JP6723611B2 - 配管接続構造、配管接続具及び配管の接続方法 - Google Patents

配管接続構造、配管接続具及び配管の接続方法 Download PDF

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Description

本発明は、配管を管継手やバルブの継手等に接続する配管接続構造、配管接続具及び配管の接続方法に関する。
半導体デバイスを製造する半導体製造プロセスでは、例えば、複数の処理チャンバにより複数のウェハを並行して処理するマルチチャンバ方式の半導体製造装置や、1つの処理チャンバで複数のプロセスを行うマルチプロセス方式の半導体製造装置が用いられる。半導体製造装置では、流体制御装置から処理チャンバ等に反応活性なガスを供給することで、成膜プロセスやエッチングプロセスが行われる。
半導体製造装置に搭載される流体制御装置では、例えば、エアオペレートバルブ、流量調整バルブ、及びマスフローコントローラなどの機器が、配管及び管継手等を用いてベースブロックに連結されることで、複数の流路が形成される。例えば、複数の流路を有する集積型の流体制御装置が、半導体製造プロセスを行う半導体製造装置に搭載される。また、流体制御装置では、ボンベ等の供給元から供給される高圧で大流量のガスを、適切な流量に絞った後に流量調整バルブ等を含む流体制御機器に供給するために、オリフィス(開口)を有するオリフィスプレートが流体制御装置の流路内に設けられる場合がある。
例えば、オリフィスの開口径は、オリフィスの上流側におけるガスの圧力Pと、オリフィスの下流側におけるガスの圧力Pとの関係が臨界膨張条件(P≧2P)を満足するように設定される。オリフィスの上流側におけるガスの圧力Pと、オリフィスの下流側におけるガスの圧力Pとの関係が臨界膨張条件を満足している場合、オリフィスの上流側におけるガスの圧力Pが大きく変化した場合であっても、オリフィスの下流側におけるガスの流速が一定で保持される。したがって、流体制御装置の流路内にオリフィスプレートを設けることで、流速が安定したガスを、流体制御機器に供給することができ、オリフィスの前後の圧力差に起因したガスの逆流を防止することができる。また、流路内に設けたオリフィスプレートにより、流体制御機器に供給されるガスの流量が抑えられるため、流体制御機器は、半導体製造装置の処理チャンバ等で使用されるガスの供給量を微調整することで、所定量のガスを処理チャンバ等に供給できる。その結果、流体制御機器の流量制御に掛かる負担が抑えられる。
ところで、オリフィスプレートは、管継手等の内部に取り付けられ、あるいは、オリフィスプレートは、管継手等に接続される配管の先端に溶接される。オリフィスプレートを継手の内部に取り付ける場合、オリフィスプレートの外周部に形成された雄ねじが継手の流路上に形成された雌ねじに螺合され、あるいは、継手内に配置されたオリフィスプレートが配管とともに継手に固定される。
一方、流体制御装置の流路に流れる反応活性なガスは、毒性及び腐食性を有する場合があり、大気中で発火する自然性を有する場合がある。このため、配管を接続する管継手等は、流路を流れるガスを外部に漏らさない密閉性の構造を有する必要がある。液体が流体制御装置の流路に流れる場合にも、流路を流れる液体を外部に漏らさない密閉性の構造を有する必要がある。
例えば、オリフィスプレートが、継手に接続される配管の先端に溶接される場合、継手の開口部から挿入された配管を開口部に溶接することで、密閉性が保持される(特許文献2)。オリフィスプレートが継手に螺合される場合、ナット部材に挿通される配管にリング状のスリーブを嵌めた後、オリフィスプレートが螺合された継手内に配管を挿入し、ナット部材を継手に螺合し、スリーブを継手の内壁と配管とに押圧状態で接触させることで、密閉性が保持される(特許文献1)。継手内に配置されたオリフィスプレートが配管とともに継手に固定される場合、配管に設けられたねじ部を継手に設けられたねじ部に螺合し、継手内に挿入された配管の先端によりガスケットとオリフィスプレートとを継手に押圧することで、密閉性が保持される(特許文献3)。
実開平1−169697号公報 実開昭63−37896号公報 特開2015−125061号公報 特開2004−44633号公報
特許文献2のように継手と配管との溶接により継手の密閉性を保持する場合、又は、特許文献1のようにリング状のスリーブにより継手の密閉性を保持する場合、配管及び継手の流路を流れる流体の一部は、継手に挿入された配管の先端から配管の外周部に入り込む。流体が腐食性を有するガスである場合、配管の外周部及びスリーブ等がガスにより汚染されるおそれがある。又、ガス中に含まれる水分が外周部で結露した場合、配管の外周部及びスリーブ等が腐食するおそれがある。流体が液体の場合にも、配管の外周部及びスリーブ等が腐食するおそれがある。
さらに、従来、配管を継手に接続した場合の密閉性は、溶接部、スリーブ又はガスケット等を用いて、1個所で保持される。しかしながら、密閉性の信頼度を向上するためには、1個所だけでなく複数個所で継手と配管とを密閉することが望ましい。
本発明は、オリフィスプレートが配置される継手に配管を接続する場合に、オリフィスプレートを含む複数個所で、継手内の流路の密閉性を保持することを目的の一つとする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様では、配管接続構造は、流体が流れる第1貫通穴と、前記第1貫通穴に連通され、配管が挿入される第1凹部と、前記第1凹部の開口端に設けられる第1接触面と、前記第1凹部における前記第1貫通穴の開口端に設けられ、オリフィスプレートが設置される設置面とを有する継手と、前記配管が挿通され、前記第1接触面に接触される第1リングと、前記配管が挿通される第2リングと、前記配管が挿通される第2貫通穴と、前記第2貫通穴に連通される第2凹部と、前記第2凹部における前記第2貫通穴の開口端に設けられ、前記第2リングが接触される第2接触面と、前記継手に設けられるねじ部に螺合されるねじ部とを有し、ねじ部の螺合により、前記第1接触面と前記第2接触面との間に挟持される前記第1リングおよび前記第2リングを、前記第1接触面に向けて押圧することで、前記第1リングおよび前記第2リングを前記配管に食い込ませて前記配管に固定するとともに、前記第1リングおよび前記第2リングに固定された前記配管を押圧力により前記継手側に移動させて、前記設置面に設置された前記オリフィスプレートを、前記配管の先端により前記設置面側に押圧する締結部材とを備え、前記第1リングの硬度は、前記配管の硬度より高く、前記継手の硬度以下であり、前記第2リングの硬度は、前記継手の硬度より高いことを特徴とする。
