、自装置内にインストールされた所定のアプリケーションに従って、かかるコンテンツにおける各種表示制御を行ってもよい。
実施形態にかかる配信装置100は、端末装置10に各種コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバの一例である。例えば、配信装置100は、所定の入稿元(例えば、新聞社や出版社等の各種記事の提供を行う企業)から記事コンテンツの入稿を受け付ける。そして、配信装置100は、受け付けた記事コンテンツが一覧表示されるような一覧ページを生成し、生成した一覧ページをコンテンツ要求元の端末装置10に配信する。
実施形態にかかる配信装置100について、より具体的に説明する。配信装置100は、端末装置10に一覧表示される主コンテンツと、当該主コンテンツに類似する類似コンテンツであって当該主コンテンツに対応付けられる類似コンテンツとを抽出する。そして、配信装置100は、主コンテンツのみ一覧表示されるような一覧ページであって当該一覧ページが再表示される場合に前記主コンテンツとともに当該主コンテンツに対応付けられる類似コンテンツが一覧表示されるような一覧ページを配信する。このような一覧ページの態様については、後ほど図2を用いて詳細に説明する。以下では、配信装置100によって行われる処理についてより詳細に説明する。
まず、配信装置100が有するコンテンツ記憶部120について説明する。コンテンツ記憶部120は、入稿元から入稿されたコンテンツが格納される記憶部である。本実施形態では、コンテンツ記憶部120に格納されるコンテンツは、各種ニュース記事を含む記事コンテンツであるものとする。なお、配信装置100によって配信されるコンテンツは、記事コンテンツに限定されるものではなく、例えば、広告コンテンツやブログ記事等であってもよい。
図1の例では、コンテンツ記憶部120は、記事コンテンツと評価情報とを対応付けて記憶している。評価情報は、対応する記事コンテンツの評価を示す情報を示す。図1の例では、評価情報を概念的な記号で示すが、例えば、評価情報は、対応する記事コンテンツに関するクリック率、対応する記事コンテンツの人気度、あるいは、対応する記事コンテンツの公共性を示す値といった評価値である。例えば、図1の例では、記事コンテンツC11に対して評価情報♯1といった評価値が算出されている。
ここで、端末装置10が、ユーザ操作に従って、コンテンツ要求を配信装置100に送信したとする(ステップS1)。かかるコンテンツ要求は、例えば、配信装置100によって配信される一覧ページP1の取得要求である。
配信装置100は、コンテンツ要求を受け付けると、一覧ページP1においてメインに一覧表示される主コンテンツをコンテンツ記憶部120から抽出する(ステップS2)。
主コンテンツの抽出処理について説明する。配信装置100は、現時点においてコンテンツ記憶部120に格納されている記事コンテンツを主コンテンツの候補として、この記事コンテンツから主コンテンツを抽出する。例えば、配信装置100は、評価情報によって示される値(評価値)に基づいて、各記事コンテンツに対して順位付けを行う。例えば、配信装置100は、評価情報によって示される値が高い記事コンテンツほど、順位が高くなるように順位付けを行う。そして、配信装置100は、順位の高い上位所定数の記事コンテンツを主コンテンツとして抽出する。
このとき、配信装置100は、主コンテンツとして抽出された記事コンテンツそれぞれが異なるカテゴリに属するものとなるよう抽出する。なお、カテゴリは、例えば、記事コンテンツ入稿時に入稿元によって指定されてもよいし、配信装置100が、各記事コンテンツを解析することにより、自動でカテゴリを対応付けてもよい。
また、配信装置100は、上記のようにカテゴリに多様性を確保しつつ、要求元のユーザにより適した主コンテンツを抽出するようにしてもよい。例えば、配信装置100は、まず、要求元のユーザの属性情報や、要求元のユーザが示す興味を用いて記事コンテンツのターゲティングを行った後、ターゲティングした記事コンテンツから、カテゴリが異なるよう主コンテンツを抽出する。
ここでは、図1に示すように、配信装置100は、主コンテンツとして、記事コンテンツC11、C31、C51、C71を抽出したものとする。例えば、記事コンテンツC11はカテゴリ「スポーツ」に属し、記事コンテンツC31はカテゴリ「芸能」に属し、記事コンテンツC51はカテゴリ「政治経済」に属し、記事コンテンツC71はカテゴリ「地域」に属する。なお、主コンテンツの数は、4つに限定されるものではない。
なお、以下では、主コンテンツとして抽出されたコンテンツ(例えば、記事コンテンツ)を、「主コンテンツ○○」といった形で表記する場合がある。例えば、主コンテンツとして抽出された上記4つの記事コンテンツを、主コンテンツC11、C31、C51、C71と表記する場合がある。
次に、配信装置100は、主コンテンツに類似する類似コンテンツを抽出する(ステップS3)。図1の例では、配信装置100は、ステップS2で抽出された主コンテンツC11、C31、C51、C71それぞれに類似する類似コンテンツをコンテンツ記憶部120から抽出する。
類似コンテンツの抽出処理について説明する。ここでは、主コンテンツC11に類似する類似コンテンツの抽出を例に説明するが、同様の手法が他の主コンテンツについても適用されることは言うまでもない。
まず、配信装置100は、コンテンツ記憶部120に格納されている記事コンテンツから主コンテンツとなった記事コンテンツC11、C31、C51、C71を除外した残りの記事コンテンツを類似コンテンツの候補とする。これは、主コンテンツとなった記事コンテンツが、類似コンテンツとしても抽出されてしまうことを防止するためである。すなわち、本実施形態では、主コンテンツと類似コンテンツとは排他的関係にある。
したがって、図1の例では、配信装置100は、記事コンテンツC11、C31、C51、C71を除いた記事コンテンツC21、C41、C61、C81、C91を類似コンテンツの候補とする。このような状態で、配信装置100は、主コンテンツC11と同一カテゴリに属する記事コンテンツを特定する。
ここでは、配信装置100は、主コンテンツC11と同一カテゴリに属する記事コンテンツとして、記事コンテンツC41、C81、C91を特定したものとする。そして、配信装置100は、主コンテンツC11と、記事コンテンツC41、C81、C91それぞれとの類似度に基づいて、記事コンテンツC41、C81、C91それぞれに対して順位付けを行う。具体的には、配信装置100は、主コンテンツC11と記事コンテンツC41との類似度、主コンテンツC11と記事コンテンツC81との類似度、主コンテンツC11と記事コンテンツC91との類似度をそれぞれ算出する。
そして、配信装置100は、類似度が高い記事コンテンツほど、順位が高くなるように順位付けを行う。そして、配信装置100は、順位の高い上位所定数の記事コンテンツを類似コンテンツとして抽出する。ここでは、図1に示すように、配信装置100は、類似コンテンツとして、記事コンテンツC81、C91を抽出したものとする。なお、各主コンテンツについて抽出される類似コンテンツの数は、2つに限定されるものではない。
なお、以下では、類似コンテンツとして抽出されたコンテンツ(例えば、記事コンテンツ)を、「類似コンテンツ○○」といった形で表記する場合がある。例えば、類似コンテンツとして抽出された上記2つの記事コンテンツを、類似コンテンツC81、C91と表記する場合がある。
