JP6718328B2 - 投資装置及び投資システム - Google Patents

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Description

本発明は、投資装置及び投資システムに関する。
特許文献1には、ポイントサービスで得られるポイントを運用へ充当する運用システムが開示されている。この運用システムは、ポイントの有効期限をユーザーに提示し、運用へ充当するポイントの入力を受け付ける。運用へ充当されたポイントは、所定期間はユーザーが利用することができず、運用期間が経過すると運用結果がユーザーへ通知される。
特開2010−92281号公報
有効期限が迫っているポイントは期限を過ぎると消滅するため、他に利用の予定が無いのであれば、例えばリスクの高い運用先へ投資を望む場合がある。しかしながら、特許文献1に開示された運用システムでは、システム側で運用先が決められており、ユーザーのポイントであるにも係わらず、積極的な運用が困難となっている。
本発明は、ポイントによる投資よって得られる価値を大きくする技術を提供する。
本発明は、ユーザーに付与されたポイントのうち、予め定められた条件を満たすポイントから得られる第1金銭価値を取得して前記ユーザーの投資口座へ充当する充当手段と、前記ユーザーの金融口座から前記投資口座に充当された第2金銭価値が投資される投資商品とは異なる投資商品を前記第1金銭価値の投資先として設定する設定手段を備える投資装置を提供する。
本発明においては、消滅までの期間が閾値以下である前記ポイントから得られる金銭価値を前記第1金銭価値とする構成であってもよい。
また、本発明においては、予め定められた閾値以下の数のポイントが前記ユーザーに付与された場合、当該ポイントから得られる金銭価値を前記第1金銭価値とする構成であってもよい。
また、本発明においては、特典により付与された前記ポイントから得られる金銭価値を前記第1金銭価値とする構成であってもよい。
また、本発明においては、前記ユーザーにおける前記ポイントの価値を判断し、判断結果に基づいて、当該ポイントから得られる金銭価値を前記第1金銭価値とする構成であってもよい。
また、本発明においては、前記第1金銭価値が投資される投資商品は複数あり、投資される投信商品が当該第1金銭価値の属性に応じて異なる構成であってもよい。
また、本発明においては、前記第1金銭価値が投資される投資商品は複数あり、前記投資口座にある前記第1金銭価値は、当該第1金銭価値を得る経緯に応じた属性が付与されており、前記投資口座にある前記第1金銭価値の属性毎に前記投資口座に占める割合を算出し、前記設定手段は、前記割合に応じて前記投資商品を設定する構成であってもよい。
また、本発明は、ユーザーのポイントを管理する管理手段を有するポイント管理装置と、前記ユーザーに付与された前記ポイントのうち、予め定められた条件を満たすポイントから得られる第1金銭価値を取得してユーザーの投資口座へ充当する充当手段と、前記ユーザーの金融口座から前記投資口座に充当された第2金銭価値が投資される投資商品とは異なる投資商品を前記第1金銭価値の投資先として設定する設定手段を有する投資装置を備える投資システムを提供する。
本発明によれば、ポイントによる投資よって得られる価値を大きくすることができる。
本発明の一実施形態に係る投資システムに含まれる装置を示した図。 端末装置10のハードウェア構成を示した図。 投資装置20のハードウェア構成を示したブロック図。 投資装置20の機能ブロック図。 ポイント管理装置のハードウェア構成を示した図。 ポイント管理テーブルTBの一例を示した図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 端末装置10に表示されるWebページの一例を示した図。 端末装置10に表示されるWebページの一例を示した図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 投資装置20が行う処理の流れを示したフローチャート。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。
[実施形態]
(全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る投資システム1に含まれる装置を示した図である。通信網2は、インターネットや固定電話網、音声通信やデータ通信などの通信サービスを提供する移動体通信網などを含む。通信網2には、端末装置10が無線通信によって接続される。また、通信網2には、有線で投資装置20、課金装置30及びポイント管理装置40が接続されている。
本実施形態に係る端末装置10は、SIM(Subscriber Identify Module)を用いて通信を行うスマートフォンである。なお、端末装置10は、スマートフォンに限定されるものではなく、SIMを用いて通信を行うタブレット端末やフィーチャーフォン、データ通信を行うコンピュータ装置などであってもよい。端末装置10は、通信網2を構成する無線基地局と通信を行い、音声通信やデータ通信を行う。なお、通信網2に接続される端末装置10の数は、図1に示した数に限定されるものではなく、図1に示した数以上の装置を接続することができる。
課金装置30は、端末装置10が通信網2の移動体通信網を介して行う通信に対して課金を行う装置である。課金装置30は、移動体通信網を利用する端末装置10について、利用に応じた利用料金を月毎に計算する。計算した利用料金は、ユーザーの金融口座から移動体通信網を運用する事業者の口座に引き落とされる。
