JP6718906B2 - 可動式手摺り - Google Patents
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Description
手摺りの高さが高過ぎる場合、手摺りを持って歩行している者は、後方に重心が掛かり過ぎ、特に、階段を登る場合、転落の危険性があると言われている。そこで、非引用文献1に示すような二段手摺りが提案されている(図12参照)。
上下方向に伸び、且つ左右に並べて壁面Wに取り付けられ、露出面に装着凹部3が複数段に設けられた左右一対のガイドレール50と、
前記装着凹部3の内壁に設けられた係合穴4と、
前記装着凹部3に挿脱される挿脱部分18が設けられたプラグ部材10と、
前記プラグ部材10に収納され、前記挿脱部分18から出没し、前記係合穴4に係脱するラッチ爪45と、
前記プラグ部材10の外面に現れるように設けられ、前記ラッチ爪45を前記挿脱部分18から出没させるラッチ操作部42と、
前記左右一対のガイドレール50の装着凹部3にそれぞれ装着されたプラグ部材10間に架設される手摺り棒材70とで構成されている可動式手摺り1において、
前記プラグ部材10は、縦方向に分割され、縦方向の分割面で合わさせて締結材で固定されたケーシング11と、前記ケーシング11内に収納され、前記ラッチ爪45と前記ラッチ操作部42とが設けられたラッチ部材40とで構成され、
前記ケーシング11は、前記挿脱部分18とケーシング本体12とで構成され、
前記ケーシング本体12は、前記挿脱部分18が突設しているケース本体部分13と、手摺り棒材70の一端が取り付けられた手摺り取付部分14とに分割され、
前記手摺り取付部分14に設けた回転軸15がケース本体部分13の回転穴に挿入され、かつ前記回転軸15に取り付けられた止め輪16による抜け止め状態で回転穴に取り付けられた前記手摺り取付部分14はケース本体部分13の中心軸CLの周りに回転可能に支持され、
前記手摺り棒材70は、前記手摺り取付部分14にスライド可能に保持されていることを特徴とする。
前記係合穴4は、前記装着凹部3の内壁に対向するように設けられ、
前記ケーシング11は、前記挿脱部分18の突出方向への前記ラッチ部材40のスライドを可能にするラッチ収納空間部20を有し、
ラッチ部材40は、そのラッチ本体部分41から前記挿脱部分18の突出方向に伸びた二股状のラッチアーム部43と、前記ラッチアーム部43の先端の互いに反対側の面に突設された前記ラッチ爪45と、前記ラッチ部材40をスライドさせる前記ラッチ操作部42と、前記二股状のラッチアーム部43の間に設けられ、前記ラッチ爪45の離間方向に前記ラッチアーム部43を撓ませる弾発材49とで構成されていることを特徴とする。
前記係合穴4は、前記装着凹部3の内壁に対向するように設けられ、
前記ケーシング11は、挿脱部分18に至る、前記ラッチ部材40を収納するラッチ収納空間部20を有し、
前記ラッチ部材40は、そのラッチ本体部分41から二股状で伸びたラッチアーム部43と、前記ラッチアーム部43の先端の互いに反対側の面に突設されたラッチ爪45と、前記ラッチアーム部43に設けられ、前記ラッチアーム部43を閉じる方向に設けられた前記ラッチ操作部42と、前記二股状のラッチアーム部43の間に設けられ、前記ラッチ爪45の離間方向に前記ラッチアーム部43を撓ませる弾発材49とで構成されていることを特徴とする。
前記係合穴4は、前記装着凹部3の内壁に対向するように設けられ、
前記ケーシング11は、挿脱部分18に至る、前記ラッチ部材40を収納するラッチ収納空間部20を有し、
前記ラッチ部材40は、そのラッチ本体部分41から前記挿脱部分18の突出方向に伸びた二股状のラッチアーム部43と、前記ラッチアーム部43の先端の互いに反対側の面に突設されたラッチ爪45と、前記ラッチアーム部43の内側の面に突設された突起44と、
前記突起44を超える位置まで前記ラッチアーム部43の間にスライド自在に設けられ、ラッチ操作部42が設けられている摺動部材26と、