次に、配信装置100は、主コンテンツC11に対して、その類似コンテンツC81、C91を対応付ける(ステップS4)。後に図2で説明するが、主コンテンツC11を含め、抽出された各主コンテンツは、一覧ページP1において常に一覧表示されるものであるが、各主コンテンツについて抽出された類似コンテンツは、所定のタイミングとなるまでは一覧表示されず、隠された状態にある。したがって、ユーザ目線でいうと、所定のタイミングとなるまでは類似コンテンツは、対応する主コンテンツの裏に折り畳まれた状態といえる。
つまり、本実施形態において主コンテンツに対して当該主コンテンツに類似する類似コンテンツを対応付けることは、主コンテンツに対して当該主コンテンツに類似する類似コンテンツが折り畳まれているように見せることに相当する。すなわち、上記例では、配信装置100は、主コンテンツC11に対して、その類似コンテンツC81、C91を対応付けることにより、主コンテンツC11に対して類似コンテンツC81、C91を折り畳む。
さて、ここまで主コンテンツおよび類似コンテンツの抽出処理について説明した。次に、配信装置100は、抽出した主コンテンツおよび類似コンテンツを用いて、一覧ページP1を生成する(ステップS5)。具体的には、配信装置100は、図1に示すように、類似コンテンツが折り畳まれた各主コンテンツC11、C31、C51、C71が一覧表示されるような一覧ページP1を生成する。図1では、主コンテンツC11に対して類似コンテンツC81、C91が折り畳まれている状態を概念的に示している。なお、主コンテンツC11と、その類似コンテンツC81、C91との組合せから成るグループをグループAとしておく。
このように類似コンテンツは、対応する主コンテンツに折り畳まれているため、例えば、一覧ページP1が端末装置10に初期表示された時点では、ユーザは類似コンテンツを閲覧することはできない。したがって、配信装置100は、初期表示時には主コンテンツのみ一覧表示されるような一覧ページP1を生成する。
また、配信装置100は、一覧ページP1を生成する際に、各主コンテンツの下中央部にボタンBT1を設ける。ボタンBT1は、折り畳まれている類似コンテンツを主コンテンツとともに一覧表示させるための操作ボタンである。
そして、配信装置100は、生成した一覧ページP1を端末装置10に配信する(ステップS6)。例えば、配信装置100は、一覧ページP1に対する各種表示制御を端末装置10に実行させるための制御情報として、例えば、JavaScript(登録商標)を含む一覧ページP1を端末装置10に配信する。
次に、図2を用いて、端末装置10によって行われる表示制御処理について説明する。図2は、実施形態にかかる端末装置10によって行われる表示制御処理の一例を示す図である。まず、図2(a)は、端末装置10の表示部13(表示画面)に一覧ページP1が初期表示されている状態を示す。
図2(a)に示すように、端末装置10は、配信装置100から受け付けた一覧ページP1を初期表示する際には、各主コンテンツに対して類似コンテンツが折り畳まれている状態を維持し、主コンテンツのみが一覧表示されるように一覧ページP1を表示させる。なお、本実施形態において初期表示とは、ブラウザが起動されていない状態からブラウザ機能によってウェブページが表示される際のことを示す。
このような状態において、例えば、ユーザが主コンテンツC11を選択(例えば、タップ操作)したとする。かかる場合、端末装置10は、クッキーIDを発行させるとともに、発行したクッキーIDと主コンテンツC11が選択された旨の情報とを対応付けて記憶する。例えば、端末装置10は、クッキーIDと主コンテンツC11の識別情報とを対応付けて記憶する。
また、端末装置10は、図2(b)に示すように、主コンテンツC11が選択されたことに応じて、主コンテンツC11の遷移先である遷移先コンテンツC11−1を取得し、表示部13に表示させる。
このような状態において、ユーザが、一覧ページP1を再表示(ブラウザバック等と呼ばれる)させる操作を行ったとする。例えば、ユーザが、遷移先コンテンツC11−1が表示されている状態で、一覧ページP1を再表示させるために、「戻る」ボタンであるボタンBT2を押下したとする。
端末装置10は、ボタンBT2が押下されたことを検出すると、一覧ページP1を再表示させる。具体的には、端末装置10は、図2(c)に示すように、選択された主コンテンツC11に対応付けられる類似コンテンツC81、C91を、主コンテンツC11とともに一覧表示させた状態で一覧ページP1を再表示させる。図2(c)に示すように、端末装置10は、主コンテンツC11下部に類似コンテンツC81、C91を一覧表示させる。
このような再表示処理について具体的に説明する。端末装置10は、ボタンBT2が押下されたことを検出すると、一覧ページP1を再表示させるきっかけとなった大元のコンテンツを特定する。具体的には、端末装置10は、遷移先コンテンツC11−1へ遷移させるために選択された主コンテンツがいずれのコンテンツであったかを特定する。例えば、端末装置10は、クッキーIDに対して主コンテンツC11の識別情報が対応付けられていることから、遷移先コンテンツC11−1へ遷移させるために主コンテンツC11が選択されたことを特定する。
また、端末装置10は、主コンテンツC11が選択されたことを特定したことにより、主コンテンツC11に対応付けられる類似コンテンツC81、C91を、主コンテンツC11とともに一覧表示させた状態で一覧ページP1を再表示させることを判断する。このような処理を行うことにより、端末装置10は、ボタンBT2が押下されたことに応じて、主コンテンツC11に対応付けられる類似コンテンツC81、C91を、主コンテンツC11とともに一覧表示させた状態で一覧ページP1を再表示させる。
このように端末装置10は、初期表示時には、各主コンテンツに対して類似コンテンツが折り畳まれている状態を維持し(類似コンテンツを非表示とし)、主コンテンツのみが一覧表示されるように一覧ページP1を表示させる。一方、端末装置10は、主コンテンツが選択されることにより遷移された遷移先コンテンツから一覧ページP1を再表示させる場合には、選択された主コンテンツに対応付けられる類似コンテンツであって非表示であった類似コンテンツを、選択された主コンテンツとともに一覧表示させた状態で一覧ページP1を表示させる。つまり、本実施形態では、一覧ページP1の再表示といったタイミングで、これまで折り畳まれていた類似コンテンツが前面に一覧表示される。
以上、言い換えると、配信装置100は、主コンテンツのみ一覧表示されるような一覧ページP1であって当該一覧ページP1が再表示される場合に主コンテンツとともに当該主コンテンツに対応付けられる類似コンテンツが一覧表示されるような一覧ページP1を配信する。具体的には、配信装置100は、主コンテンツが選択された場合に遷移される遷移先コンテンツから一覧ページP1が再表示される場合に、選択された主コンテンツに対応付けられる類似コンテンツが選択された主コンテンツとともに一覧表示されるような一覧ページP1を配信する。
ここで、図2に示すような一覧ページP1におけるユーザの特性について説明する。一覧ページP1のように、例えば、記事コンテンツが縦方向に一覧表示される場合、ユーザは、一覧の中から特定の記事コンテンツを選出して閲覧(例えば、遷移先の詳細ページを閲覧)する傾向にある。具体的には、ユーザは、一覧の中から自身の興味のあるカテゴリに属する記事コンテンツを選出して閲覧する傾向にある。
このようなユーザ特性に基づき、ユーザ毎に、当該ユーザが興味を示しているカテゴリに属する記事コンテンツばかりが一覧表示されるような一覧ページを配信することが考えられる。しかしながら、このような一覧ページは、多様性に欠けるため、質の高いウェブページとはいい難い。
また、コンテンツ配信側にとっては、豊富な内容を含む一覧ページを配信することを望む場合が多い。すなわち、コンテンツ配信側は、一覧の中から興味のあるコンテンツを探し出すといった作業を軽減しつつ、バラエティーに富んだ一覧ページを配信することを望む場合が多い。
