JP6722897B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池モジュールに関する。
太陽電池として、表面及び裏面の両方から光を受光し発電する両面受光型の太陽電池が知られている。特許文献1等では、両面受光型の太陽電池を用いて太陽電池モジュールが作製されている。
特開2006−128329号公報
両面受光型の太陽電池モジュールにおいて、さらに出力特性を改善したいという要望がある。
本発明の目的は、出力特性が改善された両面受光型の太陽電池モジュールを提供することにある。
本発明は、第1の主面及び第2の主面を有し、前記第1の主面及び前記第2の主面から入射した光を受けて発電する複数の太陽電池と、前記複数の太陽電池の前記第1の主面側に設けられる第1の保護部材と、前記複数の太陽電池の前記第2の主面側に設けられる第2の保護部材と、前記第1の保護部材と前記第2の保護部材との間に設けられ、前記複数の太陽電池を封止するための充填材層と、前記複数の太陽電池が配置されていない領域に設けられ、前記第1の主面または前記第2の主面から入射した光を反射するための反射部材と、を備え、前記第1の保護部材と前記第2の保護部材はいずれも透光性部材であり、前記反射部材が、2つの前記太陽電池に挟まれる領域に設けられ、かつ、前記第1の保護部材または前記第2の保護部材に接触するように前記第1の保護部材または前記第2の保護部材の外側に設けられており、前記反射部材には、入射光を反射する金属層が設けられている。
本発明によれば、両面受光型の太陽電池モジュールにおいて、出力特性を改善することができる。
本発明の第1の実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の実施形態の太陽電池モジュールを示す模式的平面図である。 本発明の実施形態の太陽電池モジュールを示す模式的断面図である。 本発明の実施形態の太陽電池モジュールにおける太陽電池間のタブ配線の接続状態を示す模式的断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の第3の実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の第4の実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の第5の実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の第6の実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の第7の実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の第8の実施形態を示す模式的断面図である。 反射部材を設けることができる領域を説明するための模式的平面図である。 本発明の第9の実施形態における反射部材を示す模式的平面図である。 本発明の第10の実施形態における反射部材を示す模式的平面図である。 図14に示す反射部材を示す模式的断面図である。 本発明の第11の実施形態における反射部材を示す模式的平面図である。 本発明の第11の実施形態を示す模式的断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について説明する。但し、以下の実施形態は単なる例示であり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、各図面において、実質的に同一の機能を有する部材は同一の符号で参照する場合がある。
図2は、本発明の実施形態の太陽電池モジュールを示す模式的平面図である。図2に示すように、太陽電池モジュール10は、複数の太陽電池1を備えている。縦方向(x方向)に太陽電池1を配列し、これらをタブ配線4で電気的に接続することにより、太陽電池ストリング11〜16が構成されている。太陽電池ストリング11のタブ配線4の一方端は、渡り配線21に接続されている。太陽電池ストリング11のタブ配線4の他方端は、渡り配線23によって、太陽電池ストリング12のタブ配線4の他方端と接続されている。太陽電池ストリング12のタブ配線4の一方端は、渡り配線22によって、太陽電池ストリング13のタブ配線4の一方端と接続されている。太陽電池ストリング13のタブ配線4の他方端は、渡り配線24によって、太陽電池ストリング14のタブ配線4の他方端と接続されている。太陽電池ストリング14のタブ配線4の一方端は、渡り配線25によって、太陽電池ストリング15のタブ配線4の一方端と接続されている。太陽電池ストリング15のタブ配線4の他方端は、渡り配線27によって、太陽電池ストリング16のタブ配線4の他方端と接続されている。太陽電池ストリング16のタブ配線4の一方端は、渡り配線26に接続されている。
