JP6723569B2 - 故人及び/又は動物の放置された部屋の消臭方法 - Google Patents
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Description
体液、糞、尿から選ばれる1又は2以上からなる汚物を清掃する汚物清掃作業と
汚物清掃作業後の部屋内にオゾンを噴霧するオゾン燻蒸作業と、
を含むことを特徴とする、消臭方法である。
上記の方法とすることで、故人及び/又は動物の放置された部屋の消臭をすることができる。
下限以上の量のオゾンを用いることで、故人及び/又は動物の放置された部屋をより確実に消臭することができる。
オゾン燻蒸作業後に、前記解体作業で解体した箇所を油性下地塗料で覆う被覆作業と、
を含むことを特徴とする。
上記作業を行うことで、解体作業で解体した箇所による臭気を軽減することができ、故人及び/又は動物の放置された部屋をより確実に消臭することができる。
弱アルカリ性液剤及び弱酸性液剤を部屋内に散布する液剤散布作業を含むことで、故人及び/又は動物の放置された部屋をより確実に消臭することができる。
汚物清掃作業とオゾン燻蒸作業との間に、高圧水蒸気処理を行うことで、生物臭や死臭の拡散を防ぐことができ、故人及び/又は動物の放置された部屋をより確実に消臭することができる。
本実施形態にかかる消臭方法は、故人の放置された部屋を消臭対象とする。
また、120m3以下、より好ましくは60m3以下を消臭対象にすることができる。
以下各作業について、詳細に説明する。
消毒液散布作業は、部屋に対し、消毒液を散布する作業である。
ここで、消毒液としては、安定化二酸化塩素及び/又は次亜塩素酸を含む液剤を好ましく挙げることができる。安定化二酸化塩素及び/又は次亜塩素酸を含む液剤を散布することで、室内の菌類を軽減することができ、故人の放置された部屋をより確実に消臭することができる。
汚物清掃作業は、体液、糞、尿といった汚物を清掃する作業である。
汚物清掃作業を行うことで、後のオゾン燻蒸作業において、故人の放置された部屋をより確実に消臭することができる。
まず、汚物清掃作業は、壁面、床面の固着していない体液(血液、唾液等)、糞、尿といった汚物を除去することが好ましい。このとき、ヘラを用い、汚物を除去することが好ましい。
(1)下準備(酵素含有消臭剤の散布)
本発明においては、オゾン散布前にプロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼを含む消臭剤を散布する形態とすることが好ましい。上記の酵素を含む消臭剤を散布することで、汚物に含まれるたんぱく質、脂肪、でんぷん質、繊維質を分解することができ、故人の放置された部屋をより確実に消臭することができる。
ただし、本発明における消臭剤は、塩素系消臭剤、次亜塩素系消臭剤、光触媒系消臭剤の何れであってもよい。
ここで、消臭剤と界面活性剤とは、必ずしも同時に使用する必要はなく、消臭剤を適用した後に界面活性剤を適用する形態、界面活性剤を適用した後に消臭剤を適用する形態の何れであってもよい。
オゾン燻蒸作業は、部屋内にオゾンを噴霧する作業である。
ここで、オゾン燻蒸作業における、オゾンの使用量は、1m3あたり、好ましくは1500g以上、より好ましくは3000g以上、さらに好ましくは4500g以上、特に好ましくは6000g以上である。
下限以上の量のオゾンを噴霧することで、より確実に故人の放置された部屋を消臭することができる。
上限以下のオゾン使用量であっても、故人の放置された部屋を十分に消臭することができる。
故人の放置された部屋の室温が26℃以上の場合のオゾンの使用量は、1m3あたり、より好ましくは3000g以上、さらに好ましくは4500g以上、特に好ましくは6000g以上である。
下限以上の量のオゾンを噴霧することで、より確実に故人の放置された部屋を消臭することができる。
