JP6714685B2 - ヒートシンクとしてリストバンドを使用することによるウェアラブルデバイスのための熱に関する解決策 - Google Patents

ヒートシンクとしてリストバンドを使用することによるウェアラブルデバイスのための熱に関する解決策 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、「THERMAL SOLUTION FOR WEARABLE DEVICES BY USING WRIST BAND AS HEAT SINK」と題する2015年7月13日に出願された米国仮出願第62/191,792号、および「THERMAL SOLUTION FOR WEARABLE DEVICES BY USING WRIST BAND AS HEAT SINK」と題する2015年9月10日に出願された米国特許出願第14/849,842号の利益を主張する。
本開示は一般に、電子デバイスおよびシステムの熱管理に関し、より詳細には、ウェアラブルデバイスの熱管理に関する。
ウェアラブルコンピュータとしても知られているウェアラブルデバイスは、人が身に着けることができる小型の電子デバイスである。ウェアラブルデバイスの一例がスマートウォッチであり、それは、時間管理を超えた高い機能を有するコンピュータ化された腕時計である。スマートウォッチは、カメラ、加速度計、温度計、高度計、気圧計、コンパス、ストップウォッチ、計算機、携帯電話、タッチスクリーン、グローバルポジショニングシステム(GPS)ナビゲーション、地図表示、グラフ表示、スピーカ、スケジューラ、時計、大容量記憶装置、および充電式電池のような機構を含むことができる。スマートウォッチは、ワイヤレスハンドセット、ヘッドアップディスプレイ、インスリンポンプ、マイクロフォン、モデムまたは他のデバイスと通信することができる。
ウェアラブルデバイスの機能数が増加しつつあり、コンピューティング能力が改善されつつあるため、機能を実行している間にこれらのデバイスによって放出される熱のレベルが増加している。それゆえ、ウェアラブルデバイスの熱管理を改善することが望ましい。
モバイルデバイス内の最も重要な温度仕様のうちの1つが、皮膚温度または表面温度である。皮膚温度または表面温度は、モバイルデバイスの外面の温度に対応する。モバイルデバイスの1つまたは複数の表面における温度は、熱くて触れることができなくなる場合があり、したがって不快なユーザ体験につながる。それゆえ、皮膚温度または表面温度は、ユーザがデバイスに触れている外面において低くする必要がある。数多くの通常のモバイルデバイスの使用法の場合、モバイルデバイス内の電子構成要素、たとえば、集積回路(IC)、電源などがその接合部温度に達する前に、許容可能な皮膚温度または表面温度の上限に達する場合がある。接合部温度は、電子構成要素の最も高い動作温度である。モバイルデバイス内の電子構成要素がその接合部温度に達する前に、許容可能な皮膚温度または表面温度の上限に達成するとき、モバイルデバイスは、熱放出を削減し、皮膚温度または表面温度を下げるために、熱緩和に移行する。熱緩和は、クロック速度を下げること、または時間ごとにデバイスの1つまたは複数の電子構成要素をシャットダウンすることを含む場合がある。したがって、電子構成要素の動作温度は依然として十分に接合部温度より低いが、熱緩和に起因して、モバイルデバイスの性能は制限されることになる。これは、モバイルデバイスがその最大動作能力に達するのを妨げる。皮膚温度または表面温度問題は、ウェアラブルデバイスがさらに小型になり、ユーザの人体(たとえば、手首)と直接接触するようになると、ウェアラブルデバイスにおいてより深刻になる可能性がある。
スマートウォッチが、スマートウォッチの筐体内に位置する1つまたは複数の電子構成要素によって放出される熱の少なくとも一部を取り込む。スマートウォッチは、取り込まれた熱の少なくとも一部をスマートウォッチの筐体の外部にあるリストバンドに伝達する。リストバンドは、スマートウォッチの筐体に取り付けられる。スマートウォッチは、伝達された熱の少なくとも一部をリストバンドの少なくとも1つの表面を通して放熱する。
ウェアラブルデバイスが、ウェアラブルデバイスの動作中に熱を放出する少なくとも1つの電子構成要素と、電子デバイスから遠隔した付属品とを含む。熱伝達構成要素が、少なくとも1つの電子構成要素によって放出された熱の少なくとも一部を取り込み、取り込まれた熱の少なくとも一部を付属品の内部に伝達するように構成される。付属品は、熱伝達構成要素からの熱を、付属品を通して、ウェアラブルデバイスを包囲する周囲空気の中に放熱するように構成される。
