JP6715731B2 - 椅子 - Google Patents
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Description
本発明に係る椅子は、上方を向いて着座者の荷重を受ける座面を有する座と、前記座を支持する支持構造体と、を備え、前記支持構造体は、前記座の椅子幅方向外側領域に結合される座支持部材を有し、前記座は、椅子幅方向外側領域に、椅子幅方向外側に向かって開口し前記座支持部材が嵌合される凹部を有し、前記凹部には、前記座面を上方に向けた姿勢の前記座の下方変位を前記座支持部材によって規制される下方変位規制部が設けられ、前記凹部は、前記座が前記座面を上方に向けた状態において、下面が前記座支持部材の上面と当接可能な天井壁を有し、前記座支持部材は、前記座の椅子幅方向外側の端面に略沿って起立するベース壁と、前記ベース壁の下側の辺から椅子幅方向内側に向かって延出する内向きフランジと、を備え、前記凹部には、前記座支持部材の前記内向きフランジが挿入される挿入溝が形成され、前記下方変位規制部は、前記凹部の前記天井壁の下面と、前記挿入溝の下方側に向く面と、によって構成されていることを特徴とする。
また、この場合、座面を上方に向けた姿勢の座を座支持部材に取り付けるときには、座支持部材の内向きフランジを凹部内の挿入溝に挿入することにより、座の下方変位を容易に規制することができる。
この場合、座面を上方に向けた姿勢の座を座支持部材に取り付ける場合には、座の椅子幅方向外側領域の凹部に座支持部材を嵌合することにより、凹部の下方変位規制部が座支持部材に当接して座の下方変位を規制されるとともに、凹部の後方変位規制部が座支持部材に当接して座の後方側への変位を規制されることになる。このため、組付け作業者は、座の下方変位規制部と後方変位規制部を座支持部材に当接させることにより、座支持部材を座に位置決めしてより容易に結合することができる。
この場合、座の下方変位規制部と後方変位規制部とが、座の椅子幅方向外側領域で相互に連続する天井壁と端部壁とによって構成されるため、下方変位規制部と後方変位規制部とを堅牢な構造とすることができる。
この場合、座を支持構造体に組み付けるときには、座支持部材が凹部の端部壁に近接するように、座の凹部に座支持部材が挿入されることにより、凹部の天井壁と底部壁に対する座支持部材の離間幅が次第に狭まる。これにより、座支持部材を凹部内の適正な嵌合位置に誘導することが可能になる。また、座を支持構造体から取り外す場合には、座に対する座支持部材の結合を解除した後に、座支持部材が凹部の端部壁から離反するように、座の凹部から座支持部材が引き出されることにより、凹部の天井壁と底部壁に対する座支持部材の離間幅が次第に拡がる。これにより、座の天井壁と底部壁が座支持部材から次第に離間し、座を座支持部材から容易に取り外すことが可能になる。
この場合、座支持部材が第1の姿勢位置にあるときには、座の凹部内の下方変位規制部が座支持部材に当接することにより、座の下方変位が規制されることになる。また、座支持部材が第2の姿勢位置にあるときには、座の凹部内の後方変位規制部が座支持部材に当接することにより、座の下方変位が規制されることになる。したがって、座支持部材が第1の姿勢位置と第2の姿勢位置のいずれの位置にあるときにも、座を座支持部材に対して容易に組み付けることが可能になる。
この場合、座面を上方に向けた姿勢の座を座支持部材に取り付けるときには、座支持部材の屈曲壁の前面が凹部内の当接面に当接することにより、座の後方変位が規制されることになる。
本実施形態に係る椅子10は、競技場や劇場、講堂等に設置される椅子である。なお、以下の椅子10の説明において、前後、左右、上下の各呼称は、特別に断らない限り、着座者が椅子10に正規姿勢で着座したときにおける着座者を中心とした向きと合致する向きを意味するものとする。
なお、図面の適所には、着座者を中心とした上方、前方、左側方を指す矢印UP,FR,LHが記されている。
本実施形態の場合、椅子10は、図1に示すように、複数個が組になって横並びに配置されている。組をなす複数の椅子10は、矩形状の断面形状が左右方向に延出する金属製の梁部材2に支持固定されている。梁部材2は、複数の支柱3を介して床面1に固定設置されている。梁部材2と複数の支柱3は、複数個の椅子10を床面1に設置する設置ベースを構成している。
背凭れ11は、椅子幅方向外側の両側の端面に下端部から上下方向の略中間部に亘る凹溝21が形成されている。この凹溝21には側部フレーム13の背凭れ支持部13bが嵌合されている。また、背凭れ支持部13bの上端部には、椅子幅方向内側に向かって屈曲する内向きフランジ22が延設されている。背凭れ支持部13bは、背凭れ11の凹溝21に嵌合された状態において、内向きフランジ22が背凭れ11の背面に締結固定されている。
本実施形態においては、天井壁25が下方変位規制部を構成し、端部壁26が後方変位規制部を構成している。また、座支持ブラケット16のベース壁16aは、凹部24の側面視形状と略合致する側面視形状の座支持ブラケット16の嵌合部を構成している。
背凭れ11の椅子幅方向の両端部には、一対の支持構造体20の側部フレーム13を予め取り付けておく。そして、各支持構造体20の側部フレーム13の下端は、梁部材2上の設定位置に固定しておく。
なお、この状態において、各支持構造体20のカバー部材23は、ベースプレート14と座支持ブラケット16の連結部に環状壁23aを係止させて、座支持ブラケット16の外側を覆うカバー本体部を下方に垂らしておく。つまり、座支持ブラケット16の外側の主要部分がカバー部材23によって覆われない状態にしておく。
