JP6714753B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

この発明は、洗濯機に関する。
従来、インターネット上の管理サーバとの通信をホームサーバを介して行うための通信アダプタを備えた家電機器がある(例えば、特開2005−311864号公報(特許文献1)参照)。
上記家電機器では、オプションとして通信アダプタとスピーカを家電機器本体に取り付けることによって、管理サーバが提供する情報メッセージの音声を出力する機能を追加できるようにしている。
特開2005−311864号公報
ところで、このような通信アダプタをオプションとして、音声出力機能をすでに搭載している洗濯機に取り付けた場合、洗濯機本体用スピーカと通信アダプタ用のスピーカの両方から音声出力が可能になるが、それぞれのスピーカからの音声が重ならないように適切に切り換える制御が困難である。
そこで、この発明の課題は、簡単な構成で洗濯機本体側の音声とオプションの通信アダプタ側の音声を適宜切り換えて1つの音声出力部から出力できる洗濯機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の洗濯機は、
第1音声信号を出力する第1音声信号出力部と、
上記第1音声信号出力部を制御する第1制御部と、
外部からの音声データを受信する通信部と、上記音声データに基づく第2音声信号を出力する第2音声信号出力部と、上記通信部と上記第2音声信号出力部を制御する第2制御部と、
上記第1制御部によって制御され、上記第1音声信号出力部からの上記第1音声信号または上記第2音声信号出力部からの上記第2音声信号を択一的に切り換えて出力する音声信号切換部と、
上記音声信号切換部から出力された上記第1音声信号または上記第2音声信号に基づいて音声を出力する音声出力部と
を備え、
上記第1制御部は、上記第1音声信号または上記第2音声信号のいずれか一方を、他方よりも優先して出力するように、上記音声信号切換部を制御することを特徴とする。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記他方の音声信号は、上記一方の音声信号の出力が終了してから、上記他方の音声信号を出力するように、上記音声信号切換部を制御することを特徴とする。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記一方の音声信号は上記第1音声信号であり、上記他方の音声信号は上記第2音声信号であって、
上記第1音声信号を上記音声出力部から出力している間に、上記通信部を制御して音声データをダウンロードし、上記第1音声信号の出力が終了してから、ダウンロードされた上記音声データに基づく上記第2音声信号を出力することを特徴とする。
また、一実施形態の洗濯機では、
キー入力部を備え、
上記第1制御部は、
上記キー入力部のキー入力に応じたキー操作音信号を上記第1音声信号および上記第2音声信号よりも優先的に上記音声出力部から出力するように、上記第1音声信号出力部および上記音声信号切換部を制御することを特徴とする。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記第1音声信号および上記第2音声信号の少なくとも一方が上記音声出力部から出力されているときは、上記第1音声信号および上記第2音声信号の出力を止めて、上記キー操作音信号を上記音声出力部から出力することを特徴とする。
以上より明らかなように、この発明によれば、簡単な構成で洗濯機本体側の音声と通信アダプタ側の音声を適宜切り換えて1つの音声出力部から出力できる洗濯機を実現することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の洗濯機の一例としてのドラム式洗濯乾燥機を備える洗濯システムの概略構成図である。 図2は上記ドラム式洗濯乾燥機を前側の斜め上方から見た概略斜視図である。 図3は上記ドラム式洗濯乾燥機を上方から見た模式図である。 図4はこの発明の第4実施形態の洗濯機の一例としてのドラム式洗濯乾燥機内の通信アダプタのメモリ領域管理について説明するための模式図である。
以下、この発明の洗濯機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の洗濯機の一例としてのドラム式洗濯乾燥機100を備える洗濯システムの概略構成図を示している。