従来のウェアラブルデバイスの平面図と、線A−Aに沿ったウェアラブルデバイスの側断面図とを示す図である。 ウェアラブルデバイスによって生成された熱を拡散するための機構を有するウェアラブルデバイスの平面図と、線A−Aに沿ったウェアラブルデバイスの側断面図とを示す図である。 熱管理の方法の流れ図である。 図3の方法を実施するように構成されるウェアラブルデバイスの側断面図を示す図である。 ウェアラブルデバイスの異なる構成の場合の熱伝達の結果を示す図である。
添付の図面に関して以下に記載される詳細な説明は、種々の構成を説明するものであり、本明細書において説明される概念が実施され得る構成のみを表すものではない。詳細な説明は、種々の概念の完全な理解を与える目的で、具体的な細部を含む。しかし、当業者であれば、これらの概念が、これらの具体的な細部なしでも実施できることは明らかであろう。いくつかの例では、よく知られている構造および構成要素は、そのような概念を不明瞭にすることを避けるために、ブロック図の形で示される。
ここで、ウェアラブルデバイスのための熱管理機構のいくつかの態様が、種々の装置および方法を参照しながら提示されることになる。これらの装置および方法は、以下の詳細な説明において説明され、種々のブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなど(まとめて「要素」と呼ばれる)によって添付の図面に示される。
図1は、従来のウェアラブルデバイス100の平面図120と、線A−Aに沿ったウェアラブルデバイスの側断面図130とを示す図である。ウェアラブルデバイス100はスマートウォッチとすることができる。ウェアラブルデバイス100は、電子構成要素および熱伝達構成要素を含む、デバイス構成要素を封入する筐体102を含む。電子構成要素は、たとえば、IC106と、電池(図示せず)と、メモリ構成要素(図示せず)と、プリント回路基板(PCB)108とを含む場合がある。熱伝達構成要素は、ヒートスプレッダ110と、ヒートシンク114とを含む場合がある。筐体102の表面は、液晶ディスプレイ(LCD)104を含む場合があり、その一部が筐体の中に延在する。
また、ウェアラブルデバイス100は、筐体102に取り付けられる付属品112を含む。付属品は筐体102の外部に位置する。1つの構成では、付属品112はリストバンドとすることができる。別の構成では、付属品112は眼鏡のテンプルの先端とすることができる。他の構成では、付属品112は、ヘッドバンド、アームバンド、レッグバンド、足首バンド、またはウェアラブルデバイス100を人体に取り付ける任意のものとすることができる。
ヒートスプレッダ110は、熱を生成しているか、または放出している熱源(たとえば、IC106)からヒートシンク114に熱を移動させるか、または分散させる熱交換器である。ヒートシンク114は、補助熱交換器として機能する。ヒートシンク114の表面積および形状は熱源106より大きい。したがって、ヒートシンク114は、放熱することに関して熱源106より効率的である。ヒートスプレッダ110は、放熱するためにヒートシンク114をより十分に利用できるように、熱源106によって生成または放出された熱をヒートシンク114に分散させるか、または伝達する。図1に示されるように構成されるウェアラブルデバイスが、熱をより効率的に分散させるか、または放熱するために、ヒートシンク114と組み合わせて熱伝達機構、たとえば、ヒートスプレッダ110を含む場合であっても、筐体102が、ヒートシンク114の表面サイズを制限する。したがって、皮膚温度または表面温度を低減する際のヒートシンク114の実効性が制限される。したがって、皮膚温度または表面温度を低減するためのより実効的な熱管理方法が望ましい。
図2は、ウェアラブルデバイス200の平面図220と、線A−Aに沿ったウェアラブルデバイスの側断面図230とを示す図である。ウェアラブルデバイス200は、ウェアラブルデバイスの熱源によって生成された熱を、熱源から遠隔したウェアラブルデバイスの領域に拡散させるための機構を含む。1つの構成では、ウェアラブルデバイス200はスマートウォッチとすることができる。他の構成では、ウェアラブルデバイス200は眼鏡、ヘッドセット(たとえば、バーチャルリアリティヘッドセット)または人体の他の部分に身に着けることができるデバイスとすることができる。ウェアラブルデバイス200は、電子構成要素および熱伝達構成要素を含む、デバイス構成要素を封入する筐体202を含む。電子構成要素は、たとえば、IC206と、電池(図示せず)と、メモリ構成要素(図示せず)と、プリント回路基板(PCB)208とを含む場合がある。熱伝達構成要素は、ヒートスプレッダ210を含む場合がある。熱伝達構成要素は、オプションで、ヒートシンク214を含む場合がある。筐体202の表面は、液晶ディスプレイ(LCD)204を含む場合があり、その一部が筐体の中に延在する。