上限以下のオゾン使用量であっても、故人の放置された部屋を十分に消臭することができる。
故人の放置された部屋の室温が26℃以下、20℃以上の場合のオゾンの使用量は、1m3あたり、好ましくは1500g以上、より好ましくは3000g以上、さらに好ましくは4000g以上である。
上限以下のオゾン使用量であっても、故人の放置された部屋を十分に消臭することができる。
故人の放置された部屋の室温が20℃以下の場合のオゾンの使用量は、1m3あたり、好ましくは1500g以上である。
上限以下のオゾン使用量であっても、故人の放置された部屋を十分に消臭することができる。
ここで、オゾン燻蒸作業は、上記の量のオゾンを解体作業S14の前後に分けて噴霧する形態であってもよい。
解体作業は、汚物の付着した箇所を解体する作業である。
より具体的には、汚物の付着した部屋の表層部分を解体する作業であって、例えば、壁紙、床板、フローリング、畳等を解体する作業をいう。
解体作業により、壁紙、床板、フローリング、畳といった部屋の表層部分を解体することで、部屋の柱、梁、土台、骨組み等を表層に露出させることができ、後のオゾン燻蒸作業において、故人の放置された部屋をより確実に消臭することができる。
被覆作業は、前述の解体作業S14により露出した箇所(部屋の柱、梁、土台、骨組み等)を被覆することにより、前述の解体作業S14で解体することのできない部屋の柱、梁、土台、骨組み等に由来する臭いを軽減する作業である。以下、具体的な作業について説明する。
(1)下準備(ラッカーの塗布)
本発明においては、下準備として、前述の解体作業S14により露出した箇所(部屋の柱、梁、土台、骨組み等)に対し、ラッカーの塗布を行うことが好ましい。ラッカーの塗布を行うことで、前述の解体作業S14で解体することのできない部屋の柱、梁、土台、骨組み等に由来する臭いを軽減することができる。
ただし、用いるラッカーの種類、量については、特に制限はない。
本発明においては、前述の解体作業S14により露出した箇所(部屋の柱、梁、土台、骨組み等)に対し、油性下地塗料を塗布する形態とすることが好ましい。また、本発明においては、ラッカーの塗布の後に、油性下地塗料を塗布する形態とすることが好ましい。
ラッカーの塗布の後に、油性下地塗料の塗布を行うことで、前述の解体作業S14で解体することのできない部屋の柱、梁、土台、骨組み等に由来する臭いを軽減することができる。
油性下地塗料としては、アクリル樹脂塗料、漆塗料、ビニル樹脂塗料などを用いることができる。
ただし、用いる油性下地塗料の種類、量については、特に制限はない。
塗布作業S16は、硬化剤を含む樹脂材料を用い、部屋内に残存する汚物の付着した内壁を塗布する作業である。塗布作業を行うことで、部屋内に残存する汚物の付着した内壁由来の臭いを軽減することができる。
本明細書において、内壁は部屋の内側にある壁面を指す。内壁には、側壁、床面、天井、クローゼット、押し入れ、靴箱の何れの壁面をも含む。
FRPとは主材としての熱硬化性樹脂に補強材としてガラス繊維やカーボン繊維を加えた材料である。FRPとしては、主材としての熱硬化性あるいは熱可塑性樹脂に、強化材としてガラス繊維を入れた樹脂(GFRP)、強化材としてカーボン繊維を入れた樹脂(CFRP)を挙げることができる。
本実施形態にかかる消臭方法は、動物の放置された部屋も消臭対象とする。
放置された動物の数に特に制限はなく、例えば、3匹以上の動物が放置された部屋であっても、消臭対象とすることもできる。
以下各作業について、詳細に説明する。
(1)汚物の除去
汚物清掃作業は、体液(血液、唾液等)、糞、尿といった汚物を清掃する作業である。
汚物清掃作業を行うことで、後のオゾン燻蒸作業において、動物の放置された部屋をより確実に消臭することができる。
汚物清掃作業は、(1)汚物の除去の後に、消臭液の噴霧を行う形態とすることが好ましい。
