JP6714136B1 - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力変換装置において、リフロー工程におけるバスバーの昇温時間を短縮化する。【解決手段】バスバー10cと、バスバー10cを保持するパワーモジュールケース10bと、バスバー10cにはんだ接続されるパワーデバイス10aとを備える電力変換装置であって、バスバー10cとして、平行に対向配置された上側バスバー10eと下側バスバーとを備え、パワーモジュールケース10bが上側バスバー10eの下側バスバーの対向面と反対側の面を露出するバスバー露出開口10b3を有している。【選択図】図2

Description

本発明は、電力変換装置に関するものである。
電気自動車等の車両には、バッテリとモータとの間に電力変換装置(PCU:Power Control Unit)が設けられている。このような電力変換装置は、複数のパワーデバイス(パワー半導体チップ)や、これらのパワーデバイスを収容するパワーモジュールケースを備えている。例えば特許文献1に開示されているように、パワーモジュールケースには電送路となるバスバーが内包されており、バスバーとパワーデバイスとがはんだ接続されている。
特開2014−187818号公報
ところで、このようなバスバーとパワーデバイスとをはんだ付けする場合には、一般的にリフロー炉によってはんだを溶融させ、バスバーとパワーデバイスの端子とを接続している。ところが、リフロー工程においては、バスバーを内包するパワーモジュールケースの全体がリフロー炉にて加熱される。リフロー工程では、バスバーを目標温度まで昇温する必要があるため、バスバーが目標温度に到達するまではリフロー炉にてパワーモジュールが高温状態を保持されることとなる。このため、リフロー工程におけるパワーモジュールケースの負荷を低減するため、バスバーの昇温時間を短縮することが望まれている。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、電力変換装置において、リフロー工程におけるバスバーの昇温時間を短縮化することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、バスバーと、上記バスバーを保持するパワーモジュールケースと、上記バスバーにはんだ接続されるパワーデバイスとを備える電力変換装置であって、上記バスバーとして、平行に対向配置された第1バスバーと第2バスバーとを備え、上記パワーモジュールケースは、上記第1バスバーの上記第2バスバーの対向面と反対側の面を露出するバスバー露出開口を有するという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記第1バスバーの延伸方向に沿って、上記バスバー露出開口が分散して複数設けられているという構成を採用する。
第3の発明は、上記第2の発明において、上記パワーモジュールケースは、上記バスバー露出開口同士の間に配置されると共に、上記第1バスバーを跨ぐブリッジ電送路を内包する架橋部を有するという構成を採用する。
第4の発明は、上記第1〜第3いずれかの発明において、上記バスバーが長尺状の板形状と基部と、上記基部の側縁部から突出すると共に上記パワーデバイスにはんだ接続される接続部とを有し、上記パワーモジュールケースが、上記基部の上記側縁部を露出させることなくモールドしているという構成を採用する。
第5の発明は、上記第1〜第4いずれかの発明において、上記第1バスバーと上記第2バスバーとの配列方向から見て、上記第1バスバーの延伸方向と直交する方向から上記第1バスバーを挟んで複数の上記パワーデバイスが配置されているという構成を採用する。
本発明によれば、第1バスバーと第2バスバーとが平行に対向配置され、さらに第1バスバーの第2バスバーとの対向面と反対側の面の一部が、パワーモジュールケースに設けられたバスバー露出開口によって露出されている。このため、リフロー工程にて、バスバー露出開口にて露出された領域では、リフロー炉内の熱がパワーモジュールによって遮蔽されることなく第1バスバーに到達する。このため、第1バスバーを短時間で昇温させることができる。さらに、第1バスバーと第2バスバーとが対向配置されているため、第1バスバーを介して第2バスバーも短時間で昇温することができる。したがって、本発明によれば、電力変換装置において、リフロー工程におけるバスバーの昇温時間を短縮化することが可能となる。
本発明の一実施形態における電力変換装置の概略構成を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態における電力変換装置が備えるパワーモジュールの模式的な平面図である。 本発明の一実施形態における電力変換装置が備えるバスバーを実線にて示したパワーモジュールの模式的な平面図である。 (a)が図2のA−A断面図であり、(b)が図2のB−B断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る電力変換装置の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の電力変換装置1の概略構成を示す分解斜視図である。本実施形態の電力変換装置1は、電気自動車等の車両に搭載され、不図示のモータ(負荷)とバッテリとの間に設けられている。このような本実施形態の電力変換装置1は、図1に示すように、インテリジェントパワーモジュール2と、コンデンサ3と、本体ケース4とを備えている。
