JP6718672B2 - 管継手 - Google Patents

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本発明は、一般産業用分野及び半導体分野向けの管継手に関するものである。
金属製エルボ型管継手は、機器などの金属アダプタを組み付ける時、継手本体に形成されている雌螺子部を回転させることで、機器の取付用ネジ孔に取り付けられる。また、継手本体に形成された回転摺動部で管継手の配管接続側の向きを変え、チューブの接続方向を変えることが可能である。
しかし、従来の金属製エルボ型管継手の場合、機器の取付用ネジ孔などにネジ止め固定した後でも、前記回転摺動部があることで、構造上、配管接続部が回転し、チューブの接続方向が変わる。このため、機械の振動や意図しない接触などにより、機器固定後も意図に反して回転するため、継手本体内部の回転摺動部材が摩耗してしまう虞がある。また、配管接続部が回転することによって、チューブの接続方向が変わるため、前記チューブが隣り合う他のチューブや機器に接触し、摩耗が発生することがある。このため、特に半導体工場のクリーンルームなど、パーティクルを嫌う場所では大きな問題になっていた。
特開2011−106584号公報 特開2011−069436号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、継手本体、またはアダプタに回転抑制機構を設けることで、配管方向の意図しない回転を抑制し、また回転抑制機構を開放することで、自由に配管方向の変更が可能な管継手を提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係る管継手は、エルボ型の管継手本体と、該管継手本体の一端部に内嵌するアダプタと、前記内嵌部には前記管継手本体と前記アダプタとに係合するスナップリングと、を備え、前記管継手本体の一端部外周には螺旋溝が設けられ、該螺旋溝に対応する突状部を内周に設けたロックスリーブを備えていることを特徴とする。
本実施形態の前記スナップリングが樹脂、または金属であることを特徴とする。
本実施形態のスナップリングが金属であり、前記継手本体、および前記アダプタの前記スナップリングが接触している箇所にリング状部材を設けていることを特徴とする。
本実施形態のエルボ型管継手において、継手本体とアダプタの間をスナップリングで係合しており、前記継手本体、または前記アダプタにロックスリーブが設けられ、ロックスリーブを移動させることで配管方向を一定方向に固定でき、またロックスリーブの移動で固定を開放できることを特徴とする。
本実施形態の管継手は、ネジアダプタで機器に取り付け後、継手本体のロックスリーブを前記ネジアダプタ方向に押し付けることで、前記ネジアダプタからの反力で前記ロックスリーブが固定され、前記継手本体の配管方向が回転することを抑制する。
また前記ロックスリーブのネジアダプタ方向への押し付け力を開放することで、ロックスリーブの固定が解除され、継手本体の配管方向を自由に変更することができる。
前記ロックスリーブと前記継手本体は螺子により嵌合していることが好ましい。
本実施形態の管継手によれば、ネジアダプタへのロックスリーブの押し付け力を開放している状態で継手本体の配管方向を自由に設定できる。また、ネジアダプタへロックスリーブの押し付け力を与えることで継手本体の意図に反した回転力を抑制することができる。
これにより、継手本体内部の回転が抑えられるため、摺動部材の摩耗が抑えられる。また、接続されたチューブが他のチューブや機器に接触しない状態で固定されるため、接触による摩耗が発生しなくなる。
実施形態の管継手のロック状態を示す図である。 実施形態の管継手の解放状態を示す図である。 実施形態の管継手の解放状態とロック状態の斜視図を示す図である。
以下に、この発明の管継手を実施するための実施形態に基づいて詳しく説明する。
(実施形態)
本発明の実施形態を、図1乃至図2を参照して説明する。
図1および図2は、実施形態に係る管継手のロック状態および解放状態を示す図である。実施形態の管継手10は、継手本体1、ロックスリーブ2、ネジアダプタ3、スナップリング4、Oリング5で構成される。なお、図1上部の破線6より右側の形状は、特に限定しないが、一操作で雌部材と雄部材とを接続、または分離できる迅速継手の雌または雄部材が一体に形成されているか、もしくは樹脂ホース、チューブ用の管継手として用いられているタケノコ継手が一体内に形成されているか、または管継手の部材を取りつけるためのネジ構造があってもよい。
図1の管継手10を示す組立て図において、図1の下側方向を機器接続方向、図1の右側方向を配管接続方向とする。
前記継手本体1は、機器接続方向から配管方向に、例えば90°に湾曲した形状であり、前記継手本体1の中央部は、流体が流れるよう管状流路が形成されている。湾曲形状は、90°以外でもよく、特に限定されるものではない。また、前記継手本体1の内周の機器接続方向には溝7が設けられている。
前記継手本体1の内周の溝7は、耐摩耗性に優れた別の部材で構成してもよい。
また、前記継手本体1の機器接続側外周にスパイラル状のネジ溝8が形成されており、この溝8に回転式のロックスリーブ2が嵌合されている。そして、ロックスリーブ2を右回転させることで機器接続側に移動することが可能である。
継手本体1の機器接続側端部には、筒状のネジアダプタ3が取り付けられている。ネジアダプタ3の中央部には、継手本体1の外側に少し突出したスパナを掛けるための六角部3aが形成されている。
前記ネジアダプタ3の機器接続側とは反対側端部の外周には、溝3bが設けられ、該溝3bにスナップリング4が嵌合している。スナップリング4の材質は、特に限定しないが、潤滑性の高い樹脂が好ましい。
また、前記ネジアダプタ3の外周の溝3bは、耐摩耗性に優れたものであれば、ネジアダプタ3とは別の部材で構成してもよい。
また、ネジアダプタ3の機器接続側とは反対側端部の外周には、間隙3cが形成されており、その間隙3cにOリング5が設けられる。間隙3cは、溝3bより上方(配管接続側)に設けられている。
前記継手本体1と前記ネジアダプタ3が嵌合した時、前記継手本体1と前記ネジアダプタ3の溝3bの位置が相対し、その隙間に前記スナップリング4が嵌合することで、機器接続方向に対し固定される。また、前記継手本体1と前記スナップリング4が嵌合した時、前記スナップリング4の溝3bの上方位置に設けられた間隙3cに前記Oリング5が嵌合することで、管状流路に流れる流体の漏れを防止するシールとして機能する。
前記ネジアダプタ3の機器接続方向には、機器と接続するためのスパイラル状のネジ溝が切られている。そして、前記ネジアダプタ3の中央外周に設けられた六角部3aを右回転させることで、ネジアダプタ3の機器接続側端部に形成されたネジ溝が機器接続側に形成されたネジ孔に螺合して固定される。
本実施形態における管継手の動きを、図1乃至図3を用いて説明する。
継手本体1の機器側の流体出入口の内周には、前記ネジアダプタ3のネジ溝3bと同じ寸法の溝7が設けられており、管継手とはこの溝3b、7とスナップリング4によって嵌合される。
その後、前記ネジアダプタ3の六角部3aを回転させることで、ネジアダプタ3の機器接続側のネジ溝が機器側のネジ孔に螺合して接合する。この時、機器と前記ネジアダプタ3は接合しているため固定されるが、前記継手本体1と前記ネジアダプタ3は前記スナップリング4による嵌合であるため、前記継手本体1は回転することが可能である。つまり、前記継手本体1の配管方向は回転可能である。
この接合の後、前記継手本体1の配管方向を特定の方向に定め、前記ロックスリーブ2をネジ溝8にガイドされて機器接続方向に回転させたあとの状態を図1並びに図3(b)に示す。
このとき、ロックスリーブ2の下側端面が前記ネジアダプタ3の六角部3aの上側端面と接触し、押し付けられる。このロックスリーブ2の押し付ける力により、前記ネジアダプタ3の六角部3aの上側端面に摩擦力が発生する。同時に前記継手本体1に設けられたスナップリング4が嵌合する溝7の下側端面と、これに相対する前記ネジアダプタ3に設けられた溝3bの上側端面の間で前記スナップリング4を挟み込む力が作用する。この挟み込み力により、前記継手本体1の溝7と前記スナップリング4の間、および前記ネジアダプタ3の溝3bと前記スナップリング4の間に摩擦力が生ずる。この2つの摩擦力により、前記継手本体1と前記スナップリング4が固定され、前記継手本体1の配管方向が固定される。
これにより、継手本体1内部の回転が抑えられるため、スナップリング4を含む摺動部材の摩耗が抑えられる。また、摺動部分に潤滑性の高い材料などを用いることで、摺動部材の耐摩耗性が更に向上する。また、配管接続側に接続されたチューブが他のチューブや機器に接触しない状態で固定されるため、接触による摩耗が発生しなくなる。
また前記ロックスリーブ2を逆回転(配管接続側)させると、図2並びに図3(a)に示す形状となり、前記ネジアダプタ3の六角部3aの上側端面に摩擦力と前記スナップリング4に作用していた挟み込み力が解放され、前記継手本体1と前記ネジアダプタ3の固定が解放され、配管方向の変更が可能になる。
実施形態の管継手によれば、ネジアダプタへロックスリーブ2の押し付け力を開放している状態で、継手本体1の配管方向を自由に設定できる。また、ネジアダプタへロックスリーブ2の押し付け力を与えることで継手本体1の意図に反した回転力を抑制することができる。これにより、継手本体1内部の回転が抑えられるため、スナップリング4を含む摺動部材の摩耗が抑えられる。従って、配管接続側に接続されたチューブが他のチューブや機器に接触しない状態で固定されるため、接触による摩耗が発生しなくなる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 継手本体
2 ロックスリーブ
3 ネジアダプタ
4 スナップリング
5 Oリング
6 破線