前記第2リングのビッカース硬度は、700から900の間に設定されることが好ましく、前記第1リングのビッカース硬度は、250から350の間に設定されることが好ましく、前記継手のビッカース硬度は、250から400の間であって、かつ、前記第1リングのビッカース硬度以上に設定されることが好ましく、前記配管のビッカース硬度は、150から250の間であって、かつ、前記第1リングのビッカース硬度より低く設定されることが好ましい。
前記オリフィスプレートの硬度は、前記配管の硬度より低いことが好ましい。
前記オリフィスプレートのビッカース硬度は、80から200の間であって、かつ、前記配管の硬度より低く設定されることが好ましい。
前記第2リングにおいて、前記締結部材の前記継手への螺合時に前記第1リングに接触する接触部を含む領域は、浸炭処理により硬化された硬化部を備えることが好ましい。
前記継手の前記第1接触面は、バニシング加工により平滑化された平滑部を備え、前記平滑部の硬度は、前記第1リングの硬度より高いことが好ましい。
本発明の別の態様では、流体が流れる第1貫通穴と、前記第1貫通穴に連通され、配管が挿入される第1凹部と、前記第1凹部の開口端に設けられる第1接触面と、前記第1凹部における前記第1貫通穴の開口端に設けられ、オリフィスプレートが設置される設置面とを有する継手に、前記配管を接続する配管接続具において、前記配管に挿通され、前記第1接触面に接触される第1リングと、前記配管に挿通される第2リングと、前記配管が挿通される第2貫通穴と、前記第2貫通穴に連通される第2凹部と、前記第2凹部における前記第2貫通穴の開口端に設けられ、前記第2リングが接触される第2接触面と、前記継手に設けられるねじ部に螺合されるねじ部とを有し、ねじ部の螺合により、前記第1接触面と前記第2接触面との間に挟持される前記第1リングおよび前記第2リングを、前記第1接触面に向けて押圧することで、前記第1リングおよび前記第2リングを前記配管に食い込ませて前記配管に固定するとともに、前記第1リングおよび前記第2リングに固定された前記配管を押圧力により前記継手側に移動させて、前記設置面に設置された前記オリフィスプレートを、前記配管の先端により前記設置面側に押圧する締結部材とを備え、前記第1リングの硬度は、前記配管の硬度より高く、前記継手の硬度以下であり、前記第2リングの硬度は、前記継手の硬度より高いことを特徴とする。
本発明の別の態様では、硬度が、配管の硬度より高く、継手の硬度以下である第1リングと、硬度が、前記継手の硬度より高い第2リングと、前記配管が挿通される第2貫通穴と、前記第2貫通穴に連通される第2凹部と、前記第2凹部における前記第2貫通穴の開口端に設けられ、前記第2リングが接触される第2接触面と、ねじ部とを有する締結部材とを備える配管接続具を使用して、前記配管をオリフィスプレートと共に、流体が流れる第1貫通穴と、前記第1貫通穴に連通され、開口端に第1接触面が設けられる第1凹部と、ねじ部とを有する前記継手に取り付ける配管の接続方法において、前記オリフィスプレートを、前記第1凹部における前記第1貫通穴の開口端に設けられる設置面に配置し、前記締結部材と前記第2リングと前記第1リングとを挿通した前記配管の先端を前記第1凹部に挿入し、前記締結部材のねじ部を前記継手のねじ部に螺合することで、前記第1接触面と前記第2接触面との間に挟持される前記第1リングおよび前記第2リングを、前記第1接触面に向けて押圧し、前記第1リングおよび前記第2リングを前記配管に食い込ませて前記配管に固定するとともに、前記第1リングおよび前記第2リングに固定された前記配管を押圧力により前記継手側に移動させて、前記設置面に配置された前記オリフィスプレートを、前記配管の先端により前記設置面側に押圧することを特徴とする。
また、配管を前記継手に取り付ける前に、前記継手に螺合された前記締結部材を緩め、前記締結部材を、前記第1リング及び前記第2リングが食い込んだ使用中の配管と共に前記継手から取り外し、使用中のオリフィスプレートを前記第1凹部から取り外してもよい。
本発明によれば、締結部材を継手に螺合することにより、第1リングを継手の第1接触面に押圧するとともに、第1リング及び第2リングにより固定された配管の先端でオリフィスプレートを継手に押圧することができる。その結果、オリフィスプレートが配置される継手に配管を接続する場合に、オリフィスプレートを含む複数個所で、継手内の流路の密閉性を保持することができる。
流体制御装置を構成する2つのエアオペレートバルブが、配管及び管継手により互いに接続される例を示す図である。 図1に示すエアオペレートバルブの一部断面図である。 図1に示す管継手の斜視図である。 図3Aに示す管継手のxy平面における断面図である。 図1に示す配管、管継手及び配管接続具の斜視図である。 図4に示す配管、管継手及び配管接続具の断面図である。 図5に示す配管に配管接続具を取り付けた状態を示す断面図である。 図6Aに示す締結部材の雌ねじ部が管継手の雄ねじ部に螺合された状態を示す断面図である。
以下、本発明に係る配管接続構造、配管接続具及び配管の接続方法の実施形態について説明する。本発明の配管接続構造、配管接続具及び配管の接続方法は、一例として半導体製造装置等に供給するガスを制御する流体制御装置100に適用される。なお、本発明の配管接続構造は、半導体製造装置等に供給する液体を制御する流体制御装置に適用されてもよい。
図1は、流体制御装置100を構成する2つのエアオペレートバルブ15,16が、配管18B,18C及び管継手17により互いに接続される例を示している。エアオペレートバルブ15は、締結部材51Aにより配管18Aが接続された継手部31Aと、締結部材51Bにより配管18Bが接続された継手部32Aとを有する。エアオペレートバルブ16は、締結部材51Cにより配管18Cが接続された継手部31Bと、締結部材51Dにより配管18Dが接続された継手部32Bとを有する。管継手17及び継手部31A,31B,32A,32Bは、継手の一例である。配管18Bは、締結部材51Eにより管継手17に接続され、配管18Cは、締結部材51Fにより管継手17に接続される。すなわち、2つのエアオペレートバルブ15,16は、管継手17を介して接続された2つの配管18B,18Cにより相互に接続される。例えば、配管18A,18B,18C,18Dは、円筒状であり、ステンレス鋼(SUS)などの金属材料を用いて形成される。配管18A,18B,18C,18Dのビッカース硬度は、例えば、200に設定される。なお、配管18A,18B,18C,18Dのビッカース硬度は、150から250の間であって、かつ、フロントリング52のビッカース硬度より低く設定されることが好ましい。