また、ウェアラブルデバイス200は、筐体202に取り付けられる付属品212を含む場合がある。付属品212は筐体202の外部に位置する。1つの構成では、付属品212はリストバンドとすることができる。別の構成では、付属品212は、眼鏡のテンプルの先端とすることができる。他の構成では、付属品212は、ヘッドバンド、アームバンド、レッグバンド、足首バンド、またはウェアラブルデバイス200を人体に取り付ける任意のものとすることができる。ウェアラブルデバイス200はヒートスプレッダ210を含む場合があり、ヒートスプレッダは、筐体202の内部から、筐体内の開口部222および224を貫通し、付属品212の少なくとも一部226を貫通して、筐体202の外部にある付属品212の中に延在する。
IC206のような電子構成要素のうちの1つまたは複数が、電子構成要素に熱を放出させる1組の動作/機能を実行することができる。1つの構成では、電子構成要素によって実行される1組の動作/機能(たとえば、計算および通信)が熱を生成する目的でない場合であっても、電子構成要素は熱を放出する。言い換えると、電子構成要素によって生成された熱は、構成要素の意図した動作/機能の副産物である。1つの構成では、IC206は、単一のチップの中にコンピュータまたは他の電子システムのすべての構成要素を組み込むシステムオンチップ(SOC)とすることができる。別の構成では、IC206は、単一のパッケージの中にいくつかのチップを含むSiPとすることができる。さらに別の構成では、IC206は、垂直方向に別個の部分からなるロジックおよびメモリボールグリッドアレイ(BGA)パッケージを組み合わせるPoPスタッキングとすることができる。1つの構成は、IC206は、中央処理ユニット(CPU)、グラフィックス処理ユニット(GPU)またはワイヤレス通信チップのうちの少なくとも1つを含む。1つの構成では、IC206はPCB208上に実装することができる。1つの構成では、IC206は電磁干渉(EMI)シールド(図示せず)内に封入される場合がある。PCB208は、非導電性基板上に積層された銅板からエッチングされた導電性トラック、パッドおよび他の機構を用いて、電子構成要素を電気的に接続する。
ヒートスプレッダ210は、熱を生成しているか、または放出している熱源(たとえば、IC106)から付属品212に熱を移動させるか、または分散させる熱交換器である。付属品212は、補助熱交換器として機能する。付属品212の表面積および形状は熱源206より大きい。したがって、付属品212は、放熱することに関して熱源206より効率的である。ヒートスプレッダ210は、付属品の少なくとも一部226を貫通して延在することによって、IC206によって生成または放出された熱を付属品212に分散させるか、または伝達し、それにより、付属品は放熱するためのヒートシンクとして利用することができる。ヒートスプレッダ210は、熱伝導性材料から形成される。
1つの構成では、ヒートスプレッダ210は、高い熱伝導率を有する銅から形成されるプレートとすることができる。他の構成では、ヒートスプレッダ210は、銅箔のシート、アルミニウム箔のシート、1つまたは複数の細いヒートパイプ、または炭素繊維のうちの少なくとも1つから形成することができる。ヒートパイプは細長くすることができる。ヒートパイプの通常の厚さは0.3mmから1mm以上とすることができる。ヒートパイプの長さは、設計の要求に応じることができる。1つの構成では、1つまたは複数のヒートパイプが、熱い領域(たとえば、IC)から冷たい領域(たとえば、リストバンド)まで延在する。銅、アルミニウムおよびグラファイトを利用するヒートスプレッダは、ヒートパイプから形成されるヒートスプレッダよりはるかに薄くすることができる。1つの構成では、銅、アルミニウムおよびグラファイトを利用するヒートスプレッダの厚さは、50ミクロン以上とすることができる。1つの構成では、ヒートスプレッダの長さおよび幅は、設計によって決まり、たとえば、ヒートスプレッダがそこを貫通して延在するリストバンドの寸法によって決まる。モバイルデバイスを設計する際に厚さは重要な要素であるので、設計者は、非常に薄いヒートスプレッダを用いて、デバイス全体の厚さを薄くすることができる。