上記洗濯システムは、図1に示すように、一般的に屋内に設置されたドラム式洗濯乾燥機100の他に、無線アクセスポイント200と、ドラム式洗濯乾燥機100と通信する屋外の管理サーバ300と、この管理サーバ300と通信する携帯通信端末の一例としてのスマートフォン400(smartphone:多機能携帯電話)とを備える。
上記ドラム式洗濯乾燥機100は、制御装置10と、オプションの通信アダプタ20と、音声信号切換部30と、音声出力部の一例としてのスピーカ40と、キー入力部の一例としての操作表示部50と、洗濯物を処理する洗濯乾燥部60とを備える。ここで、上記洗濯乾燥部60は、水槽2(図2に示す)と、図示しないが、周知の洗濯兼脱水槽、モータ、給水弁、排水弁、ヒートポンプユニット等を有する。この洗濯乾燥部60による洗濯物を処理するための運転としては、洗濯運転、脱水運転、乾燥運転などのように、洗濯物の汚れや臭いを除去したり、洗濯物を乾かしたりするための運転などがある。
上記制御装置10は、第1制御部11と、第1制御部11により制御される第1音声信号出力部12と、プログラムや音声データなどを記憶するメモリ13とを有する。このメモリ13は、記憶した情報を書き換え可能な不揮発性メモリであり、ドラム式洗濯乾燥機100の電源を切っても、記憶した情報が消えない。
上記制御装置10は、通信アダプタ20と、音声信号切換部30と、操作表示部50と、洗濯乾燥部60などを制御する。この制御装置10は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなり、通信アダプタ20との間で情報を送受信する。
なお、制御装置10は、主たる制御を行うメインCPUと、音声信号切換部30や音声出力を制御するサブCPUからなるものでもよく、この場合、メインCPUとサブCPUは、相互通信により協調動作する。
また、上記通信アダプタ20は、第2制御部21と、第2制御部21により制御される第2音声信号出力部22と、無線アクセスポイント200と通信を行う通信部23と、プログラムや音声データなどを記憶するメモリ24とを有する。このメモリ24は、記憶した情報を書き換え可能な不揮発性メモリであり、ドラム式洗濯乾燥機100の電源を切っても、記憶した情報が消えない。
上記制御装置10の第1制御部11と通信アダプタ20の第2制御部21とは、互いに通信を行う。
上記通信アダプタ20は、無線アクセスポイント200に無線で通信接続され、無線アクセスポイント200とインターネット網Nを介して管理サーバ300と通信を行う。より詳しくは、通信アダプタ20は、例えばWi-Fi(ワイファイ:ブランド名)の通信規
格を用い、無線アクセスポイント200を介して、管理サーバ300に情報を送信したり、管理サーバ300から情報を受信したりする。また、管理サーバ300と無線アクセスポイント200との間の通信は、電気通信網や光通信網を用いたインターネット網Nを介して行われる。
また、音声信号切換部30は、第1制御部11によって制御され、第1音声信号出力部12からの第1音声信号または第2音声信号出力部22からの第2音声信号を択一的に切り換えてスピーカ40に出力する。
上記スピーカ40は、例えば、洗濯物を処理するための運転が開始するとき、予め定められたメロディ音やメッセージを出力する。また、スピーカ40は、通信アダプタ20と管理サーバ300との間の通信に関するエラー情報を音声で報知する。
上記操作表示部50は、洗濯物を処理するための運転の予約時刻を表示したり、洗濯物を処理するための運転中に運転残り時間を表示したりする時間表示部(図示せず)を有している。
上記管理サーバ300は、ドラム式洗濯乾燥機100からの情報を受信して保存したり、スマートフォン400からの情報を受信して保存したりする。
上記スマートフォン400は、管理サーバ300に情報を送信したり、管理サーバ300から情報を受信したりする。より詳しくは、スマートフォン400は、携帯通信網およびインターネット網Nを介して管理サーバ300との通信を行う。
例えば、洗濯物を処理するための運転が行われているか否かを示す運転情報が、ドラム式洗濯乾燥機100からの情報として管理サーバ300に保存されている場合、スマートフォン400は、管理サーバ300に通信接続することにより、管理サーバ300から運転情報を取得して、この運転情報をユーザーに伝えることができるようになっている。
一方、例えば、洗濯物の処理に関する設定情報が、スマートフォン400からの情報として管理サーバ300に保存されている場合、ドラム式洗濯乾燥機100は、管理サーバ300に通信接続して、管理サーバ300から上記設定情報を取得して、この設定情報に従った処理を洗濯物に行うことができるようになっている。また、図示しないが、管理サーバ300と無線アクセスポイント200との間には、ブロードバンドルータが設置されている。