図1に示す流体制御装置100では、配管18Aから供給されるガスは、エアオペレートバルブ15、配管18B、管継手17、配管18C、エアオペレートバルブ16を通って、配管18Dから出力され、流体制御機器に供給される。配管18Bと管継手17とは、締結部材51Eを含む配管接続具50(詳細は図4及び図5に示す)により接続される。図1では、2つのエアオペレートバルブ15,16を互いに接続する例を示しているが、本発明の配管接続構造、配管接続具及び配管の接続方法は、互いに異なる種類の2つのバルブの接続、又は、バルブと流体制御機器との接続に適用可能である。
図2は、図1に示すエアオペレートバルブ15の例を示す。エアオペレートバルブ15,16の構成は互いに同一であるため、図2ではエアオペレートバルブ15の構成を説明し、エアオペレートバルブ16の構成の説明は省略する。エアオペレートバルブ16は、図2において、符号15を符号16に読み替え、符号31Aを符号31Bに読み替え、符号32Aを符号32Bに読み替えることで説明される。なお、図2では、エアオペレートバルブ15のうち、バルブ本体23は、断面で示される。
図2に示すエアオペレートバルブ15は、ケーシング24の内部に設けたピストン(図示省略)を、チューブ29からの駆動エアの供給又は停止により駆動させて、流体が流れる通路である流路を開閉するバルブである。エアオペレートバルブ15は、流体を流入する通路21及び流体を流出する通路22を有するバルブ本体23と、バルブ本体23の上方に設けたケーシング24とを有する。ここで、通路21,22における軸方向に直交する断面の形状は、例えば、円形状である。エアオペレートバルブ15は、バルブ本体23とケーシング24との接続部分に配置される環状弁座25、ダイヤフラム(弁体)26及びダイヤフラム押さえ27を有する。環状弁座25は、通路21のケーシング24側の末端の周囲に設けられる。ダイヤフラム26は、ケーシング24の内部に設けられたピストンの動きに応じて、ダイヤフラム押さえ27とともに環状弁座25から離れた場合に流路を開き、ダイヤフラム押さえ27により環状弁座25に押圧された場合に流路を閉じる。ケーシング24におけるバルブ本体23との接続部分との反対側には、駆動エアをケーシング24の内部に導入するためのチューブ29がワンタッチ継手28を介して接続される。
バルブ本体23は、例えば、ステンレス鋼などの金属材料を用いて形成される。バルブ本体23は、図2に示すx方向における両端に突出する円筒状の継手部31A,32Aを有する。継手部31Aは、雄ねじ部31a、テーパ部31e及び挿入部31cを有する。雄ねじ部31aは、継手部31Aの外周に設けられる。テーパ部31eは、継手部31Aの開口端31bから内側に向けて内径が徐々に小さくなるテーパ面を有する。テーパ部31eの一端には開口端31bが形成され、そのテーパー部31eの他端には、挿入部31cが形成される。挿入部31cのyz平面における断面は円形状である。
テーパ部31eの軸、挿入部31cの軸及び通路21の軸は、互いに一致する。挿入部31cの内径は、通路21の内径よりも大きく、挿入部31cに挿入される配管18A(図1)の外径よりも若干大きい。したがって、挿入部31cと通路21とが連通する部分には、配管18Aの先端が接触することで配管18Aの移動を規制する段差面31dが設けられる。また、挿入部31cの内径と、テーパ部31eの挿入部31c側の端部の内径とは一致する。
継手部32Aは、継手部31Aと同様に、雄ねじ部32a、テーパ部32e及び挿入部32cを有する。テーパ部32eは、継手部32Aの開口端32bから内側に向けて内径が徐々に小さくなるテーパ面を有する。テーパ部32eのテーパ角は、テーパ部31eのテーパ角と同じに設定される。ここで、テーパ角は、中心軸に対して互いに対向する2つの母線の角度であり、例えば、図2に示すテーパ部31eの断面において、上側と下側に現れる2つ直線を延ばしたときに交わる点を頂点とする2つの直線の角度である。テーパ部32eの一端には開口端32bが形成され、そのテーパー部32eの他端には、挿入部32cが形成される。挿入部32cのyz平面における断面は円形状である。
テーパ部32eの軸、挿入部32cの軸及び通路22の軸は、互いに一致する。挿入部32cの内径は、通路22の内径よりも大きく、挿入部32cに挿入される配管18B(図1)の外径よりも若干大きい。したがって、挿入部32cと通路22とが連通する部分には配管18Bの先端が接触することで配管18Bの移動を規制する段差面32dが設けられる。また、挿入部32cの内径と、テーパ部32eの挿入部32c側の端部の内径とは一致する。
図3A及び図3Bは、図1に示す管継手17の例を示す。図3A及び図3Bに示すように、継手の一形態である管継手17は、略円筒状であり、ナット部41、雄ねじ部42,43、流路44及び挿入部45,46を有する。管継手17は、例えば、ステンレス鋼などの金属材料を用いて形成される。流路44は、第1貫通穴の一例であり、挿入部45は第1凹部の一例である。ナット部41は、管継手17の外周面で且つ管継手17の軸方向(図3Aに示すx方向)における中央部分に設けられ、例えば、外周の横断面は六角形状である。雄ねじ部42,43は、管継手17の外周面で且つ軸方向における両端側に設けられる。挿入部45は、管継手17の軸方向における一端側に設けられ、配管18B(図1)の先端が挿入される。挿入部46は、管継手17の軸方向における他端側に設けられ、配管18C(図1)の先端が挿入される。
流路44は、挿入部45,46に連通し、管継手17の軸方向に直交する断面が円形状である。流路44の軸と挿入部45,46の軸とは一致する。挿入部45の内径は、配管18B,18Cの外径よりも若干大きく、挿入部45と流路44とが連通される部分には段差面45aが設けられる。段差面45aは、設置面の一例である。挿入部46の内径は、配管18Cの外径よりも若干大きく、挿入部46と流路44とが連通される部分には段差面46aが設けられる。