前記ラッチ収納空間部20と前記ラッチアーム部43の間に設けられ、二股状の前記ラッチアーム部43を閉じる方向に押圧付勢する弾発材49とで構成されていることを特徴とする。
前記ケーシング11は、前記挿脱部分18とケーシング本体12とで構成され、
前記ケーシング本体12は、前記挿脱部分18が突設しているケース本体部分13と、手摺り棒材70の一端が取り付けられた手摺り取付部分14とに分割され、
前記手摺り取付部分14はケース本体部分13の中心軸CLの周りに回転可能に支持され、
前記手摺り棒材70は、前記手摺り取付部分14にスライド可能に保持されていることを特徴とする。
別体の場合は、ラッチ受け部材2はブロック状の部材で形成され、その一面に装着凹部3が凹設され、更にその対向内面に係合穴4が形成されている。このようなラッチ受け部材2を複数用意し、装着凹部形成面の反対側の面を一定の間隔でガイドレール50に取り付ける。
ケーシング本体12には前記中空部分の一部を構成するラッチ部材40のラッチ本体部分41を収納するためのラッチ収納空間部20が形成され、挿脱部分18には前記中空部分の残部を構成するアーム収納空間部21が形成されている。そして、前記アーム収納空間部21の先端部分にはラッチ爪45が出没する開口部22が形成されている。この開口部22は、本実施例では係合穴4に合わせて挿脱部分18の上面と下面に設けられている。(図示していないが、係合穴4が両脇に設けられている場合、開口部22も両横に設けられ、ラッチ部材40のラッチアーム部43は横方向に撓むように配置される。)
そして、ラッチ本体部分41とラッチアーム部43の基部には段差が設けられており、ラッチ部材40を挿脱部分18の突出方向に移動させた時に、この段差がラッチ収納空間部20側の段部23に当接してラッチ部材40の前進動作を規制する。そしてその時点で次に述べるラッチ爪45が開口部22から外部に突出する。
この動きの中でラッチ部材40を挿脱部分18側に移動させた時、挿脱部分18の上下両面に設けた開口部22かららラッチ爪45が突出するようになっている(図4)。プラグ部材10の挿脱部分18を装着凹部3に挿入下状態でこれを行うと、ラッチ爪45が係合穴4に入り込んでプラグ部材10をラッチ受け部材2に装着することができる(図6)。
続いて、壁面Wに取り付けられた左右のガイドレール50のラッチ受け部材2の装着凹部3に、プラグ部材10の挿脱部分18を挿入する。
この時、ラッチ部材40が挿脱部分18側に押し出され、開口部22からラッチ爪45が覗いている状態とする。挿入に従って、ラッチ爪45は装着凹部3の内壁に接触して押し縮められつつ該内壁を摺動し、係合穴4に至る。
なお、摺動部材26には第1実施例と同様のラッチ操作部42が設けられており、このラッチ操作部42をケーシング本体12の外側から操作することで、ラッチアーム部43に沿ってスライドさせることができる。
この場合、手摺り棒材70は傾斜場所の傾斜角度に合わせる必要があるので、図11に示すようにケーシング本体12をケース本体部分13と手摺り取付部分14に分割し、手摺り取付部分14に設けた回転軸15をケース本体部分13の回転穴に挿入し、止め輪16で回転軸15の回転穴からの抜け止めを行うようにする。二つ割のケーシング11は回転軸15の回転穴への取り付け後、ケーシング11の縦方向の分割面で合わされて図示しなし締結具で固定される。
なお、手摺り1を傾斜させて設置する場合は、手摺り棒材70の長さを傾斜に合わせた長さとしておき、通孔30への挿入代で長さ調整を行う。なお、通孔30に対して手摺り棒材70はスライド可能となっており、挿入代で長さ調整が終了した処でねじ止めによって手摺り取付部分14に固定される。
Claims (4)
- 上下方向に伸び、且つ左右に並べて壁面に取り付けられ、露出面に装着凹部が複数段に設けられた左右一対のガイドレールと、
前記装着凹部の内壁に設けられた係合穴と、
前記装着凹部に挿脱される挿脱部分が設けられたプラグ部材と、