この状態において、座12を座面12aが上方を向く姿勢にして、一対の支持構造体20の座支持ブラケット16の間の前方位置に配置し、座12の椅子幅方向両側の凹部24に座支持ブラケット16が挿入されるように、座12を後方に変位させる。
図7に示すように、第1の姿勢位置にある座支持ブラケット16に対して座12を後方側に変位させると、左右の各座支持ブラケット16が座12の凹部24に前端部側から次第に挿入されるようになる。このとき、前方側に向かって上下幅が狭まった座支持ブラケット16が凹部24の天井壁25と底部壁27とにガイドされつつ凹部24内に挿入される。
図8に示すように、座支持ブラケット16を第2の姿勢位置にして、座12を対応する座支持ブラケット16に組み付ける場合には、座12を下方に変位させることにより、座12の椅子幅方向両側の凹部24に、対応する座支持ブラケット16の先端部を挿入する。このときも座支持ブラケット16の内向きフランジ30は凹部24内の挿入溝28に挿入され、支持ブラケット16のベース壁16aの辺16a−3は凹部24の天井壁25に次第に近接するようになる。
また、座12を座支持ブラケット16から取り外すときには、座12の凹部24から座支持ブラケット16の先端部が引き離されることにより、凹部24の天井壁25と底部壁27に対する座支持ブラケット16の離間幅が次第に拡がる。したがって、座12の取り外し時には、座12を座支持ブラケット16から容易に取り外すことができる。
したがって、本実施形態に係る椅子10においては、座支持ブラケット16が第1の姿勢位置と第2の姿勢位置のいずれの位置にあるときにも、座12を下方から大きな力で支えることなく、座12を座支持ブラケット16に対して容易に組み付けることができる。
さらに、上記の実施形態においては、下方変位規制部を構成する天井壁25と、同じく下方変位規制部を構成する挿入溝28の内面28aがそれぞれ設けられているが、これらはいずれか一方のみ設けるようにしても良い。また、上記の実施形態においては、後方変位規制部を構成する端部壁26と、同じく後方変位規制部を構成する凹部24の回り込み部分24Aの後面24A−1がそれぞれ設けられているが、これらもいずれか一方のみ設けるようにしても良い。
12 座
12a 座面
13 側部フレーム(本体部)
16 座支持ブラケット(座支持部材)
16a ベース壁(嵌合部)
16b 屈曲壁
20 支持構造体
24 凹部
24A−1 後面(当接面,後方変位規制部)
25 天井壁(下方変位規制部)
26 端部壁(後方変位規制部)
27 底部壁
28 挿入溝
28a 内面(下方変位規制部)
30 内向きフランジ
Claims (6)
- 上方を向いて着座者の荷重を受ける座面を有する座と、
前記座を支持する支持構造体と、を備え、
前記支持構造体は、前記座の椅子幅方向外側領域に結合される座支持部材を有し、
前記座は、椅子幅方向外側領域に、椅子幅方向外側に向かって開口し前記座支持部材が嵌合される凹部を有し、
前記凹部には、前記座面を上方に向けた姿勢の前記座の下方変位を前記座支持部材によって規制される下方変位規制部が設けられ、
前記凹部は、前記座が前記座面を上方に向けた状態において、下面が前記座支持部材の上面と当接可能な天井壁を有し、
前記座支持部材は、前記座の椅子幅方向外側の端面に略沿って起立するベース壁と、前記ベース壁の下側の辺から椅子幅方向内側に向かって延出する内向きフランジと、を備え、
前記凹部には、前記座支持部材の前記内向きフランジが挿入される挿入溝が形成され、
前記下方変位規制部は、前記凹部の前記天井壁の下面と、前記挿入溝の下方側に向く面と、によって構成されていることを特徴とする椅子。 - 前記凹部には、前記座面を上方に向けた姿勢の前記座の椅子後方側への変位を前記座支持部材によって規制される後方変位規制部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
- 前記凹部は、前記座が前記座面を上方に向けた状態において、前記天井壁の椅子前方側に連設されて前記座支持部材の椅子前方側の端部と当接可能な端部壁を有し、前記端部壁が前記後方変位規制部を構成していることを特徴とする請求項2に記載の椅子。
- 前記凹部は、前記端部壁に連設されて、前記座が前記座面を上方に向けた状態において、前記座支持部材の下面と当接可能な底部壁を有し、
前記凹部は、前記底部壁と前記天井壁の離間幅が前記端部壁の側に向かって狭まる側面視形状とされており、
前記座支持部材は、前記凹部の側面視形状と略合致する側面視形状の嵌合部を有していることを特徴とする請求項3に記載の椅子。 - 前記座支持部材は、前記支持構造体の本体部に対し、前記座の椅子幅方向に沿う軸線回りに回動可能に支持されているとともに、前記後方変位規制部との当接部が椅子前方を向く第1の姿勢位置と、前記後方変位規制部との当接部が上方を向く第2の姿勢位置において回動規制とされていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の椅子。
- 前記座支持部材は、前記ベース壁から椅子幅方向内側に略L字状に屈曲する屈曲壁を備え、
前記凹部は、前記座面を上方に向けた姿勢の前記座の後方側で前記屈曲壁の前面が当接する当接面を有し、
前記当接面は、前記座面を上方に向けた姿勢の前記座の椅子後方側への変位を規制される後方変位規制部を構成していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の椅子。
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