ポイント管理装置40は、ポイントサービスを提供する装置である。ポイント管理装置40は、移動体通信網の利用料金の決済、商品の購入、サービスの利用などの支払料金に対して予め定められた倍率を乗じて算出されるポイントを端末装置10のユーザーへ付与する。ポイント管理装置40は、ユーザーへ付与したポイントのポイント数や付与の履歴、利用履歴、失効履歴、有効期限、ポイントの属性などを管理する。
投資装置20は、端末装置10のユーザーの口座(以下、投資用口座と称する)を有し、ユーザーの投資用口座の金銭を投資商品へ投資する装置である。投資装置20が有するユーザーの投資用口座には、ユーザーの銀行口座から金銭が引き落とされる第1口座と、ユーザーに付与されたポイントを換金して得られた金銭が振り込まれる第2口座がある。
(端末装置10の構成)
図2は、端末装置10のハードウェア構成の一例を示した図である。通信部105は、通信網2の無線基地局に対して無線通信を行う通信インターフェースとして機能する。オーディオ部107は、マイクロホンとスピーカを有している。オーディオ部107は、端末装置10同士が音声通話を行う場合、通話相手の音声に係るデジタル信号が通信部105から供給されると、供給されたデジタル信号をアナログ信号に変換する。このアナログ信号は、スピーカへ供給され、スピーカからは、通話相手の音声が放音される。また、オーディオ部107は、マイクロホンが音声を収音すると、収音した音声をデジタル信号に変換する。オーディオ部107は、端末装置で音声通話を行う場合、ユーザーの音声を変換したデジタル信号を通信部105へ供給する。このデジタル信号は、通信部105から通信網2へ送信され、通話相手の端末装置へ送信される。
タッチパネル103は、液晶ディスプレイなどの表示装置と、表示装置の表示面において指の接触を検出するセンサーとを組み合わせた装置であり、ユーザーにより操作される操作部の一例である。タッチパネル103は、ユーザーが指で触れた位置をセンサーで検出する。制御部101は、タッチパネル103が検出した位置と、タッチパネルに表示されている画面に基づいてユーザーの操作を特定し、特定した操作に応じて各部の制御や各種処理を実行する。なお、端末装置10を操作するための構成はタッチパネル103に限定されるものではなく、複数のボタンであってもよい。端末装置10がフィーチャーフォンの場合には、複数のボタンが操作部となる。
記憶部102は、不揮発性メモリーを有しており、オペレーティングシステムのプログラムやアプリケーションプログラムを記憶する。本実施形態においては、記憶部102は、電子メールのアプリケーションプログラムやWebブラウザのアプリケーションプログラムなどを記憶している。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)を有し、CPUが記憶部102に記憶されているオペレーティングシステムのプログラムを実行すると、スマートフォンのオペレーティングシステムが実現し、アプリケーションプログラムを実行することが可能となる。
(投資装置20の構成)
図3は、投資装置20のハードウェア構成の一例を示した図である。通信部205は、通信網2を介してデータ通信を行う通信インターフェースとして機能する。記憶部202は、ハードディスク装置を有しており、オペレーティングシステムのプログラムや、アプリケーションプログラムなどを記憶している。
記憶部202は、端末装置10のユーザーの金融口座からユーザーの投資用口座(第1口座)へ移動させる金銭を計算する機能、端末装置10のユーザーの金融口座の金銭をユーザーの投資用口座(第1口座)へ移動させる機能、ユーザーのポイントを換金して得られた金銭をユーザーの投資用口座(第2口座)へ移動させる機能、投資用口座の金銭の投資先となる投資商品を選択する機能、ユーザーの投資用口座の金銭で投資商品を運用する機能などを備えたアプリケーションプログラムを記憶している。
制御部201は、CPU、RAM、ブートローダを記憶したROMを有している。CPUが記憶部202に記憶されているオペレーティングシステムのプログラムを実行すると、アプリケーションプログラムを実行することが可能となり、CPUは、アプリケーションプログラムを実行する。
図4は、投資装置20においてアプリケーションプログラムを実行することにより制御部201が実現する機能のうち、本発明に係る機能の構成を示したブロック図である。充当部2001は、ユーザーのポイントから得られた金銭を取得し、取得した金銭をユーザーの投資用口座(第2口座)へ充当する。投資先設定部2002は、ユーザーの投資用口座(第2口座)の金銭の投資先となる投資商品を、端末装置10から取得した情報に基づいて設定する。
図5は、ポイント管理装置40のハードウェア構成の一例を示した図である。通信部405は、通信網2を介してデータ通信を行う通信インターフェースとして機能する。記憶部402は、ハードディスク装置を有しており、オペレーティングシステムのプログラムや、アプリケーションプログラムなどを記憶している。
本実施形態においては、記憶部402は、端末装置10のユーザーにポイントを付与する機能、ユーザーに付与したポイントのポイント数や付与の履歴、利用履歴、有効期限、ポイントの属性などを管理する機能、ポイントを換金して得られた金銭をユーザーの投資用口座(第2口座)へ移動させる機能などを備えたアプリケーションプログラムを記憶している。