図2は上記ドラム式洗濯乾燥機を前側の斜め上方から見た概略斜視図を示している。図2において、70は電磁弁である。
上記ドラム式洗濯乾燥機は、外郭を成す外箱1を備える。この外箱1は、上面パネル101と、操作表示部50と、前面パネル103と、後面パネル104と、右側面パネル105Aと、左側面パネル105B(図3に示す)と、底台106とで構成されている。
また、上記外箱1は、前側に開口部1aを有している。より詳しくは、開口部1aは、前面パネル103に設けられ、洗濯物(図示せず)が通過する。この前面パネル103には扉3が回動可能に取り付けられており、開口部1aは扉3で開閉される。
上記操作表示部50は、開口部1a上に位置するように前面パネル103に取り付けられている。
また、上記操作表示部50の側方には、洗濯剤を収容可能な洗濯剤ケース150が設けられている。ここで、上記洗濯剤とは、洗濯物を洗ったり、すすいだりするときに、水槽2に供給する水に溶け込ます粉末剤または液剤である。上記洗濯剤の具体例としては、洗剤、漂白剤、柔軟剤などがある。
上記オプションの通信アダプタ20は、外箱1の上部を形成する上面パネル101と、水槽2との間に配置されている。より詳しくは、通信アダプタ20は、上面パネル101と水槽2との間の後側に位置するように、支持部材90によって支持されている。
また、図3は上記ドラム式洗濯乾燥機を上方から見た模式図を示している。図3において、図2と同一の構成部には同一参照番号を付している。なお、図3では、上面パネル101、水槽2などの図示を省略している。
図3に示すように、通信アダプタ20は、上面視において左側かつ後面側に位置する。
上記構成のドラム式洗濯乾燥機によれば、通常、第1音声信号出力部12からの第1音声信号をスピーカ40に出力するように、第1制御部11により音声信号切換部30を切り換えている。
そして、管理サーバ300から発話要求が通信アダプタ20の通信部23に送信され、音声データのダウンロードが開始され、音声データがメモリ24に記憶される。この音声データの通信アダプタ20へのダウンロードが終了すると、通信アダプタ20の第2制御
部21から本体側の第1制御部11に発話要求が出力される。
本体側の第1制御部11が通信アダプタ20の第2制御部21から発話要求を受けると、通信アダプタ20へのダウンロードされた音声データの発話を許可してよいか否かを第1制御部11により判断する。そして、第1制御部11が上記音声データの発話を許可してよいと判断すると、第1制御部11から切り換え信号を音声信号切換部30に出力して、第2音声信号出力部22からメモリ24に記憶された音声データに基づく第2音声信号をスピーカ40に出力するように、音声信号切換部30を切り換える。
次に、本体側の第1制御部11から通信アダプタ20の第2制御部21に対して発話許可を出力することにより、通信アダプタ20の第2音声信号出力部22から上記第2音声信号が音声信号切換部30を介してスピーカ40に出力される。ここで、例えば本体側の第1音声信号出力部12から第1音声信号が出力中に、通信アダプタ20の第2制御部21から発話要求があると、第1制御部11は、第1音声信号が終了してから、通信アダプタ20の第2制御部21に対して発話許可を出力する。
そして、通信アダプタ20にダウンロードされた音声データの発話が終了すると、第2制御部21から発話要求が解除されて、第1音声信号出力部12からの第1音声信号をスピーカ40に出力するように、第1制御部11により音声信号切換部30を切り換えて、通常の状態に戻る。
図1に示すように、本体側の第1制御部11によって制御された第1音声信号出力部12からの第1音声信号が出力される(例えば「あいさつ」、「前回運転を行ったときの衣類の汚れや洗剤状況」、「乾燥フィルタや排水フィルタのメンテナンス状況」など)。また、通信アダプタ20側の第2制御部21によって制御された通信部23により外部から音声データを受信し、その音声データに基づく第2音声信号が、通信アダプタ20の第2制御部21によって制御された第2音声信号出力部22から出力される(例えば「天気情報(気温、湿度、花粉、PM2.5)」など)。そして、第1制御部11によって制御された音声信号切換部30により、第1音声信号出力部12からの第1音声信号または第2音声信号出力部22からの第2音声信号を択一的に切り換えて、スピーカ40(音声出力部)に出力する。このようにして、簡単な構成で本体側の音声とオプションの通信アダプタ20側の音声を適宜切り換えて1つのスピーカ40から出力することが可能になる。