そこで、実施形態にかかる配信装置100は、図1および図2で説明した処理を実行することにより、多様性が確保された一覧ページP1をユーザに提供することができるとともに、一覧ページP1においてユーザビリティの高い表示態様を実現することができる。
〔2.配信装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態にかかる配信装置100について説明する。図3は、実施形態にかかる配信装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、配信装置100は、通信部110と、コンテンツ記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、例えば、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(コンテンツ記憶部120について)
コンテンツ記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
コンテンツ記憶部120は、入稿元から入稿されたコンテンツが格納される記憶部である。例えば、コンテンツ記憶部120には、各種ニュース記事を含む記事コンテンツが格納される。また、コンテンツ記憶部120には、ニュース以外の記事、例えば、ブログ記事等が格納されてもよい。ここで、図4に実施形態にかかるコンテンツ記憶部120の一例を示す。図4の例では、コンテンツ記憶部120は、「入稿元ID」、「コンテンツID」、「記事コンテンツ」、「カテゴリ」、「CTR」、「遷移先」といった項目を有する。
「入稿元ID」は、記事コンテンツを入稿した入稿元を識別するための識別情報を示す。「コンテンツID」は、入稿されたコンテンツを識別するための識別情報を示す。「記事コンテンツ」は、記事コンテンツのデータを示す。図4の例では、「記事コンテンツ」として概念的な記号を用いているが、実際には、テキストデータや画像データ等である。図1でも示したように、コンテンツIDを用いて、コンテンツを区別して表記する場合がある。例えば、コンテンツID「C11」が対応付けられる記事コンテンツを、記事コンテンツC11と表記する場合がある。
「カテゴリ」は、対応する記事コンテンツが属するカテゴリを示す。「カテゴリ」は、例えば、記事コンテンツ入稿時に入稿元によって指定されてもよいし、配信装置100が、各記事コンテンツを解析することにより、自動でカテゴリを対応付けてもよい。「CTR」(Crick Through Rate)は、対応する記事コンテンツのクリック率を示す。例えば、入稿されたばかりの記事コンテンツには、十分なクリック数が存在しない。かかる場合、配信装置100は、同一カテゴリの記事コンテンツについて算出されているクリック率から予測した予測CTRを入稿された記事コンテンツに対応付けてもよい。また、同一入稿元により既に入稿されている他の記事コンテンツが存在する場合には、配信装置100は、そのクリック率を入稿された記事コンテンツに対応付けてもよい。
「遷移先」は、対応する記事コンテンツが選択された場合に遷移される遷移先の「コンテンツ」(遷移先コンテンツ)の識別情報(遷移先ID)と、その「URL」を示す。例えば、遷移先コンテンツは、対応する記事コンテンツの詳細記事を含むコンテンツであり、対応する記事コンテンツとともに入稿される。
すなわち、図4の例では、入稿元ID「E1」によって識別される入稿元により、コンテンツID「C11」よって識別される記事コンテンツ、および、遷移先ID「C11−1」よって識別される遷移先コンテンツが入稿されている例を示す。また、コンテンツID「C11」よって識別される記事コンテンツのカテゴリが「スポーツ」、CTRが「0.08」である例を示す。
なお、図示しないがコンテンツ記憶部120は、さらに項目「ターゲティング条件」を有してもよい。「ターゲティング条件」は、要求元のユーザの属性情報や、要求元のユーザが示す興味に基づく記事コンテンツのターゲティングに用いられる条件情報である。したがって、「ターゲティング条件」には、例えば、「20代女性」あるいは「化粧品」等が入稿元によって設定される。かかる例は、入稿元が、「20代女性」あるいは「化粧品に興味があるユーザ」に対して自身の記事コンテンツを配信するよう指定していることを示す。
(制御部130について)
図3に戻り、制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、配信装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、入稿受付部131と、要求受付部132と、抽出部133と、生成部134と、配信部135とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(入稿受付部131について)
入稿受付部131は、記事コンテンツの入稿を受け付ける。例えば、入稿受付部131は、入稿元から記事コンテンツの入稿と、当該記事コンテンツの属するカテゴリの指定とを受け付ける。また、入稿受付部131は、入稿元から記事コンテンツに対応する遷移先コンテンツの入稿も受け付ける。
そして、入稿受付部131は、コンテンツIDおよび遷移先IDを払い出し、コンテンツIDおよび遷移先IDに対応付けて、記事コンテンツ、カテゴリ、遷移先コンテンツをコンテンツ記憶部120に格納する。なお、入稿受付部131は、自動でカテゴリを特定してもよい。
(要求受付部132について)
要求受付部132は、端末装置10からコンテンツ要求を受け付ける。例えば、要求受付部132は、記事コンテンツが一覧表示される一覧ページP1の取得要求であるコンテンツ要求を受け付ける。
(抽出部133について)
抽出部133は、一覧ページP1において一覧表示される主コンテンツと、当該主コンテンツに類似する類似コンテンツであって当該主コンテンツに対応付けられる類似コンテンツとを抽出する。例えば、抽出部133は、現時点においてコンテンツ記憶部120に格納されている記事コンテンツを主コンテンツの候補として、この記事コンテンツから主コンテンツを抽出する。
例えば、抽出部133は、評価情報によって示される値(例えば、CTR)に基づいて、各記事コンテンツに対して順位付けを行う。例えば、抽出部133は、CTRが高い記事コンテンツほど、順位が高くなるように順位付けを行う。そして、抽出部133は、順位の高い上位所定数の記事コンテンツを主コンテンツとして抽出する。このとき、抽出部133は、主コンテンツとして抽出された記事コンテンツそれぞれが異なるカテゴリに属するものとなるよう抽出する。
また、抽出部133は、上記のようにカテゴリに多様性を確保しつつ、要求元のユーザにより適した主コンテンツを抽出するようにしてもよい。例えば、抽出部133は、まず、要求元のユーザの属性情報や、要求元のユーザが示す興味を用いて記事コンテンツのターゲティングを行った後、ターゲティングした記事コンテンツから、カテゴリが異なるよう主コンテンツを抽出してもよい。
また、抽出部133は、コンテンツ記憶部120に格納されている記事コンテンツから主コンテンツとなった記事コンテンツを除外した残りの記事コンテンツを類似コンテンツの候補として、この記事コンテンツから類似コンテンツを抽出する。例えば、抽出部133は、抽出した主コンテンツに含まれるテキストと、当該主コンテンツと同一カテゴリの記事コンテンツに含まれるテキストとの類似度に基づいて、同一カテゴリの記事コンテンツから類似コンテンツを抽出する。