挿入部45における流路44と反対側の端にはテーパ部45bが設けられる。テーパ部45bは、管継手17の端面17aから流路44に向けて内径が徐々に小さくなるテーパ面を有する。同様に、挿入部46における流路44と反対側の端にはテーパ部46bが設けられる。テーパ部46bは、管継手17の端面17bから流路44に向けて内径が徐々に小さくなるテーパ面を有する。テーパ部45bのテーパ面は、第1接触面の一例である。
テーパ部45bの流路44側の端部の内径は、挿入部45の内径と一致し、テーパ部46bの流路44側の端部の内径は、挿入部46の内径と一致する。テーパ部45bのテーパ角とテーパ部46bのテーパ角とは互いに同じであり、さらに、テーパ部45b,46bのテーパ角は、図2に示すテーパ部31e、32eのテーパ角と同じである。これにより、図4で説明する配管接続具50を利用して、図1に示す配管18A,18Bをエアオペレートバルブ15にそれぞれ接続することができ、図1に示す配管18C,18Dをエアオペレートバルブ16にそれぞれ接続することができる。
管継手17のビッカース硬度は、例えば、300に設定される。なお、管継手17のビッカース硬度は、250から400の間であって、かつ、フロントリング52のビッカース硬度以上に設定されることが好ましい。また、テーパ部45b、46bのテーパ面は、バニシング加工を施すことにより、表面が平滑化された平滑部を有してもよい。バニシング加工では、金属の表面部分が塑性変形するため、表面部分の硬度を高くすることができる。換言すれば、バニシング加工により、テーパ部45b、46bのテーパ面を滑らかにするとともに、テーパ部45b、46bのテーパ面の硬度を図4で説明するフロントリング52の硬度に比べて高くすることができる。
図4及び図5は、図1に示す配管18B、管継手17及び配管接続具50の例を示す。図4及び図5に示すように、配管接続具50は、締結部材51Eと、フロントリング52と、バックリング53とを有する。フロントリング52及びバックリング53は、配管18Bを配管接続具50内で固定する締付リングの機能を有する。フロントリング52は、第1リングの一例であり、バックリング53は第2リングの一例である。
なお、本実施形態では、フロントリング52及びバックリング53を有する配管接続具50を用いて、配管18Bをオリフィスプレート60と共に管継手17に接続する例を説明するが、フロントリング52のみを有する配管接続具50を用いて配管18Bを管継手17に接続してもよい。この場合、図5に示すフロントリング52の端面52cは、締結部材51Eのテーパ部58に対応する形状を有し、フロントリング52にテーパ部52dは形成されない。すなわち、フロントリング52の端面52cは、バックリング53のテーパ部53cと同じ形状に形成される。
締結部材51Eは、例えば、ステンレス鋼などの金属材料を用いて形成される。締結部材51Eは、外周面に設けられた横断面が六角柱形状のナット部55、挿入部56、挿通穴57及びテーパ部58を有する。挿入部56は、締結部材51Eにおける軸方向の一端側の端面51aに開口する横断面が円形状の凹形状を有し、挿入部56の内面は、端面51aから所定の深さまで形成された雌ねじ部56aを有する。挿通穴57は、横断面が円形状であり、挿入部56と同軸であり、締結部材51Eにおける軸方向の他端側の端面51bから挿入部56に開口する。挿通穴57の内径は、配管18Bの外径よりも若干大きく、挿入部56の内径よりも小さい。したがって、挿入部56と挿通穴57との連通部分に形成されるテーパ部58は、挿入部56から挿通穴57に向けて内径が徐々に小さくなるテーパ面を有する。挿通穴57は、第2貫通穴の一例であり、挿入部56は、第2凹部の一例であり、テーパ部58のテーパ面は、第2接触面の一例である。
フロントリング52は、例えば、ステンレス鋼等の金属材料を用いて形成され、環形状を有する。フロントリング52の外周部は、締結部材51Eの挿入部56に挿入される側の端面52cから、端面52cと反対側の端面52eに向けて外径が徐々に小さくなるテーパ部52aを有する。フロントリング52のテーパ部52aのテーパ角は、例えば、管継手17に設けたテーパ部45bのテーパ角よりも小さく設定される。すなわち、フロントリング52のテーパ部52aのテーパ角は、図3Bに示す管継手17に設けたテーパ部45bのテーパ角、図2に示すエアオペレートバルブ15のバルブ本体23に設けた継手部31Aのテーパ部31eのテーパ角及び継手部32Aのテーパ部32eのテーパ角よりも小さい。また、フロントリング52の端面52c側の最大外径は、締結部材51Eの挿入部56の内径よりも小さく設定される。このため、フロントリング52は、挿入部56に挿通自在に配置可能である。フロントリング52のビッカース硬度は、例えば、300に設定される。なお、フロントリング52のビッカース硬度は、250から350の間に設定されることが好ましい。
フロントリング52は、軸方向に貫通する横断面が円形状の挿通穴52bを有する。挿通穴52bは、内径が配管18Bの外径よりも若干大きく設定される。挿通穴52bにおける端面52c側には、端面52cから挿通穴52bの内部に向けて内径が徐々に小さくなるテーパ部52dが形成される。テーパ部52aにおける端面52eの外径は、挿通穴52bの内径より大きいため、端面52eには、環状の稜線52fが形成される。
バックリング53は、例えば、ステンレス鋼等の金属材料を用いて形成され、環形状を有する。バックリング53の外周部53aの最大外径は、締結部材51Eの挿入部56の内径よりも小さく設定される。このため、バックリング53は、挿入部56に挿通自在に配置可能である。バックリング53は、端面53bから端面53dに貫通し、配管18Bが挿通される挿通穴53fを有する。バックリング53の外周部53aは、挿入部56に挿入される側の端面53b側に、外周部53aから端面53bに向けて外径が徐々に小さくなるテーパ部53cを有する。テーパ部53cのテーパ角は、締結部材51Eの挿入部56に設けたテーパ部58のテーパ角と等しい。
また、バックリング53の外周部53aは、端面53bと反対側の端面53d側に、端面53dに向けて外径が徐々に小さくなるテーパ部53eを有する。テーパ部53eのテーパ角は、フロントリング52に設けたテーパ部52dのテーパ角よりも小さい。バックリング53は、テーパ部53eにおける端面53dの外径は、挿通穴53fの内径より大きいため、端面53dには、環状の稜線53gが形成される。なお、バックリング53のテーパ部53eのテーパ角は、フロントリング52のテーパ部52aのテーパ角よりも大きい。