以下、放置された動物の種類に応じた、消臭液のより好ましい組成について説明する。
犬の放置された部屋の場合、消臭液として、エタノール及び界面活性剤を含む酸性液剤を用いることが好ましい。上記の液剤を消臭液として用いることで、犬の放置された部屋内をより効率よく消臭することができる。より具体的には、揮発性を有するエタノールに不揮発性の界面活性剤を組み合わせ使用することで、噴霧した消臭液を壁面に染み込ませることができ、犬の放置された部屋内をより効率よく消臭することができる。
猫の放置された部屋の場合、消臭液として、塩素系漂白剤及び水を含む液剤を用いることが好ましい。上記の液剤を消臭液として用いることで、猫の放置された部屋内をより効率よく消臭することができる。より具体的には、塩素系漂白剤の水希釈液を消臭剤として用いることで、部屋内を損傷させることなく、猫の尿に存在するフェリニン(3−メルカプト−3−メチルブタン−1−オール)を効率よく分解することができ、猫の放置された部屋内をより効率よく消臭することができる。
また、汚物清掃作業は、(2)消臭液の噴霧の後に、高圧水蒸気処理を行う形態とすることが好ましい。
本明細書において、高圧水蒸気処理とは、水蒸気を高出力で噴射する処理をいう。
ここで、高圧水蒸気処理は、部屋内に残存した汚物の固着した壁面に高圧水蒸気装置の噴射口をあてがい、水蒸気を高出力で噴射することにより汚物を除去する形態とすることが好ましい。
なお、高圧水蒸気処理には、公知の高圧水蒸気機器を用いることができる。
下限以上の温度で高圧水蒸気処理を行うことで、壁面に固着した汚物をより効率よく剥がすことができ、動物の放置された部屋内をより効率よく消臭することができる。
液剤散布作業は、弱アルカリ性液剤及び弱酸性液剤を散布する作業である。
弱アルカリ性液剤及び弱酸性液剤を用いて部屋内を洗浄することで、糞、尿などの汚物由来の臭いを軽減することができる。
液剤の残存した状態で後述のオゾン燻蒸作業を行うことで、より効率よく動物の放置された部屋を消臭することができる。
(1)下準備(酵素含有消臭剤の散布)
本発明においては、オゾン散布前にプロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼを含む消臭剤を散布することが好ましい。酵素を含む消臭剤を散布することで、汚物に含まれるたんぱく質、脂肪、でんぷん質、繊維質を分解することができ、より確実に動物の放置された部屋を消臭することができる。
オゾン燻蒸作業は、部屋内にオゾンを噴霧する作業である。
下限以上の量のオゾンを噴霧することで、動物の放置された部屋をより確実に消臭することができる。
上限以下のオゾン使用量であっても、動物の放置された部屋をより確実に消臭することができる。
(1−1)事例
男性の孤独死現場(死因不明)
故人の放置された期間は不明。
入室すると、汚物(体液)を原因とする臭気が強く感じられる。
臭気測定器(株式会社カルモア製NEO sigma)外気臭気と、室内臭気の差分を算出することにより、室内の臭気の程度の評価を行った。
消臭作業前の外気臭気の数値は172.0、室内臭気の数値は242.3であり、数値の差分は70.3であった。
(2−1)消毒液散布作業S11
まず、1000PPMの次亜塩素酸を含む液剤を部屋に散布した。
次に、壁面、床面に固着していない体液、糞、尿といった汚物を、ヘラを用い、除去した。汚物の除去後、汚物の除去後、過酸化水素水(オキシドール)を部屋内に散布し、一定時間放置した後に過酸化水素水の付いた壁面をふき取ることで、汚物の清掃を行った。
(2−3−1)酵素処理
オゾン散布前に、酵素(プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ)を含む消臭剤(グランバイオプロ(株式会社カイコーポレーション 社製))を散布した。