ここで、図4を用いて、主コンテンツ抽出処理の一例について説明する。図4に示すコンテンツ記憶部120の例では、抽出部133は、記事コンテンツC11〜C101を主コンテンツの候補として、CTRが大きいほど高い順位をつける。そして、抽出部133は、カテゴリが異なるように上位4つの記事コンテンツを抽出し、抽出した記事コンテンツを主コンテンツとする。
かかる例では、抽出部133は、主コンテンツとして、記事コンテンツC11、C31、C51、C71を抽出し、これらのカテゴリは「スポーツ」、「芸能」、「政治経済」、「地域」といったようにそれぞれ異なる。
次に、図4を用いて、類似コンテンツ抽出処理の一例について説明する。ここでは、主コンテンツC11に類似する類似コンテンツの抽出を例に説明する。まず、抽出部133は、コンテンツ記憶部120に格納されている記事コンテンツから主コンテンツとなった記事コンテンツC11、C31、C51、C71を除外した残りの記事コンテンツを類似コンテンツの候補とする。
したがって、図4の例では、抽出部133は、記事コンテンツC11、C31、C51、C71を除いた記事コンテンツC21、C41、C61、C81、C91を類似コンテンツの候補とする。このような状態で、抽出部133は、主コンテンツC11と同一カテゴリに属する記事コンテンツを特定する。
図4の例では、抽出部133は、主コンテンツC11と同一カテゴリ「スポーツ」に属する記事コンテンツC41、C81、C91を特定する。そして、抽出部133は、主コンテンツC11と、記事コンテンツC41、C81、C91それぞれとの類似度に基づいて、記事コンテンツC41、C81、C91それぞれに対して順位付けを行う。具体的には、抽出部133は、主コンテンツC11と記事コンテンツC41との類似度、主コンテンツC11と記事コンテンツC81との類似度、主コンテンツC11と記事コンテンツC91との類似度をそれぞれ算出する。
そして、抽出部133は、類似度が高い記事コンテンツほど、順位が高くなるように順位付けを行う。そして、抽出部133は、順位の高い上位所定数の記事コンテンツを類似コンテンツとして抽出する。例えば、抽出部133は、類似度の高い上位2つの記事コンテンツC81、C91を抽出する。
また、抽出部133は、主コンテンツそれぞれに対して、当該主コンテンツに類似する類似コンテンツを対応付ける。このような対応付けは、主コンテンツにそれぞれ対して、当該主コンテンツに類似する類似コンテンツが折り畳まれる(折り込まれる)ことに相当する。上記例では、抽出部133は、主コンテンツC11に対して、その類似コンテンツC81、C91を対応付けることにより、主コンテンツC11に対して類似コンテンツC81、C91を折り畳む。
(生成部134について)
生成部134は、類似コンテンツが折り畳まれた各主コンテンツが一覧表示されるような一覧ページP1を生成する。上記例では、生成部134は、類似コンテンツが折り畳まれた各主コンテンツC11、C31、C51、C71が一覧表示されるような一覧ページP1を生成する。つまり、生成部134は、初期表示時には主コンテンツのみ一覧表示されるような一覧ページP1を生成する。また、生成部134は、図2に示すように、一覧ページP1を生成する際に、各主コンテンツの下中央部にボタンBT1を設ける。
(配信部135について)
配信部135は、生成部134によって生成された一覧ページP1を端末装置10に配信する。例えば、配信部135は、一覧ページP1に対する各種表示制御を端末装置10に実行させるための制御情報(JavaScript等)を含む一覧ページP1を端末装置10に配信する。
〔3.端末装置の構成〕
次に、図5を用いて、実施形態にかかる端末装置10について説明する。図5は、実施形態にかかる端末装置10の構成例を示す図である。図5に示すように、端末装置10は、通信部11と、入力部12と、表示部13と、クッキー情報記憶部14と、制御部15とを有する。
(通信部11について)
通信部11は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部11は、ネットワークと有線または無線で接続され、例えば、配信装置100との間で情報の送受信を行う。
(入力部12、表示部13について)
入力部12は、ユーザから各種操作を受付ける入力装置である。例えば、入力部12は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。表示部13は、各種情報を表示するための表示装置であり、すなわち、表示画面である。例えば、表示部13は、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、端末装置10にタッチパネルが採用される場合には、入力部12と表示部13とは一体化される。
(クッキー情報記憶部14)
クッキー情報記憶部14は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
クッキー情報記憶部14は、一覧ページP1に表示される記事コンテンツが選択された旨の情報を記憶する記憶部である。ここで、図6に実施形態にかかるクッキー情報記憶部14の一例を示す。図6の例では、クッキー情報記憶部14は、「クッキーID」、「クリック情報」、「日時」といった項目を有する。
「クッキーID」は、記事コンテンツが選択された場合に発行されるクッキーIDであって、配信装置100との間に発行されるクッキーIDである。「クリック情報」は、記事コンテンツが選択された旨の情報を示す。例えば、「クリック情報」は、選択された記事コンテンツのコンテンツIDを示す。「日時」は、記事コンテンツが選択された日時を示す。
すなわち、図6の例では、「2016年09月01日16時30分」に記事コンテンツC41が選択されたことにより、クッキーID「CID01」が発行され、クッキーID「CID01」に対応付けてコンテンツID「C41」が記憶された例を示す。
(制御部15について)
図5に戻り、制御部15は、CPUやMPU等によって、端末装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、制御部15は、一覧ページP1に含まれる制御情報(例えば、JavaScript)によって実現される。また、制御部15は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部15は、要求部15aと、表示制御部15bと、検出部15cと、ブラウザ制御部15dとを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部15の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部15が有する各処理部の接続関係は、図5に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(要求部15aについて)
要求部15aは、コンテンツ要求を配信装置100に送信する。例えば、要求部15aは、一覧ページP1の配信を要求するコンテンツ要求を配信装置100に送信する。また、要求部15aは、一覧ページP1を受信する。
(表示制御部15bについて)
表示制御部15bは、端末装置10において一覧ページP1が初期表示される初期表示時には、各主コンテンツに対して類似コンテンツが折り畳まれている状態を維持し、主コンテンツのみが一覧表示されるように一覧ページP1を表示させる(表示部13に表示させる)。
一方、表示制御部15bは、主コンテンツが選択されることにより遷移された遷移先コンテンツから一覧ページP1を再表示させる場合には、選択された主コンテンツに対応付けられる類似コンテンツを、選択された主コンテンツとともに一覧表示させた状態で一覧ページP1を表示させる。
(検出部15cについて)