また、記憶部402は、端末装置10のユーザーへ付与したポイントを管理するポイント管理テーブルTBを記憶する。図6は、端末装置10のユーザーのポイント管理テーブルTBの一例を示した図である。ポイント管理テーブルTBは、ユーザー名、付与日、有効期限日、ポイント数、属性のフィールドを有する。ユーザー名のフィールドには、ポイントを付与されるユーザーの氏名が格納される。付与日のフィールドには、同じ行にあるポイント数のポイントがユーザーに付与された日付が格納される。有効期限日のフィールドには、同じ行にあるポイント数のポイントを使用できる日の期限日が格納される。ポイント数のフィールドには、同じ行にある付与日に付与されたポイントのポイント数が格納される。属性のフィールドには、ユーザーに付与されたポイントの属性が格納される。例えば、移動体通信網の利用料金の決済、商品の購入、サービスの利用などの支払料金に対して予め定められた倍率を乗じて算出されたポイントがユーザーへ付与された場合には、属性のフィールドに「通常」が格納される。また、例えば、マーケティングやプロモーション活動の一環として、キャンペーン等により上記ポイント以外のボーナスポイントがユーザーへ付与された場合には、属性のフィールドに「ボーナス」が格納される。なお、図においては、属性として通常とボーナスを図示しているが、本発明においては、これらの属性以外の属性を格納し得る。
制御部401は、CPU、RAM、ブートローダを記憶したROMを有している。CPUが記憶部402に記憶されているオペレーティングシステムのプログラムを実行すると、アプリケーションプログラムを実行することが可能となり、CPUは、アプリケーションプログラムを実行する。
(実施形態の動作例)
次に本実施形態の動作例について説明する。なお、以下の説明においては、端末装置10のユーザーの投資用口座(第1口座及び第2口座)が予め開設されており、ユーザーにポイントが付与されている場合を想定して動作例の説明を行う。
端末装置10のユーザーは、投資装置20を利用して投資を行うにあたり、投資商品を決定するための操作を行う。具体的には、端末装置10のユーザーは、端末装置10においてWebブラウザを起動させ(図7:ステップS1)、起動したWebブラウザで投資装置20へアクセスする(ステップS2)。投資装置20は、端末装置10からアクセスされると、トップページのWebページを端末装置10へ送信する(ステップS3)。端末装置10は、投資装置20から送信されたWebページを受信し、受信したWebページを表示する(ステップS4)。
端末装置10のユーザーは、表示されたトップページを操作し、サインインのためのWebページへアクセスする(ステップS5)。投資装置20は、端末装置10からサインインのためのWebページへアクセスされると、サインインのためのWebページを端末装置10へ送信する(ステップS6)。端末装置10は、投資装置20から送信されたWebページを受信し、受信したWebページを表示する(ステップS7)。
端末装置10のユーザーは、表示されたWebページに対してユーザー名とパスワードを入力する操作を行い、端末装置10は、入力されたユーザー名とパスワードを取得する(ステップS8)。端末装置10のユーザーは、ユーザー名及びパスワードの入力を終えると、ユーザー名とパスワードを送信する操作を行う。ユーザーの操作に応じて端末装置10がユーザー名とパスワードを送信すると(ステップS9)、投資装置20は、端末装置10が送信したユーザー名とパスワードを受信する(ステップS10)。
投資装置20は、受信したユーザー名とパスワードの組が記憶部202に記憶されている場合、投資装置20の利用を端末装置10のユーザーに対して許可する(ステップS11)。投資装置20は、端末装置10のユーザーに対して利用を許可すると、投資装置20を利用するためのメニュー画面のWebページを端末装置10へ送信する(ステップS12)。端末装置10は、投資装置20から送信されたWebページを受信し、受信したメニュー画面のWebページを表示する(ステップS13)。
端末装置10のユーザーは、投資商品を選択する場合、メニュー画面を操作し、投資商品を選択するためのWebページへアクセスする(ステップS14)。投資装置20は、端末装置10から投資商品を選択するためのWebページへアクセスされると、投資商品を選択するためのWebページを端末装置10へ送信する(ステップS15)。端末装置10は、投資装置20から送信されたWebページを受信し、受信したWebページを表示する(ステップS16)。
本実施形態においては、投資商品を選択するためのWebページは、例えば図8に例示したように、ユーザーへの質問事項と質問への回答の入力欄を備える。ユーザーは、端末装置10を操作して入力欄へ質問事項への回答を入力する。ユーザーが回答の入力を終え、回答を送信する操作を端末装置10において行うと、端末装置10は、入力された回答を取得し(ステップS17)、取得した回答を投資装置20へ送信する(ステップS18)。
投資装置20は、端末装置10が送信した回答を受信する。投資装置20は、受信した回答に基づいて、ユーザーに適した投資商品を複数選択し(ステップS19)、選択した投資商品を説明するWebページを端末装置10へ送信する(ステップS20)。端末装置10は、投資装置20から送信されたWebページを受信し、受信したWebページを表示する(ステップS21)。