例えば、バックリング53の端面53d側は、テーパ部53eを含めて部分的に浸炭処理が実施されている。すなわち、図5及び図6で説明する締結部材51Eの管継手17への螺合時にフロントリング52のテーパ部52dに接触するテーパ部53eを含む領域は、浸炭処理により硬化された硬化部として機能する。テーパ部53eは、フロントリング52に接触する接触部の一例である。ここで、浸炭処理は、金属の表面層に炭素を添加する工程と、炭素を添加した金属を焼き入れおよび焼き戻す工程とを含む。浸炭処理により、炭素を添加した表面層の硬度が高くなるが、耐食性は低下するおそれがある。なお、バックリング53の耐食性が許容される範囲である場合、バックリング53の全体の浸炭処理を実施してもよい。
部分的な浸炭処理により、バックリング53の端面53d側のビッカース硬度は、例えば、端面53b側のビッカース硬度(例えば、300)より高い800に設定される。なお、バックリング53の端面53d側のビッカース硬度は、700から900の間に設定されることが好ましい。以上を纏めると、フロントリング52の硬度は、配管18Bの硬度より高く、かつ、管継手17の硬度以下であり、バックリング53の硬度は、管継手17の硬度より高い。
図1に示したように、配管18B、18Cと管継手17とを介してエアオペレートバルブ15,16が互いに接続され、配管18Aから供給されるガスがエアオペレートバルブ15,16を経由して配管18Dから出力される場合、例えば、配管18Bが接続される管継手17内にオリフィスプレート60が配置される。
オリフィスプレート60は、例えば、ステンレス鋼などの金属材料を用いて形成される。オリフィスプレート60は、円板形状を有し、中央部にオリフィス61(穴)を有する。オリフィス61におけるオリフィスプレート60の端面60a側は、端面60aからオリフィス61に向けて内径が徐々に小さくなるテーパ部62を有する。なお、オリフィスプレート60は、テーパ部62を持たなくてもよく、この場合、オリフィス61が、端面60a、60b間を貫通する。例えば、オリフィスプレート60は、焼き鈍し処理を実施され、オリフィスプレート60の硬度は、材料のステンレス鋼の硬度に比べて低く設定される。例えば、オリフィスプレート60のビッカース硬度は、100に設定され、配管18Bのビッカース硬度(例えば、200)よりも低い。なお、オリフィスプレート60のビッカース硬度は、80から200の間に設定されることが好ましい。
図6A及び図6Bは、配管接続具50を用いて、オリフィスプレート60が設置される管継手17に配管18Bを接続する方法の例を示す。まず、オリフィスプレート60が管継手17の挿入部45に挿入され、オリフィスプレート60の端面60bが段差面45aに当接される。
配管18Bは、例えば、締結部材51Eの端面51b側から締結部材51Eの挿通穴57に挿通され、配管18Bの先端18aが締結部材51Eの端面51aから突出される。次に、締結部材51Eのテーパ部58とバックリング53のテーパ部53cとを対向させて、バックリング53の挿通穴53fが配管18Bに挿通される。次に、バックリング53のテーパ部53eとフロントリング52のテーパ部52dとを対向させて、フロントリング52の挿通穴52bが配管18Bに挿通される。なお、バックリング53及びフロントリング52が挿通された配管18Bが、締結部材51Eの挿入部56側から挿通穴57に挿通されてもよい。
次に、配管18Bの先端18aが管継手17の挿入部45に挿入される。配管18Bの先端18aが挿入部45内を方向Aに移動中に、稜線52fが管継手17のテーパ部45bに接触した場合、フロントリング52の方向Aへの移動は規制される。さらに、バックリング53におけるテーパ部53eの端面53dに設けられた稜線53gが、フロントリング52のテーパ部52dに接触した場合、バックリング53の方向Aへの移動は規制される。
そして、配管18Bは、先端18aがオリフィスプレート60の端面60aに接触するまで挿入部45に挿入される。配管18Bの先端18aが接触されたオリフィスプレート60は、配管18Bの先端18aと管継手17に設けた段差面45aとの間により挟持された状態となる。締結部材51Eが管継手17に接触していない場合、締結部材51Eは、雌ねじ部56aが管継手17の雄ねじ部42に螺合可能な位置まで方向Aに移動される。締結部材51Eの雌ねじ部56aが管継手17の雄ねじ部42に螺合可能な位置まで移動された状態で、バックリング53及びフロントリング52は、締結部材51Eの挿入部56の内部に収納されている。この状態では、バックリング53及びフロントリング52の各々は、挿入部56内において、配管18Bの軸方向(図6Aに示すx方向)に移動可能である。
次に、締結部材51Eのナット部55が工具等を用いて締め付けられると、図6A又は図6Bに示すx方向を回転軸として締結部材51Eが回転し、締結部材51Eの雌ねじ部56aが管継手17の雄ねじ部42に螺合されていく。締結部材51Eは、配管18Bの回転及び配管18Bの抜けなどの不具合が発生しないとされる所定の回転数、管継手17に螺合される。又は、締結部材51Eは、締結部材51Eのナット部55と管継手17のナット部41との隙間が、上記不具合が発生しないとされる間隔となるまで管継手17に螺合される。
締結部材51Eの管継手17への螺合により、締結部材51Eは、管継手17に対して方向Aに移動する。そして、図6Bに示すように、締結部材51Eが管継手17に螺合される過程で、締結部材51Eのテーパ部58が、バックリング53のテーパ部53cのテーパ面に接触される。締結部材51Eが管継手17にさらに螺合されると、締結部材51Eのテーパ部58のテーパ面がバックリング53のテーパ部53eのテーパ面を方向Aに押圧し、バックリング53は、方向Aに移動する。バックリング53のテーパ部53eがフロントリング52のテーパ部52dに接触した後、バックリング53は、稜線53gでフロントリング52のテーパ部52dを押圧し、フロントリング52の稜線52fが管継手17のテーパ部45bに接触するまで、フロントリング52は、バックリング53とともに方向Aに移動する。
なお、フロントリング52の稜線52fが、管継手17のテーパ部45bに既に接触している場合、バックリング53に押圧されたフロントリング52は、稜線52fで管継手17のテーパ部45bを押圧する。締結部材51Eが工具によりさらに締め付けられると、以下に説明するように、締結部材51Eから管継手17に掛かる押圧力により、フロントリング52およびバックリング53は、塑性変形して配管18Bに食い込んだ後、配管18Bを管継手17側に向けて押圧し、配管18Bの先端18aによりオリフィスプレート60を押圧する。