検出部15cは、一覧ページP1に対するユーザ操作を検出する。例えば、検出部15cは、一覧ページP1において一覧表示される記事コンテンツを選択する選択操作(例えば、タップ操作、クリック操作等)を検出する。
(ブラウザ制御部15d)
ブラウザ制御部15dは、ウェブブラウザと呼ばれるアプリケーション(単に「ブラウザ」と呼ばれる場合がある)を実行制御する。例えば、ブラウザ制御部15dは、一覧ページP1において一覧表示される記事コンテンツを選択された場合に、ブラウザに対し端末装置10と配信装置100との間にクッキーIDを発行させる。また、ブラウザ制御部15dは、発行されたクッキーIDと、選択された記事コンテンツのコンテンツIDとを対応付けてクッキー情報記憶部14に記憶させる。
(表示制御処理について(1))
ここからは、端末装置10によって行われる表示制御処理について図2を用いて説明する。なお、これまで図1等を用いて説明してきたように、配信装置100が、端末装置10からのコンテンツ要求に応じて、主コンテンツC11、C31、C51、C71およびこれらに類似する類似コンテンツを抽出し、一覧ページP1を生成したものとする。
まず、要求部15aは、配信装置100から一覧ページP1を受け付けたものとする。表示制御部15bは、要求部15aによって受け付けられた一覧ページP1を表示部13に表示させる。この際、表示制御部15bは、図2(a)に示すように、各主コンテンツの裏に類似コンテンツが折り畳まれてユーザには視認不可能な状態を維持し、主コンテンツのみが一覧表示されるように一覧ページP1を表示させる。
このような状態において、例えば、検出部15cが、ユーザによって主コンテンツC11が選択されたことを検出したとする。かかる場合、ブラウザ制御部15dは、ブラウザに対してクッキーIDを発行させるとともに、発行されたクッキーIDと主コンテンツC11が選択された旨の情報とを対応付けて記憶する。具体的には、ブラウザ御部15dは、発行されたクッキーID「CID03」、コンテンツID「C11」と、主コンテンツC11が選択された日時「2016年09月02日18時30分」とを対応付けてクッキー情報記憶部14に記憶させる。
また、要求部15aは、主コンテンツC11が選択されたことが検出されたことに応じて、主コンテンツC11に対応する遷移先コンテンツの要求を配信装置100に送信する。例えば、要求部15aは、主コンテンツC11に張り付けられているURL「U11−1」を含む要求を配信装置100に送信する。そして、要求部15aは、配信装置100から配信された遷移先コンテンツC11−1を受け付ける。
そして、表示制御部15bは、要求部15aによって受け付けられた遷移先コンテンツC11−1を、図2(b)に示すように、表示部13に表示させる。
このような状態において、例えば、検出部15cが、遷移先コンテンツC11−1から一覧ページP1を再表示させる操作(ボタンBT2押下)を検出したとする。かかる場合、表示制御部15bは、一覧ページP1を再表示させる。具体的には、表示制御部15bは、一覧ページP1を再表示させるきっかけとなった大元のコンテンツを特定する。具体的には、表示制御部15bは、遷移先コンテンツC11−1へ遷移させるために選択された主コンテンツがいずれのコンテンツであったかを特定する。
例えば、表示制御部15bは、クッキー情報記憶部14を参照し、最新の日時「2016年09月02日18時30分」においてクッキーID「CID03」に対してコンテンツID「C11」が対応付けられていることから、遷移先コンテンツC11−1へ遷移させるために主コンテンツC11が選択されたことを特定する。
また、表示制御部15bは、主コンテンツC11が選択されたことを特定したことにより、主コンテンツC11に対応付けられる類似コンテンツC81、C91であって、これまで折り畳まれており視認不可能であった類似コンテンツC81、C91を、主コンテンツC11とともに一覧表示させた状態で一覧ページP1を再表示させることを判断する。
したがって、表示制御部15bは、ブラウザバックに応じて、主コンテンツC11に対応付けられる類似コンテンツC81、C91を、主コンテンツC11とともに一覧表示させた状態で一覧ページP1を再表示させる。
なお、このとき表示制御部15bは、類似コンテンツC81、C91それぞれにおける主コンテンツC11との類似度に基づいて、類似コンテンツC81、C91を一覧表示させてよい。例えば、類似コンテンツC91より、類似コンテンツC81の方が主コンテンツC11との類似度が高いとすると、表示制御部15bは、類似コンテンツC81が上から1番目、類似コンテンツC91が上から2番目となるように一覧表示させる。
(表示制御処理について(2))
また、表示制御部15bは、折り畳まれている類似コンテンツを主コンテンツとともに一覧表示させるための操作ボタンであるボタンBT1が押下されたことに応じて、主コンテンツとともに当該主コンテンツに対応付けられる類似コンテンツを一覧表示させる。この点について、図2を用いて説明する。
例えば、検出部15cが、図2(a)に示すように、主コンテンツC11に含まれるボタンBT1が押下されたことを検出したとする。かかる場合、表示制御部15bは、図2(c)に示すように、これまで折り畳まれており視認不可能であった類似コンテンツC81、C91を、主コンテンツC11とともに一覧表示させる。
〔4.処理手順〕
(配信装置100について)
次に、図7を用いて、実施形態にかかる配信装置100が実行する配信処理の手順について説明する。図7は、実施形態にかかる配信装置100による配信処理手順を示すフローチャートである。ここでは、配信装置100は、既に各種コンテンツの入稿を受け付け済みであるものとする。
まず、要求受付部132は、端末装置10からコンテンツ要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS101)。抽出部133は、要求受付部132によってコンテンツ要求を受け付けたと判定された場合には(ステップS101;Yes)、コンテンツ記憶部120から主コンテンツを抽出する(ステップS102)。また、抽出部133は、抽出した主コンテンツそれぞれに類似する類似コンテンツを抽出する(ステップS103)。
次に、生成部134は、抽出部133によって類似コンテンツが対応付けられた主コンテンツが一覧表示されるような一覧ページP1を生成する(ステップS104)。具体的には、生成部134は、主コンテンツのみ一覧表示されるような一覧ページP1であって当該一覧ページP1が再表示される場合に主コンテンツとともに当該主コンテンツに対応付けられる類似コンテンツが一覧表示されるような一覧ページを生成する。そして、配信部135は、一覧ページP1を端末装置10に配信する(ステップS105)。
(端末装置10について)
次に、図8を用いて、実施形態にかかる端末装置10が実行する表示制御処理の手順について説明する。図8は、実施形態にかかる端末装置10による表示制御処理手順を示すフローチャートである。
まず、要求部15aは、配信装置100から一覧ページP1を受け付けたか否かを判定する。表示制御部15bは、要求部15aによって一覧ページP1が受け付けられた場合に(ステップS201;Yes)、主コンテンツのみ一覧表示されるように一覧ページP1を表示させる(ステップS202)。
次に、検出部15cは、一覧ページP1から所定の遷移先コンテンツへと遷移させる操作(例えば、一覧表示されるいずれかの主コンテンツに対する選択操作)を検出したか否かを判定する(ステップS203)。検出部15cは、遷移操作を検出しない場合には(ステップS203;No)、検出するまで待機する。一方、表示制御部15bは、検出部15cによって遷移操作が検出された場合には(ステップS203;Yes)、かかる遷移操作に応じて要求部15aによって取得された遷移先コンテンツを表示させる(ステップS204)。