本実施形態においては、投資商品を説明するためのWebページは、例えば図9に例示したように、投資商品毎に説明欄と、投資商品を選択するボタンのUI(User Interface)を備える。選択ボタンのUIをユーザーが操作すると(ステップS22)、端末装置10は、操作された選択ボタンに対応した投資商品を表す情報(投資先情報)を投資装置20へ送信する(ステップS23)。投資装置20は、投資商品を表す情報を受信すると、受信した情報が表す投資商品を、認証したユーザーが選択した投資商品(以下、第1投資商品と称する)として記憶する(ステップS24)。
次に、ユーザーの金融口座から投資用口座(第1口座)へ月毎に引き落とす金額を設定するときの動作例について説明する。端末装置10のユーザーは、上述したメニュー画面が表示されているときに、メニュー画面を操作し、投資用口座(第1口座)へ移動する金額を設定するためのWebページへアクセスする(図10:ステップS31)。投資装置20は、投資用口座(第1口座)へ引き落とす金額を設定するWebページへ端末装置10からアクセスされると、投資用口座(第1口座)へ引き落とす金額を設定するWebページを端末装置10へ送信する(ステップS32)。端末装置10は、投資装置20から送信されたWebページを受信し、受信したWebページを表示する(ステップS33)。
本実施形態においては、月毎に投資用口座(第1口座)へ引き落とす金額の上限をユーザーが限度額として定め、この限度額から移動体通信網の利用料金を引いた額をユーザーの金融口座から投資用口座(第1口座)へ引き落とす金額とする。このため、表示されたWebページは、限度額を設定するためのUIを有する。例えば、限度額を1万円とし、ある月の利用料金が5千円であれば、この月においてユーザーの金融口座から投資用口座(第1口座)へ移動される金額は5千円となり、別の月において利用料金が7千円であれば、別の月においてユーザーの金融口座から投資用口座(第1口座)へ移動される金額は3千円となる。
ユーザーが限度額の設定を終え、設定した限度額を送信する操作を端末装置10において行うと、端末装置10は、ユーザーが設定した限度額を表す情報(限度額情報)を投資装置20へ送信する(ステップS34)。投資装置20は、限度額を表す情報を受信すると、受信した情報が表す限度額を、認証したユーザーの限度額として記憶する(ステップS35)。
次に投資装置20が投資を行うときの動作例について説明する。投資装置20は、月毎に予め定められた日(例えば、1日)となると、端末装置10のユーザーに請求される先月分の移動体通信網の利用料金を表す情報を課金装置30から取得する(ステップS41)。投資装置20は、この情報を取得すると、ユーザーの金融口座から投資用口座(第1口座)へ引き落とす金額をユーザーが設定した限度額と、課金装置30から取得した利用料金に基づいて算出する(ステップS42)。例えば、ユーザーが設定した限度額が1万円であり、先月の利用料金が5千円である場合、ユーザーの金融口座から投資用口座(第1口座)へ移動される金額は5千円となる。投資装置20は、ユーザーの金融口座から投資用口座(第1口座)へ移動させる金額を計算すると、計算した金額をユーザーの金融口座からユーザーの投資用口座(第1口座)へ引き落とす(ステップS43)。なお、限度額と利用料金の関係が、限度額≦利用料金の関係である場合、ユーザーの金融口座からユーザーの投資用口座(第1口座)への引き落としは行われない。
投資装置20は、ユーザーの金融口座から投資用口座(第1口座)への引き落としを終えると、投資用口座(第1口座)の残高が、ユーザーが選択した第1投資商品の売買の最低単位に達しているか判断する(ステップS44)。投資装置20は、投資用口座(第1口座)の残高が、ユーザーが選択した第1投資商品の売買の最低単位に達している場合(ステップS44でYES)、最低単位の売買に要する金額をユーザーの投資用口座(第1口座)から引き落とし、引き落とした金額をユーザーが選択した第1投資商品の口座へ振り込む(ステップS45)。投資装置20は、投資用口座(第1口座)の残高が、ユーザーが選択した第1投資商品の売買の最低単位に達していない場合(ステップS44でNO)、図11に示した処理を終了する。
本実施形態によれば、月毎に投資用口座(第1口座)に引き落とされる金額は、ユーザーが設定した限度額を超えることがないため、多額の金額を投資に回すことなく投資を行うことができる。また、本実施形態においては、移動体通信網の利用料金を抑えた分が投資へ回るため、通信費の節約分を投資に回すことができる。
次に、ユーザーのポイントの投資先となる投資商品を選択するときの動作例について説明する。端末装置10のユーザーは、この場合、メニュー画面を操作し、ポイントの投資先となる投資商品を選択するためのWebページへアクセスする(図12:ステップS51)。投資装置20は、ポイントの投資先となる投資商品を説明するためのWebページへアクセスされると、ポイントの投資先となる投資商品を選択するためのWebページを端末装置10へ送信する(ステップS52)。端末装置10は、投資装置20から送信されたWebページを受信し、受信したWebページを表示する(ステップS53)。
本実施形態においては、ポイントの投資先となる投資商品を選択するためのWebページは、図9に示したWebページと同様に、投資商品毎に説明欄と、投資商品を選択する選択ボタンのUI(User Interface)を備えものであり、説明されている投資商品はハイリスクハイリターンの投資商品となっている。表示された選択ボタンのUIのいずれかをユーザーが操作すると(ステップS54)、端末装置10は、操作された選択ボタンに対応した投資商品を表す情報(投資先情報)を投資装置20へ送信する(ステップS55)。投資装置20(投資先設定部2002)は、投資商品を表す情報を受信すると、受信した情報が表す投資商品を、ユーザーのポイントの投資先となる投資商品(以下、第2投資商品と称する)として設定し、設定した投資商品を記憶する(ステップS56)。