インテリジェントパワーモジュール2は、パワーモジュール10、回路基板11及び不図示の電流センサ等を備えている。パワーモジュール10は、パワー半導体素子を有する不図示の複数のパワーデバイス10a(図2参照)、これらのパワーデバイス10aを保持するパワーモジュールケース10b、パワーデバイス10aに接続されたバスバー10c(図2参照)、及び、冷却用のウォータジャケット10d等を備えている。回路基板11は、パワーモジュール10に積層されており、パワーデバイス10aを駆動する駆動回路等を備えている。不図示の電流センサは、バスバー10cを流れる電流を検出するセンサでありパワーモジュールケース10bに保持されている。
コンデンサ3は、インテリジェントパワーモジュール2と接続されており、パワーモジュール10を挟んで回路基板11と反対側に配置されている。本体ケース4は、インテリジェントパワーモジュール2及びコンデンサ3を収容するケースであり、上部ケース4aと、中央ケース4bと、下部ケース4cとを備えている。これらの上部ケース4a、中央ケース4b及び下部ケース4cは、パワーモジュール10と回路基板11との積層方向に分割可能に接続されている。上部ケース4aは、回路基板11側からインテリジェントパワーモジュール2を覆っており、中央ケース4bと締結されている。中央ケース4bは、リアクトルが内蔵されると共に、インテリジェントパワーモジュール2の周囲を覆っている。下部ケース4cは、インテリジェントパワーモジュール2とモータとを接続するための接続コネクタが設けられており、中央ケース4bに締結されている。
この電力変換装置1は、パワーデバイス、コンデンサ3及びリアクトル等で構成される昇降圧回路や、インバータ回路を備えており、バッテリから供給された電力を三相交流電力に変換してモータに供給したり、モータからの回生電力をバッテリに回送したりする。
図2は、本実施形態の電力変換装置1が備えるパワーモジュール10の平面図である。上述のように、インテリジェントパワーモジュール2が備えるパワーモジュール10は、複数のパワーデバイス10aと、これらのパワーデバイス10aを保持するパワーモジュールケース10bと、パワーデバイス10aに接続されたバスバー10cとを備えている。
パワーデバイス10aは、回路基板11に設けられた駆動回路によって駆動されるスイッチング素子を含むチップ化されたスイッチングデバイスであり、例えばインバータ回路のアームを形成している。このようなパワーデバイス10aは、図2に示すように、後述する上側バスバー10e(及び後述する下側バスバー10f)を平面視にて挟み込むように複数配置されており、上側バスバー10eの一方側の領域(上側バスバー10eの延伸方向と直交する方向における上側バスバー10eの一方側の領域)と、他方側の領域(上側バスバー10eの延伸方向と直交する方向における上側バスバー10eの他方側の領域)との各々の領域にて、上側バスバー10eの延伸方向に沿って配列されている。本実施形態においては、上側バスバー10eの一方側の領域と上側バスバー10eの他方側の領域との各々に7つで合計14個のパワーデバイス10aが配列されている。
パワーモジュールケース10bは、絶縁性の樹脂材料によって形成されており、上側バスバー10e(及び下側バスバー10f)が延びる方向を長手方向とする略長方形状とされている。このパワーモジュールケース10bは、パワーデバイス10aを収容するための収容凹部10b1をパワーデバイス10aと同数有している。
また、パワーモジュールケース10bは、平面視の短手方向における略中央部に、長手方向に直線状に延びる中央バスバー保持部10b2を有している。この中央バスバー保持部10b2は、上側バスバー10e及び下側バスバー10fを内包する部位である。さらに、本実施形態のパワーモジュールケース10bは、中央バスバー保持部10b2に対して形成された複数のバスバー露出開口10b3を有している。
これらのバスバー露出開口10b3は、上側バスバー10eの表面の一部を露出する開口部である。このようなバスバー露出開口10b3は、上側バスバー10eが延びる方向(延伸方向)に沿って配列されている。つまり、本実施形態においては、パワーモジュールケース10bは、上側バスバー10eの延伸方向に沿ってバスバー露出開口10b3が分散して複数設けられている。
バスバー露出開口10b3同士の間には、架橋部10b4が設けられている。つまり、架橋部10b4は、複数設けられており、バスバー露出開口10b3と同様に上側バスバー10eに沿って配列されている。これらの架橋部10b4の内部には、後述するブリッジバスバー10g(上側バスバー10eを跨ぐブリッジ電送路)が内包されている。このように、本実施形態においてパワーモジュールケース10bは、バスバー露出開口10b3同士の間に配置されると共に、上側バスバー10eを跨ぐブリッジバスバー10gを内包する架橋部10b4を備えている。
また、このようなパワーモジュールケース10bの側面部には、コンデンサ3やモータのコネクタ等と電気的に接続するための接続端子10b5が複数設けられている。これらの接続端子10b5のいくつかは、例えばブリッジバスバー10gと接続されている。さらに、このようなパワーモジュールケース10bには、パワーデバイス10aを回路基板11に電気的に接続するための端子が複数設けられている。