このような状態において検出部15cは、遷移先コンテンツから一覧ページへと戻す再表示操作(ブラウザバック)を検出したか否かを判定する(ステップS205)。検出部15cは、再表示操作を検出しない場合には(ステップS205;No)、検出するまで待機する。一方、表示制御部15bは、検出部15cによって再表示操作が検出された場合には(ステップS205;Yes)、ステップS203において選択された主コンテンツに対応付けられる類似コンテンツを、選択された主コンテンツとともに一覧表示させた状態で一覧ページP1を表示させる(ステップS206)。
〔5.変形例〕
上記実施形態にかかる端末装置10および情報提示装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、端末装置10および情報提示装置100の他の実施形態について説明する。
〔5−1.表示制御(1)〕
端末装置10の表示制御部15bは、主コンテンツとともに類似コンテンツが一覧表示された状態で当該主コンテンツまたは当該類似コンテンツが選択されることにより遷移された遷移先コンテンツから一覧ページP1が再表示される場合に、選択された主コンテンツまたは類似コンテンツを含むコンテンツ群以外のコンテンツ群において類似コンテンツを一覧表示しない。この点について、図9を用いて説明する。
図9は、変形例にかかる表示制御処理を説明する説明図(1)である。まず、主コンテンツC11と、主コンテンツC11に対応付けられる類似コンテンツC81、C91とを含むコンテンツ群をグループAとする。主コンテンツC31と、主コンテンツC31に対応付けられる類似コンテンツC31x、C31yとを含むコンテンツ群をグループBとする。
ここで、主コンテンツC11に含まれるボタンBT1、そして主コンテンツC31に含まれるボタンBT1それぞれが押下されることにより、図9(a)に示すように、グループAおよびグループBに含まれるコンテンツが一覧表示されているものとする。
このような状態において、例えば、ユーザが主コンテンツC11を選択したとする。かかる場合、ブラウザ制御部15dは、クッキーIDを発行させるとともに、発行されたクッキーIDとコンテンツID「C11」とを対応付けてクッキー情報記憶部14に記憶させる。
また、表示制御部15bは、図9(b)に示すように、主コンテンツC11が選択されたことに応じて要求部15aによって取得された遷移先コンテンツC11−1を表示させる。
このような状態において、例えば、検出部15cが、遷移先コンテンツC11−1から一覧ページP1を再表示させる操作(ボタンBT2押下)を検出したとする。かかる場合、表示制御部15bは、クッキー情報記憶部14を参照し、最新の日時においてクッキーIDに対してコンテンツID「C11」が対応付けられていることから、遷移先コンテンツC11−1へ遷移させるために主コンテンツC11が選択されたことを特定する。
また、これにより表示制御部15bは、主コンテンツC11に対応付けられる類似コンテンツC81、C91であって、これまで折り畳まれており視認不可能であった類似コンテンツC81、C91を、主コンテンツC11とともに一覧表示させた状態で一覧ページP1を再表示させることを判断する。つまり、表示制御部15bは、グループAに含まれる類似コンテンツC81、C91のみ一覧表示させ、グループA以外のグループBにおいて遷移前に一覧表示されていた類似コンテンツC31x、C31yを一覧表示しないと判断する。
したがって、表示制御部15bは、図9(c)に示すように、ブラウザバックに応じて、主コンテンツC11に対応付けられる類似コンテンツC81、C91を、主コンテンツC11とともに一覧表示させた状態で一覧ページP1を再表示させる。また、このとき表示制御部15bは、図9(c)に示すように、グループBにおいて遷移前に一覧表示されていた類似コンテンツC31x、C31yを一覧表示させない。
このように、配信装置100は、遷移先コンテンツへ遷移される直前に一覧ページP1において複数のコンテンツ群で類似コンテンツが一覧表示されていた場合、かかる遷移先コンテンツから一覧ページP1を再表示させる際に、遷移させるために選択された主コンテンツまたは類似コンテンツを含むコンテンツ群以外のコンテンツ群において類似コンテンツを一覧表示しないような一覧ページP1を配信する。
これにより配信装置100は、一覧ページP1を再表示させる前に一覧表示させていたコンテンツ群を、一覧ページP1を再表後に容易に認識させることができるため、ユーザビリティの高いコンテンツを提供することができる。
〔5−2.表示制御(2)〕
配信装置100における抽出部133は、一覧ページP1にさらに追加される類似コンテンツである追加コンテンツを抽出する。そして、配信部135は、抽出部133により抽出された追加コンテンツが一覧ページP1に対して追加されるよう配信する。
具体的には、抽出部133は、主コンテンツとともに類似コンテンツが一覧表示された状態で当該主コンテンツまたは当該類似コンテンツが選択されることにより遷移された遷移先コンテンツから一覧ページP1が再表示される場合に、追加コンテンツを抽出する。そして、配信部135は、抽出部133により抽出された追加コンテンツが、選択された主コンテンツまたは類似コンテンツを含むコンテンツ群に追加して表示されるよう配信する。この点について、図10を用いて説明する。
図10は、変形例にかかる表示制御処理を説明する説明図(2)である。まず、図10(a)は、表示制御部15bが、各主コンテンツの裏に類似コンテンツが折り畳まれてユーザには視認不可能な状態を維持し、主コンテンツのみが一覧表示されるように一覧ページP1を表示させているものである。また、図10(b)は、表示制御部15bが、主コンテンツC11が選択されたことに応じて、主コンテンツC11に対応する遷移先コンテンツC11−1を表示させているものである。
ここで、図10(b)の状態において、検出部15cが、遷移先コンテンツC11−1から一覧ページP1を再表示させる操作(ボタンBT2押下)を検出したとする。これに応じて、要求部15aは、主コンテンツC11および類似コンテンツC81、C91を含むグループAに新たに追加される類似コンテンツを配信装置100から取得する。具体的には、要求部15aは、遷移先コンテンツC11−1へ遷移させるために主コンテンツC11が選択されたことを示す情報、すなわちコンテンツID「C11」を含む追加コンテンツ要求を配信装置100に送信する。
配信装置100の抽出部133は、要求受付部132によって追加コンテンツ要求が受け付けられると、グループAに新たに追加される類似コンテンツを抽出する。ここでは、抽出部133は、新たに追加される類似コンテンツとして、広告コンテンツを抽出するものとする。かかる場合、抽出部133は、追加コンテンツ要求に含まれるコンテンツID「C11」に基づき、記事コンテンツC11のカテゴリを特定する。図4の例では、抽出部133は、記事コンテンツC11のカテゴリが「スポーツ」であることを特定する。
これにより、抽出部133は、例えば、カテゴリ「スポーツ」に属する広告コンテンツとして、広告コンテンツAD11を抽出する。図示しないが、例えば、抽出部133は、広告主により入稿された各種広告コンテンツが格納される広告コンテンツ記憶部から広告コンテンツAD11を抽出する。そして、配信部135は、コンテンツID「C11」を含めた広告コンテンツAD11を端末装置10に配信する。