また、上記第1制御部11によって第1音声信号出力部12を制御して、操作表示部50(キー入力部)のキー入力に応じたキー操作音信号を第1音声信号よりも優先的に第1音声信号出力部12から出力する。そして、第1制御部11によって音声信号切換部30を制御して、第1音声信号出力部12からのキー操作音信号を、通信アダプタ20の第2音声信号出力部22からの第2音声信号よりも優先的に音声信号切換部30から出力する。ここで、第1音声信号または第2音声信号による音声がスピーカ40から出力されているときに、キー操作しても、音声出力を止めてキー操作音がスピーカ40から出力される。したがって、キー操作音が最も優先されてスピーカ40から出力されるので、ユーザーがキー操作したときにキー操作音が遅れたり出なかったりしてユーザーに違和感を与えるということがない。
なお、第1音声信号または第2音声信号による音声の出力途中でキー操作音を優先的に出力するとき、音声は途中で止めて、キー操作音の後に続いて出力することはしない。
また、上記本体側の第1制御部11によって音声信号切換部30を制御して、第1音声信号出力部12からの第1音声信号を、通信アダプタ20の第2音声信号出力部22からの第2音声信号よりも優先的に音声信号切換部30から出力するので、例えば本体側に備
わっている普遍的なメッセージなどを優先的に音声出力できる。
〔第2実施形態〕
この第2実施形態の洗濯機の一例としてのドラム式洗濯乾燥機は、制御装置10の動作を除いて第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機と同一の構成をしており、図1を援用する。
この第2実施形態のドラム式洗濯乾燥機では、本体側の第1制御部11によって音声信号切換部30を制御して、通信アダプタ20の第2音声信号出力部22からの第2音声信号を、第1音声信号出力部12からの第1音声信号よりも優先的に音声信号切換部30から出力する。ここで、例えば通信アダプタ20の第2制御部21から第2音声信号が出力中に、本体側の第1制御部11に発話内容が生じると、通信アダプタ20の第2音声信号が終了してから、第1音声信号出力部12からの第1音声信号を出力する。
このようにして、例えば、通信アダプタ20側の通信部23により外部の管理サーバ300からダウンロードされた天気情報(気温、湿度、花粉、PM2.5)などに関わるタイムリーなメッセージを優先的に音声出力することができる。これにより、ユーザーにとって有益でタイムリーな情報を優先的に出力することで利便性が向上する。
〔第3実施形態〕
この第3実施形態の洗濯機の一例としてのドラム式洗濯乾燥機は、制御装置10の動作を除いて第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機と同一の構成をしており、図1を援用する。
この第3実施形態のドラム式洗濯乾燥機では、電源が投入されると、本体側の第1制御部11によって第1音声信号出力部12と音声信号切換部30を制御して、第1音声信号出力部12から第1音声信号を出力し、その第1音声信号を音声信号切換部30からスピーカ40に出力する。この電源投入により通信アダプタ20が起動する。
そして、起動した通信アダプタ20の第2制御部21によって、通信部23と第2音声信号出力部22を制御して、電源が投入されて本体側の第1音声信号による音声をスピーカ40から出力している間に、新たな音声データをダウンロードし、第1音声信号による音声の出力終了に続いて、通信アダプタ20にダウンロードされた音声データを表す第2音声信号を第2音声信号出力部22から出力する。このとき、本体側の第1制御部11によって音声信号切換部30を制御して、上記第1音声信号による音声の出力終了後、第2音声信号出力部22からの第2音声信号を、音声信号切換部30からスピーカ40に出力する。
これにより、電源投入時に本体側の「あいさつ」や「前回の運転状況」などのメッセージを出力した後、そのまま続けて、通信アダプタ20にダウンロードされた天気情報(気
温、湿度、花粉、PM2.5)などのタイムリーなメッセージを、違和感なくユーザーに聞いてもらうことができる。
仮に、電源投入時に第1音声信号による音声をスピーカ40から出力しない場合は、通信アダプタ20に音声データをダウンロードするまでに時間を要し、ユーザーがタイムリーなメッセージを聞かずにスタートボタンを押して洗濯をスタートさせてしまう恐れがある。これに対して、この第3実施形態のドラム式洗濯乾燥機では、本体側のメッセージに続けてタイムリーなメッセージをユーザーに確実に伝えることができる。このようなタイムリーなメッセージによって、どの運転コースにすべきか、または、洗濯乾燥、洗濯、乾燥のどの運転モードを選択すべきかをユーザーが的確に判断することができる。