まず、バックリング53に掛かる押圧力は、テーパ部53eにより方向Aへの押圧力と外周方向への押圧力とに分散される。同様に、フロントリング52に掛かる押圧力は、テーパ部52aにより方向Aへの押圧力と外周方向への押圧力とに分散される。バックリング53のテーパ部53eのテーパ角は、フロントリング52のテーパ部52aのテーパ角よりも大きい。このため、バックリング53によるフロントリング52を方向Aに押圧する力は、フロントリング52による管継手17を方向Aに押圧する力に比べて大きい。また、フロントリング52による管継手17のテーパ部45bを外周方向に押圧する力は、バックリング53によるフロントリング52のテーパ部52dを外周方向に押圧する力に比べて大きい。
図6Bに示すように、バックリング53のテーパ部53eの軸長方向の長さは、フロントリング52のテーパ部52aの軸長方向の長さに比べて短いため、バックリング53のテーパ部53eは、フロントリング52のテーパ部52aに比べて剛性が高い。さらに、バックリング53のテーパ部53eの硬度が、浸炭処理により高くされている場合、フロントリング52のテーパ部52aに比べて塑性変形し難い。
このため、まず、フロントリング52のテーパ部52aが、管継手17のテーパ部45bを外周方向に押圧する反力により塑性変形し、フロントリング52とテーパ部45bとの接触状態が、稜線52fによる接触からテーパ部52aのテーパ面による接触に変化する。これにより、フロントリング52の環状の先端部(稜線52fに近傍する部分)は、テーパ部45bへの押圧力の反力により配管18Bに向けて変形され、フロントリング52は、管継手17に対してさらに方向Aに移動する。そして、テーパ部52aの先端部は、テーパ部45bと配管18Bとの隙間に入り込む。さらに、テーパ部52aの硬度は配管18Bの硬度より高いため、テーパ部52aは配管18Bに食い込む。フロントリング52は、配管18Bに固定され、配管18Bと一体化される。フロントリング52が配管18Bと一体化された後、配管18Bは、フロントリング52の方向Aへの移動とともに、方向Aに移動する。
これにより、配管18Bの外周とテーパ部52a、45bとが相互に密着し、流路44の気密性が保持される。ここで、管継手17の硬度は、フロントリング52の硬度以上のため、管継手17のテーパ部45bを変形させることなく、フロントリング52のテーパ部52aから管継手17のテーパ部45bに掛かる押圧力を、テーパ部52aを配管18Bに向けて変形させる力として効率的に作用させることができる。さらに、テーパ部45bのテーパ面にバニシング加工を施す場合、テーパ部45bの表面が滑らかになるとともに、テーパ部45bの硬度が高くなる。このため、フロントリング52のテーパ部52aの先端部は、テーパ部45bの表面を滑るようにして変形し、テーパ部45bと配管18Bとの隙間に入り込みやすくなる。その結果、配管18Bの外周とテーパ部52a、45bとの密着性をさらに向上することができ、流路44の気密性をさらに向上することができる。
一方、管継手17の硬度がフロントリング52の硬度より低い場合、フロントリング52の押圧力により、管継手17のテーパ部45bが変形する可能性がある。この場合、管継手17の硬度がフロントリング52の硬度以上の場合に比べて、テーパ部45bに掛かる押圧力を、テーパ部52aの先端部を配管18Bに向けて変形させる力として十分に作用させることができず、配管18Bの外周とテーパ部52aおよびテーパ部45bとの密着性は低下する。
テーパ部52aの塑性変形により、フロントリング52の方向Aへの移動量が少なくなるのにしたがって、バックリング53のテーパ部53eによるフロントリング52への押圧力が強くなり、テーパ部53eが塑性変形を開始する。すなわち、バックリング53とテーパ部52dとの接触状態が、稜線53gによる接触からテーパ部53eのテーパ面による接触に変化する。これにより、バックリング53の端面53d側の環状の先端部(稜線53gに近傍する部分)は、テーパ部52dへの押圧力の反力により配管18Bに向けて変形され、バックリング53は、フロントリング52に対して方向Aにさらに移動する。そして、テーパ部53eは、テーパ部52dと配管18Bとの隙間に入り込み、配管18Bの外周面の全周を押圧した状態で配管18Bに密着される。
さらに、テーパ部53eの硬度は配管18Bの硬度より高いため、テーパ部53eは配管18Bに食い込む。バックリング53は、配管18Bに固定され、配管18Bと一体化される。バックリング53が配管18Bと一体化された後、配管18Bは、バックリング53及びフロントリング52の方向Aへの移動とともに、方向Aに移動する。なお、バックリング53のテーパ部53eがフロントリング52のテーパ部52dを押圧するときに、テーパ部52dを外周方向に押し広げる力が発生し、押し広げる力の反力は、テーパ部52aの先端部をテーパ部45bと配管18Bとの隙間に入り込ませ、配管18Bに食い込ませる力として作用する。
フロントリング52とバックリング53とが配管18Bに固定された後、締結部材51Eが工具によりさらに締め付けられると、締結部材51Eによるバックリング53への押圧力の大半は、配管18Bの先端18aによるオリフィスプレート60への押圧力として作用する。これにより、オリフィスプレート60は塑性変形し、配管18Bの先端18aとオリフィスプレート60と管継手17の段差面45aとが相互に密着する。したがって、流路44の気密性を、フロントリング52だけでなく、オリフィスプレート60によっても保持することができる。すなわち、流路44の気密性を、フロントリング52とオリフィスプレート60との2個所により保持することができ、気密性を1個所で保持する場合に比べて、配管接続構造の信頼度を向上することができる。また、締結部材51Eを管継手17に締め付けるだけで、フロントリング52とオリフィスプレート60との2個所で流路を密封することができる。その結果、配管接続構造の信頼度を向上しつつ、配管18Bとオリフィスプレート60との管継手17への取り付け、及び、管継手17に取り付けられた配管18Bとオリフィスプレート60との交換の作業性を向上することができる。なお、オリフィスプレート60は、ガスケットとしての機能を有するため、オリフィスガスケットとも称される。