前記プラグ部材に収納され、前記挿脱部分から出没し、前記係合穴に係脱するラッチ爪と、
前記プラグ部材の外面に現れるように設けられ、前記ラッチ爪を前記挿脱部分から出没させるラッチ操作部と、
前記左右一対のガイドレールの装着凹部にそれぞれ装着されたプラグ部材間に架設される手摺り棒材とで構成されている可動式手摺りにおいて、
前記プラグ部材は、縦方向に分割され、縦方向の分割面で合わさせて締結材で固定されたケーシングと、前記ケーシング内に収納され、前記ラッチ爪と前記ラッチ操作部とが設けられたラッチ部材とで構成され、
前記ケーシングは、前記挿脱部分とケーシング本体とで構成され、
前記ケーシング本体は、前記挿脱部分が突設しているケース本体部分と、手摺り棒材の一端が取り付けられた手摺り取付部分とに分割され、
前記手摺り取付部分に設けた回転軸がケース本体部分の回転穴に挿入され、かつ前記回転軸に取り付けられた止め輪による抜け止め状態で回転穴に取り付けられた前記手摺り取付部分はケース本体部分の中心軸の周りに回転可能に支持され、
前記手摺り棒材は、前記手摺り取付部分にスライド可能に保持されていることを特徴とする可動式手摺り。 - 前記係合穴は、前記装着凹部の内壁に対向するように設けられ、
前記ケーシングは、前記挿脱部分の突出方向への前記ラッチ部材のスライドを可能にするラッチ収納空間部を有し、
ラッチ部材は、そのラッチ本体部分から前記挿脱部分の突出方向に伸びた二股状のラッチアーム部と、前記ラッチアーム部の先端の互いに反対側の面に突設された前記ラッチ爪と、前記ラッチ部材をスライドさせる前記ラッチ操作部と、前記二股状のラッチアーム部の間に設けられ、前記ラッチ爪の離間方向に前記ラッチアーム部を撓ませる弾発材とで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の可動式手摺り。 - 前記係合穴は、前記装着凹部の内壁に対向するように設けられ、
前記ケーシングは、前記挿脱部分に至る、前記ラッチ部材を収納するラッチ収納空間部を有し、
前記ラッチ部材は、そのラッチ本体部分から二股状で伸びたラッチアーム部と、前記ラッチアーム部の先端の互いに反対側の面に突設されたラッチ爪と、前記ラッチアーム部に設けられ、前記ラッチアーム部を閉じる方向に設けられた前記ラッチ操作部と、前記二股状のラッチアーム部の間に設けられ、前記ラッチ爪の離間方向に前記ラッチアーム部を撓ませる弾発材とで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の可動式手摺り。 - 前記係合穴は、前記装着凹部の内壁に対向するように設けられ、
前記ケーシングは、挿脱部分に至る、前記ラッチ部材を収納するラッチ収納空間部を有し、
前記ラッチ部材は、そのラッチ本体部分から前記挿脱部分の突出方向に伸びた二股状のラッチアーム部と、前記ラッチアーム部の先端の互いに反対側の面に突設されたラッチ爪と、前記ラッチアーム部の内側の面に突設された突起と、
前記突起を超える位置まで前記ラッチアーム部の間にスライド自在に設けられ、ラッチ操作部が設けられている摺動部材と、
前記ラッチ収納空間部と前記ラッチアーム部の間に設けられ、二股状の前記ラッチアーム部を閉じる方向に押圧付勢する弾発材とで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の可動式手摺り。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018059699A JP6718906B2 (ja) | 2018-03-27 | 2018-03-27 | 可動式手摺り |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018059699A Active JP6718906B2 (ja) | 2018-03-27 | 2018-03-27 | 可動式手摺り |
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