〔第4実施形態〕
図4はこの発明の第4実施形態の洗濯機の一例としてのドラム式洗濯乾燥機100内の通信アダプタ20のメモリ領域管理について説明するための模式図を示している。この第2実施形態のドラム式洗濯乾燥機100は、通信アダプタ20の動作を除いて第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機と同一の構成をしており、図1を援用する。
図4(a)に示すように、管理サーバ300から通信アダプタ20に長期間有効な情報お
よび短期間有効な情報として音声データがダウンロードされる。この長期間有効な情報は、例えば洗濯に関するアドバイスなどであり、メモリ24の第1メモリ領域24Aに記憶される。また、短期間有効な情報は、例えば今日の天気などであり、メモリ24の第2メモリ領域24Bに記憶される。ここで、管理サーバ300において、通信アダプタ20にダウンロードする音声データが長期間有効な情報であるか短期間有効な情報であるかを予め分類している。
第1メモリ領域24Aには、長期間有効な情報をM個記憶可能であり、第2メモリ領域24Bには、短期間有効な情報N個記憶可能である(ここで、M,Nは2以上の整数)。
図4(a)では、「長期間有効な情報1」から「長期間有効な情報M」までの記憶した時
刻の古いものから順に第1メモリ領域24Aに記憶されていると共に、「短期間有効な情報1」から「短期間有効な情報N」までの記憶した時刻の古いものから順に第2メモリ領域24Bに記憶されている。
この図4(a)に示す状態で管理サーバ300から新たに「長期間有効な情報M+1」が
ダウンロードされると、第1メモリ領域24Aでは、最も古い「長期間有効な情報1」が削除され、「長期間有効な情報M+1」が追加される。こうして、第1メモリ領域24Aは、図4(b)に示すように、「長期間有効な情報2」から「長期間有効な情報M+1」ま
で記憶された状態となる。
また、この図4(a)に示す状態で管理サーバ300から新たに「短期間有効な情報N+
1」がダウンロードされると、第2メモリ領域24Bでは、最も古い「短期間有効な情報1」が削除され、「短期間有効な情報N+1」が追加される。こうして、第2メモリ領域24Bは、図4(b)に示すように、「短期間有効な情報2」から「短期間有効な情報N+
1」まで記憶された状態となる。
ここで、M>Nとすることで長期間有効な情報より長い時間保持でき、また、長期間有効な情報が短期間有効な情報よりもダウンロードの頻度が低いので、より長期間保持できる。
上記第2実施形態のドラム式洗濯乾燥機によれば、長期間変更が不要な情報(長期間有
効な情報)と、短期間で更新が必要な情報(短期間有効な情報)の両方について、必要に応
じて最新情報をダウンロードしてユーザーに伝えることができると共に、通信アダプタ20のメモリ領域を有効に活用できる。
上記第1〜第4実施形態では、洗濯機として乾燥機能を有するドラム式洗濯乾燥機100について説明したが、洗濯機はこれに限らず、縦型洗濯乾燥機や乾燥機能を有しないドラム式洗濯機,縦型洗濯機などにこの発明を適用してもよい。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第4実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記第1〜第4実施形態で記載した内容を適宜組み合わせたものを、この発明の一実施形態としてもよい。
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
この発明の洗濯機は、
第1音声信号を出力する第1音声信号出力部12と、
上記第1音声信号出力部12を制御する第1制御部11と、
外部からの音声データを受信する通信部23と、上記音声データに基づく第2音声信号を出力する第2音声信号出力部22と、上記通信部23と上記第2音声信号出力部22を制御する第2制御部21とを有するオプションの通信アダプタ20と、
上記第1制御部11によって制御され、上記第1音声信号出力部12からの上記第1音声信号または上記第2音声信号出力部22からの上記第2音声信号を択一的に切り換えて出力する音声信号切換部30と、