バスバー10cは、不図示のバッテリと不図示のモータとの間で電流を流すための電送路であり、例えば銅によって形成されている。本実施形態においてパワーモジュール10は、バスバー10cとして、上側バスバー10e(第1バスバー)と、下側バスバー10f(第2バスバー)と、ブリッジバスバー10gとを備えている。
図3は、バスバー10cを実線にて示したパワーモジュール10の模式的な平面図である。また、図4(a)は図2のA−A断面図であり、図4(b)は図2のB−B断面図である。例えば、図4に示すように、上側バスバー10eと下側バスバー10fとは、対向配置されるようにして平行に配置されている。上側バスバー10eは下側バスバー10fの上方に配置されており、下側バスバー10fは上側バスバー10eの下側に配置されている。これらの上側バスバー10eと下側バスバー10fとは、平面視にて(上側バスバー10eと下側バスバー10fとの配列方向から見て)、パワーデバイス10aの長手方向に沿って略直線状に延伸されている。これらの上側バスバー10eと下側バスバー10fとは、パワーモジュールケース10bに設けられた接続端子10b5を介して不図示のバッテリ(昇圧回路)、コンデンサ3等と接続されている。
上側バスバー10eと下側バスバー10fとの間には、絶縁層10hが設けられている。この絶縁層10hは、例えば樹脂によって形成されており、パワーモジュールケース10bの一部によって形成されていても良いし、パワーモジュールケース10bとは別体の部材とされていても良い。
また、図4(a)に示すように、上側バスバー10e及び下側バスバー10fは、各々が長尺状の板形状とされた基部10iと、基部10iの側縁部から突出して上方に向けられた接続部10jとを有している。接続部10jは、はんだ10kを介してパワーデバイス10aの端子10a1と接続される部位である。接続部10jは、上側バスバー10e及び下側バスバー10fとの延伸方向にて、パワーデバイス10aの端子10a1の配置位置に応じて離散的に設けられている。
本実施形態においては、上側バスバー10eの板状とされた基部10iの表裏面のうち、下側バスバー10fとの対向面と反対側の面が、バスバー露出開口10b3を介して露出されている。一方で、板状とされた基部10iの側縁部は、接続部10jが設けられた領域を除いてパワーモジュールケース10bによって覆われている。つまり、基部10iの側縁部は、パワーモジュールケース10bによって露出されることなくモールドされている。
ブリッジバスバー10gは、平面視において上側バスバー10eの一方側の領域に配置されたパワーデバイス10aと、平面視において上側バスバー10eの他方側の領域に配置されたパワーデバイス10aとを接続、またはコンデンサ3やモータのコネクタ等と接続するバスバー10cである。このブリッジバスバー10gは、図4(b)に示すように、上側バスバー10e及び下側バスバー10fを跨ぐように設けられており、パワーモジュールケース10bの架橋部10b4に上方から覆われた状態で内包されている。
このような本実施形態の電力変換装置1を製造する場合において、パワーモジュール10を組み立てる場合には、リフロー工程にて、バスバー10cとパワーデバイス10aとをはんだ10kによって接合する。具体的には、まず、接続部10jを露出させた状態でバスバー10cを内包するパワーモジュールケース10bを形成し、このパワーモジュールケース10bの収容凹部10b1にパワーデバイス10aを配置する。その後、接続部10jとパワーデバイス10aの端子10a1とに接触するようにはんだを配置し、パワーモジュールケース10b及びパワーデバイス10aをリフロー炉に入れ加熱することで、バスバー10cとパワーデバイス10aとをはんだ10kによって接合する。
以上のような本実施形態の電力変換装置1は、バスバー10cと、バスバー10cを保持するパワーモジュールケース10bと、バスバー10cにはんだ接続されるパワーデバイス10aとを備えている。さらに、本実施形態の電力変換装置1においては、バスバー10cとして、平行に対向配置された上側バスバー10eと下側バスバー10fとを備え、パワーモジュールケース10bが、上側バスバー10eの下側バスバー10fの対向面と反対側の面を露出するバスバー露出開口10b3を有している。
このような本実施形態の電力変換装置1によれば、上側バスバー10eと下側バスバー10fとが平行に対向配置され、さらに上側バスバー10eの下側バスバー10fとの対向面と反対側の面の一部が、パワーモジュールケース10bに設けられたバスバー露出開口10b3によって露出されている。このため、リフロー工程にて、バスバー露出開口10b3にて露出された領域では、リフロー炉内の熱がパワーモジュールケース10bによって遮蔽されることなく上側バスバー10eに到達する。このため、上側バスバー10eを短時間で昇温させることができる。さらに、上側バスバー10eと下側バスバー10fとが対向配置されているため、上側バスバー10eを介して下側バスバー10fも短時間で昇温することができる。したがって、本実施形態の電力変換装置1によれば、リフロー工程におけるバスバー10cの昇温時間を短縮化することが可能となる。