そして、端末装置10の表示制御部15bは、要求部15aによってコンテンツID「C11」を含む広告コンテンツAD11が受け付けられると、グループAに新たに広告コンテンツAD11を追加する。そして、表示制御部15bは、図10(c)に示すように、類似コンテンツC81、C91および広告コンテンツAD11を、主コンテンツC11とともに一覧表示させた状態で一覧ページP1を再表示させる。
これにより、配信装置100は、ユーザが興味を有するカテゴリに属するコンテンツをより多くユーザに提供することができる。言い換えれば、配信装置100は、ユーザが興味を示さないコンテンツを無駄に抽出することがないため、処理の効率を高めることができる。
〔5−3.表示制御(3)〕
また、抽出部133は、主コンテンツの所定箇所が選択されることにより当該主コンテンツとともに当該主コンテンツに対応する類似コンテンツが一覧表示される場合に、追加コンテンツを抽出する。そして、配信部135は、抽出部133により抽出された追加コンテンツが、一覧表示される類似コンテンツに追加されて表示されるよう配信する。
ここで、主コンテンツの所定箇所とは、例えば、ボタンBT1である。したがって、類似コンテンツを一覧表示させようと、例えば、ユーザが、主コンテンツC11に含まれるボタンBT1を押下した場合に、要求部15aは、主コンテンツC11および類似コンテンツC81、C91を含むグループAに新たに追加される類似コンテンツを配信装置100から取得する。上記変形例と同様に、要求部15aは、広告コンテンツAD11を取得したとする。
かかる場合、表示制御部15bは、グループAに新たに広告コンテンツAD11を追加する。そして、表示制御部15bは、図10(c)に示すように、類似コンテンツC81、C91および広告コンテンツAD11を、主コンテンツC11とともに一覧表示させた状態で一覧ページP1を再表示させる。
〔5−4.配信処理について〕
これまで、配信装置100は、端末装置100に一覧ページP1が初期表示される場合に、類似コンテンツを対応付けた主コンテンツが一覧表示されるような一覧ページP1を配信する例を示した。しかし、配信装置100は、初期表示時には類似コンテンツを抽出せず、主コンテンツのみ抽出し、抽出した主コンテンツが一覧表示されるような一覧ページP1を配信してもよい。つまり、配信装置100は、初期表示時には類似コンテンツを配信しなくてもよい。
かかる場合、端末装置10の要求部15aは、所定のタイミングで配信装置100に要求を送信することで、配信装置100から類似コンテンツを取得する。そして、表示制御部15bは、取得された類似コンテンツを、主コンテンツとともに一覧表示させる。
例えば、要求部15aは、これまで説明してきたように、遷移先コンテンツから一覧ページP1を再表示させるために、ボタンB2が押下された場合に、コンテンツIDを含む類似コンテンツ要求を配信装置100に送信する。これに応じて、配信装置100の抽出部133は、受け付けたコンテンツIDが示す主コンテンツと類似する類似コンテンツを抽出する。そして、配信部135は、抽出された類似コンテンツを、コンテンツIDが示す主コンテンツとともに一覧表示するよう端末装置100に配信する。
また、上記では、所定のタイミングをブラウザバック時として説明したが、類似コンテンツを一覧表示させるためにボタンBT1が押下された場合であってもよい。
このように、ユーザ操作が行われた各種タイミングにおいて、端末装置10の要求部15aが類似コンテンツを取得し、表示制御部15bが取得された類似コンテンツを主コンテンツとともに表示させる。これにより、配信装置100は、よりリアルタイム性を重視した配信を行うことができる。
〔5−5.端末装置について〕
上記実施形態では、端末装置10による処理は、配信装置100によって送信される制御情報に基づいて行われるものとして説明してきた。しかし、端末装置10は、所定のアプリケーションがインストールされることで、かかるアプリケーションによる制御に従って上記処理を行ってもよい。かかる場合、図5に示す制御部15および制御部15に含まれる各処理部は、アプリケーションによって実行される処理部となる。
より具体的に説明すると、上述してきた端末装置10による表示制御処理は、本願にかかる表示制御プログラムにより実現される。例えば、端末装置10にかかる表示制御部15bは、端末装置10が有するCPUやMPU等によって、表示制御プログラムがRAMを作業領域として、表示制御プログラムにかかる表示制御手順が実行されることにより実現される。端末装置10にかかる他の処理部も同様に、表示制御プログラムによる各手順が実行されることにより実現される。例えば、要求部15aは、受信手順が実行されることにより実現される。
〔5−5.主コンテンツ、類似コンテンツについて〕
上記実施形態では、主コンテンツおよび類似コンテンツは、ニュース等の記事コンテンツであるものとした。しかしこれに限らず、主コンテンツおよび類似コンテンツは、広告コンテンツであってもよい。例えば、抽出部133は、主コンテンツまたは類似コンテンツとして広告コンテンツを抽出する。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態にかかる配信装置100および端末装置10は、例えば図11に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、配信装置100を例に挙げて説明する。図11は、配信装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網50を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、通信網50を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態にかかる配信装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、コンテンツ記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを、記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信網50を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.その他〕
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
以上、本願の実施形態をいくつかの図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、配信部は、配信手段や配信回路に読み替えることができる。
1 配信システム
10 端末装置
15a 要求部
15b 表示制御部
15c 検出部
15d ブラウザ制御部
100 配信装置
120 コンテンツ記憶部
133 抽出部
134 生成部
135 配信部

Claims (18)

  1. 配信装置から主コンテンツが一覧表示される一覧ページを受信する受信手順と、
    前記受信手順により受信された一覧ページを再表示する場合として、前記一覧ページに対応する所定の遷移先のコンテンツから前記一覧ページを再表示する場合に、前記主コンテンツとともに当該主コンテンツに類似する類似コンテンツであって再表示前に非表示であった類似コンテンツを一覧表示する表示制御手順と
    を端末装置に実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
  2. 前記表示制御手順は、前記受信手順により受信された一覧ページを再表示する場合に、前記主コンテンツとともに、再表示前に当該主コンテンツに対して折り畳まれていた前記類似コンテンツを一覧表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示制御プログラム。