上記音声信号切換部30から出力された上記第1音声信号または上記第2音声信号に基づいて音声を出力する音声出力部40とを備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、洗濯機本体側の第1制御部11によって制御された第1音声信号出力部12からの第1音声信号が出力される。また、通信アダプタ20側の第2制御部21によって制御された通信部23により外部から音声データを受信し、その音声データに基づく第2音声信号が、通信アダプタ20の第2制御部21によって制御された第2音声信号出力部22から出力される。そして、第1制御部11によって制御された音声信号切換部30により、第1音声信号出力部12からの第1音声信号または第2音声信号出力部22からの第2音声信号を択一的に切り換えて、スピーカなどの音声出力部40に出力する。このように、第1音声信号出力部12からの第1音声信号と第2音声信号出力部22からの第2音声信号のうちから択一的に選ばれた音声しか出力できない構成とすることによって、簡単な構成で洗濯機本体側の音声とオプションの通信アダプタ20側の音声を適宜切り換えて1つの音声出力部40から出力することが可能になる。
また、一実施形態の洗濯機では、
キー入力部50を備え、
上記第1制御部11は、
上記キー入力部50のキー入力に応じたキー操作音信号を上記第1音声信号よりも優先的に上記第1音声信号出力部12から出力するように、上記第1音声信号出力部12を制御すると共に、
上記第1音声信号出力部12からの上記キー操作音信号を、上記通信アダプタ20の上記第2音声信号出力部22からの上記第2音声信号よりも優先的に上記音声信号切換部30から出力するように、上記音声信号切換部30を制御する。
上記実施形態によれば、第1制御部11によって第1音声信号出力部12を制御して、キー入力部50のキー入力に応じたキー操作音信号を第1音声信号よりも優先的に第1音声信号出力部12から出力する。そして、第1制御部11によって音声信号切換部30を制御して、第1音声信号出力部12からのキー操作音信号を、通信アダプタ20の第2音声信号出力部22からの第2音声信号よりも優先的に音声信号切換部30から出力する。ここで、第1音声信号または第2音声信号による音声が音声出力部40から出力されているときに、キー操作しても、音声出力を止めてキー操作音が音声出力部40から出力される。したがって、キー操作音が最も優先されて音声出力部40から出力されるので、ユーザーがキー操作したときにキー操作音が遅れたり出なかったりしてユーザーに違和感を与えるということがない。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記第1制御部11は、
上記第1音声信号出力部12からの上記第1音声信号を、上記通信アダプタ20の上記第2音声信号出力部22からの上記第2音声信号よりも優先的に上記音声信号切換部30から出力するように、上記音声信号切換部30を制御する。
上記実施形態によれば、洗濯機本体側の第1制御部11によって音声信号切換部30を制御して、第1音声信号出力部12からの第1音声信号を、通信アダプタ20の第2音声信号出力部22からの第2音声信号よりも優先的に音声信号切換部30から出力するので、例えば洗濯機本体側に備わっている普遍的なメッセージなどを優先的に音声出力できる。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記第1制御部11は、
上記通信アダプタ20の上記第2音声信号出力部22からの上記第2音声信号を、上記第1音声信号出力部12からの上記第1音声信号よりも優先的に上記音声信号切換部30から出力するように、上記音声信号切換部30を制御する。
上記実施形態によれば、洗濯機本体側の第1制御部11によって音声信号切換部30を制御して、通信アダプタ20の第2音声信号出力部22からの第2音声信号を、第1音声信号出力部12からの第1音声信号よりも優先的に音声信号切換部30から出力するので、例えば通信アダプタ20側の通信部23により外部の管理サーバなどからダウンロードされた天気情報(気温、湿度、花粉、PM2.5)などに関わるタイムリーなメッセージを優先的に音声出力できる。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記第1制御部11は、電源が投入されると、上記第1音声信号出力部12から上記第1音声信号を出力するように、上記第1音声信号出力部12を制御すると共に、その第1音声信号を上記音声信号切換部30から上記音声出力部40に出力するように、上記音声信号切換部30を制御し、