オゾン燻蒸装置を用いて、オゾンの噴霧を行った。
一回目のオゾン燻蒸作業後に、故人の汚物の付着した床面、及び壁紙の除去を行った。また、室内の家具の除去も行った。
上記汚物清掃作業S12〜オゾン燻蒸作業S13を、解体作業S14後にもう一度行った。
ここで、オゾンの総使用量は、1m3あたり9000g程度であった。
まず、下準備として、前述の解体作業S14により露出した箇所(部屋の柱、梁、土台、骨組み等)に対し、ラッカーの塗布を行った。
そして、ラッカーの塗布の後に、解体作業S14により露出した箇所(部屋の柱、梁、土台、骨組み等)に対し油性下地塗料を塗布することで、解体作業で解体した箇所の被覆を行った。
被覆作業後に、FRPポリエステル樹脂を含む塗料を、部屋内に残存する汚物の付着した内壁に塗布した。
本消臭作業により、部屋内の故人の体液を原因とする臭気は感じられなくなった。
(1−3)消臭作業前の臭気の測定と同様の方法により、外気臭気と、室内臭気を測定した。測定した外気臭気と、室内臭気の差分を算出することにより、室内の臭気の程度の評価を行った。
消臭作業前の外気臭気の数値は257.9、室内臭気の数値は284.0であり、数値の差分は26.1であった。
(1−1)事例
男性の孤独死現場(死因不明)
故人の放置された期間は不明。
入室すると、汚物(体液)を原因とする臭気が強く感じられる。
消臭対象は、40m3の部屋と、およそ60m3の部屋であった。
(2−1)消毒液散布作業S11
まず、1000PPMの次亜塩素酸を含む液剤を部屋に散布した。
次に、壁面、床面に固着していない体液、糞、尿といった汚物を、ヘラを用い、除去した。汚物の除去後、過酸化水素水(オキシドール)を部屋内に散布し、一定時間放置した後に過酸化水素水の付いた壁面をふき取ることで、汚物の清掃を行った。
(2−3−1)酵素処理
オゾン散布前に、酵素(プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ)を含む消臭剤を散布した。
オゾン燻蒸装置を用いて、オゾンの噴霧を行った。
オゾン燻蒸作業後に、故人の汚物の付着した床面、及び壁紙の除去を行った。また、室内の家具の除去も行った。
上記汚物清掃作業S12〜オゾン燻蒸作業S13を、解体作業S14後にもう一度行った。
ここで、オゾンの総使用量は、40m3の空間と、およそ60m3の空間に対し、総量で390000程度(1m3あたり、3900g)であった。
まず、下準備として、前述の解体作業S14により露出した箇所(部屋の柱、梁、土台、骨組み等)に対し、ラッカーの塗布を行った。
そして、ラッカーの塗布の後に、解体作業S14により露出した箇所(部屋の柱、梁、土台、骨組み等)に対し油性下地塗料を塗布することで、解体作業で解体した箇所の被覆を行った。
被覆作業後に、FRPポリエステル樹脂を含む塗料を、部屋内に残存する汚物の付着した内壁に塗布した。
本消臭作業により、部屋内の故人の体液を原因とする臭気は感じられなくなった。
(1−1)事例
犬3匹の放置現場
犬の放置された期間は不明。消臭開始時点で、犬3頭は餓死していた。
入室すると、犬の糞尿、体液を原因とする臭気が強く感じられる。
消臭対象は、およそ60m3の部屋である。
(2−1)汚物清掃作業S21
次に、部屋内に残存する体液、糞、尿といった汚物を清掃した。また、エタノール及び界面活性剤を含む酸性液剤を室内に散布した。
エタノール及び界面活性剤を含む酸性液剤の散布後に、部屋内に残存した汚物の固着した壁面に高圧水蒸気装置(ケルヒャー 社製)の噴射口をあてがい、水蒸気を高出力で噴射すること(高圧水蒸気処理)により汚物を除去した。
セスキ炭酸ソーダ、重曹を含む弱アルカリ性液剤を散布し、部屋内の洗浄を行った。
(2−3−1)酵素処理
オゾン散布前に、酵素(プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ)を含む消臭剤を散布した。