ヒートスプレッダ210は、付属品212に埋め込むことができるので、人体/皮膚に直接接触しない。付属品212は、1つまたは複数の材料、たとえば、1つまたは複数のタイプのプラスチックおよび/または金属から形成することができる。プラスチック材料の熱伝導率は低い。通常のポリマー材料は0.3W/m−Kの熱伝導率を有する。金属材料は高い熱伝導率を有する。たとえば、鋼を基にする材料は、使用される合金によるが、15W/m−K以上の熱伝導率を有する場合がある。アルミニウムを基にする材料は、120W/m−K〜240W/m−Kの範囲内の熱伝導率を有する場合がある。
1つの構成では、熱が皮膚から離れて放熱されるように、ユーザの皮膚が触れる付属品212の側は、皮膚から離れた側より断熱性を高くすることができる。たとえば、ユーザの皮膚が触れる付属品212の側は、プラスチック/ポリマーを基にする材料から形成することができ、たとえば、0.3W/m−Kの熱伝導率を有する。1つの構成では、ユーザの皮膚が触れる付属品212の側は、金属を基にする材料から形成される場合があるが、熱的に分離するためにIC/PCBと金属との間に薄い空隙が存在する場合がある(空気の熱伝導率は非常に低く、約0.026W/m−Kである)。
ヒートスプレッダ210は、筐体内の1つまたは複数の電子構成要素によって放出される熱を取り込むために、筐体202内の1つまたは複数の表面と直接、または間接的に接触している場合がある。たとえば、ヒートスプレッダ210は、ウェアラブルデバイスの電子構成要素、ウェアラブルデバイスの熱伝達構成要素、およびウェアラブルデバイスの筐体202の1つまたは複数の表面と接触している場合がある。電子構成要素に関して、ヒートスプレッダ210は、IC206の表面、PCB208の表面、IC206のEMIシールド(図示せず)の表面、電源、たとえば、電池(図示せず)の表面、メモリ構成要素(図示せず)の表面と直接接触している場合がある。熱伝達構成要素に関して、ヒートスプレッダ210は、筐体202内に存在する場合があるオプションのヒートシンク214の表面と直接接触している場合がある。
ヒートスプレッダ210は、筐体202内から筐体の外部への熱伝導経路を設けるために、筐体の開口部222および224を通り抜け、付属品212の少なくとも一部226を貫通して延在する。熱伝導経路は、IC206のような電子構成要素によって放出される熱を付属品212に伝達する。ヒートスプレッダ210は、付属品を形成する材料によって包囲されるように、付属品212の内部に位置決めされる。
付属品212は、ヒートスプレッダ210によって伝達された熱を対流および放射の一方または両方によって付属品に放熱するように構成することができる。付属品による放熱は、IC206によって放出される熱の影響を軽減し、それにより、ウェアラブルデバイス200を冷却し、改善されたユーザ体験を提供する。付属品212の表面積がより大きくなり、筐体202の外部に延在するヒートスプレッダ210がより大きくなるので、付属品212は、筐体202内の構成要素より実効的に放熱する。それゆえ、付属品212は、ウェアラブルデバイス200のためのヒートシンクとしての役割を果たすことができる。
対流は、流体(たとえば、空気)の運動による場所から場所への熱伝達である。1つの構成では、付属品は、付属品212と空気との間の対流による熱伝達(すなわち、空気の運動による熱伝達)によって放熱する。
別の構成では、付属品212はオプションで、ヒートスプレッダ210が少なくとも部分的にそこを貫通して延在するエリア内に1つまたは複数の透明部分216、218を含むことができる。付属品212の透明部分216および218は、透明材料から形成され、放射によって放熱を与える。放射は、空間を通して、または物質媒体を通しての可視光の形の熱伝搬である。透明材料から形成される物質媒体は、可視光が通り抜けるのを助け、それにより、放射による熱伝達を助長する。透明部分216および218があるため、ヒートスプレッダ210が、放射を通して周囲空気に露出する。したがって、この構成では、付属品212と空気との間の対流による熱伝達(すなわち、空気の運動による熱伝達)を通しての放熱に加えて、付属品212は、ヒートスプレッダ210を通して受けた熱を放射によって放熱することもでき、放熱に関してより実効的になる。1つの構成では、付属品212全体を、放射による熱伝達を助長する透明材料から形成することができる。