上記通信アダプタ20の上記第2制御部21は、上記電源が投入されて上記第1音声信号による音声を上記音声出力部40から出力している間に、上記通信アダプタ20の上記通信部23を制御して新たな音声データをダウンロードし、上記第1音声信号による音声の出力終了に続いて、上記通信アダプタ20に上記ダウンロードされた上記音声データを表す上記第2音声信号を上記第2音声信号出力部22から出力するように、上記第2音声信号出力部22を制御し、
上記第1制御部11は、上記第1音声信号による音声の出力終了後、上記通信アダプタ20の上記第2音声信号出力部22からの上記第2音声信号を、上記音声信号切換部30から上記音声出力部40に出力するように、上記音声信号切換部30を制御する。
上記実施形態によれば、電源が投入されると、洗濯機本体側の第1制御部11によって第1音声信号出力部12と音声信号切換部30を制御して、第1音声信号出力部12から第1音声信号を出力し、その第1音声信号を音声信号切換部30から音声出力部40に出力する。そして、通信アダプタ20の第2制御部21によって通信部23と第2音声信号出力部22を制御して、電源が投入されて上記第1音声信号による音声を音声出力部40から出力している間に、新たな音声データをダウンロードし、第1音声信号による音声の出力終了に続いて、通信アダプタ20にダウンロードされた音声データを表す第2音声信号を第2音声信号出力部22から出力する。このとき、洗濯機本体側の第1制御部11によって音声信号切換部30を制御して、上記第1音声信号による音声の出力終了後、第2音声信号出力部22からの第2音声信号を、音声信号切換部30から音声出力部40に出力する。
これにより、洗濯機本体側の「あいさつ」や「前回の運転状況」などのメッセージを出力した後、そのまま続けて、ダウンロードが完了した天気情報(気温、湿度、花粉、PM2.5)などのタイムリーなメッセージを、違和感なくユーザーに聞いてもらうことができる
1…外箱
1a…開口部
2…水槽
3…扉
10…制御装置
11…第1制御部
12…第1音声信号出力部
13…メモリ
20…通信アダプタ
21…第2制御部
22…第2音声信号出力部
23…通信部
24…メモリ
30…音声信号切換部
40…スピーカ(音声出力部)
50…操作表示部(キー入力部)
60…洗濯乾燥部
70…電磁弁
90…支持部材
100…ドラム式洗濯乾燥機
101…上面パネル
103…前面パネル
104…後面パネル
105A…右側面パネル
105B…左側面パネル
106…底台
150…洗濯剤ケース
200…無線アクセスポイント
300…管理サーバ
400…スマートフォン
N…インターネット網

Claims (2)

  1. 第1音声信号を出力する第1音声信号出力部と、
    上記第1音声信号出力部を制御する第1制御部と、
    外部からの音声データを受信する通信部と、上記音声データに基づく第2音声信号を出力する第2音声信号出力部と、上記通信部と上記第2音声信号出力部を制御する第2制御部と、
    上記第1制御部によって制御され、上記第1音声信号出力部からの上記第1音声信号または上記第2音声信号出力部からの上記第2音声信号を択一的に切り換えて出力する音声信号切換部と、
    上記音声信号切換部から出力された上記第1音声信号または上記第2音声信号に基づいて音声を出力する音声出力部と
    キー入力部と
    を備え、
    上記第1制御部は、上記第1音声信号または上記第2音声信号のいずれか一方を、他方よりも優先して出力し、上記一方の音声信号の出力が終了してから、上記他方の音声信号を出力するように、上記音声信号切換部を制御し、
    上記第1制御部は、上記キー入力部のキー入力に応じたキー操作音信号を上記音声出力部から出力するとともに、上記第1音声信号および上記第2音声信号の一方が上記音声出力部から出力されているときは、上記第1音声信号および上記第2音声信号の出力を取り止めて、上記キー操作音信号を上記音声出力部から出力することを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項に記載の洗濯機において、
    上記一方の音声信号は上記第1音声信号であり、上記他方の音声信号は上記第2音声信号であって、
    洗濯機の電源が投入されると、上記第1音声信号を上記音声出力部から出力している間に、上記通信部を制御して音声データをダウンロードし、上記第1音声信号の出力が終了してから、ダウンロードされた上記音声データに基づく上記第2音声信号を出力することを特徴とする洗濯機。
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