さらに、オリフィスプレート60によって気密性を保持するため、流路44を流れる流体が、配管18Bの先端18a側の外周部と管継手17の挿入部45との隙間に入り込むことを防止することができる。したがって、配管18Bの先端18a側の外周部と、管継手17の挿入部45の内壁と、フロントリング52のテーパ部52aの先端とが、ガス等の流体により汚染されること、あるいは腐食することを防止することができる。その結果、配管18Bの外周とテーパ部52a、45bとの密着性が、腐食等により低下することを防止することができ、配管接続構造の信頼度が低下することを防止することができる。
なお、オリフィスプレート60の硬度を配管18Bおよび管継手17の硬度より低くする場合、配管18Bの先端18aにより押圧されたオリフィスプレート60は、塑性変形しやすくなる。このため、配管18Bの先端18aとオリフィスプレート60と管継手17の段差面45aとの密着性をさらに向上することができ、流路44の気密性をさらに向上することができる。
以上により、管継手17と配管18Bとの連結部分におけるガス漏れ等の流体の漏れが発生することを防止できる。また、配管18Bは、締結部材51Eの挿入部56内に閉じこめられたバックリング53及びフロントリング52により固定されているため、配管18Bが管継手17に対して回転する不具合及び配管18Bが管継手17から抜ける不具合を防止することができる。
また、配管接続具50を用いて配管18Bを管継手17に接続した状態では、オリフィスプレート60は、配管18Bの先端18aにより流路44側に押圧された状態で管継手17の内部に保持される。したがって、流体制御装置100においては、図2に示すエアオペレートバルブ15から供給されるガスの流量を、オリフィスプレート60に設けたオリフィス61により調整し、また、オリフィス61を通過した後のガスの流量をほとんど変化させずに下流側のエアオペレートバルブ16に安定に供給することができる。
図1に示す配管18Cを管継手17に接続する方法は、管継手17における図1の右側に設けられる図示しない挿入部45内にオリフィスプレート60を装着しないことを除き、図6A及び図6Bで説明した配管接続具50を用いた手順と同様である。この場合、図6A及び図6Bに示す配管18Bは、配管18Cに置き換えられる。また、図1に示す配管18A又は配管18Bをエアオペレートバルブ15に接続する方法は、図2に示すエアオペレートバルブ15の挿入部31c又は挿入部32c内にオリフィスプレート60を装着しないことを除き、図6A及び図6Bで説明した配管接続具50を用いた手順と同様である。さらに、図1に示す配管18C又は配管18Dをエアオペレートバルブ16に接続する方法は、エアオペレートバルブ16にオリフィスプレート60を装着しないことを除き、エアオペレートバルブ15に配管18Aまたは配管18Bを接続する手順と同様である。
ここで、流体制御装置から半導体製造装置の処理チャンバ等に供給されるガスは、毒性及び腐食性を有し、大気中で発火する自然性ガスが用いられる場合がある。近年、流体制御装置において供給するガスの流量の大流量化及び高圧化が要求されている。ガスに混入する異物により流体制御装置の配管等の流路が傷付く確率は、ガスの流量と圧力が高いほど高い。また、流体制御装置の配管及びオリフィスプレートがガスにより腐食する確率は、ガスの流量と圧力が高いほど高い。
さらに、供給されるガスに異物が混入している場合には、半導体製造装置により処理されるウェハの表面を傷付けることで、ウェハの表面に形成される回路を短絡させるおそれがある。ガスと共に流体制御装置内に流れる異物は、配管等に付着した後、ガスの流れにより剥がれて、流体制御装置内に再び流れる場合がある。このため、流体制御装置においては、例えば、配管又はオリフィスプレートの腐食を防止し、あるいは、配管への異物の付着を防止し、流体制御装置に対する信頼性を確保するために、配管又はオリフィスプレート等を交換するメンテナンス作業が定期的に必要となる。
例えば、図4に示す配管接続具50により管継手17に接続される配管18Bの交換を行う場合、まず、工具を用いて締結部材51Eが緩められ、締結部材51Eと管継手17との接続が解除され、フロントリング52及びバックリング53が固定された使用中の配管18Bが、締結部材51Eとともに、管継手17から取り外される。次に、フロントリング52及びバックリング53が固定された配管18Bが締結部材51Eから抜き取られた後、新たなフロントリング52及びバックリング53を用いて、新たな配管18Bが管継手17に接続される。
また、オリフィスプレート60は、管継手17に固定されることなく挿入部45に配置されるため、オリフィスプレート60を交換する場合には、配管18Bを配管接続具50とともに取り外すことで、使用中のオリフィスプレート60を挿入部45から取り外すことができる。そして、新たなオリフィスプレート60が管継手17の挿入部45に挿入された後、図6A及び図6Bの説明と同様の手順で、新たな配管18B、新たなフロントリング52及び新たなバックリング53を使用して、新たな配管18Bが管継手17に接続される。
このように、配管18Bまたはオリフィスプレート60を交換するメンテナンス作業時には、締結部材51Eを緩め、配管18Bを配管接続具50(締結部材51E、フロントリング52及びバックリング53)と共に取り外し、新たな配管18Bを新たなフロントリング52及びバックリング53を使用して取り付ければよい。このため、メンテナンス時の作業性を向上させ、メンテナンス作業におけるコストを抑えることができる。したがって、メンテナンスコストを増加させることなく、流体制御装置100の信頼性を維持することができる。
以上、本発明について詳細に説明してきたが、上記の実施形態およびその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
15,16…エアオペレートバルブ
17…管継手
18A,18B,18C,18D…配管
23…バルブ本体
31A,31B,32A,32B…継手部
31a,32a,42,43…雄ねじ部
31c,32c,45,46…挿入部
31e,32e,45b,46b…テーパ部
50…配管接続具
51A,51B,51C,51D,51E,51F…締結部材
52…フロントリング
52a,52d…テーパ部
53…バックリング
53c,53e…テーパ部
55…ナット部
58…テーパ部
60…オリフィスプレート