  3. 前記表示制御手順は、前記主コンテンツが選択されることにより遷移された遷移先コンテンツから前記一覧ページを再表示する場合に、選択された主コンテンツとともに選択された主コンテンツに対して折り畳まれていた前記類似コンテンツを一覧表示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示制御プログラム。
  4. 配信装置から主コンテンツが一覧表示される一覧ページを受信する受信手順と、
    前記受信手順により受信された一覧ページを再表示する場合として、前記主コンテンツが選択されることにより遷移された遷移先コンテンツから前記一覧ページを再表示する場合に、選択された前記主コンテンツに類似する類似コンテンツであって再表示前に当該主コンテンツに対して折り畳まれていた類似コンテンツを、当該主コンテンツとともに一覧表示する表示制御手順と
    を端末装置に実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
  5. 前記表示制御手順は、前記一覧ページにおいて一覧表示された前記主コンテンツまたは前記類似コンテンツが選択されることにより遷移された遷移先コンテンツから前記一覧ページを再表示する場合に、選択された主コンテンツまたは類似コンテンツを含むコンテンツ群以外のコンテンツ群において類似コンテンツを一覧表示させない
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに記載の表示制御プログラム。
  6. 前記受信手順は、異なるカテゴリに属する前記主コンテンツが一覧表示される一覧ページを受信する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の表示制御プログラム。
  7. 前記受信手順は、前記主コンテンツに含まれるテキストと、当該主コンテンツと同一カテゴリのコンテンツに含まれるテキストとの類似度に基づき抽出された前記類似コンテンツが折り畳まれた前記主コンテンツが一覧表示される一覧ページを受信する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の表示制御プログラム。
  8. 前記受信手順は、受信済みの前記一覧ページにさらに追加される類似コンテンツである追加コンテンツを受信し、
    前記表示制御手順は、受信済みの前記一覧ページに対して前記追加コンテンツを追加する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の表示制御プログラム。
  9. 前記受信手順は、前記一覧ページにおいて一覧表示された前記主コンテンツまたは前記類似コンテンツが選択されることにより遷移された遷移先コンテンツから前記一覧ページが再表示される場合に、前記追加コンテンツを受信し、
    前記表示制御手順は、前記受信手順により受信された前記追加コンテンツを、選択された前記主コンテンツまたは前記類似コンテンツを含むコンテンツ群に追加することにより当該追加コンテンツを表示する
    ことを特徴とする請求項に記載の表示制御プログラム。
  10. 前記受信手順は、前記主コンテンツの所定箇所が選択されることにより当該主コンテンツとともに当該主コンテンツに対して折り畳まれた類似コンテンツが一覧表示される場合に、前記追加コンテンツを受信し、
    前記表示制御手順は、前記受信手順により受信された前記追加コンテンツを前記類似コンテンツに追加することにより当該追加コンテンツを前記類似コンテンツとともに一覧表示する
    ことを特徴とする請求項またはに記載の表示制御プログラム。
  11. 前記受信手順は、前記主コンテンツまたは前記類似コンテンツとして広告コンテンツを受信する
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の表示制御プログラム。
  12. 端末装置であって、
    配信装置から主コンテンツが一覧表示される一覧ページを受信する受信部と、
    前記受信部により受信された一覧ページを再表示する場合として、前記一覧ページに対応する所定の遷移先のコンテンツから前記一覧ページを再表示する場合に、前記主コンテンツとともに当該主コンテンツに類似する類似コンテンツであって再表示前に非表示であった類似コンテンツを一覧表示する表示制御部と
    を有することを特徴とする端末装置。
  13. 端末装置であって、
    配信装置から主コンテンツが一覧表示される一覧ページを受信する受信部と、
    前記受信部により受信された一覧ページを再表示する場合として、前記主コンテンツが選択されることにより遷移された遷移先コンテンツから前記一覧ページを再表示する場合に、選択された前記主コンテンツに類似する類似コンテンツであって再表示前に当該主コンテンツに対して折り畳まれていた類似コンテンツを、当該主コンテンツとともに一覧表示する表示制御部と
    を有することを特徴とする端末装置。
  14. 端末装置が実行する表示方法であって、
    配信装置から主コンテンツが一覧表示される一覧ページを受信する受信工程と、
    前記受信工程により受信された一覧ページを再表示する場合として、前記一覧ページに対応する所定の遷移先のコンテンツから前記一覧ページを再表示する場合に、前記主コンテンツとともに当該主コンテンツに類似する類似コンテンツであって再表示前に非表示であった類似コンテンツを一覧表示する表示制御工程と
    を含んだことを特徴とする表示方法。
  15. 端末装置が実行する表示方法であって、
    配信装置から主コンテンツが一覧表示される一覧ページを受信する受信工程と、
    前記受信工程により受信された一覧ページを再表示する場合として、前記主コンテンツが選択されることにより遷移された遷移先コンテンツから前記一覧ページを再表示する場合に、選択された前記主コンテンツに類似する類似コンテンツであって再表示前に当該主コンテンツに対して折り畳まれていた類似コンテンツを、当該主コンテンツとともに一覧表示する表示制御工程と
    を含んだことを特徴とする表示方法。
  16. 端末装置に一覧表示される主コンテンツと、当該主コンテンツに類似する類似コンテンツとを抽出する抽出部と、
    前記主コンテンツが一覧表示される一覧ページであって当該一覧ページが再表示される場合に再表示前に非表示であった前記類似コンテンツが前記主コンテンツとともに一覧表示される一覧ページを配信する配信部と
    を有することを特徴とする配信装置。
  17. 配信装置が実行する表示方法であって、
    端末装置に一覧表示される主コンテンツと、当該主コンテンツに類似する類似コンテンツとを抽出する抽出工程と、
    前記主コンテンツが一覧表示される一覧ページであって当該一覧ページが再表示される場合に再表示前に非表示であった前記類似コンテンツが前記主コンテンツとともに一覧表示される一覧ページを配信する配信部と
    を含んだことを特徴とする配信方法。
  18. 端末装置に一覧表示される主コンテンツと、当該主コンテンツに類似する類似コンテンツとを抽出する抽出手順と、
    前記主コンテンツが一覧表示される一覧ページであって当該一覧ページが再表示される場合に再表示前に非表示であった前記類似コンテンツが前記主コンテンツとともに一覧表示される一覧ページを配信する配信手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする配信プログラム。
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