Claims (2)

  1. 一端部外周に螺旋溝が設けられたエルボ型の管継手本体と、
    該管継手本体の一端部に内嵌され、前記管継手本体の一端部から露出した部位に、前記管継手本体から径方向に突出した六角部が形成されたアダプタと、
    前記管継手本体内の内周面で、かつ前記管継手本体の軸方向に沿った前記螺旋溝の長さ範囲内に設けられた第1の溝と、
    前記管継手本体に内嵌された前記アダプタの外周面設けられ、前記第1の溝と対向する第2の溝と、
    前記第1の溝および前記第2の溝にまたがって収容され、前記管継手本体と前記アダプタとに係合するスナップリングと、
    前記管継手本体の前記螺旋溝に係合し、該螺旋溝に沿って回転しながら前記管継手本体の軸方向に移動可能なロックスリーブと、
    前記スナップリングよりも前記管継手本体の軸方向に沿った奥側に設けられたOリングと、を備え
    前記ロックスリーブを前記管継手本体の前記一端部に回転移動させたとき、前記ロックスリーブの下側端面が前記アダプタの前記六角部の上側端面に押し付けられ、かつ前記スナップリングが前記第1の溝と前記第2の溝に挟み込まれ圧縮されるようにした管継手。
  2. 前記スナップリングが樹脂、または金属である請求項1に記載の管継手。
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