図3は、熱管理の方法の流れ図300である。その方法は、ウェアラブルデバイスによって実行される場合がある。1つの構成では、ウェアラブルデバイスはスマートウォッチとすることができる。1つの構成では、その方法は、スマートウォッチがオンに切り替えられるときに開始する。
302において、スマートウォッチは、スマートウォッチの筐体内に位置する1つまたは複数の電気構成要素によって放出される熱の少なくとも一部を取り込む。熱は、スマートウォッチの筐体202内の1つまたは複数の表面と接触しているスマートウォッチの熱伝導経路210によって取り込まれる場合がある。1つまたは複数の表面は、電子構成要素の表面および筐体の表面のうちの1つまたは複数とすることができる。熱伝導経路は、熱伝導性材料を含む場合がある。たとえば、熱伝導性材料は、銅箔、アルミニウム箔、細いヒートパイプまたは炭素繊維のうちの少なくとも1つを含む場合がある。1つまたは複数の電子構成要素は、スマートウォッチのための1組の動作/機能を実行することに起因して熱を放出する。1つの構成では、電子構成要素によって実行される1組の動作/機能(たとえば、計算および通信)が熱を生成する目的でない場合であっても、電子構成要素は熱を放出する。言い換えると、電子構成要素によって生成された熱は、構成要素の意図した動作/機能の副産物である。
1つの構成では、1つまたは複数の電子構成要素は、単一のチップの中にコンピュータまたは他の電子システムのすべての構成要素を組み込むシステムオンチップ(SOC)とすることができる。別の構成では、1つまたは複数の電子構成要素は、単一のパッケージの中にいくつかのチップを含むSiPとすることができる。さらに別の構成では、1つまたは複数の電子構成要素は、垂直方向に別個の部分からなるロジックおよびメモリBGAパッケージを組み合わせるPoPスタッキングとすることができる。1つの構成では、1つまたは複数の電子構成要素は、CPU、GPUまたはワイヤレス通信チップのうちの少なくとも1つを含む。1つの構成では、1つまたは複数の電子構成要素は、上記の図2に関連して説明されたIC206とすることができる。
304において、スマートウォッチは、取り込まれた熱の少なくとも一部をスマートウォッチの筐体の外部にあるリストバンドに伝達する。リストバンドは、スマートウォッチの筐体に取り付けられる。リストバンドを用いて、スマートウォッチを人体の手首に取り付けることができる。リストバンドは、図2に関連して先に説明された付属品212とすることができる。1つの構成では、取り込まれた熱の少なくとも一部は、筐体の内部とリストバンドの内部との間に設けられる熱伝導経路によって伝達される。たとえば、伝導経路は、スマートウォッチの筐体内の表面に結合され(たとえば、接触による)、リストバンドの少なくとも一部を貫通して延在する、図2に関連して先に説明されたヒートスプレッダ210のような、ヒートスプレッダによって設けることができる。
306において、スマートウォッチは、伝達された熱の少なくとも一部を、リストバンドの少なくとも1つの表面を通して放熱する。1つの構成では、熱は、リストバンドと空気の間の対流による熱伝達を通して放熱される。別の構成では、リストバンドの少なくとも一部(たとえば、図2に関連して先に説明された透明部分216および218)が、透明材料から形成される場合がある。それゆえ、対流による熱伝達に加えて、熱は、リストバンドの透明部分を通して、放射によって放熱することもできる。
図4は、図3の方法を実施するように構成されるウェアラブルデバイス400の側断面図を示す図である。1つの構成では、ウェアラブルデバイス400の各構成要素が、図2を参照しながら先に説明されたウェアラブルデバイス200の対応する構成要素と同様の機能を果たす。1つの構成では、ウェアラブルデバイス400はスマートウォッチである。ウェアラブルデバイス400は、1つまたは複数の電子構成要素406、408と、筐体402とを含むことができる。