図3は、本発明の実施形態の太陽電池モジュールを示す模式的断面図であり、図2に示すA−A線に沿う断面図である。図3に示すように、太陽電池1は、第1の主面1aと第2の主面1bとを有している。太陽電池1は、第1の主面1a及び第2の主面1bの両方からの入射光を受光する両面受光型の太陽電池である。太陽電池1の第1の主面1aには、図2に示す多数のフィンガー電極2と、このフィンガー電極2に略直交する方向に延びるバスバー電極3が形成されている。図2において、バスバー電極3は、タブ配線4と重なっている。太陽電池1の第2の主面1bにも、同様のフィンガー電極2及びバスバー電極3が形成されている。
図4に示すように、太陽電池1の第1の主面1aのバスバー電極3は、隣接する太陽電池1の第2の主面1bのバスバー電極3と、タブ配線4で接続されている。バスバー電極3とタブ配線4は、半田や樹脂接着剤などで電気的に接続されている。
図3に示すように、太陽電池1の第1の主面1a側には、第1の保護部材7が設けられている。第1の保護部材7は、ガラス板、アクリル板、ポリカーボネート板などの透明基材から構成することができ、好ましくは、ガラス板から構成される。太陽電池1の第2の主面1b側には、第2の保護部材8が設けられている。第2の保護部材8は、ガラス板、樹脂板、樹脂フィルムなどの透明基材から構成することができ、好ましくは、樹脂板、樹脂フィルムから構成される。第1の保護部材7と第2の保護部材8との間には、太陽電池1を封止するための充填材層5が設けられている。充填材層5は、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)等の架橋性樹脂やポリオレフィンなどの非架橋性樹脂から構成することができる。充填材層5は、第1の主面1a側の充填材層5aと、第2の主面1b側の充填材層5bとを有している。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態を示す模式的断面図である。図1に示すように、本実施形態では、第2の保護部材8の外側に、反射部材9が設けられている。反射部材9は、反射面9aを有している。反射部材9は、互いに隣接する太陽電池1の間に配置されている。図1に示すように、太陽電池1が存在する領域の入射光31は、太陽電池1の第1の主面1aまたは第2の主面1bに入射し、発電に寄与する。しかしながら、太陽電池1間の入射光31は、反射部材9が存在しない場合、反対側に透過されるため、発電に寄与することができない。本実施形態では、太陽電池1間に反射部材9が設けられているので、図1に示すように、入射光31は、反射部材9の反射面9aで反射され、反射光32となって太陽電池1の第1の主面1aまたは第2の主面1bに入射し、発電に寄与させることができる。このため、太陽電池モジュール10の出力特性を改善することができる。
本実施形態では、反射部材9が第2の保護部材8の外側に設けられているので、主に第1の保護部材7側から入射した光を、反射部材9の反射面9aで反射することができる。
反射部材9の反射面9aとして、図1においては凹凸面を図示しているが、反射面9aは凹凸面に限定されるものではなく、光を反射できる面であればよい。これは、以下に説明する実施形態においても同様である。
反射部材9としては、反射面に凹凸を形成した金属部材、アルミニウムまたは銀などの金属を蒸着した樹脂フィルム、酸化チタン、酸化ジルコニアム、酸化アルミニウムなどの白色顔料を含む、樹脂フィルムや樹脂シートなどの部材が挙げられる。これは、以下に説明する実施形態においても同様である。
本実施形態では、接着剤等により、反射部材9を第2の保護部材8に取り付けることができる。例えば、反射部材9として、接着剤層が片面に設けられた白色テープを用い、この白色テープを第2の保護部材8に貼り付けることにより、反射部材9を設けることができる。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態を示す模式的断面図である。図5に示すように、本実施形態では、第1の保護部材7の外側に、反射部材9が設けられている。反射部材9は、反射面9aを有している。反射部材9は、互いに隣接する太陽電池1の間に配置されている。本実施形態では、第1の保護部材7の外側の太陽電池1間に反射部材9が設けられているので、主に第2の保護部材8側から太陽電池1間に入射した光を、反射部材9の反射面9aで反射して、発電に寄与させることができる。このため、太陽電池モジュール10の出力特性を改善することができる。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、接着剤等により、反射部材9を第1の保護部材7に取り付けることができる。