次に投資装置20がポイントを換金して投資を行うときの動作例について説明する。ポイント管理装置40は、月毎に予め定められた日(例えば、1日)となると、端末装置10のユーザーに付与されているポイントのうち、予め定められた条件を満たすポイントを換金したときの金額(金銭価値)を計算する(図13:ステップS61)。例えば、ポイント管理装置40は、予め定められた条件がポイントの有効期限が1ヶ月未満という条件である場合、有効期限が1ヶ月未満のポイントについて、換金したときの金額を計算する。次にポイント管理装置40は、計算により得られた金額に対応した金銭をユーザーの投資用口座(第2口座)へ振り込む(ステップS62)。投資装置20(充当部2001)は、ポイント管理装置40から振り込まれる金銭を取得し、取得した金銭をユーザーの投資用口座(第2口座)振り込む(ステップS63)。
投資装置20は、ポイント管理装置40からユーザーの投資用口座(第2口座)へ金銭が振り込まれると、投資用口座(第2口座)の残高が、ユーザーが選択した第2投資商品の売買の最低単位に達しているか判断する(ステップS64)。投資装置20は、投資用口座(第2口座)の残高が、ユーザーが選択した第2投資商品の売買の最低単位に達している場合(ステップS64でYES)、最低単位の売買に要する金額をユーザーの投資用口座(第2口座)から引き落とし、引き落とした金額をユーザーが選択した第2投資商品の口座へ振り込む(ステップS65)。投資装置20は、投資用口座(第2口座)の残高が、ユーザーが選択した第2投資商品の売買の最低単位に達していない場合(ステップS64でNO)、ユーザーが選択した第2投資商品の口座への金銭の振込を行わない。
本実施形態によれば、有効期限が近いポイントは、ハイリスクハイリターンの投資商品へ充当されるため、ポイントによる投資よって得られる価値が大きくなる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
上述した実施形態においては、限度額をユーザーが設定する構成となっているが、限度額を設定する構成は実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、投資装置20は、月が替わる毎に、ユーザーの先月分の移動体通信網の利用料金を限度額として更新するようにしてもよい。また、先月分ではなく、前年度の同月の利用料金を限度額として設定するようにしてもよい。この構成によれば、利用料金を前年度より抑えて投資に回すことができる。
本発明においては、投資装置20は、記憶部202に記憶されているユーザーの属性に基づいて限度額を設定するようにしてもよい。例えば、投資装置20は、限度額を設定する操作を行ったユーザーについて、年齢、性別、職業、年収を特定し、特定した年齢、性別、職業が同じであって、特定した年収から所定の範囲内の年収であるユーザーを特定する。投資装置20は、特定したユーザー毎に、移動体通信網の利用料金を取得し、取得した利用料金の平均額を計算し、計算した平均額を限度額としてもよい。また、本発明においては、家計簿のサービスを投資装置20で提供し、複数のユーザーの移動体通信網の利用料金の平均額を各ユーザーの限度額としてもよい。また、家計簿については、端末装置10が備える家計簿のアプリケーションにおいて、他者の移動体通信網の利用料金の平均額を取得し、取得した平均額を限度額としてもよい。この構成によれば、限度額を簡単に設定することができる。
上述した実施形態においては、限度額と移動体通信網の利用料金の差を投資用口座へ引き落とすようにしているが、投資商品へ回す金額は実施形態の金額に限定されるものではない。例えば、電気料金について限度額を設定し、設定した限度額と電気料金の差も投資用口座へ引き落とすようにしてもよく、また、電気料金だけでなくガス料金についても設定した限度額と利用料金の差を投資用口座へ引き落とすようにしてもよい。また、家計簿のサービスを投資装置20がユーザーへ提供する構成にあっては、遊興費や食費、光熱費などの複数項目についてそれぞれ限度額を設定し、限度額との差を投資用口座へ引き落とすようにしてもよい。また、複数項目で投資用口座へ引き落とす構成においては、費用が限度額を超えた項目については、限度額との差がマイナスとなるため、投資用口座へ引き落とさないようにし、費用が限度額未満となった項目についてのみ、限度額と費用との差を投資用口座へ引き落とすようにしてもよい。この構成によれば、複数の項目で節約し、節約した金額を投資に回すことができる。また、限度額に対して節約できた項目についてのみ、節約できた分を投資へ回すことができる。また、電気料金やガス料金についても料金に応じたポイントを端末装置10のユーザーへ付与し、ポイント管理装置40で管理するようにしてもよい。