オゾン燻蒸装置を用いて、オゾンの噴霧を行った。
クエン酸を含む弱酸性液剤を散布し、部屋内の洗浄を行った。
(2−3)と同様の方法により、オゾンの噴霧を行った。
ここで、オゾンの総使用量は、およそ60m3の空間に対し、540000g程度(1m3あたり、9000g)であった。
本消臭作業により、部屋内の犬の糞尿、体液を原因とする臭気は感じられなくなった。
(1−1)事例
猫7匹の放置現場
猫の放置された期間は不明。消臭開始時点で、猫7匹は死亡していた。
入室すると、猫の糞尿、体液を原因とする臭気が強く感じられる。
消臭対象は、およそ100m3の部屋である。
(2−1)汚物清掃作業S21
次に、部屋内に残存する体液、糞、尿といった汚物を清掃した。また、ハイター(花王株式会社 製)と水とを1:1の割合で混合した液剤を室内に散布した。
また、部屋内に残存した汚物の固着した壁面に高圧水蒸気装置(ケルヒャー 社製)の噴射口をあてがい、水蒸気を高出力で噴射すること(高圧水蒸気処理)により汚物を除去した。
セスキ炭酸ソーダ、重曹を含む弱アルカリ性液剤を散布し、部屋内の洗浄を行った。
(2−3−1)酵素処理
オゾン散布前に、酵素(プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ)を含む消臭剤を散布した。
オゾン燻蒸装置を用いて、オゾンの噴霧を行った。
クエン酸を含む弱酸性液剤を散布し、部屋内の洗浄を行った。
(2−3)と同様の方法により、オゾンの噴霧を行った。
ここで、オゾンの総使用量は、およそ100m3の空間に対し、1040000g程度(1m3あたり、10400g)であった。
本消臭作業により、部屋内の猫の糞尿、体液を原因とする臭気は感じられなくなった。
Claims (6)
- 故人及び/又は動物の放置された部屋の消臭方法であって、
体液、糞、尿から選ばれる1又は2以上からなる汚物を清掃する汚物清掃作業と、
オゾン燻蒸作業前に汚物の付着した箇所を解体する解体作業と、
汚物清掃作業後の部屋内にオゾンを噴霧するオゾン燻蒸作業と、
オゾン燻蒸作業後に、前記解体作業で解体した箇所を油性下地塗料で覆う被覆作業と、
被覆作業後に、硬化剤を含む樹脂材料を、前記汚物の残存する内壁に塗布する塗布作業と、
を含むことを特徴とする、消臭方法。 - 消臭対象とする部屋の大きさが30m 3 以上の大きさの部屋であり、 前記オゾン燻蒸作業は、1m3あたり、1500g以上、15000g以下のオゾンを用いることを特徴とする、請求項1に記載の消臭方法。
- 油性下地塗料がラッカーであり、 前記の硬化剤を含む樹脂材料が、熱硬化性樹脂にガラス繊維及び/又はカーボン繊維を加えたポリエステル樹脂材料である、請求項1又は2に記載の消臭方法。
- 前記オゾン燻蒸作業は、オゾン散布前に、プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼから選ばれる一以上の酵素を含む消臭剤を散布し、
前記消臭剤を適用した後及び/又は前記消臭剤を適用する前に、界面活性剤を散布することを含み、
前記消臭剤が塩素系消臭剤、次亜塩素系消臭剤、光触媒系消臭剤の何れかであることを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の消臭方法。 - 弱アルカリ性液剤及び/又は弱酸性液剤を部屋内に散布する液剤散布作業後に、該液剤の残存した状態で前記オゾン燻蒸作業を行うことを含む、請求項1〜4の何れか1項に記載の消臭方法。
- 汚物清掃作業とオゾン燻蒸作業との間に、高圧水蒸気処理を行うことを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載の消臭方法。
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