(第3の実施形態)
図6は、第3の実施形態を示す模式的断面図である。本実施形態では、図6に示すように、反射面9aを有する反射部材9が、第2の主面1b側の充填材層5b中に設けられている。反射部材9は、互いに隣接する太陽電池1の間に配置されている。本実施形態では、第2の主面1b側の充填材層5b中の太陽電池1間に反射部材9が設けられているので、第1の実施形態と同様に、主に第1の保護部材7側から太陽電池1間に入射した光を、反射部材9の反射面9aで反射して、発電に寄与させることができる。このため、太陽電池モジュール10の出力特性を改善することができる。
太陽電池モジュール10は、一般に、第1の保護部材7、第1の主面1a側の充填材層5a、太陽電池1、第2の主面1b側の充填材層5b、及び第2の保護部材8をこの順序で積み重ねることにより製造している。したがって、例えば、第2の主面1b側の充填材層5bを積み重ねた後、太陽電池1間に反射部材9を配置して載せ、その後第2保護部材8を積み重ねることにより、本実施形態の太陽電池モジュール10を製造することができる。
(第4の実施形態)
図7は、第4の実施形態を示す模式的断面図である。本実施形態では、図7に示すように、反射面9aを有する反射部材9が、第1の主面1a側の充填材層5a中に設けられている。反射部材9は、互いに隣接する太陽電池1の間に配置されている。本実施形態では、第1の主面1a側の充填材層5a中の太陽電池1間に反射部材9が設けられているので、第2の実施形態と同様に、主に第2の保護部材8側から太陽電池1間に入射した光を、反射部材9の反射面9aで反射して、発電に寄与させることができる。このため、太陽電池モジュール10の出力特性を改善することができる。
太陽電池モジュール10は、一般に、第1の保護部材7、第1の主面1a側の充填材層5a、太陽電池1、第2の主面1b側の充填材層5b、及び第2の保護部材8をこの順序で積み重ねることにより製造している。したがって、例えば、第1の保護部材7の太陽電池1間の上に反射部材9を配置して載せ、その上に第1の主面1a側の充填材層5a等を積み重ねていくことにより、本実施形態の太陽電池モジュール10を製造することができる。
(第5の実施形態)
図8は、第5の実施形態を示す模式的断面図である。本実施形態では、図8に示すように、反射面9a及び反射面9bを有する反射部材9が、第2の主面1b側の充填材層5b中に設けられている。反射部材9は、互いに隣接する太陽電池1の間に配置されている。本実施形態の反射部材9は、互いに対向する反射面9a及び反射面9bを有している。このため、第1の保護部材7側から太陽電池1間に入射した光を、反射面9aで反射し、第2の保護部材8側から太陽電池1間に入射した光を、反射面9bで反射して、これらの入射光を発電に寄与させることができる。したがって、太陽電池モジュール10の出力特性を改善することができる。
本実施形態の太陽電池モジュール10は、図6に示す第3の実施形態と同様に、例えば、第2の主面1b側の充填材層5bを積み重ねた後、太陽電池1間に反射部材9を配置して載せ、その後第2保護部材8を積み重ねることにより製造することができる。
(第6の実施形態)
図9は、第6の実施形態を示す模式的断面図である。本実施形態では、図9に示すように、反射面9a及び反射面9bを有する反射部材9が、第1の主面1a側の充填材層5a中に設けられている。反射部材9は、互いに隣接する太陽電池1の間に配置されている。本実施形態の反射部材9は、互いに対向する反射面9a及び反射面9bを有している。このため、第1の保護部材7側から太陽電池1間に入射した光を、反射面9aで反射し、第2の保護部材8側から太陽電池1間に入射した光を、反射面9bで反射して、これらの入射光を発電に寄与させることができる。したがって、太陽電池モジュール10の出力特性を改善することができる。
本実施形態の太陽電池モジュール10は、図7に示す第4の実施形態と同様に、例えば、第1の保護部材7の太陽電池1間の上に反射部材9を配置して載せ、その上に第1の主面1a側の充填材層5a等を積み重ねていくことにより製造することができる。
(第7の実施形態)
図10は、第7の実施形態を示す模式的断面図である。本実施形態では、図10に示すように、反射面9a及び反射面9bを有する反射部材9が、充填材層5中の太陽電池1に並ぶ位置に設けられている。反射部材9は、互いに隣接する太陽電池1の間に配置されている。本実施形態の反射部材9は、互いに対向する反射面9a及び反射面9bを有している。このため、第1の保護部材7側から太陽電池1間に入射した光を、反射面9aで反射し、第2の保護部材8側から太陽電池1間に入射した光を、反射面9bで反射して、これらの入射光を発電に寄与させることができる。したがって、太陽電池モジュール10の出力特性を改善することができる。