また、通信費、電気料金、遊興費、食費などの複数の所定項目から投資用口座へ引き落としが可能な構成においては、投資用口座へ引き落としを行う項目をユーザーが選択してもよい。この構成によれば、出費が多かった項目を節約して節約した分を投資へ回すことができる。また、複数の項目から投資用口座へ引き落としが可能な構成においては、端末装置10がユーザーに対して質問し、投資用口座へ引き落としを行う項目を質問への回答に応じて選択する構成としてもよい。例えば、ユーザーへの質問への回答により、ユーザーが省エネに関心があると判断した場合、限度額と光熱費との差を投資用口座に引き落とすようにし、他の項目については引き落としをしないようにしてもよい。また、ユーザーへの質問への回答により、家計に対して遊興費や被服費の割合が高いと判断した場合、限度額と遊興費との差や限度額と被服費との差を投資用口座へ引き落とすようにしてもよい。また、ユーザーへの質問の回答により、ユーザーがダイエットに関心があると判断した場合、限度額と食費との差や、限度額とガソリン代との差を投資用口座へ引き落とすようにしてもよい。この構成によれば、出費を節約して投資に回す項目を簡単に選択することができる。また、質問への回答に応じて投資装置20が自動的に項目を選択するのではなく、投資用口座へ引き落としを行う項目を質問への回答に応じてユーザーへ勧めるようにしてもよい。
複数の項目から投資用口座へ引き落としが可能な構成においては、投資装置20は、家計簿のアプリケーション又はインターネット上の家計簿サービスから項目毎に金額を取得し、取得した金額が例えば所定の閾値以上という条件を満たした項目を、投資用口座へ引き落としを行う項目として選択してもよく、また、所定の条件を満たした項目をユーザーへ勧めるようにしてもよい。また、投資装置20は、家計簿のアプリケーションや家計簿サービスを利用する構成においては、支出の履歴から支出が閾値以上の項目を特定し、特定した項目を投資用口座へ引き落としを行う項目として選択してもよく、また、特定した項目をユーザーへ勧めるようにしてもよい。
投資装置20は、移動体通信網の利用料金について、端末装置10のユーザーの家族の利用料金についても取得し、家族の平均の利用料金を計算し、計算結果を限度額としてもよい。また、ユーザーの家族の利用料金についても、利用料金に対応したポイントを端末装置10のユーザーへ付与するようにしてもよい。
移動体通信網の利用料金については、音声通信やデータ通信の利用料金だけではなく、端末装置10がコンテンツを利用することにより発生する利用料金や、端末装置10がアプリケーションを利用することにより発生する利用料金も含めるようにし、投資装置20は、各種利用料金を加算した総額を取得するようにしてもよい。この構成の場合、限度額と、各種利用料金を加算した総額との差が投資用口座に引き落とされる。
また、端末装置10がコンテンツを利用することにより発生する利用料金や、端末装置10がアプリケーションを利用することにより発生する利用料金についても、利用料金に応じたポイントを付与し、ポイント管理装置40で管理するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、投資装置20は、限度額と利用料金との差で計算された金額をユーザーの金融口座から投資用口座へ移動させているが、投資用口座へ資金を移動する構成は実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、投資装置20は、移動体通信網を利用したユーザーの利用料金と、限度額と利用料金との差で計算された金額とをユーザーの金融口座から引き落とし、限度額と利用料金との差で計算された金額についてはユーザーの投資用口座へ移動するようにし、利用料金については、移動体通信網を運用する事業者の口座に移動させるようにしてもよい。
上述した実施形態においては、投資用口座への資金の移動は投資装置20が行っているが、投資用口座へ資金を移動する方法は実施形態の方法に限定されるものではない。例えば、ユーザーは、限度額と利用料金との差で計算された金額をクレジットカードで処理してもよく、また、限度額と利用料金との差で計算された金額を請求する請求書をユーザーへ発行し、請求書で請求された金額をユーザーが投資用口座へ振り込む方法であってもよい。
本発明においては、ユーザーに付与されたポイントについて、端末装置10からポイント管理装置40へアクセスし、端末装置10からポイントの換金と換金された金銭の振り込み指示することにより、ユーザーに付与されているポイントを換金してユーザーの投資用口座(第2口座)へ振り込むようにしてもよい。
上述した実施形態においては、端末装置10は、Webブラウザで投資装置20へアクセスしているが、端末装置10から投資装置20へアクセスする方法は実施形態の方法に限定されるものではない。例えば、投資装置20を利用するアプリケーションプログラムを端末装置10へインストールし、このアプリケーションプログラムにより投資装置20へのアクセスやサインイン、投資商品の選択、限度額の設定などを行うようにしてもよい。
上述した実施形態においては、投資装置20へのサインインをユーザー名とパスワードにより行っているが、生体認証を行う構成でもよく、また、端末装置10の携帯電話番号によりサインインを行う構成としてもよい。
ユーザーが限度額を設定する際に、ユーザーの過去の利用料金を端末装置10に表示させ、限度額を設定する目安となるようにしてもよい。この構成の場合、投資装置20は、ステップS31の後、ユーザーの過去の利用料金を課金装置30から取得する。投資装置20は、投資用口座へ移動する金額を設定するWebページに取得した過去の利用料金を含め、限度額を設定するWebページをステップS32で端末装置10へ送信する。この構成によれば、過去の利用料金をユーザーが見ることができるため、普段の利用料金と限度額との差から、投資用口座に引き落とされる金額を知ることができる。