また、本実施形態の電力変換装置1においては、上側バスバー10eの延伸方向に沿って、バスバー露出開口10b3が分散して複数設けられている。このような本実施形態の電力変換装置1によれば、局所的にバスバー露出開口10b3を設ける場合よりも、上側バスバー10eの延伸方向における複数箇所にて上側バスバー10eの表面が露出されるため、上側バスバー10eを延伸方向にて均等に昇温させることができる。さらに、下側バスバー10fも延伸方向にて均等に昇温させることができる。
また、本実施形態の電力変換装置1においては、パワーモジュールケース10bが、バスバー露出開口10b3同士の間に配置されると共に、上側バスバー10eを跨ぐブリッジバスバー10gを内包する架橋部10b4を有している。このような本実施形態の電力変換装置1によれば、ブリッジバスバー10gを内包する架橋部10b4がバスバー露出開口10b3同士の間に配置されているため、パワーモジュールケース10bの強度を向上させることが可能となる。
また、本実施形態の電力変換装置1においては、上側バスバー10e及び下側バスバー10fが長尺状の板形状と基部10iと、基部10iの側縁部から突出すると共にパワーデバイス10aにはんだ接続される接続部10jとを有し、パワーモジュールケース10bが、基部10iの側縁部を露出させることなくモールドしている。このような本実施形態の電力変換装置1によれば、少なくとも上側バスバー10e及び下側バスバー10fの基部10iがパワーモジュールケース10bにモールドされているため、上側バスバー10e及び下側バスバー10fをパワーモジュールケース10bにて確実に保持し、パワーモジュール10の絶縁を確保することが可能となる。
また、本実施形態の電力変換装置1においては、上側バスバー10eと下側バスバー10fとの配列方向(上側バスバー10eの露出領域の法線方向)から見て、上側バスバー10eの延伸方向と直交する方向から上側バスバー10eを挟んで複数のパワーデバイス10aが配置されている。このような本実施形態の電力変換装置1によれば、多数のパワーデバイス10aを短時間で昇温される上側バスバー10e(及び下側バスバー10f)に近づけて配置することができ、多数のパワーデバイス10aを短時間で上側バスバー10e(及び下側バスバー10f)に接合することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、バスバー露出開口10b3を複数設ける構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、単一のバスバー露出開口10b3を備える構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、ブリッジバスバー10gを架橋部10b4が内包する構成を採用した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、架橋部10b4がブリッジバスバー10gを内包しない構成を採用することも可能である。
1……電力変換装置、2……インテリジェントパワーモジュール、3……コンデンサ、4……本体ケース、10……パワーモジュール、10a……パワーデバイス、10a1……端子、10b……パワーモジュールケース、10b1……収容凹部、10b2……中央バスバー保持部、10b3……バスバー露出開口、10b4……架橋部、10b5……接続端子、10c……バスバー、10d……ウォータジャケット、10e……上側バスバー(第1バスバー)、10f……下側バスバー(第2バスバー)、10g……ブリッジバスバー(ブリッジ電送路)、10h……絶縁層、10i……基部、10j……接続部、10k……はんだ、11……回路基板

Claims (5)

  1. バスバーと、前記バスバーを保持するパワーモジュールケースと、前記バスバーにはんだ接続されるパワーデバイスとを備える電力変換装置であって、
    前記バスバーとして、平行に対向配置された第1バスバーと第2バスバーとを備え、
    前記パワーモジュールケースは、前記第1バスバーの前記第2バスバーの対向面と反対側の面を露出するバスバー露出開口を有する
    ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記第1バスバーの延伸方向に沿って、前記バスバー露出開口が分散して複数設けられていることを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  3. 前記パワーモジュールケースは、前記バスバー露出開口同士の間に配置されると共に、前記第1バスバーを跨ぐブリッジ電送路を内包する架橋部を有することを特徴とする請求項2記載の電力変換装置。
  4. 前記バスバーが長尺状の板形状と基部と、前記基部の側縁部から突出すると共に前記パワーデバイスにはんだ接続される接続部とを有し、
    前記パワーモジュールケースは、前記基部の前記側縁部を露出させることなくモールドしている
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載の電力変換装置。
  5. 前記第1バスバーと前記第2バスバーとの配列方向から見て、前記第1バスバーの延伸方向と直交する方向から前記第1バスバーを挟んで複数の前記パワーデバイスが配置されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか一項に記載の電力変換装置。
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