本実施形態の太陽電池モジュール10は、例えば、第1の主面1a側の充填材層5aを積み重ねた後、その上に太陽電池1を配置するとともに、太陽電池1間に反射部材9を配置し、その上に第2の主面1b側の充填材層5b等を積み重ねてゆくことにより製造することができる。
(第8の実施形態)
図11は、第8の実施形態を示す模式的断面図である。図11に示すように、本実施形態では、図1に示す第1の実施形態と同様に、第2の保護部材8の外側に、反射部材9が設けられている。反射部材9は、互いに隣接する太陽電池1の間に配置されている。本実施形態の反射部材9は、反射面9aと、その両側に設けられる反射面9cを有している。反射面9aは、例えば凹凸面で構成されており、反射面9cは平面で構成されている。反射面9aは、平面視において太陽電池1と重ならないように位置しており、反射面9cは、平面視において太陽電池1と重なるように位置している。このため、反射面9cは、図11に点線で示す入射光31のように、反射面9aで反射することができない入射光31を反射して、太陽電池1に入射させることができる。反射面9cは、このように入射角が大きい入射光を反射させるものであるので、平面で構成されていることが好ましい。但し、反射面9cは平面で構成されることに限定されるものではない。また、上述のように、反射面9aは凹凸面で構成されることに限定されるものではない。
反射面9cは、平面視において太陽電池1と重なるように位置しているが、太陽電池1の周縁部には、一般に、pn接合またはpin接合が形成されていない無効領域が存在しているので、反射面9cを設けることにより集光効率が大幅に低下することはない。反射面9cは、上記無効領域と重なる範囲で設けることが好ましい。
本実施形態の太陽電池モジュール10は、例えば、接着剤等で、反射部材9を第2の保護部材8に取り付けることにより製造することができる。
(反射部材の平面視における設置領域)
図12は、反射部材を設けることができる領域を説明するための模式的平面図である。第1〜第8の実施形態においては、図3に示すz方向における反射部材の設置領域を変えたものを示している。図12は、図2に示すx方向及びy方向における反射部材の設置領域を示す。図12に示すように、太陽電池1間の領域としては、太陽電池ストリング11内における太陽電池1間の領域R1と、太陽電池ストリング11及び12間での太陽電池1間の領域R2がある。領域R1は、太陽電池1の端面1c間の領域である。領域R2は、太陽電池1の端面1d間の領域である。領域R1に反射部材を設けると、バスバー電極3に近い領域に、反射部材で反射された光が入射する。これに対し、領域R2に反射部材を設けると、バスバー電極3から遠い領域に、反射部材で反射された光が入射する。バスバー電極3から遠い領域でキャリアが発生すると、バスバー電極3に近い領域でキャリアが発生した場合に比べ、キャリアの収集効率が悪くなる。このため、反射部材を設ける領域としては、領域R2よりも領域R1の方が好ましい。
第1〜第8の実施形態では、太陽電池1間の領域に反射部材を設けているが、この太陽電池1間の領域は、領域R1及び領域R2のいずれであってもよい。
領域R3は、第1の保護部材7の端部7aまたは第2の保護部材8の端部8aと、端部7aまたは端部8aと隣接する太陽電池1との間の領域である。領域R3に設ける反射部材については、第10の実施形態として、以下に説明する。
領域R4は、4つの太陽電池1のコーナー部1eに囲まれる領域である。領域R4に設ける反射部材については、第11の実施形態として、以下に説明する。
(第9の実施形態)
図13は、第9の実施形態を示す模式的平面図である。本実施形態の反射部材9は、図12に示す領域R1に設けられる反射部材である。反射部材9の反射面9aは、凹凸面から形成されており、凹凸の山部及び谷部は、太陽電池1の端面1cと平行に延びるように形成されている。したがって、反射面9aの凹凸は、その稜線が太陽電池1の端面1cと平行になるように形成されている。このような凹凸を反射面9aに形成することにより、より多くの光が太陽電池1に入射するように反射させることができる。
本実施形態の反射部材9は、図12に示す領域R2に設けてもよい。この場合、反射面9aの凹凸は、その稜線が太陽電池1の端面1dと平行になるように形成される。
また、本実施形態の反射部材9は、第1〜第8の実施形態で示すいずれの設置領域にも設置することができるものである。
(第10の実施形態)