ウェアラブルデバイス400は、電子構成要素406、408によって放出される熱の少なくとも一部を取り込むための手段を含むことができる。熱を放出する電子構成要素は、IC406のような、直接の熱源の場合があるか、または他の電子構成要素406から熱を吸収するPCB408のような間接的な熱源の場合がある。放出された熱の少なくとも一部を取り込むための手段は、熱伝導経路の一部を有する筐体内の1つまたは複数の表面に結合される(たとえば、接触による)ように構成することができる。熱伝導経路は、熱伝導性材料から形成される場合がある。熱伝導性経路は、銅箔、アルミニウム箔、細いヒートパイプまたは炭素繊維の形をとることができる。
取り込むための手段は、電子構成要素406、408によって放出される熱を取り込むために筐体402内の1つまたは複数の表面と直接、または間接的に接触するヒートスプレッダ410の一部422とすることができる。図4において、取り込むための手段422は、PCB408と直接接触している。他の構成では、取り込むための手段は、IC406または筐体402と直接接触している場合がある。取り込むための手段は、それぞれが筐体402内の異なる表面と接触している部分を有する場合がある1つまたは複数のヒートスプレッダ410を含むことができる。
また、ウェアラブルデバイス400は、取り込まれた熱の少なくとも一部を、筐体402の外部にある付属品412に伝達するための手段も含むことができる。1つの構成では、伝達するための手段は、筐体402の内部と付属品412の内部との間に熱伝導経路を設ける。熱伝導経路は、ヒートスプレッダ410によって設けられる場合がある。図4において、伝達するための手段410は、単一のヒートスプレッダ410を含む。他の構成では、伝達するための手段はいくつかのヒートスプレッダを含む場合があり、それぞれが筐体402内の1つまたは複数の表面と付属品412の内部との間に熱伝導経路を設ける。
ウェアラブルデバイス400は、伝達された熱の少なくとも一部を付属品412の少なくとも1つの表面を通して放熱するための手段をさらに含むことができる。1つの構成では、放熱するための手段は付属品412を含む。1つの構成では、放熱するための手段は、伝達された熱の少なくとも一部を付属品412の少なくとも1つの部分416、418を通して放射するように構成される。この目的で、付属品412の部分416、418は、ヒートスプレッダ410からデバイス400を包囲する空気420に熱426を放射できるようにする透明材料から形成される。1つの構成では、放熱するための手段は、付属品412の周囲の空気の運動を通して、伝達された熱の少なくとも一部を付属品412から空気に移動させるように構成される。この目的で、付属品412は、ヒートスプレッダ410から付属品412の表面に熱424を伝達できるようにする熱伝導性材料から形成することができ、その際、付属品は、熱424を空気420に伝達するために、デバイス400を包囲する空気420との対流による熱伝達を実行する。たとえば、付属品412は金属から形成することができる。付属品412からの放熱の方向は、付属品の異なる経路内にある異なる熱伝導率を有する材料によって制御することができる。1つの構成では、皮膚に触れる付属品412の側は、熱が皮膚から離れた方向に放熱されるように、皮膚から離れた側より断熱性が高い。
図5は、ウェアラブルデバイスの異なる構成の場合の熱伝達の結果を示す図を含む。上段の図502は、ヒートスプレッダを備えないウェアラブルデバイスの熱シミュレーションを示す。図示されるように、熱はウェアラブルデバイスの筐体508内に集中する。中段の図504は、完全にデバイスの筐体510内にあるヒートスプレッダを有するウェアラブルデバイスの熱シミュレーションを示す。図示されるように、熱は依然としてウェアラブルデバイスの筐体内に集中するが、ヒートスプレッダを備えない上段の図502のデバイスに比べてその程度は低い。下段の図506は、図2〜図4を参照しながら本明細書において開示されたような、デバイスの筐体512内から、デバイスの付属品514を貫通して延在するヒートスプレッダを有するウェアラブルデバイスの熱シミュレーションを示す。付属品514は、デバイスの筐体512に取り付けられる。下段の図506に示されるように、付属品514、およびウェアラブルデバイスの筐体512にわたって熱がより均等に分散する。
表520に示されるように、ウェアラブルデバイスの1つまたは複数の電子構成要素(たとえば、筐体内のIC)の動作温度は、ヒートスプレッダを備えない場合に48.1℃であり、筐体の内部にヒートスプレッダがある場合に46.7℃であり、ヒートスプレッダが付属品を貫通して延在する場合に44.5℃である。ウェアラブルデバイスの皮膚温度または表面温度はそれぞれ、40.2℃、39.8℃および37.5℃である。それゆえ、ヒートスプレッダが付属品を貫通して延在する場合、電子構成要素の動作温度およびウェアラブルデバイスの皮膚/表面温度は、他の構成より実質的に低い。