上述した実施形態においては、ステップS61における予め定められた条件は、有効期限が1ヶ月未満という条件であるが、この条件は実施形態の条件に限定されるものではない。例えば、ユーザーに付与されたときのポイント数が予め定められた閾値以下であるという条件であってもよい。例えば、この閾値が10である場合、ポイント管理装置40は、ステップS61において、図6に示したポイント管理テーブルTBの1行目のポイントを換金したときの金額(金銭価値)を計算する。この構成によれば、発生時のポイント数が少なく、価値の低いポイントをハイリターンの投資商品へ投資し、投資により得られる価値を大きくすることができる。
また、本発明においては、この閾値を、ユーザーのポイントの利用履歴や失効履歴などに応じて設定するようにしてもよい。例えば、ポイント管理装置40は、ポイントが所定期間を超えて付与されていないユーザーや、ポイントを失効した回数が所定回数以上のユーザーにとっては、ポイントの価値がユーザーにとって主観的に低いものと判断する。このようにポイントの価値が主観的に低いと判断されたユーザーについては、閾値を20とし、所定期間内にポイントが付与されているユーザーやポイントの失効が少ないユーザーより閾値を大きくしてもよい。この構成によれば、ユーザーにとって主観的に価値が低いポイントをハイリターンの投資商品へ投資し、投資により得られる価値を大きくすることができる。
また、本発明においては、投資システム1は、ポイントが所定期間を超えて付与されていないユーザーや、ポイントを失効した回数が所定回数以上のユーザーのように、ポイントの価値が主観的に低いユーザーについては、閾値による判断を行わず、有効なポイントの全てを金銭に換金して投資商品へ充当するようにしてもよい。
また、本発明においては、ポイントの属性が「ボーナス」であるポイントのようにキャンペーンで得られたポイントを金銭に換金して投資商品へ充当するようにしてもよい。例えば、ステップS61において、予め定められた条件を満たすポイントを、属性が「ボーナス」であるポイントとしてもよい。この構成によれば、ポイントサービスの特典で通常より多く得られたポイントをハイリターンの投資商品へ投資し、投資により得られる価値を大きくすることができる。
本発明においては、ポイントの投資先となる投資商品を選択する場合、複数の投資商品を選択するようにしてもよい。また、ポイントの投資先となる投資商品として複数の投資商品を選択した場合、投資システム1は、有効期限に基づいて特定したポイントから換金された金銭と、ユーザーのポイントの利用履歴や失効履歴などに基づいて特定したポイントから換金された金銭とで、投資先が異なるようにしてもよい。例えば、投資装置20は、有効期限に基づいて特定したポイントから換金された金銭と、ポイントの利用履歴や失効履歴などに基づいて特定したポイントから換金された金銭に対して、換金の経緯を表す属性を付与する。投資装置20は、ハイリスクハイリターンの投資商品としてユーザーが2つの投資商品を選択した場合、一方の投資商品については、有効期限に基づいて特定したポイントから換金されたことを表す属性が付与された金銭を充当し、他方の投資商品については、ユーザーのポイントの利用履歴や失効履歴などに基づいて特定したポイントから換金されたことを表す属性が付与された金銭を充当するようにしてもよい。この構成によれば、ポイントをハイリターンの複数の投資商品へ投資し、投資により得られる価値を大きくすることができる。
また、ポイントから換金された金銭の属性の割合に応じて、ポイントから換金された金銭の投資先となる投資商品を変更するようにしてもよい。例えば、有効期限に基づいて特定したポイントから換金された金銭の割合がポイントの利用履歴や失効履歴などに基づいて特定したポイントから換金された金銭の割合より多い場合、ポイントから換金された金銭をリスク及びリターンが高い投資商品へ充当し、利用履歴や失効履歴などに基づいて特定したポイントから換金された金銭の割合が有効期限に基づいて特定したポイントから換金された金銭の割合より多い場合、ポイントから換金された金銭をリスク及びリターンが低い投資商品へ充当してもよい。
また、ユーザーが複数の投資商品を選択した場合、ある投資商品については、有効期限に基づいて特定したポイントから換金された金銭が振り込まれる口座の金銭を使用し、他の投資商品については、ユーザーのポイントの利用履歴や失効履歴などに基づいて特定したポイントから換金された金銭が振り込まれる口座の金銭を使用するようにしてもよい。この構成でも、ポイントをハイリターンの複数の投資商品へ投資し、投資により得られる価値を大きくすることができる。
また、ユーザーが複数の投資商品を選択した場合、投資システム1は、ポイントから換金された金銭について、換金前のポイントの属性に応じて投資先が異なるようにしてもよい。例えば、投資装置20は、ある投資商品については、属性が「通常」であるポイントから換金された金銭が振り込まれる口座の金銭を使用し、他の投資商品については、属性が「ボーナス」であるポイントから換金された金銭が振り込まれる口座の金銭を使用するようにしてもよい。この構成でも、ポイントをハイリターンの複数の投資商品へ投資し、投資により得られる価値を大きくすることができる。
また、本発明においては、複数のポイントを換金して投資商品へ充当する場合、換金するポイントの有効期限までの期間に応じて投資先が異なるようにしてもよい。例えば、投資システム1は、有効期限が1ヶ月未満のポイントを換金する場合、有効期限が15日未満のポイントを換金して得られた金銭と、有効期限が15日以上のポイントを換金して得られた金銭とで、投資先が異なるようにしてもよい。