図14は、第10の実施形態を示す模式的平面図である。図15は、図14に示すB−B線に沿う部分断面図である。本実施形態の反射部材9は、図12に示す領域R3に設けられる反射部材である。反射部材9の反射面9aは、凹凸を有している。その凹凸は、稜線が、第1の保護部材の端部7aまたは第2の保護部材の端部8a、及び太陽電池1の端面と平行になるように形成されている。反射面9aの凹凸は、図15に示すように、垂直面9eと、凹凸の谷部に向かうにつれて垂直面9eに近づくように傾斜している傾斜面9dとを有している。図15に示すように、入射光31は、傾斜面9dで反射し、次に垂直面9eで太陽電池1に向かうように反射する。このため、反射部材9で反射した光のより多くを太陽電池1での発電に寄与させることができる。
第1〜第8の実施形態において、太陽電池1間の一方の太陽電池1の端部を、第1の保護部材の端部7aまたは第2の保護部材の端部8aに置き換えれば、本実施形態の反射部材9の設置領域とすることができる。
(第11の実施形態)
図16は、第11の実施形態を示す模式的平面図である。本実施形態の反射部材9は、図12に示す領域R4に設けられる反射部材である。図16に示すように、反射部材9は、4つの太陽電池1のコーナー部1eに囲まれている。図17は、本実施形態の反射部材9を太陽電池モジュール10に取り付けた状態を示す断面図である。図17に示すように、反射部材9の反射面9aには、凹凸が形成されている。反射部材9は、第2の保護部材8の外側にキャップ部材28を取り付け、キャップ部材28の底部28aに接着剤等で固定されている。キャップ部材28は、フランジ部28bを接着剤等で第2の保護部材8に取り付けることにより固定されている。したがって、本実施形態の反射部材9は、第2の保護部材8から離間して設けられている。
本実施形態の反射部材9を設けることにより、4つの太陽電池1のコーナー部1eに囲まれる領域R4に入射した入射光31を、反射部材9の反射面9aで反射して、太陽電池1に反射光32として入射させることができる。これにより、太陽電池モジュール10の出力特性をさらに改善することができる。
上記各実施形態の太陽電池1は、結晶シリコンとアモルファスシリコンのヘテロ接合を有する太陽電池に限定されるものではなく、両面受光型の太陽電池であればよい。
1…太陽電池
1a…第1の主面
1b…第2の主面
1c,1d…太陽電池の端面
1e…太陽電池のコーナー部
2…フィンガー電極
3…バスバー電極
4…タブ配線
5…充填材層
5a…第1の主面側の充填材層
5b…第2の主面側の充填材層
7…第1の保護部材
7a…第1の保護部材の端部
8…第2の保護部材
8a…第2の保護部材の端部
9…反射部材
9a,9b,9c…反射部材の反射面
9d…傾斜面
9e…垂直面
10…太陽電池モジュール
11〜16…太陽電池ストリング
21〜27…渡り配線
28…キャップ部材
28a…底部
28b…フランジ部
31…入射光
32…反射光

Claims (4)

  1. 第1の主面及び第2の主面を有し、前記第1の主面及び前記第2の主面から入射した光を受けて発電する複数の太陽電池と、
    前記複数の太陽電池の前記第1の主面側に設けられる第1の保護部材と、
    前記複数の太陽電池の前記第2の主面側に設けられる第2の保護部材と、
    前記第1の保護部材と前記第2の保護部材との間に設けられ、前記複数の太陽電池を封止するための充填材層と、
    前記複数の太陽電池が配置されていない領域のみに設けられ、前記第1の主面または前記第2の主面から入射した光を反射するための反射部材と、を備え、
    前記第1の保護部材と前記第2の保護部材はいずれも透光性部材であり、
    前記第1の保護部材は、前記充填材層に接する第1主面と、前記第1主面の反対の面である第2主面とを有し、
    前記第2の保護部材は、前記充填材層に接する第1主面と、前記第1主面の反対の面である第2主面とを有し、
    前記反射部材が、2つの前記太陽電池に挟まれる領域のみに設けられ、かつ、前記第1の保護部材または前記第2の保護部材に接触するように前記第1の保護部材の前記第2主面または前記第2の保護部材の前記第2主面に設けられており、
    前記反射部材には、入射光を反射する金属層が設けられている、太陽電池モジュール。
  2. 前記反射部材が、表面に凹凸を有しており、該凹凸で入射光を反射する、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記反射部材が、白色顔料を含む部材から形成されている、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記反射部材が、4つの前記太陽電池のコーナー部に囲まれる領域に設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
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