開示されたプロセス/流れ図内のブロックの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス/流れ図内のブロックの特定の順序または階層は、再配置される場合があることを理解されたい。さらに、いくつかのブロックは組み合わされるかまたは省略される場合がある。添付の方法クレームは、種々のブロックの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
上述の説明は、当業者が本明細書において説明された種々の態様を実施できるようにするために提供される。これらの態様への種々の変更が当業者には容易に明らかになり、本明細書において規定された一般原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示される態様に限定されることは意図されず、クレーム文言と一致するすべての範囲を与えられるべきであり、単数形での要素への参照は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味することが意図される。「例示的な」という単語は、本明細書では、「例、実例、または例証として機能する」を意味するために使用される。「例示的」として本明細書において説明されるいずれの態様も、必ずしも他の態様よりも好ましいか、または有利であると解釈されるべきでない。別段に明記されていない限り、「いくつか」という用語は、1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含む場合がある。具体的には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCの場合があり、任意のそのような組合せは、A、B、またはCのうちの1つまたは複数のメンバを含む場合がある。当業者にとって周知の、または後に周知となる、本開示全体を通じて説明された種々の態様の要素に対するすべての構造的および機能的均等物が、参照により本明細書に明白に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されることが意図される。さらに、本明細書に開示されたものはいずれも、そのような開示が特許請求の範囲において明示的に列挙されているか否かにかかわらず、公に捧げられることを意図するものではない。「ための手段」という句を使用して要素が明確に列挙されていない限り、いかなるクレーム要素もミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
100 ウェアラブルデバイス
102 筐体
104 液晶ディスプレイ(LCD)
106 IC、熱源
108 プリント回路基板(PCB)
110 ヒートスプレッダ
112 付属品
114 ヒートシンク
120 平面図
130 側断面図
200 ウェアラブルデバイス
202 筐体
204 液晶ディスプレイ(LCD)
206 IC
208 プリント回路基板(PCB)
210 ヒートスプレッダ
212 付属品
214 ヒートシンク
216 透明部分
218 透明部分
220 平面図
222 開口部
224 開口部
226 付属品の少なくとも一部
230 側断面図
300 流れ図
400 ウェアラブルデバイス
402 筐体
406 電子構成要素、IC
408 電子構成要素、PCB
410 ヒートスプレッダ
412 付属品
420 空気
422 ヒートスプレッダの一部、取り込むための手段
426 熱
502 上段の図
504 中段の図
506 下段の図
508 筐体
510 筐体
512 筐体
514 付属品
520 表

Claims (15)

  1. ウェアラブルデバイスであって、
    前記ウェアラブルデバイスの動作中に熱を放出する、筐体内の少なくとも1つの電子構成要素と、
    前記筐体に取り付けられる付属品と、
    前記少なくとも1つの電子構成要素によって放出される熱の少なくとも一部を取り込み、前記取り込まれた熱の少なくとも一部を前記付属品の内部に伝達するように構成される熱伝達構成要素とを備え、
    前記熱伝達構成要素は、前記付属品の少なくとも一部を貫通して延在し、
    前記デバイスが、
    前記付属品の少なくとも一部が、透明材料を含むこと、