また、この構成においても、ある投資商品については、有効期限が15日未満のポイントを換金して得られた金銭が振り込まれる口座の金銭を使用し、他の投資商品については、有効期限が15日以上のポイントを換金して得られた金銭が振り込まれる口座の金銭を使用してもよい。これらの構成でも、ポイントをハイリターンの複数の投資商品へ投資し、投資により得られる価値を大きくすることができる。
本発明においては、ポイントを換金する場合、金銭価値の一例である電子マネーに換金してユーザーの投資用口座(第2口座)に振り込むようにしてもよい。また、ポイントを換金せずに投資用口座へ充当し、投資商品の運用を開始するタイミングでポイントを金銭へ換金して投資商品の口座へ充当するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、ポイントの投資先となる投資商品を選択するWebページは、投資装置20において予め定められたハイリスクハイリターンの投資商品が選択可能となっているが、ポイントの投資先となる投資商品を選択するWebページにおいては、ユーザーの選択に応じてステップS24で記憶された投資商品よりハイリスクハイリターンの投資商品を選択可能としてもよい。
本発明においては、ステップS61にてポイントを換金したときの金額を計算する際に、ポイントの属性に応じて換金率が異なるようにしてもよい。
上述した実施形態においては、投資装置20は、ステップS64でNOと判断した場合、第1口座の残高を第2口座へ移動するようにしてもよい。この構成によれば、第2口座に対応した投資商品について早期に運用を開始することができる。
1…投資システム、2…通信網、10…端末装置、20…投資装置、30…課金装置、40…ポイント管理装置、101…制御部、102…記憶部、103…タッチパネル、105…通信部、107…オーディオ部、201…制御部、202…記憶部、205…通信部、401…制御部、402…記憶部、405…通信部、2001…充当部、2002…投資先設定部。

Claims (8)

  1. ユーザーに付与されたポイントのうち、予め定められた条件を満たすポイントから得られる第1金銭価値を取得して前記ユーザーの投資口座へ充当する充当手段と、
    前記ユーザーの金融口座から前記投資口座に充当された第2金銭価値が投資される投資商品とは異なる投資商品を前記第1金銭価値の投資先として設定する設定手段と、
    前記予め定められた条件を満たすポイントの属性に応じて、前記複数の投資商品の中から前記第1金銭価値の投資先を選択する投資手段と
    を備える投資装置。
  2. ユーザーに付与されたポイントのうち、予め定められた条件を満たすポイントから得られる第1金銭価値を取得して前記ユーザーの投資口座へ充当する充当手段と、
    前記ユーザーの金融口座から前記投資口座に充当された第2金銭価値が投資される投資商品とは異なる投資商品を前記第1金銭価値の投資先として設定する設定手段とを備え、
    前記第1金銭価値が投資される投資商品は複数あり、
    前記投資口座にある前記第1金銭価値は、当該第1金銭価値を得る経緯に応じた属性が付与されており、
    前記投資口座にある前記第1金銭価値の属性毎に前記投資口座に占める割合を算出し、
    前記設定手段は、前記割合に応じて前記投資商品を設定する
    投資装置。
  3. 消滅までの期間が閾値以下である前記ポイントから得られる金銭価値を前記第1金銭価値とする請求項1又は2に記載の投資装置。
  4. 予め定められた閾値以下の数のポイントが前記ユーザーに付与された場合、当該ポイントから得られる金銭価値を前記第1金銭価値とする請求項1又は2に記載の投資装置。
  5. 特典により付与された前記ポイントから得られる金銭価値を前記第1金銭価値とする請求項1又は2に記載の投資装置。
  6. 前記ユーザーにおける前記ポイントの価値を判断し、判断結果に基づいて、当該ポイントから得られる金銭価値を前記第1金銭価値とする請求項1又は2に記載の投資装置。
  7. ユーザーのポイントを管理する管理手段
    を有するポイント管理装置と、
    前記ユーザーに付与された前記ポイントのうち、予め定められた条件を満たすポイントから得られる第1金銭価値を取得してユーザーの投資口座へ充当する充当手段と、
    前記ユーザーの金融口座から前記投資口座に充当された第2金銭価値が投資される投資商品とは異なる投資商品を前記第1金銭価値の投資先として設定する設定手段と、
    前記予め定められた条件を満たすポイントの属性に応じて、前記複数の投資商品の中から前記第1金銭価値の投資先を選択する投資手段と
    を備える投資システム。
  8. ユーザーに付与されたポイントのうち、予め定められた条件を満たすポイントから得られる第1金銭価値を取得して前記ユーザーの投資口座へ充当する充当手段と、
    前記ユーザーの金融口座から前記投資口座に充当された第2金銭価値が投資される投資商品とは異なる投資商品を前記第1金銭価値の投資先として設定する設定手段とを備え、
    前記第1金銭価値が投資される投資商品は複数あり、
    前記投資口座にある前記第1金銭価値は、当該第1金銭価値を得る経緯に応じた属性が付与されており、
    前記投資口座にある前記第1金銭価値の属性毎に前記投資口座に占める割合を算出し、
    前記設定手段は、前記割合に応じて前記投資商品を設定する
    投資システム。
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