61…オリフィス

Claims (9)

  1. 流体が流れる第1貫通穴と、前記第1貫通穴に連通され、配管が挿入される第1凹部と、前記第1凹部の開口端に設けられる第1接触面と、前記第1凹部における前記第1貫通穴の開口端に設けられ、オリフィスプレートが設置される設置面とを有する継手と、
    前記配管が挿通され、前記第1接触面に接触される第1リングと、
    前記配管が挿通される第2リングと、
    前記配管が挿通される第2貫通穴と、前記第2貫通穴に連通される第2凹部と、前記第2凹部における前記第2貫通穴の開口端に設けられ、前記第2リングが接触される第2接触面と、前記継手に設けられるねじ部に螺合されるねじ部とを有し、ねじ部の螺合により、前記第1接触面と前記第2接触面との間に挟持される前記第1リングおよび前記第2リングを、前記第1接触面に向けて押圧することで、前記第1リングおよび前記第2リングを前記配管に食い込ませて前記配管に固定するとともに、前記第1リングおよび前記第2リングに固定された前記配管を押圧力により前記継手側に移動させて、前記設置面に設置された前記オリフィスプレートを、前記配管の先端により前記設置面側に押圧する締結部材と
    を備え、
    前記第1リングの硬度は、前記配管の硬度より高く、前記継手の硬度以下であり、
    前記第2リングの硬度は、前記継手の硬度より高いことを特徴とする配管接続構造。
  2. 請求項1に記載の配管接続構造において、
    前記第2リングのビッカース硬度は、700から900の間に設定され、
    前記第1リングのビッカース硬度は、250から350の間に設定され、
    前記継手のビッカース硬度は、250から400の間であって、かつ、前記第1リングのビッカース硬度以上に設定され、
    前記配管のビッカース硬度は、150から250の間であって、かつ、前記第1リングのビッカース硬度より低く設定されることを特徴とする配管接続構造。
  3. 請求項2に記載の配管接続構造において、
    前記オリフィスプレートの硬度は、前記配管の硬度より低いことを特徴とする配管接続構造。
  4. 請求項3に記載の配管接続構造において、
    前記オリフィスプレートのビッカース硬度は、80から200の間であって、かつ、前記配管の硬度より低く設定されることを特徴とする配管接続構造。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の配管接続構造において、
    前記第2リングにおいて、前記締結部材の前記継手への螺合時に前記第1リングに接触する接触部を含む領域は、浸炭処理により硬化された硬化部を備えることを特徴とする配管接続構造。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項記載の配管接続構造において、
    前記継手の前記第1接触面は、バニシング加工により平滑化された平滑部を備え、
    前記平滑部の硬度は、前記第1リングの硬度より高いことを特徴とする配管接続構造。
  7. 流体が流れる第1貫通穴と、前記第1貫通穴に連通され、配管が挿入される第1凹部と、前記第1凹部の開口端に設けられる第1接触面と、前記第1凹部における前記第1貫通穴の開口端に設けられ、オリフィスプレートが設置される設置面とを有する継手に、前記配管を接続する配管接続具において、
    前記配管に挿通され、前記第1接触面に接触される第1リングと、
    前記配管に挿通される第2リングと、
    前記配管が挿通される第2貫通穴と、前記第2貫通穴に連通される第2凹部と、前記第2凹部における前記第2貫通穴の開口端に設けられ、前記第2リングが接触される第2接触面と、前記継手に設けられるねじ部に螺合されるねじ部とを有し、ねじ部の螺合により、前記第1接触面と前記第2接触面との間に挟持される前記第1リングおよび前記第2リングを、前記第1接触面に向けて押圧することで、前記第1リングおよび前記第2リングを前記配管に食い込ませて前記配管に固定するとともに、前記第1リングおよび前記第2リングに固定された前記配管を押圧力により前記継手側に移動させて、前記設置面に設置された前記オリフィスプレートを、前記配管の先端により前記設置面側に押圧する締結部材と
    を備え、
    前記第1リングの硬度は、前記配管の硬度より高く、前記継手の硬度以下であり、
    前記第2リングの硬度は、前記継手の硬度より高いことを特徴とする配管接続具。
  8. 硬度が、配管の硬度より高く、継手の硬度以下である第1リングと、
    硬度が、前記継手の硬度より高い第2リングと、
    前記配管が挿通される第2貫通穴と、前記第2貫通穴に連通される第2凹部と、前記第2凹部における前記第2貫通穴の開口端に設けられ、前記第2リングが接触される第2接触面と、ねじ部とを有する締結部材と
    を備える配管接続具を使用して、前記配管をオリフィスプレートと共に、流体が流れる第1貫通穴と、前記第1貫通穴に連通され、開口端に第1接触面が設けられる第1凹部と、ねじ部とを有する前記継手に取り付ける配管の接続方法において、
    前記オリフィスプレートを、前記第1凹部における前記第1貫通穴の開口端に設けられる設置面に配置し、
    前記締結部材と前記第2リングと前記第1リングとを挿通した前記配管の先端を前記第1凹部に挿入し、
    前記締結部材のねじ部を前記継手のねじ部に螺合することで、
    前記第1接触面と前記第2接触面との間に挟持される前記第1リングおよび前記第2リングを、前記第1接触面に向けて押圧し、
    前記第1リングおよび前記第2リングを前記配管に食い込ませて前記配管に固定するとともに、前記第1リングおよび前記第2リングに固定された前記配管を押圧力により前記継手側に移動させて、前記設置面に配置された前記オリフィスプレートを、前記配管の先端により前記設置面側に押圧すること
    を特徴とする配管の接続方法。
  9. 請求項8記載の配管の接続方法において、
    前記配管を前記継手に取り付ける前に、
    前記継手に螺合された前記締結部材を緩め、
    前記締結部材を、前記第1リング及び前記第2リングが食い込んだ使用中の配管と共に前記継手から取り外し、
    使用中のオリフィスプレートを前記第1凹部から取り外すこと
    を特徴とする配管の接続方法。
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