    前記付属品は、前記熱伝達構成要素によって伝達された熱の少なくとも一部を、前記付属品の前記少なくとも一部を通して放射するように構成されることを特徴とするウェアラブルデバイス。
  2. 前記付属品は、対流による放熱を与える、請求項1に記載のウェアラブルデバイス。
  3. 前記付属品は、第1の側が第1の熱伝導性材料を備え、第2の側が前記第1の熱伝導性材料未満の熱伝導率を有する第2の熱伝導性材料を備えるように構成される、請求項1に記載のウェアラブルデバイス。
  4. スマートウォッチの熱管理の方法であって、
    筐体内に位置する1つまたは複数の電子構成要素によって放出される熱の少なくとも一部を取り込むステップと、
    前記取り込まれた熱の少なくとも一部を前記スマートウォッチの前記筐体の外部にあるリストバンドに伝達するステップであって、前記リストバンドは前記筐体に取り付けられ、前記リストバンドの少なくとも一部が透明材料を含むことを特徴とする、伝達するステップと、
    前記伝達された熱の少なくとも一部を、前記リストバンドの少なくとも1つの表面を通して放熱するステップであって、前記伝達された熱の前記少なくとも一部を前記放熱するステップは、前記伝達された熱の前記少なくとも一部を、前記リストバンドの少なくとも一部を通して放射するステップを含む、ステップとを含む、方法。
  5. 放出された熱の前記少なくとも一部を前記取り込むステップは、熱伝導経路の一部を有する前記筐体内の1つまたは複数の表面に結合されるステップを含む、請求項に記載の方法。
  6. 前記取り込まれた熱の前記少なくとも一部を前記伝達するステップは、前記筐体の内部と前記リストバンドの内部との間に前記熱伝導経路を設けるステップを含む、請求項に記載の方法。
  7. 前記伝達された熱の前記少なくとも一部を前記放熱するステップは、前記伝達された熱の前記少なくとも一部を、前記リストバンドの周囲の空気の運動を通して、前記リストバンドから空気に移動させるステップをさらに含む、請求項に記載の方法。
  8. 熱管理のための装置であって、前記装置はスマートウォッチであり、
    筐体内に位置する1つまたは複数の電子構成要素によって放出される熱の少なくとも一部を取り込むための手段と、
    前記取り込まれた熱の少なくとも一部を前記スマートウォッチの前記筐体の外部にあるリストバンドに伝達するための手段であって、前記リストバンドは前記筐体に取り付けられ、前記装置が、前記リストバンドの少なくとも一部が透明材料を含むことを特徴とする、伝達するための手段と、
    前記伝達された熱の少なくとも一部を、前記リストバンドの少なくとも1つの表面を通して放熱するための手段であって、前記伝達された熱の前記少なくとも一部を前記放熱するための手段は、前記伝達された熱の前記少なくとも一部を前記リストバンドの少なくとも一部を通して放射するように構成される、手段とを備える、装置。
  9. 少なくとも1つの電子構成要素をさらに含み、前記少なくとも1つの電子構成要素が、システムオンチップ(SOC)、中央処理ユニット(CPU)、グラフィックス処理ユニット(GPU)、ワイヤレス通信チップ、プリント回路基板(PCB)または電磁干渉(EMI)シールドのうちの1つを含む、請求項8に記載の装置。
  10. 放出される熱の少なくとも一部を取り込むための前記手段は、熱伝導経路の一部を有する前記筐体内の1つまたは複数の表面に結合されるように構成される、請求項に記載の装置。
  11. 前記1つまたは複数の表面は前記1つまたは複数の電子構成要素の表面を含む、請求項5に記載の方法または請求項10に記載の装置。
  12. 前記熱伝導経路は熱伝導性材料を含む、請求項5に記載の方法または請求項10に記載の装置。
  13. 前記熱伝導経路は、銅箔、アルミニウム箔、ヒートパイプまたは炭素繊維の少なくとも1つを含む、請求項5に記載の方法または請求項10に記載の装置。
  14. 前記取り込まれた熱の前記少なくとも一部を伝達するための前記手段は、前記筐体の内部と前記リストバンドの内部との間に前記熱伝導経路を設けることを含む、請求項10に記載の装置。
  15. 前記伝達された熱の前記少なくとも一部を放熱するための前記手段は、前記伝達された熱の前記少なくとも一部を、前記リストバンドの周囲の空気の運動を通して、前記リストバンドから空気に移動させるようにさらに構成される、請求項に記載の装置。
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